Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
…
次 ›
最後 »
この街は同時に咲きだす梅桜 助六寿司も花見待ちたる
29
紫のツツジ満開 ちらほらと ピンクと白も いとささやかに
29
擦り傷の膝に手を当て塗る祖母のキランソウだよ遠き日消えず
29
風薫る薔薇の棘まで緑濃しふんはり咲きて紅色に染む
29
熊蜂
(
くまばち
)
が 蜜吸う
羽音
(
はおと
)
や 藤の花 庭に
出
(
い
)
でれず 盛りを過ぎぬ
29
退勤は初夏思わせる昼下がり 卯月の空に日傘
翳
(
かざ
)
して
29
風光る横断歩道をタンポポら揺るランドセル上げる手揃え
29
歳重ね 逝きにし友の無常知り 出会ひし友の有難きかな
29
クラス替えスキップの先 少女いた 教室光り陰は透明
29
大風
(
おおかぜ
)
と共に伝わる春の
震
(
ゆ
)
れ窓枠叩く
雨
(
あめ
)
心細く
29
半夜雨の最後の既読「おやすみ。」が何度も何度も淡く滲んで
29
受診へと施設の
義姉
(
あね
)
をドライブに 何処へ行くのと繰り返し問う
29
谷川の 南稜壁の 空へ行く 無となり恐れ消す心かな
29
畑仕事に関心うすき我を前に夫は今日の手順を語る
29
古木なる幹の根元の陽だまりに胴吹き桜 風に微笑む
47
早々に夫はサンダル履きたがり ごつい足指グーパさせをり
44
青の
刻
(
とき
)
一番星が瞬いてもうじき夜の
帳
(
とばり
)
が下りる
28
石鹸の匂いと君を抱きしめる 裾を
揺蕩
(
たゆ
)
らす風の優しき
28
笑み揺れてオレンジに染むチューリップ上る観覧車 向かい合わせに
28
チビ猫が 行方不明の 朝であり 皆で捜索 箱ですやすや
28
洗濯物
(
ほしもの
)
が風に揺るるを見るだけで ふふと幸せ 外干し解禁 /花粉ほぼ終了
28
鶏の 声に目覚めず
雉
(
きじ
)
の鳴く 哀しき声に 朝焼けを知る
28
紫を朝日に染むるアネモネよ 石段の
端
(
は
)
に凛として立つ
28
道端の ハルジオンたち おしゃべりで ついつい会話 弾む朝なり
28
君といた春そそぐ海ふかみどり 炭酸水と後悔で割る
28
一本樹 幹の捻じれて 陽の揺れる 藤棚涼し 風ありがとう
28
窓外
(
そうがい
)
は春晴 傘持参迷ふ 抜き打ち雨予報に戸惑ひ
28
「お不動さん泣いているの」と
幼
(
おさな
)
問うこんな顔して泣くのか人も
28
水芭蕉、ツツジ、辛夷も咲きそろい春の野山に色戻りくる
28
夕陽さす昇降口ふと立ち止まり 微かな
足音
(
おと
)
にきみと気づけり
28
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
…
次 ›
最後 »