不登校のぼくの心に軟膏が浸みてくような祖父の雑談
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手の甲に ねこがあご乗せ しんらいの あかしであるよ 時よ止まれと
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幼き日祖母に教わるご飯炊き冬はぬくいが夏はかなわぬ/かまどにて
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「いいね」より温かいのは三十一文字スマホの中に咲く花の雨
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庭草が 残雪被り 朝陽浴び 寒風に揺れ 厳しさ伝え
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腰までの髪をザクザク切りましたヘアドネーション出来るのも最期
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最強のホワイトアウトの起きるさま何処まで飛ぶかわずかな新雪
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健診の三日前からしおらしく過ごしてみてもほぼ意味がない
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ちょっとだけ 人助けした 帰り道 家に帰ると 福の香のする
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七草粥 想いを込めて ただ食めり 「みんな元気で ありますように」
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旧友と再会もある体操会休憩とりつつシナプソロジー
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息子から 少し早目の 贈り物 幾つになれど やはり嬉しく
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歯が痛む 激しく痛む うわ!ヤバイ 左の顎がぷくっと腫れてる💦
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餓鬼のよに芽生えた執着払っても払ってもまだまとわり付く闇
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幼日おさなびの雪の夜 もしも積もったら 雪だるま作ろうねと 姉と
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除雪車が削ったカーブの側面は 巨大なケーキに見えて楽しい
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悪くない情緒不安定は君じゃないその原因が君じゃないから
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「わたしのお母さんはおばあちゃんです」ちょっと恥ずかし次女の作文
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小豆煮て区切りを付けて初午はつうまと節分そして春を待つだけ
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風の陣 春に急かされ冬の街 眠れる桜は夢の途中で
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「泣けるわ」とスマホを閉じて見上げれば三十一文字の空広がって
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政局に 振り回される 三連休 解散見越し 先取り業務し
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子供から大人になったとされる日に パパとママとが車で送迎
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我慢など 美徳でなかった 痒いから 討つよ注射を 一本弐萬の😤 / ミチーガ治療
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安心は見慣れた景色感動は見知らぬ景色 靴ひも結ぼう
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「おちょこ」とふ名前をつけたと友の言う猫を眺める眼差しに愛
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団体に寄付したぬいよ、さようなら かわいい天使にもらわれてよね
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間違えてばかりの地図をひらいてる私に「赦し」の雨が降る夜
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天災も原発事故も戦争も来るなと思う生きてる間/不穏
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止まらずに まわり続ける 暴れ駒 張り手一発 作法はそこから
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