蝉たちよ耳鳴り続く地中出て 呪わず唄え心ゆくまで
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きっと今キミの世界に舞い落ちる言の葉ひとつひとつゆっくり
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結べない靴紐みたい 心だけ 雨に駆け出す赤いスニーカー
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初恋があなたでよかった、心からあなたを愛せたわたしを好きだ
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カナカナと聞こえ始めた午後7時 ちょっと息する今日は猛暑日
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夏陽浴び百日紅の花鮮やかに逝く紫陽花の供花くげとおぼゆる
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今年なら「穴子だよ」って堂々と出せる価格や土用丑の日
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宅食でうなぎ食む母 豪華版 ちょっとお値段も豪華だけれど>月一でごちそうを頼めるそうな
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雨露の葉の葉脈に添うように歩く姿のてんとう虫よ
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戦時中母の作りし飛行機で 散った人あり空の青さよ
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今朝のいろ あおのひかりと蝉のこえ 梅雨もあけたか 寝起きの耳に
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徳つむは来世のためかと友笑い 叶わなかった願いに蓋する
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めをそらす ねこは敵意がないことを つたえているよ「親愛」のときも
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思い出を取り戻す様にまた想う 誰も得せぬ恋と知りつつ
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まぁなかなか当たらないよと思いつつ 今日もポイントで懸賞ポチる
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梅雨明けて正午の空に百日紅マゼンタピンクの夏がはじまる
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朝一番交わすことばにうなだれた花に生気を清けき雨ふる
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雑草も 同じようでも よく見ると すぐ入れ替わり またニューフェイス
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きゅうり取り百円入れたら蝉鳴いた無人販売今日の一等
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校庭で見つけたバッタの大きさを 母に熱弁小二男子
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要件は何も無いけどLINEする 底に滴る 糸を求めて
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通院後涼し喫茶店さてんでお茶をする 3種の錠剤かたわらに置き
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炭酸が抜けてくようにトキメキも消えてくけれど 飲みやすくなる
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現実を突きつけられて目が覚める 青春アオハル時代のふたりではもうない事
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ゆらゆらとアスファルトのぼる蜃気楼 遠くを横切る自転車一台
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データーを詰め込み過ぎたクラウドか 入道雲はみるみる肥えゆく /⛅️
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とりあえず ゴハンはたべて うまうまと おかおあらってる チビ猫だいじょぶ?
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こんなことするのはあんただけですと母の叱責ふと思い出し
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この気持ち三十一文字定型に詠むにはあまりに無理すぎる
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生きることに専念すると決めました39度のあの日のあの時
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