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結婚し、妊娠流産、離婚して、再婚、出産、 出産、離婚
24
初雪を覚えて
幾年
(
いくとせ
)
生きただろう娘と雪が
円舞曲
(
ロンド
)
舞う夜
24
砂時計さらさら流れる心地して まだいかないで 連れてかないで
24
マフラーにウールの帽子と手袋で 暖のがすまじ霜月の朝
24
初除雪びちゃびちゃ重い滑らないああ体力が落ちて老骨/ハァハァ
24
手のひらに紅葉ひとひら舞い降りて 秋から冬へ 通院帰り
24
ほん
小
(
ち
)
さき心の棘の除かれて 見やる夕日の美しさ増す
24
素の笑顔 引き出したいと 願いつつ 貴女を想う 静かな夜に
24
思い人彼はスターと思えばいい誰を愛していようといまいと
24
久に会う誕生月の娘のために少しはずんでランチ愉しむ
24
訃報欄思い出深き人の名をしみじみ眺む秋深き日に
24
晩秋や
東
(
ひむがし
)
の空 オリオンは 大凧の如 昇りゆく
夜半
(
よわ
)
24
久方の友より届く 「元気か」と 添へられし静止画は
錦秋
(
きんしゅう
)
23
バタバタの日々でも ねこの温もりは いとしく尊く 隙を見て抱く
23
畏れつつ自然の
貌
(
かたち
)
を見過ごして先回りしてまた傷つけし
23
寝たきりになって案外楽になりばあちゃんがそうかあちゃんもそう/祖母と母
23
顧客先 金魚二匹 睨むよう 餌を欲しがり 必死の形相
23
「分からないきみの気持ちが分からない」芭蕉風味で別れたカレシ
23
微睡
(
まどろ
)
みて 列車は目的駅へと 車窓変わりゆきつつ近づき
23
得意気に ぎんなん煎ってくれたっけ もう何年も口にしてない
23
百均のセルフレジ終えホッとする 家に到着品物がない😩
23
降る雪の斜めに吹雪く見つめおり雪明かりの部屋ひとり籠りぬ / 追憶
23
十日後の漬け物あける緊張感 姉のキャベツは今年も美味い
23
わたくしの口から出でた言の葉に切られて疼く後悔の傷
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枕元そっと置いたらおやすみと麦茶の水筒二〇〇㏄
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白鷺は川筋舐めてフラフラと滑りバサリとひと掻き空へ
23
あさゴハン やわらかじゃなく たべられた おかあちゃんもう それだけでいい
22
背筋のばす その方がきっと楽だから 大丈夫 空はあんなに明るい
22
夕焼けに重なる父娘の長い影今日という日忘れたくない
22
空気澄み 星が輝く 秋の夜 片手にビール 紅葉散策
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