ルック バック ルック アヘッド! 躊躇なく 昨日を蹴って 今日を漕ぐ
10
だめなこと おかしいことに 声を上げ 守っていこう 明日の世代を
10
「いつ来たの」何度も父に聞かれるが そのたび笑顔が咲くからいいや
46
編み上げて春はもうすぐそこだけど髪の悩みにベレーをかぶる
39
目覚むれば 屋根にポツポツ雨音が 乾いた心に染み込むように
22
山奥の精霊宿る木々たちに 春のエナジー伝わり行きぬ
19
違和感を感づる事が作家なり独り嘯き厠に急ぐ
14
掛け持ちの 病院通い 忙しく 帰れば日本茶 一服身をほどく
18
最後まで 自分のことは 自分でと 出来ない時が 来るのは辛い
12
髪撫でて 振り向く空は 花曇り 滲む日傾き あなたは香る
11
現実と離れた歪みで生きている 病だとしてただ息をしたい
9
匂わせを封印するほど高まるの 拡散したい秘密の全て
9
本当の出会いに別れは来ないなら その目で声でまた抱きしめて
9
はつ春の証明として生まれゆく桃のケーキといちごのタルト
9
好きな花一緒で嬉しかったのに 花言葉の意味「別れ」だなんて
9
叶わない約束もまた星となり 出逢う時までひかり続けて
9
道化師は 心の中では 泣いている けどみんなが笑う それで幸せ
9
立春の まごうことなき 青いソファ 桜が似合う 優しい色だね
9
春を待つ 息苦しさに 耐えかねて 枯れ木は雲を 咲かせたみたい
9
人々を操るモノは広がって 脳内にまで侵蝕されて
9
大丈夫 ただあなたから 聞きたくて いつも押せない 緑のボタン
9
アイフォンを鞄に入れる 今日だけは迷い悩んで自分で決める
9
道にあひ 百合子に顔を 赤らめし 三汀の歌 詠みし文明 /三汀忌2026年3月1日
9
未使用のかわいい傘をリビングで差す幸せが雲に似ている
9
逢えぬから文字読み返す携帯が 温かくなる人肌のように
9
蒼穹へ消えゆく糸のひとすじを 誰か紡がん青の続きを
9
冬茜 くれない燃える 筋雲や 消えゆくあとに 冬銀河
9
夜勤明け陽の射す部屋で微睡みて上書きされるタスクと疲労
9
無知無力 わたしは恥じる 過ちは 繰り返しません 繰り返しません
9
使い終わった詰め替え用の食器用洗剤だけが私の家事を褒めてくれた
9