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挨拶に「父」と呼ばれてこそばゆし モノクロの子のあどけなき日々
25
ちょっとした昼寝の間長大な夢を見ていたような気がする
25
選手らの背を追うドローンは戦場で 兵士を襲う恐怖ともなり
25
ねこたちを ふたり同時に
抱
(
いだ
)
くこと 稀な幸せ いついつまでも
25
「雨水」だと気付いただけでホッとした雨が降るから春が来るから/明日雨水
25
始めれば素早いのだが動かない動きたくないスイッチは
何処
(
どこ
)
25
背伸びして したこともない 失恋を 感情込めて 歌ってみた日
25
川鵜らはV字に列を編成し 冬を求めてこの街を去り
25
温
(
あたた
)
むる役割放れ
羽撃
(
はばた
)
ひて ホーム下落つマフラー 哀れ
25
「楽しかった」と 昨日に告げる ばいばいは 未来を走る コースの合図
24
雨天無き早春 草木も素肌も乾燥す 雨の有難み知る
24
色彩やキャラクター柄 歩行者を彩りぬ傘 雨天のファッション
24
ふうわりと天狗も笑う春の風お山の木々も芽吹く日近い
24
タヌ猫が
療法食
(
カリカリ
)
食べぬと 母の言う まだ生きておくれ 母のためにも
24
月面のゴルフボールが見えたとて人のこころの襞は見えない
24
水仙
(
ナルシス
)
は犬に小水かけられて むっとしてをり桜待つ春
24
微睡
(
まどろ
)
みを 降車と共に 置ひて行き 歌を
推敲
(
すいこう
)
夜
(
よ
)
も
寝
(
いね
)
られず
24
寿命乗り越へし愛犬との人生続く奇跡の日々を噛み締む
24
悲しくも ないのに何故か 涙でる 時がとまりし 深夜の事務所
24
靴箱を 整理しスキマ 作ったら 空いた空間 心のゆとり
24
朝まだき
荒
(
すさ
)
ぶ心と通院へ闇をぬければ白雪の富士
24
平凡という名の服を着て眠る誇りでもなく恥でもなく夜
23
「忘れてた」とはにかむ君を待ってたい空いた椅子にはひかりの座布団
23
うたかたが僕の心臓消えるまで何度でも灯る愛のスペアで
23
わたしって広瀬すずだというきみが同じなとこは身長だけだ
23
茜雲広がる風景君からの1枚今でも待ち受け画面で
23
悪寒あり 妻が作りし玉子酒 晩酌代わりにおかわり却下!
23
お汁粉は美味しいけれど飽きもくる 口が整う塩昆布欲し
23
フロジンを一月分はもらえない悩み過ぎては髪また抜ける
23
遊び着のままで舞うよな氷上の十七才のファンキーな笑顔
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