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細胞を ちぎられ検査に 回されて 吾も細胞の 塊と知る
21
山鹿は秋の紅葉を蹴り上げて ひとり奧山冬へと消えて
21
実の落ちぬ柿の木の下掃かねばと熊を恐れつする除雪かな
21
墨を置き筆先迷う米国の君に送れず透明な雪
21
師走の夜空を舞台に 主演の如く
十四夜
(
じゅうよんや
)
の月
明
(
さや
)
かに
21
千葉県は猪はいる鹿もいる キョンも出るけど熊は棲まない(安全)
21
持参したお茶もう軽し冬晴れて乾く乾くさらにひとくち
21
待ちわびた今年最後の満月は 分厚い雲の御簾の裏側
21
僕の手の中の ちいさな手は熱く 眠いかそうかと 愛おしなみだ
21
経営を実務で学ぶ 今月は 労務の苦労 対処悩ます
21
ねこのひげ みつけたあさは よいあさと 我は決めてる 本日晴天
21
みなもには残りもみじの朱をうつし じゅんさい池は冬のしじまに
21
誰を待つ 訳でもなくティーカップあり
葉洩
(
はも
)
れ日の散る 庭のテーブル
21
十六夜の月が明るく照らしぬる 母の帰る道 我が行く道を
21
友誘ひ フリータイムにて熱唱 歌と笑顔の 師走の集ひ
21
ちょっとだけしぼんで見えるようだけど 十分美人だ十六夜の月
21
とまと色に染まる朝焼け半開き窓より入りぬ師走の冷気
21
里芋と 根菜溢れ 豚汁を 笑顔で食し 始発で仕事
21
認知度の
未
(
いま
)
だに低し 乗車マナー 座れぬ ヘルプマークの姪は
21
繁忙期 貴女の笑顔が 続くよう 支える想い 更に熱くし
22
たはむれに リンゴをウサギにしてみたり アドベントカレンダーを開いてみたり
20
鶴を折る ちま猫ちゃんに 鶴を折る ちいさなおててに そおっと乗せる(早く良くなーれ)
20
大輪の 黄色のバラのブーケなり 両の手で抱え しばし
感嘆
(
うっとり
)
20
カリカリカリ 朝から頼もし ねこゴハン おかあちゃんも がんばって食べる
20
コノミヤ
(
スーパー
)
が 新規開店 大興奮 晩ご飯は ジャンボチキンカツ(398)
20
シナプスは
陽
(
よう
)
の粒子にときめいて月に微睡む雲の白網
20
ねこなでて
KinKi Kids
(
キンキ
)
を愛でて ねこなでて 今日の推し事 これで充分
20
喧
(
かまびす
)
し駅のホームのベンチにて むしろ静かな心地で眠る
20
護るチカラ この手に宿れ 月光よ 月よ星よ風よ 無限の力を
20
今朝雪は真冬みたいにサラサラでなのにくっつく
スノーダンプ
(
ダンプ
)
べたぴた
20
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