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寒き朝 鍋に残りし煮凝りの 飯に染み込むゼラチンの汁
23
雨雲に解放されて青い空冷えきった気を日差しが
温
(
ぬく
)
める
23
雲早く 強き風刺し 山が泣く 赤城を覆ふ 白き風花
23
透き通る 飴細工の虹 渡り行き まほろばの星で めぐり逢いたし
23
八戸の長者の森の園庭の 鬼胡桃の実 なゐに落つるや(息子が通った幼稚園)
22
百均で 思い起こせぬ 買い物を ふと思い出す 帰り道なる
22
氷雨降る 駅のホームに吾一人 警笛の音冴え冴えと鳴く
22
体温と 同じ温度の 鼻水が 気づかぬ間に 人中濡らす
22
ためらえど六十路半ばの吾ならば シルバーシートに座っていいよね?
22
シクラメン 冬の寂しい 窓際に 鮮やかに咲く 赤さ強くて
22
やわらかな 陽ざし差し込む 窓際で 予報外れて じんわり嬉し
22
本番を三日後に控えた風邪引きに 我取り乱し大根かじる
22
クローバー祖父にマメ科と教わってシロツメクサを目に凝らし知る
22
かんたんな言葉ひとつで夢心地 ちょっと浮くだけ空は飛べない
22
あの頃は『女の子たち』と呼んでいた五十年後の君たちに会う
22
君は君それ以上でもそれ以下でもない その言葉で一歩進めた
22
うたをよむ余裕があるならだいじょぶね良い娘さんだなぁまんまるさん
22
3℃冷たい雨の日曜日
36
℃のプールで泳ぐ
22
まだあるか雪で少しは落ちたけど届かぬ高い枝に生る柿
22
賀状出す我が人脈も狭まりて卆寿を越せば僅かとなりぬ
22
天敵の鎌首もたぐ掃除機に必殺パンチ一撃離脱/猫逃げる
22
ちま猫ちゃん 流星みたかもしれないね よなかからずっと おそとみていた
22
ライブまで カウントダウン あと5日 風邪も引けない コロナは論外
22
電話口 後輩の声 懐かしく 深夜残業 頑張ったよね
22
寒さ増し 形見の衣
纏
(
まと
)
ふ冬 妻の帽子と 父のジャンバー
22
いつだって職場の床は針の山 脳はプチプチ刺激に弾け
21
荒れに荒れ放ったらかせば際限もなくカオスなりお家のお庭
21
ズボン脱ぎステテコいっちょで呑む酒は いかな店でも味はへぬ酒
21
明日から日没時間逆転しやや遅くなるちょっと嬉しい/朝はまだ
21
冬の星座
瞬
(
またた
)
く 師走の
夜半
(
やはん
)
雪の結晶の如 輝く
21
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