平等に人は死にます悲しんで惜しまれるのはどんな人だろう
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理不尽なことを言われて受け入れる暇があるからいけないの暇
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「子を信じ過ぎない」ことも愛だよと笑って見守る冬の陽だまり
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「ゆきふるよ」 サクサクのクッキーを噛むように世界が白く塗りつぶされる
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爆音に他国のおさを引っ立てて裸の王様ひとり笑みたり / トランプ戦争?
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読み返す マザー・テレサの 言葉たち 思考、行動 運命になる
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新しいノートを開くときのように年の初めの意欲ふくらむ/本年もよろしくおねがいします
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高層のホテルの壁はミラーにて日毎の空とビル群映す
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平和なる 日の本に立つ 富士の山 白無垢の如 雪に染まりぬ
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寒さうに見へる裸木はだかぎ 陽を浴びるために 枯れ葉を脱ぎて越冬えっとう
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「ご飯だよ」呼ぶ声さえもさえずりに聞こえる朝は奇跡と思う
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星影を目隠しす如 膨らみぬ 雪催ゆきもひの雲 寒夜かんやを覆ふ
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一瞬だけ 全てを忘れられたなら この身の不調も 明日への不安も
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白菜が 食べたい冬の 街道で 天理ラーメン 看板嬉し 
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温もりぬ冬の日差しに包まれつ 咲きぬアロエの細くあかき花
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空蝉や枯れ葉に乗りて舞いきたか睦月の山の白き雪の/低山歩きの孫のライン画像
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22時 大三角形に 星流る「わすれないで」と ささやく様に…
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この上なく 遠いお空に 下弦の月 むせび泣くよう 寒夜かんやに揺れて
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積読の中に埋もれたあの頃のアイデンティティと出会い沈黙
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隙間空くお節をいかに詰めようか思いあぐねる三日目の朝
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壊したい明け方四時に鳴き出した鶏どものスヌーズ機能
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横綱も幕下力士も隔てなく 四股に摺り足ぶつかり稽古(なんと二所ノ関部屋見学)
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食細くなりつ 持ち直す老犬 無事に一緒に 正月迎へり
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軽くなる わがに 不安募りゆく だけど負けない 心折れない
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冬至から三ヶ日までの取りあえず健闘たたえひそといたわる
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正論を言いながら子に甘えてる愛しさふわり母の正体
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「馬」という漢字のなかの四つの点逃げださないよう釘を打つ夜
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「赤い糸」なんて信じていなかった 紅茶に溶ける砂糖の白さ
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珈琲の湯気に「まる」と書くような そんな明日を期待している
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世の中はいろんなことがおきてると眺め回してたたむ新聞
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