節分には 大豆と鰯 今もまだ 恵方巻きには のれずに過ごし
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ありがとうその一言は泣き笑い陰と陽とを併せ持ってる
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厚底の靴貫く灼熱のアスファルトさえ恋しくて…ぞくり
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同じ国、同じ言語のはずなのに三人寄ればわたし除け者
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四十前まつりごとは分からぬが子の明日のため分かるふりする
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早咲きの桜の木の枝確かめて只名ばかりの立春と知る
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二十四の節気の月になじみよき十月十日 とつきとおかの「朝」の重さよ
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真っ白の庭に優しい立春の陽長かった闘病生活
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国道を制限速度で走っても見えないルールが煽る人生
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つくられた寒暖差とも生死賭け闘う日々が来ると思わず
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早番の日は暗闇で目を覚まし 朝が来るのは職場の窓から
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つとめ先やってる感をだしながら明日の私にこっそり投資
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公園の出口くゆらすたむろの巣 通り迂回しお巡りさんへ (①・何かあってからでは遅いので🫡)
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パスタみ思いを馳せるあの味に貴女が作ったハヤシライス
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お巡りさん「見回りの際、行ってみます」お頼み申す街の治安を (②)
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OマルXバツ」は日本の心まるっとな月夜に掲げよ答案用紙 (世界的には「Oマルではなく「チェックマーク」)
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冷や飯に寄せて水温む御御御付 湯気立つ鮭へ散らす波の花
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この世界 なくなれば良い そう思う 自分が嫌い 心が痛い 
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質の悪い初期のうたほど膾炙かいしゃして晶子は「常に悲しむ」と云ふ
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震災で数千枚が灰になりそれでも訳し『源氏物語』
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自分とは 自問自答し 知りたがる 返る答えは 何も無い
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寒風に 満月のあり 山の端の 微動だにせず 照り輝きて
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誕生日 祝いのことば 今年は 五七五七七に 愛詰め込んで
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何時も死ぬる覚悟は此処に有り二十九年の絶海孤島
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どんどん上がる 承認欲求 褒められる それで言いなり それだけは嫌
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日常のほんの小さな幸せが崩れぬように甘噛みをする
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闇落ちはバイト引き連れ待ち伏せる 改札、コンビニ弱者を狙い (夜の帰宅時・特に女性は要注意!)
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君の目の光が消えるその前に僕ならずっとここにいるから
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コルティナに 聖火灯りて始まりぬ 氷雪溶かす熱き闘い
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高市の大まくしなり雪原を青く染め上げこの國のさき
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