短歌うたを詠む普通の我等も ものがたり それぞれあると思う夜なり
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この時世 経済回すか節約か何処につながる大河の一滴
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耳元で振り シャンシャンと 幼時おさなどき 友と鳴らして遊んだなずな
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飲み過ぎて 酔いの力で 投稿す 全くひどい 酒に謝る
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北の地の明日へ凛々しく笑む花やゆり水仙の灯の長く在り 
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残念だキミは頑な白渦しらうずに一度伸ばした手は弾かれて
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岩陰に 深山椿の 咲くごとく 稀なる歌に 逢いし喜び
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俗世から逃れて僕はガラパゴス独自の進化に夢を託して
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「少ししか会えないのなら会わない」と言いつつ抱き寄せてくれる君
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きみが今やっと笑ってくれたんだ嬉しいのにさ泣いちゃったよね
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わが好む 写生の歌と 異なれど 幾たびも読む かの人の歌 
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春秋も知らぬ常盤ときはの山隠れ花も紅葉も見ずは長閑のどけし
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足曳きの花の追っかけ四日間 恵みの春は深き眠りへ
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いにしえの願いを捧ぐ甘き香の清楚たゆたうカモミールかな
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夜更しが峠を越えて朝になり 夢へ「おはよう」日の出と眠れ
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窓を開け 卯月の風吸い込んで 気分リセット! 「今日」がまた始まる
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紫雨浴びて 枯れゆく頬も なまめかし バス停までの 藤のまやかし
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吾妻山 種蒔きうさぎ 姿消し 野を駆けめぐれ 冬に備えて
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はずむ春 北へ駆けるや 角館 弘前めぐり 五稜郭へと
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完璧な球体を成すたんぽぽの綿を崩した子のひと呼吸
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暗闇が 藍になりたる 日の出前 かけがえのない 独りの時間
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しば犬リク 歩くの嫌い 犬の世も 個性それぞれ どこも同じか
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母と見た 空へと続く ゼラニウム 目印のごと 青に映えゆく
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終わる春 午後の珈琲 あの流行歌はやりうた聴いているふたりに薫る
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黒月曜幾千回と繰り返し ヘーキになるのが大人というもの
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山に棲むヒルは葉の先伸び上がり道ゆく者の匂い嗅ぎつけ (★評論歌へパート2)
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時季ときを過ぎ いのちを閉じる花殻摘み 再び巡る春を待ちつつ
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家を出て 慣れない施設 ひとつずつ できごと語る 前向きな老母はは
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一斉に緑に着替えて夏を待つ桜が散った後の山々
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スマホ鳴り揺れるあの日を打ち消して心配要らぬ心配要らぬ
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