イヤホンが汗で没する さようならはFマイナーのFUZZで
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順番に消えてゆく星のひかりとなりのとなりはあのひとの星
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自動ドア凍てつく空気 遮りて マグカップの湯気に 心ほどけゆく
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出鱈目に君が爪弾くカリンバは歌詞を求めて部屋を漂う
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いってきますって言ってうふふとなっちゃう 大寒に根を張る冷えに背いて
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わからない問題用紙の皺ぐらい どんどん増える記憶、人生。  
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民衆と葱やセロリに囲まれて焦土と化した我が国想う
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きみの膝で丸まる毛玉をじっとみる きっとそいつ毛玉は私がきらい
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雨が罪を流してくれると信じて 今日も一人砂漠彷徨う 
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英語力 まず話すことが 一番と わかっているのに ひとことが出ず
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角砂糖紅茶に入れたことないなふと考えてすぐに忘れる
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ぬくぬくと 毛布にくるまり 我が愛猫 寒波の野良ねこ 今いずこ (前の句をちょっと変えてみました)
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知り人もなく光り落つ隕石の世の一隅のひとしずく
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正月の余った餅を煮込んでもまだ冷えているキッチン。夕暮れ。
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深淵と目があったので会釈する あちらもペコリと頭を下げる
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娘等が 巣立った後にタイマーの ありがたさ知る夜更けの帰宅
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筋トレや ウォーキングを した日には ついつい食べる オールドファッション
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金髪にピアスをあけてまなじりにラインを引けど GaLには遠し
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ご家族と 気づいても揺れ 亡き友の 名前が緑 オンライン中
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殴ったり蹴ったり存在無視したり罵倒されても死なない本音
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肌色の 湯呑茶碗の底のおり 煎茶の香りが 瞼に触れる
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好きだなと あなたがぽつり言ったから 私のまわりに 赤が増えてく
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骨の浮く きみの背中に寄りかかり 心地よくなくて ちょっと離れる
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大寒波 ラジオ体操 今朝もゆく 変わらぬ友の 姿にエール!
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闘鶏の如き心は捨てがたし我は我なり彼は彼なり
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祭り也吾が屋根の上をすれすれに轟音立てて飛行機の飛ぶ
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ふとんにて目を開けたままスペインの砂漠に寝転ぶ猫を撫でて
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再会に苦労も忘れ来年も桜並木を口笛吹いて
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風浴びて 寒がる僕と 陽を浴びて 眩しい君の 心は遠い
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寒風に 負けるものかと 脚早め  即 息上がる 70代の我
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