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露天湯の 縁に上りて 山峡(やまかい)に 白く泡立つ 段瀑を見る /山水館露天風呂
16
働いて準じてばかりの戦力は「工夫の
迷宮
(
ワクワク
)
」知らぬまま去り
16
貴方への 人一倍の 愛情は 桜のつぼみ まだ頑なに
16
敗戦に 力が抜けてぼんやりと 思考も気力も ダダ下がりの午後
16
父母の家 月の裏より 遠きにて 日月ばかり 過ぎ去りにけり
16
白毛布くるまり丸まるボク達磨 白き眼で何を見んとす
16
街の灯に振り向かぬ君よ歩を早め沈丁花の香とゆく春を聴く
16
X
の解の起源は
メソポタミア
(
中東地域
)
なぜに解けぬか神に問いたし
16
春うらら カーテン越しに 影を見る 横切る鳥や 木々そよぎたり
16
社長室 鋭い
眼
(
まなこ
)
睨み合い 漏れた言葉は 鮎釣りの日程
16
聴き終えたやさしい話に作り手もきっとと思う「ゆず、香る」 /深夜便ラジオ文芸館にて
16
名残香
(
なごりこう
)
道
行
(
ゆ
)
く
頬
(
ほお
)
は
梅紅色
(
ばいこうしょく
)
三月
(
みつき
)
の花嫁 夢にゆれつつ
16
歴史上生まれた人の総計は千百七十億人といふ
16
堅豆腐ぬり箸で追ふ昆布の湯 弥生半ばの桜咲く前
16
入居前のお隣さんと 笑顔を交わし 嬉しい繋がり始まる予感
16
テレビ横デジタル時計置きながら後ろ振り向き壁時計見る
16
土手沿いに開花3輪見つけたり 長い眠りの 心地よい目覚め
16
目を
塞
(
ふさ
)
ぎ 耳を
塞
(
ふさ
)
ぎて 「孤立人」 虫にもなれず 何処に行くのか
16
卒園式 子どものパワーに負けまいと フルートを吹く 気合いを入れて / 謝恩会にて
16
友訪ね瓦礫の道を行きし春 さざなみ光る海眺めつつ
40
くしゃみして春こじ開ける君とぼく その断面を分けあうルタオ
22
年取ると 傷の治りがわるいです 穴塞がらず 闇が漏れてく
15
多様性
めいめい
(
メェメェ
)
声は小羊で権力しめしめ世界を制し
15
音が好き消えて無くなる音が好き限りある世のあらゆる音が
15
誕生日集い笑えばありがたしディサービスは日だまりのごと
15
値上げラッシュ 切り詰めながらの日々だけど 君への愛と時間は惜しみなく
15
久方の光の鈍きふつかよい
悪心
(
おしん
)
というらし
A
I
に聞く
15
若人
(
わこうど
)
よ
無闇矢鱈
(
むやみやたら
)
を 恐れるな
倫
(
みち
)
を守れば あとは自由だ
15
寒い夜 春は近いと 知りながら 肩をすくめて 高い灯油を
15
3月11日
(
さんいちいち
)
被災時刻を前後して ヘリコプターが多数行き交う / 頭上近く
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