雨の日は大根日和コトコトと雨色飴色じっくり待って
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種こぼれ 花を咲かせた ビオラにも 蝶が舞い降り 得意気な顔
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散り残る梅にそぼふる春の雨庭の花蕾も潤されいく
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春彼岸 半年ぶりの無沙汰詫び 花を手向けて亡き父母偲ぶ
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角番の危機は綱取り一転の力なくもう人生なのか
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四半世紀この耳かきと共にあり 今日もほじほじ至福の時間
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耳かきをしている時のあの顔は誰にも見せれぬ顔であろうな
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学舎まなびやも廃校 止まぬ老朽化 郷愁きょうしゅうがしづかに消ゆ故郷こきょう
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トランプによくぞ憲法つきつけてどうする改憲どうする公約
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待ちまちて春が来たなら何しよう花見・野歩き・友のお見舞い
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抽斗ひきだしの整理 宝探しの如 失くしたはずの 記念の硬貨
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春眠は 「起きたくない」が 入ってる ねこたちの顔 みたくておきる
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やんでると見まがうような降りでさえ傘にはちゃんと雨粒の跡
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花や木々 空の蒼さや風さえも 短歌うた詠みめし日々変わりゆき
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クロッカス踏んづけぬよう玄関の脇道歩く毎年のこと
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指さしてずどんと引き金引いたらば大雪山に夕焼けおちる
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インフルBという春休み 五日間家族の声で満たす喜び
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面会の十五分ほどちぐはぐな義姉の話題は帰宅に尽きる
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布巾ふきん干し振り向く夜空に沈みそな思わず見惚みとれる赤い三日月
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晴天がを誘いて雪を割るこの辺りには春の花々
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花を持ち ご婦人方が レジを待つ ああお彼岸か 変わりなきこと
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切っ掛けは俵万智の本 短歌をば詠みぬ 日増しに続く楽しさ
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淡々と全てを置いて進むだけ黄色水仙咲く場所で咲く
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サービスのミニトマト種粒入り 十粒確かめる息を止めつつ
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春彼岸 深雪掘りて あらはれし しずくすがしくる 御影石
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球根のでし芽見んと四つ這いになりて地中の温さ伝わり
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寄り添いて不味き牡丹餅分かち合う 笑う夫の手の節愛し
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満開の 散りゆく梅の花吹雪 温まる風も春を知らせをリ
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種蒔きに 滋養の雨を 望みたる 土に寄り添う 春願いたる
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牛乳のパックを白い衝立ついたてに豆苗そわせて春の陽増し増し
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