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ゴクゴクと 哺乳瓶から 乳を飲む その勢いに 息を飲む俺
15
院内で 頼れる
医師
(
センセイ
)
は 家内では もういまさらよと
庭の木枯し
(
)
15
ネコ撫でて「そうだトイレのお掃除だ!」ときどき夢みる愛猫の性
15
「2001年宇宙の旅」のAI(HAL)は ミスの指摘にむくれてキレた(怖かった)
15
緩やかな心中じみたまどろみに選ばなかった向こうを思う
15
新月は 雲に隠れて 朧月 月のパワーと お風呂の匂い
15
カリカリの袋を開けるその音に猫寄ってくる耳の聡さよ
15
蝋梅
(
ろうばい
)
の 花芽迎へし 山寺に 母の手引きて 歩む石段
15
凶をぬきイベントのためおみくじをせっせと作るわれはペテン師
28
寒風
(
かんぷう
)
に 耐え抜く蜘蛛へ
落葉
(
らくよう
)
は お先に逝くねと その生を終え
26
クリスマス 若い夫婦と 子らの時 サンタの恰好で 盛り上げる我
22
昼飯はカレーピラフの保存食防災袋点検もする
14
ワンショット「ナイス天才!」呟いて小さな仕事も真摯な腕で
14
言の葉の大海進む俵船 七副人は乗り込めますか
14
甥からのフランス土産チョコレイト絵柄エッフェル包みし甘さ
14
車窓から 見あげた星々 さんざめく 僕らを繋いで鷲になろうか
14
はからずも 歌人の選に漏れおちて 我が身に言問う 『死にゆく言葉』
14
小説を 書いてみたいと思うけど 書き方調べる 私は不向き
14
満ち満ちた陽ざしの中の紅葉を
煌
(
きら
)
めかせては過ぎて行く風
14
またひとつ君を知るごとに深くなる呼吸を人は愛と呼ぶらし
14
風散れる イチョウ並木の 向こう岸 彼女は消えた 冬を残して
14
ゆっくりと汀踏み往く神の足 足うら響く黄昏の音
14
十日間風呂にはいれず父帰るせめて洗車をしてから迎ふ
14
寒空の下でゴメンね洗濯機ザブンザブンと稼動中です
14
ひとりだけ住む人の手で丁寧にただ撫でられているカーペット
14
お会いする 機会は今年 最後かな 今年最初の 良いお年をと
14
仮置きの 老眼鏡の 行く方の 一時間後に 見失う件
14
手持ち花火持って走って少しでも光と夏を 伸ばそうとした
14
聴
(
き
)
いているギターの曲に遠い日の絃の感触
還
(
かえ
)
る指先
14
寒いから 今日はやめよう 寒いから あとからにしよ 寒さに勝てず
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