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晩冬の気だるき宵は徒然にソファ撫でるよなレットイットビー
14
深雪の中に残った雪だるま子供の無事を祈る夕方
14
新雪は朝陽を浴びてきらきらの絹のようだな木目細か肌
14
やっぱりね住めば都だ 片付けを終えて眺める新しい土地
37
子に孫に武器を持たせる日が来ると思ったろうか当時の人は
27
慣れてゆく忘れてゆくよ空蝉を生きてゐるから生きてゆくから
16
幻肢痛 中途半端に片付けた部屋にかつてのギターの在り処
16
短歌にと 昔日の澱 思い出す あの時どうすれば 良かったのかな
13
ボンドロも
麻辣湯
(
マーラータン
)
もメイドイン
中国
(
チャイナ
)
が流行りパンダはゐない
13
厚底の靴貫く灼熱のアスファルトさえ恋しくて…ぞくり
13
同じ国、同じ言語のはずなのに三人寄ればわたし除け者
13
四十前まつりごとは分からぬが子の明日のため分かるふりする
13
早咲きの桜の木の枝確かめて只名ばかりの立春と知る
13
二十四の節気の月になじみよき
十月十日
(
とつきとおか
)
の「朝」の重さよ
13
真っ白の庭に優しい立春の陽長かった闘病生活
13
国道を制限速度で走っても見えないルールが煽る人生
13
つくられた寒暖差とも生死賭け闘う日々が来ると思わず
13
早番の日は暗闇で目を覚まし 朝が来るのは職場の窓から
13
つとめ先やってる感をだしながら明日の私にこっそり投資
13
公園の出口
燻
(
くゆ
)
らす
屯
(
たむろ
)
の巣 通り迂回しお巡りさんへ (①・何かあってからでは遅いので
🫡
)
13
パスタ
食
(
は
)
み思いを馳せるあの味に貴女が作ったハヤシライス
13
お巡りさん「見回りの際、行ってみます」お頼み申す街の治安を (②)
13
「
O
(
マル
)
X
(
バツ
)
」は日本の心まるっとな月夜に掲げよ答案用紙 (世界的には「
O
(
マル
)
ではなく「チェックマーク」)
13
冷や飯に寄せて水温む御御御付 湯気立つ鮭へ散らす波の花
13
この世界 なくなれば良い そう思う 自分が嫌い 心が痛い
13
質の悪い初期のうたほど
膾炙
(
かいしゃ
)
して晶子は「常に悲しむ」と云ふ
13
震災で数千枚が灰になりそれでも訳し『源氏物語』
13
自分とは 自問自答し 知りたがる 返る答えは 何も無い
13
寒風に 満月のあり 山の端の 微動だにせず 照り輝きて
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誕生日 祝いのことば 今年は 五七五七七に 愛詰め込んで
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