Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
…
次 ›
最後 »
日曜の君が残した檸檬の香 枕を抱きてそっと目を閉じ
27
ギュッとして ふんわり毛並みに顔うずめ 君のぬくもり こころ
緩
(
ゆる
)
びて
27
土手の端の薄紫の群生のにら花の星一つ恋しき
27
先週はカタクリの花今週は桜が咲いて浮き立つ心
27
ハムエッグ久々に食うハムエッグ気持ちいいほど
薄
(
うっす
)
いハムだ
27
またひとつ着ている服を薄くする桜青空六月の陽気
27
いつの日か通り抜けたし 日本一長い商店街の端にて
27
いにしえの 雨音途絶えて 朝陽指す 花をつま弾く 兄のギターよ
27
きみ包む毛布の手ざわり確かめてそっと伸びする日曜の朝
27
革靴を手に持ち走る女学生 淡いブルーのシャツではにかみ
27
病院の待合室は海の中バリヤー張って自分に潜る
27
さむそうに ひっついて寝る ねこたちに ホットミルクを 飲ませてやりたし
27
本当はもっとおしゃれで満ち足りたシフォンケーキがよかったのかも
27
隣席
(
りんせき
)
の父親に
抱
(
かか
)
へられし子の
微睡
(
まどろ
)
みぬ長き
睫毛
(
まつげ
)
揺るる
27
「ありがとう」デカフェの甘み溶けだして 誰かに言いたい今日という日を
27
塩だけの握りが美味い噛むほどに田を持つ人の愛も広がる
27
輪唱の如 桜咲ひたら
躑躅
(
つつじ
)
咲き 花は順に 春を歌ふ
27
玄関を出るたびひらく花がある「がんばれよ!」 と隣のじいちゃん
27
農園の隅の角地にむらさきの天の川みつ芝桜かな
26
霧つつむ木の葉に集う一滴のしずくへ揺れし明日のこの星
26
卒業という出口へと続く坂 最後の春を履き潰しゆく/明日から四年生
26
ぬか床の醸す温度は人肌に 如何に胡瓜の漬かり加減は
26
薄桃の衣脱ぎ捨て 桜木は やがて萌黄に衣替えつつ
26
サザエさん見て笑ってはニュース見て迫る明日へ憂い染む夜
26
生真面目な主人の愛のいろどりをこぼさず食べる五目そばなり
26
春嵐も花粉も過ぎて神経が落ちつきそうな季節は近し
26
最終の特急見送るポケットにチクリと刺さる入場券の
26
ステテコをエアリズムにと替えた朝 開脚幅が少し拡がり
26
ルビーレッドキウイの季節がやってきた 紅く紅く紅く あまき果実よ
26
逢う日まであなたの告げた「待ってね」を我胸べりの小鉢へ育て
26
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
…
次 ›
最後 »