Utakata
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ふわふわの 黄色の衣 親子丼 五分で掻き込む せわしいランチ
26
さよならとシロツメクサと旅をするきみを 許せる葉風の
緑
(
あお
)
く
26
季の移る境に
身体
(
からだ
)
慣れぬ折 躑躅の香り甘やかに嗅ぐ
26
雨の夜に灯る道辺のハナミズキ傘を畳んで見上げてしまう
26
青々しき空の真珠よ アザミ咲く初夏待ちわびて穀雨とならむ
26
ことばだけ多くてもたださびしくてさびしくなって編むシロツメクサ
26
不愉快な子供であった私でも大人になり
晴
(
は
)
れ
晴
(
ば
)
れ
花水木
(
ハナミズキ
)
25
群れ集う習いが常の水仙が道端ひとり風に吹かれて
25
譲れない条件レッドラインまで追い詰めてもういい友達だ
25
れーずんは ねこにはきけん ぶどうもね たべたらだめよ みんニャきをつけて
25
有名人の炎上なんて対岸の火より遠くてガス火が怖い
25
新しき試み流るる
泡沫
(
Utakata
)
に春のせせらぎ賑やかなれと
25
風音が 見えなき黄砂 予見させ 大陸の余波 風下の国
25
今年初冷し中華に舌おどる 甘酢の冴えと茗荷の香り
25
締切が 明けましておめでとう今日 風と緑とご近所 詣で
25
ぬか床に三日寝かせた白
蕪
(
かぶら
)
刻んで待つや明日の朝めし
25
締め切りの迫る詠草打ち込む夜「進歩がないね」亡師の声を聞く
25
十五夜の 渓の間へ見ゆ 仄白き 桜愛でては 仰ぎ見るかな
25
渓深く 流るる碧き 泡沫の 星を生き抜く 岩魚美し
25
未明から コジュケイの声騒がしく 卯月の空は白み始めたり
25
ささやかな 住まいなれども 穏やかな 母娘の時に 笑みが溢れる
25
夕餉
(
ゆうげ
)
あと バラエティー番組を観て笑ひて 仕事疲れを癒す
25
何遍も聴いて知ってる洋楽の知らず困らず歌詞の意味やら
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ちま猫ちゃん おといれ・すませて スッキリよ 「トイレハイ」だよ はしりまわるよ
25
きな臭いきな臭すぎる新聞の1面の記事水をかけよか
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春あらし吹けや吹けやと舞う
砂塵
(
さじん
)
春風小僧の温太郎めが
25
「ツピツピ」と 何の鳥だか 日の出前 若葉🔰マークか たどたどしくて
25
荒天の 運河の流れ 見つめつつ アトリエで待つ 時とまる午後
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雨よ消せ吉里吉里国の山火事を 独立の夢あの頃のまま
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「教育」のお面を被りぶつけるは ただの私の不機嫌という
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