三ヶ月少し俳句に寄ってみて三十一文字は豊かだと知る
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亡き父の 後ろ姿に そっくりと 会うたび俺の 背をさする母
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「まつたく」を何度も云いてくたびれてつひつひのぞむなつかしき日々
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枯れ葉散る 風にあおられ 宙に舞う ひらひらと揺れ 雅なるかな
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キロ様へ 体調に「一」付くように願っています どうぞお大事に
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にんげんは 雑炊とかでいいんだよ ねこたち ちゅーるさんでもお食べ
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「躰の細部にも我が宿る」冬 艶色俳句置いてゆく君/出張
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やるという首切るという直さない行かないというこだまでしょうか
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これくらいならば明日朝積もらぬと高をくくってアラームはまま
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「分からないきみの気持ちが分からない」芭蕉風味で別れたカレシ
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区の花は モクレンおよびコスモスなり そろそろ居所がバレるかもです(笑)
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もう塾に通いたくない居たくない言葉飲み込みつづる数式
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灰色と 緋色のドラマ 終わりけり 風にかれて 暮るる夕雲
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素の笑顔 引き出したいと 願いつつ 貴女を想う 静かな夜に
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手術後の犬の呼吸を感じつつじっと添い寝をしている夜長
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動かない在庫がきゆうに動くとき年末年始のはやい足音
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けさはねぇ ゴハンをいっぱい たべたのよ カリカリゴハンも たべられたのよ😸
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チビ猫の においのついた まくらさん 「すたんばい」です いっしょにいこう
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街路樹が 色づくスピード 追い越して 私の心が 君に染まった
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人として 生きる限りは 難儀あり 透明クリアな鎧 常に纏いて
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枯葉落ち 寂しさ匂う 細枝の 先にも光る 上弦の月
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あき風は 渡る稲田に 枯れすすき すくめる首は 雪に備えて
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寝床など整えたりぬ ちま猫ちゃん あと4時間で おうち帰れるよ(待ち遠しい)
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恋なんて男と女のカラムーチョ 刺激やみつき指まで舐めて
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結婚の知らせを聞いた 今日もただ自分一人の肌寒い部屋
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五千首と 六千首のとき ちょっとなんか 恥ずかしくって スルーしました(笑)>きのぽ様、ありがとうございます😸💕
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矢車菊? 残念、季節外れです ヒメリュウキンカといふ花でした
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やすらぎの カフェインレスのカフェオレを 飲みつつ撫でる おくすりのめたね🐱💊
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軒下に大根下がり白菜は大小並んで冬を待ちつつ
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切なさを抱えて入った店内に流れてきたJUJUああもうやめて
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