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鯛石は米子城跡めでたいととっとり便り彼の写メール
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陽を浴びて新幹線は疾走す のぞみ燃え立つひかりの矢なり
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半睡の勢力分布をかき回す 明日はどっちだ宰相の賭け
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今日もまた日の暮れゆくをぼんやりと 五七五七七捻りなどして
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蛇口から砂が出てきて、サイババに僕がなれたらマセラティ買う
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心臓はシリコンモールド紅い実を葡萄酒で煮て何か唱える
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大寒や 子に贈られし裏起毛着込む エアコンの度一つ下げ
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マルーンを幼いながら知っていた ふるさとを行く電車の色で
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冷え冷えと モノトーンの野に 捨てられた 片方の靴に まぶす粉雪
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本当は極右か極左に行きたいが 大人げないので中道を行く
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鴨一羽放水路を流れゆく
10
分で呑むロング缶の酒
21
ねこゴハン皿に 白いおひげあり そっと拾って 天日干しする
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淡々と ドリッパーに湯を注ぐ 蒸れる 滴る 異国の香立つ
21
川べりのお地蔵さんに赤い花似合わないよと照れてるみたい
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野苺の 野で初めて 君に会いし朝 良きことで今日が 埋まる気がして
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分断が煽る憎悪と偏見に呑まれちゃダメだ目を覚まさなきゃ
21
豪雪で家に籠もりて幾日か 食料尽きかけ いざ買い出しへ
21
いずれ来る独居老人要注意その看板を背負う明日が
21
もうそんなに 必死に練習しなくていい 高く飛ぶため 少し休もう
21
平行線交わらぬまま居心地の良き安寧の日を静かに重ね
21
降り積もる雪よ僕らの未熟さも埋めてしまえと願う銀河系
21
「恋」という騒がしき日は遠のきてただ在てくれること深く頷く
27
このところとんと見かけぬ野良猫
達
(
ら
)
何処
(
いずこ
)
に去りてあの月を見る
20
初場所や天皇一家の臨席に 歓声あげる今も臣民
20
車上から
(
チャリ駆けて
)
刹那の鳴き声 目でキャッチ木隠れメジロ朝の幸運
20
5回くらい 起こしにきたのは 知っている ちま猫ちゃんは ちゃみちいニャンコ
20
ままならず
邪
(
よこしま
)
な奴!
罵
(
ののし
)
れど更に意固地なポリ袋かな/開かない
20
冬の街 歩くとそこに 溢れ出る 要らぬ思い出 寂しさばかり
20
雪だるま ずらりと並ぶ予報見て 外れるようにと神頼みする
20
「うるさい」と言って言われて日が暮れて明日の朝は笑うのだろう
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