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川辺りに 無造作に咲くハルジオン 白き花びら 風に揺らせて
18
雨粒に 打たれ濡れるも 乙なもの 早目の風呂で 贅沢気分
18
ライト浴び 闇夜に浮かぶ滝桜 佇む我に花吹雪舞う
18
卯月満つ 藍裂くほどの静寂に
木群
(
むらだち
)
のぞく月ぞうつろふ
18
道挟み 日陰と日影の 匙加減 満開の花 散る花もあり
22
空き地には 虫も見かけぬ ご時世に 雀は知ってる その居場所
17
リスタート、リセットにある「リ」の文字はどこかで過去を引きずる証
17
悩む時 心音「こころね」へ問う返る音の灯の霊掴み火影とすべし
17
葉桜の 横にハナミズキ 「まかせて」と 次は私と 言わんばかりに
17
古
(
いにし
)
へのひじり
食
(
は
)
むてふ春霞憂き世をよそに山にみちたり
17
竜宮に未練たらたら泳ぐ海 振り向き投げるキスが重くて
17
葉桜や川辺をゆけば陽を浴びて
水面
(
みなも
)
を飾る花筏かな
17
息を吸い 負けを覚悟し 息を吐き 雌雄決する 戦の掟
17
待ちて詠む 歌の花束渡す日の君の微笑み思う楽しさ 「詠み直しました」
17
吾を恋し 人恋し故 吾を愛し 人を愛せて 永遠がたゆたふ
17
花は散り 桜の珈琲淹れる朝 淡きにほいに 満たされていく
17
本当にお別れだよと覚悟して
桜
(
はな
)
の終わりにしとど降る雨
17
個を出せば当然、誰かに嫌われる おっかなびっくり羊じゃあるメェ
17
ラジオ体操 二百回達成の 賞状は たかが一枚 されど嬉しき
17
雨上がり 降り注ぐ
緑
(
あお
)
わが今日に いいことあるよと そっと告げくる
17
一滴と 二滴 交互に 点滴の 落つるを見つつ 寝入りたるらし /一滴・二滴・一滴・二滴~
17
雲の列 渋滞起きて 歩を緩め 色を交えて 逍遙する
17
ぼんやりと空仰ぐには暑すぎる 春の顔した夏の眼差し
17
雨上がる青は果てなく高く在る明日の朝には新しい名を
17
クワガタの 幼虫いるか 木の穴に 取り出したるは 芋虫だった
17
着飾って 見え方気にする よりずっと 素直なほうが 可愛げあるじゃん?
17
うれしい「春」 枯れ盆栽も一斉芽吹く若葉ながらに花添える
17
なんかこう わからんもの
背負
(
しょ
)
わされて 踏ん張ってきた 長子事情
17
桜蕊落ちて踏まるる暖春のかの人の早や詠み殻となり
17
核見えず 通せんぼする海と陸、意地悪捨てて和ぎ給えよ
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