遅まきに変わらぬ景色の懐へ遠回りして戻り来しかな
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朝日射す 冬枯れの庭蘇る 白き水仙春を告ぐむと
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全てくう 般若心経 その中に 心理哲学 通ずることらし
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Eテレのダジャレにツボる息子から『サバイバルで鯖威張るー!』
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元部下と 神田駅にて 再会し ランチ富士そば 思い出の場
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人工の光は温度下げてゆく田舎の夜が温かいわけ
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おづまげでべんとこたないでいっちみんべ花っこさぐじぎそんまが来るんてお洒落してお弁当持って行きましょう花の季節はもうそろそろね
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みこし引き手は軽トラで収穫を終えた田んぼの脇縫うまつり
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公園を彩る花もいいけれど 無造作に咲く野の花いと
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友のの 花嫁写真 白無垢の 可憐な姿 木蓮に似て
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卒業の袴姿を見せにくる孫に時間を合わせる前夜
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園児らのぶっきらぼーな歌声と 雲雀の鳴き音空に交差し
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原っぱで立ち止まり 見下ろす少女 四葉クローバー探すかの如
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あの頃は幸せ過ぎて友だちを失くしたのってきみはほろ酔い
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ドリンクの添ゑつけの果肉搾りて 指先につ檸檬の香り
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木蓮かコブシの花か迷いつつ自転車を漕ぐ鈴懸の道
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ぽんと出す持病の薬がひとつ立つおやっと思ういい日と思う
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携帯も 本も見ずただ 穏やかな 景色を眺む 各駅停車
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春陽しゅんよういだかれ つぼみゆるまりて 枝紅らむる 神社の桜
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うつぶせの我が背に乗り移り鎮座 猫のおしりは意外と重し
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妹から「居酒屋予約完了」と 早も心は十勝へ飛びぬ /明後日から
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心持ちほころびめし桜花 咲けよ咲けよと優し雨降る /催花雨さいかう
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靖国の開花宣言待てぬまま ひそかに二輪 初恋めきて (3/18標本木)
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電車沿い斜面を彩る菜の花は元気に揺れて「いってらっしゃい」
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東京は駅でお土産買えるわよ。それって多分駅弁だろう?
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身を屈め目線合わせる水仙にご機嫌を問う迷惑かしら
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風向きで防災無線5時の曲今日はやたらと澄んで響いて/やーまのお寺の
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沈丁花、柑橘の香と言う我にただ微笑みて君は首ふる
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お返しのホワイトデーは何か嫌それは単なる止まれのサイン
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いらないと断る程にもらえてたポケットティッシュをいよいよ買うかも
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