たった今 Bluetoothで ペアリング 去年の記憶を 君が再生
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顔洗い髪を整え紅をひく 社会人じょうしきじんへと変身完了
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雪だるま作れぬ世界すぐそこに 「対岸」溢れるCO2
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イエスマン 「良い人だよね」の問いかけに 心の中で「いえ、すまん」
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地元民高槻人優先されて仕方なし アウェーの中でよくぞ泣かずに(バッジはもらえた?)
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呑んだとき「旨い」と云つた酒の名を刻むで求む義父誕生日
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味噌汁の汁の旨味の疲れとれ落ち着きこころさといもあるか
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午後10時 罵声発する 君がいる 翌朝君が ハグして「ごめん」
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待ちわびて 靴ぬぎかけの 足もとに  すり寄る愛猫 ギュッと抱きしめ
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新月の そこにあるかと なぞる指 ほんの一瞬 触れられたかも
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終電が過ぎて深夜を埋めてゆく誰かが動かす 鉄のうなりに
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月下げっかなぎ 水面みなもに星が うつれども 下半分は 風前に
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その刹那手中に何があるのだろういろんな候補が浮かんで消える
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ワイマール超民主主義国家 多党で澱む国会に しびれをきらせた国民が、「彼」を選んだ
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雪晴の空気吸いこみおもひそむ古都につとめていたかの女史を
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御仏の御導きこそ無かれども孤独に耐える心を下賜され
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終電に間に合ったねと哀しみに行き先告げず運びゆく夜
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どこからか 投げられてきた そのカイロ 寒いと言った 僕のためなの?
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平日の車窓を通した河川敷 投球練習芝は冬色
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あれこれと 地域クーポン 使ったら 得したはずが 気づいた浪費
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諦めと度胸が身につく四十前しじゅうまえビビり散らかす明日も見えるが
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灰色の空から白き魔法陣どんな魔法を今宵はかけるの
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「大丈夫」「全然平気」「待てるから」深夜の駅前雪だるま一つ
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早朝の 家族忙し 洗面所 お湯になるまで すこし一息
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生きていていいのかしらと萎縮する心なき娑婆冷たき世界
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末娘のくれし毛糸の靴下を大事に履きこしがつひに穴あく
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股越しに降る雪ならば昇るはず「ぐぐぐ重力」僕らを縛り
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餅つきの準備のための餅米は前年よりも二倍の価格
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私ならおはようさんと会釈する向かいのおやじなぜ背を向ける
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しなびたる食堂の隅泣きぬれてうどん啜ったことありますか /中島みゆきさん「わかれうた」へのオマージュです(笑)
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