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吟醸酒 嗜むほどに酔ふほどに 人肌恋し如月の夜
22
シャンプーの泡に流して
解
(
ほぐ
)
れたら浮きて心は歌に染められ
22
夜だけの日に一度から
朝夜
(
あさよる
)
へ飲み始めました花粉症薬
22
隣人の訃報知らせるドアホンのひそやかに鳴り 春待つ夕べ
22
まどぎわで ねこたちふたり ひっついて ひにゃたぼっこよ よいおひよりよ
22
「一」を足したり引いたり繰り返すのが人生なんだろうな/釋愛翔様 ありがとう
22
誰しもが目線を避けて歩く世は何が起きても誰も見ぬ世で
22
甘口のカレーを頼む お子ちゃまと君に言われた春は帰らず
22
幼日
(
おさなひ
)
に部屋の片隅ボクひとり涙の跡は深きに眠り
22
友の持つ素描集に見た平凡な名前に記憶の波押し寄せり/知り合いの画家M①
22
春が三日、半減の雪に花壇のフェンス本日登場
22
お互いの 生まれた時代を 掛け違え それぞれの家 帰る足取り
22
生き残るために客寄せパンダにもなんにでもなるプライドはある
22
春一番過ぎ 目覚むる紅き
蕾
(
つぼみ
)
交差点角の オカメザクラ
22
如月に三寒四温の春刻む ふたりの先に雪の
解
(
ほど
)
ける
22
戻せない麗しい日々笑う声この平穏も奪われるのか
22
堅雪を踏んで近道隣へと行けるつもりが体重オーバー
22
寒風を漕いで夜行く受験路に十五の春の蕾膨らむ
34
曙光射し金色鈍く光る山浄土の色の漏れ出るよう/西の山
21
日替わりでセンター飾ったネクタイは今や不動の箪笥のセンター
21
大勝利
納
(
おさ
)
めた総理の演説は
要所
(
ようしょ
)
に「そうだ」の
合
(
あ
)
いの手も付く
21
西だろか東だろうかどの辺り春を教える白鳥の声
21
どのようなローテーションでご利用か二匹の猫と三つのトイレ/どれも盛況
21
言の葉をこねて打ちたるみそひとの人恋うほどに涙のつなぐ
21
ごみ出しに 外出た瞬間明らかに 異なる季節迷い込んだ朝
21
シャンプーをしてもブローが不出来だと すべてオジャンな気分になるの
21
検索をしてみたところやっぱり!と懐かしき顔そこにありけり😆/知り合いの画家M②
21
並び立つ者などいない君ひとり誰もが誇れ己が命を
21
二月には春は来ないと思ったがどう見ても春白鳥が行く
21
チャリ通にエコな手当をしてあげて痛いわパンク八千円よ
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