むくけいこ  フォロー 12 フォロワー 14 投稿数 82

オグリにもオルフェーブルにもブラックにもジェントルドンナ神馬夢みし 

来年もオジュウチョウサン走るのか今年にめげる我は恥ずかし 

おもうこと甲斐性なしの情けなさ甲斐ある仕事出来るだろうか 

愚かなり貧乏性は貧乏だ分かったけれど変われず生きる 

置いた手に尻をのせて丸まって重いと抜いたら我を見る犬 

ボーダーコーリーわが犬の名のボーダーは有る時は有る無い時は無い 

日記記す今日も一日過ぎ去れし一行の言葉生きたのだろう 

きんつばを犬に隠れて食べようと口を開けたら犬の鼻ある 

首吊りし天の網島赤い紐下がる治兵衛に涙ながれし 

6時過ぎまだ太陽は出てこない暗い朝がまたやってきた 

紅葉の公園に建つ大滑り猛スピードに親子ではしゃぐ 

お金しか拝めなかった貧し時に無くした年月愛おしく来る 

犬が逃げ家族途方のSNS高校生が保護してくれた 

五時半に太陽はまだ出てこない冬というのは暗い時なり 

寒がりで毎年この月コタツ出す温かいのは幸せになる 

暗闇でフリスピーをキャッチする夜の公園犬絶好調 

道の駅見知らぬ花が売られてる値札に名前ホトトギスとある 

猫が今小さな爪を中に入れ肉球で優しく触ってくれた 

満足は小さなところにあるみたい栗ご飯の旨さと甘さ 

虫たちのオーケストラがはじまったコントラバスのカエルがいない 

ホーチミン原付バイクの四人乗り父母幼な子ら前だけを見る 

メコン川三毛作の米を食べ椰子の葉の屋根ココナッツミルクの石鹸 

八月は命日三人また一人お祖母様は夏の夜逝く 

老いた馬様々なこと働いて黒砂糖を美味そうに喰う 

私には君がいとしく美しく猛り喰う君尻尾を挙げる 

風さやか梅雨の真夜中心地よく月が出てきた蛙が笑う 

蒸しあがる草も土も生き物も梅雨の夕暮れジトっと元気 

雨上がりいきなり奏でる虫の声しじまの中にシンフォニー聞く 

蜘蛛の巣に朝露ひかり万華鏡罠というものあちこちにあり 

我が犬はドッグランに向かう時後部座席で雄叫びを哭く