君の横 すでに女の 見えつらむ 無駄と知りせば 恋せざらましを
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だとしても支持者に責をなすりつけ言い訳しちゃうどうなんだろな
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『シャーロット』 『だいふく』『ぎんちゃん』  出会う犬  覚える名前が  脳トレとなる
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クラスでは いつも隠して いる君の 言葉のトゲを 僕だけが知る
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「ローゼ橋」「ランガー橋」など口にする 天草五橋 記憶のかけら
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おいお前体重増えた?愛用のコーヒーカップ重ったいけど/筋力低下?
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苺大福だいふくをキメなきゃやってられないよ 試験と就活 中指を立て
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橋端に地を這ひ欄干抜ける幹 川面の上にて大見得を切り
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陽だまりの集う談笑心なき刺さる言葉は氷の世界
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あたたかき空気がそっと身を包み振り子は元の平明に帰す
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懐かしき帰らぬ人と語らえば夢は現に笑いは風に
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腹裂きて産まれ出づ子を抱かされる「これが生命いのち」としる雪の朝
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生命いのちとは熱きものにてたらちねの母子はわれを父親にせし
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思い切る言い訳にする「春なので」あなたを振ってケーキを食べる
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土手沿いの 斜面に群れ咲く 黄水仙 風に揺れつつ ツンと顔上げ
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愛おしい貴方に揺られ迷うチョコ波と波とが綾なしとろ
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ひよどりは声高高と飛び上がり凍れる空に朝の月見ゆ
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夢想の火燃やし尽くして白き灰ほほえみ眠る明日に憧れ
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人のせい? おのれ省みて反省? どちらにしてもその人の生
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泡沫や 書を捨てたれど町に出ず ネットにあそぶ老爺となりぬ
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曇天に 梅のつぼみが ちらほらと  冬の名残を 今は楽しむ
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美しき清き臣民にメシアのごと宰相の攣れるほほゑみ
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身構えて心凍みたる寒き夜は君ほのやかにそた焚べるごと
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「おはよう」が白く弾けるこの街は体温だけを頼りに起きて
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説明図まるで解らず 事務椅子の組立てにもう二時間経過
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外出の意気地を挫く春の雪 十五時になり陽は差せど、なお
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「ただいま」と猫耳に触れ水洗の僕の心に灯がともる五時
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目の上に手を置き眠る猫のいて人の様子と重ねて見入る
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咲き初めのしだれ梅にもぼたん雪つかの間だけの白き世界よ
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親孝行したい時には要介護これさえ愛と呼ぶしかなくて
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