昇っては沈みあしたもまた昇るお日さま私がんばれるかな?
14
ありがたや 勝てぬ相手が いることは おかみさまさま 拝み奉る
14
分析と感に挑み知る無力「パチンッ」と我は花壇の土へ
14
初売りに群がる人々TVはこの中それ見る限り不景気はなし
14
きのふ買つたUNOをやらうと初明かり今月十になる吾子が来る
14
三日目のお節は二軍かもしれぬ食べ飽きちゃったなんて言われて
14
大体の嘘はニベアで隠せるとガールズバーで教えてもらう
14
正月の余韻の残るゴミ置き場新しい年もう動いてる
14
対岸の火事とは云えず強国の誇張の論理ベネズエラ燃ゆ
14
題∶「出発前の小田原評定」 炬燵より  はよう出でよと  候えども  時期尚早と  評定つづく 
14
ジハンピで カフェオレひとつ 買うくらい 赦されるべし ねこ母お疲れ
14
そんな夜はひっくりかえったスリッパとお話するのさ。おもて向くまで
14
リビングで話す時間が隠し味少し強めの塩味も好き
14
寒き夜 眠れぬままに 日をまたぎ 独りを憂ひ 来る朝憂ふ
14
謎解きの気分で読むも乙なもの解釈ひとつでワチャワチャしたり
14
耐え難き 寒さの中の 眠れぬ せめての癒し 暖房ピッ
14
ン十年巡って過ぎたあれこれを宿して開く今生の花
14
こんな夜はもうないはずの傷あとがちりちりちりと痛む気がして
14
ウロウロとサイト迷子の日々過ごし短歌うたの作り方忘れた年末
14
母子登校トンネルの中を歩くよう自立を信じそっと手握る
14
今ちょっと忙しいからウミガメの夢を見ててよぼくの代わりに
14
風を受け飛砂ひさ積もる道ペダル漕ぎ 稀有なる千鳥に頬温まり
14
正月に聞き手が増えて曾孫はペらペらペらと喋くりやまず
14
歌はのこり故郷のも初恋も利根とながるる豊受の春
14
あと五分眠っていたいと思ってた 今は眠れず朝を待ってる
14
一日にりんご一個で 医者いらず 福クッキーも 今日こそ食べる
14
青空に白く浮かんだ半月を撃ち落としたい仕事始めに
14
歌紡ぐ僕に寄り添ふ街灯に「がいとうさん」の力を貰ひ (アンパンマンの詩的なキャラ)
14
チュンチュンと雀の挨拶聞きながら味噌汁啜るありがたき朝
14
八坂さんのお守り バイバイ惜しくって 水神さんまで 握りしめてく
14