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低く飛び白高ければ黒今朝も白鳥たちの編隊が行く
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住宅街 カレーの香り 帰り道 ひとりぼっちの部屋は夕暮れ
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午後一時 待ち合わせする バス停へ 切りたての髪 足取り軽し
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また来ます またとは何時か ふわふわと 予定に書けない 予定が増える
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羊焼くアベルを神は寿ぎて 穀物捧ぐカインを疎む
20
この国に 不穏な空気 満ちてきて 自由の意味を 今問い直す
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春日和 風に向かって 飛ぶ鳥の 羽ばたき二つ 街を乗り越え
20
絹糸のような黒髪眩し友 無い物ねだりのあたしは癖毛
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幾度かの寒の戻りに嬉しきこと も一度君が膝で丸くなる
20
お互いに 相思相愛 知りながら 無意味に帰る 別々のドア
20
鎮魂の祈りを捧ぐこのひと日 心に刻む活きてる大地
20
幻で良いから母を慰めて 夢に出てきて ぬくもり添えて/ココニャン様ありがとうございます
20
選り抜きの豆で淹れようコーヒーを飲むとぐっすり眠れる君に
20
読み終えた頁をバサリ手で捌く本の匂いがふわりと風に
20
逸
(
)
らさずに 5秒を超えて 見つめ
居
(
お
)
り 人群の中に 君を知り
初
(
そ
)
め
20
冒険をしようと手を引く
君
(
うた
)
につれ時空を価値を
生物
(
いのち
)
を超えて
20
電車代もらってチャリで魔の誘い小狡さバッサリ誇らしくあれ
19
間違えて踏んだ石ころ それすらも星座の一部にしてみせるから
19
注文の
QR
コードを読みとれば まなざし優し子と春の昼
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目移りし買えずに帰る縁日の氷川神社や提灯揺れて
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宇宙(そら)に咲くアカシアの黄よ夢ならば漂ふ香こそ瑞々しけれ
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いいことにほんの少しの嫌なこと 煮込み煮込んでスパイスカレー
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弛めたる 身体に沁みる 歌もあり ラジオの時間 一人の時間
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戦争も花粉も我の上をゆくどこまで鈍感でいられるか
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あと一品買えば送料無料です罠と知りつつカゴに一品
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湾岸に 何も云わない 日本の 明日は我が身か 暗い淵みる
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春ゆくをまわり道せむ 手を繋ぎ月の蒼きに追ひかけられたし
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春セーター色鉛筆は十二色画用紙持ってお出かけしたし
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自信薬あれば誰もが主人公 優の劣のと思わなくなり
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宵闇に散り際を急く花ふらし ゆく春惜しみ並ぶ歩早む
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