やったことないことするといいらしいコーラでも飲んでみようか
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私も!と 土産交換 する一コマ 通じ合ってる 思い嬉しく
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娘等が自立した後 タイマーの ありがたさ知る夜更けの帰宅
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大阪でGoogleマップついに閉じ おばちゃん指す指冬の陽は濃し
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ありふれた元素四つの構造美テトロドトキシン解毒を阻み (炭素、水素、酸素、窒素だけ・短歌の美にも通じて)
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大丈夫唱え続けて深呼吸 心ざわつくベッドの中で
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夕方に心をたくさん乗せながら鱗光らせ走る電車
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公園の鳩や雀は人に慣れ無人のベンチが止まり木がわり
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体温を 探す指先迷うけど 骨の硬さに 弾き飛ばさる
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駅のそば銅像の前待ち合わせこちらを見てる騎馬武者の目
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声ならぬ声が消えてしまうとき世界は何をなくしたのだろう
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眠れない夜の底へと堕ちてゆく息苦しくて生き苦しくて
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いとけなき 手に雪のごと 飯こぼし 笑みて見上ぐる 春の昼かな
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「好き」という 言葉が全て 不釣り合い 君は「like」で 僕は「LOVE」なの
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一茶の句「雪五尺」ほどは積もらぬがつひすみかと大寒を過ごす
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たった今 Bluetoothで ペアリング 去年の記憶を 君が再生
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顔洗い髪を整え紅をひく 社会人じょうしきじんへと変身完了
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短歌とは 刹那せつな切り取り 言い過ぎず 身体感覚 心の動き
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背表紙を高さの順に並べ替え 運動会のようだと思う
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マットレス腰に負荷なる負の眠り浮遊の魔法を毛布に掛けてよ
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街灯に照らされなければ判らない ほどの微かな初雪が降る街
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親の業芽吹く悩みは毒の花 打ち捨てちゃいな君は君なれ
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双方の言い分甲乙付け難し大義はひとつとは限るまい
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爆ぜる音 重なりゆくは我が鼓動 君から逸らむ蒼き花火は
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イケてる!と 思える私 続くよに 自分磨きを 怠らず行け!
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スパ銭で半日過ごすくらいでは癒せぬ疲れ思い知らされ
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凍てつく夜 猫も同時に もぐり込み 布団のあたため 一役担う
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あまっけて終業式の帰り道降られた雪に似た午後の雪/水っぽい
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ライオンの立髪風のマイコート詠ふ想ひにほだされ?戻り (やったねV・③)
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諦めた途端にチャンス来たらしい体験談をお守りにする
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