問いかけにAI先生優しくて涙も落ちて気も許しちゃう
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今日こそは必ず病院行かなくちゃ誰も叱ってくれないからね
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正解を欲しがったからあげたのに納得しない顔してやがる
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言霊を信じて願い唱えるも夢見草散る叶わぬ願い
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隙を見て羽を引き抜き消ゆなれど我を見下ろす雲が貴女だ
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震えたる 指の鼓動が 風になり 国境超えて 無慈悲な戦
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深谷ねぎ使って作るねぎ味噌は高級料理にも負けぬ味
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タンポポの綿毛揺れるほど風はなく 神社の桜は 今ぞ満開
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白鷺は 羽だけ持ちて 生き抜きぬ 軽やかなるや 空を優雅に
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店先に早も飛び交ふつばくらめ 去年こぞのお宿の手入れせわしや
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菜の花に降りしきる雨車窓より眺めつ向かうデイケア施設
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「ジャガイモの芽出た?」「三本な」楽しげな会話を聞きつエアロバイク漕ぐ
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ハードルはちょっと高めがちょうどいい華麗に決めたい背面跳びで
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雪解けの 春の鼓動を風に聴く 桜舞い散るせせらぎの路
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公園に 桜のいろの風ひかる 言の葉むすぶ 人の輪ひらく
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幼な子を未来につなぐひかりかな 飛行機雲は桜の空へ
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無花果の枝の武骨にそよそよと水仙の白 病める身の春
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窓からの陽射しは膝に熱を射て 開けっ放しで車ころがす
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裸木はだかぎが ああも見事に 咲きほこり 桜なるもの センターに立つ ※マナーが悪いようです
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真実は人の数ほどありますが事実はひとつしかないのです
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⋯リルと⋯ビア⋯ミン⋯ヂン⋯チンと名を言って卓に並べて飲む薬かな
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私のものと思いし国の旗そんな厭味になっちまったか
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懐メロもいにしえよりの歌よみもわれの心の揉み師なるかな
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朝採れの 菜花、スナップエンドウの たっぷりパスタ 春きらめきて
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来年の担任だれかママたちは予想屋となり集ふ我が家に
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風のに羽をまかせて飛ぶ鳥の声清らかな春はかろやか
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箱根路の高嶺へ消ゆる86を焦がれど我は愛でし軽トラ
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「さよなら」の 余韻は直ぐに消え去りて 都市なるものの 本質を見る
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吾の焼いたシフォンの脇にホイップと苺で君はまばゆい笑顔
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スーパーの 待合喫茶に 聞こゆ声 病と年金  身に詰まる午後
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