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高校で時が止まりし友の部屋 日記のような手紙読みあう
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ピアニカでも鍵盤ハーモニカでもなくメロディオンだと子に教われり
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煙る雨 春雷光った 緑野に つかの間浮き立つ 淡き菜の花
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埋め方がわからないから散らかしたままで寝ている 部屋も心も
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営業をサボって泳ぐ一時間 駅のホームで心地よき風
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たんぽぽも犬の背中も夏支度 綿毛ポワポワあたり一面
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鈴懸のみちほがらかに颯爽とばいすくる乗り駆けぬける
女
(
ひと
)
12
道の駅泥付き落花生並んでる今夜のつまみに塩茹でにせん
12
あおあおと夏を知らせる
枇杷
(
びわ
)
の葉と元気をくれるきみはビタミン!
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「ひとりでも生きていける」の裏側に隠れてる「ひとりにしないで」
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夢にみる眩しい場所でいつの日か 抱えきれないほどの花束
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歩きつつ見上げたる空は花曇りわれまだ見ざる桜そに見ゆ
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通過する 風に逆らう この気持ち 少し強めに 切符を握る
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牛乳の空きパック使い常温に冷ました
焙
(
ほう
)
じ茶お
供
(
とも
)
に連れて
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ストレスで 産み堕とされた黒いモノ おまえも俺だ ヴェノムと呼ぶよ
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飴玉をもって散歩に出たんだが水を持たぬを悔いた昼過ぎ
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窓開けて重くただれたこの部屋の空気と悲しみ夜空にあげた
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今ならわかるよ 草花いじりながらひとりごと 三十年前の母に話しかけている
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窓際でふっくら眠るねこを幸福として数える通勤路
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時を越え 同じコートに立つオヤジ タメの
県チャンプ
(
レジェンド
)
顔がにやける
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ネーブルの薄皮剥がし口運ぶ ツバメのヒナに餌をやるよに
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名も知らぬ草をひきつつふと見れば黄色や白の花の咲きおり
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振り返るという行為が増えてゆく心は未来想っていたい
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灯屋くん帰ってこないね
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潤間ぼへさん帰ってこないね
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失せ物はその気になっても見つからぬ悔み視線を落として気づく
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日常の些細なことに神が宿っていてほしい 八百万の人の願い
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きどころ寝気がつきゃ夜明け一時間寝床で寝よか朝にしようか
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冷凍庫急冷さしたる缶コーヒー そのまま忘れて会社へ向かう
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贈与税、相続税より高いからだからでしょうか放棄認めず
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