暗記して!テストに出ます直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
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猫顔のスリッパ父が買ってきて母さんが履く好みだと言う
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月餅ののこりで中国茶も淹れて お茶三昧の けふであるかな
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万年筆 出番が少なくなったけど 使ってみると意外ときもちよ
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不安とは、分からないから抱くもの 理由が分かれば安心かもね
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大谷は十二時間も眠るとか お陰で早寝 朝寝ができる
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ねこたちの たいないどけいは せいかく正確よ がくしゅ学習・のうりょくも もっているのよ
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居合わせた消防団の活動に級友たちが頑張っており
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三つ四つ同時進行の案件も さらりと捌く・・ことも昔はできたんだがな
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はしはしを結ぶのだからはしという」教授の言で始まる講義/五十数年前は土木科の学生でした
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吹きすさぶ木枯らしと照る太陽と、折り合いをつけ11
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電車乗り他の乗客見渡して マフラーだけははずしてトートへ(同調)
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暖房のにおいがしてるこの場所はかすかにずっと守られている
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冬が好き夜の長さを知らなくて想う長さもまた知らなくて
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あぁどうか 春の香りになっていて 私はあなたが だいすきだった / 谷川俊太郎さまへ
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年齢を重ね感性老けないすてきな言葉紡ぐ方だった /谷川俊太郎さん
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乾風からかぜがやみてしづまる町裏に枯紫陽花がなほしがみつき
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チック出る息子を丸ごと抱きしめる 今夜のご飯は何にしようか
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ちま猫ちゃん おこらりた怒られたひは そおっとね おかあちゃんの おひざにもたれ
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さっそくの忘年会も蟹鍋かあいつがいなくて増えた取り分
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本棚に眠る『もこもこもこ』めくり初冬の朝に故人を偲ぶ
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長い方のレジに並べば精神の修養になるとふと思いつく
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秋日浴び世界ではなく一匹の蟻の動きを気にして見てる
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裸木の数多持ち上ぐ宿り木のひと月前は葉陰にありし
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思い出の高校時代の吹奏楽テーマのようなる「鉄腕アトム」
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温かい 生姜紅茶を 飲みながら 冷える身体に エールを送る
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不荷重は筋力上げるためにある充電切れたアシスト自転車
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足元が 氷雨に濡れる 畦道あぜみちに 千萱ちがやくれ 紫苑しおんの小菊
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あの邦画の鑑賞券をお守りのように持ってる夜が滲んでる
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飛び出すな小さな子供の手を握る高校生の勇気逞し
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