Utakata
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焼きたての厚焼玉子だし汁がこぼれぬように抱えて帰る
18
はやぶさは百三十年の時を超え花巻の町アメニモマケズ
14
雀二羽水たまりにて羽バシャリ順番まちか?枝の雀よ
13
なんか今日、 靴紐がよく
解
(
ほど
)
ける日、次
解
(
ほど
)
けたら無視するからね
20
数日来 胃の腑に重き異変あり 腹をくくりて検査日を待つ
26
前髪の乱れをいくら気にしてもどうせあいつは見てやしないわ
16
丸々と 太った牡鹿 木の陰で 脚折り畳み 香箱座り
12
ほっちゃれと呼ばれ末路の鮭あはれ 白き光となりて流るる
10
ビリなのにカメラに向けてVサイン出すわが息子先が心配
14
風邪ひいた君に淹れるはミルクティー。はちみつしょうがにちょっとの愛情
11
枡席で弁当つついて酒呑んで 益荒男どもの千秋楽しむ(行って来た!)
24
落胆とため息ばかりの雨の朝骨の髄まで落ち込んでやる
14
傘させば 雨は僕には降らないが 傘をさせども 濡れる想いが
9
自分こそ普通、常識、標準だ そういう人はとっても苦手
10
カラスがね やたら鳴いてる 季節来た 親離れする 子への応援
10
言いかけて やめたふりして やっぱ言う 織り込み済みの いつものカード
10
お迎えのガラス越しには喧騒が また泣いてるわやはりうちの子
9
うつ向いて懐かしき人行き過ぎる 時は戻らぬ
黄昏
(
たそがれ
)
の駅
8
来し方を
察
(
はか
)
りあぐねん仲秋の雲間に隠る望月の頃
18
字幕版「愛している」を表示する言語がふたり異なっている
11
誰一人タバコを吸わない家庭には点くかわからぬ火種があった
10
夏の果て 黄昏れ染まる 山門の 苔むす山路 陽あたる人生 笑み溢れ
9
陽の稀な空をみつめた夏ゆけど干されしままの私のこりぬ
7
ちま猫ちゃん おひざにのるの だいすきよ ちゃみちかったよ おかえりおかえり
21
傘さして雨靴はいてカートにはビニール今日も雨の出で立ち
18
羊去り縒れた辞書に西日射す午睡といふらしタイムワープ
7
日曜日あなたとのじゃんけんに勝っても負けても1週間のおわり
8
意味もなく速さを求め疾走すバイク少年あの頃の夢
7
かけがえのない出逢いとか いうけれど 逢わなきゃよかったことも多いよ
7
この秋はあまり虫の音聞いてなく雨音ばかり聞き飽きており
8
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