Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
…
次 ›
最後 »
米減らす耳を疑う新任の
言
(
げん
)
に戸惑う氷雨の稲田
26
秋の空 いと天高く 雲早く 急ぎ足の吾を 見下ろし微笑む
26
仮装して長過ぎシッポを笑ひ合ふ何と平和よこの国ニッポン
26
おとしもの ハンカチひとつ 届けらる やさしい世界であればと願う/なんとなく再掲
26
初冬
(
しょとう
)
並みに冷へ込む秋
夕餉
(
ゆふげ
)
には 床暖点けて お鍋にしやう
25
秋の陽に背を押されおり
畑
(
はた
)
立てば晴耕雨読の
亡父
(
ちち
)
訪れ
25
雲ひとつなき あをぞらよ 「全て良し」 その
様
(
よ
)
に 我に告げるかの如く
25
窓際で 資料作りし 雨かなと 耳を澄ますと ベーコン焼く音
25
楕円形 京都の古き メロンパン 白あん入りで 優しさ溢れ
25
味噌汁の味見ひと口「はぁ
♡
」となる夕餉支度のお約束
25
晴れる日も二十度超えも有るからと肌着七分を今日もためらう
25
ご近所の 紅葉愛でつ 蝶愛でつ 今日も病院 とっとこ歩く
25
中央のタビビトノキの丈高く誰かを待つや北の地に生き
25
剪定の ハサミ持つ父 手伝ひて 背中で語る 秋の陽の下
25
響き渡る子らの歓声パワフルに 雨の予報を吹き飛ばすごと /運動会
25
ビル壁に映る秋空だけを見て七日が過ぎる 媼ひとりで
25
初デート蟹のカップル真剣に手のつなぎ方考えている
25
わたくしは自慢するほど掃除嫌い新商品で気力を繋ぐ
25
冬毛
生
(
は
)
ゆまでの愛猫 暖求む 二匹くっつき丸まりぬソファ
25
年一回同じ毛糸を
解
(
と
)
いて編む
度毎
(
たびごと
)
針も棒も痩せこけ
25
ひざの上に猫がとびのり丸まって 暖とりあって雨音を聴く
25
いつかまた明るい
短歌
(
うた
)
を詠みたいな 秋空のよな澄んだ心で
25
咳をして 皿を洗って片付けて お風呂をためて 泣いても 一人
24
月冴えて 魔法の時間 草むらに水晶の露
梟
(
ふくろう
)
が鳴く ⑥
24
かき氷みたいな冷気を吸い込んで冬のモードに脳を切り替え
24
飄々と枯れ
薄
(
すすき
)
にぞ光りあり「過ち」詫びて星になり逝く / 村山首相101歳の旅立ち
24
軒先に スズメ連なり 雨宿り 雨の大阪 よき風情かな
24
黙々と 炭火の前で串を焼く 女将の首にピンクのタオル
24
丘のうへ墓場や寒し北風に 供への花は疾ふに枯れたり
24
あの橋を渡ると貴女に会えるはず画面の景は新釧路川
24
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
…
次 ›
最後 »