タンポポの綿毛揺れるほど風はなく 神社の桜は 今ぞ満開
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マイナスの過去を改め明日の灯へ歩み重ねよ我は借り物
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待ち侘びし 桃の枝先ほころびて 桃源郷にいざなわれゆく 
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枝垂しだれては心静かに咲く花の行く末思ふ性分しょうぶん苦し
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山の端にゆるゆるのぼる月ありて花明かりもさす私の住む町
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日曜の君が残した檸檬の香 枕を抱きてそっと目を閉じ
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農園の隅の角地にむらさきの天の川みつ芝桜かな
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ギュッとして ふんわり毛並みに顔うずめ 君のぬくもり こころゆるびて
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ぬか床の醸す温度は人肌に 如何に胡瓜の漬かり加減は
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日曜の 挨拶まわり 小旅行 桜吹雪に 見送り受けて
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生真面目な主人の愛のいろどりをこぼさず食べる五目そばなり
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先週はカタクリの花今週は桜が咲いて浮き立つ心
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美味すぎた鶏白湯麺のレシートを再来店の切符として抱く
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桜舞ふ バスを待つあゐだに 愚痴をこぼし合ひ 笑ひ合ふ同僚と
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離れても 逢えると願ひ 萌ゆ二人 ありて流るる 恋の川かな
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たましいも飛び出しそうな大くしゃみ そろそろ春もいくというのに
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姉ちゃんの声は涙で途切れたり『泣いた赤鬼』朗読しつつ
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生きてゆくわたくしだけの役割を果たす私はわたくしらしく
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ささくれた人の世に問う一粒を詩作の新薬効けばいいなと
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乗り越えし 我が歩みしいばら道 山あり谷ありひと花咲かせ 
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陸橋を渡る列車の窓うつす川瀬つつみぬ蒼き夕暮れ
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愛しさは光の刺だ 賑やかなスタバを出れば影が長引く
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青々と 次々伸びゆく小松菜の 蕾膨らみ春を告げをり 
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なんだかね自分の息をかいでるようでむかしの短歌うたはちょっと照れます
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フィンランド発のスポーツ「モルック」の魅力にしばし時を忘れて/デイケアでやった😄
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何もかも移り変わるよ花開き落ちる木蓮香り残して
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濃い灰の雲の下行く鷺の白まっすぐに飛ぶ羽ばたかず飛ぶ
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業務スーパーぎょうスーで 異国情緒を カゴに詰め 当たりあるかな 運試しする
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週末に 雨に打たれし 祭り場は 静寂の時 耐える店員
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マンションが建つかと思えば自転車店マジかよ神様オレの為かよ
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