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人殺す武器の輸出に耐え得ぬと矜持の道ゆく社長の光り (3/6)
28
彼岸花まだ青し葉に春の雨ホトケノザ咲き庭に色添え
28
三月に冬は長々居座りてなごり雪とかひねもす降らす
28
雨は髪を濡れさせたい髪は僕に触れさせたい 傘に隠れて
27
リンゴ酢と梅肉入りの飴ちゃんで体を起動さすダルい春
27
コーヒーを淹れる数分 未来には内緒で僕を取り戻す場所
27
エビのよに きゅっと丸まる 寝姿よ けさはさむいね 我が家のねこたち
27
攻撃の応酬続き反戦歌作ってもムダ歌ってもムダ
27
春風
(
しゅんぷう
)
を浴びつ 早桜を眺む ペットボトルのお茶を片手に
27
震災のあの日を胸に刻みつつ 祈りて閉じる今日のまなざし
27
天空の 宮殿の鳥 鶯は 春を
告
(
つげ
)
むと 舞い降りて
啼
(
な
)
く
27
たわわ咲くミモザの花も寒かろう 弥生の風の冷たきに揺れ
27
青年にドア開けられしずしずと五十五の我乙女となりぬ
27
北風に 凍えてなびく 梅の花 春は足踏み 曇天もよう
27
閉づシャッター並ぶ 寂れし商店街 宵闇を灯すLED
27
実家の
猫
(
タヌ
)
ちゅーるも食べぬ朝が来た まだ生きてくれ まだ生きてくれ
27
キラキラと
眩
(
まばゆ
)
い
水面
(
みなも
)
見上げると 飛行機雲が果てなく延びる
27
悲しみを 日記の様に
詩
(
うた
)
に
留
(
と
)
め 歩みし二年 読み返す
初詩
(
しょし
)
27
やはらかに きぬのあめふる わが庵の 杉の戸たたく 春のいなづま
26
垂れ込めた分厚い雲の裏側で 秘かに欠けゆく弥生の月食
26
起きられないなりに 30分早く 起きた自分を さあさ褒めよう
26
土曜日は5月の陽気少年よ自転車連ねて何処へお出掛け/投稿
3
日遅れて
26
戦前の空気を知らぬわれなれど「強い日本」に感じる不安
26
逆向きの席の電車でぐんぐんとバックする先 旧友が待つ
26
冴える月 帰路に転がる
八朔
(
はっさく
)
や 我は供える道祖神さま
26
ガチャよりもクレーンゲームはスリルある 金が尽きると努力もゼロに
26
一秒の景色を逃さず写し撮る心のシャッター広角レンズ
26
義母とゆくお墓参りの道のべにおおいぬふぐり見つけ摘みたり
26
生きてきた証と思うしみ、しわも 鏡の前の薄化粧の春
26
完璧な朝じゃなくてもいいじゃない 光を浴びに靴履く休日
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