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葉を落とし吹き荒ぶ風は北からの いよよ近付く冬の匂いの
26
竹と縄で職場の木々は冬支度 雪吊り美し霜月の空
26
店閉じし笑顔の美味しケーキ屋の瓦礫の山に秋雨のふる
26
晩秋の冷へ込みぬ
夜半
(
よわ
)
寄り添ひて温もり与へ合ふ 犬と
夫
(
つま
)
26
たくましき ガジュマルの木に 宿る気に 活力もらひ 冬を迎える
26
雨上がり陽に照らされし草紅葉 空気冷やりと冬迫り来る
26
はらはらと
小
(
ち
)
さき扇子を振る如く舞ふ
鴨脚樹
(
イチョウ
)
の葉 霜月の風
26
煮詰まった 頭を覚ます 屋上で チョコを一口 甘さにほろ酔い
26
土曜日の街はスローな
紅葉
(
もみじ
)
色 僕だけ疾風白きママチャリ
25
見送って送られてまた見送って「また明日ね!」で真ん中バイバーイ
25
勉強と 元上司に 誘われて 本格的な 茶室で一席
25
バツ四で もう懲り懲りと 語る君 鍋の湯気に 涙を隠し
25
雑草と門と銅像だけが立つ透明校舎風も透かして/廃校
25
ありふれた街の匂いは変わらねど 風邪鼻は聞く異界の香りを
25
赤と黄の
紅葉
(
こうよう
)
見つめ 秋の日は 自然が作る 景色を堪能
25
ご近所の 紅葉眺めつ 帰り道 立ち止まっては 花の名教え
25
コンビニでバニラモナカを食べたんだ 痰の切れない喉にスーッと
25
家じまい使うことなき物多し戦後の
義姉
(
あね
)
にミニマリストは
25
窓開けて入る空気は冷たくて雪の匂いがする雨の夜
25
眉の位置ちょっと違えば別の人福笑い術使って直す
25
ベランダに 五つ連なる紅き実の 寒風の中干し柿を干す
25
人ひとり動かすことは
楽
(
らく
)
で無く寝返り排泄入浴しかり/ニュースからふと思い出して
25
青空と
公孫樹
(
いちょう
)
の黄色見るにつけ 戦禍の国が思い起こされ
25
今少し 眺めたきかな 遠き日の 夕雲に似て 山の
端
(
は
)
に沈む
25
午前から仕込むおでんの香りたち真冬日初日の夕餉もふたり
25
昨晩は咳で目覚めることもなく どうやら抜けたか風邪のトンネル
25
バタバタと寒波来てから着る物や掛けて寝る物冬への覚悟
25
駅前の イルミネーション 連なった 明るい色に 寒さ忘れて
25
辛いのは得られぬ事と思うから与えるだけの恋で止めよう
25
見上げれば 編隊を組む白鳥の 規則正しきVの字飛行
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