ひとふで
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世人もすなる和歌なるものを、始めてみむとて此処に在り。
多趣味な凡愚、動物が好き、毎日犬を愛でている。
再掲などの過去作(※別サイトなど)含め、ジャンルを問はず、稀に毒。
反応あれば励みになります、お手柔らかに頼みます。

※作品の無許可な転載や転用、スクリーンショット等の掲載は固く御断り致します。

暑かろう、汚れ防止のマナーウェア そ知らぬ顔の愛犬に問い
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漱石の書いた猫さん見倣って 骨だけになり涼んでみたい
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曇り空ガラスのコップに水道の 水を一杯しみこんだ朝
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慣れたもの頭痛に吐き気希死念慮 不調見逃し悪化で気付く /鬱
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体調の悪いときほど耳につく 愛犬の声、己の鼓動 /「自責」
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鏡など合わせなくても人々の 心の内に悪魔は宿り /2025.6.13
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伸びかけの雑草風に靡いてる モザイク模様の網戸の向こう
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涙のかずだけ強くなれるのなら 私は最強うつうつのみで
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突然に続く真夏日耐え難く 蝉の声すら聞こえる気して
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無意識に脱ぎ捨つ服のポケットに 最後の一枚流せるティッシュ /「大惨事」
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エアコンの言うには気温30℃ 予報の過信はやや危険なり
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君だけが応えてくれた献身に 涙の熱さを初めて知った
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想像フィクションの世界が唯一せいじょうで 現実なんてきたないだけの
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気紛れで髪を丸めて早二年 既に肩甲骨まで伸びて /2025.5.23
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願わくば生まれてなんて来なければ 性加害など受けずにすんだ
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暑い日が続くと思い買ってみた 接触冷感まくらが寒い
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週頭、大家が出掛けていくまでの 永遠とすら思える朝よ
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くらい部屋、夜更けに独り聴いている 雨音の色はあの子の瞳
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衣替えを終えた途端に寒くなり 仕舞った上着を再び羽織る
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飽く迄も 衛 星 的 な 環 境 綺麗な場所が好きなだけ 好んで汚れている訳でなし
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楽しいと思ったことはありません。 掃除洗濯家事のあれこれ
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三月に吟味し買った春物の 上着を着る間もないままに今日 /暑いですね
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汗拭う気力すら尽き倒れこむ やっとこなせた久々の家事
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我がいほは北の角部屋西陽にしび差す 朝は極寒夕は灼熱
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猫好きが高じて行った写真展 入場半券まだ持っている
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愛犬はシングルコートの小型犬 夏は暑がり冬は寒がり
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ハハの日に祖母ババの歌詠む我を差し 親不孝とか言われぬだろか
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春ゆえに?やたら抜け毛が多く出る 我の本性猫であったら
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換毛期、祖母の飼ってた白猫は 粘着コロコロされてた記憶 /憐れ止められ得る者もなし
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己より僕を大事にしてくれる 老犬きみを愛さずにはいられない
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