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真夜中の 北西の風 寂しくて いきものがかり 「
YELL
(
エール
)
」を聴く
18
不都合さ 出始めて知る 老化なり 長い付き合い 時は過ぎ行く
18
雪のふね小鳥を乗せて僕のうえ伸ばす手ここよと小鳥は蜜吸い
18
某党首ゼロで割るごと問いたれば模範解答聞きたくもあり
18
ミステリーを読み
耽
(
ふけ
)
るきみ 黒薔薇の一輪挿しのように静かに
18
癒えぬまま春を幾たびやり過ごす 瓦礫のなかの光を、拭くよ
18
木蓮のつぼみをつつく破廉恥を知らない二羽がキーキーと鳴く
18
バーテンに 夫婦と思われ リラックス 打ち合わせの夜 話弾んで
30
風寒み辛夷の蕾固くして照らす街灯早春の宵
17
義を為せば民は刃紋の覇を恐る抜かずに収めよ真の知者たれ
17
油価騰がり陰で笑うはたれあらん バーコード髪風になびかせ
17
一打差も勝てば嬉しき負け悔し 飛ばぬ白球止まらぬ破顔
17
ある時に ふと亡き父が居ないこと もう会えないこと 強く感じる
17
真冬より 肌を舐めたる 春の風 襟袖口を強く締めたる
17
ひもすがらネット揺蕩う老人の終の住処か雲井の空は
17
一
(
イチ
)
〇
(
ゼロ
)
の波の間に間に小舟ゆく情と涙の櫂に絆され
17
山はまだ 寝起きのような 色をして 少しくしゃみを
堪
(
こら
)
えている
17
朝ラジオ 『ジャマイカ療法』教えたり 魔法のことば 『じゃ、まっ、いいか』
17
五円玉十円玉の幅きかす駄菓子選ぶや子らの王国
17
手を引かれ商店街の西はずれ 焼き鳥タレの指舐めし日よ
17
我行かば ただ鳥のよう 風に乗り 風に逆らい 居場所見つけ
17
朝六時 わたしのためのコンサート あなたの寝息と鳥のさえずり
17
親戚の鼻筋見ればふと分かり祖父と吾には禿げの血筋も
17
ミッションはゴミ出し、
チャリ通
(
10km
)
、お仕事さ お金に吊られ宙を泳がん
17
透明の水彩画からこぼれ落ちだいじな
欠片
(
かけら
)
うまく
描
(
か
)
けない
17
人並みに生きむとすれば遠ざかる里の
欅
(
けやき
)
のうろ風の鳴る
17
孤の粒で磨けば光る木目かな熱に応えて艶は浮き出し
17
生き抜けばいつの間にやらフル装備キズは消せないあとの祭りで
17
塵まみれ シャッター街の カーブミラー 人通りなく 飾りものなり
17
絹糸の如し黒髪持つ友よ 元気でいますか?癖毛の僕は /リメイク
17
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