Utakata
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乾いてる土が跳ねてる匂いして耳を澄ませばあなた、秋雨
22
刈り取った稲の分だけ高くなる空を見上げて歩くあぜ道
23
風呂上がり 2kg増えたと 思ったら 小さな足が いたずらしとる
12
旅先の 駅に寄り添ふ老夫婦 言葉少なに互ひ気遣ふ
17
モーニング おしゃべり済めば スーパーへ シニアの本能 特売を追う
13
クチャクチャになった髪の毛放置して止まない雨を見つめているの
12
ぽくぽくと木魚奏でる和讃かな 十三回忌は長雨に染む
18
パタパタと 矢鱈うるさい 雨粒よ 溜息溢れる
秋霖
(
しゅうりん
)
来たり
10
愛らしい 金の小花の 香り満つ 少し嬉しい 駅までの道
10
長雨に 庭の草だけ生き生きと 野菜高騰 財布ヒーヒー
10
先生の「いいですね」のことばに生徒は笑顔水中歩行
9
プロ野球低迷チームの監督の去就のニュースこれも秋なり
9
色弱の君が選んだアイシャドウ 休みの日だけ大切に塗る
9
渓流のもみぢ葉よろし我が日々を 満月だけが月にあらずと /「救い」
12
どうにかさ 君の額の 寄ったシワ ほぐせないかな 僕じゃムリかな
9
だれだろう、幼いぼくを抱き上げた 故郷とかでもないあの町で
9
朝起きて 心身苦痛 ズル休み 自責の念と 切り替えの鬼
8
塾帰り テストの答案 夜に翳す
80
の横 上弦の月
8
整形医ブスから金を巻き上げて美人と遊ぶいい商売ね/社会派ヒューマン短歌
9
何事も擦れば答えるガラス板
(
大江山 いく野の道の 遠ければ
)
まだふみも見ず 天の橋立 060/100 小式部内侍
8
スーパーのポイント貯めた金券は高いアイスは二個は買えじで/五〇〇円
8
暁の 東の端に 墨雲は 海にそびゆる 遠山に見え
11
青空に柿の実映えて赤とんぼ飛び交う畑虫の声満つ
17
独り身の六畳間から連れてきた座卓に君の味噌汁の熱
8
山道はいつもわたしが先に行く ペース合わせる君の優しさ
7
君の詠む短歌の宛名は僕ですか?わからないけどいいねしておく。
7
はめ直す 指輪の重み 知りながら 届かぬ君の 平安を祈る
7
天才が馬鹿や怠惰を考えても本物には敵わない。初めて勝てた。
7
賢くて 負けない人は 誰でしょう 目的を知り 努力する人
7
違うんです、誓って何もしていません。ただ肩車をしただけなんです。
7
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