除雪する手間はなんだが包まれて妙に落ち着く雪の景色よ
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ライブまで カウントダウン あと5日 風邪も引けない コロナは論外
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カニカマを咀嚼しながら自己暗示これはタラバだこれはタラバだ/ココニャン様が羨ましい
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払暁の東のそらに針の月 ほどなく消ゆる年の暮れかな
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ラジオから陽気なクリスマスソングノリノリで作るきんぴらごぼう
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君知るや 人目も恥じず 睫毛墨マスカラ の 落ち滲みたる 我は泣きおり
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雨の降る 師走の街に ちり流れ 過ぎし一ひととせ 思はるる夜
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思ひ詰め 言葉を編めず 夜は更けてゆくのみ 歌は未完まにまに
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西の山東の山も薄っすらと雪を被って風花の舞う/朝
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雲間から差し込む斜光照らし出す冴え冴え白く光る山頂
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何でかな?「きこり」の我に 依頼有り 畑違はたけちがひの 仕事で赤字…😒
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路地野菜「白菜安いよ」爺様の遠慮がちなる声にほだされ /小ぶりひと玉50
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八朔はっさくがおっきな箱で届く朝 フライング気味サンタ姉さん
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清しきは冬の日の出のまばゆさよ 干し物しつつ息白くして
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あの頃は『女の子たち』と呼んでいた五十年後の君たちに会う
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3℃冷たい雨の日曜日 36℃のプールで泳ぐ
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まだあるか雪で少しは落ちたけど届かぬ高い枝に生る柿
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あら、おかし小六の子より「いいね」来る 野鳥写真は世代を越えて
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賀状出す我が人脈も狭まりて卆寿を越せば僅かとなりぬ
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ふたご座の流星群に 願うのは 今はただひとつ 叶えて星よ
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まだ暗き公園の中見渡せば枯れた木々には鳥たちの群れ
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ちま猫ちゃん 流星みたかもしれないね よなかからずっと おそとみていた
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海馬かいばてふ語を聞くたびに目に浮かぶ光る海原駆けゆく天馬てんま
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孫六人 サンタのいる子もいない子も 振込人は みんなのじいじ
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不透明ガラスの窓の夕光ゆうかげに塀行く猫の大いなる影
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刻々と毎夕望む富士の影 彩々讃歌 座して輝き
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暁の空に下弦の細い月 雲にのまれて隠れて消えた
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おせちにと鶏ハムにする胸2枚「作れば安い」に今年も負けて/サラダチキン遠のく
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忘年会ビンゴで当たった景品は 毎年決まって微妙なシロモノ
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原曲が 映画になると 聞きつけて 名曲楓 歌詞を噛みしめ
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