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冬支度ひとも木々も動物もそれぞれ生きるこの田舎町
24
文化祭の舞台でぼくの決めゼリフ飛ばしたあいつ 今は警官
24
新聞に載らぬ日のない「熊」と「詐欺」関わりなさそでありそな話
24
聞きなれたタイトルコール日常へ戻るラジオにほっと息つく/津波注意情報解除時に
24
泣き顔の 眉にも似たり 紫の 細き三日月 連れて
夜
(
よ
)
歩く
24
雨後のベランダ 竿を拭き 物干しの支度をす
吾
(
あ
)
を 見守る残月
24
頼もしやこの冬初のマフラーは のどむね温め汗ばむほどに
24
冷ややかな 空気に触れる 鼻先を 風がさらりと 撫でて冬来る
24
寒き朝 キャベツ畑に白き蝶 飛ばずにじっと羽を休めをリ
24
綿棒の検査を受けて結果待ち 「はずれ」を願う妙な籤引き
24
泣きたいとき 泣くのがいいさ あくまでも 自分のココロに 正直に生く
24
厚揚げの 焼ける匂いで 目を覚ます 優しい朝食 一日始まる
24
雪遊び手足の凍る帰り道母待つ家のありしあの日々
24
主張せず従うばかりの忍耐が愛と信じた私に言いたい
24
霜月の 高き秋空眺むれば 北から飛び来る白鳥の群れ
24
空泳ぐ鯨の雲の腹の中
肋骨
(
あばら
)
をくぐるピノキオと我
24
ケイトウの鉢の赤色 雨に映え 睡眠不足が 一瞬覚める
23
文化祭 喫茶室での甘いお茶 忘れてたのに ふいに切ない
23
ひんやりする洗濯物や 霜月の 夕暮れ時に 秋の短さ
23
有りだよね 餃子を塩で 食べた君 今も変わらず 皆がうなずく
23
レスになり思ったよりも清々しい楽で冷えない下着の毎日
23
音もなく 水辺に降り立つ白鳥の 真白き姿冬来たりをり
23
厭な予感のどがイガイガしてきたぞ これは違うと自分に説明
23
亡き友のペンダント着け参加する同窓会で逢える気がして
23
晩秋や ソメイヨシノの 赤らむる葉は 早々と散る 桜の如
23
死んだなら何が出来るか知りたくて試しに死んでも戻れませんよ
23
ポケットの中繋ぐ手は温かく 1月の海寒さ感じず
23
巣箱から
墜
(
お
)
つ
小
(
ち
)
さき
雛
(
ひな
)
手で
包
(
くる
)
む 死んではおらず
微
(
かす
)
かに鳴きぬ/幼き頃に飼っていたセキセイインコ
23
ふかし芋もはや多くは口にせずなお父へ湯気届けたくあり
23
人間が出来てる二人思いやりで譲り合った最後の餃子
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