サンタさん夢見る子にはいい夢を見れない子には靴下編んで
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歩みがね どんなに小さい歩幅でも 進んでいるよ 頑張ってるよ
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いかりとは攻撃されて起きるもの 全てのいくさはこれに始まる
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風邪の芽を摘んと飲みし葛根湯 両の手のひら仄かにうるむ
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冬用のおそろいスリッパ買いました 季節の支度のわれの楽しみ
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口ゆすぐ 水の冷たさ 師走かな 熱めのお湯バブに ゆるりと浸かり
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猫ひとり「寂しくない」は先入観 多頭飼いなら寿命も延びて (猫語での会話が大切)
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たけきこの あらぶることば そのままに いつのひか われがあびせて こわせしこころ
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同窓会 みやこの級友ともに さそわれて たどりつけぬまま いくさいげつ
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寿司食った。ほどよく酔った。あんパンとシュトレン買った。今日も良い日だ。
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眼に見えぬwifiの糸を手繰りつつ 顔無き憎悪救いはいずこ
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すやすやと眠る子の頬がほころび健やかであれと願うばかり
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若き日は 帰りたくても 帰れぬが いつのまにやら 帰る家もなし
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ある日にね 父が私に 大変だ 米が茶色だ それ玄米よ
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うつくしいものを見たいと乞い願う私は醜いかおをしている
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わからんこと 聞くがイチバン 感謝です 「スマチケ」なるもの 初めて使ふ>地元のツレに感謝🙏
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追いつけず別れも言えず この道を逆に行けばいつか会えるかな
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もし君に出会わなければ 会いたいと願うことすらなかったのに
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黙々と 夢中になって することは 二時間だって あっという間で
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一度だけインターホンの鳴ったあと降り続いている夜の雨音
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寒空に 煙ひとすじ たちにけり うさぎようさぎ ほねになりしか
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くちぐせは 離婚に別居 出ていくと まあそういうな わかれはくるさ
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山越えて 街を過ぎゆき 立ち止まる 人の在り方 晩の献立
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白猫か黒猫なのか洋猫か和猫なのかも分からない猫
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夕飯を 裸足で作る 修行かと 炬燵に流る 足は凍えて
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ガラケーで 老母ははかろうじて 通話のみ さすがにメールは 夢のまた夢
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みっつだけ あとまだ欲しいものがある ちいさなツリーと ネイル(シール)とイヤリング(百均)
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誇らしく働く汗はきんの汗 黄金郷は心に宿り
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市役所へ・・包まる毛布が引き留める「冬籠りっていい響きだね」
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バス停も正月ダイヤが貼られててこんなとこにも年の瀬が来て
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