人並みに生きむとすれば遠ざかる里のけやきのうろ風の鳴る
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春のはず視界は温し凍る風お昼の旅びと陽風サンド
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絹糸の如し黒髪持つ友よ 元気でいますか?癖毛の僕は /リメイク
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幾度かの寒の戻りに嬉しきこと も一度君が膝で丸くなる
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オペ成功!拍手喝采鳴り止まぬ 脳内学会総立ちの夜/とてんからさんのピカー好き過ぎて二次創作
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「ご無事でね」東京四時に春星はミルクになって今日へ溶けてく
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ストレートなげてしまったまっすぐな月を見てたらいてもたまらず
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なに成せず褒章無縁なればこそ心平らに有り難きかな
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あゝハズいおゝ意外かなすゞめかなつゞる踊り字こゝろ躍らせ
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お雛様 今年は受験で 愛想出来ず しばらくオヤスミ 明くる年まで
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如月のきっと結んだ糸口が解されてゆく「や・よ・い」という音
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寒緩み買い物帰りにセカストで明るき色のコート手に取り
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歌詠みは必然の網巻き上げて途方に暮れる漁師みたいだ
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連れ合いの笑顔見たさにふざけては笑われてこそなんぼのわたし
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「わが国」と 連呼連発する国に 吾の命は 砂塵の如し
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氷の下をひそか流るる水の音今は健気に春を抱えて
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救いとは苦しみの果て「ほんたうのさひはい」さがす『銀河の図書室』
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微笑めば微笑み返すレジ台にやっと届いた小さき子の指
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ミモザ色に 願いを託し 植樹する 毎日会えるね 声もかけるね
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植民地支配のやうにアメリカのねっとふりっくすだぶるびーしー
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ピンクから黄色に変わりし店先の居並ぶ花に頬ほころびぬ(再考)
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二位通過どこがどこやらわからぬもホッと安堵の「がんばれニッポン」
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病院の帰りに寄った公園で、「結婚したい」とふんわり思う。
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太陽が眩しい君の微笑みに夜空に+SPFを
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ねこ母へ お悔やみ申し上げまする タヌ猫さんへ冥福あれと
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汚染区に取り残されし あのたち あるじ求めて鳴く声虚し  /震災で逝ったペットたちへ
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塀のうち熱に沸き立つWBC格差に沈む倭国の夕日
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土曜日は5月の陽気少年よ自転車連ねて何処へお出掛け/投稿3日遅れて
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音楽を止めて地元を歩いたら意外と静かで意外と寂しい
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春なのか冬の残滓の中なのか三寒四温のVAR
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