和三盆さくら餅など選んでは仏壇にそなうホワイトデー
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コーラスの歌声響き 窓越えて さえずる小鳥とハーモニー奏で
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父母の家 月の裏より 遠きにて 日月ばかり 過ぎ去りにけり
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雪女郎の さよならの声 きいている 淡く大きく 真っ直ぐに昇る
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手をかざし 守りていたき すみれぐさ 人知れず野に 春げて咲く
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老いといふ証の爪のさざなみに 命の色の紅いマニキュア
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歌の橋 月まで千年つらなりて重ねる短ざく飾る浮世に
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いつからか 砂糖入れず飲む珈琲 苦き味わひ心に満ちて
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何処ゐづこから 風にさらはれ こぼる種 健気けなげに咲く 道端のビオラ
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南風吹きつけ揺れる硝子窓小学校は旧校舎となり
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久々に辞書を買っては引く言葉雅な色をに踊らせる
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人の世の推し歌手ほどに先逝くはげに惜しまるる涙ばなしよ
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つつうらら 黄色一色 今は春 霞渡りて 野に花満ちる
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目の前の 欲に手柄に 拘泥し 未熟露呈す 政治政策
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親となり 縁なきふるさと 税金で 知らぬ子どもの 幸を祈れり
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春雨のまた降り出でて川面かわづらにいざよふ空を傘に振り切る
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人は人それ変わらねど私には最早異世界異人種と見ゆ
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顔色を変えて書類を搔き回す義姉の笑わぬ目の冷たさよ
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亡き猫の動画の姿見つめてはまた会いたいと毎日思う
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波に落ち波に消えにし人々の生くべかりし日々夢のまた夢
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欄干(おばしま)の 端より端へ 駆け抜けて 大松明を 闇に掲げぬ /二月堂修二会大松明三月十日
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十五年。あの日私は初めての、自分の部屋で震えていました。
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信夫山 低き所は 色を増し お待ちしてます 春のお彼岸 / 275メートル 存在感あり
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巷間の合格バナシに耳塞ぎ我は我とて最善尽くす
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創造は 模倣の中の 極みかな AIエーアイ示す 結論一つ / 将棋・囲碁・スポーツも 逆らいたいね!
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これがある おまえには無い 独りでも人生賭けて 遊ぶよ命 / 選手生命
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名前には興味は無いが五感にて花鳥風月山紫水明
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誤爆してしら切る国の友だちの國民として入れるレギュラー
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津波から逃げる人々の映像「逃げて」と願う十五年後も
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令和ではカットされてる来賓紹介 何者なのかあすこの方々
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