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戻らない時を思へば相反す 静かに眺む珠の寝顔を
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八雲立つ出雲出どころフライパン 咆え猛るなり火災報知器
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面白い冗談を言えば、また肩に触れてくれるのかもとか思って。
13
マップには溢れるほどの
P
の文字 ハンドル切ればポイ活通りへ
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あと一歩君に届かぬ恋心花と散りけり高三の春
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スーパーで通信障害 手作業の レジ
賑々
(
にぎにぎ
)
しく長蛇の列なり
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のり弁が冷めてしまった長電話。伯母のリハビリ、とても順調。
13
別々の道もまっすぐ進むならいつか会えると皐月の晴れよ
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早起きし我の布団に入り来るアニキの顔とちがふ顔して
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伸びすれば関節どもがギスギスとアブラ切らすな一斉抗議
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ごきげんの 朝体操の 帰り道 歩み止まらず 四キロ来ており
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抜歯済む 痺れの残る歯痒さがロイヤルミルクティーに ほつれる
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食われちまった小国は 富豪の腹を満たさずに ただの骸か
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聖書を背負って生きてるきみの住む街はどこへ向かうの? 争いを経て
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ボケてると思われていた爺ちゃんが 誰より綺麗に両手を合わせた
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蜘蛛の巣が 成長してゆく 春先の 牛歩のような 綱渡りかな
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夕暮れに古希予備軍が甘味買い一日遅れのホワイトナイト
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X
の解の起源は
メソポタミア
(
中東地域
)
なぜに解けぬか神に問いたし
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愛犬の夜鳴きおちおち寝てられず されど愛おし勝るものなし /犬莫迦
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日々眺む開花の時を急かすよにソメイヨシノは我関せずと
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元部下と 神田駅にて 再会し ランチ富士そば 思い出の場
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運河から波打ち際をゆく汽車の窓辺で僕は演歌の男
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ひとふで様 心から感謝いたします 涙溢れて 止まらないけど/ありがとうございます
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親となり 縁なきふるさと 税金で 知らぬ子どもの 幸を祈れり
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春雨のまた降り出でて
川面
(
かわづら
)
にいざよふ空を傘に振り切る
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人は人それ変わらねど私には最早異世界異人種と見ゆ
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顔色を変えて書類を搔き回す義姉の笑わぬ目の冷たさよ
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亡き猫の動画の姿見つめてはまた会いたいと毎日思う
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波に落ち波に消えにし人々の生くべかりし日々夢のまた夢
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十五年。あの日私は初めての、自分の部屋で震えていました。
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