かはづ鳴く井手の玉川来て見れば岸の山吹今盛りなり
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書き損じ一枚めくれどなほ書けぬ 写せぬ思ひゴミ箱の底
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五千年、肩の力を抜いたよな土のかんばせふところにゐる/釈迦堂遺跡博物館にて
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荒草(あらくさ)を 少し引き抜き 花清き 馬酔木を供ふ 父母の奥津城
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本州の桜に浮かれる人々を視界に入れることなどもなく
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柱時計 壊れて知った我が町に 修理する時計店みせ減っている事
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予約して その抑圧に 気も鬱ぎ 医療予約 咀嚼出来ず
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K君は鼻毛のネタを見逃さないアハハ仕事に鋭いを持ち
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手に落ちた春の端切れの陽だまりを筆の代わりに言葉で描く
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ふれなくもぬくもりつたふはななるや おひしふたりに 春のかげろふ
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花落ちて塑像のやうに歌詠めば枝垂れの彼方山里はあり/あきる野市龍珠院にて
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愛犬の重い病気に胸痛め 長生きをただひたすら祈る
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夢があり秘めて潜るは群れの波「風は黄金」僕は戦う
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お隣のチームへ移籍四ヶ月 四人が去って変わる空気の
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ワッハッハッハッハ楽しげな声こだまして山は微笑み久々の晴れ
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池回り一、五キロの遊歩道 風のランナー吾を三回抜きさり
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春雷が百足の季節告げてゆくびくびく眠る夜がまた来る
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連れ立ちて 幾年春を 惜しみけむ 今年独りの 花の下道 /挽歌
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鳴る風に吹きながれるは春の日の淡く舞い散る八重の桜木
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雨のなか行ってらっしゃい伝えれば君のリュックに花片ひとつ
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わたくしの 椿のような 恋心 終わった時に 「落ちた」と呟く
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ニコチンは絶対、脳を溶かしてるニコニコ自己中「チーン・・・」って感じ
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怖くなるゆったり共有する時間幸せなことに慣れていないから
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4・5月に 長い連休 なき時代 お祭りに行き 広場で遊び
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仰ぎ見る帽子さらわれ花嵐歯抜けた前歯尊しとなす
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湖畔へと漕ぐ君越しに空仰ぐ燕群れて此処へ戻る
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汝が心鈍き我さへ絆しけり満てぬ思ひを独り見つめぬ
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風寒き冬を枝葉は耐えれども季節外れの暑さはつらい
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仲間さへ責めた言葉が苦すぎて水道の水ゴクゴク流す
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探偵の子供が大人に戻る日と今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな /素性法師(コナン)/ 21/100
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