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たくあんを噛む音がやけに頭の中響いているよ。ラジオをつける。
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幾年も空をうつした川面にて 恐れをそっと手放してみる
9
とりあえず大人なんだから僕たちは綺麗事くらい胸張って言え
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白梅が確かにそこに咲いたこと花は散っても風が知らせる
9
改ざんの 悪事をなした 大ボスを 忘れず税の 申告に行く /確定申告最終日
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「よかったね」そう言いながら引き攣った頬がばれないように笑った
9
お金と時間を費やして手に入れる穴の空いてないドーナッツ
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あかあかと照らす光を道連れにふるさとの夜をともに明かさむ
9
手作りのクッキー焼いてラッピング食べずに見ててサンプル品です
9
プログラム バグが見つかり 呼び出され 専務の毛根 バグを見つける
9
我々は 他国の民に 依存する わが研究者 わが大リーグ/
○○
(
トランプ
)
調
9
冴ゆる空 吹雪く狭間に 冬陽射し 一歩ひとりの 影法師
9
にこにこと 微笑み絶えぬ あのひとの 悲しみ深き 顔もわが知る
9
(多分だけど)インスピレーションなき我の歌の五、六分語呂合わせなり
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梅園の 寂し
艶
(
あで
)
やか 薄れ日に
跳
(
は
)
ねた小鳥や 春はほのかに
9
なんとなくよからぬことを告知する看板「今夜ここを掘ります」
9
ぼんやりと曇った朝に赤みさす「いちごが香るチョコミルクラテ」
9
雲の上 待ちたる月蝕 赤濁り 雨打つ袋 明日はゴミの日
9
友人の春の景色を描いた絵を春画と言ってイヤな顔された
9
「カエルの歌」トントントトトントンと娘が奏でる休日の朝
9
春の夜のかすみの空に月出でて君を思へば袖ぞ濡れける
9
半世紀 人も空き地も 変わりたり 終の住処の意味を問いたき
9
君からの 『竹踏み』するたび 運動バカの君と共にいし 日々あたたかし
9
若き色 劇的なるも かろき音 どこにあったか緑が丘よ
9
珈琲
(
コーヒー
)
と
紫煙
(
しえん
)
たゆたい 僕の城 午後より仕事
生気
(
せいき
)
削
(
けず
)
るる
9
横になり
指先
(
ゆびさき
)
凍
(
い
)
てて 持つスマホ 時に
面
(
おもて
)
を
強打
(
ごうだ
)
しにけり
9
死ぬために買ってきた練炭使い秋刀魚を焼いて夕飯にする
9
死ぬために生きてゆくのだ終わりには何があろうか分からぬままに
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生態系 自然も人も 同じなり 人の行方は 自然が示す
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備蓄石油 潤沢なれば 護送前なすべきことは 山の如しも
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