ことさらに人恋しくてこの夜は朔の月さえ空になくらし
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遊び着のままで舞うよな氷上の十七才のファンキーな笑顔
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嬉しさは 尾っぽの振りにあらわれて 家人帰れば ちぎれんばかり
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春近し 古木の白梅咲きそむる 若草色のメジロが二匹
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ふた探す 隠した場所が 分からない? 昨夜ゆうべだんは 豆炭あんか(久々使用) /後編
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加湿器に耳澄ませれば春鳥の囀るように蒸気が撥ねる
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選挙後に改憲の風高まりて事前は忖度マスコミの罪
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むすめむすめプリンを独り占めなんて焼き立てなのにすぐ食べている
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また今年も ファミリーにゃ〜とが 我を呼ぶ まんまる焼きが 四角くなってた
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萎れたるポインセチアの花殻を摘みて春光注ぐ如月
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きさらぎのゆるき光に微睡めば朧のかなた缶蹴りの音
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ゆで卵 つるりと剥けた その朝は なんだかわたしも気分一新
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耐え抜いた冬を脱ぐごと洗車するために並んだうららかな日
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朝の浜もう桜貝は拾えない流れて来るはプラゴミばかり
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一夜ひとよ明け 咲夜の散財蘇る 自責の念に苛まる朝
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「出したくねぇ、あんたの都合は聞かないよ」 腸が手を組む自律神経
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放課後も解けぬ問題 青ペンは数式よりも君の名なぞる
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圧巻だ安宅あたけに槍ふる橋の上ゴッホは油彩をねて
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夕焼けを見るたび今日も想い出す 君の温もり煙草の匂い
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冬日差 葉牡丹凛と葉を広げ色鮮やかに道を彩る
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春風を 肌に感じて 帰路に着く 夕暮れの街 猫が戯れ
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「知」の期限 記憶の断崖転び落つ 陽の落ちて喰む蒙昧のゆらり
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久々のポーチ装着お気に入りチャチャっと出し入れ効率上がり
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鉄砲が運動会のピストルの音くらいだと舐めてしまった
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膝の上 安心しきって 眠る君 今日一日の 無事を感謝す
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日常はデジャヴをループ時間の輪 鍵は誰かの輪のなか周り
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銀行用事済み ご褒美は はら屋のカスタード キミと食べよう お茶を淹れよう
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消化器は倒せばアワワ銀と立つ誰も触れない日々を見守り
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知らぬ間に流行り廃れる人たちの有象無象の欲が舞ってる
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皆が愛づ梅の花こそねたましや 水仙ナルシスはただうつむくばかり
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