あの日から揺れと同時に亡き猫は反射でふとんに潜るようになり
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「あきらめず頑張ります」と言う友にわたしの言葉は空回りする
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言葉には力があるというのなら友に届ける言葉がほしい
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三月の イオンモールの 賑わいに あてもなく買う 春色ブラウス
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ひもすがらネット揺蕩う老人の終の住処か雲井の空は
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イチゼロの波の間に間に小舟ゆく情と涙の櫂に絆され
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山はまだ 寝起きのような 色をして 少しくしゃみを こらえている
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朝ラジオ 『ジャマイカ療法』教えたり 魔法のことば 『じゃ、まっ、いいか』
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五円玉十円玉の幅きかす駄菓子選ぶや子らの王国
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手を引かれ商店街の西はずれ 焼き鳥タレの指舐めし日よ
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我行かば ただ鳥のよう 風に乗り 風に逆らい 居場所見つけ
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朝六時 わたしのためのコンサート あなたの寝息と鳥のさえずり
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親戚の鼻筋見ればふと分かり祖父と吾には禿げの血筋も
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ミッションはゴミ出し、チャリ通10km、お仕事さ お金に吊られ宙を泳がん
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微笑めば微笑み返すレジ台にやっと届いた小さき子の指
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透明の水彩画からこぼれ落ちだいじな欠片かけらうまくけない
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人並みに生きむとすれば遠ざかる里のけやきのうろ風の鳴る
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ミモザ色に 願いを託し 植樹する 毎日会えるね 声もかけるね
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植民地支配のやうにアメリカのねっとふりっくすだぶるびーしー
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春のはず視界は温し凍る風お昼の旅びと陽風サンド
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ピンクから黄色に変わりし店先の居並ぶ花に頬ほころびぬ(再考)
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絹糸の如し黒髪持つ友よ 元気でいますか?癖毛の僕は /リメイク
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太陽が眩しい君の微笑みに夜空に+SPFを
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ねこ母へ お悔やみ申し上げまする タヌ猫さんへ冥福あれと
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月もなく 猪口に映るは 闇ばかり  ひらりとりし 花びらを呑む
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年賀状つづけてゐれば蜘蛛の糸あひたいひとを手繰りよせ、春
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こころから自分を恥じて振り返る白木蓮の忍耐強さ
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白鳥ものんびり者がいるらしい今朝も二三羽連れ立ち北へ
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父看取り 母ひとり生きた15年 我も母のこ  前向き生きん
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お雛様 今年は受験で 愛想出来ず しばらくオヤスミ 明くる年まで
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