夏を越え 初めて育てた タマスダレ 花咲く度に ベランダ覗く
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数ヶ月ぶりの引き出し 長袖の 温もり嬉し 秋の長雨
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「会いたい」の「あい」まで打って消してって「おやすみ」と打つ夜中のれい時/昨日の恋
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肌寒い朝を迎えたとまどいは時雨模様のためらいとなり
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「彼岸まで」残暑残らず雨ばかり白露過ぎより七分をまとう
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あがいては 空回りする やらぬより やって後悔 秋の始まり
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なぜ僕は君に恋をしたのだろう 君にはいつも呆れているのに
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今はただ来てるだけだよ絶望が希望の前に、倒置法でね
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本当を話せば通じるわけじゃなく 嘘の方便なおさら通じず
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手を繋ぐ 一度解けたら戻せない何かを君にかけられている
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前にしか道は敷かれず前にしか時は進まず過去はもう無い
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月だけは 見上げていいか 何処かでね 貴方も見てたら 繋がれるから
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長雨のあわいも こころさざめいて 気ばかりなりの 朧夜の星
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ながあめに 菜園幾日入らずば 雑草繁る放棄地の如し
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魔物にも愛は通じるものなのか愛が魔物をつくり出すのか
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涼風に夢みる頬を撫でられて秋の気配に目ざめる私
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夕暮れの不意の虫の音風伝い夜空染め往く秋の前触れ
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おべんとうおやつと愛でいっぱいのカバンを持って晴れたらいいね
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ナイロビのホテルで食ったカバ焼きとゾウ煮の味が忘れられない/グローバル短歌
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花園に落つ夕焼けの雨降りて願うた日々の彼岸花かな
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ここ三日どうにも記憶がないのです 美味しいシュークリーム以外の
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晩酌はふたりの時間子らだけの時間がふえて一つ家十年
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瞬間移動(テレポート)術は明かさぬ銀やんま 時空の歪みかすめて消へぬ
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重い荷が下りた気がした午後10時 大きな月が笑って見てた
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丁寧に 貼ったガラス ささくれて 宥めるように ステッカー貼る
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急に来る眠気に逆らうこともなく数分眠れば気分も上向く
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人間に生まれてしまったばっかりに下着の中で悶える心臓
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望月のうさぎ待ちわび 仰ぎ見る 湯呑みの酒に浮かぶ半月
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柔肌の溶ける酸ヶ湯の湯煙りの彼方に霞む影と語らう
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敵という 人も友達 みんな友 兄弟姉妹 愛すればよし
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