気高けき アヤメの藍は凛として その立ち姿吾の背正す 
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サングラス後ろにかけて歩くひと過去の光がまぶしいのかな
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上ばかり見ては疲れてしまうから水たまりにも青空がある
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AIが人生狂わすストーリー令和はホラーを軽々飛び越え
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花菖蒲 胸突坂を 下り来て 池のほとりで 揺らぐ群青
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なぜこんな 老母ははのため息 受け流し 年とっただけと 軽くつぶやく
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天翔ける長元坊の雄姿見つひとときにこそ幸ぞあふるる
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そこここの隙間から湧くチビ蟻よ アリの巣コロリを持ちて帰えらむ
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味噌汁に茗荷の入りて夏来たる 露地の畑に枝豆太る
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新しい舗装道路は匂い立ち今年初めて蚊に喰われてる
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誰も皆ひとつところにいられないあめまとい乱れ彷徨さまよ
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夏の夜はまだ酔ひながら明けぬるを瓶のいづこに酒残るらむ
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コンビニで テールランプを 見送れば 吸い込まれていく 深海の底
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鯨にも文字が読めたら野薊のあざみの道を作って眠りの底へ/折句・雲の峰
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腐葉土のぬくもりほどのあさひ受け如雨露の水を双葉ははじく
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空想に過ぎぬとしてもきっと私、笑っていてと願われている
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混沌に 咲いた花には 祝福を 名もなきものの 生きる風情を
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かんたんな言葉でなにもかも伝えられる天才になりたかった
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「【いかり】はね反対から読むと【りかい】だよ」世界平和に詳しい小四
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想ひ出を わすれてないよ 長女猫あのこの名 「けいにゃん」と呼ぶ サーモン供え/命日
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小太りが 長生きとテレビ 言うている 間に受けては おかわりの朝
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雑貨屋の閉店セール色あせや埃が店の歴史感じる
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飛び込みを防ぐ光は信号の「進め」と同じ名前の色で
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血も汗も涙も流して少年は大人になって人を愛する
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梅雨空に息つく先は紫陽花で それだけ頼りに傘を差し行く
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幾夏いくなつの 想いを雲で 覆いみ 見上げる度に 大人になった
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日を逐うて光はまさり正午まひるにはとかげの走る階段のはた
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買い溜めたマスクまだまだ残ってるゴミ捨て途中聞こえてた声/そしていまポリ袋
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エンジンをかけ直したき日のある 止むるを躊躇ふ ポンコツなれば
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早起きは 苦手だったが いつのまに 夜更かしよりも 得意になりて
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