細胞を ちぎられ検査に 回されて 吾も細胞の 塊と知る
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山鹿は秋の紅葉を蹴り上げて ひとり奧山冬へと消えて
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実の落ちぬ柿の木の下掃かねばと熊を恐れつする除雪かな
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墨を置き筆先迷う米国の君に送れず透明な雪
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師走の夜空を舞台に 主演の如く 十四夜じゅうよんやの月 さやかに
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千葉県は猪はいる鹿もいる キョンも出るけど熊は棲まない(安全)
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持参したお茶もう軽し冬晴れて乾く乾くさらにひとくち
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待ちわびた今年最後の満月は 分厚い雲の御簾の裏側
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僕の手の中の ちいさな手は熱く 眠いかそうかと 愛おしなみだ
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経営を実務で学ぶ 今月は 労務の苦労 対処悩ます
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ねこのひげ みつけたあさは よいあさと 我は決めてる 本日晴天
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みなもには残りもみじの朱をうつし じゅんさい池は冬のしじまに
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誰を待つ 訳でもなくティーカップあり 葉洩はもれ日の散る 庭のテーブル
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十六夜の月が明るく照らしぬる 母の帰る道 我が行く道を
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友誘ひ フリータイムにて熱唱 歌と笑顔の 師走の集ひ
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ちょっとだけしぼんで見えるようだけど 十分美人だ十六夜の月
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とまと色に染まる朝焼け半開き窓より入りぬ師走の冷気
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里芋と 根菜溢れ 豚汁を 笑顔で食し 始発で仕事
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認知度のいまだに低し 乗車マナー 座れぬ ヘルプマークの姪は
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繁忙期 貴女の笑顔が 続くよう 支える想い 更に熱くし
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たはむれに リンゴをウサギにしてみたり アドベントカレンダーを開いてみたり
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鶴を折る ちま猫ちゃんに 鶴を折る ちいさなおててに そおっと乗せる(早く良くなーれ)
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大輪の 黄色のバラのブーケなり 両の手で抱え しばし感嘆うっとり
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カリカリカリ 朝から頼もし ねこゴハン おかあちゃんも がんばって食べる
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コノミヤスーパーが 新規開店 大興奮 晩ご飯は ジャンボチキンカツ(398)
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シナプスはようの粒子にときめいて月に微睡む雲の白網
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ねこなでて KinKi Kidsキンキを愛でて ねこなでて 今日の推し事 これで充分
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かまびすし駅のホームのベンチにて むしろ静かな心地で眠る
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護るチカラ この手に宿れ 月光よ 月よ星よ風よ 無限の力を
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今朝雪は真冬みたいにサラサラでなのにくっつくスノーダンプダンプべたぴた
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