益田ミリ「こはる日記」を読み終えた 本で泣いたの久しぶりだわ
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久しぶり 秋の畑に立ち寄れば 白菜の葉が レースになりおり
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『今夜はね、良いおかずだよ。届けるか?』ラインに『いらん』で覚っておこう
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和箪笥あけ 着物取り出し 母娘おやこして きゃぴきゃぴしてみる 秋の夜長に
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サルビアの 真紅うつりて 秋の空 澄んで眩しき 明日も晴れるやハレルヤ
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150回 腹筋励む 吾の隣 タヌ猫と母は すやすや寝息
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大谷にノーベル賞をあげたいな 十奪三振・三本塁打
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いきなりのサビから歌い出すような妻のことばが宇宙そらを彷徨う
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紅葉の映える峠を二つ越え歌友まつ街の吟行会へ
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夜中2時 無心に 折り紙で箱を組む そんなワタシも キライじゃないよ
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故郷の 闇魔に響く秋花火 澄んだ夜空に若き日偲ぶ 
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雨に濡れシュウメイギクの濃い白に 秋の伝言書かれておりぬ
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吹く風に秋の深まり感ずは合いの布団の温さが嬉し
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みちのくの 山々粧ふ山紅葉 短き秋に彩り添へて 
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エイリアンも驚く奇跡大谷の白球三本花火の中へ / 祝宇宙新記録二刀流、一試合三ホームラン
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ひむがしの空が明るき 秋の空 お天気信じて 洗濯外干し
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露受けて 二、三のつぼみ 切り花に 空色あさがお また逢おうね / 庭仕舞い
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ふみふみの きせつ季節 ことしもきたんだよ ふみふみふみふみ ぽんぽん・やわらか🐾😸
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湖畔にはキカラシの畑麓にはヒマワリの群れ さらなる沃野
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ねむたくて しゅんまく瞬膜・でてる ちま猫ちゃん ナデナデしたら フゴフゴいわれ
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シャーペンで引いたみたいに細く降る雨の日だけは詩人になれる
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慎ましく食器まとめて合掌し店を出て行く青年眩し
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満開のコスモスの中で 舞い踊る そんな写真を むかし持ってた
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『総入れ歯、ホントに楽よ合ってれば。』いっそ全てを抜いてしまうか?
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真っ白な羽根散らかして正に今嫌われ者の鴉が鳩を
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子ら遊ぶ砂場の砂山やさしさは 富士の稜線 安息の線
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誕生日ベンチにバッグ置き忘れ雨に降られてタブレット死す
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点滴の落つるは遅く 雲速し 窓はキャンヴァス 茜雲あかねぐも染め
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泣きたくて 入ったトイレ 汚すぎて 夢かと思った 現実だった
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つれづれに 昔話に花が咲く 秋の夜は疾く 更けにけるかな
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