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ひとつ詠む 記憶のかけら 掬い取る 溢れ消えゆく 全部、貴方の
8
予定決め嬉しいことが増えていく 期限付きの恋なの除けば
8
この歳で食べるの早いの恥ずかしいおしゃべりもせず丼に顔
8
空の色見上げてやっと気づく色 こんなに綺麗に抜けていたっけ
8
よろしくね百年経っても友だちね無邪気に言うけどそれもいいかも
8
ツインテール姿になった吾の遠く 虚無たる眼差し美容室にて
8
夕飯に冷やし中華を食べてみる辛子にむせる毎年のごと
8
夜の街電車が通りすぎていく灯りがまるで星空の様
8
あることを 止めると決めた その日から 奇跡が起こる そんな気になり
8
長時間 汗水垂らし 働いた 帰り道見る
切
(
き
)
った
爪
(
つめ
)
月
(
づき
)
8
遅すぎる日記書き始めて 書き損ねた記憶に潰され筆を折る
8
エアコンは二十八度で水平の風にしてればいいのに気付いた
8
花のなか ひとつ揺れずに 残された 香りはどこか まざれぬままで
8
毎日が 悔い改めの 日々となり 生まれ変われる 再生の時
8
もうちょっと いてもいいとは 思うけど まだまだ
梅雨
(
キミ
)
を 味わえてない
8
休みの日 ポキュンという 音をただ きくためだけに そっと家出する
8
***** 区切りつけ、さぁ 今までの わたし抱きしめ はじめの一歩
8
今日の日を中晦日とか名を付けてイベント化する輩は未だ居ぬ
8
こんなにも海は深いし空は広い あなたに分かる?この美しさ
8
私もう 貴女のことをいいわけにするはやめたの 死のうが他人
8
我は君 命預けた「にこいち」を いらない、云われ しんだ孤独死
8
子どもらの子ども時代を記憶することが大人の大事な仕事よ
8
いまだ恋ひ 絶え間なくあり 君去りぬ 我も人恋ひ また君求む
8
絶望にこわばる指の隙間からこぼれる赤をぬぐう闇色
8
縁側に揺れる盆提灯の灯は暮れる煙は空高く舞う
8
いつまでも僕は君にはなれないや鏡に映る君に呟く
8
綾鷹を 共有していた唾液には、 その数だけの初夏の暗部が
8
昨日ごと乾きし化粧映るしじま 家族のように立ちのぼる孤独
8
我が心い
連
(
つが
)
る遠き故郷にかろうじて見ゆ出羽の山並み
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とげとげの心も短歌にしたならば たなびくかなの曲がりにおさまる
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