白色の ハズレの飴を 持ち帰り 兄と分け合う アタリの時間
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風花かざはなの 磐梯山ばんだいさんに 別れ告げ  積もらぬ雪に 会津あいづおも
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ウォシュレットが壊れた便器に狼狽うろたええてホモ・サピエンスの未来を憂う
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音もなく ひたすら続く 稲光 天変地異かと 家族で検索
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会社にて首から提げる身分証 帰属という名の枷となりけり
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朝刊の 応募落選載らぬ詩 ひとに見せれる ものじゃあないか(笑)
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いつのまに誰かの光に導かれ暗い森から晴れた野原のはら
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両腕に無数に残る点滴の跡が星座のようできれいだ
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(猫)アレルギー お持ちでなければ お招きしたい(笑) 散らかりまくった 拙宅でよければ😸>ひさかた乃様へ😸💕
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人間は壊れやすくて困るなぁ 近所の病院どこも満員
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透けている血管の青と紫を今更ながら優しく撫でる
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来世らいせでも 君を伴侶はんりょに むかえたい  思える事が 現世げんせ果報かほう
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初声うぶごえで 二度目の名月 再来か 二輪が笑う 胸の中で
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夕空を懸命に飛ぶ蝶々に夏の終わりを教えられない
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ここでなら軽食みたいな歌もよき和食のコースは晴れの舞台で
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息をして協力し合って生きていく強力だよね文殊もんじゅの知恵って
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夏を過ぎ今年初めてGが出た😱 朝から殺生イヤなものだな
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飲みきる日袋に記す通院後薬数えて日にち数えて
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虫の鳴く まだ明け切らぬ 早朝に 煎茶を淹れて 今日を開けり
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手間なれどカボスのジャムに初トライせわしき日々は思いもよらず
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調子わる心配させる雑音のきざしは有った凄い雷 /ラジオ
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天幕で 寝息が凍り 霜が降る うすしらやみの 雪山の夜
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雨垂れが石を穿つ要領で、きっと空いた靴下の穴
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デカい愛注げる人が一人なら産んだ時から迷わずあんた
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渡されたレシートをすぐに捨てる時 罪悪感と同じ味がする
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稲妻に 一瞬うかぶ輪郭は 知っているもの? 視えてよいもの?
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あの空の 向こう側は 見えずとも 心のままに おもうばかり
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引き返す 荷物はテントに 置いてきた 頂上に立つ 君は身軽だ
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すやすやと 寝息たてては 「寝てない」と 駄々こね切らぬ 糸電話かな
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あのねママ今度の先生変なのよだってちっともエッチじゃないの
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