頼むからerrorのrに混ぜてくれeとoにはなりたくないんだ 

内臓が見えるくらいに透明な君の隣に居させてくれよ 

真空を抱いてねむる影ふたつ (親友、キミに春をあげるよ) 

上司との 接待酒に 酔えぬ俺 時計よちゃんと 進んでいるか 

小さくて 米粒ほどの 親切も 人の助けに なれたら嬉し 

波風にかたち消えゆく時もあり たださもありなめる泡沫を 

母さんが迎えに来るまで十五分 二人になれる雨の九月夜 

名も知らぬ虫が鳴いてる途切れつつ 命短し秋の入り口 

飽きるまで 落ち込んだから 大丈夫 髪も切ったし 次に進もう 

納得のいくこたえだけ求めては宇宙の終わりも首を振らない 

ひりつきて愛を乞うこの想いから解放されたき楽になりたし 

欠点を一つ二つと数えても 月は二十九日は欠けている 

ひとの手はなにかを隠すために在る例えばわたしのこんな気持ち 

カラオケに行ったことすらないぼくにでかいバッタがぶつかってくる 

極めたき道はあまりに限りなく 残されし時あまりにわずか 

水色に光るボタンに指を乗せ140字を送り出す日々 

氷山に トロリ日本酒 注ぎこみ とける音色で 暑さ蹴散らす 

白鷺しらさぎ蜻蛉とんぼ番井つがいで飛び去りぬ 我は独りで歩む秋空 

生きてきた 時間の方が 長くなり 愛も恋も  砂の如く落ち 

時刻む 砂一粒のきらめきに 積もるる日々は 確かなりけり