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今は無き
故郷
(
こきょう
)
の古き喫茶店 記憶を灯す 茶色のランプ
38
ほうじ茶の蒸す間をはかる砂時計 曇りて見むとす細き白糸
16
感動が 編集されて 清書され それもあるのか 商業五輪
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ようやくにカフェインハイの醒めたれば
静寂
(
しじま
)
に疼く
消去
(
デリート
)
念慮
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春来たり 水の冷たさ 和らいで 朝の空気も 私に優しい
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白米は少し残して昼飯用 庶民は難民ここはジパング
16
われもまた輪のなかにいてちひさき手にぎればかへすちひさきいのち
16
お茶を買うお水買うのも今やもうしばしば目が合うコンビニの白湯/
4
7
5
ml
税込み
1
2
7
円
16
日の出前 寒さの元気 薄らいで 鳥の声聞く 今日の始まり
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犬置いて スキーできぬと 十五年 銀の世界に 白き
犬
(
こ
)
想う
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憎しみと 誤解
蠢
(
うごめ
)
く この世にも 人の真ごころ ありと信ぜむ
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百均にノーベル賞をあげようぞ「もろこし百円」僕は平和だ
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軽トラに 婆さま乗せて 聴く声は 春唄いする 今もうぐいす
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手に入れるだけで満足していたが手放すまでが人生だった
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覆水の盆に還れば二打罰もありがたきかな賽の白杭
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まづ母に赦しをば乞へ諸々の仕業数ふる初七日の夜
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飴玉を噛み砕かずに舐め切れるそれぐらいには心穏やか
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しんしんと更け行く夜未だ眠れず 静寂の中うつつ彷徨う
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友にだけ手書きの手紙しのばせて事務局報告封入終へる
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車のキー用ある時に見つからず諦めて履く長靴の奥/羊の皮を被った山羊さん郵便です
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春巡り あらゆる生命(いのち)生まれくる 土の中から 樹の枝先からも
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複雑な利害が絡む世を生きて二十日鼠の脳は戸惑う
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A
I
に短歌詠ませて投稿をするのだと聞きバカらしくなり
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カタログが いいねと総理 言ったから 総選挙後は 贈答記念日 / パロディ
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雨上がり飯盛山に霧立ちぬ決めかねている心揺蕩う
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投げてこい暴れる球を魔の球をお前を見せろ震えて吼えろ
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躊躇わず蛍光灯の交換が出来るほどには独りに慣れた
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故郷への切符で温む手のひらを往復切符で常温にする
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春風が抜ける荷台に桃の肌 ピンク色した豚運ばれてゆく
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ガラス越し記憶を辿る世界あり 「フェルメール」に ふる里想う
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