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締切と 雑務に追われ ひと月が 過ぎて気づけば 花香る春
16
雛の前マラカス振って飛び跳ねて…忘れた孫は、大学生に
16
白内障 手術終えし友 「新世界」目を輝かせ われの背を押す
16
悪政を バブルとシニアの
所為
(
セイ
)
にする 現政権は 尻尾噛む犬
16
揚げ麺に八宝菜をかけたもの 「皿うどん」とはたれが名付けし
16
コート
纏
(
まと
)
ひ 凍て返る通勤路行かば
氷雨
(
ひさめ
)
に打たるる散りし紅梅
16
春にまたひと足近くなるために 恵みの雨が大地潤し
24
雨の降る 少し前には 土の香が 森の香りも 運ぶ春の日
30
雨上がり 庭のモミジの枝先に 芽吹き促す雫が光る
21
奥歯欠け 型取りまでに 二週待ち 接着までに もう二週とは
22
貯蓄
(
たんす
)
癖
(
へき
)
ジパング喰らう物怪か
詐欺
(
オレ
)
に貢ぐな天下を回せ
16
そりゃないよと思ったけれど
俯瞰
(
ふかん
)
してみればそれもありだと分かる
15
昨日の雨で地上が顔洗い 潤う朝の晴れやかさかな
15
八年も凍らぬ諏訪の御神渡り 二二六がポカポカ陽気
15
Imagineは五十五年もまへのうた叶はない夢だから錆びない
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家に着き居間のインコに言ってみる お前はいいな気が楽そうで/ツカレター ツカレター
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春雨の雫したたる東屋に 晴るはここぞと鶯の鳴く
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記憶ではこんな軽口言わぬ人 増えた白髪(しらが)に思う歳月
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「カカカカカ!」 人笑うように 鳴くカラス 譜面起こせば みな違いたり
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多様性ボクは人格多溶性ひとり舞台で主役を演じ
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卒業式 荷物を下ろし 羽ばたけり 力を付けて 荷物背負いたり
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ぼっち飯、孤独のグルメともてはやすソロ活知らぬ連れション世代
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冬の風 圧倒している 太陽や 暖房弱め 二月晦日(みそか)に
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晩飯を倍に増やせばトントンだ役に立つほど働き過ぎて
15
春の
陽
(
ひ
)
にホコリも跳ねて舞い踊り ぱっとこよみに書く「オオソウジ」
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あの人のつらいが私にリンクして恋から愛に愛からツレに
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自由とか民主主義とか対話とか 無くなったのか 元から無いか
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温かい湯船に浸かる 泣きながら刺さった言葉を一個ずつ抜く
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お決まりの席で過去問にらんでた子の笑顔祈る 春の図書館
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われの世に暇を告ぐる日の色はけふに違はぬあをあをであれ
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