待合いの温き眠りに聞き逃す眼科呼ぶ声、耳鼻科もありや
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夫逝きて三年みとせ目の春紅梅の咲きて嬉しや命の満ちる
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手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
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透きとおる 若葉が灯す きさらぎの まだ雪のこる うたかたの道  / welcome
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今もなお時を刻めり腕時計 手にとる朝に早春の風
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君もいま 春を感じているんだね 駆け回る脚の軽さでわかるよ
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ねこたちが しょてい所定のもうふに うもれてる きょうはさむいね まったりしよう
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『口』四つ五月蝿うるさかりしか此の度は私は屹度きっと『躁』だった由
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夏時間芝に寝転び空見上ぐ何のジャッジも自責も無しに
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ひっそりと倒れていった人たちとまだ倒れずに蠢く人々
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間違えてお行きなさいね間違わないと学べないから
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何事も 織り込み済みの 大政権 お目付役は 日本国民
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立春の陽気掻き消つ大風おほかぜに衣打ち靡く申の刻かな
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ああ!比較しないと良さを理解できない人々のなんと悲しきか!
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メリーゴーランドの馬が夕立のなか駆け出した きみの町まで
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筋通り 仰ぎたりける 女神殿 ぬる湯に浸かり 泣いて笑って / 皮肉です(皮肉句) / 原作者・ディレクター・役者が自民政権支えり
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いたずらに 30年の 時過さだすぐり 日出る国  今猶憂う 
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前世ではスパイをしてたらしいから その分派手な口紅を塗る
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びっくりするくらいのカス野郎、そういう奴ほど薬指は眩しい。
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襟巻を巻いての散歩正解も風強き日はつまらん散歩
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甘夏の甘酸っぱさが忘れさす吾を悩ます飛び散る花粉
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砂場ではルールは無用、誰彼も好きなお城を拵えるのです。
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美しい言葉が一生似合えない 百合の花より窒素がほしい
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夏が来る捨ててあるような室外機 衣干すてふ 天の香具山 /持統天皇 2/100
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去年より早く減っていくバスソルトの分だけ彼が暖かくなる
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ガンマーカー ひとけた続く いいことだ イチネンニネン 生けそうな気分
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このクスリ 効かなくなったら どうします 先のことだが 見通し持ちたい
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除雪機を 借りて歩道の 雪どかす 途切れることない 一本道できる
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天気図に並ぶ気圧の高低はちょっと似ているカーリングの石
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やさしさに いろもかたちも ないけれど きみのやさしさ せなかにかんじて
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