よみがえる 記憶の垢は パンドラの 鍵せぬ想い ともに浮かばせ
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いつまでも危険な暑さ続く夏これがいつしか平年並みに (こんな予想は外れますように)
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水道の水が冷たくないうちは九月になっても夏のままだよ
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大空はいつも遠くて求めれば君の呼吸は消失点へ
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発明は吸引磁石貪瞋痴集め焚き付け燃やせば濁世
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「真面目だから」 と面倒事を 頼まれる 頑張るやつが 損する世界
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ひさびさに チビ&ちまの ふたりとも だいひっと大ヒットおもちゃ 撮れるキミは仕事>残念😹また遊ぼ!
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まっすぐな線路が敷いてあるように進んで行こう花も咲いてる
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いつもより 長めにおこなう ストレッチ ねこは ふしぎそうに眺めて
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目を閉じて耳を澄ませたベランダで 百舌鳥のこえなど探しはしたが(小さな秋ってどこ?)
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心待ち 調整してた 日に限り 熱出すわが子 これぞ子育て
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腕時計替えたねと 声を掛けられ 上司の細かな気付き嬉し
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と軽く ひたいに当たる 風は無く 視界の端を 舞ひをる蜻蛉とんぼ
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訳もなく床の掃除を始めるはただ他の事手につかぬ日にて
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いま僕に また明日と言う太陽は 別の誰かに おはようと言う
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髭剃の得用セットを買い続け取っ手の部分がどんどん増える
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笑われる馬鹿だからこそ見えるもの 夢に描いた未来の景色
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連日の 殺人報道 繰り返す テレビに明日の 未来はあるのか
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IOS認証取得大書きし誇らしげだが何が変わった?
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やってみせ言って聞かせてさせるけど ほめてやらない奴の多さよ
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開店前 パチンコ店とラーメン店 若者たちの行列の 意義
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打ち上がり儚く散って夏花火 大輪咲いて恋は実らず
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久しぶり 寝る時猫が 横にきて 寝るなんて夏 もうすぐ終わる
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誰だってそう簡単には変われない アメーバ尊しスライム愛し
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幼少期 喧嘩で泣く我 叱る母「目には目を!」ってホンマ怖いわ
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抱かれても 濡れているのは涙だけ 渇いたこころ満たすことなく
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十九度とふ最低気温と虫の音に今朝の津軽は秋の感あり
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お前にはお前にしかない武器がある 俺はお前を信じているぞ
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今日もまた一日平凡物語 鬼もじゃも出ぬそう願いたし
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呟きに言の葉着せて立つ舞台 幕の袖から信じて見つめ
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