Utakata
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ふみづき
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中学二年生です
七月生まれ
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ゆっくりと治りゆくのを感じつつ白血球が死に続けてる
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少しだけ寒くなったと伝えたい秋は夕暮れお元気ですか
11
振り向いて後悔だけはしないよう 背景透過で消えるホワイト
7
親指をいっせーのーで!で立てるとき 知らないままにハートをつくる
9
忘れてね鍵の居場所も番号も そして地獄で初めて会うの
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死の淵でバレエを踊る飛ぶ歌うダスティピンクの俺の神様
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君のもつ十五センチの手のひらに流れる赤で宇宙の全て
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サンダルで行けるはずなの君となら 愛が全てを追い越していく
11
丁寧な暮らしの彼方わすれさる 死んだリップを使いつづける
6
海からの距離は遠くていいと言う 一時間半独り占めする
8
君だけをなくした気して夏休み 八月三十一の夕暮れ
7
もう一度あなたに恋がしてみたい月の渦中で夜明けを夢む
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渋滞が起きないようにと祈りつつ長めの足をきゅうりに刺して
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星が降る夜にあなたに会いたくて海の幽霊窓辺でねむる
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暑いねと話しかければ沈黙を蝉の声だけ三点リーダー
6
ふたりめの大事な
相棒
(
バディ
)
無くすなよ飲めないままでグレングリアン
5
夏が好きふたもじだけで許される真っ青のまま海に呑まれる
8
許されるように生きてけ青二才 泥んこまみれで汗を飲み込む
5
教科書の上でなぞったきのこ雲 忘れないまま八月の島
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トンネルを抜けたらそこに夏がいてナスを抱えてきみを待ってる
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雨の日に綺麗な花を探そうね あなたが好きですあなただけです
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カゲロウの対義語になろう僕たちは 君との日々を今は夏とし
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会うだけでふるえるこころ恐らくは石器時代から君を探した
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ひとりでも良いと岩屋の闇に言う 世界は恋に落ちてゆくから
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先生は酷くまぶしい顔をする まんなか走るぼくら憎くて
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正しさを求め続けて夏になる 二者面談のイスの冷たさ
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オレンジの片割れあなたのこと思い オレンジを切る夏の夕暮れ
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プール後の道徳の授業ロッカーはカラフルに染まり我ら見ている
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君の手をひとさしゆびでなぞったら 恐らくそれは朝日のかたち
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今だけはぼくらが宇宙 駆け出して 三十二人の緑が踊る
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