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過去未来切れることなく繋がりて はて現在はいつのことやら
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夏至が過ぎ闇夜の訪れまだかいな 山の大きな影はのこりぬ
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良き事を記す日記は寝る前の ほんの五分の確かな幸せ
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われわれが宇宙人なら七夕に宇宙の舟へ帰ると思う
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勝てぬ者 倒して弱い奴に敗け 我もヒトかな 成らざるモノに
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十数年 目指した「昔」に辿り着く あと一つだけ すべてをかける
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静けさに まぎれて消えた 声ひとつ わたしの奥が すこし軋んだ
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どこを見ているかいないかもわからぬ少年の手に這いよる戦禍
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白亜紀の いきものたちも 知っていた 死ねないときにでる力こぶ
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胸の奥 声にもならぬ 闇の中 うすい月さえ うつむいていた
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じわじわと 我が身に届く 陽の光 紙に落とす 右手の影を
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思ひわび身はぬけ殻となりにけりひとすぢつづく初蟬のこゑ
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君に似た
A
V
女優いるよって言われちゃったのバレたのかしら
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君の住む町も暑いか風よ吹け 君がやさしく眠れるように
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お砂糖と レモンスライス ローズマリー 七日寝かせて 夏へスキップ
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ご機嫌なリズムを奏でる君の口 私が聞きたいのは言葉なのに
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「愛してる」言葉がなくてもわかってた わたしの怠惰で失ったことも
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長女さりて老い二人だけの静けさは日常なれど寂しくもあり
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店頭に売れ残りおり備蓄米もしや皆様米倉持つや
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炎天下急に曇りて雷鳴もサッシ隔てた別世界かな
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オルゴールの舞台で踊る偶像はもっと眠っていてもいいから
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おめでとうついにムラサキカガミから釈放されて今日から
二十歳
(
はたち
)
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茹で上げのうどんをしめる要領で 冷水シャワーを湯上がりに浴び(そういう季節に)
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打ち損じファールになった言葉たち かろうじて捕球した言葉たち
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夕食を何にしようか考えて考えすぎてマックを食べる
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日本虚妄に祝われある時に椎名林檎の歌う第五十二州万歳
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はじめてじゃないのにひどく照れくさく慣れたくないなきみとのキスは
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ただあなた別れた後もあなたらしくいてくれればと綺麗事
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丸くなった思考と鈍った創作とそれでもきみとの恋をやめない
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梅雨半ば 神社の森の 鳥の声 鶯は終わり 鳩がクックルー
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