昨日の夜、どこかに落とした錠剤を、掃除機が吸い込む音が響いた。
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某党首ゼロで割るごと問いたれば模範解答聞きたくもあり
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ねこ母へ お悔やみ申し上げまする タヌ猫さんへ冥福あれと
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東雲の明けの早さは加速して眩し陽光ひかりに力得る朝
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梅の花ミモザの花が如月の雨に濡れてる春呼ぶ雨に
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洗濯機回っているけど洗剤を 入れたかどうか思い出せない/歳なのか、最近の良くあるある…
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日の当たる土手を歩かば足元に春の便りや土筆つくし三本
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大型車 巧みに操る その腕は 華奢でしなやか 若きドライバー
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こちらへと色あざやかに菜の花が 春を招くよ川辺の小道
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雪洞ぼんぼりの まろあかりに 伏す君の 手弱女たおやめの如き 長き睫毛よ
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暁光に 染ましり凍てつく 襟立てて 届かぬ街の 君に幸あれ
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吹きゆける この北風に 頬こごえ 春よと願う 藍の夕空
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愛はときに失敗するけど 親切は失敗しない 多くの場合
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すれ違い二度と会わない人にこそ親切にするようにしている
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空の下で繋がっているとかではなく あなたの隣で見上げたい月
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雨上がり 実り輝く 柳の木 露はビードロ 空には太陽
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しんとした 新都心流す 深夜の軽 浸透する風が 冷ます嫉妬心
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何もかも、ほんの少しだけ何もかも嫌になったよ。明日も雨だし。
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「メンヘラの」枕詞に続く語を考える会夜の四時半
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世の中にあふれる点P死んだ目で動きつづける月曜の午後
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「来世では幼馴染に生まれよ!」と結ぶ約束二百年後も
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読んだよの❤️マークでご挨拶吐露吐露仲間勝手応援
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卒業の朝に取り出した靴底に挟まっていた桜の花
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報われない努力の方が多いのだと知ったあの日から二十年経った
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今日は、一つ、小さな嘘をついたから、まっすぐ前を見て帰ります。
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老人の昔話を受け流し、マックの値上げに思いをはせる。
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目を閉じる 小さな窓から観る世界 許せずにいたアイツも私
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弁当の二時間近くの遅れにも文句をいわぬは男じゃないか
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志し半ばで散った志士たちの 望んだ明日が来たならば
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「思し召し 聞こし召し」 お布施は文化 新興宗教拝金主義
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