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やっと来た返礼品のタラバガニ 年末一度の蟹祭り為る
26
枯れ枝の空見上げれば吉兆か 彩雲ありし通院途中
26
思い切りボケるあなたに光速でツッコメた日のおでんが旨い
26
空気澄み 雪被る山 遠く見て 冬の覚悟と 春待つ希望
26
八朔
(
はっさく
)
がおっきな箱で届く朝 フライング気味サンタ姉さん
26
桃あわく真冬日に咲くアサガオの小ぶりな花のひと日の笑顔
26
疲れたと床に寝転び一休み、いや三休み、五つ休みか
26
娘
(
こ
)
の机使ひて思ふ引き出しの何処に悩みを仕舞っていただろ
56
児を教ふハイレグ水着の
指導員
(
お嬢さん
)
隣で泳ぐ私はワニの眼
25
亀ちゃんも磨いてもらゆる 微笑まし 綺麗になって 新年ですね😸🐢
25
「大丈夫?」やさしい顔のこの言葉 どんなときでもイエス一択
25
寒き朝 鍋に残りし煮凝りの 飯に染み込むゼラチンの汁
25
必ずや 新大阪で 立ち寄って たこ焼きうどん 勝負めしなり
25
駅裏の 薄暗い路地枯葉舞う 師走の街に一陣の風
25
一日
(
ひとひ
)
終へ
悲喜交交
(
ひきこもごも
)
な心境が
廻
(
めぐ
)
り 夜空仰ぎ 涙ぐむ
25
打ち合わせ 終えしカフェの ツリー見て 珈琲一口 パソコン向き合い
25
爪研ぎの犠牲になった畳たち今朝毛羽立って足裏を搔く
25
粉々のポテトチップは捨てられて講義終わりの教室静か
25
朝晩の冷へ込みを
他所
(
よそ
)
に 小春日の微笑むけふは 師走中旬
25
搾
(
しぼ
)
り出すちゅ~る 冷ゆる指に着きし
嘗
(
な
)
める猫の
小
(
ち
)
さき舌
温
(
ぬく
)
し
25
湯たんぽを沸かし損ねた温度とは自分の温さの指摘そのもの
25
暁に 消え入りそうな下弦月 師走の空の雲間隠るる
25
山抜けて富山平野はひろびろと 雪の立山
屛風
(
びょうぶ
)
に立てて
25
雲間から差し込む斜光照らし出す冴え冴え白く光る山頂
25
「障害者」「生保」の札を付けられて「私」の個性堂々生きる
25
師走来て 路面凍結冬タイヤ 交換するも老いの身重し
25
冴ゆる夜 眠らぬ遠き星々の 見守りぬ街 眠らぬ夜景
25
朝四時の アラームを無視 二度寝する 猫に耳たぶ 噛まれて起きる😓
25
帰途の宵 シャッター閉づる 洋菓子店
明日
(
あす
)
の仕込みか バターの薫り
25
昼下がり編み物しながらイカ大根ことこと 冬の至福のひととき
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