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訪問の看護師さんとお茶をするきな粉捏ね過ぎテーピングする
24
日が過ぎて終わりの桜
愛
(
め
)
でる日々今ここにある花は
錨
(
いかり
)
だ
24
お師匠の声に呼ばれて軽トラへ積むのは釣りのお土産話し
24
散るを待ち契りの丘に咲き誇れ 月に逢ふため生ける桜よ
24
東屋
(
あずまや
)
でひと時
憩
(
いこ
)
う花見行き先客の花びらが鎮座す
24
散るを待ち契りを結ぶ 澄心と忠義の桜 千々に乱れ咲く
24
順繰りに 咲く時期を待つ花々の 自然のサイクル 愛でる
愉
(
たの
)
しさ
24
薄桃の桜大樹と髪そよぐ日傘の君はモネの貴婦人
24
テーピング添え木付けたい指先に丁度よかったグルーガンの糊
24
人の世の 常とはいへど無情なり 親しき友の鬼籍の報せ
24
我が部屋に干したシーツの洗剤の香りの満ちて雨の音優し
24
残雪に うさぎの姿浮かび出で 雪解け水が田に満ち光る
24
入学を祝う鶯うららかに 揃いし蕾も春こそ奏で/蕾のような新入生を祝って
24
ポチ撫でて 寄り添うポチが 朝の陽へ 駆け出すポチも 良いねとポチる
24
猫さんが隙見て狙う母さんの介護食椀攻防の
昼食
(
ひる
)
24
葉野菜の二色の森と糸人参 苺も添えてコロッケどうぞ
24
フリースの袖を伸ばして新聞を読めば静岡真夏日だとか
24
レコードにフィルムカメラに拘りのオジンはスマホ音痴やっぱり
24
試写会を観てきた君のくちびるは つるり滑ってネタバレしそう
24
若きより 人の視線の 減りてゆく 装ひてなほ 装ひて生きむ
24
ドウダンの花の袋に祈りこめ白き小さき鈴は鳴りけり
24
楽園の如く花たち咲き香り二季というのは寂しい言葉
49
春待ちの弧を描く月笑みこぼし明日ゆく君の標とならむ
23
朝の路 愉しさぎっしりランドセル 躍る足どり 踏み出す一歩 /入学おめでとう!
23
掲示板に
自転車
(
チャリ
)
の鍵 木の葉にペン字にて 「おとしものです」のメモ添ゆ
23
チャイムなど鳴らぬ社会へ放たれるインク切れても春が降る、降る
23
残り咲く桜の腕を掴んでは放して揺らす名残りの夜に
23
父遺す大工道具で1階を車庫にする日々感謝ひとしお 「父さん有難う」
23
春雨に 蕾膨らむ桜花 陽射しを浴びて今ぞひらかむ
23
青大豆水で戻して茹でこぼし 塩かけ冷ます自慢の粗肴
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