古今集いい歌ばかり面白い一首一首で味わいがある
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詠へども記憶からっぽ僕ひとり文字を光らす魔法の中で
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過ぎ去った己れの過去は棚に上げ子の反抗期心ポキッと
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人の非を突き抜く刃巡りきて おのが非さえも貫かんとす
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いつの日かウイルスみたいな言霊で人の悪意を浄化したいよ
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大敗をきした昨日はもう過去だオジサンじゃない気持ちは二十歳
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むせび泣き わすれてなんて 言う君の 隣で凛と 咲く勿忘草
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驚くなこれが民意だ身を任せ坂を転がる石になれよと
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一番のライバル君は同い年あれから二年笑みのワンツー
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パンクした自転車ひいて夕焼けの家路はとおく擦りむいたひざ
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在りし日の夫の口癖「まっいいかぁ」 わたしが受け継ぎきょうも前向く
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湯上がりはパジャマの膝に帆前掛(酒屋の) 晩酌前の準備ととのふ
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恋愛は確かにしづらい年増だが出来ない理由が一応あるのよ
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診察で上着ぐのを考えて重ね着一枚減らす見え有り
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裸木のすべての枝の粧いは昨夜よべに降り積む淡雪のすい
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お年寄り黙々と雪掻き続く 豪雪画面言葉なく見ゆ
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松の小径 出会いし猫に 挨拶したら 付かず離れず 我が後を追い
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雪壁に 小さき氷柱つらら群れ集い 崩されては清明に響く
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働いた経験もない遊民の 企業敵視の幼稚な言説
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TverUtakataにゆるむ ほぼほぼのひがな一日 残りのわずか
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休日の雑事済ませて午後三時あとはほろ酔い思いのままに
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桜雨 涙隠して 背を向ける 愛だと信じ 手を離した今日
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オジサンが二人並んで喋っても 若者はもう耳をかさない
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笑えない厳しい結果乾杯をして挑んが明日も涙
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庭の雪に巨大な氷柱つららを突き刺して「勇者の剣!」と異世界ごっこ
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願うのは議論のすえの採決をたとえ単独2/3も
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ビル影の日に日に際の目立ちゆく春告草のやさしきにほい
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あんなにも高いとこから飛び降りて 良い子は真似をしないでスノボ
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クリスマス以来の雨に傘さして明日は通院買い出ししとかな
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冬と春繰り返し来るこの冬はまた雪解けてもう冬要らぬ
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