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三十一文字の日記帳のつもりで短歌をよんでいます。アイコンは母が撮ったルリビタキです。よろしくお願いいたします。

冬春の上着替え時悩みがち 暑い寒いのガチャガチャやめて
9
春めいたお店を巡りじんわりと置いていかれぬようにと焦る
6
ゴリゴリとマッサージうけおもうこと、このコリたちはどこからきたの
9
リンゴ酢て歯が溶けるんだ!なるほどね そのまま身体溶けてもいいよ
8
イヤイヤ期 職場環境、業務過多、上司もみんな、イヤイヤきらい
16
世界が終わる夢を見た 最期には生成色した波に飲まれた
8
おみくじに添えられた和歌うつくしく 吹く風さえも光って見える
15
顔に雪積もるくらいに降りかかる ゆきだるまってこうしてできる
15
目が覚めて 溶けかけの夜 部屋にいて ぬくい布団と 朝を見過ごす
10
秋野菜スモーク口に含む時、後片付けの花火が過ぎる
10
はなまるのシールリップにつけて持つ 笑顔忘れず 理性を捨てず
11
アイマスク下に今夜はどんな夜 つぶあんの夜 こしあんの夜
9
寝る前の考え事を明日には持ち越せないよ、だからはよ寝ろ。
11
カウンター席で飲め飲め白ワイン今夜を延ばして引き延ばして
9
器量とか責任とかを交ぜたやつ固めて付ける職場の肩書きアクセ
12
レオニャルド・フミンチという猫と夜喋り倒して寝落ちしたい
10
夜零時 商店街のシャッターが寝顔に見えて羨ましくて
9
愛のない日差しひんやり適温ね この距離のまま、ぬくもりもなく
10
いいじゃんか オレンジマリネの豚肉、からあげレモン、酢豚にパイン
8
まだ暑い秋の月見にパイナップル バガキン月見めっちゃ好きです
10
コロナ明け 他人ひとと話すの 五日ぶり わたしの声も 他人みたいで
12
なんとなくただなんとなく生きてたい 年輪の意味なんて要らずに
10
建物と空の高さは比例して田舎帰れば頭に日焼け
10
曇り空海との境足で消し世界に私だけと寝転ぶ
14
マイワシのミラーボールに目を細めダンスホールで踊る夢みる
10
身体から意識を放り出す眠気 残業続きの遠心力
14
香焚いて真っ直ぐのぼる煙よりわたしは燐寸マッチの煙が好き
13
水滴が肌に描いた鱗肌 このまま竜に為れたらいいな
12
数多あるやり直し地点 戻るなら いつに戻るか 戻っていいのか
19
ガラス吹きわたしの息の形を知る 泡立つ肌の風鈴できた
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