君に会いたいときに限って時間って私より前に進んじゃくれない
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犬顔の推し眺めては綻んであなたが好きとひとりごちてる
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この世でも あちらの世でも 報われず 悲しむようじゃ 苦しいようじゃ
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むかし好きだった人から 永遠の意味を教わったはずなのにさ
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軽作業機械にならず歌を詠む心は自由しかし腹減る
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少年と少女が出逢ふとかならずや愛とか傷とか死とかが生まれる
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恋人に求める物を答えては虚しくなるの私に無い物
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何倍も温かいのよその心貴方がくれた缶コーヒーより
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寄りかかって目をつぶっただけで門限になってるなんておかしい
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誰の為?自分以外に優しくするのまずはそちらが優しくしなよ
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手を入れた上着のポケットには紅きはずのカエデが茶に変わりぬる
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差しださぬあなたの右手が恨めしく離れて一人海辺を歩く
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紅葉が見たいと言って聞かないの子供みたいねでも好きよ
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微睡んで閉じた瞼の裏に在る親友の姿早く会いたい
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会いたいと思う夜だけ寝てる彼 月と太陽みたいだね 朝だ
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ラーメンもパフェも一緒に食べたけど ケーキだけ無理だった、大安の日
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疲れれば 居眠りすると まずいから 早く眠れよ 長く眠れよ
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自らの 存在価値を 知るために 人は愚かな ことさえできる
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純粋な 心の望み 昇華させ 清き結晶 作る人生
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散々一緒にいたはずなのに もっともっとって欲深くなるの
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二円ですビニール袋の端金ちりも積もればなんとやら 
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これで終わりの話するとき 的確に鳴くファンヒーター 三時間延長
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天国へ人を送った俺がなぜ地獄行きだよひどい矛盾だ
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死にたいぐらい辛いのに、死なない術を探してしまうのはなぁぜ?
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太陽はケシゴムみたいに消していく昨日を汚した呪縛の言葉
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水平の北斗は創造主カミの疑問符で 存否の虚を突きつけるのか
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行く秋に 西・独破る 蒼侍さむらいは 沈む我が国に 光もたらし
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愛も死も平和も神も珈琲も【ミックスジュース】にして飲む少年
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早起きはお家芸だと自画自賛 目覚ましなしで三時半起き
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「無理だろう」思って眠った昨晩の私に言いたい ひっくり返るぞ
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