偉そうにするなよ、私。毎朝のバスであの人に会うの期待してて。
8
Wi-Fiもない電波も悪い仕事場で、来ないであろう返信を待つ。
8
どうやって野球見るのかわかるかいまだガラケーの人に聞かれた
8
ジェット機が来るよと星は天涯ゆ壺湯に浸かるわれに囁く
8
これからを生きる彼らが心地良く明るく歩く光ある地へ
8
蘭の花いくつも並ぶ玄関の笑顔の女性ヒトの輝き仄か
8
鼻炎薬眠くならぬの選んだが鎮痛剤が眠気を誘う
8
刺青が 入ってない肌 キレイよね よろこぶ君の 激しい履歴
8
いまそこに在るとしんじて 人は皆みえない月を想ってうたう
8
環を描き 宇宙の輪廻 具現化す バッハ BWVビィダブリュヴィ 572
8
蝋梅へ 夜明けのひかり 満ちゆきて 甘やか黄金こがね 濃く匂いたち
8
頬流れ そこに揺れるの 花影と 名残る雪影 落ちる露音
8
寒々し 風吹ける中 空冴ゆる 耳を澄ませば 時の足音
8
なぜ僕に打ち明けられるその秘密 ふたりの胸にしまっておけよ
8
これやこの 想像ラジオのジングルは行くも帰るも 別れては 知るも知らぬもあふ坂の関 /蝉丸✕いとうせいこう 10/100
8
『ありがとう!』メモ添えられたのど飴は、カラカラに渇いた喉潤した。
8
お互いに下と思っている僕ら 輪廻の先も埋まらない溝
8
あの世など有ってたまるか皆の衆羊の群れに別れ告げよう
8
ココア練り豆乳で溶き飲んでいるポリフェノールとイソフラボンよ
8
心象は言葉にしたら酸化する 何かに託せ 投影するんだ
8
横ばいの 線を睨んで 憂ふより 見るべきものは あなた自身を
8
ボス猫が ケトルに写る 猫様に 其奴そやつは誰ぞ!!! 言わんばかりに
8
泣き顔を 夜のしじまに 抱き上げば 我が意得たりと 笑う小悪魔
8
夕方の窓になりたい 住宅は、わたしのために明るくはない
8
値上がりの散髪代に辟易す人より少ない毛の量ゆえに
8
カクテルも ワインも飲まぬ 現身は カルピスを飲む 夜のラウンジ /グランメルキュール琵琶湖リゾート&スパ
8
正直に生きると決めた今日わたし何度目の誓いかは忘れた
8
願わくば私のことを知らないで 振り向かぬ風を受け流すよう
8
触れたいという願い ただ焦がすだけ せめて影だけ重ねてみたり
8
日が変わり三時前後に目が覚める睡眠不足に拍車がかかる
8