愛すべき者あればこそ 明日へと希望繋がり 今日を生きんとす
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去年まで咲いてた桜切られててうれしくもない空の広さよ
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露天湯の 縁に上りて 山峡(やまかい)に 白く泡立つ 段瀑を見る /山水館露天風呂
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働いて準じてばかりの戦力は「工夫の迷宮ワクワク」知らぬまま去り
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貴方への 人一倍の 愛情は 桜のつぼみ まだ頑なに
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敗戦に 力が抜けてぼんやりと 思考も気力も ダダ下がりの午後
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父母の家 月の裏より 遠きにて 日月ばかり 過ぎ去りにけり
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白毛布くるまり丸まるボク達磨 白き眼で何を見んとす
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目を閉じて 香る梅の木 凛として 一本の木の 生命いのちの神秘
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Xの解の起源はメソポタミア中東地域なぜに解けぬか神に問いたし
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春うらら カーテン越しに 影を見る 横切る鳥や 木々そよぎたり
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社長室 鋭いまなこ 睨み合い 漏れた言葉は 鮎釣りの日程
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聴き終えたやさしい話に作り手もきっとと思う「ゆず、香る」 /深夜便ラジオ文芸館にて
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名残香なごりこうほお梅紅色ばいこうしょく 三月みつきの花嫁 夢にゆれつつ
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堅豆腐ぬり箸で追ふ昆布の湯 弥生半ばの桜咲く前
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「一春、一旬、わたし」とふ吊り公告 吟味されたる商業の字句
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入居前のお隣さんと 笑顔を交わし 嬉しい繋がり始まる予感
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土手沿いに開花3輪見つけたり 長い眠りの 心地よい目覚め
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理不尽りふじんな  孤独こどくかす  看護かんごの手  胸襟きょうきん開き  きずなしん
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目をふさぎ 耳をふさぎて 「孤立人」 虫にもなれず 何処に行くのか
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聖人のように微笑み対応す我のこころは我のみぞ知る
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ひれ酒の旨味に酔いし晦日月オレンジジュースの朋の相伴
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街灯が したたる雨を つつみたり はな前にして 何か震えり
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届かない 痒い背中のもどかしさ アマゾンプライム孫の手届く
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見つめられ見つめ返すと「邪魔!」の声 後ろが見えぬと妻の叱責
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もし逮捕されたら少女ではなくて女と呼ばれる歳になること
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いまさらに「今日は明日のいにしえ」と晩酌すなる今日の明け暮れ
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アスファルトの小さなひび割れ 顔出す野スミレの可憐で逞しき姿よ
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何年か何十年後か振り返る今日の不遇は蟻ほども無い
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落とし込むギュッと丸めて泡に込めつつく烏がいない夜空へ
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