今年最後に逢う人はキミがいい 毎年想いいつも叶わず/夢
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友人がばあばとなりぬ嬉しそなLINEを見れば妬ましくって
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わたしってねたみひがみそねみのごんげ? 人の幸せ喜べもせぬ
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能登の地で育ちし米を縁者より購いて食む 味わい深し
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ありがとうの意味を込めて 我が傍に 言葉代わりに 寄り添ひぬ猫
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朝からの尖った風を湿しとらせて ほっと和らぐ夕の雨かな
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あをぞらを 見上げてひとつ 伸びをする 今日はあの雲 ハリネズミかな
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キレイめのカッコで来てと釘刺され普段そんなに汚いのかと
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「宵越しの金など持たぬ」と格好つけ 年越せそうな ポイント漁る
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おやじだし抗えぬこと多すぎて 中島みゆき朝から聴いてる / ファイト!
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ライブの日 ちょっと早めに目が覚めて それでもトイレは きちんと磨く
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チワワちゃん凛と飼い主引き連れて僕が守ってあげるの顔で
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忽然と姿を消した台布巾💦 昨日見た時机上にあった
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他人様の物に貼り紙した者の人となり見る稚拙な字と文
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星空がきれいに見えるスポットがそばにあること忘れていたよ
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疲労感 改善効果 謳ってる レスカ一口 酸っぱさ倍だ
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青々と 苅田に伸びたひつじ穂も 一夜の霜で白髭となり 
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宮ヶ瀬は 来年たづぬ 楽しみを取り置き 近場でイルミネーション/雨と仕事の都合で今年は断念
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指切りを解いたあともぬくもりをクリスマスまでお忘れなきよう
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『だし昆布多いと美味しい』こんぶ茶は予防食だと知ってて褒める
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夕間暮れ 公園の時計台の上 わらべを見守る如く 寒鴉かんあ
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カリカリと 静寂に食む 療法食ねこゴハン 生命なるかな 生命なるかな
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「お母さん寒かったね」と初雪をかぶりし母の墓を拭いぬ
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午後六時 教会の鐘 鳴り響く 聖夜を前に 子らははしゃいで
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暗闇に吾を連れ去れ地下鉄よ もう帰れないほどの遠くへ
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冬ざれの野にふりかかる粉糖と赤い実似合う 甘くない朝
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足元に ねこのぬくもり ねむくなる イブイブのご飯 春雨尽くし
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深夜にも 時間合わせし 打ち合わせ 柚子茶の薫り 眠気覚まして
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落ち葉くべ 焚き火の中の焼き芋の 甘き香りに腹の虫が鳴く 
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院長に なってはみたが はてしなく どこまでいっても 中間管理職
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