命かけ人を愛する凄まじさ 出逢えた奇跡は宝物だよ/釋愛翔様の歌を読み…
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もこもこに あ・り・が・と・う って書けそうな夏の終わりの入道雲だ
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去る夏と渡る夏鳥よかったらまた来年も懲りずに待つよ
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転生は もちろんねこで 家猫で かわいがられて しあわせ猫生ニャンせい(保護猫出身でもおけw)
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お刺身のおろしとわさびを出し忘れ気づかぬ自分に言わぬ家族に/モヤモヤ
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実家には ベビーパウダーシッカロールのあることを ねこ母 なんとなく覚えてたのさ
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時刻表 るるぶを携え 小旅行 あのわくわくが  今はもう無い
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バスの席われ譲られて老け見えを心配するも還暦近し
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どこまでも 蒼く蒼く蒼き あをぞらよ あの高みへと 歌声よのぼれ
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だる猛暑の中 法師蝉 秋を待ちつつ奏でをる 遊歩道
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陽に灼けた鏡に映る顔を見て ミャンマー人かと思うときあり
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寝ころんで時計ながめる 11 時…2時…3時…あれ?、何してるんだろ
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今日もまた稲を凝視す鷺の目は育ち具合を確かめるよう
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雷鳴に 期待が膨らみ雨待つも 光と音が今日も空振り
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ゆで卵 茹でながら ねむたいちま猫と あくしゅをするよ ぬくいおててだ(チビ猫はおねぼうさん)
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「お先に」と退社したのは皆が見た 行方不明の同僚の謎
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ふと思う 防災リュック点検し 生き延びる理由わけ 今更ありや
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亡き人の 夢を叶えて くれないか 前の会社の 誘いに悩み
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最善は尽くしたはずだ あとはただ 自分の引きを 信じるだけさ
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街頭の灯る夕暮れ 帰途の路 蝉の 夏と秋の分岐点
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おっちゃんの こってりラーメン大盛りに ニンニクマシマシ 失恋の味
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ダメよダメ ダメダメ目線に堕ちないで いいね目線で生きて行きましょ
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窓を開け ふとした瞬間 流れ込む カレーの匂い 夕暮れ時
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夕立ゆうだちの去りし後の水のただよう葉の影 ひぐらしが鳴く
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バナナ食べ 朝日を浴びて セロトニン ついでのついでに トイレ掃除も
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となり町九月上旬夏祭り我が町下旬秋祭りなり
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かき氷 無花果がのり 彩りは 地味ではあるが 大人好みか
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朝起きてトイレへ行くとポンと出る もちろん短歌のお話ですよ
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あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの「おじぎやハイボール」
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白線を 母似し人と 渡り切り 「ありがとうね」と 安堵の温声
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