創作心 滲む作者のお人柄 磨いているのは己の心
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風吹けば松の緑は現れて空にぞ掛かる藤浪の花
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噛みやすい歯茎で舌でつぶせます噛まなくていい今どのあたり/介護食
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県道を走る車のライトが見える空家解体されて素通し
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明るいな気持ちがいいな起きようかまだ寝てようか晩春の朝
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斬新の森へ踏み込む勇者たれ泡沫の世をおもしろく生き
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鯛踊る大漁旗ははためいて母なる海の深さを知らず
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外国の女の子たち訪ね来てつつじの庭で国際交流
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海溝マリアナの唸る闇には噴出孔ナノな泡のせ海へ広がり
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タンポポの枯れ花抱きて 来る風に 抗い踏めど 揺れる自転車
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道脇の運河を照らす空撫でて霞む漁船のキラキラ光る
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長き坂 登るペダルも 頂上の 菊とキスして 清き風かな
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蒼天の 鱗雲へと 風を抱き 翼広げる トンビ眩しき
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何気ない朝も 失意の 夕暮れも 同じメロディ コンビニのドア
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八百年 一瞬にして 平安へ 連れていかれし 熊野ゆや長藤ながふじ
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波の音の別れの曲に目を閉じて晴れやかに立つ自転車の帰路 「ショパン」
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かどかどにモッコウバラの家ありて日暮れのまちを春は過ぎゆく
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舌よりも鼻で辛みを味わひぬ 生姜山椒に山葵に茗荷
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フルーツがミルクに恋するケミストリー化学反応時の経過で苦くなったり
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俯瞰せし己は如何に戦ふや突き動かしたる想ひの先に
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真っ白な花つけ街路彩る樹 ナンジャモンジャはゆかいな名前
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幾たびか 横になりたき 日のありて 何すともなく 春たけてゆく /春愁
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砂漠より 言葉通じぬ 来日者 ジャリジャリと 翻訳は擬音
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うつむけど 水面に初夏の陽の風に深山の花の映える空抱く
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岩手県 山火事被害 心配す「📖吉里吉里人」の 表紙が浮かび /「キロ」様同感
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手のひらで 家族や友と 繋がりぬ 頼もしい相棒なるスマホ
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かぐわしきデイのテーブル フリージア都忘れに赤のストック
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終日の雨に洗わる柿若葉 光沢増しをり初夏の風待ち
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手をたたき鬼さんこちら育てしがいつの間にやら鬼は先行き
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待ちわびて 薄着装う 乙女らの 姿まばゆく 春闌けてゆく
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