チビ猫は まったりまったり すごしてる なでくられたら クルクルいうよ
15
手袋のパンダが笑う朝日かな白黒つけず好きも嫌いも
15
まつり果てて人影絶えた広場から梯子でピエロ星へと帰る
15
朝一番 弟への小荷物作りつつ 全力片付け (今日、消防点検)
15
チビ猫は ひたすらひたすら ねています あさのにうにう牛乳 ねむたくてパス
15
咳をして微熱こらえて仕事して さらに泳いでクタクタである
15
トマトとお花 買いに出れずとも まあいっか ねこの寝顔が 見られるのなら
15
言の葉のトランプ切って鳴らす指 妙技に惚れるひとつの理想
15
寒いのは 弱く勝ち目は ないけれど キライじゃないよ この冬支度
15
帰省せしらと語りてつくづくと夫婦の老いを思ひ知らさる
15
替えの効くような生でも 代替のそいつは僕を詠えないだろ
15
楽できて 我が身を立てる やり甲斐は  どんな苦労も 掛けて惜しまじ
15
桃李には 人集まりて 蹊を成す  さは成れずとも 桃を手本に
15
補助輪の吾子が進む砂利道に 我の姿を重ねんとする
15
夏の間に焼酎割ってた炭酸が冷蔵庫では居心地悪げ
15
似た人を見かける度に目に染みる 燃え尽きてなお燻る煙
15
目線上 服が雑然パイプ棚 撤去し回せば運気も洗い
15
かんづめさん そこそこたべたね まよなかの ちゅーるさんおねだり なかったもんね😸(朝たべました)
15
ちま猫ちゃん さいきん おいすがおきにいり てんてき点滴さんも そこでしてたんだ
15
庭先に 椿の芽吹き 見つけたり  鉢に移して 育て眺める
15
彼岸花  カムパネルラは  もう居ない  幻想なのか  銀河鉄道
15
ひとピースはめ込む場所の見つからず 振り仰ぐ空の高さよ
15
ジリジリと 時は過ぎゆき 煙草減る  浮かび出でしは いつも下の句
15
丁寧に 頂き物の 渋柿を  初めて吊るす 吐息躍らせ
15
幸せな夢から醒めた午前二時 草木を寝かしつける木枯し
15
まだ音が無かった頃の言葉みたいイチョウと夕日の光に包まれ
15
一歩でも 弾むよな動きの ねこ母に スリッパほんとは 不向きなのです😅
15
とりあえず会社をまはす冬浅しサルサソースのパン齧りゆく
15
命日をリマインドするFBや 柚子浮かぶ酒に笑む貴方あり / 今日は大好きだった先輩の八度目の命日
15
躁鬱の自分といつか和解して、送りたいのは薄桃の薔薇
15