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つま先をたてて背伸びし指先を天の何かに伸ばしてみる
時代
(
とき
(
)
)
17
膝痛を庇いて登る坂の道頑張れ春が来たぞと紅梅
17
愛しさの
炎
(
ほむら
)
しずかに立つ夕べグーグルフォトの走馬燈に似て
17
涙星 泣きたいときは鳴けばいい いつかは渇れて 忘れてくから
17
白球に朋らと遊ぶ春日かな 碧き層々 冠雪の峰
17
入門書借りて積読する
理由
(
わけ
)
を詠めばそこにも短歌のひとつ
17
まっすぐの「ま」のじがくるりまがるのがすきなこどもはこのゆびとまれ
17
かすみゆく
久遠
(
くおん
)
の理想やしがらみの五重塔の遠き鐘の音/折句
17
一周忌の 積み団子を 丸めつつ 君の生きたき 時を想えり
17
足し算で 「辛さ」を変える「幸せ」に
よたかさん
(
あなたも
)
皆も 足して生きよう / ありがとうございました😆
17
田の雪は毘沙門天か野仏かやらずの雨に童心溶けて/折句
17
脳みそがないクラゲたち傷つきもしないのならばいっそ来世は
17
吊り花の 皆一様に 首
擡げ
(
もた
)
曇天突き抜く 飢えるごとく
17
猫の日に 外は暖か 野良ニャンも みんな幸せに なりますように/猫の日
17
猫の日を
愛猫
(
きみ
)
は知らずに 膝に乗る 春の風吹く 窓辺に座り
17
義理でもなく 特別愛でもないけれど チョコは 勝手に
笑顔を運ぶ
16
何人
(
なんぴと
)
も自由と権利有するが
我子
(
わこ
)
に口出す
愚
(
おろ
)
かな私
16
赤い糸 たぐり寄せたその先に 君との出会い あの日の譲渡会
16
扶桑なる
楪
(
ゆずりは
)
の葉や 歯固めのゆりかごゆれて きよらけき雪/折句
16
暮れ急ぐ空のひかりを惜しみつつ 鴨と並びて影を重ねむ
16
丸まった背 いっぱいに陽を浴び まどろむ君 束の間の春 明日は春寒
16
躁鬱と聞いて案ずる姉の身も僕には解けない未知の宇宙で
16
出てくれよ、頼んでいるのに無視される 自律神経腸を支配し
16
吾妻山 冠れし雪が 形変え 衣を少し 脱ぎたるように
16
りくりゅうの金の鶴舞う朝空や よくぞよくぞの拍手轟音
16
時々は納豆味噌汁海苔つけて 思い忍ばすトーストの朝
16
いくらにもならぬ還付の手間暇を思えば迷う税の申告 確定申告始まる
16
人は皆こころに憂うこと有れど 面(おもて)に見せず笑いで隠す
16
満開の 河津桜が 春を告げたり 主の退院を
待ちわびて
16
スーパーの果物売場甘夏が姿見せれば春も近づく
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