息合わず崩れて5位のりくりゃうの逆転に似た多趣味のボクら
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術前の不安抱えて検査待ち  短歌ひねりが こころを静め
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刑務所と閉鎖病棟を指す老婆病棟ここはそれよりずっと苦しい
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おこぼれに預かれずとも根気だよテーブル下でねばる猫さん/サラダなのですが⋯
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いつもなら 手に取る珈琲 スルーして アイスティーを 試すセブンで
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霏霏と降る雪は諦め悪いらし(ミシンの日)とうひと日付き合う
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あふれよと死をみせしめし弥生なる十一はかなし 哀しき記憶/東日本大震災が近づいて
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弥生晴れ浅間の山の綿帽子 散りた綿毛かこぶし花咲く
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軽井沢しらかば林の名残り雪 眼を灼くほどに反射する白
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店先で見つけたタラの芽フキノトウ 春を彩る食卓に添え
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父看取り 母ひとり生きた15年 我も母のこ  前向き生きん
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流れ行く景色とともに雨の粒 車窓に糸引く春の通り雨
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一日ひとひ終へ バツ印増へゆく暦 過去へ戻らず 歩みぬ印
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豆苗の子々孫々に感謝して水を換えつつ三代目待つ
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完璧な朝じゃなくてもいいじゃない 光を浴びに靴履く休日
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春風しゅんぷうを浴びつ 早桜を眺む ペットボトルのお茶を片手に
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震災のあの日を胸に刻みつつ 祈りて閉じる今日のまなざし
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天空の 宮殿の鳥 鶯は 春をつげむと 舞い降りて
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涙する 悲しみさえも 食いしばり 負けるものかと 静かに立てり
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「核兵器持つは許さぬ」アンタには言われたくないよとひとりごつ
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築30年 思い出だけが残されて  今はひとりで今日を重ねる
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鹿しし威し溜まりてココンッと流るれば春夜しゅんやの花びら微かに揺れて
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メンタルによっては毒にも薬にもなると思うのあなたの言葉
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月影の蒼きひかりに君ゆらぎ指先まどう 春は彷徨ひ
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春みぞれ ようやく開いた野の花も 風に震え身を寄せ合いぬ
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ひ孫見ず逝きし父の姿かたちなり 息子の背中 桃の節句に
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春がきたWBC大相撲 選抜楽しむ元気な老後
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寒戻り 焦らし焦らされ待つ君に  届いた春の歓びひとしお
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行く冬と来る春相互のせめぎ合い 春勝利まであともう一歩
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中腹を越して麓にかかる雲あの辺りなら歩いて行ける
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