Utakata
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新しい歌
注目の歌
気晴らしに冷菓を作る最中にボウル転ばし余計イラつき
12
自販機の あったか〜いと つめた〜い ひとさし指に 迷い箸見た
14
生涯を人の情けにすがりたる世に通らない私の在り方
12
よく映る自動ドアを見つけては 警備員はもみあげ揃える
17
枕辺に 届くコオロギ寂しげに 秋の朧の十三夜かな
16
新しい 土地に慣れつつ 昼休み 値上げの札に 財布は慣れず
11
ひとりでも 頂きますと 手をあわす きみは 愛され 生まれたんだね
15
昼ごはん 急いでおかず 口にツメ 思い浮かべる 秋の栗 鼠かな /図
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10
外来
診
(
み
)
終へ医局で珈琲味はひつつ短歌を詠むは老医われの至福
10
雨の間に佇み我を見つめてる 良いとこ探し時に楽しむ
9
秋桜を風あるように活けし午後 部屋の空気のふわりと動く
10
オレンジと紫、黒と黒猫とオバケはびこるハッピーハロウィン
9
雨粒も 君の想いも 降り続く 秋の長雨 逢ふ日遠くて
14
うらぶれたラジカセで聴く古い歌 今も変わらぬキミの歌声
7
我がために ことを違へぬ おこなひと ぬくき言の葉 嬉しからまし
7
しじまにて答えを待つより自らが温度分からぬ水に飛び込む
7
スマホなく 電車で文庫 めくる指に 紙柔らかく 文字もやさしき
7
白息の 空に満ちたる 丸月を 肴に酌まむ 雲の来るまで
6
あなたには 貰い慣れてる 花束ね 身を粉にしても 私は手ぶら
6
人間を 黒、白、黒と 染めていく そうしてほんとの ヒトができゆく
7
枝垂れて先の柿の実二つ三ついい塩梅に夕日に艶る
16
ゆくりなく我にまとわる
秋津
(
あきづ
)
かな汝は何れの
魂
(
たま
)
かとぞ問う
6
傷ついたら謝るけどさ君のことを「河馬」って僕は言っただけだよ
6
こもれびを紡いだような手触りのブランケットを探しています
17
口つぐみ 仕事に専心していても 貴女の声に 堪えるわけなく
5
どこまでも青い地球で平和だとよむ・かく・うたう 僕らはいきる
5
人の物預かる金庫頑丈を確かめざるは心得がたし/時事短歌
5
夢を見てあなたの予感がしたけれど 私は超能力者じゃないから
5
留めなく 流るる秋の 霧雨に 吐き出す紫煙も 呑まれていって
6
さまざまを天秤にかけ言語化はできずギリギリ子は学校へ
8
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