日の本はメルカトル図に表わせばそこそこでかい地球儀見てみ
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「共感」を得るのはムズい変わり者 前世で村から追い出されたし
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バス停で肩にツバ吐く男あり「何か用かな?」笑みで投げかけ
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不妊治療 5年目にしてようやく着床 孫授かりしその日夫逝く (最大の歓びと哀しみの一日)
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オレンジに背を染められし 縁側で編む手を止めて微睡む午後よ
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辛酸を 舐めて麻痺した この舌に 効くものはなし 私は無敵
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お父さんうるさいですと言われてもイビキなんぞをした覚えなし
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帰宅する食べるすぐ寝るチャージするしばれる割れる湖面の上で
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雨もやにあずけて行こうほころびを癒していくさ僕の呪文で
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言語化はできないけれど諦めず突っ走る古希まだ若いから
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冬と春繰り返し来るこの冬はまた雪解けてもう冬要らぬ
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ユリの木は枯れ花つけて空に立つ春を忘れずかすかな芽吹き
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雪消しの雨しとやかに休日の午後 『駅』を聴く 布施明にて
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発熱で二日寝込んだ老いの身に今日の雨はちょっと優しい
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白梅が一輪二輪咲き初めて春の雨にもやさしく笑う
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最期まで ごはんを炊いて 味噌汁を つくって食べる 老いさらばえても / 立春の朝
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麗らかな光の空にツツピィと四十雀シジュウカラかな春を告ぐるは /立春
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万華鏡 桃色柄は恋の筒かさり乱れて目くるめく酔ひ
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二十四の節気の月になじみよき十月十日 とつきとおかの「朝」の重さよ
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真っ白の庭に優しい立春の陽長かった闘病生活
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国道を制限速度で走っても見えないルールが煽る人生
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つくられた寒暖差とも生死賭け闘う日々が来ると思わず
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早番の日は暗闇で目を覚まし 朝が来るのは職場の窓から
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つとめ先やってる感をだしながら明日の私にこっそり投資
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公園の出口くゆらすたむろの巣 通り迂回しお巡りさんへ (①・何かあってからでは遅いので🫡)
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パスタみ思いを馳せるあの味に貴女が作ったハヤシライス
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お巡りさん「見回りの際、行ってみます」お頼み申す街の治安を (②)
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OマルXバツ」は日本の心まるっとな月夜に掲げよ答案用紙 (世界的には「Oマルではなく「チェックマーク」)
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冷や飯に寄せて水温む御御御付 湯気立つ鮭へ散らす波の花
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この世界 なくなれば良い そう思う 自分が嫌い 心が痛い 
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