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季節
(
とき
)
来て 咲くべき花の 咲き誇り 幸と勇気を 我にくれたり/今はハナミズキ
19
彷徨
(
さまよ
)
いて 行けども行けども たどり着けず同じ道ループ 悪夢にハマる
夜半
(
よわ
)
19
雨後の朝 あらゆる樹木に水と光 こうして季節は また一歩進む
19
オチがつく落語みたいに滑稽な日々を演出できたらいいね
19
芝桜ほどよく酔えばうたた寝の目覚むる妻や高麗駅あたり/羊山公園を後にして
19
離れてもハイビスカスを二人して育ててゆけば一緒と同じ
19
キンセン花 命の捧ぎ萌えてなを慈愛果てなき道へいざなう
19
朝まだ早し ひんやり風に首すくめ 薄手の上着襟立て歩く
19
手をたたき鬼さんこちら育てしがいつの間にやら鬼は先行き
19
待ちわびて 薄着装う 乙女らの 姿まばゆく 春闌けてゆく
19
虫がいて 草花があり 人がいる その端っこに 少し腰掛け
19
力より
均衡
(
バランス
)
だよと 教えられ ぶつくさ言うも 「
YOGA
(
ヨ ガ
)
」に精出す
19
創作心 滲む作者のお人柄 磨いているのは己の心
19
山深き道を辿れば山桜皆の土産の話しへ変える
19
朝起きてやや肌寒いストーブは焚くほどでない冬は去ったと
19
石鹸の匂いと君を抱きしめる 裾を
揺蕩
(
たゆ
)
らす風の優しき
19
熊蜂
(
くまばち
)
が 蜜吸う
羽音
(
はおと
)
や 藤の花 庭に
出
(
い
)
でれず 盛りを過ぎぬ
19
ハナミズキ 晴天の下 花開く 白やピンクに 空を染め上げ
42
なんかこう わからんもの
背負
(
しょ
)
わされて 踏ん張ってきた 長子事情
18
桜蕊落ちて踏まるる暖春のかの人の早や詠み殻となり
18
朝陽浴び 桃色シャワー降り注ぐ 日中線の桜トンネル
18
ぽつねん島 枯れ木に若葉 深緑 丸い斜面に芝桜萌ゆ
18
ゆく春の
桜
(
はな
)
の盛りを訪う旅路 武蔵の杜より甲斐の国へと
18
「ほいくえん、赤ちゃんいっぱいいた!」 そっか、もう赤ちゃんじゃないんだね、君
18
紫の チューリップにも パンジーの 蒼白赤に宿す尊さ
18
石鹸の匂いに君を抱きしめる私の行方を花は知らない
18
合歓の木の失せた川辺を見渡せば黄花コスモス空に向かいて
18
スズランと ドウダンの白き鈴なりが 我に教えし 群れという
美
(
び
)
18
庭先に 鳩訪れて クルポッポ 幸先よろし そんな気がする
18
ありがとう 「でも危ないよ!椅子の上」 お転婆の母 まだまだ元気
18
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