熊猫たちちゃんと挨拶できたかな中国の言葉大丈夫かな
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朝おきた扉を開けて猫がいる可愛いけれどマジ包囲網
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撫子の湯にぞゆるりと浸かるれば 疲れ溶けてく 明日も頑張ろ
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「全おなか」で受けるストーブ幸福がはちきれそうな猫という毛玉
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「ごめん、重い」でも嬉しいよ ストーブといびきを分け合うチョコ色の午後
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ほろ酔いの父の土産は海苔巻きの 折詰手に提げ波平のよう
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寒空にスズメは丸く身を寄せて陽だまりひとつ私と分ける
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数人で 会話するとき 全員に 等しく目合わす そんな人、好き
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ふたおやの齢超え生く妻の目に映るかなしみ われそばにいて
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芝の上セラピー犬を抱く母 末期まつごの時を薫風はつつみ
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都心部を避けて廻るや武蔵野線 常盤木の杜 竹叢たかむらの青
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如月きさらぎに 重ねる君の 外套に 常より顔の 小さく見ゆる
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ふらふらで何がどうだか解からずに高次脳機能障害者行く
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屋根の雪溶けて垂れては固まって暖冷の冬ツララがデカい
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洗濯物ほしものを畳んでくしゃみ一つして ちょっと困った春の兆しよ /花粉
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ザックリと切ったキャベツに混じりおる小さな命大きな悲鳴
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泣きながら産まれてきたね それでいい 無理に笑わずスープを啜る
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やさぐれて小銭取り出すこともせず重さ増してくショルダーバック
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行き帰り フロントガラス 満月を 目印にして 取引先へ
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豆まきの甘き痛みの鬼は今 病を連れて部屋に籠りぬ
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廻る寿司・茶碗蒸しなど召し上がれ(ご機嫌スイッチ押してみている)
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猫に聞くあんたお風呂に落ちたろと毛の乱れ後足湿り/しらにゃいそうです
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散らかったこの部屋見れば我が頭同じだろうと思う混沌
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朝日射す清くて強い眩しさに私は灰になってしまおう
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幸せに溺れてしまへば水の泡 夢中の海に酔ふ夜もあり
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福祉課の介護保険のアンケート幸せ度数満点に◯
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留守録に入った自動音声の詐欺のデタラメ聞いてる厄日
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なるようになるしかならぬ選挙だがどうかこのうえ悪くしないで
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歌を機にめて用ひる言の葉衆 まだまだかと袖から覗き
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通勤路 朝陽に道が照らされて 鏡のようで 怖すぎまして
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