Utakata
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今年こそ呑もうと添える友からの賀状途絶えて喪中の葉書
18
太陽の不在を夜と呼ぶように君の不在を恋と名付ける
42
お隣はインドの人でナマステとあいさつしながら生ゴミ捨てる/グローバル短歌
16
長月の宵になれども湿る肌 夜風に揺れた髪を纏って
13
ステップを踏んだ数だけ幸せになれる訳ではないけど踊ろ
11
背徳のチートデイの今日だった昨日に続き二日目だけど
10
在りし日の 夢とぞ知らぬ 風が吹く 原はしおれず 今もかうばし
9
1時間 寝坊したにも かかわらず 早めに寝ると 損した気分
8
秋なれば 肥ゆるサンマの塩焼きが 何故に今宵は痩せしイワシかな
14
一年後生きていたならまた来るよ生きていたからまた来てみたよ
18
晩境の戸口に立って寄る辺無し知り人なき地今日も彷徨う
14
直接好きとは言えないからさ 来世は、君の栄養素になりたい
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ご先祖の供養今どき簡素化に 父の仏壇買いし店閉じ
12
「タオルって振って干すのがいいんだって」 してると言わずににっこり微笑む
7
その皺の奥にあるのねバーコード広げ伸ばして読ませてあげて/セルフレジ
15
簡単に捨てれるものと思ったが、いざ手放すとこぼれる涙
11
今日のぼくと昨日のきみが手をつないで同じ三日月みている 砂丘
11
春寒し 香りこぼれる 枝垂れ梅 月影透かし 夜のそら朧(おぼろ)
10
ふるさとの空が心に浮かぶ日はふるさとの酒をちびちびと呑む/題『酒』
11
少しでも無敵時間を延ばすため 分かりもしない本を読んでる
7
夏風邪で 痛めた胸を 抱えつつ 仕事はあると 車走らせ
6
読みかけのページを閉じてここからはきみの寝息にしずしず混ざる
6
薬局で物価対策クーポンでプレモレを買うこれでいいのか
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田舎なら絆や仲間で牧歌的 それは幻想しっかり猟奇
14
透明なガラスに砂を押し付けて 動かさないでと頼む君の目
6
手作りの 衿カバー手に ふと涙 母のいる今 惜しみ眠れず
8
好きという気持ちが痛いあなたとは何もないかも悲しい予感
18
スポットライト浴びるわたしの人生は しなやかなうねり 静かの海で
6
いいじゃない 人生なんて短いし 会いたい人には会っておいたら
6
AIに悩まされたる二十日余の今日は衛星のシグナルとらふ
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