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自治会の街路清掃出てみれば感謝の声よそれも糧なり
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九度の熱 頭の中で換気扇が回っているみたいな感じ
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暗闇を走る電車に腰掛ける疲れた僕と傘が一本
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同調と協調性のお国柄 主張は誇張のレッテル貼られ
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ぜつぼうの光と陰がかさなつて奏で叶へるみらいへのうた
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深夜バス待ちにコーヒー飲み干せば流星のごと人工衛星
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そのうでがいつかわたしをつつむなら そのひのためにきれいでいたい
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古の栄し村も今は唯雨降り溝に水が流るる
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衆愚化の海に揉まれる人波を 眺める我も雫の一つか
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陽光の満ちた明るい通りまで冷たい日陰のこの道がある
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くらやみで 手を差し伸べてくれたから 君のことだけ考えている
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年たって移ろう心模様 部屋が変わってタオルもかわる
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冷たいな 冷たくしたのは僕だった 優しくないと優しくされない
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背にけはい手持ちぶさたの店員と胡蝶蘭たつカウンターひとり
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ライブ服 昨夜決まりて 体型は キープするべし 体重はいいから
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垣根越え
山茶花
(
さざんか
)
の花
紅
(
べに
)
さして
含羞
(
はにか
)
むごとく 路地にこぼれおち
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短歌すら
詠
(
よ
)
む気が失せるほど
萎
(
な
)
えた心振り切りまた筆を
執
(
と
)
る
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ワンショット「ナイス天才!」呟いて小さな仕事も真摯な腕で
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夜十時街灯のそば通り過ぎ追い越し消える自らの影
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ささやかな誕生祝いのあて先はたった二ヶ月先のワタクシ
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雀との距離が縮まった気がして逃げる彼らの鳴きまねをする
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車窓から 見あげた星々 さんざめく 僕らを繋いで鷲になろうか
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眠いのか、血圧/血糖下がったか 判らぬ程には寒くひもじい
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手術後の院内感染父コロナまさかの坂をひとはのぼれり
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小説を 書いてみたいと思うけど 書き方調べる 私は不向き
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猫母のロリコスプレに首かしぐ 「猫だまし」とや人は言ふらむ(「猫だまし」は、相撲の技)
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再来年のチケットが来たミュージカルどんな私が観に行くのやら
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庭ながめこの冬二度目の積雪にまた溶けるかと
小雪
(
しょうせつ
)
の候
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休み明けパーマをかけた君の髪 疑似餌のようにふわふわ揺れる
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有名な店のかき氷おいしいが温かいお茶欲しくなる冬
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