九歳の年上の人語らえば九年先のタイムトリップ
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電磁波の海を漂う魂に冬がWi-Fiのように刺さる
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ぜんざいは ないけど 鏡開きなる 海苔を目当てに チビ猫 寄りて
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辛ひこと有りし日の宵 腑と冴ゆる空見上ぐれば 微笑みぬ星
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冬と春繰り返すよに降っちゃ消え降っては消えてこの冬の雪
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うなだれてソファに動かぬ人のあり 笑み控えたり 総合病院
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初雪は見逃したかもしれないが 心願成就は 叶うのだろか/ハガキは来ました!
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BMI だんだん減りて 23 日々の腹筋の 賜物なりや
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セラピー犬抱くその手は大きくて余命ひと月 母は小さく
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大井川鉄道夢の吊橋を渡れば夢のよう夢ん中
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いちごの日 あまおう苺のヨーグルト 食べてもだれも 文句は言わない
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おみかんと トマトスープのパスタ食む 左手の桜ネイルだけ 塗り直し
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妻と母 語らい尽きぬ 昼下がり ひかりの束の 天窓の下
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初雪が名残りの柿を白く染めめぐりそこねた季節を隠す
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滋賀びとが「琵琶湖は海だ」という気持ち ごもっともです確かに海だ
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おさなごに わかってるってば! 言い返し わかってない親 日本代表
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冷え込みぬ宵 ウインターソング聴き ホットミルクで 白いひととき
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青空に溶けて蝋梅咲き薫る寒の緩みも今日までらしい
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日々追われ中途半端な子育てもははの愛にて子等健やかに
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ストレッチしている間に ねこ母の まくら奪うが チビ猫・るーてぃん
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それでいい言うこと特に何もない二十歳の僕に伝える言葉
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つもりそな大粒の雪フロントのガラスを埋める道街埋める
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本当に 大台切れそに なっている しばらくカフェオレ カロリーハーフで
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しゅっとした振り袖娘は彼氏付き やっかみ目線で脇見運転
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サクラ咲け 思いを込めて ただ祈る 落選メールは来ていないんだ
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着てたのは青い柄シャツそれだけが成人式の夏の思い出
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二十年前はたとせの歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
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並ぶことそのこと自体が楽しみな 群衆心理のパワースポット
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眠れずに記憶の海を漂ってこの人生もわるくはないと
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ブレネリは狼がでる怖いのと母と一緒に聞いている童謡うた
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