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「相棒」の最終回の予告見て 春が来るんだ毎年想う
27
雲流れ 冷たき風の 吹く春も 無常のままに 時の過ぎゆく
27
紅富士に寄りて映えるや十六夜の月に引かれて通院の朝 (3/5)
27
春風
(
しゅんぷう
)
に 白旗掲ぐ 冬将軍 寒の戻りの短し二月
26
野生種は種で増えては広がった今の苺はランナーが跳ぶ
26
盃に 身は冴え冴えと 蒼く燃ゆ
内裏
(
だいり
)
に似たる 君と差し向き
26
穏やかな 春風吹けばいそいそと 農具並べて「いざ出陣」かな
26
リングアナのように名前を叫びたい 夜勤に向かうあなたの勇姿
26
密かなる 自慢のくびれ 今は無く 狸の如き 腹を見つめる
26
いいねだけ溺れて仕舞えば落とし穴 歌力が濁る空っぽ色に
26
やはらかに きぬのあめふる わが庵の 杉の戸たたく 春のいなづま
26
オレンジをオレンヂと書く母のメモふわり漂う昭和のかほり
26
垂れ込めた分厚い雲の裏側で 秘かに欠けゆく弥生の月食
26
バーテンに 夫婦と思われ リラックス 打ち合わせの夜 話弾んで
26
起きられないなりに 30分早く 起きた自分を さあさ褒めよう
26
リンゴ酢と梅肉入りの飴ちゃんで体を起動さすダルい春
26
母の肩
揉
(
も
)
めば
上手
(
うま
)
いと 褒められり 亡き後に残る 感触寂し
26
息子
(
こ
)
の助言
W
B
C
見るためにネトフリつなぎ老婆は戸惑う
26
勝ち負けを越えて抱き合うライバルに雪光り満つ五輪を想ふ
26
早春の寒夜
窓外
(
そうがい
)
眺むれば 冴ゆる星空 オリオンは西へ
26
高速に乗らずに出会えたネコヤナギ見つけた春を君に知らせる
31
大根が頭を切られニョキニョキと春の畑のなまめかしさよ
25
部屋咲きのハイビスカスに彩られ 冬のリビング早や夏模様
25
白鳥は西日に白を
煌
(
きら
)
めかせ今夜の宿へ歌をうたって
25
もう遅い気付けばずっと損ばかり馬鹿正直の成れの果てとは
25
いつもそう君はそうしてなめらかに流れるように嘘をついてる
25
一九三一年九月画を画き戰端を開きぬ旧宗主の名を日本 といふ
25
こちらへと色あざやかに菜の花が 春を招くよ川辺の小道
25
夜に発つ白鳥姿は見えなくとも子犬のような派手な声量
25
流れてく景色は季節まで進む 満開までの早送りの梅
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