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「引きこもり」 「孤独孤立死」 「震災死」 政府丸投げ 三十年 ※ 「震災死」=震災後の孤独孤立死
14
トーストに 添えし一切れの オレンジの 色鮮やかに 朝は来たりぬ /Cafe Seeds
14
「触れちゃダメ!」カタンッと響いたピタゴラが狙う命は館の中で
14
夜勤明け ビール焼酎買ってきて 梅林公園横目に帰る
14
小庭辺(さにわべ)を 行きつ戻りつ 中日(ちゅうにち)の 眩しく白き 割烹着の母 /彼岸中日
14
行きつけの 本屋が潰れる 寂しさを 共有したい 妻にはずっと
14
皮だけを残して枝にある檸檬 君の心の器に似合う
14
今此処の 種火ボヤにて 消し止める 何れの時の 大火に備え
14
心葉
(
こころは
)
の
流
(
なが
)
す
涙
(
なみだ
)
は
漆黒
(
しっこく
)
に
故郷
(
ふるさと
)
の
墨
(
すみ
)
溶
(
と
)
かしゆくなり
14
砲撃の音が届かぬこの部屋で子どもの寝息だけを聞きたい
14
冬物の安い帽子を洗濯し干すのに丁度いい陽気の日
14
満ちるより 欠けゆく日々を 愛したい 独りぼっちの 三日月のため
14
「カレーよりシチューの気分だったから」 嘘で産まれる笑顔も素敵
14
人生のゴール地点見えてきた ここらで少し歩を緩めよう
14
放課後は球拾いのみ明け暮れて白球唸る 声の届かず
14
傷が付き触れると落ちる背の
鱗
(
うろこ
)
一つ一つを拾いてあるく
14
わくちんを すませてやれやれ つかれたね うでまくらさんで ねんねするニャ
14
興冷めなプラのちょうちん連なりて 地域振興さくら祭の
14
川沿いの桜の開花 行き1輪 用事済ませて 帰りは5輪
14
助手席の私を越えて春の山 見えぬ
動物
(
けもの
)
の
呼吸
(
いき
)
に霞めり
14
これほどに 待ち望む花が 他にあらむ 古きより胸に 刻み込まれて
14
全て
空
(
くう
)
般若心経 その中に 心理哲学 通ずることらし
26
ねぇ聞いて
ダウン
(
羽毛
)
コートがへなへなよ洗って台無し「んもう家着ね」
13
早起きし我の布団に入り来るアニキの顔とちがふ顔して
13
ごきげんの 朝体操の 帰り道 歩み止まらず 四キロ来ており
13
かすみたる山の端追へば川妬みわれ忘るなと水面ひかるや
13
食われちまった小国は 富豪の腹を満たさずに ただの骸か
13
聖書を背負って生きてるきみの住む街はどこへ向かうの? 争いを経て
13
無責任なリベラル党のたわごとを 蹴散らして行け海上自衛隊
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離散する 言葉の欠片 掴み取る 手からすり抜け 白紙に戻る
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