豆撒きの 外まで響く「鬼は外」 夜の静寂に凍て空眺む 
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子育てが 落ち着き夢を 願いつつ 再就職で 新たな一歩
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夕焼けが夜にとけてく時間には帰れぬ日々が空に浮かぶよ
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人生に再び咲かせたい花は ほんのりと清楚に香る花/①
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脂のり たまり醤油で 照り焼きに 炭火の香り 食進む夜
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こんな時季とき「しやっこい水ではかわいそう」日向で温め鉢に移す妣
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学びの場「言の葉日和」と名付けたり笑顔の湧きて二時間を過ぐ
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いつもなら隠さず物言う賢人の言わぬ本音に優しさを見る
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「鬼は外」かつての声は懐かしく 塾向かいたる吾子の背送る
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方角も 無言もなしの 恵方巻き 美味しく食べて 幸せであれ
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退職の日は近づきて 吾の中に 被害者という 鬼が目を出す
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会合を 終えて事務所に 戻る夜 貴女のチョコは 残業食に 
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朝一番 全国ニュースに故郷の名 暴風雪の町を案ず
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失くしゆく 父の背なかに 陽が落ちて すべてが愛しき 冬のひととき
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政治家になる前ならばその笑顔好きになったな信じただろな
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暖かく 陽だまりのごとき 母の部屋 うつらうたた寝 亡き母の夢
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冬枯れの 苅田に飛び来る白鳥に 古古米撒きて夕空眺む 
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夜遅く 霰降ったと キミの言ふ パラパラパラと 窓を叩く音
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「おめでとう」と言うたび口が切れていく 嫉妬はのみこむためのカミソリ
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やんだならいつもの道を見に行こう池を梅の木を雪の景色を
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積雪や 部屋の窓から見える木は 白いティアラにドヤ顔してる
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「ただいま」と猫耳に触れ水洗の僕の心に灯がともる五時
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順風に海風吹いたか島国は 中波小波に大船動かじ
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はすにふる六花りっかを払い投票へ白の景色に平和の願い
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スノームーン最初に呼んだ人の名を知りたくなった二月の満月
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来年も一緒にいたい そんなにも 大きな願いであることもなく
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真冬日の午後を脳活体操でアップデートは座位の姿勢で
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2年ぶり玄関ベランダ「鬼は外」誰も居ないを幸いにして
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今更だ、うずくまっても立ってみる 横で猫、全お腹の無罪
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くしゃみして 不意に漏れちゃう季節だし 吸水ポリマー必須なんです
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