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ひげそりて卵のようなあごなでて オーマンダムとつぶやいてみる
24
遊園地
回転木馬
(
メリーゴーランド
)
の回るごと 昔を今に 為す
由
(
よし
)
もがな
24
ピロピロピロ 待合室で 小鳥の声 BGMとは また別のよな/通院
24
肉球を押し当て マッサージをす如 母想ひ 布団を踏みぬ猫
24
孤高なるお花畑の駒草に寄せる思いの
政
(
まつりごと
)
あれ
24
サーモンの旨みと シャリの酸っぱみと 醤油の香り 好きな寿司ネタ
24
改札を抜け ほんのりと 梅の香の広がりぬ家路
夫
(
つま
)
と共に
24
開幕戦 心躍らせスタジアム 跳ねて歌って命の洗濯 /Jリーグ
24
甘いりんごと ドーナツで朝をはじめよう いつもどおりに ねこはにぎやか
24
怒りという冷たい服を脱げぬまま猫の無罪に指をうずめる
24
パートナーの 無き円舞会
裾
(
すそ
)
の舞う フリルも哀し
佇
(
たたず
)
む影の
24
凍
(
い
)
て空に虚しさだけがこだましてそれでも春はやって来るから
24
冴ゆる朝 隣家の屋根の
雨樋
(
あまどい
)
に 連なりぬ
氷柱
(
つらら
)
雪の名残
24
解け残る雪 冴ゆる朝 ベランダで
悴
(
かじか
)
みぬ手を
擦
(
す
)
りつ 物干し
24
除雪車が 運んできたね 冬の朝 眠いからだを 米で研ぎだす
24
リウマチ科 整形外科に精神科 眼科歯科内科… 通院疲れ
24
二月
(
にんがつ
)
の午後に歩かば聞こへ来る公民館より懐かし叙情歌
24
解け残る雪の
間
(
ま
)
に 一際目立つ 収穫されぬ紅き南天
24
両の手で おかおをかくし ねむるねこ まぶしいのかな でんきけそうか
24
木の芽月 陽射し日ごとに力付け グリーン吊るすや明るき窓辺
24
列を
作
(
な
)
す 灯籠の
赫
(
あか
)
き
燈火
(
ともしび
)
古き和風のイルミネーション
23
戸口へと貼った事など無いけれど「立春大吉」なんか好きだな/鬼除けとか
23
ハードルを上げたり下げたり外したり たまにはぐるりと囲って昼寝
23
フルーツの付かないトマトに稀にある「まるでフルーツ」当たりのトマト
23
不機嫌に睨んたような顔になる それは良くない老いひし
輩
(
ともがら
)
23
いつになく長引く会議は気もそぞろ
仲間
(
とも
)
まつランチに息弾ませる
23
どうしても愛してしまう玄関で靴を履く背の、その無防備さ
23
喧嘩して、仲直りして、ご飯食べ。家族という名の終わらない恋
23
自覚しなければ日本の岐路なのに低調過ぎる政策論争
23
疲れたら 誰かに頼ってしまいましょ ロイヤルミルクティーの芳香
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