ガリガリになりたいあの子に送った金平糖という名の刺客 

つぐないは時隔てなお重くなり秘めた哀恋口には出せず 

人ひとり消えたところで気づかない世界で僕を誰かが呼んだ 

君のこと抱きしめたいと言う腕が彷徨い疲れ「好きだ」と打った 

レポート課題:寒さと人恋しさの関係性を1500字で 

狭き門かられ なんかむにょむにょしているモンキーマジックの前奏 

頭の中で 脈々と鳴る 耳鳴りは 静寂破り 響き渡る 

かき鳴らすエレキギターが響く部屋 静かな宇宙で眠る隣人 

明日生きる起爆剤なり休日に仕込みしカレーありがとスパイス 

揺らさないで でも暗く沈む夜は嫌で テレビを音だけ消して 

二、三日湯船に入れたままだった柚子思い出す帰り道の月 

朝が来る出社したくない布団から出る瞬間に試されている 

プロフィール:真面目というのは呪いだが今日は自分を褒めてあげたい 

滔々とページをめくる手は止まる そういや僕は現実に居た 

「濡れる」という言葉が含む水分を数字で見たいと感じる夜中 

はくしょんにギターはばうおうんと鳴るタケにスタメン奪われた日に 

あれくるう大吹雪のが白ばんでどのの窓もひどくケロイド 

コンタクトも化粧も落とさず背中越しにポツリと"わたし、いましあわせなの。" 

お湯の底柚子を沈める手のひらに感じる浮力生きているのか 

ああ、ビリー・コーガンの目に満ちたそのやさしさこわさかなしさの夜 

昼間からがんばれ酢めし疑獄など読んでいて皆生きていこうな 

もう誰も住まない部屋の片隅で役目を演じ続けるルンバ 

大丈夫ではないけれど平気です はい、えっと、まあ、そういうことで 

「深めたくなるもの一覧」 「知識とか」 「恋とか闇とか」 「親睦はいい」 

テレビではバナナで釘を打っており吾の指先を布団に入れる 

インタビューをパジャマのまま受けているロックスターは早死にしがち 

人生はドラゴンボールの背表紙のような感じで続いていく 

みんなでねちゃんとがまんをしたならばちゃんと生きてる未来が見える 

生きていたいやっと心が上向いた少しずつでも歩いて行こう 

いつもより砂糖多めのクッキーを焼いたら涙止まるといいな