そういえば帽子で足らずマフラーもヘアドネーション気づかぬ理由だ
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座席にて 持ち主の無き マフラーは 何処で迷子に 揺らるる車両/降車後に駅員さんへ届けました
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ガサガサであかぎれの手が癒えたなら春と思えるまだもう少し
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ひさびさの ひにゃたぼっこと 毛づくろい いついつまでも みつめていたい
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湯上がりに 姉とふたりで 飲むビール 姪らはココア 日帰り温泉
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目覚むれば すり寄り喉を鳴らしをる猫の癒しで 始まりぬ朝
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透きとおる 若葉が灯す きさらぎの まだ雪のこる うたかたの道  / welcome
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真夜中に 月と密会 したことは 家族に内緒の 銀の耳打ち
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如月の雨のそぼ降る 休日よ 友は映画に 我はおこもり
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白梅が一輪二輪咲き初めて春の雨にもやさしく笑う
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診察で上着ぐのを考えて重ね着一枚減らす見え有り
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思ひ遣りを 絵画に託し 中吊りに 子どもらの 乗車マナーポスター
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時違わず狭庭に芽吹く福寿草 週の末には寒戻るらし
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おじいさんとおばあさんが手をつなぎゆっくりイオンを後にする。ほろっ
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れるほど晴れて伝わる想ひかな白と黒とを虹に織り交ぜ
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残雪を 押し上げ開く福寿草  温む大地に命を灯す 
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椅子の背に掛けたタオルを引っ張って落として敷いて座ってる猫/いつもいつも
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フェンス沿ひ 春を待ち切れずに開花 白き花弁はなびら蒲公英タンポポの群れ/実在します🌱
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ころころと笑うあなたの手料理の熱々ポトフにまろき芽キャベツ
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海の街 淡き海月くらげの 幻か ビニール傘が 連なりて行く
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「お先に」とまばたきを一つ交わすとき雪の狭路は白くふくらむ
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この歳でルールを知ったカーリング忘れる事はもっとも速い
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眠れぬ夜に抱きしめられて聞くサイレン知らぬ誰かの 運命さだめを祈る
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人生が汚れ裂かれて台無しで子供の私に声をかけたい
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みぃちゃんのママがドア開けえっと言う髪切ってから初めて会うね
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白シャツでカレーうどんを思い切り啜るくらいの無邪気さあれば
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新雪は朝陽を浴びてきらきらの絹のようだな木目細か肌
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コルティナの 白き山々輝きて 歓声の渦歴史を刻む 
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初に受く床上洗髪囲むの 明るき声に 緩む冬の陽 (在宅療養より)
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おかあちゃん かくにんしたら またねるよ ちま猫ちゃんは おかあちゃん・らぶ
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