漬け樽をひっくり返すとまろび出た たくあんお前 まだ居たのかい
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初恋の甘い記憶を呼び戻す青くて丸い小花イベリス
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母親の涙思うと耐えられずテレビを消して願う明日の灯
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笑み揺れてオレンジに染むチューリップ白き花びら観覧車の窓
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丘は萌へ峰も萌へたりやまなかの 自生の 花は今ぞたけなわ
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稀なりや心に燃ゆる蜃気楼やおら夢世にわが身いざなひ
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花散りて 桜の枝先若葉萌ゆ 季節ときは巡りて新緑の風 
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ラジオでの球場響く応援が沈んだ気持ちにじんわりと効く
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寒き朝 鈴の小花に 揺れ雪の 細き水降る スノーフレイク
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車窓から 過ぎ去る雲と長閑なる 田園風景独り眺むなり 
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不愉快な子供であった私でも大人になり花水木ハナミズキ
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春陽のもと さき星型の花 咲きむ 多肉葉«朧月»
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一鈴の童のような無邪気さに憧れ宿すサクラソウかな
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細いのに暑さ寒さをはね返す日日草は僕の友達
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真善美 求めし弓の道霞みパワハラに落つ花散る四月 / 弓友が職場の新上司
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どこ行くのと聞けばあなたは宝塚歌劇モードで「風を探しに」
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洗濯物ほしものが風に揺るるを見るだけで ふふと幸せ 外干し解禁 /花粉ほぼ終了
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「暑いですね」 卯月と思えぬ挨拶交わし 額の汗拭き庭の草刈る
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起きたらば ベッドの上に ぼーるさん ちま猫ちゃんが あしょんで遊んでいたの
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春の陽も徐々に空まで連れてゆく元気になれるパンジーの白
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思慮深さ揺るがぬ君を紫のパンジー照らす二人の明日
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ボランティア「携帯トイレ持参要」 そのひと言で参加ためらう
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あめのひは ねこもねむいね ねこだんご ぴったりよりそい なかよくねんね
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里山に何も求めず美を徹すままにほほ笑むおきなぐさかな
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一歩ずつ母へと向かう純白のカーネーションの愛を抱きしめ
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朝を待つ鏡の奥の静けさに光り零れる涙を拭う
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梅が散り辛夷こぶしも散って桜桃さくらんぼもう咲いている吹く風寒し
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ワッハッハッハッハ楽しげな声こだまして山は微笑み久々の晴れ
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関東と信濃を隔つ険路にも ちょぼりちょぼりと山桜咲く
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くしゃくしゃに笑ってみれば寂しさを吹き出し笑うあなたが好きだ
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