昼下がり 息子が食べる ポテトみて 笑顔で突撃 0歳の孫
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咲きめば 心乱せし 桜花さくらばな 花吹雪はなふぶく前に 胸にとどめむ
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百首ももうたを  みて残るは  ただ一首いっしゅ  短歌うた深淵ふかみに  まどいけるかな
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年度末  猫の手さえ  借りたいな  ふわふわ肉球  何が出来るや
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咲きそめし桜かわいや咲き誇り散りゆくまでの時の儚さ
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花を持ち ご婦人方が レジを待つ ああお彼岸か 変わりなきこと
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春彼岸 半年ぶりの無沙汰詫び 花を手向けて亡き父母偲ぶ
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切っ掛けは俵万智の本 短歌をば詠みぬ 日増しに続く楽しさ
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ほー法華経 千葉の田舎の工場の駐車場にて初鳴きを聞く
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ヨーイドン津々浦々つつうらうらへこちらではひと足先に桜咲いたよ
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淡々と全てを置いて進むだけ黄色水仙咲く場所で咲く
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「真夜中のドア」が流れてつまの横 戻れぬ日々が不意に愛しき
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彼岸だが一面白の雪景色今日も墓には行かぬ土曜日
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剃り残しあるわと君は手を伸ばし指先頬にさわと触れたり
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ちま猫とちび猫連れて母猫は いわし雲など追って旅に出
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真珠湾の先制攻撃例に出す批判封じの魔王に媚びる / 高市氏のスピーチ Japan is back.???
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主人あるじ無き空き家の庭に春告げむと咲くムスカリの青さ切なく
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熱心に 神を拝める 実家かな 家族の絆は とうに枯れ果て
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なぜだろう?右手のシャンプー痛すぎる不思議な力の芽生えだろうか
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墓じまい覚悟の行く末 「僕が守る」次男の言葉 胸に迫りて
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桜色の 夢見しばかりに ゆうべ まで 乙女心の 封印を解く
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駅降りて 人々は散る それぞれを 待つ暖かな 灯りを求めて
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窓際の本のページ パラパラと 読み進めていく 春の清風
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春風や 速さ違えて 湧く雲の 妙なる時を 感じさせおり
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めくるたびジョーカーだけのトランプに「敵ではなくて人だ」と叫ぶ
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標準語しゃべる男の声だけがローカル列車の旅をじゃまする
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午後七時立ち食いそばで一人づつ 言葉交わさぬ背中、背中
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サービスのミニトマト種粒入り 十粒確かめる息を止めつつ
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光含み 魔物のごと咲く 白き花 桜よ今年も 我は惑えり
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春彼岸 深雪掘りて あらはれし しずくすがしくる 御影石
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