幾人の旅立ちの日を立ち合いて去年の夏のぬける青空
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今日も行く寄り道、抜け道、獣道、細き道ほど魅力に満ちて
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冴ゆる空 寒かれど 気持ちも晴るる 通勤の朝 近し年の瀬
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関東は乾いた北風ピュウと鳴り 仕事納めの頭を冷まし
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えッ、トリは北島三郎じゃないの何十年かぶりの紅白/曲順発表
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一瞬だけ 羽を休めて また飛ぼう 高く強く あの大空へ
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雪国の叔父の元気な声ひびく 「また米送ってやるすけのぉ」
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クマさんに保護区を作ってあげたいね人と争ふことのなき世を
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雨降らば茶色く濁る泥川の河辺に咲ける白き水仙
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キャラクターグッズを選ぶ孫たちを 爺はベンチで待つ、さらに待つ
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七福の即生いいね七難の即滅いいね七福めぐり
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茶葉のことダージリングと言うわりにポン・デ・リングはポンデ呼ばわり
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カンタンに 鏡磨いて ひとつ済み 郵便局に 記帳に行こう
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お煮しめは手間と思いつ芋を見てやめたい言えずに段取りを組む
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白き画布に 向えば百鬼夜行する 未知のイメージ 徐々に現る
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鳥はみな 味を知るのか 手つかずのまま 枝でれゆく 渋柿か
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土日月わたしが何をしてたのか誰か教えて今日は火曜日
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朝イチは 体操しないと はじまらぬ けんぶつのねこ うろうろしてる
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オンラインクレーンゲームでぬい十個 眠れぬ夜に獲ってやったぜ/⋯店より獲りやすい
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突然の訃報が届く年の暮れ 用意のしめ縄どうしたものか
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なます刻む 音のみ聞こゆ 小夜更けて ひととせ速し 除夜の まぢか
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ミニビール おそばとお寿司で 乾杯す 来年もこの日常が欲しい
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来年の干支は午年丙午ひのえうま八百屋お七よ今語られる
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子ども等と 今夜だけ 共に夜更かし 蕎麦をすすりつ カウントダウン/皆さま 良いお年を^^
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目を覚まし朝めし前の初詣 茅の輪くぐって八幡さまへ
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静寂な元日の朝空見上げ ゆっくり流る雲を見つめる/あけましておめでとうございます
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遅れても誰も文句はうまいが明かりをつけて正月の朝/新春万福
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ひとまわり小ぶりになったか…でもないか おろしたてなる固形石けん
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僕らにも体に季節が宿ってる冬は膨れて糖分ためて
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ウエットなペンキ塗りたて白世界雨雪になり描き出す景色
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