知名度も メニューも斬新 ラーメン屋 人手不足で まさか閉店
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アスパラの先っちょだけを噛じり喰う ごめんなさいと春に詫びつつ
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苦しさは土に埋めればコンポスト堆肥BOX僕は育てる青い果実を
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頂きへ連れて行きたしあの友の記憶湧きだす一輪草を
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孝行の足りず泣いたが紅のカーネーションへ今日から笑う
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東国が 残花となれば 陸奥みちのくは  花はさかれる 舞う桜花さくらばな
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やるせなくあわれでとてもやりきれぬ洒落しゃれにもならぬこんな結末 /京都男子児童に合掌
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春の晴れ三日続かず それも良し 夜を潤す雨の優しき
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脚本こうぞうで趣き変わるワンシーン歌人は監督カメラを回し
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さくら散りふと思い出す詩歌には花びら流れ少女の肩に
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稲妻が走ること無く 音だけが響く春雷 ひとり聴き入りし
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「重たいか」心配そうに母の声 荷を持つための我が手なりしも
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色眼鏡外してごらんあの人は幸せそうに笑っているよ
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どこでまだ咲いてるんだろ花びらが風に吹かれて路上を転がる
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ひと言の「言葉はチカラ」それだけで今も歌える師へ馳せる愛
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日曜の 公園にぎわう 家族連れ 弾む声聞き  平和よ永遠とわにと
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手はスゴい脳より先に解く答え理屈は後から仕事あるある
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階段を下りる膝の痩せ ひと足ごとく息にせめて短歌うたを乗せんと
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新緑に皐月の花の咲きめて青空仰ぐ紅ぞあざやか
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目が合って 吾は目を伏せ 彼女笑む 半世紀過ぎ 幸せであれ
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ぽつねん島 枯れ木に若葉 深緑 丸い斜面に芝桜萌ゆ
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魂は 不在なれども 吾を見る 御魂がありて 吾は生かされ
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手水舎に 穢れ清める 湧き水の 指慈しみ 水ぬるみけり
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泣きながら パンを齧った そのひとに 月明かりみて 影を重ねる
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屍は衆人環視の荼毘に付し 川に流して輪廻に託す
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紫の チューリップにも パンジーの 蒼白赤に宿す尊さ
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石鹸の匂いに君を抱きしめる私の行方を花は知らない
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見上げれば 朝陽に照らされ綿の雲 萌黄もえぎの葉のにふんわり浮かび
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たまたまに被るテーマのおもしろき誰かと誰かのコラボレーション
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革命の狼煙を待ってる午前四時 影から睨む街の時計を
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