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散る桜 残る桜も 散る桜 泡の如くに 夢の如くなり
11
そりゃああなた持ってるやつが「持つな」って云うから八十年不均衡
11
春なれば 『田村』謡うと 取り上げし 和綴の本の 紐切れて居り /観世流大成版謡本
11
ああ、これで一冊目の歌集がつくれます製本はしまうまフォトブックで
11
まだ力む 背中を掠
(
かす
)
め
ひらりひら 頑張れと言わぬ 桜のエール
11
砂浜の君の足跡波に消え無邪気な声にかぶる潮騒
11
八十歳
大国の長
(
トランプさんの
)
反抗期 拳振り上げ 銭むしり取る
11
向日葵や
(
※
)
米国の長
(
トランプさんを
)
張り倒す あんた一人で 何が出来るの ※「角川春樹氏」の本歌取りです
11
我が内に 大局観は なかりせど
「金」「金」「金」
(
カネカネカネ
)
か
主
(
あるじ
)
トランプ
11
石ころは 転がりやがて 丸くなる そんなわたしに なりたくなくて
11
多人種の 飛ぶ脳空か 都に密す 高きビル裂く 未知「道」が消す過去
11
弾よりも速き我らのエイトマン光を越ゆる武器なき頃は
11
本州の桜に浮かれる人々を視界に入れることなどもなく
11
ダイサギよ
溝
(
ドブ
)
の
辺
(
ほとり
)
で 何を見て 何を思うか 春雨の中
11
ありがとう 「でも危ないよ!椅子の上」 お転婆の母 まだまだ元気
11
夜
(
や
)
に割りて竹に光るや月の如 姫はなにゆゑ竹に入りてや
11
泥んこの童が今日は貴公子に澄まして歩く入園の道
47
春待ちの弧を描く月笑みこぼし明日ゆく君の標とならむ
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咲き初めしもっこうばらに風ひかる 髪梳くやうに水を遣るひと
18
ファスナーで夢をこぼさぬようにして 眠るチケット起きて時間よ
10
つんでれの春と出逢って三十年桜のようにいつも降られ、て
10
桜色絨毯如く散る上に黄色い花の蒲公英が咲く
10
溶けにくいコーンスープを飲むほどの寒い朝でもなくなってきた
10
あの海の砂できらめくペットボトル純情だけで満たされている
10
咲けば散る 愛しき
故
(
ゆゑ
)
の 儚さに 夢か現か 桜花日月
10
雨に濡れ灰色空を飾るのはピンクの灯り花冷えの午後
10
寂し気に立ち去る君よそよ風の香る春の日別れの季節
10
リンリンと鳴るベルの音自転車の下る坂道春の風吹く
10
バタバタで子の水筒はメビウスの帯となり新学期三日目
10
肩書きなんてなくても私であるだけで愛されてると思える日々へ
10
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