やっと来た返礼品のタラバガニ 年末一度の蟹祭り為る
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枯れ枝の空見上げれば吉兆か 彩雲ありし通院途中
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思い切りボケるあなたに光速でツッコメた日のおでんが旨い
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空気澄み 雪被る山 遠く見て 冬の覚悟と 春待つ希望
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八朔はっさくがおっきな箱で届く朝 フライング気味サンタ姉さん
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桃あわく真冬日に咲くアサガオの小ぶりな花のひと日の笑顔
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疲れたと床に寝転び一休み、いや三休み、五つ休みか
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の机使ひて思ふ引き出しの何処に悩みを仕舞っていただろ
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児を教ふハイレグ水着の指導員お嬢さん 隣で泳ぐ私はワニの眼
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亀ちゃんも磨いてもらゆる 微笑まし 綺麗になって 新年ですね😸🐢
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「大丈夫?」やさしい顔のこの言葉 どんなときでもイエス一択
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寒き朝 鍋に残りし煮凝りの 飯に染み込むゼラチンの汁 
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必ずや 新大阪で 立ち寄って たこ焼きうどん 勝負めしなり
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駅裏の 薄暗い路地枯葉舞う 師走の街に一陣の風 
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一日ひとひ終へ 悲喜交交ひきこもごもな心境がめぐり 夜空仰ぎ 涙ぐむ
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打ち合わせ 終えしカフェの ツリー見て 珈琲一口 パソコン向き合い
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爪研ぎの犠牲になった畳たち今朝毛羽立って足裏を搔く
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粉々のポテトチップは捨てられて講義終わりの教室静か
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朝晩の冷へ込みを他所よそに 小春日の微笑むけふは 師走中旬
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しぼり出すちゅ~る 冷ゆる指に着きし める猫のさき舌 ぬく
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湯たんぽを沸かし損ねた温度とは自分の温さの指摘そのもの
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暁に 消え入りそうな下弦月 師走の空の雲間隠るる 
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山抜けて富山平野はひろびろと 雪の立山屛風びょうぶに立てて
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雲間から差し込む斜光照らし出す冴え冴え白く光る山頂
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「障害者」「生保」の札を付けられて「私」の個性堂々生きる
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師走来て 路面凍結冬タイヤ 交換するも老いの身重し 
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冴ゆる夜 眠らぬ遠き星々の 見守りぬ街 眠らぬ夜景
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朝四時の アラームを無視 二度寝する 猫に耳たぶ 噛まれて起きる😓
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帰途の宵 シャッター閉づる 洋菓子店 明日あすの仕込みか バターの薫り
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昼下がり編み物しながらイカ大根ことこと 冬の至福のひととき
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