雨だからどこへ行くにも憂鬱でシフォンケーキのリベンジ挑む
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添い寝して 猫の寝顔を 眺めれば 夢の続きに 吸い込まれそう
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湿度計壊れているのか低いけど私の皮膚は梅雨を感じる
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言い間違い正す立場にいるけれど そのままにしてる「きいろいぽんぽぽ」
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丁寧に紙とテープで修理する 夫と半生歩んだ聖書
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風薫るテニスコートの土手に立ちシロツメクサと母と子は揺れ
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寝オチした君の吐息を聴きながら 観ている夢に想いを馳せる
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責めないで思い出さずに捨てちまえ 変わらぬ過去にシニアの極意
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おはようとキミに送信家を出る お互い頑張ろ!職場へ向かう
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実況の「座布団投げてはいけません」落ち着いた口に少し笑えた /夏場所ラジオ
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母のもと ボールくわえて駆けてくる ちま猫かわいい ドヤ顔かわいい(おやばかねこばか)
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何ゆえに生きてゆくのか悩む君ともかく人は生きるほかなし
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ふざけ合い笑いさざめくキミたちに滴り落ちる緑の日差し
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家康の木像おろがむ小さき寺光秀作と謎めく言われ
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真夜中に短歌うたえる元気あるからさ 明日のことは考えないよ
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雨あがり空青映る池の面に 睡蓮の空アヒルが憩う
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紫の紫陽花キラキラ光る朝 愛注ぐ人と住んでるんだね
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水鏡 若葉緑に空の青 浮き鳥黒く五月を写しぬ
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曖昧な言われた気がする案件を敬語に直し送る妻宛
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接ぎ木したキューリの花はかぼちゃ色接ぎ木のかぼちゃ忘れられゆく
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久々の 君の笑顔に 癒されて 時の経つのも 忘れてしまう
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眠れない夜は隣にいて欲しい 醒めない朝もずっと待つから
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産まれの夜 吾を照らした 夕月よ つゆのさだめの夜も 照らしませ 
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クレパスで優しくなぞった青だから今日の空なら翔べる気がして
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春キャベツひと玉千円トンカツ屋 白菜混ぜて千切りキャベツ
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薫風がまばゆく光る木々揺らし青葉の祭り時は今ぞと
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チビ猫が ぴょーんと飛んで ちま猫のシッポが「ビックリ」3倍になる
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柔らかな棗の小さな青い棘このままずっとそのままでいて
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流れゆく エンドロールを 滲ませて 伝う涙も 拭うことなく
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あなたしかいないと言ってよ水仙を摘む優しさで見つめあったり
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