振袖を着た成人が並んでるマックの列の後ろにいる子
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冬布団 毛布くるまり 湯たんぽに 猫も参戦 布団ぬくぬく
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悪名が無名に勝る民主主義五十二パーは無関心にて
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雪玉を食らったような木々の幹 除雪車達を恨まないでね
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若干も人に成りたり歩みそむ おのが開きし 扉の幸あれ
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バタンキュー深夜に目覚め白湯麺ジャンクなパワーを啜ってチャージ
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雪の上をスノーボートと共に行く 昔吾子乗せ 今ゴミ出しへ
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悪い夢一緒に覚ましてくれないか 寝起きに点てる深い珈琲
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来週は 皇居で歌会始めかな 恐れ多くも 願う新年
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頬で書く 短歌自叙伝 史上初 たかが手足が 動かないだけ
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明日もまた目覚めることを信じ切り消灯プラス常夜灯オン
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風待草よ風吹草よ春いいね古希の青春あと五十年
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題∶「出勤時」   出で立ちて  後に気づけし  乱れ髪  人目を思い  胸に忍ばる 
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わざわいは 一切全いっさいすべてを 奪い去る されどそれすら かてす君
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午前二時合わせ鏡のその奥に仄かに揺れる懐かしき影
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ストーブの前に座りて半睡のあわいに遠き笛太鼓の
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「おちょこ」とふ名前をつけたと友の言う猫を眺める眼差しに愛
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雪の紋 貼りつけ走る 車窓から 大雪山だいせつざんの 気高き稜線
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本日は 銀山温泉 癒やしの湯 入浴剤も 侮るなかれ
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どんよりと こころの風邪は 深まりて 切先にぶき 言の葉の罪
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結露、結露 滴るしずく拭えどもパッキンの黴ニタニタと黒し
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「おーいお茶」妻に呼び掛けてたなんて 今は爽やかオオタニさん
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車窓から景色流れる冬空に旅鳥くの字ゆっくりと過ぐ
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密やかに文化なるもの永訣し滑稽な世に澄まして混じる
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一面に白き寂寞降り注ぐ庭にくれない差す寒椿
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わたくしと 2匹の猫も 歳重ね 健康のこと 気遣うように
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夕映えの富士を拝める2階窓樹木が伸びて姿を隠す
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極寒の風に吹かれて喫茶店 ハイビスカスの紅茶二杯で
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(株) 歌ノロジー「海の底から宇宙まで」潜水ロケット開発しなきゃ
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言葉とは土地にて育つものなのか「寒い」以外の言葉知りたい
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