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人の世の 如何なる言葉 より君の たつた二文字ぞ いかに嬉しき
22
新たなる 年の初めの宮中に 厳か響く歌会始
22
静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る
明星
(
みょうじょう
)
22
針の月なほ黎明の昊にあり 寒気にかざす
剱
(
つるぎ
)
のごとく
22
いろいろとみんな終わってゆくものだあんな新しかったものでも
22
降圧剤 父の記憶を小分けして 同じ薬をお古のケースへ
22
父母
(
ちちはは
)
と弟たちと住んだ家ドアを開ければみんないるよで…
22
すれちがう受験の子らにガンバレと心の中でエールを送る
22
滋賀びとが「琵琶湖は海だ」という気持ち ごもっともです確かに海だ
22
一番を飾る門出は古希からの再スタートでずっと青春
22
土曜日の朝は フルーツ2種と決め りんごとみかんで 気合いを入れる
22
蝋梅に見惚れる吾に枝を切り薫りがいいよと手渡しくれる
22
未
(
ま
)
だ寝静まりぬ
黎明
(
れいめい
)
阪神を襲ふ震災 忘るる
勿
(
なか
)
れ/一・一七
22
新しきカレンダーにも慣れてきて若気の至りでなくなる今年
22
雀二羽 ぷっくり膨らみ 植え込みに 天敵のない 青空の
下
(
もと
)
39
神様の匂いの残るお布団を頂いているお雑煮にして
21
風禿
(
かぜかむろ
)
けふは雪夜を触れ
往
(
ゆ
)
けど まろき
袂
(
たもと
)
に匂ふ梅の
香
(
か
)
21
一斉に枝を離れて飛んでゆく筆を払って散らすしぶきか/鳥
21
じっくりと熟成されて塩梅な風味になった積読を読む
21
掃いたのに振り返り見る白くなるまた掃いて白また降って雪
21
外は2℃ 鏡開きは できぬけど 何か食べなきゃ ビスコでもいい
21
パソコンのアプリが消えて別の子を探すがどうもみんな今どき
21
明日からは 相撲初場所始まりぬ ご贔屓力士の更なる高みを
21
窓辺にて ひなたぼっこの わが
猫
(
こ
)
たち よき眺めなり しあわせそうで
21
亡き父が 鍬持つ傍ら描きしは 墨絵の達磨吾は
短歌
(
うた
)
詠みし
21
一瞬だけ 全て忘れてみたくって 寝逃げに走る ねこのおやつまで
21
半年に一度の経過観察は 生き抜く
縁
(
よすが
)
人生
(
たび
)
の
宿木
(
やどりぎ
)
21
皆様から「頑張って」との声届く 我は果報者 是非にも期待に
21
地味にいい仕事をしてる僕たちは「小さな幸運」世界へ届け
21
今一度 振りと歌とを 叩き込め 大丈夫、やれる、いつも通りに
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