あをぞらを 見上げてひとつ 伸びをする 今日はあの雲 ハリネズミかな
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キレイめのカッコで来てと釘刺され普段そんなに汚いのかと
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「宵越しの金など持たぬ」と格好つけ 年越せそうな ポイント漁る
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雲のない夕暮れの山その奥にそびえるあの山クリアに捉え/冬の晴れた日限定
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今日どれを聴こうか漁るアルバム殆ど全部スピッツだけど
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暗き底の 深海魚なる 我なりき 人知られずが 今、光得て
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おやじだし抗えぬこと多すぎて 中島みゆき朝から聴いてる / ファイト!
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ライブの日 ちょっと早めに目が覚めて それでもトイレは きちんと磨く
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チワワちゃん凛と飼い主引き連れて僕が守ってあげるの顔で
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忽然と姿を消した台布巾💦 昨日見た時机上にあった
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他人様の物に貼り紙した者の人となり見る稚拙な字と文
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「またいつか」そんな伝言残す間に雨はみぞれに変わりゆく午後
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星空がきれいに見えるスポットがそばにあること忘れていたよ
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恋という淡いやけどを抱きしめてケーキの上の苺を分ける
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蝋梅ろうばいの 花芽迎へし 山寺に 母の手引きて 歩む石段
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実際に私物に張り紙するなんぞ半世紀超え初めて見たわ
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コロナから人の価値など下がりおり心ささくれ癒やしの無い日々
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正月の しめ縄飾る南天も ムクドリ群がり丸裸なり 
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七草や鏡開きや節分と一年分をまず書いてから/来年のカレンダー
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院長に なってはみたが はてしなく どこまでいっても 中間管理職
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葉の落ちた冬枯れ山に囲まれし 長野盆地はまだ雪もなく
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詠えども空には届かぬ歌ばかり鯉はパクパク息を整え
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双六が思いもよらぬマスに立つ止まれ止まれど難を逃れず
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ムクドリが頬張る柿は完熟だ「先着5名」早起きさんに
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洗面所に 柚子の香 ふわり香り立つ もうじき冬至 じきクリスマス
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週末の雨に押されて年明けの食べ飽きた頃に餅つき大会/異例
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海と夕焼け 神戸のまちを 背後にて 明日の雨に 思いを馳せる
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さだまさし「案山子」を聴いて考える 世にこんな親いるのだろかと
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言の葉は魂放つさえずりか空に放りて明日を待ちおり
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雨の音 聞きつつ今日も腹筋を 継続は力なりとぞ知る
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