病院で 元気に話す 患者さん「◯さん来ないよ 具合悪いの?」…って…なぜ?😒…
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偉そうに のけぞる父の手のひらの震え思えば怒り溶けゆく
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雪が降る予報 施設に母預け 少し安心している私/介護
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雪降るか降らぬかの朝時をうやかんに手かざしぬくめつつ待つ
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いつもより遠くの山も見える朝冷気すいこみ生まれ変わろう
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曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
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麹から 甘酒作り 挑戦し 自然の甘さ 身体に優し
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母眠る十勝おとなう飛行機とバス予約して待つ春彼岸
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今の世に「裸の王様」登場か不穏なニュースを見せられる日々
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「恋」という騒がしき日は遠のきてただ在てくれること深く頷く
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図書館に見つけた絵本「はなのみち」 幼き音読耳によみがえる
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街路樹の梢にピタリ雀の図 木の葉はあかく掛け軸のごと (頭の中にあった「掛け軸」を勘違いで「屏風絵」にしてしまい修正💦)
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鍋つかみ両手にはめてフォッフォッとバルタン星人真似てた姉貴
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ワコールの赤い腹巻きあゝぬくい 温かさには幸せ詰まる
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「生きている しくみがわかる 生理学」 タイトルに惚れ買った医学書
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雪の屋根より 滑り落つ音の 轟きて 暫し休める 編み針の先
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わがうちに家族(いえ)焼きつくす火を飼いて何食わぬ顔で夕餉を運ぶ
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厳寒のホーム [急行]待つあいだ 停車す[各停]で 暫しぬく
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「働いて…働く」女史は働かず解散告げて寒中みそぎ
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数年もストッキングに縁遠くかかとのケアも怠っている
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冬ざれの 狭庭に出る蕗の芽の 萌ゆる緑に春を見つけたり 
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例えれば雪に倒れて死のうとも見つけてくれたらそれでいいから
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雪来ぬが極まる水の冷たさに指のあかぎれピリリとしみる
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足るを知る 削ぎ落とすのも 心地よき でも無駄という 余白もいと
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暖かき診察室をはしごして出ずれば昏き街は大寒
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あと五分 まどろみ夢の冬の朝 二度寝邪魔するアラームの音 
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平日を 泳ぎきるため 休日に 息継ぎだけして また人の波へ
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「ただいま」の声を待つ間の静けさに鶏肉沁みて愛しき夕餉
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いつまでも親に飼いならされているそれは都合で愛とは言わぬ
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背伸びしてどんな自分に見せたいの? そのままでいい私は私
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