秋植えの球根庭のあちこちに埋(うずめ)めて春の目覚め待つらむ
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目に涙手にはシールを握りしめ予防接種を頑張りました
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かけられた重しをそそっと脇に置き素知らぬフリでそこに佇む
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秋深み 枝に残れる 一輪を 見る人もなく 月ぞ照らせる
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僕の言う言葉は全部昔からみんなに言ってほしかったもの
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峠から 見下ろす海原三陸の 潮騒遠くかすかに聞こゆ  /吟行の旅第七首目
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今日の天(そら) 晴れか曇りか 知り得ぬも 外鳴く鳥で 晴れと知りぬる
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関門で足切りされたランナーを無言で運ぶ回収バスよ
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絶不調こらえた夕の自己褒美スーパーカップクッキーバニラ
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もうこれが 最後の旅行と 思ってる 毎年母に 渡す10万
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朝焼けの地獄の様の雲形も日の出に色褪せただの曇天
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美しききみの誕生祝うよに黒猫座の鈴がひかる夜かな
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シンデレラ 高速バスを遅らせて 引き伸ばしたい夢の時間を
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何思う 釣瓶落としの 秋の陽を ひとりベンチで 眺める老女
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公務員 批判しすぎて 人手減る  行政遅滞は 誰の責任
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イリジウム分析などをやりながら学者の父は老いに佇む
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薬局にニベアデザイン缶並ぶ冬の足音遠く聞こえる
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お湯割りはまだいいかなと思うなら秋もまだまだ前半だろう
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紅葉す葉っぱにかざし名前知る俄か物知りグーグルレンズ
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親孝行したいと息子 育てさせてくれてありがとうと母親
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永久歯はいりきらない顎の子と秋刀魚と鯖の顎見くらべる
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初めての彼女の手料理食べてみた言わなかったがマズ!マズ!の出来
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本読みの心配事の大半は買った本の置き場だと思う
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我が庵は都の東江戸川のハザードマップ赤き地にあり
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教室の 端の机で 伏せ眠る 君の姿が 脳裏に浮かんで
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まるくまるく真ん丸に身体を曲げれば心も身体も丸くなる
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その体ほどの世界を知らずして王様のごと駆けてゆく君
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たんぽぽの綿毛が風に運ばれて私はそれを受け取って吹く
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ストレートネックで首が痛いけど君の歌読む秋の夕暮れ
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一度二度 だけの違いで 服装が 暖かったり 寒かったりと
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