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野薔薇
(
のいばら
)
は寒さに耐えて茎も実も赤くなりけり 空を見上げて
23
麗らかな陽射し翳れば瞬く間 冷える足先 冬を告げをり
23
室生寺の風に包まれつつましく尼寺ゆえの温き強さよ
23
白菜の葉から葉へと紋白や ぬくき陽が差す午後の菜園
23
訃報欄思い出深き人の名をしみじみ眺む秋深き日に
35
あさのひかり あまりに眩しく 布団干す わが
猫
(
こ
)
や 今夜は ふかふか・お布団
22
首かしげスマホを睨む母さんはやっぱり紙のチケットがいい
22
杖たより丸太階段登りきれば余呉湖に映る紺青の山並み
22
短くとも 深く眠りたい 眠剤の8錠め そっと手を伸ばしたり
22
銀杏
(
いちょう
)
の森 緑から黄に変わる頃畦道に列 黄葉祭り
22
叱られた遥かな記憶 耳掃除している祖父のそばで暴れて
22
偉くなど 成らなくて良いわ 風を浴び ぬくい光に くるまれてたいの
22
母の背をとっくに越した小六がぎこちなく袖通す制服
22
ねむそうに ゆれてるねこを なでながら シリアルバーなど かじる夕暮れ
22
七時半目覚め爽快とび起きて言い訳・ご飯何から先に
22
小春日の温もりは母を 木枯しの厳しさは父を想ふ初冬
22
陽光に透ける紅葉の欄間かな冴える空気の季節の彫り師
22
同僚
(
とも
)
からの 旅の土産に 温もりぬ 忙しくとも 足痛くとも
22
飲み足りず 君を誘って ウイスキー プライベートで 気取らぬ二人
22
娘からこれがいいって頼まれた肩まで包むネックウォーマー
22
マツバギク 花の命の 短きや 朝な夕なに 水替えれども
22
4.2kg この
猫
(
こ
)
の命をあきらめない なんでも食べな どんどん食べな
22
大樹だけ見上げて僕は腕の中 強き命は大地の力
22
樹に生りて赤き果実の一粒や咥えし鳥の発ちて夕映え
22
仕事では目視点検してるけど見えてなかったあなたの悩み
22
数日を朦朧として終えた悔い早めの風邪薬から飲まれる
21
なんとまあ二度目の蒲団の心地よさ こういうことをしあわせと言う
21
ねこたちは びびりまくりの 消防点検 ちま猫ちゃんは 炊飯器横へ
21
母さんにたんたんたぬき歌わすと勝手にウケて笑顔が戻る/認知症
21
縁語とか 枕詞とか入れたくて。 なかなかハマらぬ 「旅」と「足袋」の字
21
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