お刺身を食べてアクティブうちの亀 冬眠しない啓蟄知らず
24
なぜだろう趣味は人間観察と言った途端に距離を置かれた
24
猫の日に 外は暖か 野良ニャンも みんな幸せに なりますように/猫の日
24
風運ぶ花粉をまとう干し物を必死で払う軟弱な腕
24
どうすれば順風満帆なんて事生きてる内に遂げられますか
24
楽あれば苦あり苦あれば楽ありと鼻で笑って溜め息をつく
24
バーボンの花の香りや春一番 「微笑がえし」鼻歌にして
24
一回で口に入れたり目玉焼こぼれた皿の黄身を舐め取る
24
福もちを食んで 粗茶などすすりたる お正月の名残 これでお終い
24
体調の良くなさそうなドクターにお大事にってささやいた母
24
雨の降る 少し前には 土の香が 森の香りも 運ぶ春の日
24
ありがたいお経のありがたいところ探したけれどよく分からない
23
あれこれと工夫されたるおかずより 普通のおかずがよっぽどおいし
23
お祝ひに 遠くの友へ バースデーLINE スタンプと一首を添へ
23
さりげない友の言葉は宝物 ラーメン屋にて「いいこと言うね」
23
雨水なる 季節は移ろゐ梅咲けど 未だに寒し春は何処に
23
翼賛の会の景色の勢いに震え戻るや歴史の振り子
23
雨が降る 雪溶かし木々潤しつ 春へと導く雨水の恵み
23
この怒り湯ぶねに流せるはずもなく夜空見上げて怒鳴ってみたし
23
ゆうやけを じっとみている ちま猫ちゃん このままずっと いっしょにいようね
23
半分はどこへやったの?上弦の 月に問ふてる夜風はうらら
23
つまらないことは考えなくていいビールが言って「いいね」の予感
23
全力でくだらないことやっているアイツはたぶんすごく尊い
23
恵みの雨 ねこはねていて よいけれど キミが眠いは 困ったものだ(薬で)
23
本を読み 針糸通し 爪を切る 老眼鏡は 我の相棒
23
暮れていく西の空は茜色 雨の1日結ぶいろど
23
しあわせは甘いみかんに当たったり意外と そこらに落ちているらし
23
加湿器に耳澄ませれば春鳥の囀るように蒸気が撥ねる
22
掛け軸の五段飾り雛わすられじ貧しきなれど心みたされ
22
選挙後に改憲の風高まりて事前は忖度マスコミの罪
22