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雨やみて半日静寂その後に連れて来るかや本物の冬
41
細腕でデカい電車を操作する女性運転士のカッコ良さ/憧れ
36
カバンより ほのかに香る 豚まんに 顔は澄ませど 腹先駆けり
16
会ふたびにズンと伸びたる孫背丈 爺と背比べ年の瀬待ちて
38
コロコロと 余りし柚子を 水洗ひ 遺影の父と 柚子割り焼酎
37
山の端にまだ色残る冬茜薄雲かかり霞む三日月
31
十字架
(
クルス
)
抱く「お春」の影の沁む石のオランダ坂に鐘の音哀し
28
ありがとうの意味を込めて 我が傍に 言葉代わりに 寄り添ひぬ猫
30
忙しなく予定を埋めて 冬季休業(ふゆやすみ)待つ間の空の蒼き冷たさ
27
カレンダー配り配られ年の瀬の 営業マンらの恒例苦役
22
泣き顔であっても箸を手に持ちて口に運ぶは生者の定め
16
Wi-Fiを突如遮るマイクロ波 「チン」の知らせで動画は再開
16
背後から過ぎ行く黒いヘルメットにまるく
映
(
うつ
(
)
)
って今日の落日
12
サンタさん
(
かみさま
)
へ プレゼントはいらないから 幸せがほしい そう願う雨の夜
10
クリスマス 欲しいものなど 無いことは 無く有りますが やっぱり無いか
7
雪の降る夜に響いた鈴の音かすみ目で開けるプレゼントの箱
7
初めての一人で過ごすクリスマス東京は雪も降らない
7
氷河ゆく太古の叫び閉じ込めて氷の刃が世界を削る
7
横顔を見る権利はいらないからもう一度だけ声を聴かせて
7
間違いの電話「モチヤマさんですか?」山口県の宇部市近郊
7
ダウン着て 届いた未読 育みて 木々の煌めき 持ち帰りゆく
7
あと少し待てば雨が弱まります 私にとっては無限の少しで
7
意外にも難しいです 本当に綺麗なものを綺麗ということ
7
眠すぎる疲れてない気がしてたけどきっと体は疲労困憊
7
卓上の一つの
林檎
(
りんご
)
に映る灯があって夜のゆく声の無い部屋
7
硝子なる薔薇が汝に近づけば糸綻びて風に漂ふ
7
待てど来ぬ ハチ公見つめて三十分銀の鈴かな スマホは鳴らず
7
ガスボンベ負の感情を燃やして転がり落ちた意味はないのに
7
暗い道 高速飛ばして 来たものの 目指した場所は 臨時休業
7
幸せな花を眺めて雲陰り いつかはかれると知っているのに
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