Utakata
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休日をうつろに過ごすこの部屋に窓のサイズで夕暮れは来る
25
親友
(
とも
)
と見る これきりなのかと 思ひつつ 草のみ揺れて 最後の花火
14
湿原に 揺るるリンドウ朝露に 濡れし蕾や秋風の中
15
フィクションよと妻は笑うが何度目だ!夫を悼む短歌入選/ほのぼのファミリー短歌
11
宅配の段ボール箱
潰
(
つぶ
)
すたび部屋の広さを取り戻してく
25
老いてなお尊厳守る難しさ生きてるかぎり持ち続けたい
9
ふる里のふる里らしいとこ一つ蝉がたくさん鳴いてるところ
8
「そのへんを、走っておいで。意味なんかなくても、君は愛されてるよ。」
8
赤子泣く声切なくて胸痛しねんねんころりおころりよ
8
average13.1のハートつく 二千二百の一会に感謝/たかが数字、されど数字…管理人さん、皆さんありがとう
12
「亀が鳴く」多くの人は首傾げむ されど実際、亀は鳴くなり(顎の関節音か)
13
待った?って 俺に聞くなよ 待ってない 歌を読んでた キミを待つ歌
10
ひび割れし土に踏ん張る稲に寄り 青きひと穂を掌に量るひと/水不足😢
17
スマホ打つ 指に三毛猫 纏わりて 打つか撫でしか 思い煩う
13
三十七度名古屋栄の入道雲ビルの隙間にモクモク笑う
7
今日俺のおごりと言った上長が最初にオーダーするかっぱ巻き/題『寿司(テーマ詠)』
7
助詞という視点で歌をたどる暮れ河野裕子が石を蹴る橋
7
青少年 健全育成 呼びかける 錆びた看板 覆う蔓草
8
親指に穴が開いてる靴下を左右入れ替え履き続けてる
7
冷房で窓閉めきって暮らしてて虫の音などは聞き逃したり
6
高校の同期会への返信に近況そへて生存証明
6
五合目で一瞬見えし頂上や 雲より高き白い雪なし
6
君描くブルーの夏は寂しくて 眺めてるだけで失恋の味
6
復興の矢先の次の災害よあの町に置いてきた秋桜
8
ソプラノにバスで応ふる牛蛙 夜の静寂にタクト振る風
7
胸糞が悪い敗北食らっても、懲りずに明日も
若鷹
(
ホークス
)
を追う
6
存在を 消したときだけ無になれる その時だけは人でいられる
12
蜜絡む大学芋を作る手をじっと見つめた小二の九月
19
お祭りは今日じゃなかった、いやそもそもお祭りなんてなかったのかも
5
忘却の青い彼方のひとすみに私懲りずにいていいかしら
7
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