摘草
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逆境に喘ぐすべての人に 全力エールを送ります
魂の歌を 高らかに歌え!

薪は爆ぜ驢馬の吐息が白くむアンデスの峰ケーナが渡る
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母ちゃんはお前が守れ男なら絶対泣くなよ指切りげんまん
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勉強はビリでもいいが弱い子は必ず守れ指切りげんまん
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バイソンの群れ荒れ狂う只中でその一頭と眼が合う刹那
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額付け欅の古老に身を託すただこうしているだけでいい
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それぞれに軌跡があってきもがある泡沫諸兄我が道をゆけ
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好きなもの選んでいいよに歓声こえ上げてメニューに飛び付く小さな君よ
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心してそっと列から離れます輪廻転生永劫回帰
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すべて世はこともなしとは云えぬ世の日陰で回った第コーナー
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恋知らず旅立つ者の報われる話を「世界の名著」に探す
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しっかりと移行を終えた世界線23忘れものたちの寝息
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試練の中にある君へイザヤ書4110
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あめが下すべてのわざに時はあり嶮峻けんしゅんをただ無心に歩む
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「いつだってずっと君を想ってる」夕陽の向こう青鬼は笑った
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今何が再び俺を向かわせる吉田満が海に見たもの (「戦艦大和ノ最期」)
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命より大切なもの失った人だけそっとこの指とまれ
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寒夜にて心許こころもとなき水流のシャワーに打たれ今日も生きてる
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眼をつむりそろえた両手に乗せられた金平糖嬉し幼稚園の日
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割切れぬ無象を残し末期の眼虚空の底に何をか映す
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そうここで彼のshoutは始まった多摩蘭坂にふと立ち止まる
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盛り塩を各所に置いて陽を浴びて最後は心の窓をひと拭き
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「雨蛙、つぶらな瞳で何見てござる」「相身互あいみたがいのえにしにござる」
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瓦斯灯にそぼ降る雨の浪漫かなチェリーの紫煙に竜柄ジッポ
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ン十年巡って過ぎたあれこれを宿して開く今生の花
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縁という摩訶不可思議に想い馳せ横目で見やる雲間の明かり
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悄然とこうべを垂れて月光にたるるままにときは過ぎゆく
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情勢の不穏を他所よそに日常は海を跨いで今日を終わりぬ
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眼に深し緑の野辺のやはらかき草のしとねに心遊びぬ
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真っ白に燃え尽きるまで全力で走り切るその先にあるもの
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赤々と眼前に今道はあり茂吉の歌が轟然と射つ
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