水たまり キラキラ光る 春の朝 森羅万象 神々宿る
36
ハイハイで 一目散に 孫三女 ママをスルーし たこ焼き見つめ
25
じーちゃんとハイタッチすると孫が言いウインド下げる息子の背中
22
荒田こうでんあぜにひっそり植えられた膝丈ほどの桜にも春
22
過ぎし日の父とのキャンプ懐かしみ ひとり山入りテント張る息子
22
神経と脳を酷使の作業終え 家に帰って焼鳥と酒
22
間際まで宿題しない夏休みじじいの今も変わっちゃいねえ
22
焼き鳥の 移動販売覗き見て  今夜の焼きは塩?タレ?悩めり
22
うつむいた 心も顔は 上を向き モーツァルトの 確かな調べ
22
窓叩く 雨音だけが響く小夜 微睡まどろみ辿る遠き日の記憶
22
桜木にそぼ降る雨の染み入りて薄墨さえも春のはじかみ
22
亡き人を 惜しめる如く 降りいでし 彼岸の雨に 顰(しか)むパンジー  /挽歌
22
選ばれる 国になるのか 日本は 足元がいま 覚束なくて
22
幼き日の 思い出詰まる生家の跡 今異なる人の歴史を刻む
22
梅辛夷桜山茱萸咲きますと言えば看護師楽しみと言い/訪問看護
22
真夜中の しじまを破るサイレンの音 近づきそして遠のいていく
22
君だけが全く違う輝きを放っているんだ何てこったい
22
老木は 虚空の光 宿すのか はなの下にて 人は集えり
22
飛行機に乗ってここまでやって来て「臨時休業」なんで今日なの
22
今週の五枚のシャツに火熨斗かけ いろいろなこと平らに均す
22
春先は カイロと湿布の重ね貼り 腰のご機嫌伺うゴルフ
22
子どもでも描けそうな絵で印税を稼ぐあなたはやっぱり非凡
22
花前線 桜前線 恋前線 開花の時は 待つ恋に似て
22
轟々と 白煙吐いて田起こしの 西山見れば雪うさぎ出づ 
22
これ以上傷を広げないように泣くだけ泣いてと考えている
21
クロッカス咲いてるならば福寿草咲いてるはずと南の陽受け/咲いてました
21
飴にお茶ノドに流され食道に詰まる感覚よもやの事態 (そのうち溶けるかぁ💦)
21
起き抜けにプリン蜂蜜ラズベリー目覚む命に瞳つむって
21
霊園の名前ついたる駅に降り枝垂れ桜の寺へと下る
21
「春雨じゃ濡れて行かむ」と見栄を切る それは無理でしょ氷雨そぼ降る
21