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オフィスには ポインセチアの 鉢植えが 光を浴びて 赤く輝き
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当日券無いと知りつつ会場に来てみるほどの推しがいた秋
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青色に ラッピングした 恋という 砂糖菓子の溶け 雲の
掌
(
てのひら
)
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行きつけの店 バースデーサプライズ 居合はす客からも拍手を浴び
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城勤め無難な黒は好きなれど不思議と水色効率上がり
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仲なほり見とどけられず家をでるつかずはなれず流れゆく雲
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多摩川を渡り彼の地で酒盛りや ななとせの縛り介護を終えて
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バツ四で もう懲り懲りと 語る君 鍋の湯気に 涙を隠し
22
雑草と門と銅像だけが立つ透明校舎風も透かして/廃校
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短歌部の友へのメール「小生」を使ってすこし文士の気分
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流れ星 南の空に 輝けり ここは天国 はたまた夢か
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「来る」「来ない」気まぐれなリス待ち望みいつも桜木目の端にあり
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朝日浴び吊るした柿は耀けりさびしき家にときめきの色
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2杯目のお茶は 金木犀のお茶 あまきかほりに 酔いしれ眠る
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鈍色
(
にびいろ
)
に
染
(
そ
)
む マーブル模様の空 雲間にひとつ
瞬
(
またた
)
く星影
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木枯らしに 大きすぎる葉はためかせ
針桐
(
はりぎり
)
果敢 初めての冬
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切り株にしばし座って並木道 まだ新しい木の肌に触れ
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寒い日は アクアパッツァ 魚好き 君のうんちく 素敵な味付け
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鵠沼の 小さなカフェで 海見つつ クロワッサンで 特別な朝
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物故者に黙祷ささげ始まりし同窓会に集う古希たち
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串カツを 味噌鍋浸し はふはふと ほおばる友は 無邪気さ溢れ
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甘えないそれは小憎く生意気であなたが嫌う私なんでしょう
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藤沢の 海を散歩し 思考して いざ喧騒の 仕事モードに
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くもり空 あいにく月は 見えねども ほのかに明るい そこにいるねと
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あと4時間 インスタ・タイムも そこそこに ちま猫ちゃんと なるべく一緒に
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眼下から
紅葉
(
こうよう
)
映る
潺
(
せせらぎ
)
を 無で眺めつつ カニを追いかけ
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風邪ひけば生姜の辛み際立ちぬ 喉によろしと人は言ふけど
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処方薬飲んでちっとも効きゃしない 咳に喉痛あぁ煙草吸いたし
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霜月に ハイビスカスの花咲きて 電信柱に 白鳩とまる
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見送って送られてまた見送って「また明日ね!」で真ん中バイバーイ
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