Utakata
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根雪には遠いであろうゴミ出しの道の端端まだ溶けぬ雪
9
ここからがおれは早いぞギリギリに動き始めるやりたくないが
9
きゅうきゅうと闇鳴く鳥の声がする暖かいのか月の出ぬ夜
9
「また明日」その一言が嬉しくて帰りの坂を駆け上がって行く
9
冬ソング昔のことを思い出す少し甘くてほとんど苦い
9
北風があまりに強く 悩ましい 出かける支度はほぼ済んだけど
9
ベランダの借景みたいな紅葉の林を揺らし冬がひたひた
9
埼玉の出身ですが
御用
(
ごよう
)
です? 言ってやりたい"翔んで埼玉"
9
短歌
(
うた
)
を読み分からぬ漢字知りたくて やはり紙辞書しっくりくるな
9
駄目だよと優しい悪魔に叱られた
可愛
(
かわ
)
い顔して結構怖い
9
こんな日は あったか雑炊しようかな 身体も心も寒さに負けずに
9
輝かしい夢の途切れた午前二時 闇は優しいような気がした
9
短歌
(
うた
)
を知り友ができたという
汝
(
なれ
)
の庭を詰め込むやさしい包み
9
ねこのヒゲ 精度の高いセンサーのはずだが ときどき寝癖ついてる
9
どっちかしか選べぬ物事
(
こと
)
は何故多い 体力気力拾ってきたい
9
立ちました1秒2秒、、
10
秒も 赤ちゃんよりも親が喜び
9
遠距離の切なさばかり甦る 画面越しのホワイトイルミネーション
9
愛おしく大事なのです君たちよこう言う母がまだいるのです
9
母性とはどこから来るか老いてのち静かに滲みる枯れ井戸の底
9
スピードにのったふりして左足ブレーキ踏みつつ生きて詠みます
9
好きなものたくさんあったあの頃と 全く違う鏡の自分
9
遠巻きの まん丸月の 西の空 散財してる ワテを止めたれ
9
ポケットに脳のケロイド入れたまま学生被って講義受けるよ
9
こちとらは年越し餅代悩むぞと国会中継聴き
憤
(
いきどお
)
る
9
詐欺だなと気づいた
理由
(
わけ
)
は簡単だほんとに息子の声だったから
9
新聞紙輪にしたハンドル運転し 幼な子横断歩道をわたる
9
風呂の蓋またも忘れて叱られてボケに近づく、明日から師走
9
きらきらと冬の朝日は輝きて
欅
(
けやき
)
の梢透き
徹
(
とおり
)
おり
9
老けたよと懐かしき人恥ずかしげ出会った頃の二人のように
9
引きこもる なのに心は 汚れてく 雪が吸いこむ さんざめく夢
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