Utakata
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故郷にも 今では建ちぬ 住宅地 我が想い出の 畦道いづこ
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年初から 人もメディアも ざわついて 吾慎重に 階段降りる
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惜別か ブラームス四番シンフォニー 小さき窓越し鳥の声あり
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「義理チョコを今年もあげる」と手渡され そうか今年も 味はビターか
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黄泉ばかり見ている人の袖をひくこの身をもちて碇となさん
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ゆっくりと 後ろに下がり 手をたたく ごきげんさんが よちよちあるく
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妻となる人を知らずにひと部屋のアパートにゐた男がよぎる
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片腕をメンテに出せない世界線パシッと合わせる鳥居の前で
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下ネタに笑い転げて君たちの起立知らないちんぽこ二月
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取り過ぎの 税を返してもらうだけ ただそれだけのことに過ぎねど 確定申告
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天気予報 春突き抜ける 暖かさ 酷暑を憂い 背筋凍りつく
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鉄橋を通過していく電車音風が不穏な気圧変動
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Utakataの言の葉はいつも誰かに操られそっとこころに舞い降りる
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道ばたの
水仙
(
ナルシス
)
は今うす汚れ 己の姿観る気も失せり
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どれも愛 二刀流に歓喜わき 二人の金に涙止まらず
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迷路だね
足
(
・
)
もと
各
(
・
)
々作る
米
(
・
)
年貢納めて
道
(
・
)
を塞がれ
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あの頃の
父母
(
おや
)
と同じ歳なのか何たる迂闊何たる未熟
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何事も 織り込み済みの 大政権 お目付役は 日本国民
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寂しき春 君の居場所変わりゆく わたしの膝から二階の椅子へ
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立春の陽気吹き消す強風に 洗濯物なびく午後三時
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弾かれるやうに車両を抜け出せば肺の奥より息吹返れり
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民をこそ守りし城の石垣に
枯桜
(
かれざくら
)
のみ
往
(
い
)
にし代を舞う
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空の上 年々増える顔見知り いうほどそんな悪くないかも
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自由律「踊ってみた」のイメージか音の葉ステップ言の葉ターン
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釉薬の景色は均一重ねてく稀に炎の
涎
(
よだれ
)
したたり
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大発見ポンカン三つで頭痛OFFノーベル賞って貰えるのかな
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数
Ⅰ
は留年ギリギリ海見てた羨ましいなぁ関数センス
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カフェオレと ランチパックのピーナッツ ランチパックたまごの無い朝
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一周忌の 積み団子を 丸めつつ 君の生きたき 時を想えり
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じっと耳すませ 聴いてごらん 彼方から東風(こちかぜ)吹いて 春連れてくる
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