母さんを着信拒否してもう1年 母さん、私、生きてて良かった
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ざりざりと気持ち削れる日々だから 心にぽつんとウサギ飼ってる
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いにしえの歌口遊くちずさみ耳にする 想い人待つ衣擦れの音
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ドロドロとした感情を文章に変えてスマホに叩きつけていけ
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君の為思って言うよという人が全て正しい訳では無いよ
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私は私と言う私こそ誰より人を意識していた
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古団地 人皆去りて明かりなし 解体近し 寒風の中
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好きな人 の好きな人の好きな人 人類愛はこうしてできてる
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最悪の思い出 上塗りするルージュ あなたの色じゃない、もう私は
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期限切れの食べ物を食べるなら あなたとがいい 22世紀
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幾何学が描かれたTシャツよく似合う でも君はまだ地球人だし
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葬式は君の予定を知らぬまま ひとり眠る日の秋の終わりに
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君がまだ許してくれなそうだから雪見だいふく買いに走った
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いつも礼儀正しい彼が咆哮し、それが革命の始まりだった
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年寄りがラヂオネームで投稿す 名前出せないくだらん話し
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コーヒーをもう一杯だけ貰うわね貴方の顔を立ててあげるわ
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誰よりも僕の味方でいてくれた君への花だ、文字列すべて。
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「しにたい」を否定できない人だけが見える景色をやさしさと呼ぶ
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遊園地その賑わいのゼンマイを巻くようまわる回転木馬
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夏物のワンピースがまだ着れることを知る 明日も冬未満の日
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鳴りやまぬ私の恋よどこまでもとどけとどけと星空にダイブ
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そらをみて私をみてよねえねえねえ生い茂る音あの夏の花火
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如月とピアノの上に青が降る 夜で逢えたら昔話を
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ふくよかな野良猫のびる陽だまりに春を見紛う 欠伸がうつる
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幸せは基準がないから残酷だ 人と比べてまた傷ついて
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大切なものも会いたい人もなく 飛べない鳥は羊を数える
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猫ならば生きてるだけで愛される 神様来世は猫がいいです
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母に刃物突きつけ捕まった少女よ 私が君だったかも知れぬ
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ひたひたに注がれている悲しみをこぼさぬようにそっと飲み干す
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行けるとこ金さえあればどこへでも夜道で後ろを振り返る僕
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