青空に眩く白く ユキヤナギ 公園の一角 雪降り積もる
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どうしても着けたいピアスを買ったから 自分に穴を開けているのは /「お洒落」「理由」
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ぼた餅はご飯だろうかお菓子かな?食事で一つデザート一つ/お昼にいただきました
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母猫は二匹の娘と野良化して 花咲く頃も姿を見せず(だんごさん、同感です)
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昔日せきじつの夜 冷気入らぬよう布団の端 トントン叩く母の手の記憶
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廃業の 塗装屋の壁に残されし アンパンマンとミッキーのあか
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曇り空どうかわたしの心まで圧し潰すなよお願いだから
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膝リュックあれば落ち着く猫好きは重さ恋しい4kg程の
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墓前には無常を諭す親はなく必滅語る生家の更地
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意地悪な舅が首を吊りました人生初の腰痛に屈す
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切り株に誰が置いたか石の群れ増えていくから株は願いを
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ホーと鳴きケキョと続かぬ春時雨 軒の端伝う 彼のひとは来ず
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飴にお茶ノドに流され食道に詰まる感覚よもやの事態 (そのうち溶けるかぁ💦)
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心臓よ、 高鳴らないで 今だけは 鼓動が彼に 聞こえちゃうでしょ
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間際まで宿題しない夏休みじじいの今も変わっちゃいねえ
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我が想い 三十一文字みそひともじに詰め込みて 余る想いを何処に捨てよか
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菜の花は間近に見ればモンキチョウ花と虫とは親戚なのね
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敷きたての黒いマルチがつやつやと朝日を返す葉野菜のはた
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この歌の この句がよいと 告げられぬ もどかしさあり WEB短歌は
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施設より帰宅の道を探すよに「どやってきたの」と義姉あねは何度も
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桜桜さくらさくら 花をいだきて 舞う月夜 永遠とわに散るなと 願いでつつ
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己の価値観もち込み秩序を軽んじる職場の若葉は伸び放題で
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おにぎりを二つ買ったらお茶オマケおっと嬉しいおこわが美味い
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独詩人 ハイネが示す 和解なり 「Ich grolle nichtわれ恨まない」 鞘に納めて
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これからの十年おもひ大きめの洗濯機買ふ春分のそら
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多様性だからといってなにもかも受け入れるほどタフではなくて
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太陽の  まぶしき光  に受けて  わがほしと  しずかに燃ゆる
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女童(めわらべ)の ように小さき 母の肩 揉み参らせて 淋しかりけり /母を恋ふる記
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連休の最終日には孫きたる 初日進めよ二日目疾けよ
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外晴れてちょっと遠くの通りまでカラオケ屋から「なごり雪」聞こゆ
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