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因果の比 誰かのせいにしちゃダメだ どんな縄でも
解
(
ほど
)
けるものさ
19
久々のポーチ装着お気に入りチャチャっと出し入れ効率上がり
19
加加阿
(
カカオ
)
さへすこしき腐りて干さるれば甘きかほりに人は包まれ
19
右脚の弾痕示し戦争を 語りし父の享年を超え
19
待ったなし先遣隊の春が来た 梅干しおにぎり持って行かなきゃ
19
詩
(
うた
)
の星 選挙一票 清き
短歌
(
うた
)
「おぉ」と唸らす者が王なり
19
鉄砲が運動会のピストルの音くらいだと舐めてしまった
19
ケースの中 48色の色鉛筆 春の彩り 足りるだろうか
19
どうしてもささくれる日は
淡々
(
たんたん
)
とこなして
詠
(
よ
)
んで早く寝ちまえ
19
雨もやにあずけて行こう
綻
(
ほころ
)
びを癒していくさ僕の呪文で
18
雪消しの雨しとやかに休日の午後 『駅』を聴く 布施明にて
18
遊びつつ寝覚めを
濯
(
すす
)
ぐ小径かな雨や花やと筆を滑らせ
18
改めて実感したら「あっそうか」一夜の恋も初恋みたい
18
訃報あり 行くことかなわず 手を合わす 幼き頃の 思い出めぐる
18
母亡くし祖母と手つなぐ幼子の顔まだ見れず夕影の路地
18
春の花春に色づき終わるようその花束は君の華束
18
恋愛が生の始まりそんなことつまらないのが我が身の結果
18
エンドロール 閉じてもひとり 立てぬまま ひたひた寄せる余韻を胸に
18
半世紀旧き装備が尽きるまで宇宙を探す無人の舟よ
18
放課後に 頬を冷まして 何気なく 義理だと言って 渡す想いを
18
珈琲に甘さを足さず啜るきみ心なしか背筋伸びたり
18
鮮烈な 甘みは喉を 焼き焦がす わたしの恋は チョコより甘い
18
気を抜くとポンデリングと言いそうなパンデミックの遠ざかる影
18
あじきなし さいわひなりや城崎の雪積む梅にメジロの遊ぶ/折句
18
福豆を年の数だけ喰む夕べ膝で微睡む猫大あくび
18
みどりごの 握りしこぶし ひらくよう 春がつぼみを開かせていく
18
衣更着の一枚ぬぎて澄みし空桜の枝は葉芽か花芽か
18
やはらかな小春日和のぬくもりに 眠る氷河は空を夢見る
18
朝の浜もう桜貝は拾えない流れて来るはプラゴミばかり
18
消していく過去も記憶も思い出も すべて初めて赤ちゃんセンサー
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