幼き日の 思い出詰まる生家の跡 今異なる人の歴史を刻む
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梅辛夷桜山茱萸咲きますと言えば看護師楽しみと言い/訪問看護
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真夜中の しじまを破るサイレンの音 近づきそして遠のいていく
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君だけが全く違う輝きを放っているんだ何てこったい
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老木は 虚空の光 宿すのか はなの下にて 人は集えり
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飛行機に乗ってここまでやって来て「臨時休業」なんで今日なの
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今週の五枚のシャツに火熨斗かけ いろいろなこと平らに均す
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春先は カイロと湿布の重ね貼り 腰のご機嫌伺うゴルフ
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子どもでも描けそうな絵で印税を稼ぐあなたはやっぱり非凡
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風そよぎ背広の肩に舞ひ降りし 桜の花は払わずに行く
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親からの愛を知らずに育つ子は一生愛に不自由するんだ
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満開の 桜愛でつつ 一休み アイスティ―には 花びら浮かび
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一人背負しょい二人はバギーで「こんにちわ!」細い身体でたくまし 母は / 娘
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教科書にひらがな四つ「てふてふ」と春の扉をひらいたあの日
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めでたしと終わらぬ粋なストーリー再び誰かが紡ぐ時まで
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夜桜が 風にさざめく 根もとには 美しき魔が ひそみ誘う
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これ以上傷を広げないように泣くだけ泣いてと考えている
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飴にお茶ノドに流され食道に詰まる感覚よもやの事態 (そのうち溶けるかぁ💦)
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起き抜けにプリン蜂蜜ラズベリー目覚む命に瞳つむって
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霊園の名前ついたる駅に降り枝垂れ桜の寺へと下る
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「春雨じゃ濡れて行かむ」と見栄を切る それは無理でしょ氷雨そぼ降る
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せわしなく車行き交うこの街も 油尽きればゴーストタウン
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猫さんが欲しがるものでひねっては出しっぱになる水道あらら
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名前より長いあだ名をつけられて馴染めないまま忘れさられた
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くもり空 ねこたち今朝も おべっどさん ふたりなかよく きゅっとひっつき
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吸わないで買っては欲しいたばこかな防衛費まで虫が良すぎる/増税計5回で
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軒下の巣取り払われて渡り来しつばくろ二羽は電線にをり
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あなたへの届かぬ想いしまい込む朝の光に桜ちらちら
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誘われて 春の匂いの する方へ 花々ひらき いのちあふるる
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ひさびさに ちま猫ちゃんの「おきてニャーン」 起きるよ食べるよ チーズ蒸しケーキ/アップルパイ売り切れ
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