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昼の月 凍らせ
蒼
(
あお
)
く 吹く風の
膨
(
ふく
)
ら雀の 胸毛返せり
21
『シャーロット』 『だいふく』『ぎんちゃん』 出会う犬 覚える名前が 脳トレとなる
20
「ローゼ橋」「ランガー橋」など口にする 天草五橋 記憶のかけら
20
おいお前体重増えた?愛用のコーヒーカップ重ったいけど/筋力低下?
20
苺大福
(
だいふく
)
をキメなきゃやってられないよ 試験と就活 中指を立て
20
橋端に地を這ひ欄干抜ける幹 川面の上にて大見得を切り
20
陽だまりの集う談笑心なき刺さる言葉は氷の世界
20
あたたかき空気がそっと身を包み振り子は元の平明に帰す
20
懐かしき帰らぬ人と語らえば夢は現に笑いは風に
20
腹裂きて産まれ出づ子を抱かされる「これが
生命
(
いのち
)
」としる雪の朝
20
生命
(
いのち
)
とは熱きものにてたらちねの母子はわれを父親にせし
20
思い切る言い訳にする「春なので」あなたを振ってケーキを食べる
20
土手沿いの 斜面に群れ咲く 黄水仙 風に揺れつつ ツンと顔上げ
20
愛おしい貴方に揺られ迷うチョコ波と波とが綾なし
蕩
(
とろ
)
け
20
ひよどりは声高高と飛び上がり凍れる空に朝の月見ゆ
20
夢想の火燃やし尽くして白き灰ほほえみ眠る明日に憧れ
20
だとしたら国会論議答弁が楽しいかもね言い訳逃れ
20
人のせい? おのれ省みて反省? どちらにしてもその人の生
20
泡沫や 書を捨てたれど町に出ず ネットにあそぶ老爺となりぬ
20
曇天に 梅のつぼみが ちらほらと 冬の名残を 今は楽しむ
20
身構えて心凍みたる寒き夜は君ほのやかに
榾
(
そた
)
焚べるごと
20
外出の意気地を挫く春の雪 十五時になり陽は差せど、なお
20
冷えすぎた 身体を癒す 豚骨の 匂い誘われ 太麺啜る
20
普段とは 違う弱気な 君と会う 目元に滲む マスカラの黒
20
大変だそう言いつつも一票を守ろうとする雪国のひと
20
冴ゆる朝 隣家の屋根の
雨樋
(
あまどい
)
に 連なりぬ
氷柱
(
つらら
)
雪の名残
20
除雪車が 運んできたね 冬の朝 眠いからだを 米で研ぎだす
20
積雪の重みに耐へづ
頭
(
こうべ
)
垂る バス停
傍
(
わき
)
の花壇の水仙
20
内なるや鬼にも五分の魂よ 熱を知るほど生きむとせむか
19
週一の休肝日にはノンアルで酔える進化系老人となり
19
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