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このところとんと見かけぬ野良猫
達
(
ら
)
何処
(
いずこ
)
に去りてあの月を見る
19
鯛石は米子城跡めでたいととっとり便り彼の写メール
19
初場所や天皇一家の臨席に 歓声あげる今も臣民
19
車上から
(
チャリ駆けて
)
刹那の鳴き声 目でキャッチ木隠れメジロ朝の幸運
19
5回くらい 起こしにきたのは 知っている ちま猫ちゃんは ちゃみちいニャンコ
19
ままならず
邪
(
よこしま
)
な奴!
罵
(
ののし
)
れど更に意固地なポリ袋かな/開かない
19
あの人が受賞するよう 裏山のちいさなちいさな滝に祈った
19
冬の朝 掬う真水の冷たさに 眠り醒めゆく今日が始まりぬ
19
いつの日か風になる日がきたならば君のうえではやさしく舞うよ
19
あの人の「好き」を覗いてみましたら世界が少し広がりました
19
急きょ呼ぶトイレ修理もいいことに共に慌てる家族いる夜
19
鍋つかみ両手にはめてフォッフォッとバルタン星人真似てた姉貴
19
生きるには綺麗事など不要なの 生き抜くための手段使うの
19
駆け抜けてきたんだ すこし休みませ お腹あたため ねこを抱いて
19
「私」という一羽の鳥を解き放て家族という名の深き沼より
19
比喩の風ヒューヒュー吹ひて耳ピクリ 風にも宿る心の声は
18
猫母よまずは予選を突破せよ 高槻はそも右近の国ぞ(切支丹大名)
18
もう無いしすっかり無沙汰夜勤明け朝寝と昼寝夕寝がしたい/まだ夜勤時差ボケ中
18
窓の外ホワイトアウト閉塞に慣れてひきこもりの冬は凪
18
帰り道 並ぶあなたの 手は遠い 影の中では 繋いでるのに
18
取り替えし電球色の懐かしき 暖かきやら 心ぼそきやら
18
実を結ぶ
努
(
・
)
力は重い「奴」が上 背負って挑む
力よ力
(
エネルギー
)
18
深夜二時 担々麺で 小休止 辛さに咳き込む 君が可笑しく
18
カ―テンを開けても外はまだ暗く月と星との時間の
最中
(
さなか
)
18
外界は
荒
(
すさ
)
ぶ大地の針の風 服を凍らせ針を防いで
18
陽光に薄目で居並ぶ猫二匹「分身の術??」我が目を擦り (人様の敷地内・パシャリ断念)
18
ゴミ捨てを ねこが じーっとながめてる
ようじ
(
用事
)
はなあに どこでねてたの
18
レアアース 「類まれなるこの
地球
(
ほし
)
」と訳してもよし 宇宙的には
18
母さんも昔は子どもだったからうざいと思う気持ちもわかる
18
同じ家の並んだ街を寒風と過ぎれば暮るる人参畑
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