ライオンが暑さで死んだ報道に アフリカよりも過酷な日本
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この頃は 短歌うたの浮かばぬ日ありて 一日一首の夢ぞ危うく 
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夏の日の暮るるは遅き山陰に西こそ秋と蜩の声
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フロッピーディスクを知らぬ若者はマウスの中のボールも知らず
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語らねば消ゆ歳月や原爆忌語り継ぐべき聲の重たさ
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教科書の上でなぞったきのこ雲 忘れないまま八月の島
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おおげさに 秘めたる恋が ほとばしり 「投稿しました」 震える指で
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ビルとビルわずかな隙の夏空にあなたの今を思い描いて
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久しぶりに会ったいとこ背が伸びてて 思わず敬語になっちゃいますね
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四十六の同窓会「文太」とよばれ菅原という名字の女子は
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他人ひといれば冷房の罪かるくなる温度を上げた部屋には独り
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来世でも また我が祖父で あってくれ ゆっくり休んで また会いましょうね
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天国の番号札を転売し罰金寿命プラス百年
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夢の国 セレブを囲う  戦術へ  魔法は解かれ  夢の続きは無し
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あの時を 忘れぬように 打ち上げる 空に届ける 白菊三発
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空の缶中身あるかと傾ける思い出すのは宅飲みの君
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鳴き果てて地を打つ蝉の喧し夏の至れば君忘れるか
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さ・し・す・せ・そ 目分量の味付けで適当にうまい父の焼き飯
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疲れたな 好物マズい サンプルと 見分けつかない 楽しくないな
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冷蔵庫 四つに割った じゃがいもは 既に芽を出し 半月の夜
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夏果てにないてる私はヒグラシで もう行くのかなカナカナカナカナ
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被災地の 話をするは 想うこと そばに居ますと 募金をひとつ
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もうちょっと ご自愛下さい 夫君おっとぎみ 朝の味噌汁 ゼラチン忍ばせ
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飲むだけで翼をくれるというのなら 人は今より自由に生きてた
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牛丼を 6人並んで 食いたいか? 俺は1人で 1人で食いたい
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買ったのに飲まれもしない日本茶の賞味期限が僕らを責める
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文明の利器が異物に豹変すコンタクトレンズずれた瞬間
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覚えたて 寮歌を歌う 遠いきみ ガチャリとせかす 公衆電話
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晴れ空はどこの国でも同じ色 広がりすぎたあなたとの距離
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可なけれど不可も少なき日々なればまずまずならむと信じて生きむ
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