Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
白雲をまばらに隠す鳥たちは天国なんて目指していない。
16
新緑の清しき風を吸い込みて五臓六腑が青に染まりし
17
もやい解き子ら旅立てば食卓に影のひとつが縛られてゐる
25
逆風で腹一杯の鯉のぼり。吾にはなきその強きメンタル
12
暁に 勤めに向かい 横見れば 宵闇に居た 猫が見送る
11
大阪に
筋
(
すぢ
)
ぞ多かる御堂筋牛筋煮込みその筋の人
12
カーテンを開けて今日へと切り替える 連休初日 時計見ぬ朝
10
喪っただけの衝撃ではなくて葬儀を終えて駆け走る街
11
美術館の 学芸員のように 澱みなく キャベツを語る 君の熱量
15
生ぬるく塩からくてもこれは雨、感情線を埋めるのは雨
10
マスクから出てる部分を武装してマスクの中で本音を叫ぶ
16
晩春の小雨に烟る藤の花夜の灯りで見れば異世界
10
ボイジャーが宇宙の果てを目指すころ私は部屋の灯りを点ける
13
割り箸を折らずに捨てた弁当が指定ゴミ袋でする蜂起
10
もう見ない屋根より高い鯉のぼり今は河原で遊んでるらし
24
イメージが希望を形作るよに五月の風になる鯉のぼり
8
花曇り雑草取りの果てに立ち汗ひきゆけば初夏の風かな
8
街灯にユスリカの群れ 東京にまだ居場所のない四月の僕ら
12
季違いのもがり笛熄む丑三つに 蛙の鳴き音ふいに戻りぬ
19
雨あがり えごの花は 輝きて 真白き光 吾が中に
射
(
さ
)
す
16
七十四歳
(
ななじゅうし
)
未だ試験の悪夢見ゆ 紅蓮の炎 埋み火なりと
12
「そんなに仕事仕事って言うなら仕事になっちゃえばいい」と犬が
7
五月雨が洗い流した思い出は取るに足らない男の慕情
7
銃口を 向ける仇は 幼き日 我と遊びし パン屋の息子
15
喪失の 度に一首を 創出す 一種の素質が 自死阻止続ける
8
過ぎにける月日を忍び藤浪のまつはる思ひ沈めもぞする
11
二週間買い忘れたる紅茶オレ バターロールとほっと一息
20
ホームにて人身事故のアナウンス聞こえてくるよ「次はお前だ」
6
見上げれば肉球のついた四肢を投げ 好きに振る舞う毛玉と目が合う
6
夢見は風船の形 頂点で破裂してから地に落ちるまで
6
新しい歌
人気の歌