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南風
(
はえ
)
により暖められし如月の 今宵の月の傍には昴
28
どうすれば順風満帆なんて事生きてる内に遂げられますか
28
楽あれば苦あり苦あれば楽ありと鼻で笑って溜め息をつく
28
戻せない麗しい日々笑う声この平穏も奪われるのか
28
春旱 草も生え無き我が畑 砂を巻き上げ春一番吹く
28
バーボンの花の香りや春一番 「微笑がえし」鼻歌にして
28
雨の降る 少し前には 土の香が 森の香りも 運ぶ春の日
28
雨上がり ねこたちそれでも ねむくって うつらうつらと 春眠暁
28
情景の言の葉の声 聞けたらば
筆
(
ペン
)
を走らせ
推敲重
(
すいこうかさ
)
ぬ
28
こわさないように避けて歩いてく 春の夕焼け宿す水たまり
28
「久しぶり」言った瞬間巻き戻る 心の鍵を預けし友に
28
「おやすみ」と 喉を鳴らした猫の背に 魔法をかけて 灯を消すキッチン
28
失った命のためにできることあなたがちゃんと幸せなこと
28
雪解けも彩り褪せしさくら草
運命
(
さだめ
)
を生きる輝きの外
28
足を止め 朧月夜を背景に 梅を眺めつ 風に身
委
(
ゆだ
)
ぬ
28
甘口のカレーを頼む お子ちゃまと君に言われた春は帰らず
27
南風
(
はえ
)
吹きて予報は伝ふ五月並み ベランダに出て確かめてみる
27
暁の豪雨は街を洗浄し 朝の
南風
(
はえ
)
は滴を払ひぬ
27
店内に 流るる
旋律
(
メロディ
)
欹
(
そばだ
)
てり 奏でをるオルゴール『春よ、来い』
27
鉛筆画 モノクロームに 色彩を
描
(
か
)
き想像さする 事の豊かさ
27
反り返る 足の親指割れ爪の 苦節に耐へて吾を支えをり
27
会うたびにハグせし孫も近頃は吾の背を抜きてはにかみをみせ
27
春雨が 叩く梅の
花
(
か
)
しょんぼりと 明日は晴れるよ さぁ…顔上げて😊
27
はげましの言葉はどれも空しくて何も言えずに並んですわる
27
玄関はタイムマシンだ開けたらもう、泣き虫だった僕に会えるよ
27
他意の無い「励ましたい」がそんまんま伝わると良いな今度会ったら
26
お刺身を食べてアクティブうちの亀 冬眠しない啓蟄知らず
26
薄紅の 霞たなびく山裾の 眠れる森も目を覚ましゆく
26
この怒り湯ぶねに流せるはずもなく夜空見上げて怒鳴ってみたし
26
温もりに薄手の靴下はきかえて春を歩けば沈丁花咲く
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