Utakata
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物足らぬ 焼酎求め台所 暗がりに聞くスズ虫の声
24
ぬるま湯に身体の芯をほどきつつ瞳閉じれば夏終わる音
19
4
ヶ月 余命よく超え生きた愛犬の強さ称え悼む
15
「真夜中に鈴の音がする」子の言に 耳を澄ませば「それ虫の声」
16
冷房の効き目が弱くない時はだいたい外も涼しくなってる
8
もう二度と 会えぬあなたを思い出す 口癖寝癖 最後の言葉
8
風の音に驚くのみか雲の色虫の声にも秋は来にけり
8
『好き』という言葉 以外の全
語彙
(
ごい
)
で、君に好きだと伝えているのに。
8
はにかみて 席立ち譲る 青年に 素晴らしいよ!と 眼差し送る
28
ゲームする子から「ラグい」を教わりてナウなヤングに死語を教える
14
給食を食べ切るまでは席立てず掃除の埃舞う中ひとり
7
煌めきのステージ立つ君見上げても合わない視線にふと我帰る
7
おまじないなのかな あの子いつからか姉さん指の爪伸ばしてる
7
はんなりと涼しき眸(ひとみ)花桔梗 浴衣の襟に風の吹き抜く
7
M
サイズ着たい自分の頑張りに期待し購入。タンスで眠れ。
7
蟻ならば せっせと働き続けたかもね 甘い香りの君に絆され
6
夏麻
(
なつそ
)
引く命いとほし思ひつつながらへば
倦
(
う
)
むうつろふ
一期
(
いちご
)
6
安らかであれと願った沈黙を想えば花が降りそそぐとか
6
日ごとにぞ変わりていたむわが身かな空行く鳶にこころ慰まず
6
全てに飽きた 全てを知らないまま思う 何がそう思わせてるのだろう
7
ネトフリでホラー映画を観たはずが 視聴履歴に「未配信」と出る
9
「目が泳ぐ」ということは顔は海 どこに行くんだ俺の眼球
8
暑さ避け午後五時からの農作業 日暮れ早まり秋の足音
6
大雨の報せを聞いて日が過ぎて車両保険の確認をす
4
年老いて 白髪頭に 皺だらけ 子供に劣る お粗末中身
4
おれらしい おれらしいのが おれらしい おれらしいとは おれのおれのおれ
4
豆煮込む冬に憧れズッキーニから練習を積む火照り顔
4
サイコパス 雷鳴響き 降り出した ピンボーン 洗濯物~
4
体型や 考え方を 変えるのも 変わらないのも どちらも難し
4
我にまた大切なもの降りてきて開きかけてた手を固くする
5
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