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終わるとは 思わざりけり あの頃は 月の夜道で サルサ踊りて
24
八の字で初ゲレンデを滑りきり涙たたえる八つの吾子は
23
虚無僧
(
こむそう
)
は尺八吹いて托鉢す芸は祈りで修行の成果
18
ベランダで見上げる空は空だけはいちばんだから四十五年
18
カーテンを開けて 光を入れましょう フルーツ二種と みかんヨーグルト
18
にうにう
(
牛乳
)
は ねことわけあい チンしてね おくちふかれて いやんいやんよ
18
燦々
(
さんさん
)
とひばりの歌に包まれしエンゼルメイクの母は昼寝か
18
本来は獲らなきゃ食えぬものだろと感謝を持って食むウインナー/たずさわる動物と人
18
勉強はビリでもいいが弱い子は必ず守れ指切りげんまん
18
賑やかな孫らの歓声来てみれば指さす先の部分入れ歯よ
18
言わないと分からないこときっとある その納豆の期限は昨年
18
寒中の寝具は重いが常となりそれこそ夏のタオルケットまで
18
ねこと朝寝 至福のときよ お互いに 先に起きられ ちょっとサミシイ
18
同世代訃報の多き昨今を馬耳東風に、生きてみている
18
身を捨てて我が子を救う親鹿の瞳を胸に冥府への道
18
比喩の風ヒューヒュー吹ひて耳ピクリ 風にも宿る心の声は
18
猫母よまずは予選を突破せよ 高槻はそも右近の国ぞ(切支丹大名)
18
あと
三年
(
みとし
)
耐えてみるかと冬枯れの朝の冷気に
竦
(
すく
)
んで想う
18
春風の運んだような筆跡で 顔も知らない君に恋した /創作短歌「手紙」
18
取り替えし電球色の懐かしき 暖かきやら 心ぼそきやら
18
かーてんを あけるとチビ猫 おりてくる 「ひめべっど」なのよ おきにいりだよ
18
この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
18
深夜二時 担々麺で 小休止 辛さに咳き込む 君が可笑しく
18
カ―テンを開けても外はまだ暗く月と星との時間の
最中
(
さなか
)
18
ちま猫ちゃん おこめ
すい
(
水
)
なんて いいかんじ あさからニャンニャン ときどきケロり
18
風と歌い踊り疲れて木々の葉が眠る公園 私は一人
18
一筋の祈りみたいな名前やね「のぞみ」私は東京へ発つ
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そうだよねよく解ったよ心まで動かすものが札束なのかい
18
「また明日」西日が照らす 交差点 仄かに薫る クチナシの花
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その努力復興なんて言葉ではあらわせるまい三十余年
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