手水舎に 穢れ清める 湧き水の 指慈しみ 水ぬるみけり
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親ごころ尽きることなく病める子と代われるものかと思いこそすれ
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紫の チューリップにも パンジーの 蒼白赤に宿す尊さ
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石鹸の匂いに君を抱きしめる私の行方を花は知らない
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見上げれば 朝陽に照らされ綿の雲 萌黄もえぎの葉のにふんわり浮かび
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たまたまに被るテーマのおもしろき誰かと誰かのコラボレーション
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川辺りに 無造作に咲くハルジオン 白き花びら 風に揺らせて
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無邪気さと 忍ぶ思いを 抱く君とオレンジ色のパンジー似てる
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あめのひは ねこもねむいね ねこだんご ぴったりよりそい なかよくねんね
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新聞の人生相談読みながら飲むコーヒーがひときわ苦い
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老い宅へ訪問くるる駐在さん既に周知の情報ばかり
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「ありがとう」デカフェの甘み溶けだして 誰かに言いたい今日という日を
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葉桜の 横にハナミズキ 「まかせて」と  次は私と 言わんばかりに
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いにしへのひじりむてふ春霞憂き世をよそに山にみちたり
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竜宮に未練たらたら泳ぐ海 振り向き投げるキスが重くて
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葉桜や川辺をゆけば陽を浴びて水面みなもを飾る花筏かな
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息を吸い 負けを覚悟し 息を吐き 雌雄決する 戦の掟
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待ちて詠む 歌の花束渡す日の君の微笑み思う楽しさ 「詠み直しました」
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吾を恋し 人恋し故 吾を愛し 人を愛せて 永遠がたゆたふ
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花は散り 桜の珈琲淹れる朝 淡きにほいに 満たされていく
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本当にお別れだよと覚悟して はなの終わりにしとど降る雨
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個を出せば当然、誰かに嫌われる おっかなびっくり羊じゃあるメェ
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ラジオ体操 二百回達成の 賞状は たかが一枚 されど嬉しき
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雨上がり 降り注ぐあお わが今日に いいことあるよと そっと告げくる
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一滴と 二滴 交互に 点滴の 落つるを見つつ 寝入りたるらし /一滴・二滴・一滴・二滴~
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雲の列 渋滞起きて 歩を緩め 色を交えて 逍遙する
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ぼんやりと空仰ぐには暑すぎる 春の顔した夏の眼差し
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雨上がる青は果てなく高く在る明日の朝には新しい名を
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クワガタの 幼虫いるか 木の穴に 取り出したるは 芋虫だった
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着飾って 見え方気にする よりずっと 素直なほうが 可愛げあるじゃん?
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