「頑張れ!」の大声援は鳴りやまず 敗者の襷 もらい泣きせり
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れに拭いて茶こぼしまた拭いて今年の水厄落としと思えば
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「札幌行き」 その五文字だけ抱きしめて電子の波を泳いでいくよ
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ねこたちの すいぶんほきゅうは だいじだよ たくさんのんで のどうるおして
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無の中で有を生み出す心の火 文字をべては焚き火を見つめ
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噂には聞いてはいたが美味いじゃん! ご飯のおかずにお好み焼き/今日の配食
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テーブルにこぼれた蜜を指で拭く かりんとう焼くよな午後が好き
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ごみ出しで「12」の数字と 目が合へば 何故か寂しい 年始の捨て場
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予言めく母の言葉を噛みしめる。汁粉の熱さ「言わんこっちゃない」
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休めという 思し召しなの 神様の 雪苺娘が おやつに待ってる
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腹筋を済ませただけで 我偉い あとはのんびり お茶でも飲んで
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年頭の 区政会議 挨拶を 終えて一口 珈琲味わう
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曇りのち雨でもいいよ君となら相合傘の口実になる
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いよいよに小さなアパート二人だけ 新婚生活戻ったようで
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一瞬だけ 全てを忘れられたなら この身の不調も 明日への不安も
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花園でトライを決める若き獅子冬陽の中に友を重ねり
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深呼吸 腹にくくるは 命綱 仕事初めは 大木の松
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西方の海より来たる七福神 街へ村へと福を運んで
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キミからの「今年もよろしく」届きをり既にいい年始まった我/二〇二六年
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ちま猫ちゃん はつひのでさんは みれたかい うろうろしてたね ぼーるもあそんだね
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人混みを避けて 急ぎの初詣 義父母と商店街でバッタリ(笑)
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『はずじゃない』妊娠ならば何故産んだ先を見るのも責任だろう
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『十年も出来なかったら嬉しくて』幸せだったのだろうねきっと
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めぐっては消えないままの後悔が午前三時にわたしを起こす
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チビ猫は 海苔すきだけど 味海苔は だめなのでしゅよ ふつうの海苔で
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半額になった紅白かまぼこをカゴに入れつつ年が始まる
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母ひとり子供を育てた母親はどこか欠落してしてた気がする
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一波乱 ありつつ年を 越しにけり 厄落しだと 心切り替え
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帰省した 孫らの成長頼もしく スマホ操るゲームの達人 
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晴天なり あいにく雪は 見ないけど ねこはすやすや 寒き朝なり
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