そよ風に 揺れる木の葉の 音色にも 春のきたるを 奏で知るかな
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恥ずかしい気持ち悪いし見たくないどうか変えてと願う春分
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サイレントマジョリティーはいざ知らずわが暮らしぶり静かに堕つる 
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梅のに  春雨はるさめ降りし  るい流す  べにほおを  で過ぎてゆく
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ベランダのチューリップ今朝咲きそろい 孫は晴ればれ卒園式へ
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たそがれに仁王立ちする鉄塔が宇宙そらからの光線銃を受け
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興冷めなプラのちょうちん連なりて 地域振興さくら祭の
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わが旅は葉ずれの音の合間より太平洋をはるかに望む
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六人の孫順繰りにせし積み木 崩るるままに七たびのなく
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残された夫の動画ひとつ 何度もスクロールし 声聴きに行く
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猫を撫で コーヒー淹れて ウタカタを あとは天気が 上がるのを待つ
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駆け回る 子を先生が 追いかける その歓声よ 未来に続け
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金ローの魔女宅録画見つからずキキに会いたくTSUTAYAに走る
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靴底を張り替えてなお履き続け靴紐緩む夜の下駄箱
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はな咲けどまだ浅き春昏れゆけば戸口に立ちてにほひぞ知りぬ
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市役所は どこですかと問う 留学生 まっすぐな瞳に エールを送る
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うつむいた 心も顔は 上を向き モーツァルトの 確かな調べ
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カフェの客午後二時にして吾一人次が来るまで立ち去りがたし
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「春雨じゃ濡れて行かむ」と見栄を切る それは無理でしょ氷雨そぼ降る
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良かったよえらい目に遭うとこだった災転じて何事も福
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できるだけゆっくり咲いてと願かける、つぼみふくらむ通勤路にて。
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今朝もまた トップページは 戦争で 仏壇からも 抗議の声が
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一歩ずつ踏み出す足にいのち載せ幼な子笑むや 春のきざはし
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花散らす目白に蜜はゆずらじと雀は桜一輪落とし
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ユキヤナギ ぽつぽつ残る 帰り道 風は柔らか 桜咲き初む
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種こぼれ 花を咲かせた ビオラにも 蝶が舞い降り 得意気な顔
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年度末  猫の手さえ  借りたいな  ふわふわ肉球  何が出来るや
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何年か何十年後か振り返る今日の不遇は蟻ほども無い
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遠き日の 彼岸に会いし 人々を 偲ぶともなく ぼた餅を食(は)む /3月20日彼岸中日
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季節感特にないけどなんでだろー 語源知りたや春雨春巻
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