丁重に エレベーターまで 送らるる 小株主の おほけなさかな /2026年3月30日株主総会
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恣意的な小さな神の乱心でちはやぶる 神代も知らず 竜田川 からくれなゐに水くくるとは 17/100 在原業平朝臣
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ライラック花屋に届けてもらったと喜ぶ父の声が弾んで
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山肌を 染むるとばりの 残照に 君の面影 重ね映さむ
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不足なり 過剰なれど エンドルフィンのうないぶっしつ 精神を病み 国をついばむ ※「エンドルフィン」=「脳内麻薬」
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窓開けて雨の香りを胸いっぱい木々の吐く息彩<いろどり>そえる
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届きたる 道着に袖を 通す君 かったい生地にも 気合いを入れて
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つくつくし 土筆の胞子 かき集め 作る団子を 一つ賜れ /ねこ好き刀自御許
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三月三十一日の夜を越えおのを殺さず辿り着いた
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風呂上がり ダビデのような ポーズをし 鏡の位置を なおしたりする
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タイでんぷなしではご飯食べないと 子供のころに わがまま言った
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萎るるを知らず散りたき桜花散り敷くものは涙なりけり
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伸ばしても伸ばしても私の指は 君に届くことなき夢から覚める
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新たなるバイオテロをも匂わせる 各地で起きる桜の倒木
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「殺人は数によって神聖化される」『殺人狂時代』だよまだ/チャップリン
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叶わぬと知りつつ祈る掌はただあたたかき血潮の流れ
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空青くはなみたり三日ぶりに街が目覚めたような朝
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訪れし かの要塞ゆ 四五キロの フジャイラ港に 上がる爆煙 /3月14日イランドローン攻撃
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本気だと嘘の顔して告げる日よ 逃げ道となる四月一日
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怒り棄て 人になろうと抗うも 夢出て煽る 君へのさつい
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キュウと鳴る靴を追いかけイオンタウン逃げる子供にゃ鈴をつけにゃあ
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AIへの依存を避けて距離を置く 友達ひとりなくした気分
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通知表にコメント書かず新学期裁縫セットに名前はつける
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胸の中、レースのように重なった思いがいつか真珠をつくる
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我としては月一のぜいたくとして  かつやのカツ丼梅をひとつ
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真っ黒な生に戦慄く海の色死の優しさの青に変わって
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雨のなか気にも留めずにビール飲む テレビの向こうの野球観戦
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漂白された街を駆け抜けるくろしおよ 海もみかんも見飽きただろうか
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桜舞う ふたりっきりの東屋で河童がいそうな池を見つめる
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学び舎に 桜踏み分け 行く児等こらの 背を見る時ぞ いとほしきかな
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