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来年の担任だれかママたちは予想屋となり集ふ我が家に
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風の
音
(
ね
)
に羽をまかせて飛ぶ鳥の声清らかな春はかろやか
18
雨降る日 ラジオ体操 休みなり ほっとするやら 物足りぬやら
18
飛梅
(
とびうめ
)
の
柵
(
さく
)
に結びし 『吉』
神籤
(
みくじ
)
『大』がつくまで 引いてみようか
18
箱根路の高嶺へ消ゆる86を焦がれど我は愛でし軽トラ
18
「さよなら」の 余韻は直ぐに消え去りて 都市なるものの 本質を見る
18
望んでる 答えを聞くまで 繰り返し わかっていても 尋ねてしまう
18
親ひとり 置いていくのは 忍びなく ただ鬱々と 何とか生きる
18
何かこう 口さみしくて キッチンと 居間行き来する 花の雨の日
18
どうしようもうダメダメだダメすぎる私の場所はあるのだろうか
18
誇る花 散る花もあり 野辺の花 人が愛せば 次の世もあり
18
真夜中に窓の戸開けて誰か見ていたら怖いな風の音聞く
18
団塊の端にも春はひかり満つ 妻と
訪
(
おとな
)
うたまゆらの
桜
(
はな
)
18
雪花(せっか)ほど 縁に欠けある 飯碗(めしわん)に 囲炉裏火映り 麦飯を食む
18
何もかも移り変わるよ花開き落ちる木蓮香り残して
18
先を行く
夫
(
きみ
)
の腰に揺れる水筒 共に歩きし あの日の野辺に花
18
左右からライトの当たるキッチンに晒す吾の抱く影のさまざま
18
麺すする音にオーイと叫びまた食べるとハヒーと笑うインコ・ナナ
18
フランスの街の音も打つデ・ヴィルを貴女の右の手首へ捧ぐ
18
爆笑で沸き出す脳の幸の波「は」が満ちて虚脱の吐息の僕ら
18
「だめ」という言葉の数だけ撫でるから僕は夜色のただの猫だよ
18
風が吹く桃も桜も吹き飛ばし春のただ中切りさくように
18
週末に 雨に打たれし 祭り場は 静寂の時 耐える店員
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雨の中 カアカアカアと 鳴くカラス その鋭き目 力みなぎる
18
雪解より湧き立つ土の匂ひこそ生きてある日の切なき証
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満開の桜の宵は仄冷えて桜の珈琲
滴
(
おと
)
すひとあり
17
春の宵 建て替えられた街をゆき 昔の匂いそぞろに探す
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カメラ持ち一人深夜のドライブで向かう先にはダイヤモンド富士
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ガスグリル魚はダメよパン専用こんがり焼けるわ恋も未来も
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けふもまた殊更などに非ずして過ぎゆくものをただ見送るや
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