息子よ、ごめん。完璧じゃないから「お母さん」を一緒に育てていこう
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洗濯機回る真っ白「ねぇ、こっち」幸せなんてたぶん二拍子
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言えますよ春の七草すらすらと秋の七草 はてススキとか
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はからずも連れて帰った参道の 玉砂利たちは靴底におり /「初詣」
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塚口の ホームでヒロタの シューアイス 疲れた体 癒しの思い出
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窓外そうがい揺蕩たゆとふ枝葉 降車口 冷ゆる手の如 頬るる風
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母さんが土砂降りを君に降らせては晴れた後から虹が痛くて
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「ごめん」より「おやすみ」と言う大学生 許されているのは私のほうか
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旧友と再会もある体操会休憩とりつつシナプソロジー
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優等生でいられない場所、家にあり母のスープにほどかれる意地
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「立つんだジョー」我と我が身に投げかける ホカペのうえで平たくなって
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朝ご飯 今日はバナナを加えよう 力が必要 もっと力が
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息子から 少し早目の 贈り物 幾つになれど やはり嬉しく
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歯が痛む 激しく痛む うわ!ヤバイ 左の顎がぷくっと腫れてる💦
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餓鬼のよに芽生えた執着払っても払ってもまだまとわり付く闇
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幼日おさなびの雪の夜 もしも積もったら 雪だるま作ろうねと 姉と
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箱根路の逆転劇の駅伝に吾も踏み出すリハビリのみち
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柿の木のすっかり落ちた柿の実も枝の先っちょ三つ四つ朱し
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夫婦喧嘩 年末年始も 変わりなく これが我が家の 通常運転
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我が妻の 悪口雑言 なかりせば 体調優れぬかと ひそかに心配
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往路では結構イケた我が母校 もしやの期待も復路で失速
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教会のお雑煮美味し おみかんと お菓子もついて 今日は100円
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今朝の妻 「あなたの親切 私迷惑」 寝起きの我に 刀一閃
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不従順を 叱りて鞭を 当てし事 悔やめば馬の 背を長く洗う
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初春の 何事もなし こんなにも 空 青くって たからとおもふ
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冷めぬよう湯船のふたを引き寄せてオイルサーディンのようにぬくまる
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銀色のスプーンに映る爺ちゃんの消えた記憶がまぶしい、ゼリー
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テーブルにこぼれた蜜を指で拭く かりんとう焼くよな午後が好き
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杖をつく爺ちゃん追い越す背中あり子供は風を連れて走るよ
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覗かれるリンパの流れも心臓も 夫にも亡父母にもヒ・ミ・ツを持ちし
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