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義理だよと言い繕ったチョコレート奪って妻はバリバリと食う
14
親
(
わたし
)
から受験やめたらと言われても続ける息子の強さに涙
14
許されぬ 恋に落ち逝く運命なら ともに地獄へ行方もしあわせ
14
街灯の明かりに見えて降りしきる雪は静かに更に静かに
14
二の月はハートの行事いろいろで追いつ追われつみんな狩人
14
久々にショートケーキを食べたいな星新一 のショート片手に (もう覚えてない。まだ未読の話もあるはず)
14
ガソリンを並んで入れたスタンドはドライブスルーのスタバへ変はり
14
吉野山杉の梢に風
荒
(
すさ
)
ぶ灯ともし頃の紙漉きの里
14
ふた
七日
(
なぬか
)
ゆきくれてゆく梅の香に弄されて満つ夜半の月かも
14
面倒も中くらいなり
F
B
は既読スルーの圧の風よけ
14
捨てられた ゴミ風下に 集まりて 行き場をなくし たむろしている / ゴミは難しい 年齢・地域・国 その他 認識や自治体事に基準が違う。
14
スーパーの店内ソングの特集を テレ東あたりでやらないかしらん
14
道ばたの
水仙
(
ナルシス
)
は今うす汚れ 己の姿観る気も失せり
14
君もいま 春を感じているんだね 駆け回る脚の軽さでわかるよ
14
『口』四つ
五月蝿
(
うるさ
)
かりしか此の度は私は
屹度
(
きっと
)
『躁』だった由
14
残されたいのちのリミットわかるなら 今より優しい自分で居たい
14
集まり散じて人が変われば 仰ぐ理想は流転するもの(赤茄子日本翁へ返歌)
14
「ヒマラヤのお塩ですよ」と自慢顔 雑味が旨さと知らないままに
14
ありえない角度で雨を眺めてるマネキンは泣き方を知らない
14
理を超えて崩れ落ちたや 凛として 唯一無二なる宇宙の涯てで/折句
14
数
Ⅰ
は留年ギリギリ海見てた羨ましいなぁ関数センス
14
樹木にも 変声期あり 春夏秋冬この地球(ほし)の歌奏でおり
14
じっと耳すませ 聴いてごらん 彼方から東風(こちかぜ)吹いて 春連れてくる
14
沼ひたり特権に生くひとり星「
誰
(
た
)
がため」眠りて
醒
(
めざ
)
むや否や
14
見上げれば 雲ひとつなき 青空よ 今日の善き日を 告げる朝かな
14
行間に 人生熱く 滲み出て 詩歌が見せる 生き抜く力
14
脳みそがないクラゲたち傷つきもしないのならばいっそ来世は
14
紅白の椿の並ぶ 校庭のわき道
夫
(
つま
)
と
吾
(
あ
)
の影法師
14
手の甲に鉛筆芯の黒き点 君のくれたり暮れの学び舎
34
「知」の期限 記憶の断崖転び落つ 陽の落ちて喰む蒙昧のゆらり
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