戯れに 答え求めて 幾世紀 今で云うなら 学者馬鹿?
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声のトーン下げてと言うねん日本やな世界は強いでパッション大事
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一歩目で 水のたまり場 踏み抜いて みなもゆらめき 春のなきごえ
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春疾風はるはやて 工場こうば通りの 桜散る 道に敷きゆく 薄紅の地図
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目覚めたら雨が降ってるああ花も終わりだなあとコーヒー入れる
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マラソンの日 いつものスーパーおみせ 迂回して 辿り着く道に 熱き声満つ
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バンザイで新入生を迎え入れ白き花咲く梨の木々らは
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雨雲の浮かべる影をぼんやりと眺める日々の時は穏やか
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母と妻のアッシー君を済ませたり 眼科へ耳鼻科へ歩けや、歩け
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咲き初めしもっこうばらに風ひかる 髪梳くやうに水を遣るひと
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花壇よりしなだれ落ちる芝桜 受けてやりたし たなごころ見る
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下手くそな短歌うたにいいねをありがとう 気持ちは今もあの頃のまま/花の音さん、ありがとうございます
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奪ひ合う パン散りパンの 星屑と 遊びて群れる鳩を笑えず 「詠み直しました」
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※ 花祭り 雲はゆっくり 離れ行く 朝の冷たさ 良き日の証 ※お釈迦様の誕生日
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シャーロット いつも会う場所ところ 横断歩道上 君も私も 同じルーティン /犬です
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日に透けてやさしくそよぐ木々の葉は燦々として風に煌めく
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垂乳根の母になりにし妻なれば若き日よりもさらに眩しき
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「ありがとう」デカフェの甘み溶けだして 誰かに言いたい今日という日を
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今日こそは必ず病院行かなくちゃ誰も叱ってくれないからね
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幼子おさなごが 調子はずれの アンパンマン 口ずさむとき 平和宿りぬ
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春ゆけば蕊のやうやう紅らみて幼な子愛でるときの過ぎゆく
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細やかな雫に濡れる花びらの映す雲色ほのかに淡く
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谷風が雲海消して炎暑降る真昼夢見る池ノ谷[いけのたん]かな
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雨やみて 窓に張りたる 花びらに とき儚きを 想ひ知るかな
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すこしだけ前を向いて歩いているリボン結びを教わってから
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漬け丼を半分食って茶を入れる鮪の赤身白む窓際
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手の届く間合い頃合い腑に落ちてまったり詠めば蘆雪の絵筆
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二人してベランダで見る赤い星東の空はもうすぐ夜明け
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道端に アスファルトの 隙間にも ふまれてたんぽぽ ひらいてたんぽぽ
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春まつり終えれば街も工場も戻る寒さにふるえるもよし
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