初雪の便り遅れるおらが村 小屋に寝せたる板ぞ悲しき
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ユニクロさん 我に殺生な事を云ふ 「新しいヒートテックに 着替えませんか?」(暑がり!まだエアリズム着てる!(笑))
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広重の浮世絵に在る町人の顔に現る時代の活気
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見えねども近き師走にうき草の世をながむ身を月の見るらむ
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あの頃の二人にはもう戻れない桜吹雪の向こうの君よ
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短歌って 生きてる今を 切り取って 文字に残せる スナップ写真
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車窓から幼き日々を思い出す 母の記憶は曖昧なれど
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古楽界最高峰が奏でたる 心沁み入る通奏低音
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抱かれても 何も感じぬ 穴埋めの作業に あいは存在しない
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穏やかな 波と青空 これだけで 舞台整う あとは笑顔で!
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道端で拾った愛の言葉でも大切にするあなたが好きだ
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昨日見た夢の話をしていると夢より素敵な今に気づいた
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親でさえ 理解できぬまま君かばい 疲れ果てたる日々に涙す
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うどん屋に入ってすぐに行ったのはセルフサービスでおでん選び
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雨降ってきたと知り得て ベランダに干したるワンピを 焦って回収
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暇だから息子とお出かけして直ぐに 友達に会って父はポイされ
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虫歯に なったことないと 君は言う 僕の虫歯を 伝染うつしたい君に
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言い忘れホントに長く言い忘れ三年間も好きというのを
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現代のスマホ握つた奇兵隊驕るメディアは民意乖離し/まさかの兵庫県知事再選
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初恋を知らないままに還暦を過ぎた途端にロマンス詐欺に
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母から子へ子から孫へと思い出と共に受け継ぐ白い振袖
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『サザエさん』『俺たちの旅』『西遊記』日曜終わる明日月曜
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半袖で過ごした昨日の午後なのにせっかちな冬が今日訪れてた
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永遠に寄せては返す波の音にあなたの声が紛れ込んでる
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もみじ葉の血色に染めて揺れ落ちるぬし(幹)はこころを知るや知らぬや
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真夜中にトイレ行くとき父のこと 起こさなくなり嬉し淋しき
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十年後沈む夕陽の照りつける二色にしきの浜で待っているわね
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お互いに 猫は私で だんをとり 私も猫に だんいただ
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真冬の寒さ5℃、始発で帰国の外国の方、いでたち夏に近い
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強盗も 空き巣も恐い だがしかし ニャルソックが 心のお守り
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