陽を浴びて新幹線は疾走す のぞみ燃え立つひかりの矢なり
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ルリビタキ 一度この目で 見てみたし 幸せを呼ぶ 青い鳥かな
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半睡の勢力分布をかき回す 明日はどっちだ宰相の賭け
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マンションを動けるうちに引き払い次なるステップ グループホームへ
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中古屋の丸腰パソコン連れてきてウイルス感染初めて知った
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心臓はシリコンモールド紅い実を葡萄酒で煮て何か唱える
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ちま猫ちゃん けさは てぃっしゅを はかいする かじりまくるよ はこボロボロよ
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思うよに できぬ練習 もどかしさ ただ気ばかりが 焦る毎日
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黒幕を知ってるドラマ再放送やっぱり同じとこで驚く
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婆ちゃんが娘の背中を叩いてる「孫の手さだボールが効ぐがら」
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あと五分 まどろみ夢の冬の朝 二度寝邪魔するアラームの音 
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カレーの日 夜に食べよと 店寄るも 寒い身体は シチューを欲し
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夏ならば二日で漬かるぬか漬けも 寒中ならば四日を要す
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短歌うたで知る大雪の地のご苦労に寒いくらいで負けてごめんと
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見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
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レアアース 「類まれなるこの地球ほし」と訳してもよし 宇宙的には
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東京と大阪巡る大環状 往路は北陸 復路は東海
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ねこたちが ゴハンおくれと やってくる 夕暮れ時よ うろうろうろうろ
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外孫の遠くなりゆく年毎に むべなるかなと背伸びしてみる
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このところとんと見かけぬ野良猫何処いずこに去りてあの月を見る
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初場所や天皇一家の臨席に 歓声あげる今も臣民
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車上からチャリ駆けて刹那の鳴き声 目でキャッチ木隠れメジロ朝の幸運
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5回くらい 起こしにきたのは 知っている ちま猫ちゃんは ちゃみちいニャンコ
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ままならずよこしまな奴!ののしれど更に意固地なポリ袋かな/開かない
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冬の街 歩くとそこに 溢れ出る 要らぬ思い出 寂しさばかり
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雪だるま ずらりと並ぶ予報見て 外れるようにと神頼みする
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「うるさい」と言って言われて日が暮れて明日の朝は笑うのだろう
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ねこたちが しんぱいそうに みているよ ロキソニンあったから だいじょうぶだよ
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大寒は暦どおりの寒波来て 面目保つ二十四節気
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今日もまた日の暮れゆくをぼんやりと 五七五七七捻りなどして
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