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冬眠を解かれて未来 問う声は「フェイス チェインジ?」選択迫り
18
あなたへの届かぬ想いしまい込む朝の光に桜ちらちら
21
内外に 果たす役割 見えてきた 「
八十億分の一
(
はちじゅうおくぶんのいち
)
」日本
17
ランデブーと古い言葉がお似合いの今夜の月と木星の距離
17
剣岳の天井空へゆうらりと我よ飛び立て味わう煙草
17
画面より
溢
(
あふ
)
る不安を 押し消して スマホ置く手に 夢を見にけり
17
したいことあふれぬようにしまう箱さがしておりぬ…はなはさかりに
17
春休み サイゼに響く子らの声 耳に美味しきボンゴレ踊る
17
サイダーを 試合の後に 受け取って 悔し涙も ともに飲み干す
17
「おばさん」と いう語が物議 かもすなる 語彙の痩せたる 貧相な国
17
ワンピース仕立てる母を見た頃の穏やかな日々遠く過ぎ去り
17
うっすらと
紅粉
(
べに
)
をぼかして微笑めば枝垂桜の妖艶なるかな
17
春の宵 建て替えられた街をゆき 昔の匂いそぞろに探す
17
カメラ持ち一人深夜のドライブで向かう先にはダイヤモンド富士
17
朝採れの 菜花、スナップエンドウの たっぷりパスタ 春きらめきて
17
飛梅
(
とびうめ
)
の
柵
(
さく
)
に結びし 『吉』
神籤
(
みくじ
)
『大』がつくまで 引いてみようか
17
ガスグリル魚はダメよパン専用こんがり焼けるわ恋も未来も
17
けふもまた殊更などに非ずして過ぎゆくものをただ見送るや
17
歌声は未来へつづくリフレイン。
出発
(
たびだ
)
つ人へ『春のコンサート』
17
今生に関わる人は三人か亡き両親と今ある妻と
17
転倒の傷が消えない年になりだるまさんから目指すマネキン
17
箱根路の高嶺へ消ゆる86を焦がれど我は愛でし軽トラ
17
仕事終え雨のレーダー待つ河童どうせ降るならバチバチ駆けて
17
息を止め箸で土筆を裏返す採取するのは緑の胞子
17
土筆から花粉を取って料理した間違いなければムツゴロウさん
17
「ありのまま」「アリのママ」だと思いつつアナ雪歌う三歳の君
17
乗り越えし 我が歩みしいばら道 山あり谷ありひと花咲かせ
17
春の雨秩序を持って屋根叩く子守唄にはだまされてみる
17
木瓜の花 塀の陰から顔出して「おは」とささやく青空の朝
42
さくら花儚き色の風が舞う
幾年
(
いくとせ
)
過ぎて覚悟のせつな
20
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