Utakata
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いつもなら 琴線触るる
短歌
(
うた
)
を詠む 投稿無かばutakata寂し
17
雲越ゆる
外山
(
とやま
)
の空に鳴神の音はしながら晴るる夕立
26
澄ます身にそそぐ蒼さとなつのこえ うなじの風をみおくるおとめ
13
ブルーベリー朝の暑さでもたれ合う「甘い実になろう」ささやきあって
21
明月や
団扇
(
うちわ
)
片手に手酌酒
霰
(
あられ
)
豆腐に
蛸
(
たこ
)
のぶつ切り
11
何事も 無には戻らぬ 世の常を 憂ひ抱きつつ 日々を営む
10
捨ておきしBSアンテナの再利用にわが電波少年のよみがへりたり
10
ひなどりが 夏の夕暮れ 駐輪場で ペトリコールに 追い立てられて
15
蝉の羽化宝のように持ち帰る 子の手のひらで命が瞑る
18
俄雨
(
にわかあめ
)
後の夕風涼しくて夏の空気を大きく吸って
11
制服の揺れるスカート追い越して 軽く感じる買い物袋
10
行ったことあるとこテレビに出ていると なんか嬉しく笑ってしまう
9
何もかもうまくいかない、日々辛い。せめて涙が出ればいいのに。
15
タコの目の胡麻さえ苦辛す我からは キャラ弁職人神の領域
12
曇天に 今のうちだと チャリ漕いで 猛暑の備え アイス購入
18
放課後の市民プールに集まりし 学童の声椋鳥のごと
19
雷鳴は荒々しくも束の間に去りて残るは蝉の鳴く音
8
再現を試みている 閃光が脳と指先を満たす瞬間
13
謎多き 貴女のことを 知り行けば 心惹かれて なお解けぬまま
8
孫の日課 空の写真を 撮ることに 離れていても 空で繋がる
13
カフェインとウヰスキーと想ひ出が ナイトメアへと澱みて沈む
13
梅雨が明け祭の前にこの暑さ 世の中どこも危険がいっぱい
16
深夜歩いて生ぬるい風に栓を差せば時空歪みて夏来たり
6
設備士の 試験また落ち 心折れ テキスト捨てて 諦める夏
6
ひたむきに生きるあなたにとおり雨 濡れたまんまでいさせないから
6
嫌々に出掛けた散歩雨が降りこれ幸いと千歩で帰る
6
ジャガビーを欲すも値段にとまどいてここも選ぶはジェネリック品
6
カラスとの闘い今日は負けました
明日
(
あす
)
はネットでとうきび守る
16
プール出て真夏の外気触れたならあっというまに涼しさ消える
15
寝る前に 我が星なぞる 庭の先 北斗と南斗 争うなかれ
13
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