気管から腹に落ちる振動があなたの音楽おとを喰らってるよう
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見返して自分に何があるのかと 「ちゃんとあるよ」と伝えていたい
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その日が来たら忘れて遺書なんて残さないから祈らないでよ
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ねぇどんな人が好きなの?白々と応える台詞「好きってなんすか」
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初雪の重さに押されて固まって一番古い地層がわたし
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人々は 答えは一つと 思わされ 違う答えを 排除して行く
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過去の日々すべてが僕のものだから腐った花でもこの手にいだ
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久々に 集うシニアの お喋り会  早速始まる 健康談義
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道路脇 すまして歩く ダックス二匹 オソロコーデの 冬枯れの朝
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雨粒が私の涙を連れて行く 世界を巡る旅の途中で
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金色の銀河が爛爛子猫の目 はじめましての小雪がほろろ
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折れ萎える毎にはっきり見えるから私の中の無碍の慈愛が
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積もる雪降り積もる後悔汽笛別れを告げ集団就職
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追いかけて つかまえんとして 逃げられて 空に召されし 君の温もり
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若くなることはできないから呪うそんな大人になりたくなかった
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青き嶺旅の車窓を過ぎて行くエンドロールは長く色濃く
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円高とニュースは告げる夕餉には安くなりたるものは並ばず
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冬の午後 移ろいゆく光 まどろむ猫は  寝場所を探し 陽だまり渡りて
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可惜夜を ともに過ごせし 君さえも 淡き記憶と なりにけるかな
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重雪よ今は兎に角降りたまへ 二人の時間をまだ留めたまへ
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忘れたい 実る自分の 番号へ ふと朧げに 君のためかな
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ホットミルクに似た声の人だった まろやかに溺れてくみたいな
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冬日向 照らす初恋 首筋や 顔も名前も忘却の彼方
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ありえない逆光で鳴る心拍が 愛とかの根拠になればいい
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あー懐かし 幼き息子と 雪の原 転げ回ったり 笑い転げたり
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今もなお長々ながながし夜に一人寝る仮庵かりほの上に雪はふりつつ
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愛が失せ 憎しと思う 伴侶さえ 不意の仕草に 微かに跳ねる
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今生に 何かを成し得て いなくとも 明日やるべき事を 描いて逝きたい
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明日吾が雪になってもいいようになるべく目立つところにいてね
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言うとおり動いていたらなじられず 自分のことだけ削り落とされ
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