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チビ猫の 首輪もどっか 見当たらない 買い替えどきを 知らせているか
19
「コストコで 買い物すると 太りそう…」 「…そうじゃなくて 太るんだってば」
19
無邪気にはしゃぐ幼き
君
(
まご
)
が今 時折目を伏せ もの想うようになり
19
春風に 誘われペダル 踏む
我
(
(
われ
)
)
は ひとり追い越し ふたり追い越し
19
新緑の 銀杏並木を 作る手に心も温み安らぐ都会
19
バス停で拾うピアスは他人でも笑みと涙の浮かぶ手の平
19
前方の背中美人の顔は見ず夢を残せど追い抜き悔やむ
19
行く
場所
(
とこ
)
が ある幸せに 目覚める 爽やかな朝 一歩踏み出す
19
池掃除おこぼれなんて思うのか
間近
(
まぢか
)
見守るカラスは二羽なり
19
仕留めたる 鼠をくわえ 見せにくる 健気な猫と 共にありし日
19
夜
(
や
)
に割りて竹に光るや月の如 姫はなにゆゑ竹に入りてや
19
スカスカの桜を見てはこの春は華が無いねと吹く風の中
19
雨間
(
あまあゐ
)
の車道をば 通過す車 散りぬ
桜花
(
おうか
)
を 振り払はぬまま
31
一夜明け 明るい陽射し 降り注ぐ 雲ひとつない
灌仏
(
かんぶつ
)
会
(
え
)
の日
28
十六と
二十歳
(
はたち
)
を神が結び付けあなたと逢った春があったね
18
富士白き春まだ半ばの甲斐路往く
輩
(
ともがら
)
笑みて山桜かな
18
国家とか 人種とかは 戯れ言で 目の前の人 助けましょう
18
酒好きで免許返上しちまって遊びに行けない雨の休日
18
散々に風を吹かせて 春は往く 戦の嵐 まだ収まらず
18
雨粒を抱えて若き花ひらき淡い朱の舞う花みずきかな
18
構造は生死を分ける神なのかテトロドトキシン毒たる意味や
18
脚本
(
こうぞう
)
で趣き変わるワンシーン歌人は監督カメラを回し
18
さくら散りふと思い出す詩歌には花びら流れ少女の肩に
18
豪州の肉を噛みつつ和牛とはかくも遠きか年金の日々
18
稲妻が走ること無く 音だけが響く春雷 ひとり聴き入りし
18
「重たいか」心配そうに母の声 荷を持つための我が手なりしも
18
どこでまだ咲いてるんだろ花びらが風に吹かれて路上を転がる
18
ひと言の「言葉はチカラ」それだけで今も歌える師へ馳せる愛
18
日曜の 公園にぎわう 家族連れ 弾む声聞き 平和よ
永遠
(
とわ
)
にと
18
手はスゴい脳より先に解く答え理屈は後から仕事あるある
18
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