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「大丈夫」「全然平気」「待てるから」深夜の駅前雪だるま一つ
14
早朝の 家族忙し 洗面所 お湯になるまで すこし一息
14
生きていていいのかしらと萎縮する心なき娑婆冷たき世界
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伝書バト荷も重くなる寒き
文
(
ふみ
)
ふるさと目指し低空飛行
14
末娘のくれし毛糸の靴下を大事に履きこしがつひに穴あく
14
股越しに降る雪ならば昇るはず「ぐぐぐ重力」僕らを縛り
14
電線が空を縛っているために 天使が泣いて還るのを見た
14
贅沢の限りを尽くす午前
2
時 明日の仕事を生き抜くために
14
成果に自信はないが 継続はできる好きなこと 今日も続ける
14
氷点下
6
度の夜を越えた朝 カップを取った指から解けそう
14
サクサクのパイを君と分かち合う今年はじめのガレット・デ・ロワ
14
黄巾の乱をおもはすオレンジのジャンパー羽織り手をふる若人
14
しなびたる食堂の隅泣きぬれてうどん啜ったことありますか /中島みゆきさん「わかれうた」へのオマージュです(笑)
14
寝付かれず 言葉さがしを 延々と…見つからないまま 白々と朝
14
馬の骨いいねと父が言いました誰もが無理をしている家で
14
北の湿原 タンチョウヅル 雪に映ゆ 雄々しき翼 広げつつ舞う
14
曇天と 墨汁なぞる アスファルト 雪衣着て 緑待ちわぶ
14
今はまだ偉くもないし一般のものだけど結果は藤原の性
14
『抱っこして』 十年経てば 言わぬのに してやらぬ
吾
(
われ
)
今日はしようか
14
モコモコの クッションみたいに 丸まって 眠る猫の背中 そっと顔うずめ
14
外された眼鏡の奥に棲む嘘を飲み干す人が私でよかった
14
大根の 鋭利な旨味
一筋
(
ひとすじ
)
に 集めて
辛
(
から
)
し かいわれ大根
14
歌を詠み 投稿作を 読むうちに拡がる 知識 行動範囲
14
定位置で すやすやねむる ねこを見る キッスもしよう ちいさな額
14
畑より
夫
(
つま
)
持ち帰る冬の菜を鍋に煮込みて
一日
(
ひとひ
)
に感謝す
49
ひたすらに乾燥に耐えるこの地よりひたすら雪に耐える地を思う
26
枕辺にその時立っててほしいのはなんだかんだで諧謔の神
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短歌とは
刹那
(
せつな
)
切り取り 言い過ぎず 身体感覚 心の動き
13
背表紙を高さの順に並べ替え 運動会のようだと思う
13
マットレス腰に負荷なる負の眠り浮遊の魔法を毛布に掛けてよ
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