海の上 延々流るる鳥の川 群れなす気流いざ北西へ
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人の溝 陰で油を注ぐ人 職場にもいて火種くすぶり
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分断が煽る憎悪と偏見に呑まれちゃダメだ目を覚まさなきゃ
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燃え尽きた火球は秘めて土の中やがて根を張り赤き実となり
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室温が10℃に下がった朝まだき 蒲団の中は36
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寒い朝石油ストーブ石油切れ石油ポンプの電池切れ嗚呼
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見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
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だ寝静まりぬ黎明れいめい 阪神を襲ふ震災 忘るるなかれ/一・一七
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シュートって腕より足と股関節?学ばず痛めた肩が疼いて (🏀 テキトーでも楽しいから困る・歌も同じかなぁ?)
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ロトリガてふ薬名ひとつぽつねんと 残されているスマホメモ
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まだ古希の若さ一から遣り直す余裕もうないから引き篭もる
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「大好きだよ」 そう言う君の 横顔は 紅葉のように 紅く染まって
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だれもゐない朝の工場闊歩するおのれひとりの冬であらねど
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先輩の愚行眺める暇ないと言う糖尿がしつこくビール
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セルフレジ 防犯カメラに気が付いて とっておきの笑顔を向ける
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思い出は思い出のままと言いつつ、ライブの音源しれっと買ってる。
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携帯の ラジオをお供に 聴きながら ラジオ体操 足取り軽し
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虹なんか架からなくても構わない愛が彩る私の生を
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題:「満員電車」  人溢る  櫃の奥へぞ  押しこまれ  身をば忘れて  息ぞ潜まる
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新雪よ 頬を赤らむ君の手は 我が手包みて微かに震え
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テロリズム目的果たすことがある 山上容疑者前例作り
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野辺のべの梅 冴える空気に さらされて  あかきがして 鮮やかとなる
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教室を 隅まで照らす 太陽は 帰り道では 陰に甘えて
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昨日さくじつの 白花蝋梅しろばなろうばい 思い出し  生成きなりのシャツに 袖通す今日
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物忘れ酷くなったと嘆く友お互い様と言って慰め
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窓を打つ風が夜通し哭いていてもらい泣きする眠れない夜
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寒空や雲間にぽっかり青い空そこだけ春が来ているようで
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名前なき感情の揺れは時経てば日常会話もできるくらいに
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久々の雪道安全第一で 後ろの車列はプレッシャーでも
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熱の子のあつき唇ひらきつつ林檎のしずく命へ運ぶ
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