工事場の重機の下に微睡まどろむ猫 ぐっすりおやすみ 今日は日曜
20
さすがもう平気なんだとまだ有った冬の名残りを仕舞う暑さかな
20
流れてく川に放すは軽き舟 四季の花びら乗せる折り紙
20
若葉より癒しを得られ一服の珈琲は青い瓶の魔法
20
胸骨に風を受け止め七分丈 床屋帰りの頭撫でつつ
20
水温み駆け足でゆく白き砂 遠く人かげ予感の走る
20
順番は桜の次に桜桃さくらんぼ咲いたものだが園地はすたれ/後継者無く
20
チビ猫の 首輪もどっか 見当たらない 買い替えどきを 知らせているか
20
何であれわたしを負かす後輩は頭かきつつ「番狂わせっす」
20
春風に 誘われペダル 踏むわれは ひとり追い越し ふたり追い越し
20
新緑の 銀杏並木を 作る手に心も温み安らぐ都会
20
いろいろな言葉を照らす花達に励まし貰う自転車の旅
20
ボアシーツ まるごと押し込み洗濯機 気分は早くも初夏へと向かう
20
行く場所とこが ある幸せに 目覚める 爽やかな朝 一歩踏み出す
20
池掃除おこぼれなんて思うのか間近まぢか見守るカラスは二羽なり
20
雨粒に 打たれ濡れるも 乙なもの 早目の風呂で 贅沢気分
20
夢の君さよならを言うその夢は嘘と優しく言う君を待つ
20
闇照らし歌が絶えずにペダル踏む旅の光を頭「ず」へ書き綴る
20
春ゆく日 きみの季節のうつろいを 気づけなかったぼくはミツバチ
20
賢いね シーズー犬に 癒やされる 吾は飼えねど 愛おしきかな
20
あめのひは ねこもねむいね ねこだんご ぴったりよりそい なかよくねんね
20
退職し時間はたっぷりあるはずが「やり繰り」してた あの日のみず
20
冬眠の開けしじゃがいも待っている姉の電話に隣町まで
20
老い宅へ訪問くるる駐在さん既に周知の情報ばかり
20
夜の雨に再び目覚め咲く花は聖者の白きベツレヘムの星
20
里山に何も求めず美を徹すままにほほ笑むおきなぐさかな
20
一歩ずつ母へと向かう純白のカーネーションの愛を抱きしめ
20
温かな母へ感謝の花束にピンクの愛のカーネーションを
20
我が古家ふるや 燕 あちこち 巣を作る 母は笑顔で 猫はパニック💨
20
安定の秒を定めた科学者に抗い過去へ人は辿りぬ
29