家もない 居場所もない ホームレス 駅近に空きアパート多数あり
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愛おしきレモンの日々は遠くなり淡い香りの名残惜しさよ
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なんとなく残り二十歳と設定しさあてこれから何しようかな
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は募り 始発に乗りて 踏み出すは 夢の続きの 確かな一歩
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崩れてる姿勢が丸く崩れてるもしや心も崩れてるのか
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眩しくて目を閉じていても青いまま 影の輪郭黒く濃く浮く
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木漏れ日に 似たやさしさと 笑みだけが 今も私を 閉じ込めている
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憧れは 憧れのまま 遠ざかり 再び行けぬ 「黒の教会」 /ルーマニア ブラショフ黒教会2016年7月
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不調には特効薬の眠りあり暫し突っ伏す昼の楽園
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あな素晴らしきしたたかさ 何れの時に 御身をほふる矢となりし
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庭が枯れ祖父が死んでもチャルメラは妙な速さで町を巡って
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ニュース見ず皆既月食に気付く夜我が庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり /喜撰法師 8/100
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あの人を好きだった過去も悲しいし、好きでない今の自分も悲しい。
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占いを頼って探すくらいには貴方のことを切望してた
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いくとせの古木のごとき祖母うばが背は力なけれどなお強きもの
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ぶつかって 破れた友の 片想い 終わり見届け ただ肩を揉み
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ピーピーと 鳴く椋鳥に 「うっせぇー」と 怒鳴るおっさん あなたがうるさいです
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某証券 騙るメールが 寝てる間に 欠かさず届き 朝が始まる
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水銀の禍まがしきを振り下ろす体温計の熱日の記憶
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アルパカの背に滴れる雪解水ゆきげみず 折れし枝を踏みしめ歩く
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人生の晩年過ごす施設にて いつかは終末 遠のく面会
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アイコンのアーティスティックな光る目で若き黒猫みつめる先に (lightshopさん、ありがとうございます😊)
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ルック バック ルック アヘッド! 躊躇なく 昨日を蹴って 今日を漕ぐ
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ひよっこが 意味わからずに 歌わされ あの素晴らしい 愛をもう一度
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夢の中 朝のコーヒー知りながら一億杯をそそぎ続けん
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あたらしき形の景色さざ波の 今日のお客と四杯のカップ
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花便り昨日は尾道 今日 は伊勢 上野を経れば弘前に花
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息の根を止める流れを今止めて平和を作る力が欲しい 
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透明の水彩画からこぼれ落ちだいじな欠片かけらうまくけない
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樹々の間に小さく聞こゆはそら耳か優し調べは春の声やも
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