選り分けるてのひらの上の黒大豆 酷暑の夏を二人語らう
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年末も休暇が取れない業界の 働く人にぞ神よ恵みを
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多忙にて 休憩取れず イブの夜 番宣に来る サプライズあり
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雨あがり 人気ひとけの無い路地 イブの夜に 南天の実が 一粒手に落ち
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敬虔なクリスチャンでは無い者も枕元など整頓をする
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枕もと イケメン彼氏 期待するが 今年もサンタは 現れなかった
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いるいないたまに戻ってきたりするこのプロセスは要る気がするな/認知症
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プレゼント贈るも所詮自己満か 喜ばなけりゃ逆ギレするし
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厩戸の皇子の伝説影薄くイエスの生まれに似せて語らる
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ひさびさに ぼーるであそんだ あとがあり ねこ母うれしい げんきがでたのね
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えっまじか「今から帰る」の伝言に慌てて温めなおすシチュー
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クリスマス終はれど 深まりゆく冬 夜を彩なす イルミネーション
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雪華舞う刹那の夢か泡沫に消える運命(さだめ)を君と見つめる
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信号を待ちつ 街路樹の切り株に 腰を掛けをる 杖持つおきな
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年の瀬に市場群がる猛者もさたちを成敗したいこの大根で
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うたた寝に よき夢見たなと おもふ我 忘れられずにいる はつ恋よ
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母の居る 空へ届けと ブランコを 力の限り 漕ぐ星 野原ほしのはら
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長き夜を彩りぬイルミネーション かじかむ両手 カイロ握りぬ
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最近の家電はシュっとし過ぎてて電源入れる術が分からず
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針の目を たどるがごとく 街路樹の 背高ノッポの コニファーの列
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臥す妻へ味噌汁つくる年の瀬の寒き厨に湯気立ちのぼる
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指切りを解いたあともぬくもりをクリスマスまでお忘れなきよう
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この世には善人なんて居ないのかそう思わせる人的受難
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夕間暮れ 公園の時計台の上 わらべを見守る如く 寒鴉かんあ
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カリカリと 静寂に食む 療法食ねこゴハン 生命なるかな 生命なるかな
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足元に ねこのぬくもり ねむくなる イブイブのご飯 春雨尽くし
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日々つづく グレートーンに 鐘鳴らす ポインセチアと つまの蕁麻疹 / 🙄メリークリスマス🎄
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頂いたどら焼きおすそ分けしたら別ルートからまたどら焼きが
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鶏を出しケーキ確保しイブにするメリークリスマスがんばれわたし
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長文でこいつ何かを言ってるが聞けど分からぬ猫語であった
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