降り立った ここは陸奥みちのく 盛岡さ 仕事は明日に 雪と乾杯
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もう二度と暖簾をくぐらぬ銭湯のコーラを一本飲みたくなった
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教室で 私に微笑み かける君 好きバレしたら どうしてくれるの
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もうお昼 もう夕ご飯 そんな日々 積み重ねては 微笑んでおり
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星空にオリオンを見た古の人と歌など詠み交わしたい
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飲み込んだ海星ヒトデ、理不尽ともに毒 河豚フグと人とは毒に染められ
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雪国の命をつなぐ 移動スーパー ゆくてをはばむ ホワイトアウト
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おそらくはバイオリズムが下降線 わかるアナタとわからないキミ
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火蓋切り駆けて溺れて掴むあし 戦は対岸 茂み掻き分け
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雪を踏みキュッキュと鳴らし翔ける君 その背の白き羽を震わせ
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困ったり うまく行かずに 落ち込むも 君だけじゃない 我受け止める!
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年老いて 今尚続く 雪下ろし 遠く離れた 地より無事祈る
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ショーケンと同じ苗字で今日も生き、足りないものは明日のゴーグル
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晦日の夜 踵の減った父の靴 磨きあげたし 除夜の鐘聞く
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金曜日 仕事終えたら 帰りたい 足を阻むは 大雪の壁
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シェーバーのかろき振えに肉挟みなおかろやかな油断の朝よ
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家事が好きそれで主婦になったのに隣の芝生が青く見えるよ
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どうしてもわかってもらえぬこの気持ち私だけしか見えない世界
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枯れ草の中で見つけた白い花スルーが上手小さきチサキはこべら
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頬染める君に捧げよ 雪溶けに溜まる水こそ『虹』の光らむ 
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与党だしとっととやればいいのにと思う公約千に三つの
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年明けに 隅で人待つ スノードーム 笑うサンタは 見向きもされず
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幾年月 古りても思う 紫の 長き君の影 金色の野も
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募金箱 首を傾げるレトリーバー鼻ズラ撫でてチャリンチャリン
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グラタンはホワイトソース作りから認知予防にせっせと料理
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美しく老ゆることなど叶わねど素晴らしき日々抱きて進まむ
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見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
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新聞の立正大の広告の風に吹かれて麗し乙女/イラストが可愛い
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限りなく死に近い生歩ませてまだ死なせずにいる女神様
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亡き母の 口癖我も つぶやいて おり寝るより楽は なかりけり
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