特許はつめい案 漁って読んだ昼休み 詠う心の下敷きとなり
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新年度顔ぶれ変わるドライバースーツ姿のあの子がとおった
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開示さる富農屋敷の映像に 霧なお深し大家族の怪
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嗚呼君と その黒髪をくように さらりと老いて 死ねば幸せ
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通勤時うぐいすの鳴くこの道が京都に続いていればいいのに
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いつもより 幾分早く 家を出る 話せるかもと 期待を胸に
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赤っ恥晒して生きる我が身には 新芽青々 心ひいら
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まだ眠る 藤花とうか見下ろし ひこうき雲 初夏の翼を 置いて消えゆく
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沈丁花 甘さの奥で あの人の 整髪料の レモンがふわり
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春秋も知らぬ常盤ときはの山隠れ花も紅葉も見ずは長閑のどけし
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優しさが 我が身に届く この香り 思わず手に取る 柔軟剤かな
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紫の風鈴満ちて夜の風へ子守歌抱くカンパニュラかな
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珊瑚の美 狙うヒトデは胃で舐める 眉をひそめる食性の怪 (★ゲスな歌への感想込み)
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豆喰えば腹膨るるを知る午の留守居の我に春は過ぎゆく
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薄明に 姿見えねど 鳥の声 朝一番の 合唱団
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端午の日菖蒲と蓬を軒に差し束ねし菖蒲で門口叩く
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幾重にも 波は拡がり 果てはなく 幾世紀にも 世は引き継がれ ★ 「Mozart」モーツァルトに触発されて」
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此処彼処人の命が殺められ 戦無くともここは戦場
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肩車の父子見送る夕映えに母を亡くした子よ健やかに
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会うまではちひさきままの孫想ひ会えばちひさくしたきと思ふ
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移りたいところは新機種未対応ひとつ前とて売れ切れのかい /スマホって···
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左耳 ピアスは勇気 だと信じ ダイヤよ共に生きると誓う
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いくつもの 空をくぐりて 咲く花に 身悶えるよな 手の中の種
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品性を 損なう歌を 読まぬ君 一粒胤の 御子の居るらし
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月も無き闇夜にひとつ声ぞする寝言云ふらし人めくうぐいす
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ダイサギよ ドブほとりで 何を見て 何を思うか 春雨の中
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買ったもの 食わずに捨てる 贅沢か? 食うべき物と 食えない者と
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春の旬賑はふあとの食卓の皿をパズルのやうに重ねる
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美味いもの最後に残すもう止めた先ずは今からたまご焼きなり
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遠き地の花を束ねて うたかたの文字が織りなす桜並木よ
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