窓震えあなたの声はここに来る開けてしまえば街しかなくて 

影になり残像になり夢となってここから消えてもあなたのこと 好き  

コンクリートのひびに滲みこむ雨水の今日の模様が示す運勢  

悲しいと 思うのだから 仕方なし 本人次第 気の持ちようで 

最後には体が隔ててくれるので私はあなたにならなくてすむ 

こんな日は たまに冬眠 したくなる 脳トレすらも 吾を見放し 

永遠にイッツ・ア・スモールワールドで笛を吹く役の求人情報 

母さんが愛情込めて選んでるカップラーメン暗闇で食う 

罪という 人の弱さに 安堵して 喜ぶようじゃ 天に行けない 

潮溜まり取り残さるるを助けんと伸ばす吾の手から逃げる小魚 

エアコンを ひと月ぶりにオフにして 網戸にしたら肌寒い風   

世界をね愛したいのねどうせなら 出ていくこともできないのだし 

ふるさとの街にかえるとよみがえる 抱きしめてあげたい17の自分 

怒鳴り声背中圧縮突っかけであてもなく月だけ目撃者 

相手のね目を見てるようで見れてない 私が見てるの目に映った自分 

雑だけど正しい声がこの耳に届く頃には死んでるよ君 

もう二度と会えぬあの日のあの人が今日もまた増える二十六の夜 

チューニング狂ったままでも構わない君のホントの声が聴きたい 

残る酔いに昨夜の席を思い出して 反省しながらみそ汁をのむ 

我が母校 学園祭をやるという 縁遠く思う 初秋の知らせ 

三年ぶり賑わう祭り お揃いと見えなくもない甚平着せて 

コンビニで買ったプッチンするプリン いつもプッチンしないで食べる 

この世には片隅などはなく全て宇宙の中心なんじゃないかな 

失恋し暴食今季服合わず運動これは何の秋かと 

「指先で送る君へのメッセージ」あの頃よりも軽くなったね 

台風の季節になると思い出す傘で無限に遊べてた帰路 

付き合って欲しいのではなく可能なら今すぐ結婚して欲しいと思う 

段ボールシールを貼って即席の神輿完成ソイヤと担ぐ 

カキフライ広島県産 文字だけで食欲そそる幟旗のぼりばたかな 

さり気ない所作から分かる美しさ 下げるこうべは時を止めたり