雪を見て夏待ち侘びて夏が来て日照りの強さに冬待ち侘びる
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紅葉を「かわいい」と言う眼差しが濁らぬようにばあばは願う
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いっこやで ピノを一粒 届け来て  のど飴拐い 等価交換
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この時間人の体を使ってはものを食ってる奴が憑いてる
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中国の観光客が減るのなら むしろ良かった旅も愉しや
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彩りの秋(飽き)過ぎてなお五回目の入門編を開きしピアノ
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にうにう牛乳を のんでるすがたも いとおしい ちま猫ちゃんや いちや一夜のおるすばん
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満月が もうすぐと聞き お月様 気配を感ずる 今日はヤメテー😭
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片付けは したら勿論 いいけれど 散らした部屋も 居心地よくて
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「生きてまた会いましょう」まで聴き終えて明日あすの事など 考えてみる/「みんなで引きこもりラジオ」の後に
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たまってたポイント使って肩揉み屋 肩甲骨を指にまかせて
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トーストに バターをのばし むしゃむしゃと 満たす空腹 わたし生きてる
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朝日浴びコスモス揺れる花畑5万本?みんな揃って太陽拝み
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白々と弓張月の浮かびたる 日暮れ程なき十五時の昊
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泣きつかれ抱かれてスヤスヤ眠る顔 思い出せない母の温もり
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チビ猫は 海苔がおきにいり ねんねでも ムクっとおきて もしゃもしゃたべる
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2回目のお散歩 こんどは美容院 髪をリフレッシュ 気持ちリセット
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ひとピースはめ込む場所の見つからず 振り仰ぐ空の高さよ
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死にたいと口では言うが 赤信号は守るし黄線の内側を歩く
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また一歳ひとつ 歳をとりたる 我が身かな 初冬の風に 節々痛む
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ジリジリと 時は過ぎゆき 煙草減る  浮かび出でしは いつも下の句
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丁寧に 頂き物の 渋柿を  初めて吊るす 吐息躍らせ
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息震え カーテンの脇 ひかり洩る  青い火起こし 袖に手を投げ
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夕暮は 心地良き風 眩しけれ  宵に嵐の 吹かぬものかは
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揺れる月 雪を踏み分け 灯し火の  夜半の太鼓は 山鹿流なり
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出るたびに見上ぐ柿の木実の多さ今更捥げど全部生ゴミ/熊
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あさのひかり それは希望のひかりなる 昨日濡らした マフラー干そう
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氷雨降る 雲の隙間の水色は 空か雲かと思い巡らす
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あのひとの 子を可愛がり 恨めしく  思うわが身の はしたなきかな
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巨大なる駅ターミナル冷える陽に老若男女分断される
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