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パソコンをくれた愛しいあの人に教えて欲しい。言えはしないが
23
初の試み 成人を迎へし日 その一度きり
咽
(
むせ
)
びぬ
莨
(
たばこ
)
23
ゆく人もこち来る人にも隔てなく うつむき微笑む水仙一輪
23
日は過ぎるものではなくて送るもの今日を大事に送れますよう
23
箱の中「何階ですか?」に丁寧な感謝をいただく貴重な心地
23
流星の如
緩
(
ゆる
)
り 冬の星座を
過
(
よぎ
)
る 夜間飛行は東へ
23
作られた街にも
嬉
(
うれ
)
し鳥は鳴き犬が散歩し猫の
微睡
(
まどろ
)
む
23
想像の二倍半ほど大きくて 妻の口癖 「ちょっと一口」
23
ふと気づく ベッドの足元に ねこボール いつ持ってきた あそびたかったの
23
君の来ぬ カフェで飲むホット チョコレート 帰れぬうちに 雪は吹雪ぬ
23
漬物で たまご粥食む 冬の夜 月はまだ細く 新月近し
23
古くなりお蔵入りしたあれこれを再デビューさせ使うこの頃/CDプレーヤーとか
23
小憩中 土産分け合ひ 同僚と いちご大福 食みつ語らふ/いちごの日
23
手を繋ぎ初詣ゆく若者の我らにはなき作法まぶしき
23
さあ着いた半年ぶりの大阪や 呑む気満々五時から呑むでぇ
23
この胸の熱き重みの正体は「逢えて良かった」と告げる一瞬
23
あなたがさ別れる前に待ったのは『慰謝料いらん.!』の言葉だったか
23
傾いた 店でパン屋を 営んだ アッパレ神戸の 叔母の生き様
23
膝の上 ねこの体温に 思ふこと あの日を生き延び 今があるから
23
囀
(
さへづ
)
りぬメジロ 窓辺に座りをり
欹
(
そばだ
)
てる猫 冬のラプソディー
23
十一時、サンドイッチを食べながら「お昼ご飯は何」と聞く孫
22
雪の中
直会
(
なおらえ
)
の菓子配り行き祓いの神事一つが終わる
22
歌心 若い頃から知ってたら もっと上手に恋もできたね
22
障害者?確かに障害!邪魔だよね(草)怒れず親を思って泣ける
22
いつもとの変わらず過ごす人達へささやかですが「成人おめでと」
22
強風の運び来る 春
紛
(
まが
)
ひの暖 片腕にて 出番を待つ
上衣
(
うはぎ
)
22
いいねとて 褒め言葉とて お布施得る気持ちに近し 有難深し
22
髪型を 変えたカフェの 店長を 気づかずスルー 乙女いじけて
22
血圧の薬で少し冴えてきた脳血管が若返る母
22
朝起きて 一番最初に 見るものは ちま猫ちゃんの のぞきこむかお
22
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