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灰色と 緋色のドラマ 終わりけり 風に
急
(
せ
)
かれて 暮るる夕雲
24
話す時 何度も「めっちゃ」 をつけるから 信用のない 私の「めっちゃ」
24
思い人彼はスターと思えばいい誰を愛していようといまいと
24
ふたり旅 頭の中で 妄想中 隣のおじさま 君に見立てる
24
うたた寝の薄目に映る信濃路は もみじに小雪、朝霧の里
24
覚めやらぬ 夢の疲れに ぽつぽつと
鹿
(
か
)
の子絞りに 鳥は群れ飛ぶ
24
冬は雪 春は
花弁
(
はなびら
)
夏花火 秋は
紅葉
(
こうよう
)
舞ひぬ彩り
24
プラタナスの大き枯葉が散るベンチ 秋を惜しみつ日向ぼこする
24
熊出ればフィットネスジム繁盛で散歩難民風と桶屋と
24
彼岸花 萩、ほととぎす 秋深く いのち名残りを 惜しみつつ咲き
24
塒から発つ白鳥を追う旅立ちぬ祖母送る日もみた景色かな/三回忌
24
足の怪我しらせてよこす友へ出す小さな荷物あれこれ詰めて
24
旅行前お土産何がいい?聞かれ其処らで買えるが月餅と言う
24
社長たる父には勝てぬ誕生日別れた母の誘い断わる
24
澄みし空 三日月の色 温かく ほんのり照らす 遠き
地球
(
ほし
)
まで
24
ユーチューバー魔性のネットを生業にフェイク流して揺らぐこの星
24
南天の実の愛らしき 朝さんぽ ひとつつまんで帰りたくなる
24
芽吹きては 咲きて散りゆく 花の生 我
傍
(
かたわ
)
らに 見届けており
24
味噌おでん かやくご飯に お新香 紅葉見納め お不動尊で
24
連休も 仕事で過ぎる 晩秋に 差し入れ和菓子 唯一の癒しに
24
一区切り 気分転換 喫茶室 仕事の二人は 黙って一口
24
ストレスが 極限までに 溜まる夜 外散歩して またパソコンへ
24
気にかける親のもう居ぬ
故郷
(
ふるさと
)
の天気予報をついまた見てる
23
惜秋
(
せきしゅう
)
や 冴へ渡るベランダの
夜半
(
よわ
)
オリオン高し 新月の空
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庭の花一輪挿しに生けましたそんなささいなことが幸せ
23
確かめずレジに立つなりその数字ごぼう二本の四百円超え
23
滑らない吸い付くような指先の願い塗り込むハンドクリーム
23
今君は母の知らない場所へ発ち恋人の側で夢を見ている
23
人恋し 凩吹く夜の独り酒 足元掛かる毛布の温もり
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公園にひとりしょんぼり立つぼくは氷雨に濡れる日時計みたい
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