分けられた少し大きいあんまんがあなたの愛を教えてくれる
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プレゼント、大きなケーキ、クラッカー 子供の頃は喜べたのに
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温泉のコーヒー牛乳自販機の驚き価格一八〇円
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病室の壁があまりに白すぎて何かぶつけてやりたい夜更け
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『宇宙には文明を持つ生命体……』たちの実験場なる地球
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題∶「年の瀬」 急ぎ足  新年向う  雑踏に  ただ立ち尽くす  我が思いかな 
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ちま猫ちゃん いつも よあけ夜明けをみているの たまにねている ときもあるけど
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何故なのか実家の炬燵は暖かいみかんも甘い動きたくない
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手の内を見せず鮮やか初勝利さすがベテラン引退間近
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くもり空 ちま猫ちゃんは ねむそうで まどぎわさんで すやすや・ねんね(本日、今年ラスト通院)
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名目上 スペースあけるといふことで スタイルバランスゆずサワー飲む
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ノンアルで「お疲れさま」って言い合って一緒に過ごす一時間だけ/師走晦日
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ポップコーン みたいに笑う 安心が 日常になる 君とわたしと
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猫かしら犬なのかしらと思いつつ足跡と歩く雪積もる道
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しあわせな 夢を見ました うつつかな 暖をもとめて ねこが乗ってくる
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びしょびしょの窓の結露に陽がはじけ 呆れるほどに青い冬昊
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ねこの手を握りつつ あちこちLINEする 「よいお年を」「また会いましょう」と
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来年の干支は午年丙午ひのえうま八百屋お七よ今語られる
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評判のかんばしくなき病院のERにて 命をいただく
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言葉でも行為でもなくその人の佇まいから滲み出る愛
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小雨降る 軒下に籠 ひとつあり 二匹重なる ごろ寝三毛猫
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お年賀を 最後の2枚 書き上げて 旧友へどうか 想いよ届け
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カーテンを あけて光を 入れましょう そして最初に 光があった
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目薬をささんと上をみれば空、カラスよこぎる、いっぱいに空
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ねこたちは ねているあいだに のどかわく ヤマザキボウルでも 置いてみようか(おみず)
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都市部でも大粒の雪低迷でらしさ失い明日は大雨
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「たまにめちゃ伸びる」といふ孫の背の ほどなく我に並びて抜かん
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病室の四角い空に三日月がやさしすぎるよ何とかしてよ
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急いでも仕方がないことあるんだよベルを無視して終活休み
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「母さんがまちがってたよ、だいじょうぶ」言ってやりたい十五の君に
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