調つき神社(浦和)名物うさぎの彫り物は ちょっとかわいく作り過ぎなり
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西南の戦没者の碑はたからかに テニスボールに当てられてをり
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ウヰスキーの酔いのほのかにまわりきてしみじみと聴く前川清
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如月きさらぎに 重ねる君の 外套に 常より顔の 小さく見ゆる
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あゝ君はエナジー満ちて香る花 炎のよふな強さを秘めて
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忘れてた 言葉をキミが レンチンし 去年の夏が 今夜のごはん
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オーサカに雪が舞ってる嫁入りはキツネじゃなくてモズなんかなぁ
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恋みくじ引いてどうする今さらと言うに言われぬ妻恋神社
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猫は好きひっかかないし人見知り聴こえてくるよ猫の鳴き声
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参加賞 バッジはもらって たからもの もうちょい近くで あればいいなと😅
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レコードにならない作詞家をずっとしている古希よまたもフラれて
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菜花茹で 茹で汁の色のあでやかさ まごうかたなき春の色彩
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凍てつく夜 猫も同時に もぐり込み 布団のあたため 一役担う
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目を見張る艶髪であれど床の上落ちてしまえばぞっとしかせず
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梅の木に毎年花が開くのはあたりまえではないと知りけり
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あまっけて終業式の帰り道降られた雪に似た午後の雪/水っぽい
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諦めた途端にチャンス来たらしい体験談をお守りにする
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1週ひとよ待つドラマのワクワク手放して 【瞬間いま】の価値観暴落する現代いま  /見逃し配信
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継続が 進歩の一歩と 信じつつ 我は今日も 一歩踏み出す
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ゴミ箱に 捨てるばかりの この思い 一つ一つを 拾い上げてく
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通勤路いつものワンコ見えぬ朝主とワンコの安否よぎりぬ
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水曜の美術館前 横顔よ 佇む君の頬にひとひら
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職求め茅野の駅頭降り立ちて 歩荷ぼっか薪わり 赤岳を仰ぐ
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重ねても 吐き出す穴があったとて 愛してくれぬ ただの女形にんぎょう
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凧の糸ぐんぐん伸びて百メートル 手に掴むごと正月の北風ならい
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真っ白な皿に積もりし埃だけ拭かねば固まり汚れとなりて
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ウイルスは稀に網膜惑わして街のカラスが青く見えたり
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ひとり漕ぐ 眠れる街の赤信号 守る背筋を月は見ている
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十代に聴いてた音が沁みる日々今夜は特に深夜高速
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濯ぎてむ 雪に埋もる言霊を 夜明け前こそ君に捧げむ
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