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荘厳な直下の滝の天上を目指す稚魚らは砂金なる朝
28
雨風
(
あめかぜ
)
は今がピークかお勝手でじきに帰るだろ家族を思う
28
お願いです 難しい
漢字
(
じ
)
にルビ振って🙏 歌の全容みえないんです
28
イノシシに先をこされて竹の子は少しも口に入らない春
28
トランプの事を頭に掠めつつそれでも暖房こころおきなく
28
パソコン台百均縛りで作りぬく使い心地は明日試そう
28
百均の百円以上を買えぬ時貧乏なんだと身に突き刺さる
28
桜散り
憂
(
うれ
)
うる
間
(
ま
)
もなく 新緑の
萌
(
も
)
ゆるを見れば さらに美し
28
本当はもっとおしゃれで満ち足りたシフォンケーキがよかったのかも
28
悪夢みた うちにはねこはいるけれど 獏も飼いたくなる朝がある
27
隣席
(
りんせき
)
の父親に
抱
(
かか
)
へられし子の
微睡
(
まどろ
)
みぬ長き
睫毛
(
まつげ
)
揺るる
27
矩こえしシオニズムこそ元凶を諌めず魔王はゲームの
戦
(
いくさ
)
27
雷が家の真上で鳴り響き春が終わると宣言してる
27
春雷が百足の季節告げてゆくびくびく眠る夜がまた来る
27
雨の中 挨拶回り 君が来る 再会喜び 話止まらず
27
大吉のくじを枕へ入れて見る夢は幸なるあなたの未来
27
価値観で測れるものか人と人あなたとわたし心が遠い
27
漢和辞書ひきひき歌を今日も読む うたかたに来て脳トレ三昧
27
外
(
そと
)
出
(
ゐ
)
でてみれば 春の言の葉
溢
(
あふ
)
る 舞ひぬ
初蝶
(
はつちょう
)
笑ふ草花
27
青春のあわきを知らず老いという深き静寂に独り入りゆく
27
昆布
(
こぶ
)
利
(
き
)
かせシャキシャキセロリ浅漬けに 夫の「美味い!」にドヤ顔返し
27
片付けは苦手なんです仕舞ったらどこへ行ったか見えないじゃない
27
冬枯れの いばらも蒼く芽を吹きて 待ちにし
季節
(
とき
)
よ桜咲くなり
26
宵闇の月下の花は色褪せぬ 影も見ぬままただ散るを待つ
26
最終便 繋ぐ右手の温もりと左手刺さる入場券と
26
暑い時毛糸さわるの嫌だから
束子
(
たわし
)
編むのは春の手仕事
26
夜を裂く百足起こしの春雷よ何もせぬから刺すなと告げて
26
想ひ出も春の嵐に散りゆけばコート脱ぎ捨て光纏はむ
26
一点変ロ音の 音程の冴え 確かなる 柱時計の
刻
(
とき
)
告げる音
26
なでなでに応えて育つコブ見せて甘さ弾ける春のデコポン
26
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