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夕焼けが夜にとけてく時間には帰れぬ日々が空に浮かぶよ
27
人生に再び咲かせたい花は ほんのりと清楚に香る花/①
27
学びの場「言の葉日和」と名付けたり笑顔の湧きて二時間を過ぐ
27
「ただいま」と猫耳に触れ水洗の僕の心に灯がともる五時
27
「鬼は外」かつての声は懐かしく 塾向かいたる吾子の背送る
26
方角も 無言もなしの 恵方巻き 美味しく食べて 幸せであれ
26
退職の日は近づきて 吾の中に 被害者という 鬼が目を出す
26
会合を 終えて事務所に 戻る夜 貴女のチョコは 残業食に
26
朝一番 全国ニュースに故郷の名 暴風雪の町を案ず
26
失くしゆく 父の背なかに 陽が落ちて すべてが愛しき 冬のひととき
26
政治家になる前ならばその笑顔好きになったな信じただろな
26
暖かく 陽だまりのごとき 母の部屋 うつらうたた寝 亡き母の夢
26
冬枯れの 苅田に飛び来る白鳥に 古古米撒きて夕空眺む
26
夜遅く 霰降ったと
夫
(
キミ
)
の言ふ パラパラパラと 窓を叩く音
26
「おめでとう」と言うたび口が切れていく 嫉妬はのみこむためのカミソリ
26
やんだならいつもの道を見に行こう池を梅の木を雪の景色を
26
積雪や 部屋の窓から見える木は 白いティアラにドヤ顔してる
26
咲き初めのしだれ梅にもぼたん雪つかの間だけの白き世界よ
26
順風に海風吹いたか島国は 中波小波に大船動かじ
26
斜
(
はす
)
にふる
六花
(
りっか
)
を払い投票へ白の景色に平和の願い
26
昼の月 凍らせ
蒼
(
あお
)
く 吹く風の
膨
(
ふく
)
ら雀の 胸毛返せり
26
積雪の重みに耐へづ
頭
(
こうべ
)
垂る バス停
傍
(
わき
)
の花壇の水仙
26
子に孫に武器を持たせる日が来ると思ったろうか当時の人は
27
真冬日の午後を脳活体操でアップデートは座位の姿勢で
25
2年ぶり玄関ベランダ「鬼は外」誰も居ないを幸いにして
25
今更だ、うずくまっても立ってみる 横で猫、全お腹の無罪
25
くしゃみして 不意に漏れちゃう季節だし 吸水ポリマー必須なんです
25
民衆少なからず飼はれたる故に此処に危機あらざる今は
25
雲やぶれ差し込む
希望
(
ひかり
)
つかもうと越えて行く山 山そして山
25
金曜の夜はふたりでおつまみを作ってゆっくり呑むのがたのしみ
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