実家の柱にかれし落書きは 消せぬか消さぬか あの日のまま
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真珠湾の先制攻撃例に出す批判封じの魔王に媚びる / 高市氏のスピーチ Japan is back.???
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春よ来い  呼ばれてすぐに  行くものか  季節の意思は  思春期のよう
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引き連れし  春の陽光ひかりに  雪解けて  あか絨毯じゅうたん  冬椿ふゆつばきかな
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ブラックに良いね押しちゃう私です真っ黒な意地をジョークで落とす
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罰なんて今日まで信じて居なかった舅が首を吊ったと聞くまで
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我の手を離さぬ君の指ほどき切なきままにICU出る/回顧
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えいやあとメンコ投げつけひるがえすその行為すらトランプには無い
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雨上がり 見上げた空が青いから 首肩の凝りストレッチする
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妹と飲みつ語りつ更ける夜 長旅の疲れ ゆると解けて /片道十時間
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春彼岸 半年ぶりの無沙汰詫び 花を手向けて亡き父母偲ぶ
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角番の危機は綱取り一転の力なくもう人生なのか
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四半世紀この耳かきと共にあり 今日もほじほじ至福の時間
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耳かきをしている時のあの顔は誰にも見せれぬ顔であろうな
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学舎まなびやも廃校 止まぬ老朽化 郷愁きょうしゅうがしづかに消ゆ故郷こきょう
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トランプによくぞ憲法つきつけてどうする改憲どうする公約
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ぶら下がる父を見上げて震えても何も出来ない夫だった人
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雨止みて 朝日を浴びるアスファルト 虹色光りて春の匂ひ発つ
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冷雨落つ薄暗し朝 車窓より見ゆる春 つぼみはぢくる枝
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振り絞るような 母の涙声 耳を離れぬ 「バイバイ、ミクちゃん!」(タヌ猫の本名)
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「危ない!」を三分ごとに叫ぶ母 僕が初心者マークといえども
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満開のカワズ桜をLINE送 雪積む庭の写真が返る
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霜柱立たぬ乾いた冬を終えやっとと思いの春彼岸入り
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咲きめば 心乱せし 桜花さくらばな 花吹雪はなふぶく前に 胸にとどめむ
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だんだんと家族のような気がしては風呂掃除終えうたかた覗く
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百首ももうたを  みて残るは  ただ一首いっしゅ  短歌うた深淵ふかみに  まどいけるかな
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めくるたびジョーカーだけのトランプに「敵ではなくて人だ」と叫ぶ
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萩は秋それなら春はぼた餅と彼岸のたびに餅の名を問い
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年度末  猫の手さえ  借りたいな  ふわふわ肉球  何が出来るや
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咲きそめし桜かわいや咲き誇り散りゆくまでの時の儚さ
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