Utakata
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摘草
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逆境に喘ぐすべての人に 全力エールを送ります
魂の歌を 高らかに歌え!
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バタバタとことは進んで日は暮れてさあここからだ硬派銀次郎
8
城東に錆びれネオンの灯る頃
圧延
(
プレス
)
の脇で食む握り飯
18
生まれてさ良かったですかと我が胸に問うて黙してまた春が来る
15
余白にはへのへのもへじが脹れてるペケばっかりの答案用紙
11
微笑めば微笑み返すレジ台にやっと届いた小さき子の指
19
雷
(
いかずち
)
の身を貫いて落ちる
間
(
ま
)
の蝶の羽音に仏の笑まい
14
ひねり
独楽
(
ごま
)
かさりこそりと卓上に朗らに回りコトリと絶えて
16
悴
(
かじか
)
んだ指が何かを教えてるひと
気
(
け
)
の絶えた二車線の
路
(
みち
)
16
両の手で顔を覆って意識下の昏き
小路
(
こみち
)
を辿らんとする
12
ハレの日という言霊の美しさいざ旅立ちに笑って泣いて
13
その刹那手中に何があるのだろういろんな候補が浮かんで消える
15
目覚ましと言う概念が懐かしくひとつひとつを脱ぎ捨てて行く
14
枕辺にその時立っててほしいのはなんだかんだで諧謔の神
14
何となくまだまだ先と思ってた風に棚引く葦原に立つ
11
イメトレは馴染みの
OLD
(
だるま
)
でワンショット
此岸
(
しがん
)
の
端
(
はし
)
のちびたベンチで
17
さはさりながら一介の
今際
(
いまわ
)
の
際
(
きわ
)
に行き暮れて海猫ひとつ映る影なし
12
やったことないことするといいらしいコーラでも飲んでみようか
15
難題は一晩経っても難題で青蛙ちょこんと突っつき笑ってみる
12
一休のなんとかなるをなんとなく有難がって鰯の頭
16
元日にサイダー飲み干し彼岸旅これを決めるが稀代の名手/久米氏哀悼
20
ちょっと眼をつぶって僕はゆっくりと声の方へと振り返る空気の音が静かに止んだ
8
このところとんと見かけぬ野良猫
達
(
ら
)
何処
(
いずこ
)
に去りてあの月を見る
23
闇闇
(
やみやみ
)
と旗色悪き闇なれど無窮の闇の我に尊し
9
ストーブの前に座りて半睡の
淡
(
あわ
)
いに遠き笛太鼓の
音
(
ね
)
23
捨て尽くせ眠りも夢も生も死もたったひとつの信ずるものも
15
午前二時合わせ鏡のその奥に仄かに揺れる懐かしき影
18
木製品
端
(
はし
)
のすべてが丸い訳教えてくれた塚本先生
11
身を捨てて我が子を救う親鹿の瞳を胸に冥府への道
19
思う
様
(
さま
)
指揮棒
(
タクト
)
を振るえ円環を閉じる舞台の幕は上がった
11
よしまずは火を
熾
(
おこ
)
してから考えよう酒と肴は君に任せる
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