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ひとつない何かを消したアイコンを僕のうとうとスマホをいじり
17
冬ごもり春日を待たず
去
(
い
)
にけるを惜しと云はぬが華の
枯人
(
かれびと
)
14
言葉には ならぬ悲しみ 拭へども 拭ひおふせぬ 血の涙かも /挽歌
14
朝顔の 垣根しなだれ 昼下がり 陽背負いその影 薄れ消えゆく
14
ヨカナーンの 首に
聖穢
(
せいえ
)
がこびりつき サロメのキスは 破滅の調べ
14
空近き 稜線へ立つ童子を照らす小鉢の碧い竜胆 「りんどう」
14
里帰り 7年ぶりの 友人は やはり同じく 歳を重ねて
14
懐かしい 景色のはずが 変わりすぎ 思い出せない 昔のここが
14
春の夜の 無音の中に ひとりぼち 嫌いな人さえ 恋しくなるよ
14
ランタンの 光に惹かれ 星流る 集まる虫の
音色
(
ねいろ
)
奏でり
14
金曜の千鳥ヶ淵に吹く風がくしゃみをさせて桜色の頬
14
真ん中を射てしまうのは怖くて 少しズレてる自分を装う/其の一
14
蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
14
家を出て信号渡り上着しか着てぬ園児と我が母気づく
14
震災時 電気水道 応えなく 歩けぬ人は 待ち望むのみ
14
義妹
(
いもうと
)
になるかもしれぬ人に会う桜花の朝の妻の出立
14
球音がカキーンと響き弧を描き光をキャッチ勝ち負けはなし
14
桜では無くて汚れた雑居ビルトイレで延々洗手する
少女
(
こ
)
あり
14
マイカーの 使用控えて バスタクシー 今すぐ出来る 「SDGs」
14
「強かさ」 「決断力」は 別物と 日本政治が 顕わにしたる
14
下の句の 係り結びの 間違いも 敢えて言うまい 歌がよければ
14
イスラエル
「Air raid」
(
空襲警報
)
鳴り響き
裸の王の
(
トランプさんの
)
撤退迫る
14
原則は 二重投句 お断り 如何に管理し 皆々さまは
14
雪折れせし桜の小枝に八重三輪。すでに花瓶は春盛りなり
14
風流を気取り詠んでは悦に入るも和歌というより狂歌と言われ
14
三分後聞きたいニュース始まると わかってながらつい聞き逃し
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戦とは 負けた方にも 正義あり 何故か白ける ホルムズ海峡
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復興の 上澄みだけを 取り出して 来賓招き 品評会 ※ 表面上だけ 福島県も然り
14
さりとてものどかなりけりこの春をかぎりとすらむ
終
(
つひ
)
のひとひら
14
『焼きビール』ググってみれば
A
I
が地元の菓子と教えてくれし
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