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公園にひとりしょんぼり立つぼくは氷雨に濡れる日時計みたい
21
社長たる父には勝てぬ誕生日別れた母の誘い断わる
21
澄みし空 三日月の色 温かく ほんのり照らす 遠き
地球
(
ほし
)
まで
21
爪を切る。我の指からはらり落つ 大小十個の細き三日月
21
泣きつかれ抱かれてスヤスヤ眠る顔 思い出せない母の温もり
21
味噌おでん かやくご飯に お新香 紅葉見納め お不動尊で
21
小春日に庭掃除せばカマキリやバッタの卵草に紛れて
21
マンションの入り口 ツリー飾られて 年の瀬感がひたと迫り来る
21
仕事終え カフェ出る我に お疲れと 呟くマスター 感謝し会釈
35
蒼い蒼い ディープブルーの湯に浸かり 今日の疲れよ 溶けてなくなれ
24
まあ一杯やれやと水筒のこり湯を鉢の小菊に呑ませ帰宅す
20
銀杏の葉 かさりと踏んで 帰り道 明日も通院 あすは「けんさ」よ🐱
20
国の府の秋の錦や大欅 幼な子見守り 七五三かな
20
これくらいならば明日朝積もらぬと高をくくってアラームはまま
20
チビ猫に まくら奪われ 一晩中 斜めになって どうにか寝ました😅
20
都会ゆえ はきと星空みえぬけど ひときわ明るく 輝くシリウス
20
人と人
縁
(
えにし
)
はたしかに有るもので 隣に座った奥様 ご近所さん>メンタルクリニック
20
風に舞う 白き六花の 粒滲む 手弱女のごとき 君が睫毛に
20
数日を朦朧として終えた悔い早めの風邪薬から飲まれる
20
短くとも 深く眠りたい 眠剤の8錠め そっと手を伸ばしたり
20
推し観戦 楽しんでねと吾を送る夫へ感謝のうなぎパイ買う /お土産
20
ューチューバー魔性のネットを生業にフェイク流して揺らぐこの星
20
芽吹きては 咲きて散りゆく 花の生 我
傍
(
かたわ
)
らに 見届けており
20
暖秋
(
だんしゅう
)
や 室外機の上 丸まりて目を細めをる猫 昼下がり
20
やるという首切るという直さない行かないというこだまでしょうか
19
雲隠れ あいにく月は見えぬけど どこかにいる星 星に願いを
19
ねこたちは それぞれのばしょで スヤスヤと 寝息たしかめ ホッと安心
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区役所も床屋も食事も予約制 想定外が辞書から消える
19
もう塾に通いたくない居たくない言葉飲み込みつづる数式
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金色の銀杏背にして君を待つ遠い秋の日
十七歳
(
じゅうしち
)
の吾
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