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クリスマス おわったけれど シュトーレン あと一個半 残してをりぬ
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長嶋もジャンボ尾崎も釜本も昭和がゆつくりとけてゆく冬
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ヤクルトのバイクは愛が満載だ働くママが元気を届け
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生まれ落つ場所時親も選べ得ず死ぬる場所時因も等しく
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何だって遊べる程度のセンスがいい楽器のひとつも弾けたらいいのに
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題∶「年の瀬」 急ぎ足 新年向う 雑踏に ただ立ち尽くす 我が思いかな
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冬休み中の子どもがマリカーで遊ぶ昔の自分のように
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ヤマザキの薄皮つぶあんぱんを食む ホットミルクの膜がやさしい
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狼の捕われし聞き安堵する 大禍のなきを祈る年の瀬
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迅雷に潜んで
畝
(
うね
)
る竜の目は僕らの魂透かして眺め
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残す日はふつかとなりぬ宵まぐれ 〈後期〉への道 裾払いつつ
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ノンアルで「お疲れさま」って言い合って一緒に過ごす一時間だけ/師走晦日
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猫かしら犬なのかしらと思いつつ足跡と歩く雪積もる道
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しあわせな 夢を見ました
現
(
うつつ
)
かな 暖をもとめて ねこが乗ってくる
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びしょびしょの窓の結露に陽がはじけ 呆れるほどに青い冬昊
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文字たちが筆に喜ぶ年賀状 止めて払わん今年の邪気を
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大またを 開いて今年を のぞき込む 一年の兆し 大吉と見えたり
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キミからの「今年もよろしく」届きをり既にいい年始まった我/二〇二六年
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本年も 前向きでGO へこたれない 何があっても 進んでゆくんだ
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苦は楽に 痛みは鎮め 嘆き
已
(
や
)
め ただひとときは このひとときは
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娘とも思ふ人からあけおめの LINE来たりて正月の酒
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さくらの香 ふわり香りて 眠り誘ふ 昨日の夜の温泉めぐり
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十五人揃いし正月わいわいと
九十九歳
(
きゅうじゅうきゅう
)
へ二歳のあけおめ
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山ありて登らぬ道など是非もなし挑む一歩をザクッと刻み
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薪風呂の 竈門に燃ゆる炎見ゆ
紅
(
くれない
)
の陽が赤々沈む
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幾たびもゆきつもどりつした道をまたゆく春のあらたなる日に
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久方の従兄弟らと顔合はせ呑む 積もる話の尽きぬ正月
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感情を表すことが不得意で真っ直ぐ言える人が眩しく
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旧友にメールを返し 餅を焼く 少し寝過ごした 正月2日
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甲斐
(
かい
)
有って補充重ねるお節物
良
(
よ
)
い売れ行きはやはり嬉しく
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