味噌おでん かやくご飯に お新香 紅葉見納め お不動尊で
26
一区切り 気分転換 喫茶室 仕事の二人は 黙って一口
26
ストレスが 極限までに 溜まる夜 外散歩して またパソコンへ
26
赤や黄の 落ち葉を踏みて 冬になる そんな空気も 嫌いじゃなくて
26
独りでも 生きよと諭す 声に似て そよ吹く風に 母の恋しき
26
雨後の駅 見ゆ細き月 改札へ向かふ人らの背を 見守りて
26
明日の午後母の痴呆の結果聞くどんな結果も母娘ははこですもの
26
野薔薇のいばらは寒さに耐えて茎も実も赤くなりけり 空を見上げて
26
麗らかな陽射し翳れば瞬く間 冷える足先 冬を告げをり
26
室生寺の風に包まれつつましく尼寺ゆえの温き強さよ
26
仕事では目視点検してるけど見えてなかったあなたの悩み
26
社長たる父には勝てぬ誕生日別れた母の誘い断わる
25
新月の ぽっかり浮かぶ 西の空 夕焼け空に 明日を誓う
25
あした何着ようかなって考える そんな楽しみ あってもいいよね
25
南天の実の愛らしき 朝さんぽ ひとつつまんで帰りたくなる
25
連休は天気に恵まれ助かった つまと頑張る義実家じっかの片付け
25
角度かなはーと押すたびページ飛び行きつ戻りつうたかたを観る
25
連休も 仕事で過ぎる 晩秋に 差し入れ和菓子 唯一の癒しに
25
兄妹の愛しむ日々にザル菊の二千の株に温もりの秋 / 小田原の鈴木様の庭園
25
すずめの木 朝からピチュピチュ話し合い雨がポツポツねぐらの会議
25
あかむ街路樹 眺むバス通り 通勤がてら 深秋しんしゅう感ず
25
小春日の庭に五色のザル菊の薫りに迷い帰り蜂舞う
25
くるくると回る落葉で気付くんだ風ってこんな姿なんだね
25
冷ゆる体に 染み渡る いい湯加減 仕事帰りの いい風呂の日や
25
断捨離の荷をのせる時軽トラにとまった蜻蛉 秋の終わりの
25
指先が母になりゆく初冬の夕 ポテトグラタン肉じゃがにする
25
誰しもが 古傷痛む 夜もある 朝は来るから 今はおやすみ
25
道なりにお進み下さい目的地まだ見えません人生なので
25
黄昏こうこんに包まるる街 鴨脚樹イチョウの葉積もりぬ歩道 黄色い晩秋ばんしゅう
25
ランクひとつ落としてみよう思案して手に取る米の五㌔が重い
25