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短歌
(
うた
)
を詠む普通の我等も ものがたり それぞれあると思う夜なり
64
この時世 経済回すか節約か何処につながる大河の一滴
47
耳元で振り シャンシャンと
幼時
(
おさなどき
)
友と鳴らして遊んだ
薺
(
なずな
)
39
飲み過ぎて 酔いの力で 投稿す 全くひどい 酒に謝る
18
北の地の明日へ凛々しく笑む花やゆり水仙の灯の長く在り
18
残念だキミは頑な
白渦
(
しらうず
)
に一度伸ばした手は弾かれて
18
岩陰に 深山椿の 咲くごとく 稀なる歌に 逢いし喜び
18
俗世から逃れて僕はガラパゴス独自の進化に夢を託して
18
「少ししか会えないのなら会わない」と言いつつ抱き寄せてくれる君
18
きみが今やっと笑ってくれたんだ嬉しいのにさ泣いちゃったよね
18
わが好む 写生の歌と 異なれど 幾たびも読む かの人の歌
18
春秋も知らぬ
常盤
(
ときは
)
の山隠れ花も紅葉も見ずは
長閑
(
のど
)
けし
18
足曳きの花の追っかけ四日間 恵みの春は深き眠りへ
18
いにしえの願いを捧ぐ甘き香の清楚たゆたうカモミールかな
18
夜更しが峠を越えて朝になり 夢へ「おはよう」日の出と眠れ
18
窓を開け 卯月の風吸い込んで 気分リセット! 「今日」がまた始まる
18
紫雨浴びて 枯れゆく頬も
艶
(
なま
)
めかし バス停までの 藤のまやかし
18
吾妻山 種蒔きうさぎ 姿消し 野を駆けめぐれ 冬に備えて
18
はずむ春 北へ駆けるや 角館 弘前めぐり 五稜郭へと
18
完璧な球体を成すたんぽぽの綿を崩した子のひと呼吸
18
暗闇が 藍になりたる 日の出前 かけがえのない 独りの時間
18
しば犬リク 歩くの嫌い 犬の世も 個性それぞれ どこも同じか
18
母と見た 空へと続く ゼラニウム 目印のごと 青に映えゆく
18
終わる春 午後の珈琲 あの
流行歌
(
はやりうた
)
聴いているふたりに薫る
18
黒月曜幾千回と繰り返し ヘーキになるのが大人というもの
18
山に棲む
蛭
(
ヒル
)
は葉の先伸び上がり道ゆく者の匂い嗅ぎつけ (★評論歌へパート
2
)
18
時季
(
とき
)
を過ぎ いのちを閉じる花殻摘み 再び巡る春を待ちつつ
18
家を出て 慣れない施設 ひとつずつ できごと語る 前向きな
老母
(
はは
)
18
一斉に緑に着替えて夏を待つ桜が散った後の山々
18
スマホ鳴り揺れるあの日を打ち消して心配要らぬ心配要らぬ
18
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