ちま猫ちゃん しょっきだなにも のれるのよ 「シニア」だけども げんきげんきよ
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雨の中 挨拶回り 君が来る 再会喜び 話止まらず
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なでなでに応えて育つコブ見せて甘さ弾ける春のデコポン
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雨風あめかぜは今がピークかお勝手でじきに帰るだろ家族を思う
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水温む 川面に漂う花筏 少女すくいし 桜花おうか惜しみて
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漢和辞書ひきひき歌を今日も読む うたかたに来て脳トレ三昧
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どっちでもいいよと笑う春の日の 僕の脳内ずっと文化祭
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遊ぶ子よ土へ帰れと願えども銀杏の母に雨うつ都会
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Tシャツと短パン姿父娘おやこ連れまだ寒かろが風もてあそ
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どうしても馴染めずにゐる我が世代 ズボンをパンツと呼ぶことにつき
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花見風邪 売薬服んで誤魔化して ぼっとしたまま月曜の朝
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夜半よわにふと 伸ばした手の先君が居る そっと背を撫で また夢の中
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新入の 生徒で賑わう通学路 光る未来へ花吹雪舞う 
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四つの葉のオキザリス春あの空へ赤きラッパの花のおはよう
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雨が降り風も吹いての半月も入学式まで桜持ったな
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恋の文 墨と硯の摺りし音も無邪気な君の笑みへ途切れて
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焼き肉を食べて微笑む遺伝子に馬蹄目狩る先祖の在りき
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訪問の看護師さんとお茶をするきな粉捏ね過ぎテーピングする
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お師匠の声に呼ばれて軽トラへ積むのは釣りのお土産話し
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散るを待ち契りの丘に咲き誇れ 月に逢ふため生ける桜よ
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散るを待ち契りを結ぶ 澄心と忠義の桜 千々に乱れ咲く
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オーエスワン 一夏越して 冬越して 必要なければ それで良き事/買い置き
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順繰りに 咲く時期を待つ花々の 自然のサイクル 愛でるたのしさ
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薄桃の桜大樹と髪そよぐ日傘の君はモネの貴婦人
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テーピング添え木付けたい指先に丁度よかったグルーガンの糊
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人の世の 常とはいへど無情なり 親しき友の鬼籍の報せ 
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残雪に うさぎの姿浮かび出で 雪解け水が田に満ち光る 
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ポチ撫でて 寄り添うポチが 朝の陽へ 駆け出すポチも 良いねとポチる
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猫さんが隙見て狙う母さんの介護食椀攻防の昼食ひる
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そとでてみれば 春の言の葉あふる 舞ひぬ初蝶はつちょう 笑ふ草花
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