糖尿に怯えながらもやってもた ショートケーキ(苺の)とトリスの水割り
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あと十日 冬季五輪の 開幕も 多忙な日々に 関心薄く
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珈琲のやけに美味しく淹れられて 他人ひとの詠む歌輝いて見ゆ
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肩こりと聞いて手を止め真似をする日暮れお勝手ラジオとわたし
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甲斐もなし 技巧に走れば寸詰まる さらさら流る水の素直さ
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寒椿 横目に眺む 帰り道 ねこたち お腹すいてないかい
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地吹雪の車内でかける音楽は敢えての夏曲脳をバグらせ
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パンジーの上に積もった雪をはらう花の黄色に元気をもらう
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独り身に還れば義理が通らない重責を負うバレンタインチョコ
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デコられたシール手帳を並べだす子ども食堂に集まりし子ら
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雪の舞う義母ははの忌日の墓参りローソクの火も早々に消え
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みどりとは赤子につけばみどりごに髪に付ければみどりの黒髪
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通学の自転車の群れ見送ってはるか昔を思い出す朝
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豪雪に渇水などと裏腹さ さながら真冬の室内・戸外
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雪国の厳しさ少しは知った今春の気配に浮かれもできず
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歌を詠み 投稿作を 読むうちに拡がる 知識 行動範囲
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五十四歳ごじゅうしの誕生日祝うラインあり幻なのか愛し人から
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参道に鈴の音ひびき蜜を吸うメジロは集う早咲きの梅
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毛布噛む癖 直らぬが 白き歯を保つ老犬 歯磨き効果/17ヶ月U∵U
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思い出を 沢山抱いて 眠るから 今夜はきっと いい夢見れる
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やわらかく煮える卵に託すなり ごめんと言えぬ私の愛を
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眠りつく直前に見るブルーライトあなたの言葉声のする文字
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顔そむけゴミ出す人へ「おはよう」の苦さを連れて青空仰ぐ
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雪雲のベールに包まれ朧月やさしい金色まあるい輪郭
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厳冬の宵 暖求め 我が膝に丸まりぬ猫 命のぬく
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10分間しばれる風に身をさらす プラットホームは冷蔵の棚(電車待ち)
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可愛さに 磨きのかかった 笑顔見て 貴女を想う 幸せな時
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貧しくも海苔巻きだけの折詰の 土産はうれし ほろ酔いの父
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おかあちゃん ふじんか婦人科いくのと ねこが鳴く べつにいきたく ないけどいくの
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ひょっとしてよく間違えるAIは馬鹿のふりして様子を見てる?
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