篝火に川底焦がす鵜飼船昇り下れば明くる短夜
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テレビ体操 チビ猫 いっしょにおどってた(笑) きゃっとたわーのうえで ジタバタ😹
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人を見て正義をかざす爺さんにからまれ世間は敵に思えし
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ねこたちは ひとつまくらに をよせあい きたるおおあめ そなえたるべし
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好きならば告白しなと紫に詰め寄られてる朝夕の道 / 好きなムラサキツメクサ
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暑い夜 部下と味わう 生ビール 泡のうまさと 会話がつまみに
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音沙汰の途絶えし息子の声のして 振り返れどもそこはただ夏
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うすあさぎ澄みたる囀り飛び立たせ 青き空へとゆづり去りぬ
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恋愛に憧れるのをやめましょう片思いって一番きれい
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「あんぱん」と「国宝」の出て賑やかに 六十代のランチは進む
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リハビリジムリハジムを 体験初日の わが母は 七十四だが ドキドキソワソワ😅
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今できる ことをコツコツ するのみで あとは気持ちが ついてくるまで
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梅の実が勝手に落ちて通り道自棄やけに散らばるげばいだで
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いつかまたきみとどこかで出会っても無視だけはしない仲でいたいな
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火をつけた蚊取り線香携えて 今日も草取り静かに始める
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歯ブラシを三種で対抗でも虫歯このシェーグレン地味に厄介/二本治療へ麻酔・眼科は○
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つゆざむに︵26℃ 笑︶ 白菜とうふとにくいれて おなべもどきを 作ってたべる
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女房に「しみジジイめ」とののしられ それでも やめない屋外プール
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洗濯は好きだな暑い暑ければすぐに乾くぞ次もう一回
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心痛を 和歌に乗せれど 苦しみは 枯れて尚刺す 薔薇しょうびのごとく
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軍人の 苔むす墓碑に 樒(しきみ)の葉 手向けるひとも 今は無きかな
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こんなにも蝉の鳴き声うれしいと思った夏は生まれてはじめて
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とんちんかん忘れたフリに気付くのか母はいつでも強めの母だ
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その前に スマホにハーブティーお茶を ぶちまけて 吉凶糾える縄の如しと
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西の空 雲に覆われし陽は落つ 薄き光芒こうぼう残し 彼方へ
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空見上げる余裕も無くしてた ねこ母は 神戸にくると生き返るんだ
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ゲーセンで仲良くなった小学生 彼の指南でクレーン動かす/思い出
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台風が過ぎて夕方五時半の空は水色真昼の様に
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七夕とラッキーセブンの記念日に紫陽花挿し木 いのちを願う
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たくさんの「もの」をみてきた百八歳 何も見えぬと静かに語る
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