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恋情は青年ならば純情と 中高年なら劣情と言わる
24
チビ猫が ねこベッドから 生えている 壁に映る影 やっぱり猫耳
24
休学というドーピングに及ぶ友その筋肉量に負けている僕
24
煮込み鍋湯気がゆっくりわたくしを人へと戻すボディバッテリー5
24
早春の空樹の塔の尖端に 春告げ鳥は止まるだろうか
24
おかあちゃん ぽんぽんいたいの だいじょうぶ あっためたげる ちょっとはましかニャ
24
体操のお兄さんの如キッチリとラジオ体操する
ASD
(
アスペ
)
の彼
24
民衆少なからず飼はれたる故に此処に危機あらざる今は
24
ひげそりて卵のようなあごなでて オーマンダムとつぶやいてみる
24
古稀過ぎて 蘇りをリ幼日の 紅きほっぺと カピカピ袖口
24
孤高なるお花畑の駒草に寄せる思いの
政
(
まつりごと
)
あれ
24
失くしゆく 父の背なかに 陽が落ちて すべてが愛しき 冬のひととき
24
古希なのに若い伸びしろしかなくて「余命五十年」が口癖
24
「おばさん」は 終わりの
合図
(
サイン
)
じゃないのよね未来を走る コースの呼び名
24
納豆と カレーを頼む 一時に 唐揚げ追加 茶色ランチだ
24
誰もが皆 心優しい 世界なら 大声も
我
(
が
)
も 張らずにいれる
24
やんだならいつもの道を見に行こう池を梅の木を雪の景色を
24
積雪や 部屋の窓から見える木は 白いティアラにドヤ顔してる
24
風止みて零下の夜はしんしんと白さ静けき雪灯りの街
24
言外の意図お互いにミスリードしてすれ違う推察の罪
23
君の横 すでに女の 見えつらむ 無駄と知りせば 恋せざらましを
23
節分の朝に 歪なりんご剥く マーラーカオは 正義と思ゆる
23
あんたらはどれだけ楽をしてるかと惰眠貪る猫に言えども/家猫
23
花粉飛来 鼻腔に春を感ず人 だうか ご自愛なさりますやう
23
その昔関西だけの風習が 今や全国コンビニパワー(恵方巻)
23
禁じ手の炭水化物で酒を呑む 太巻寿司の詐術に落ちて(恵方巻2)
23
朝の月 夜勤明けだねお疲れさん 私は出勤これから仕事
23
髪しばり「早くいくよ」といふ母に「ママ、かわいい」をぶち込む次男
23
幾重
(
いくえ
)
にも、巻きて開かぬ
内
(
うち
)
の花 春立つ今朝は 意地を捨て解かむ
23
凶器にもなれる心をひらがなの「あい」に変えてく「飛翔」の時間
23
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