冬と春繰り返し来るこの冬はまた雪解けてもう冬要らぬ
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ユリの木は枯れ花つけて空に立つ春を忘れずかすかな芽吹き
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恋愛は確かにしづらい年増だが出来ない理由が一応あるのよ
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診察で上着ぐのを考えて重ね着一枚減らす見え有り
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起きてまず ねこにおみずやり そのあとで ホットミルクに よもぎの大福
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ひよどりは声高高と飛び上がり凍れる空に朝の月見ゆ
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皇子おうじとて農夫になりきり詠ふ妙「仮庵かりほいほ」は稀なのかしら (天智天皇・もとは「詠み人しらず」の歌だったとか)
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国家社会主義ドイツ労働者党と 彼等の理想はとても似ている
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翔平とジョブズの生まれた星だから でない僕らに 生きる価値ある
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私はね草でいいんだそう思う落ちた所で生えてればいい
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征く冬は つぼみを添えて 跡梅の 次へ渡さん 淡きくれない 
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戦争を知らずに育った老人は 盾持つことも恐れて逃げる
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帰り道ため息交じりで空見ると、頑張ったねと淡い夕焼け
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真夜中のブルーライトの埒もなしヨコハマ想う綾もなし
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ドア開けてよもやの景色は雪の中 不意に異世界 僕を惑わせ
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心雲こころぐもはれて雪やみ望む海 彼方まめつぶ昇る機体よ
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春の雪ノーマルタイヤを履いたまま 私の車はぢっとしてゐる
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神話的古層心理が動き出し 女帝の差配に賭ける人々
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耳たぶの冷たさをなで身をすくむ 君乗るバスを待つ停留所
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積む雪を忌みし軽薄 若人の命を燃やすイタリアの地よ
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花ひとつ新芽に咲けるサボテンの 人の痛みに寄り添わむとか
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雪消しの雨しとやかに休日の午後 『駅』を聴く 布施明にて
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孫からの半日待ちし「明日行くよ」 LINEを見れば頬は緩みぬ
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真っ白な空に光の穴ひとつ真昼の太陽ホワイトホール
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重力に逆らって回せこの地球 美しさって後からくるね/五輪
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もの床に置き始めれば際もなくゴミ屋敷へとなりにけるかも
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「誤変換、本音の端っこ掴んでる」 AIなんぞに突かれて ニヤリ
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AIが 瞬時に提示 夕飯の レシピを頼り ピンチをしのぐ
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伝えたい幾多の想い 言えぬまま 看取りし父の春がまた巡りて  (父の命日に寄せて)
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せっかちはプロローグなんて観れないわ一話で一気に掴んでくれなきゃ
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