きみが言う「さみしいじゃん」は青空に画鋲をひとつ刺すような音
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家族五人 笑いまくった正月を 静かに閉じて 進む日常
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洗濯機回る真っ白「ねぇ、こっち」幸せなんてたぶん二拍子
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言えますよ春の七草すらすらと秋の七草 はてススキとか
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はからずも連れて帰った参道の 玉砂利たちは靴底におり /「初詣」
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塚口の ホームでヒロタの シューアイス 疲れた体 癒しの思い出
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窓外そうがい揺蕩たゆとふ枝葉 降車口 冷ゆる手の如 頬るる風
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母さんが土砂降りを君に降らせては晴れた後から虹が痛くて
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「ごめん」より「おやすみ」と言う大学生 許されているのは私のほうか
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寝てるだけウオーキングも体操もしてないけれど柔軟だ猫
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「立つんだジョー」我と我が身に投げかける ホカペのうえで平たくなって
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「いいね」などなかった時代が良かったね 少し寂しき。サラダ食みつつ
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鳥の声 虫の声 静まりぬ冬 遠くより聞こへ来るや予鈴
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長距離の乗車に耐へず むづかりぬ赤児 焦りぬ保護者 いたは
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好きなもの選んでいいよに歓声こえ上げてメニューに飛び付く小さな君よ
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初春の 宴の後の後悔に 七草粥は胃の腑に優し 
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足伸ばし 昔の住まい 武庫之荘 街の賑わい 笑顔変わらず
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名前負けしてる気がするこのメダカスーパーミユキわりと短命
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除雪車が削ったカーブの側面は 巨大なケーキに見えて楽しい
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ストーブに一番遠い季節呼ぶ窓の雪見つガリガリ君を
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競い合うものでもなくて それぞれに 個性があって そこがまた良し
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タイムマシーンあればあの日の僕の背を 叩いてやりたい「傲慢だよ」と
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連休初日のドライブ 冬のはれ 車窓より見ゆ 富士と残月
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悪くない情緒不安定は君じゃないその原因が君じゃないから
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束ねたる規定の髪は一尺を超えて初めてウイッグになる
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木枯らしの冷ややかな音響き渡る 寒空続く静寂な朝
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正月も 勤務の友と 二人酒 白焼き冷酒 ちびちび味わい
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初春の 何事もなし こんなにも 空 青くって たからとおもふ
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冷めぬよう湯船のふたを引き寄せてオイルサーディンのようにぬくまる
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銀色のスプーンに映る爺ちゃんの消えた記憶がまぶしい、ゼリー
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