回廊の 隅にて回す 松明ぞ 火の玉落とす 須臾(しゅゆ)の間(あいだ)に /二月堂修二会大松明
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多様性めいめいメェメェ声は小羊で権力しめしめ世界を制し
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思い出の 霧に霞んだ 水湖に 今日は一人で 思い出沈め
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誕生日集い笑えばありがたしディサービスは日だまりのごと
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残雪の庭にはあれど日向にはすでに福寿草一輪あらはる
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忘れない 君はここにいる 受け継ぎし 孫のしぐさに 君生きており
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風向きで防災無線5時の曲今日はやたらと澄んで響いて/やーまのお寺の
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沈丁花、柑橘の香と言う我にただ微笑みて君は首ふる
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木の芽晴れ まだ目覚めぬか池の亀 山のこぶしの花は咲きしが
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冒険という名の種族 転んだり笑ったりするそうして生きる
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木蓮がゆうらり揺れて思い出すこの花こわいと言ってたひとを
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春風しゅんぷうを浴びつ 早桜を眺む ペットボトルのお茶を片手に
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八の字に富士の春雪かすみゆき八雲神社の水仙揺れる
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時の波寄せては竦む残命にドプラー効果や紫の綾
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地上より 奈落の底へ 向かうかに 大阪メトロ 地下へ下りぬ /堺筋線柴島駅→天神橋筋六丁目駅
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ピザまんが売り切れてるという絶望で始まった今日の休日出勤!
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人並に 結婚したくて 婚活し 見栄をはりすぎ 相手決まらず
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自炊の字すらも浮かばぬ三年目TKGなら作っているよ
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utakataに投稿始めて丸二年重ねた駄歌は八百余首也
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​先がけて 咲きゆく梅の ちりぬるを 地つちに臥すとも なおいとおしき
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ぼたん雪 降りしきる中 陽がって 神々が舞い落ちるかのよう
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昨日の夜、どこかに落とした錠剤を、掃除機が吸い込む音が響いた。
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南風吹きつけ揺れる硝子窓小学校は旧校舎となり
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久々に辞書を買っては引く言葉雅な色をに踊らせる
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人の世の推し歌手ほどに先逝くはげに惜しまるる涙ばなしよ
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つつうらら 黄色一色 今は春 霞渡りて 野に花満ちる
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目の前の 欲に手柄に 拘泥し 未熟露呈す 政治政策
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親となり 縁なきふるさと 税金で 知らぬ子どもの 幸を祈れり
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春雨のまた降り出でて川面かわづらにいざよふ空を傘に振り切る
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人は人それ変わらねど私には最早異世界異人種と見ゆ
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