落ち込みて 言ひ訳出来ぬしくじりに 眠れぬままに暁を待つ 
22
人の世に 人が一番 必要で  人が一番 わずらわしくて
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ピストルの音で目覚める朝もあり 青空透けるクラスの旗よ
20
岡山の暑さをみやげに妻もどり今日の津軽は三十一度
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雨降りて 畑も我も喜べど 雑草延びる未来は辛い
13
くしゃみしてうるささ咎める人は居ず咳に労りくれるもおらず
13
定期券タッチの音は重なるが違う路線へ進む背中よ
9
台風の進路気にしつ青梅のヘソ掻き作業夫と励みぬ
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雨上がり 歩道橋から 見下ろした いつも通りの いつもの通り
11
鳴り響く流れのにごり速くとも雨降り止みて光る川波
13
おふくろの問診票を代筆す おんぶした背の…なるほど、縮み
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自信作投稿するもボツとなり補足の短歌入選となる(まぁいいか!)
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謝罪して理屈にこころ追いつかず溜め息ほどでない息を吐く
20
「ねえパパはどこへ行ったのママ」「庭にいるわよいつか掘ってみなさい」
17
うつくしき 短歌のひとつ 検索で その人の名 調べてみると
11
颱風の日だけ一人で歌うのは風が歌声掻き消すからさ
9
浮き沈みしても焦らず「日常」をひたすらに生き 時を重ねる
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生きたくも 叶はぬ遠き 人びとを 想ひて己が 贅沢を知る
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台風の 近づく音に 聞くために 窓を開ければ 蛙の宴
9
子の寝顔 心のネガを 忘れさせる この子の幸わう 先を願おう
7
空一面 青にしたいというように 雲ひとすじが急ぎ流るる
7
厚揚げの 舞台で踊る かつおぶし 「美味しかった」が アンコールなり
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あまのかさねの果てのごうの波 吾が耳に寄す 今宵蕭蕭
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現状を知らず死ぬより対策をしてあがく方選んだ今よ
7
もどかしや 言葉にできない 素直じゃない 不器用ふたりの 電話越しの
6
やわらかに笑う貴女あなたの皺に見る 過ぎし日の笑えなかったこと
6
皐月晦日爽やかに吹く嵐去り水無月嵐に足止めとなる
6
吹き荒るる嵐の空に影見えず鳶はいづこぞ無事と祈らん
6
長袖のシャツの皺を伸ばす昼 雨の切れ間に燕羽ばたく
6
台風の雨しきるなかを求め雀チュンチュン鳴き叫びをり
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