陽が差して雲が流れて山白く寒風頰に心地よき朝
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おとうちゃん めんきょのこうしん いったよと しらせにくるよ ニャーンとくるよ
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寒晴や 物干しに ベランダ行かば 鉢植えを旋回す冬蜂
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目を覚ますことなき母の髪けば庭の梅には鶯が鳴く
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まぁいっか 別に太ったわけじゃなく歳を重ねた進化なだけね
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今の世に「裸の王様」登場か不穏なニュースを見せられる日々
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「恋」という騒がしき日は遠のきてただ在てくれること深く頷く
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足腰に力入らず お座りも儘ならぬきみ 寿命乗り越へ
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晴れの日をともに祝った君は今どうしているか二五・二・五れの
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亡き父が 鍬持つ傍ら描きしは 墨絵の達磨吾は短歌うた詠みし 
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強風の運び来る 春まがひの暖 片腕にて 出番を待つ上衣うはぎ
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半年に一度の経過観察は 生き抜くよすが 人生たび宿木やどりぎ
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いいねとて 褒め言葉とて お布施得る気持ちに近し 有難深し
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髪型を 変えたカフェの 店長を 気づかずスルー 乙女いじけて
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血圧の薬で少し冴えてきた脳血管が若返る母
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朝起きて 一番最初に 見るものは ちま猫ちゃんの のぞきこむかお
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新たなる 年の初めの宮中に 厳か響く歌会始 
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静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る明星みょうじょう
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針の月なほ黎明の昊にあり 寒気にかざすつるぎのごとく
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いろいろとみんな終わってゆくものだあんな新しかったものでも
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ストーブの前に座りて半睡のあわいに遠き笛太鼓の
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すれちがう受験の子らにガンバレと心の中でエールを送る
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滋賀びとが「琵琶湖は海だ」という気持ち ごもっともです確かに海だ
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いくつもの 眠れぬ夜を 乗り越えて 赤く滲んだ手 いざ本番へ/先輩方、頑張って下さい…!
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その努力復興なんて言葉ではあらわせるまい三十余年
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忘れまいテレビの中の惨状にただふるえてたあの日の朝を
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このGはGoogleのGなんだってひとつかしこくなったとキミは
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土曜日の朝は フルーツ2種と決め りんごとみかんで 気合いを入れる
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八戸ノ里やえのさと 季節はずれの温い日に 司馬の書斎の小庭を歩く(司馬遼太郎記念館)
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シリコン製ハートモールド買ったけど本命チョコは娘にあげる
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