全力でくだらないことやっているアイツはたぶんすごく尊い
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一回で口に入れたり目玉焼こぼれた皿の黄身を舐め取る
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退社あと ひたすら待つ 遅延すバス 上弦の月を隠す冷雨
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あたらしい 詩うまれてく春らしく 老木朽ちても 生を刻みて
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ようやくに 待望の雨待ち焦がれ 恋しい人を待つかのごとく
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さりげなく苔を纏った若桜 粋な着こなし春を誘って
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月の影こっそり二人の裏庭で「ここに埋めよう」空夜くうやの種を
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勤続し 十五年を 記念して 同期飲みする つまみは烏賊で
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君の事 忘れるために 進学し 新たな出会い 今の礎
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今日という一日ひとひ薄めて飲み干せば 猫と秘密の台所ひかる
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眠りから覚める合図や梅一輪開きて庭の色づき始む
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不揃ふぞろいな個性あふれる塩鮭しおゃけの重なる切り身に当たりやはずれ
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洗濯機回っているけど洗剤を 入れたかどうか思い出せない/歳なのか、最近の良くあるある…
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この国は どこに向かって 進むのか ニャーと鳴く愛猫きみ  無垢な心で
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残業の 超過警告 メール来る 仕事終わらぬ 理不尽な闇
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雨が降る 雪溶かし木々潤しつ 春へと導く雨水の恵み
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パン祭り 一日二日 お休みし ラストスパート のこり7点
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シャンプーをしてもブローがイマイチじゃ すべてオジャンな気分になるの
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検索をしてみたところやっぱり!と懐かしき顔そこにありけり😆/知り合いの画家M②
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如月に三寒四温の春刻む ふたりの先に雪のほどける
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チャリ通にエコな手当をしてあげて痛いわパンク八千円よ
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後悔の時間の宿る木のあれば三日の間ほど蔭休みたし
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針を止め欠伸のひとつ伸びをして夜の明けたるにひとりと思ふ
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春の陽気のむる曇天の宵 ホットチャイラテ飲みつ待つバス/ミルクティー
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ラッキーデイ 君は私を 想ってる 綺麗な夕陽 見えているよね
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アスファルト化粧直しの雨上がり北風戻る通院の朝
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木の下の雪融け土が顔出してああこりゃほんと春だと思う
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春来たる 手毬の如く寝てた君 グンと背伸びし 空仰ぎ見る
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「かわいいね。」白にほんのり乙女色にじみひろがる梅の花たち
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「新」のつく野菜の並ぶスーパーで 小さき春を見つける薄暮
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