フィクションよと妻は笑うが何度目だ!夫を悼む短歌入選/ほのぼのファミリー短歌
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親友ともと見る これきりなのかと 思ひつつ 草のみ揺れて 最後の花火
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青少年 健全育成 呼びかける 錆びた看板 覆う蔓草
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親指に穴が開いてる靴下を左右入れ替え履き続けてる
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AIのくれる答えが面白く 他愛もないこと 尋ねてみたり
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ソプラノにバスで応ふる牛蛙 夜の静寂にタクト振る風
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「亀が鳴く」多くの人は首傾げむ されど実際、亀は鳴くなり(顎の関節音か)
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しあわせにしていてほしいというエゴ 紫陽花を見るたびに苦しい
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休日をうつろに過ごすこの部屋に窓のサイズで夕暮れは来る
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冷房で窓閉めきって暮らしてて虫の音などは聞き逃したり
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大切なあの子を語る眼差しでモンブランとか作れそうだね
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君描くブルーの夏は寂しくて 眺めてるだけで失恋の味
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復興の矢先の次の災害よあの町に置いてきた秋桜
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闇市の孤児にチョコやる米兵のようにエサやる漆黒の鯉に
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忘却の青い彼方のひとすみに私懲りずにいていいかしら
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袖口を掴んだ指解いてみる 爪痕残る手のひらを見る
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風鈴に君が映りて 夏が過ぎ ちりんと音が甘く残りて
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湿原に 揺るるリンドウ朝露に 濡れし蕾や秋風の中 
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古駅に今もついてる壁のシミ初デートの日あの前で待った
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悲しみが時の流れでほどけてく。許せないまま明日を見つめる。
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はるみさん浮草ぐらししてまっか?大阪しぐれ惚れちゃっただよ
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ふうわりとつみかさねゆく一日を イベントにして 茶を啜るひと
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もう次か 青白タイル 地下鉄の 薄汚れていく 顔のない群れ
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気が狂う前にくれよ安心を それもわがままだよねごめんね
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簡単に終わらせたいね 朝なんか来なくていいよ 来なくていいよ
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倒伏とうふくす稲に雀の群れありて人の嘆きを知らず囀る
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午前五時 時計より先カミナリや 我れはどうする二度寝試す
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雨の朝水嚢すいのう作りやってみて二枚重ねは 必須と知れる
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天国で怒ってるかも 裏方に徹した彼を熱く語った
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朝日浴びパジャマを脱いでハグをする 一人芝居の心地よい朝
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