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酒飲めば焚火と揺れる恋心瀬音に風の癒す渓かな
22
高3で 故障発生 予後不良 人間だから 生かされており
22
つま大葉 江戸の切子の鉢に盛るトロと栄螺に鯛なら冷酒
22
ストックの白いお花は思いやり店員さんに貰った笑顔
22
日は暮れて留守を守れるオレンジの デスクライトはグラスを透かす
22
櫛に生ゆ 母の髪の毛 細き見て芒の夕べの風を抱く我 「芒のぎ。すすき」
22
自転車も 押して歩けば 歩行者ぞ 横断歩道で 理不尽クラクション
22
囀
(
さえず
)
りは 朝の音楽 ゴミ捨ての 縄張りあるのか 場所を違えて
22
カラタチの棘に刺されし傷ひとつ きみを失くせる心の真ん中
22
『今日が一番若い日』と 言い聞かせ 朝をはじめる
心身整
(
しんしんとと
)
のう
22
獲物吐き水溜りにて洗うのかカラスは吾にも逃げようとせず
22
詠む歌が青いくすりで遠ざかる詠みたいことはおやすみなさい
22
水温む 小川に揺れる黒い影
蝌蚪
(
かと
)
は静かに代掻きを待つ
22
束子
(
たわし
)
やり上着洗って防虫か忘れは無いか春のやらなくちゃ
21
春もみじ映える緑のグラデーション愛しく見つめる色っぽいねと
21
音もなく車窓に積もる霧雨に 私も埋もれる宛もない
夜
(
よ
)
に
21
煽
(
おだ
)
てたり
励
(
はげ
)
ましたりの人生だ意味があるのか誰も知らない
21
眼の先に花びら舞うや風なきに 番いの黄蝶か つかず離れず
21
五歳児にハムラビ法典持ち出して泣くなと説いた母は半沢
21
公園が水鉄砲でにぎやかで元気な子らの早すぎる夏
21
外国の女の子たち訪ね来てつつじの庭で国際交流
21
陽を抱いて 黄色ピンクのオキザリス 風と終待つ 故に恋しい
21
四着の夏の上着のローテーション 三周半で運用休止
21
冬越しの白菜終わり野沢菜の塔立ち待ちて青菜三昧
21
移りたいところは新機種未対応ひとつ前とて売れ切れの
怪
(
かい
)
/スマホって···
21
帰り路 ウサギみたいにピョンと跳ね 今日のワクワク ママに報告! /新一年生
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線香の 匂いが好き と孫の言う 我は君の香 好きと呟やく
21
かどかどにモッコウバラの家ありて日暮れのまちを春は過ぎゆく
21
俯瞰せし己は如何に戦ふや突き動かしたる想ひの先に
21
給食をおかわりしたと一年生 何処か安堵のジジ馬鹿ひとり
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