Utakata
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菓子作り 何が一番イヤかって 砂糖の多さを思い知る事
21
生きるってえらぶことだね 喧嘩後に笑顔で「おかえり」言ってみましょか
18
台風に吹き飛ばされたお爺ちゃんご飯までには帰ってきてね
15
「この人は何でも知ってるんだよ」と ゆっくり魔理沙を褒めるお袋
15
気をつけて杖つく我にコンビニの店員の声うれしかりけり
29
わん!としか吠えぬ獣であるくせに そのひと声の音色とりどり
25
右肩に もたれる寝てるふりの君 わかってるけど もう少しだけ
14
頑なな私を割って溶かす水 流れる先の地獄を見せて
11
泣いているあなたをみると辛くなる 笑っていても辛くなるけど
12
悲しみの 栞は必要 ないのです レシートいいです 箸ください
12
待ち望む 菜園潤す台風の 連れ来る雨は恵みとなりぬ
16
君の目に見える景色はそのままの彩り深く山野を映す
13
スズランの白き花散る前橋の悲喜こもごもの群落のこゑ
13
デジタル化して質量を減らしてくわたしが生きて積み上げたもの
15
植え替えて 枯れたかに見えたアロエ株 見事復活 底力見る
12
伝書鳩ふるき鳩舎をめざし飛ぶ 同じ空来て更地を
旋
(
めぐ
)
る
16
天の原雲々千切れそら隠す 梅雨の始まり嵐とともに
9
少しずつ色をうしなう少しずつ月から遠ざかる報いです
8
ガーベラを
4
本束ね会いにゆく 薄き匂ひに 気づくといいな
14
次に会う約束できぬ
歳
(
よわい
)
なり 名残りの酒の酌めども尽きず
29
金沢の担当となり
早
(
はや
)
十年 営業廻りで名所に疎く
19
じりじりと 惜しき暑さと つめたさや くづるる氷菓 夕まぐれ
7
相対性理論を思う 三十分くらいと思って二時間寝てたの
7
タクシーで家まで帰る裏道の人気の無さに壊れた心
7
アスファルト 下から持ち上ぐ 街路樹の 生命力に けつまずく我
24
深緑を濡らして照らす雨上がり また降るらしい気まぐれな空
9
朝体操 小雨に濡れし 帰り道 こんな日もあると 歩を早めし
16
これからは酔ったらキス魔になることを決めてから飲む最初のチューハイ
6
千年の 祈り刻みし 観音の 指に溢るる 国宝の慈悲 ・ お題「国宝」
6
摘
(
つ
)
めねども香ぞ残りける恋の花
煩
(
わずら
)
はしくも美しきかな
6
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