AIで自律し人追ふドローンらは きれいな戀の歌を詠むらし
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久々に 風邪をひいたか 重い腰 上げて加湿器 お手入れからだ
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日記帳今日のあれこれ書き連ね 白い余白に「お元気ですか?」
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現存の天守に続く急階段 戦の知恵を今に語らむ
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ゴミ箱を空にするたび明け暮れの息・風・温度・足跡かすみ
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家族なら100%受け入れる そういうもんだ …そういうもんか?
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煮込みつつきみがシチューに聴かせているアイネ・クライネ・ナハトムジーク
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家族間 近所付き合い 格差あり 解消されず 転がっており
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気ままに空飛びまわる言の葉を ひとつふたつと捉え歌にせり
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夕飯(ゆういい)は 何にするかと 冷蔵庫 いくども覗く 灯のともるころ
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降雨のち 晴れて風吹き 暴れたる 花粉と黄砂 今年心配
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雛の前マラカス振って飛び跳ねて…忘れた孫は、大学生に
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白内障 手術終えし友 「新世界」目を輝かせ われの背を押す
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すれ違う人みなマスク 顔かくし心隠して己閉じ込め       
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悪政を バブルとシニアの 所為せいにする 現政権は 尻尾噛む犬
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神様の傷さへ癒す贈り物 糸は口から蚕のよふに
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明日を待つ春雨の日の夜は長く冬の香りを懐かしみけり
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オペ成功!拍手喝采鳴り止まぬ 脳内学会総立ちの夜/とてんからさんのピカー好き過ぎて二次創作
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「ご無事でね」東京四時に春星はミルクになって今日へ溶けてく
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油価騰がり陰で笑うはたれあらん バーコード髪風になびかせ
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ストレートなげてしまったまっすぐな月を見てたらいてもたまらず
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なに成せず褒章無縁なればこそ心平らに有り難きかな
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大国は命を喰らふケルベロス血に飢ゑギラリ牲義を掲げ
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如月のきっと結んだ糸口が解されてゆく「や・よ・い」という音
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「わが国」と 連呼連発する国に 吾の命は 砂塵の如し
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氷の下をひそか流るる水の音今は健気に春を抱えて
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大谷のホームランの音なりよりも吾にとっては良薬となり
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あと一品買えば送料無料です罠と知りつつカゴに一品
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春ゆくをまわり道せむ 手を繋ぎ月の蒼きに追ひかけられたし
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微笑めば微笑み返すレジ台にやっと届いた小さき子の指
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