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企画書で 熱く商談 若手社員 今月退職 素振りも見せず
11
たまにはと昆布と鰹で出汁をとりうどんをすする春雷の宵
11
レンズから図鑑から世の解像度どんどん上がる足を運べば/自然観察
28
レコードになったことない作詞家の夢レコードを聴くプレーヤー
32
朝露に にじむ街の
灯
(
ひ
)
宝石など 持たないだろう うたかたの人
34
家守り十五年経て奮い立つ 春時雨裁つ君の復職
40
立ち寄り湯人のまばらな薬湯に知らぬ媼と桜を語る
31
姑の植え残したる椿の木赤と緑が春の陽はじく
28
雨上がり ひときわ映ゆる 花の色 清らかさとは 後に気づきぬ
20
すぐそばに桜の名所ありながら毎年スルーものぐさゆえに
28
フィンランド発のスポーツ「モルック」の魅力にしばし時を忘れて/デイケアでやった😄
27
雪花(せっか)ほど 縁に欠けある 飯碗(めしわん)に 囲炉裏火映り 麦飯を食む
19
想い出は儚く散りぬ花吹雪 青葉が照らす反対車線
13
尋
(
たづ
)
ねきて胸に芽吹きし
一枝
(
ひとえだ
)
を 春の
夕焼
(
ゆふや
)
け そっと染めゆく
11
つまらない すべての膿を癒すのは フリーレンの むふーくらいだ
10
A
I
への依存を避けて距離を置く 友達ひとりなくした気分
10
見た目は不釣り合いだけど何故なの?だって人として男前だから
10
凛として 寒さ忍びて 花咲かせ 春の日告ぐる
深紅
(
ふかくれない
)
の花
10
胸の中、レースのように重なった思いがいつか真珠をつくる
10
我としては月一のぜいたくとして かつやのカツ丼梅をひとつ
10
真っ黒な生に戦慄く海の色死の優しさの青に変わって
10
漂白された街を駆け抜けるくろしおよ 海もみかんも見飽きただろうか
10
新品の食器洗いのスポンジや新規案件早よ馴染まんか
10
我が家から 歩いていける 唯一の ご飯屋さんの 閉店を知る
10
小名浜の凪を見に行く祖母の海
(
住の江の岸に寄る波よるさえや
)
夢のかよひ路 人目よくらむ 18/100 藤原敏行朝臣
10
ミサイルが飛ぶ可能性ゼロでない空を姿勢よくベンチたちが見る
10
葉桜となりにけるかもわが恋はふりにしのちも世はあをくして [ 題詠 葉桜]
10
いつだって そこにいるのは 私がいい 右側が良いと言う あなたの隣
10
桜咲く住宅街を通り抜けスーパー巡り松葉茶買った
10
気持ちを詩に綴るなど出来る筈もなく広がる虚空 以下余白。
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