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「トリセツは
Q
R
コードから」お手上げか
息子
(
こ
)
からの荷物しばし眺むる
28
一夜寝かせ コクと甘みと旨み増し
夕餉
(
ゆうげ
)
に
舌鼓
(
したつづみ
)
打つカレー
28
未だ残る不安が滲む雨の夜は甘酸い梅酒に全て溶かして
28
寝ていたら日村カットにされそうになったと姉が⋯見てみたかった/笑ったよ♪
28
落とし物 気付かずに去りゆく背中 「待って」の
小
(
ち
)
さき声も届かず
28
梅散りて寒の戻りや雛まつり レインコートは花雨に濡れ
28
赤黒く染むる満月
蝙蝠
(
コウモリ
)
の飛び交ふ如し 皆既月食/
生憎
(
あいにく
)
の雨天で残念ですが
(^^:)
28
日常を 離れて日々を 振り返る いつか終わりが 来る日を俯瞰
28
コート
纏
(
まと
)
ひ 凍て返る通勤路行かば
氷雨
(
ひさめ
)
に打たるる散りし紅梅
28
もしあの日 一緒に下校 してたなら 結ばれたかな 君が呟く
27
今日という
一日
(
ひとひ
)
薄めて飲み干せば 猫と秘密の台所ひかる
27
ああそうか木の葉は小さな翼だね散るまで羽ばたく季節の風に
27
今日ひと日人と語らぬ日もありて シャワーを浴びて蒲団整え
27
おしゃべりと無口な人を並べても心の中は割と見えない
27
寝るときに 足にそおっと あご乗せる ねこの愛しさ 日々替え難く
27
痩せなきゃと 言いつポテチに 食らいつく この習性が 修正不能
27
雨は髪を濡れさせたい髪は僕に触れさせたい 傘に隠れて
27
リアルほど心響かす歌なれど虚構を詠ふもこの世の華よ
27
作家との うち合わせする イヤリング 貴女の笑顔 満開になれ
27
情景の言の葉の声 聞けたらば
筆
(
ペン
)
を走らせ
推敲重
(
すいこうかさ
)
ぬ
30
「新」のつく野菜の並ぶスーパーで 小さき春を見つける薄暮
26
眠りから覚める合図や梅一輪開きて庭の色づき始む
26
佐布里
(
そうり
)
梅 星形をした 花びらが 春を伝えに 映えを彩る
26
人殺す武器の輸出で金儲け泥の道行く美し日本
26
暮れなずむ駅の階段 手すりには傷の数だけ笑顔、泣き顔
26
不可解な「男系男子」の宰相に忖度せしや沈黙の民
26
悶々の雨がやんだら折りたたむ上手く折れない心の傘は
26
春風
(
しゅんぷう
)
に 白旗掲ぐ 冬将軍 寒の戻りの短し二月
26
野生種は種で増えては広がった今の苺はランナーが跳ぶ
26
赤と黄のポール折れたり曲がったり 君にも厳しい冬であったね
26
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