ひとなみに『元カノ』などと呼んでみる ただ懐かしき 幼馴染を/改
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人寄ればくまくまくまの話だけ柿の木見上げ車を降りる
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体調の 移り変わりも 日替わりで 晴れたり降ったり 天気の如し
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懐かしい君が微笑む冬の色 僕の知らない遠い眼差し
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柿の木のある方角でする音にいちいちビビる雪雨風の/熊
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引くだけじゃだめだ一回押してから猫に言うけど聞く耳持たず/爪と衣服
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ひだまりを揺らして赤ちゃん泣く声を やさしく包み ファミレスの笑み
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きしのふたおやの声おもはする こはるひよりのやはらかな朝
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初おみかん 2Lサイズで 甘くって 今日もなんだか いいことありそう
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いつになく雑草少なき清掃日 暑かりし夏 霜月に想う
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シクラメン香る教会 飾り付けは 手伝えなんだけど お友達増えたよ
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縁語とか 枕詞とか入れたくて。 なかなかハマらぬ 「旅」と「足袋」の字
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朝餉まえ香煙たちて鈴ひびき心ととのふ位牌の前に
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測らずも置いてギリピタ洗濯機 7kgサイズで寿命7
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テキパキと働き目立てば波が立つ呼吸を学ぼう太極拳で
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母の背をとっくに越した小六がぎこちなく袖通す制服
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風に舞うミズキの紅葉もみじ見つめおり 白き山茶花揺れる夕暮れ
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いまはむかし『松茸』とかいう山里の秋のにほいを味わいし日々
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いちにちの はじめとおわりに キスするのは ちま猫ちゃんなの いっぱい愛して
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一瞬の隙をつきたる更新よ にゃんすたぐらまー 意外と忙し
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渋滞の三台前に杖つきてみち渡るひと ふと我と思ふ
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街路樹はいくつもあかりを吊り下げてひそかに星を養殖してる
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華がない だからどうした漢なら 生き様死に様 背中で語れ
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トマト缶あれば 何かはできるのね しめじ・まいたけ ウインナにコンソメ>チューブにんにくを少々
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「本日中にお召し上がり下さい」仕方ないなあ寝る前のケーキ
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世界から自分を隔離するためにヘッドホンして掴む吊り革
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寒がりの 猫に湯たんぽ 熱すぎず ほどよき温度 模索する日々
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削ぎたれば掬いきれなき葉もあらむ 秋の静寂しじま揺蕩たゆたう歌の
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誕生日なのに好物あげられず 早く元気になっておくれよ /2025.10.25 本日の愛犬
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ちま猫ちゃん きのーは つういん通院 おやすみで まったりすごした いちにちだったよ😸
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