笑ってるだけで幸せ感じてる きみに会えた日心はぬくい
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人生は紆余曲折の連続で くたびれたならもう無理するな
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その花を咲かせる種はどこにある? 追い求めても見つからぬまま/②
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ただいまと 帰ればきみが お出迎え 一緒にうたた寝 優しい時間
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指先で紡ぎ出される会話から吐息も声も汲める感性
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参道に鈴の音ひびき蜜を吸うメジロは集う早咲きの梅
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留年の二文字を振るナイフから 逃げ切るために解く過去問集
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今見れば二〇〇〇と四つこれ五つ作ってました飽きもせずまあ/投稿数
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謎解きの 本屋に入りて 異次元の 世界観あり 夢か現か
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カーテンを引けばもったいないほどのひかり届きし節分の朝
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子に孫に武器を持たせる日が来ると思ったろうか当時の人は
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願わくは夫の持病を全て持ち去りてくれぬか 鬼は外
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方角も 無言もなしの 恵方巻き 美味しく食べて 幸せであれ
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子育てが 落ち着き夢を 願いつつ 再就職で 新たな一歩
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夕焼けが夜にとけてく時間には帰れぬ日々が空に浮かぶよ
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退職の日は近づきて 吾の中に 被害者という 鬼が目を出す
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嫁娘母よめこははの どれも中途にこなしては 泥のわたしを 慈しみおり
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「天使」だの「春」だの言ってる口すべて雪で塞いでしまいたい夜
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我が髪をグルーミングす 愛猫の肉球と 甘噛みの感触
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人生に再び咲かせたい花は ほんのりと清楚に香る花/①
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脂のり たまり醤油で 照り焼きに 炭火の香り 食進む夜
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幼かった私に贈る指定席「大丈夫」という切符握らせ
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屋根の雪溶けて垂れては固まって暖冷の冬ツララがデカい
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いつの間にくりやに立つ子の背は伸びて 注いでくれたる味噌の香膨らむ
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如月の望月の夜に花はなく 西行の世とひとつきのズレ
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ザックリと切ったキャベツに混じりおる小さな命大きな悲鳴
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雪捨て場 砂場に作る山のごと崩す運命されど懸命
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華やかに 車両彩るラッピング 乗れて幸福感なる通勤
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今更だ、うずくまっても立ってみる 横で猫、全お腹の無罪
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あの人に惹かれ過ぎてる 輪唱で同時に歌い終わるみたいに
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