春霞 中途半端な この季節 浮かれる人も 落ち込む人も
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ゴーグルと 鼻に丸めた ティッシュ詰め 仕事の為に 杉山りて🤧 /我きこり
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罰なんて今日まで信じて居なかった舅が首を吊ったと聞くまで
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重き荷を ズシリと背負う村仕事 一年ひととせ無事にと神棚拝む
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宇宙人のガイドブックの片隅に「美しいけど残念な星」
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「危ない!」を三分ごとに叫ぶ母 僕が初心者マークといえども
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咲きむる桜に見惚みとる傍らに はかなくも地に落つ紅椿
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母さんの好きな花だね山桜ここならきっときれいに見える
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時計ときを見て  まだかまだかと  待つホーム  春のきざみは  花びら舞いゆく
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いや、いける。筋肉が落ちか弱いが「進め!」と鼓舞し歩き続ける
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春の野は思い出たどる宝箱れんげ畑で日がな一日
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役割を終へし器物に ねぎらひの気持ちを添へ そうっと芥箱ごみばこ
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ブラックに良いね押しちゃう私です真っ黒な意地をジョークで落とす
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風呂あがり心の垢も流し去り生まれ変わったオーラを纏う
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冷雨落つ薄暗し朝 車窓より見ゆる春 つぼみはぢくる枝
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捨てられぬ物も想いもあふれすぎ部屋が心がゆらゆら揺れる
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五分咲きの 桜の下の ベンチにて 缶コーヒーで 心をリセット
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ひそやかに降る春の雨 花開き浮き立つこころ鎮めるように
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幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
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死んだなら棺の中に入れてくれ パワーストーンとこの耳かきを
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ほかほかの白いご飯にねぎ味噌をかけて食べれば三杯いける
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実家の柱にかれし落書きは 消せぬか消さぬか あの日のまま
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ちま猫とちび猫連れて母猫は いわし雲など追って旅に出
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真珠湾の先制攻撃例に出す批判封じの魔王に媚びる / 高市氏のスピーチ Japan is back.???
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春よ来い  呼ばれてすぐに  行くものか  季節の意思は  思春期のよう
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引き連れし  春の陽光ひかりに  雪解けて  あか絨毯じゅうたん  冬椿ふゆつばきかな
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ぶら下がる父を見上げて震えても何も出来ない夫だった人
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雨止みて 朝日を浴びるアスファルト 虹色光りて春の匂ひ発つ
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振り絞るような 母の涙声 耳を離れぬ 「バイバイ、ミクちゃん!」(タヌ猫の本名)
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春光を浴びつ バス通りをぎり 落葉樹には めぐみぬ新芽
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