夕暮れの空にひとすじ ひこうき雲 あの先何処いずこ この道 我が旅
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金色のイチョウはまだまだ落ちもせず辺りを明るく照らすかのよう
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真っ直ぐな瞳で見れば澄む未来 心に鳥を悟りの境地
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掘りてなほ砂に埋もれり歌の果て溜めた息なら砂漠の空へ
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我の波ザブンッと人の心折り本音じゃ生けない日本の浜は
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爺ちゃんはこよなく僕を愛してる。そのことだけは忘れないでね
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もうふさん くるまれるきせつ やってきた ぬくぬくのねこ ゆっくりおやすみ
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左手首 ちょっと痩せたと つと触れる ベーグルくらい たべてもいいよね
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みみっちくチマチマ節約した金で余計な物をアッサリ買ってる
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あの夕焼け 明日も一緒に見ようねと ささやかな願い ベツレヘムの星に
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かんたんな言葉ひとつで夢心地 ちょっと浮くだけ空は飛べない
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春告げる鳥のさえずり聞きながら古い外套捨てて旅立つ
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風吹かぬ 墨の夜空に しんしんと  軋む足音 ひとり楽しむ
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ちま猫ちゃん まふらーさんを そうちゃくよ いやニャよかんが おびょいんかなぁ
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紅茶飲む予定が カフェオレ淹れました まあ良いでせう 今日もいい天気
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グラコロは要るかと LINEとんでくる 冬の味覚よ チーズはさんで
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それぞれの 想いをかさね 同期会 セブンスコードの 静かに響き
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冬用のおそろいスリッパ買いました 季節の支度のわれの楽しみ
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鍋〆の太いうどんで胃を温め 古ストーブの青い火を愛で
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望むこと一つも叶わぬ人生を幸せだった事にしないで
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さああとは お土産持って 無事帰る わがの待つ家 あの雲の向こう
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もういいかい?子供でいられぬ君に問う もういいよもういいんだよ
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雪よりも一足先に白散らせ 月夜が照らす 八重の山茶花
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日向ぼっこ溜めしておこう 大切に 半月分の ポカポカ浴びて
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ヘンだとは捉えないでね愛すべき個性と互い受けとめましょう
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40円のガーベラ抱いて 帰りつき ちま猫ちゃんと 目が合いビックリ
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上からツー横へピリピリわあ裂けたほぼ丸裸開封儀式/ボトル
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一瞬の隙みて にゃんすた更新す ねこたちねむい ねこ母もねむい
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自販機が応えてくれぬ けふもまた かざすスマホの悲しくゆれて
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ら·くっくの つまみを指でつまみ上げ 焼き印押されて アロエを貼って/ら·くっくは、グリルの中で使うほうろう容器
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