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満開の 桜は何か 眠たげで その花の下 お昼寝したい
20
毛布
出
(
い
)
で 吾の枕に長々と 寝そべり
毛繕
(
けづくろ
)
い 初夏と紛う朝
20
山吹の枝垂れる様の美しさ丸く刈り込む
夫
(
いも
)
いまいまし
20
チェーン店 建設予定地 草茂り 春深まれど 冬眠中か
20
すべての窓 パーッと開け放ち 家中に卯月の風を招き入れる朝
20
工事場の重機の下に
微睡
(
まどろ
)
む猫 ぐっすりおやすみ 今日は日曜
20
さすがもう平気なんだとまだ有った冬の名残りを仕舞う暑さかな
20
流れてく川に放すは軽き舟 四季の花びら乗せる折り紙
20
若葉より癒しを得られ一服の珈琲は青い瓶の魔法
20
胸骨に風を受け止め七分丈 床屋帰りの頭撫でつつ
20
水温み駆け足でゆく白き砂 遠く人かげ予感の走る
20
順番は桜の次に
桜桃
(
さくらんぼ
)
咲いたものだが園地は
廃
(
すた
)
れ/後継者無く
20
何であれわたしを負かす後輩は頭かきつつ「番狂わせっす」
20
新緑の 銀杏並木を 作る手に心も温み安らぐ都会
20
いろいろな言葉を照らす花達に励まし貰う自転車の旅
20
ボアシーツ まるごと押し込み洗濯機 気分は早くも初夏へと向かう
20
行く
場所
(
とこ
)
が ある幸せに 目覚める 爽やかな朝 一歩踏み出す
20
池掃除おこぼれなんて思うのか
間近
(
まぢか
)
見守るカラスは二羽なり
20
起きたらば ベッドの上に ぼーるさん ちま猫ちゃんが
あしょんで
(
遊んで
)
いたの
20
雨粒に 打たれ濡れるも 乙なもの 早目の風呂で 贅沢気分
20
夢の君さよならを言うその夢は嘘と優しく言う君を待つ
20
闇照らし歌が絶えずにペダル踏む旅の光を頭「ず」へ書き綴る
20
春ゆく日 きみの季節のうつろいを 気づけなかったぼくはミツバチ
20
拙きも詠むは楽しき日々のうた いいね貰って心がおどる
20
温む風 続く不幸に 心折れ
耐
(
た
)
へて
凌
(
しの
)
げと 背を押す
御霊
(
妻と父
)
20
心労が
見
(
み
)
て
呉
(
くれ
)
までも 削り取る
朽
(
く
)
ちゆく我を 誰も見ないで…
20
ただ
年齢
(
とし
)
が増えるのでなくそれなりに衰え進む出来ぬこと増え
19
老乱視裸眼で見ればあちこちで焚火と紛う水仙の群
19
消していけデータ思い出バグる脳デリートできたら君とデートだ
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詩作して生み出す薬を僕は飲むコントロールに世話が焼けるぜ
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