嬉しさも半分ほどの春陽気 マスク・メガネのフィルター越しの
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春雨と共に舞ひ散る花弁はなびらは 新緑のはじまりを告げたし
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世の中に色んな春色あふれてる 外を歩けばカラーセラピー
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空を舞う私のシャツはカモメへの 春のギフトと決めた午後です
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もわもわと 身体からだの毛穴 沸き返る 琥珀の海に 遊びて酔えば
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辛ひ時 腹の底から 絶叫を上ぐる代はりに 三十一みそひとに綴づ
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六十で動けぬ吾あり七十でテキパキ動くヘルパーさんあり
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姑の植え残したる椿の木赤と緑が春の陽はじく
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通院の日にテレワークは有難し ねこのおひるをやる人がいる
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フィンランド発のスポーツ「モルック」の魅力にしばし時を忘れて/デイケアでやった😄
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タンポポの綿毛揺れるほど風はなく 神社の桜は 今ぞ満開
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待ち侘びし 桃の枝先ほころびて 桃源郷にいざなわれゆく 
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「だめ」という言葉の数だけ撫でるから僕は夜色のただの猫だよ
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雨の中 カアカアカアと 鳴くカラス その鋭き目 力みなぎる
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山の端にゆるゆるのぼる月ありて花明かりもさす私の住む町
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「ねぇ聞いて」気軽に言えない日々だから歌をよすがの日々に語らい
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マンションが建つかと思えば自転車店マジかよ神様オレの為かよ
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日曜の君が残した檸檬の香 枕を抱きてそっと目を閉じ
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ギュッとして ふんわり毛並みに顔うずめ 君のぬくもり こころゆるびて
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土手の端の薄紫の群生のにら花の星一つ恋しき
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先週はカタクリの花今週は桜が咲いて浮き立つ心
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ハムエッグ久々に食うハムエッグ気持ちいいほどうっすいハムだ
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またひとつ着ている服を薄くする桜青空六月の陽気
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いつの日か通り抜けたし 日本一長い商店街の端にて
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いにしえの 雨音途絶えて 朝陽指す 花をつま弾く 兄のギターよ
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きみ包む毛布の手ざわり確かめてそっと伸びする日曜の朝
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革靴を手に持ち走る女学生 淡いブルーのシャツではにかみ
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病院の待合室は海の中バリヤー張って自分に潜る
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さむそうに ひっついて寝る ねこたちに ホットミルクを 飲ませてやりたし
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一夜明け 明るい陽射し 降り注ぐ 雲ひとつない 灌仏かんぶつの日
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