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春らしいひかりが僕の自転車に反射している きみに会いたい
28
選手らの熱き滑りを追うて飛ぶ
小
(
ち
)
さきドローンが健気にも見え /ミラノ・コルティナ五輪
28
重力に逆らって回せこの地球 美しさって後からくるね/五輪
27
雪に耐え春の日差しに残り柿受験の子らよサクラも近い
27
春色の陽射しに背中押され行くリハビリ散歩で気持ちも
解
(
ほぐ
)
れ
27
暮れ六つや 天辺に
出
(
い
)
づオリオンに 近し冬の終はりを感づぬ/午後六時
27
忘れ物してきたようで落ち着かず春の私はちょっとせつない
27
和服着た 清楚な人と すれ違い 貴女を想う 祇園の小路
27
残雪を 押し上げ開く福寿草 温む大地に命を灯す
27
在りし日のバレンタインデー 「私らは最強
^^
▽」と書き 友へ贈りぬ
27
笑わずに教えておくれチケットを買うところから離陸するまで
27
また一年よろしくと 手製の本命
夫
(
つま
)
に贈りぬ 二月十四日
27
夕映えに
潮
(
しお
)
は満ち行く
七度
(
ななたび
)
の 転生せむと おみなでいたし
27
バス停のおじいちゃんの笑顔こそこの街に咲いた 最初のさくら
27
コーヒーに「昨日」を溶かしてはちみつの厚い光で今日をはじめる
27
会議漬け ランチを食べる 時間なく 隙間時間に 食すトースト
27
何回も動画見ながらリハーサルボンボンショコラは無事に納まる
27
ハッピーの 言葉贈れば 幸せが 幸せ連れて 舞い降りて来る
27
一日
(
ひとひ
)
ごと 寒暖差感づ如月 押しくらまんじゅうをす 春と冬
27
宵の車両 キャリーケースに 赤福の土産持つ人 旅の帰途かな
27
襟髪をつかまれるよにふりむいた 確かにそれは沈丁花の香
26
椅子の背に掛けたタオルを引っ張って落として敷いて座ってる猫/いつもいつも
26
お返しもありがとうもないけれど 今年も
夫
(
キミ
)
にMeltyKiss/もう、慣れました笑
26
賑やかなる足跡語る姿見ぬ生き物たちの訪問経路/積雪
26
座席にて 持ち主の無き マフラーは 何処で迷子に 揺らるる車両/降車後に駅員さんへ届けました
26
ぼんやりと過ごす時間は自分へのご褒美なんだ頑張ったもの
26
ひさびさの ひにゃたぼっこと 毛づくろい いついつまでも みつめていたい
26
海の街 淡き
海月
(
くらげ
)
の 幻か ビニール傘が 連なりて行く
26
「お先に」とまばたきを一つ交わすとき雪の狭路は白くふくらむ
26
生きるのに絶望しても血税で死後の処理とは何か苦しい
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