ライト浴び 闇夜に浮かぶ滝桜 佇む我に花吹雪舞う 
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客先を 目指す街道 つつじ群 紅白並び 華やかな朝
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体調が すぐれぬ貴女 心配し 改善願い 朝の神社へ
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気がすさむ体きしむをやり過ごす買い出し行ってお勝手立って
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退職し時間はたっぷりあるはずが「やり繰り」してた あの日のみず
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和らぎの萌黄色から青葉へと 装い変えて初夏に向かう樹々
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春疾風 凍てし涙の乾くころコート脱ぎ去り光纏はむ
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今すぐに長閑のどかを自分で作れないちょっと助けて野辺の蒲公英たんぽぽ
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てってってっ チリチリチリンと 音がする ねこが起こしにくる音がする
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紫のツツジ満開 ちらほらと ピンクと白も いとささやかに
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青のとき一番星が瞬いてもうじき夜のとばりが下りる
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暑過ぎず寒過ぎぬ午後エアコンのフィルター洗って気持ちも晴れて
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寝返りを打つたび揺れる胸の内 もう辞めてやる ここは我慢だ
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鮮やかな山吹咲いた畑の隅黄金こがねの塊輝いて見ゆ
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風となり卯月の君へ捧ぐのは散り急く白き菫の香こそ
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フリースの袖を伸ばして新聞を読めば静岡真夏日だとか
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エレガント、ハードボイルドどれも無理「ふつう」という名の仮面をかぶる
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一昨日まで 暖房いれてた寝室を ねこも暑かろと 快適おまかせ
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「よし、いい!」と思える短歌うたをいざ打たんアプリ起動中宇宙そらの彼方に
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オメラスを 去りて彷徨う道半ば 自由という字の 檻に似ており
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盲目の世界に一人彷徨いし病と別れ愛猫は逝く
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土瀝青アスファルトの片隅 さき名も知らぬ白き草花 健気に咲く春
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「仲いいな」長袖Tシャツ洗ったら絡みすぎだろ腕と腕とが
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ピンク帽かぶ赤子あかご電車中でんしゃなか母に抱かれ春の花束
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仕留めたる 鼠をくわえ 見せにくる 健気な猫と 共にありし日
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心地よい 風をあびつつ 仕事して ベンチ休憩 無のひと時を
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慣れるまで三年かかりし尾張弁 今では我もその一員に
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水温み駆け足でゆく白き砂ちいさき手をひく鼓動の伝はる/妹との思い出
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何処ゐづこから 東風こちに乗り さき花弁舞ひ降り ベランダに春添へり
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公園で駆けるおさな子 後を追うじいじの笑顔に 緑の風吹き
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