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この頃は ついぞ見かけぬ カマドウマ 何処に消えたか でもホッとする
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あんなにも有名なのに絵も知らず初めて会った今日ハナミズキ
16
雨上がる青は果てなく高く在る明日の朝には新しい名を
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クワガタの 幼虫いるか 木の穴に 取り出したるは 芋虫だった
16
畑中の 桶なるものに 石を投げ 反撃された それは肥溜め
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山吹の枝垂れる様の美しさ丸く刈り込む
夫
(
いも
)
いまいまし
16
ひと言の「言葉はチカラ」それだけで今も歌える師へ馳せる愛
16
放っといた庭木柿の木紅葉の木枝放埒すぎる枝のやんちゃよ
16
フリースの袖を伸ばして新聞を読めば静岡真夏日だとか
16
兄弟がたくさんおって幸せと話す義姉の記憶は幻
29
些
(
いささ
)
かに 「サザエさん」とは 違う世で 令和になりて 甚だしかり
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血の色に染まりて蕊や 散る桜 連理の枝にゆくへぞ問はむ
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まほろばの 階段の下 遺書遺す 「もう疲れた」と どこに消えたか
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子の爪を切らうと新聞ひろげ知る土屋文明賞立ち上がり
15
知らないでモヤっと不安でいるよりも 学んでしっかり不安でいたい
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思はでも過ぐせるものをなかなかに面影追ひ
来
(
く
)
春の夜の月
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この春は花より蕊のこころして落ちゆく
汀
(
みぎわ
)
水面の揺れて
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待ちわびし 花咲く春は 巡れども 黄泉竈食(よもつへぐ)いの 君は帰らず /挽歌
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満開のあとの名残りの花咲かす黄緑ピンク恋人桜
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保育園の担任妻はピタリ当て足掛け五年つかんだ人事
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死ぬ事に不服は無しと豪語せし 我の服薬手のひら一杯
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一夜漬け叶わぬゴルフスウィングの
Y
o
u
t
u
b
e
など彷徨いており
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カスハラに困り果てるもその人の神対応に胸はざわめく
15
五分でも瞑れば楽の摩訶不思議何も知らずに生きてる不思議
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ちいかわの お猪口で酒を呑みほして はちわれかわい ついもう一杯
15
2
時間余の眠りにて飛んでイスタンブール目覚めれば晴天あさひ眩し
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さみどりの 紡錘形の 莢の内 黒き実放つ 天竺の香(こう) /カルダモン原産地天竺
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マンションの三階までも階段を登った花びら廊下に散らばる
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月もなく 夜空を過る 航空機 明日に向かう それに乗っかり
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不足する 原油供給 問題も 献血不足 前から言われ
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