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二十年前
(
はたとせ
)
の歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
18
勉強はビリでもいいが弱い子は必ず守れ指切りげんまん
18
賑やかな孫らの歓声来てみれば指さす先の部分入れ歯よ
18
言わないと分からないこときっとある その納豆の期限は昨年
18
ねこと朝寝 至福のときよ お互いに 先に起きられ ちょっとサミシイ
18
放課後の音とにおいが好きだった心パンパンだったあの頃
18
同世代訃報の多き昨今を馬耳東風に、生きてみている
18
身を捨てて我が子を救う親鹿の瞳を胸に冥府への道
18
あと
三年
(
みとし
)
耐えてみるかと冬枯れの朝の冷気に
竦
(
すく
)
んで想う
18
春風の運んだような筆跡で 顔も知らない君に恋した /創作短歌「手紙」
18
取り替えし電球色の懐かしき 暖かきやら 心ぼそきやら
18
かーてんを あけるとチビ猫 おりてくる 「ひめべっど」なのよ おきにいりだよ
18
この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
18
カ―テンを開けても外はまだ暗く月と星との時間の
最中
(
さなか
)
18
父母
(
ちちはは
)
と弟たちと住んだ家ドアを開ければみんないるよで…
18
ちま猫ちゃん おこめ
すい
(
水
)
なんて いいかんじ あさからニャンニャン ときどきケロり
18
目的駅近づきぬ 睡魔に負けじと 車内アナウンスに 耳
傾
(
かぶ
)
く
18
近江の海けふは静かに凪てゐて 日輪ははや比叡の峰に
18
さあ着いた半年ぶりの大阪や 呑む気満々五時から呑むでぇ
18
明日の朝おいしいごはんを食べるため ここでやめとこ今夜の酒は
18
綺麗事口にしていた恥ずかしさ『心はカネで買えないじゃない』
18
お金では私の傷は治らないこのトラウマも脳障害も
18
怨み節直球投げても良いのなら数多飛び出す堪忍袋
18
母が逝き未だ悲しい涙出ず葬式欠席後悔もなく /悲しき現実
37
幼日
(
おさなび
)
の雪の夜 もしも積もったら 雪だるま作ろうねと 姉と
26
終業後「ほしい
一首
(
ピース
)
」と格闘す外は強風シナプス燃やし
17
寒けれど 寒さの中に 風情あり ため息一つ
気霜
(
きじも
)
に変わる
17
「この見た目!」美味いと確信、奮発し「バッチリ美味し!」皮ごとシャイン
17
明らかの「ら」を抜き生まれた「あか」は和語 「赤」は「人
×
(
かけ
)
火」から生まれて
17
刻々とつぎつぎ倒れ消されてく新たに駆け継ぐ命に託し
17
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