山のよに集まってくる義理チョコを律儀に全部食ってた時代/もあった糖尿病
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十七の君に渡したチョコレート パッケージ褪せアルバムにあり
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立春を十日過ぎても真冬日の桜もちだけ唯一の春
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立春の 光りにダルマ 解けおちて 幻と知る かたちあるゆえ
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お茶だけのお茶漬け食べていた祖母のたまごボーロの雪の命日
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目覚めれば窓に飛び込む雪景色 天が促す清き一票
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わた雪は瀝青に落ち吸い込まれ 積もらぬまでも冷気を残し
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倭の人は女神に救ひ求めたり 卑弥呼、天照大神、神功皇后・・・
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男ではどうにもならぬときが来て 女性権威にすがる民草
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あかつきつる静寂しじま四十雀しじゅうから 正弦の波 描きゆきけり
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元気でも慈しまれているような気になれるからおかゆが好きだ
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ノンアルのビールでつまむお好み焼き妻子迎へるまでの二時間
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雪文字で「スキ」を書いてく帰り道 僕は冬の子おかしな遊び
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一本の線の違いなだけなのに、こんなに違う「辛さつら」「幸せ」
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見上げれば 月は半月になりおりて 時過ぎしことに気づく早朝
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瓶の蓋開けられないと知った日の妻が見る目の光線の縒れ
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「納得」感それもハードル高めよねベリーロールで高跳びしなきゃ
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レコードを聴く喫茶店待ちぼうけ「いい友達になりましょう」から
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我が家には ずっと前から君が居て こころの 奥底和らげてくれたね (我が愛猫に感謝!)
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『改憲をはじめてやった総理の名』孫はテストで問われるだろう
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オレンジに背を染められし 縁側で編む手を止めて微睡む午後よ
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目のやり場困ってしまふフィギュアかな 何もあんなに露出せんでも
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孫来るを指折りて待つ直前にインフル奪う 爺婆の糧
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きしむよに鳴き交わしゆく冬鳥の白きやじりあかつきの月
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ひねり独楽ごまかさりこそりと卓上に朗らに回りコトリと絶えて
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定量と定性評価が混じり合い よくわからないハーフパイプとか
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宵闇を兵児帯緩め歩の進む 金魚片手に繋ぐ父の手
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皆は言ふ人は一人で生きられぬ さふでもないと私は思ふ
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八戸であがなひきたる八幡馬 男馬女馬を離して飾る
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春告鳥(うぐいす)の鳴き声未だ聞かずとも  確かに聴こえる 春の足音
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