母子登校トンネルの中を歩くよう自立を信じそっと手握る
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今ちょっと忙しいからウミガメの夢を見ててよぼくの代わりに
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風を受け飛砂ひさ積もる道ペダル漕ぎ 稀有なる千鳥に頬温まり
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正月に聞き手が増えて曾孫はペらペらペらと喋くりやまず
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歌はのこり故郷のも初恋も利根とながるる豊受の春
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あと五分眠っていたいと思ってた 今は眠れず朝を待ってる
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真珠貝 信じる者にパールあり信じぬ者は核を持たずに
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青空に白く浮かんだ半月を撃ち落としたい仕事始めに
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なると巻き切っても切っても「寿」ね 切らずに一本食うべきだったか
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見慣れない 寝癖つけ走りくる吾子の 涙の跡を見ぬふりし抱く
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この狭い田んぼだらけの町だけが世界のすべてだった十七
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メロディーは船を励まし海を越え語呂の響きで猫は踏まれて (チャラチャンチャッチャッ♪ )
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不安でも一日ずつを生き延びて 詠み返す日に泣けますように
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一つでも上へ闘志が暴れ出す闘志に着火スイッチはオン
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ちま猫ちゃん 3.9キロ せつないわ 食べれるものを なんでもお食べ
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食道を熱して下る大根を ビールで追わん寒夜の夕餉ゆうげ
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飲んで寝て風呂キャンセルしスマホ漬け 絵に描いたよな自堕落な日々
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「さよなら」はパンダの背中の模様のよう白黒はっきりしてなくて、冬
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忍び寄る仕事始めの日の気配後悔なきよう今を楽しめ
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早う消したい広告のバツ何処へやら見たい記事まで到達出来ず
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さみしさと 煩わしさを 比べたら 前者がマシと ひとりごと言う
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チャレンジだ!攻めて行こうぜ恐れずに未開の沼ならボードに乗って
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あと少し節分の頃会いましょうそして一緒に豆まきしよう
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星影の 埋もれるような 喧騒も 夜だかく独り 君は輝け
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ありそうだ鶏パタパタ雲の上モグラは素潜りアワビを狩って
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お正月 休み終わりの 最終日 最後の最後 足掻あがく夜更かし
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赤々と眼前に今道はあり茂吉の歌が轟然と射つ
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きのふの火事の場所を聞かれて答へれば「よかつたねぇ」に少しとまどふ
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寒風に踏み出す勇気我にあれ今年の目標ウォーキングとす
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体重もコレステロール血糖値も良さげに調うウォーキングかな
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