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恋焦がれ あなたの言動に悩まされ なにも分からず 月を見る
7
こころなしアライメントが混沌に幅寄せしてる現代人よ
7
人里に降りてる熊は眠らない でも人間は
冬眠
(
シエスタ
)
したい!
7
これからの未来の話をしませんか 朝ごはんはどっちがつくる?
7
永遠の愛だったらよかったって何度思って後悔したか
7
沢庵
(
たくあん
)
が
企ん
(
たくらん
)
でいる
托卵
(
たくらん
)
を これで笑った 自分が悔しい
7
朝と
夜
(
よ
)
の境界線に照らされて我が主役とばかりのしっぽ
7
言の葉に 包み届ける 短き歌 この声すらも
狂想曲
(
カプリッチオ
)
よ
7
十二月 なったとたんに 一年を 振り返りもう まとめに入る
7
幸せって何だっけ 過去の自分は楽しそうだったな、と 溜息一つ
7
愛されているかもしれぬと希望めく息吐く君よ鍵ちゃりちゃりと
7
知らぬ土地にも工場や家々があり人がいて暮らし行き交う
7
来し方の小さく見える日のありて 相模の湯屋は紅葉のなか
7
ミュージカル 残すは二年と 伝え聞き 僕の
恩刃
(
おんじん
)
『刀剣乱舞』 /鬱初期の命をゲームに拾われた
7
後
(
のち
)
の世もまた
後
(
のち
)
の世も共にあれ 推しと私と刀剣乱舞
7
嵐吹く 私の中の海もまた 光のどけき 日を 願いつつ
54
愛犬の匂いの残るこの布団 そおっと下ろす小さな骨壷
47
十七年たくさんの幸せ有難う!
愛犬
(
キミ
)
のお家よ 骨壷を置く
48
短針が
5
さし長針
2
をさせば 母帰りきて
点
(
とも
)
る電灯
40
訃報欄思い出深き人の名をしみじみ眺む秋深き日に
36
今秋に終わりを告げるアスファルト肩に積もった雪を降ろすよ
31
澄みし空 三日月の色 温かく ほんのり照らす 遠き
地球
(
ほし
)
まで
30
清らかな空気に包まれ癒される 小春日和の出雲大社で
36
幸せな夢から醒めた午前二時 草木を寝かしつける木枯し
18
透明な砂がこぼれていくようなまだあたたかい夢をみている
20
寒い夜は 妻と囲みし二人鍋 湯気を肴に晩酌進む
24
兄妹の愛しむ日々にザル菊の二千の株に温もりの秋 / 小田原の鈴木様の庭園
26
服えらび ふとふりむくと そこにねこ 音もなく来る それもかわいい
23
淹れたての コーヒーの香りは 時を止め 秋空の雲を しばし見送る
19
わかりますお願いメールに対応の読売歌壇にペンネーム欄/とてんからさんへ
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