レンチンの レトルトカレー置きゆきて 妻はいそいそ女子会へ行く 
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今だってココロの底では思ってる 入道雲にはきっと乗れると
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サザエさんの笑顔のあとに押し寄せる月曜という名の怪物
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びうびうと涼風の鳴る大暑の候。ねぷたばやしもかすかにまじる
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年齢のエスカレーター下らない 屋上までの階を楽しむ
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歓声を 上げたり涙 溢れたり 夏の花火は ドラマのようで
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ヤーヤードー弘前ねぷたはしずしずと 青森ねぶたはラッセラ跳ねる
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木が倒れ百数年の切り株に 僕が座っておにぎり食べる
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しののめの 涼しき刻の ありがたさ 季節過ぎれば 忘るるものを
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炎天下 夏草茂る 土手道を 肩をすぼめて 自転車の行く
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暑い中申し訳ないと思いつつ 今日も宅配頼る還暦
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背伸びして 酒のジョッキを 取り出して 中に注ぐ オレンジジュース
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荒天を衝きて渡らむ幾千里とうぞくかもめ逆境に立つ
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大の字で寝てる主人の左肩近くで丸く寝てるバカ犬
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室内の 気温三十一度 涼しくも  感ずるわれは 慣れという魔か
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お前のは短歌というにほど遠い そう言われても気にはするまい
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錠剤を飲んだつもりが床の上 転がりており ふたつみつよつ
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砂糖漬け すみれの青を閉じこめて ひとり 少女の時代を想う
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手を繋ぐ浴衣横目に帰り道 ぼくのパピコは2日ぶんだね
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チャッピーは物知りなれどおいらには直感こそが短歌の始まり
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おつまみと 烏龍茶で 酔っぱらい 生態系を 観察してる
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ローソンのサラダチキンになる前は庭でミミズをつついてました
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大福を落として転がるその先に すごい顔して犬が待ってる
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散歩する鞄に金を入れてなく充電切れは水も飲めずで
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東雲の 雲間破りし 朝茜 猛る猫の 餌食むを見ゆ
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たらちねの母に登りてしがみつく 言葉なくして通ずることば
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親友の 子供預かり 少し泣く アイツみたいに グレちゃだめだぞ
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薄い味 三年過ぎて 慣れし舌 甘辛人生   卒業近し
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山で咲く凛と逞し百合の花 生命いのち漲る仏花で見るより
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君の名を 唱える夏の夜 消えたいと思えなくなる ほんの刹那に
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