雀去り地に花咲かす桜花 時折に吹く風に舞いけり
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なんとなく月を見ている特別に寂しいわけでも無いのだけれど
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無言人ぬっと現れぬっと去る持ち去るようじゃ猿かも知れず
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先を行く きみの腰に揺れる水筒 共に歩きし あの日の野辺に花
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蕎麦すする音にオーイと呼ぶナナも食べてワーイと笑うインコや
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空覆う 雨雲に似て 気分まで もやる 溺れる 水たまりの奥
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仰がれて 風に煽がれ 雨を受け 少し遠見の 桜の宴
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廃屋の荒れにし庭に水仙の栄華の名残り一隅を照らす
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利便性 詐欺師にとって 出入り口 「AI」※エイアイさんと 「SNS」エスエヌエス氏 ※「AI検索」は「諸刃の剣」
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アイデアを まとめる為に 夜散歩 カレーの香り パワーが溢れ
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茶の色の束の間に褪せ松抱けど小舟や過ぎし蒼き川の辺
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花冷えの 雨降り出でて 悲しみの ふたたび返る 君が四七日(よなぬか) /挽歌
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キミ想い清明の空見上げをり新たな年も共に生きたい/卯月六日
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諦めた。次の冬にはインパクトレンチインパクト要るなと思うタイヤ交換/あちこち痛いし
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コロナ禍で会へない祖父に文送りおまけに添へたはじまりの歌
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残り咲く桜の腕を掴んでは放して揺らす名残りの夜に
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垂乳根の母になりにし妻なれば若き日よりもさらに眩しき
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遠巻きの我をいざなふ桜かな寄れば触れれば歌に酔ひしれ
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やや強き風に誘われダンスするTシャツ・ジーンズ春だ春だと
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立ち止まり迷う私のかたはらに 黙して笑う春の陽の夫
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にぎわいの桜の並木何事もなかったような卯月の葉桜
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雪花(せっか)ほど 縁に欠けある 飯碗(めしわん)に 囲炉裏火映り 麦飯を食む
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バッグ抱えデイの窓辺貼り付く義母に くるり背を向け気づかぬ振りを
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いい馬に目がない僕は駆く馬出資馬に未来の夢を歓声を
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やれやれと 特定検診とくていけんしん 結果みて これで一年 少し気楽に
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いつの間に増えなくなった思い出と作れる料理作らない日々
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真っ白に青ざめ消へし歌の跡 鍵をたがへて未知の泡沫 (絶句・・・ですね💦 さくらもち様へ)
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そのときに またその時に 味があり 寝かせた酒の 奥深きこと
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雲よぎり 宙に上りし 月を見る 過ぎ去る夜汽車 見送るように
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観桜の ぞめきをよそに 寝つ起きつ 持て余すなり 微熱ある身を
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