昨晩に 親父がコトコト 拵えてた 玄米粥を 今朝も食べました
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ど田舎の フォトジェニック スポットが  バスツアーの 名所になっとった
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⑵ 天と地が 逆転しそうな 大泣きに  ちっこい娘と 泣いてしもうた
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あなたのね 辛い悲しいことぜんぶ、この掃除機で吸い取ってあげるからね
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ポテトフライ フライドポテト 違いはね 前者は太くて 後者は細そう(個人的に)
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人が好き ぎゅうぎゅうづめの教室は 少しやりすぎだと思うけど
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救済や 支援と言う名で 金を撒き 弱者のままで いなよと諭す
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アンナプルナ 頂光あれ 呼吸するたび世界ができた
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ピアニスト バイオリニスト 薬剤師 これが私の   努力の事実
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結婚式 招待したいな 正装の猫 ウェディングドレス マーブルにしてよ
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秋日和 風無き庭にメジロ二羽 残りし花の狭間たわむる
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夕暮れの茜の色の残照に孤高に光る冬の三日月
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来月で介護3年目に突入 少しはわたし役立ってるかな
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夕暮れの イチョウ並木に 沈む陽が 優しさに満ち 祈りたくなる
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ランクひとつ落としてみよう思案して手に取る米の五㌔が重い
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石蕗の笑顔に押され病院の門をくぐりぬ抗癌の朝
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胡麻酢和え。酢と思てたら 白だしドバァー 虚無が創りだす 黒い卵焼き。 / 黒ゴマだった🙄
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あの頃は良かったなんて言うようにいつの間にやらなってしまった
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亡き父へのダイレクトメールまだ届きとりあえず生きていることにする
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いいにく1129の日なのに 魚をつつきたる 秋刀魚のわら焼き はらわた旨し
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ぬるき湯に浸かりて ゆるき幸詠う 忘却の路 そっともどりつ
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マスクして外した時にどっとくる 森羅万象全ての匂いが
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勝ち馬に乗って黒渦抜け出して疼く怒りをとっとこ忘れ
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幼日おさなびいだく 父の友人との写真眺む 届きぬ喪中
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ガラガラと壊されました此れ正に 私の自尊心だったもの
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行く秋の陽ざし静かな白壁にまったく静止の裸木はだかぎの影 
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たまゆらに 書けども遠き 命かな 余りある長さ でも足らず
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嘘つきは 他人を上手く 騙せても 自分の事は 上手く騙せず
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お前はさ 信じ過ぎだよ 俺の事 昔のダチが 電話を切った
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花見むと君と歩いたその先に 連なる木々は茶色く川は冷たし
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