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逃げるので追っかけてみる戻ったらまた追っかける猫と遊べば
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腹減れば水飲み満たすやすらぎの 貧に見紛う老境に居て
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「あのね」って あなたにいつも 言うけれど 続きの「好き」は まだ言えないの
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題:「満員電車」 人溢る 櫃の奥へぞ 押しこまれ 身をば忘れて 息ぞ潜まる
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ささやかに今日の労苦を労うはコップに半分ジンジャーエール
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漁港には去年と同じ鴨が来てキンクロハジロ 来年の吾は何
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ネイティブの自慢止まらぬマダムらの声高止まり
国立
(
くにたち
)
夢庵/改
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凍てつく夜フロントガラス右上に傷口のよな細き三日月
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教室を 隅まで照らす 太陽は 帰り道では 陰に甘えて
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りんご切る 手元をねこが みつめてる ようじはなあに とまとがほしいの
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年末に賀状じまいを受け取るも送れば寒中見舞いが届き
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傘寿超え新年会も最後かな「また来年」と中締めしたが
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歌という 己を守る盾を得て ここからひととせ また歩まんとす
17
有るものをつなぐ西から東へと俺は営業ひとのなか生く
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温度差は脂肪を燃やして得たもので だったら寝てれば痩せるはずだね(寝るダイエット論)
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息をするかのように歌詠みたれば
吃逆
(
しゃっくり
)
なども華となるかは/改
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年明けに 隅で人待つ スノードーム 笑うサンタは 見向きもされず
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夕球
(
火の星
)
を眺めて注ぐダージリン来来来世で移住しようか
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うやむやに されて 忘れたふりをして 筋トレしながら にぎる一票
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「がんばろうこうべ」を腕に巻きしめてイチロー打てり希望を空へ
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ロトリガてふ薬名ひとつぽつねんと 残されているスマホメモ
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まだ古希の若さ一から遣り直す余裕もうないから引き篭もる
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「大好きだよ」 そう言う君の 横顔は 紅葉のように 紅く染まって
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だれもゐない朝の工場闊歩するおのれひとりの冬であらねど
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とはいえど数えたくなき悔恨を
現世
(
うつつ
)
の
涯
(
はて
)
に捨てるもかなし
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先輩の愚行眺める暇ないと言う糖尿がしつこくビール
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凍
(
し
)
みる
夜
(
よ
)
は入浴剤もいいけれど柚子のおふろに勝るものなし
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セルフレジ 防犯カメラに気が付いて とっておきの笑顔を向ける
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思い出は思い出のままと言いつつ、ライブの音源しれっと買ってる。
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携帯の ラジオをお供に 聴きながら ラジオ体操 足取り軽し
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