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気付いてる?バレンタインが今日なこと。 二月が残り半分なこと。
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アイロンのスチームしわを伸ばしてく畳むハンカチ鶴を折ろうか
17
ひまわりのような恋なら古希だって「あのね」「介護じゃないよ」「うふふよ」
17
いつもなら 雪掻き追わるる我が里も ひと山越へれば天国地獄
17
仏壇の花 整えながら 今日の予定も整えている 穏やかな朝
17
ひとり生えの花芽がまもなく芽吹く頃 夫草削るそれを遮る
17
ケースの中 48色の色鉛筆 春の彩り 足りるだろうか
17
放たれた瑠璃色の矢は野晒しのあきらめた夢目醒ます
光凛
(
ひかり
)
/折句
17
まん中の子の名を忘れ懺悔してうちは子どもが二人と目覚め
17
朝の浜もう桜貝は拾えない流れて来るはプラゴミばかり
17
朝五時の 下弦の月が 照らす雪 風が遊びて 吾の頬 叩く
44
降りしきる 雪の墓参り 雪だるま 2つ作って 父母にお供え
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遺言のようにメモ貼る『十年後電池をかえる』シャッターの上
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目のやり場困ってしまふフィギュアかな 何もあんなに露出せんでも
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孫来るを指折りて待つ直前にインフル奪う 爺婆の糧
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帰宅する食べるすぐ寝るチャージする
凍
(
しば
)
れる割れる湖面の上で
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新しいケリケリ猫に渡したら猫喜んで蹴りに蹴りけり
16
ひねり
独楽
(
ごま
)
かさりこそりと卓上に朗らに回りコトリと絶えて
16
定量と定性評価が混じり合い よくわからないハーフパイプとか
16
停留所時刻をなぞる指先に旅の終わりが近づいている
16
八戸であがなひきたる八幡馬 男馬女馬を離して飾る
16
下敷きに推しの切り抜きはさみこみ昭和の子らは恋をしている
16
春告鳥(うぐいす)の鳴き声未だ聞かずとも 確かに聴こえる 春の足音
16
涙してポストに入れたあの手紙いまの私に送った切符
16
砂山の砂に寄る辺の霞み草沖行く船にテセウスの旗
16
迷い込む夜の近道チャリの罠ドラッグストアへ助けを求め
16
スーパーに 百円の春 並びおり ピンクのスイートピー まずは仏壇
16
種飛ばしざくざく喰らう西瓜かな 六畳長屋の縁側
過
(
よ
)
ぎる
16
貴方には少し好意を混ぜておく 全部入れたら甘すぎるから
16
詠みつかれ往きつきたれば蔓橋
月光菩薩
(
ぐぁっこうぼさつ
)
は輪廻に
座
(
おわ
)
し/折句
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