曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
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疲れたし大分あれこれ埋まったが見応えのある雪景色かな/降りました
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足るを知る 削ぎ落とすのも 心地よき でも無駄という 余白もいと
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短歌うたで知る大雪の地のご苦労に寒いくらいで負けてごめんと
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懐かしき亡母の甘露煮 金柑のたわわなる実は冬天に映ゆ
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どちら先 起きてストーブ点けるかと 妻の気配に耳澄ます朝 
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捨てられぬ 古き手紙の 薔薇色に 変色すまで また仕舞い置く
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冬日向まきの上には名も知らぬ蜂 黄金の腹動きたり
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手のひらは何かを掴む為なのか柔らかき頬包むためなのか
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香しい葉で包まれた桜もち口いっぱいの春を噛みしめ
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陽が差して雲が流れて山白く寒風頰に心地よき朝
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おとうちゃん めんきょのこうしん いったよと しらせにくるよ ニャーンとくるよ
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まぁいっか 別に太ったわけじゃなく歳を重ねた進化なだけね
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おおふ 毛布の様な 星空は 新月前の「♫星屑のステージ」/♫チェッカーズ
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病みて臥せば 枕は砂漠の砂となり うずもれ星と 眠り落ち行く
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一日のラストに ストレッチも終えて うたかた眺める お楽しみタイム
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気力ある時に作ったシステムは気力ない今役に立たない
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大丈夫じゃないとき そっと寄り添ひてくれる わがの 愛らしきこと
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あの人の「好き」を覗いてみましたら世界が少し広がりました
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急きょ呼ぶトイレ修理もいいことに共に慌てる家族いる夜
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生きるには綺麗事など不要なの 生き抜くための手段使うの
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選挙戦 始まる前の 準備から 裏方達は 表情渋く
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「働いて…働く」女史は働かず解散告げて寒中みそぎ
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音楽を 聴きつつ思い出す恋は へんに美化され 苦しくなるの
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腹痛は 休めと神の思召し すこし休んで また走り出せ
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あと五分 まどろみ夢の冬の朝 二度寝邪魔するアラームの音 
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夏ならば二日で漬かるぬか漬けも 寒中ならば四日を要す
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平日を 泳ぎきるため 休日に 息継ぎだけして また人の波へ
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ジーパンの君しか知らぬ友達の震える喪服 薄い三日月
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シリコン製ハートモールド買ったけど本命チョコは娘にあげる
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