春近し いざなわれ温泉に 広き湯船で心解けり
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朝まだきすさぶ心と通院へ闇をぬければ白雪の富士
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ゴッホ展に娘も誘い予約する たのしみを待つことの幸せ
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施設での義姉あねの暮らしも一年にスマホの画像に「私じゃない」と
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ちょっとした昼寝の間長大な夢を見ていたような気がする
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選手らの背を追うドローンは戦場で 兵士を襲う恐怖ともなり
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月面のゴルフボールが見えたとて人のこころの襞は見えない
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水仙ナルシスは犬に小水かけられて むっとしてをり桜待つ春
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川鵜らはV字に列を編成し 冬を求めてこの街を去り
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靴箱を 整理しスキマ 作ったら 空いた空間 心のゆとり
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「一」足せば「辛い」気持ちは「幸せ」に 下は向かない前に進もう
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梅の木にミツバチの飛ぶのどけさよ雪国の春も近いでしょうか
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夕焼けの川面に浮かぶ橋のかげ渡月橋にも負けぬと思う
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初鳴きのウグイス聞きつつ朝散歩  雪の富士にも春はすぐそこ
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捨てられて 親を知らない この猫は お婆(吾の母)の事を 母と思ひて😺
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雨天無き早春 草木も素肌も乾燥す 雨の有難み知る
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色彩やキャラクター柄 歩行者を彩りぬ傘 雨天のファッション
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ふうわりと天狗も笑う春の風お山の木々も芽吹く日近い
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タヌ猫が 療法食カリカリ食べぬと 母の言う まだ生きておくれ 母のためにも
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悪寒あり 妻が作りし玉子酒 晩酌代わりにおかわり却下!
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遊び着のままで舞うよな氷上の十七才のファンキーな笑顔
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まどろめば 携帯電話の ベルの音 鈴虫のごとく 飛び交う車窓
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微睡まどろみを 降車と共に 置ひて行き 歌を推敲すいこう いねられず
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寿命乗り越へし愛犬との人生続く奇跡の日々を噛み締む
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つまらないことは考えないことに挑戦をする古希若いから
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車窓より降りそそぐ陽は暖かし 春が手を差し伸べる如月
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西の空 下弦の月を 眺めつつ 明日を想い 珈琲含む
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猫の日を 愛猫きみは知らずに 膝に乗る 春の風吹く 窓辺に座り
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かもめらが 夜の帷を めくりあげ この街の海に 朝がこぼれる
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わたしって広瀬すずだというきみが同じなとこは身長だけだ
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