トラックはかぼちゃ工場へ町中はハロウィンかぼちゃの飾りがあふれ
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益田ミリ「こはる日記」を読み終えた 本で泣いたの久しぶりだわ
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歯科治療保険適用どこまでか。元気な歯まで抜いて良いのか
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サルビアの 真紅うつりて 秋の空 澄んで眩しき 明日も晴れるやハレルヤ
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山粧ふ 紅く色づくナナカマド 燃え立つように赤々と燃ゆ 
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小雨降る コスモスの丘も おつなもの 今日は折り紙と スタンプラリー
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寒がりなる蟋蟀こほろぎの歌 よみがへり 束の間の秋晴れ 歩を運ぶ
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実を付けて染まり初む葉も薄紅の 花水木みずき通りはゆるり秋色
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床に落つ小さな蜘蛛に「ひゃあ」となる か弱き夫と四十五年  /高からの付き合い
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「無用の用」老い朽ちる身にほのぼのと光のことば秋空に映ゆ / 祝ノーベル賞 北川博士
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君が死に 二人で話した 言葉らは 私ひとりの 記憶となりぬ
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稲間よりひょいと上がって白鷺はそのままよじり光を弾く
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スナックへ 入りビールを 注文す 「買ってきます」と 留守番させられ
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夕焼けに ランタナの花なおあかく あの日の空もこんなだっけか
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ぺこりとす今日も明日もあさっても会釈は心の握手だからね
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一年中代わり映えない生活は後悔するにもそれは虚しい
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幼き日あなたが描いた宇宙人まだ持ってるのと笑うけれども
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つかの間の帰国の友と過ごしてる 番外編のような時間を
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蝶がゆく 君の名はたしか タテアゲハ? 芙蓉の花に そっと止まれり
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ふみふみの きせつ季節 ことしもきたんだよ ふみふみふみふみ ぽんぽん・やわらか🐾😸
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清水と泥水までのグラデーション 油一滴 虹の早苗田
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湖畔にはキカラシの畑麓にはヒマワリの群れ さらなる沃野
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ねむたくて しゅんまく瞬膜・でてる ちま猫ちゃん ナデナデしたら フゴフゴいわれ
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目いっぱい回った旅から帰宅して郵便受けにチラシぎゅうぎゅう
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久しぶり 秋の畑に立ち寄れば 白菜の葉が レースになりおり
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慎ましく食器まとめて合掌し店を出て行く青年眩し
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『今夜はね、良いおかずだよ。届けるか?』ラインに『いらん』で覚っておこう
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真っ白な羽根散らかして正に今嫌われ者の鴉が鳩を
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和箪笥あけ 着物取り出し 母娘おやこして きゃぴきゃぴしてみる 秋の夜長に
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150回 腹筋励む 吾の隣 タヌ猫と母は すやすや寝息
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