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お年寄り黙々と雪掻き続く 豪雪画面言葉なく見ゆ
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雪壁に 小さき
氷柱
(
つらら
)
群れ集い 崩されて
音
(
ね
)
は清明に響く
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働いた経験もない遊民の 企業敵視の幼稚な言説
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カップへと琥珀の滴る音さへも 君待つ時を満たしてゆかむ
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隙あらばガチャが出来てるストリート またかなんてはヤボな話ね
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T
v
e
r
と
U
t
a
k
a
t
a
にゆるむ ほぼほぼのひがな一日 残りのわずか
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休日の雑事済ませて午後三時あとはほろ酔い思いのままに
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詠へども記憶からっぽ僕ひとり文字を光らす魔法の中で
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過ぎ去った己れの過去は棚に上げ子の反抗期心ポキッと
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オジサンが二人並んで喋っても 若者はもう耳をかさない
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いつの日かウイルスみたいな言霊で人の悪意を浄化したいよ
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やせ婆の遠吠えだってかまわない平和ボケだと笑わば笑え
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東京は雪が拭った空の青彩度がひとつ上がったらしい
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雪だるま並んで浴びる如月の日差しよ僕も溶かしておくれ
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感情
(
こころ
)
なき ボーカロイドの 機械音 こころの
詩
(
うた
)
で 肉声となれ
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食事なら何でも合うのがビールなら月に合うのは純米吟醸
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自白するスカートめくりをしましたと 学級委員にうなじをたれて
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鬼は外 多様性の この時代 鬼も内にと なる日も近し
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この先はT字路だと知っている カーブミラーの東から朝日
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朝の湯に身体を深く沈ませて深海魚へとなりゆく気分
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満月とともにやってくる 月のもの 呼んでないけど まだやってくる
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初詣豆まき恵方もスルーして福を避けてるわけではないが
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春風と遊ぶわたあめつれもどす道中ぼくはきみに出会った
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バブル時の深夜タクシー取り合いを思い起こすや「東京アプリ」
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膨張する宇宙の話面白き 意味不明なり 茶を啜るなり
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永眠を致しましたと通知する者すらおらず風と化してる
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返信は「傘がないから」 それだけで恋の終わりを知ってしまった
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ひげをそる顔削るよにひげをそる つるりとあごを確かめてみる
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皇子
(
おうじ
)
とて農夫になりきり詠ふ妙「
仮庵
(
かりほ
)
の
庵
(
いほ
)
」は稀なのかしら (天智天皇・もとは「詠み人しらず」の歌だったとか)
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松の小径 出会いし猫に 挨拶したら 付かず離れず 我が後を追い
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