通り道桜の有るたび確かめる開花宣言聞いた次の日
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春の野は思い出たどる宝箱れんげ畑で日がな一日
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役割を終へし器物に ねぎらひの気持ちを添へ そうっと芥箱ごみばこ
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ブラックに良いね押しちゃう私です真っ黒な意地をジョークで落とす
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冷雨落つ薄暗し朝 車窓より見ゆる春 つぼみはぢくる枝
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花桃が笑い出したら春休み下校のリュックに花びらひとつ
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振り絞るような 母の涙声 耳を離れぬ 「バイバイ、ミクちゃん!」(タヌ猫の本名)
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春光を浴びつ バス通りをぎり 落葉樹には めぐみぬ新芽
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五日間、家族で閉じこもる贅沢 熱の喉へとプリンが溶ける
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ひそやかに降る春の雨 花開き浮き立つこころ鎮めるように
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コンビニの駐車場わき 青年と並びて 煙草を吹かすおうな
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晴天がを誘いて雪を割るこの辺りには春の花々
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ユキヤナギ ぽつぽつ残る 帰り道 風は柔らか 桜咲き初む
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トランプジョーカーの脚に重りを括り付けホルムズ海峡沈めてみよう
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春なのに うれひをまとひ 淋しそう うつむく姫は クリスマスローズ
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死んだなら棺の中に入れてくれ パワーストーンとこの耳かきを
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ほかほかの白いご飯にねぎ味噌をかけて食べれば三杯いける
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実家の柱にかれし落書きは 消せぬか消さぬか あの日のまま
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ちま猫とちび猫連れて母猫は いわし雲など追って旅に出
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真珠湾の先制攻撃例に出す批判封じの魔王に媚びる / 高市氏のスピーチ Japan is back.???
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春よ来い  呼ばれてすぐに  行くものか  季節の意思は  思春期のよう
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引き連れし  春の陽光ひかりに  雪解けて  あか絨毯じゅうたん  冬椿ふゆつばきかな
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待ちまちて春が来たなら何しよう花見・野歩き・友のお見舞い
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ぶら下がる父を見上げて震えても何も出来ない夫だった人
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雨止みて 朝日を浴びるアスファルト 虹色光りて春の匂ひ発つ
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抽斗ひきだしの整理 宝探しの如 失くしたはずの 記念の硬貨
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やんでると見まがうような降りでさえ傘にはちゃんと雨粒の跡
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スギ終わりヒノキまでの隙突いて布団にうららな陽をたっぷりと /花粉はまだ続きます…
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面会の十五分ほどちぐはぐな義姉の話題は帰宅に尽きる
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夕焼雲 絵の具を溶かす如 茜色にむ 西空の芸術
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