ぼっち飯、孤独のグルメともてはやすソロ活知らぬ連れション世代
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冬の風 圧倒している 太陽や 暖房弱め 二月晦日(みそか)に
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晩飯を倍に増やせばトントンだ役に立つほど働き過ぎて
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春のにホコリも跳ねて舞い踊り ぱっとこよみに書く「オオソウジ」
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あの人のつらいが私にリンクして恋から愛に愛からツレに
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自由とか民主主義とか対話とか 無くなったのか 元から無いか
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春陽しゅんよう抱擁ほうように酔う 様にして 揚々ようよう 今日は 何をしようか
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われの世に暇を告ぐる日の色はけふに違はぬあをあをであれ
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物置に立てかけられた杖二本こわれた傘とゴミの日に出す
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見え得ぬ歌人のこころ吟ずれば健やかなれと想ひ疼けり
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目を瞑り 水族館が 目に浮かぶ 眠りを誘う 「マリンバ」の音
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自然界 般若の顔を 見せる今 先進国が 道筋示す
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オチのないショート動画の「いいね」だね、空回りする風車なんて
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泥だんご砂と水だけ根気だけ磨く心が艶を光らせ
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至らずと写真に詫ぶるけふもまたあの日のままに母のほほゑみ
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欲出せば 出した分だけ失って 欲無く生きればそれがしあわせ
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寒戻り 屋根付きベンチは 人疎ら ぬくきを求め 足早に去る
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降雨のち 晴れて風吹き 暴れたる 花粉と黄砂 今年心配
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レンチンの 下ごしらえを 覚えれば 何でもレンチン 主婦革命なり
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不器用で 饒舌でもないけれど あなたの言葉はわたしを救う
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音楽を止めて地元を歩いたら意外と静かで意外と寂しい
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暴君と化した主は斬り伏せよつるぎささやく妖気を帯びて
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うらやまし、おばちゃんたちはカンパイって 駅弁アテに朝ビール呑み
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雲流れ 冷たき風の 吹く春も 無常のままに 時の過ぎゆく
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今朝の雨 百花開くを導きて 昼には細き春雨となり
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濡れくすむ河津桜と梅を見て足元濡らして傘を濡らして
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「かわいいね。」白にほんのり乙女色にじみひろがる梅の花たち
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徒歩・電車 往復三時間かけて今日も届ける着替えと笑顔 /面会は15分間だけ
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月の影こっそり二人の裏庭で「ここに埋めよう」空夜くうやの種を
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不揃いの房が多めの甘夏はどこか私と似ているようで
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