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降った雪溶けて
滴
(
したた
)
る空晴れて春のようだな鳥の
囀
(
さえず
)
り
20
打ち上げと 忘年会を 兼ねた夜 笑顔と酒で 過ごす藤沢
20
少年の墓前に咲ける白薔薇の枯れて散りゆく戦場の町
20
親友のような顔して近づきぬ カラスに諭す自分でさがせと
20
大雪の節気にうれし小春日は
妻
(
きみ
)
いそがしき洗濯の朝
20
銀杏の葉 かさりと踏みて 教会へ 神戸教会 ひさびさ・ワクワク
20
その肩の 重荷をすべて下ろしなさい 主はそう言われる 仰せのままに
20
九十九の母ナンプレを趣味とする 残りの升の割り振りに、笑む
20
寒空に 水槽洗えば リビングで 金魚笑いて 上から見おり
20
両手に花 よりも両手にねこがいい 右と左に もふもふがいる
20
「膝栗毛」三日読んだら
伝染
(
うつ
)
ります お
ゑど
(
江戸
)
言葉にべらんめ調が
20
北海道の 友の身がまず 案ぜられ 挨拶とともに メッセ飛ばせり>地震
20
いつだって職場の床は針の山 脳はプチプチ刺激に弾け
20
津波への注意解除とラジオ朝警報聴きつつ眠りに落ちて
20
馬淵川 櫛引の里 根城丘 なゐに震へし八戸思ふ
20
ズボン脱ぎステテコいっちょで呑む酒は いかな店でも味はへぬ酒
20
明日から日没時間逆転しやや遅くなるちょっと嬉しい/朝はまだ
20
体温と 同じ温度の 鼻水が 気づかぬ間に 人中濡らす
20
年末の挨拶回りの帰りがけ スコッチ一杯肴は夕陽
20
シクラメン 冬の寂しい 窓際に 鮮やかに咲く 赤さ強くて
20
銀杏の葉 踏みしめ 今日も ねことゆく 散歩道かな まだいい天気
20
本番を三日後に控えた風邪引きに 我取り乱し大根かじる
20
吾
(
あ
)
が慕ふ年長の友らおしなべて老ひの翳りを纏ひて寂し
20
風に乗り 赤き蝶の如く舞ひぬ
一枚
(
ひとひら
)
の葉は 菊の花壇へ
20
初夏に見しクレマチス 初冬の今も咲くと知りぬ 師走の小春日
20
いつもなら難儀するのに吾子来るとなれば次々献立浮かび
20
風邪ひきの
感染
(
うつ
)
しあいっこ老夫婦 仲がいいのか、そうでもないか
20
クローバーを 押し花にして 祈り込め こんなに可愛い ハートの形
20
昔とはだいぶ変わった精神科 患者さんたち見た目が良いわ
19
シュトーレン味のベーグル いと美味よ 成城石井の 値引き品食む
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