まん中の子の名を忘れ懺悔してうちは子どもが二人と目覚め
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浅瀬ゆく小石の光り掬わむと水に透くる手幼き紅葉
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指先を砂糖まみれにして食べるシナモンシュガートーストがいい
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僕たちが 不動と信じ すがるのは 昨非今是の 正義に過ぎぬ
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偉人さえ時が変われば暴君で見方変われば英雄となる
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さりながらみそひとのみちの遠ければ掃くも動ぜぬきざはしの塵
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アイロンでシャツの皺のばすついでに こころもシャキッと正す朝かな
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我が子には 愛と不安が同居して 孫への感情 ただただ愛しい
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つま先をたてて背伸びし指先を天の何かに伸ばしてみる時代とき
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膝痛を庇いて登る坂の道頑張れ春が来たぞと紅梅
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愛しさのほむらしずかに立つ夕べグーグルフォトの走馬燈に似て
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つち振れば割れてひらける石のなか祖父の面影化石に映り
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涙星 泣きたいときは鳴けばいい いつかは渇れて 忘れてくから 
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羊羹の栗大き方きみに遣りふと手の触れし春炬燵かな
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ねこたちが しょてい所定のもうふに うもれてる きょうはさむいね まったりしよう
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池のはた 早春飾る宝石のごと翡翠カワセミの鮮烈なあお
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肉まんを 耳当てがわり 笑わせる お茶目な部下は 還暦間近
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雪だるま並んで浴びる如月の日差しよ僕も溶かしておくれ
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月と星 そらたわむれ 夜が明ける おいてけぼりの 月は鬼役?
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八戸であがなひきたる八幡馬 男馬女馬を離して飾る
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春告鳥(うぐいす)の鳴き声未だ聞かずとも  確かに聴こえる 春の足音
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砂山の砂に寄る辺の霞み草沖行く船にテセウスの旗
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見たくない物を無用に見る人よ フォロー管理も大変なのだ
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流石です。やみつきになる「チョコまみれ」あの顔見れば不二家にまみれ
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切りたての君がショートの襟足よ 春空仰ぎ吾頬赤め
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迷い込む夜の近道チャリの罠ドラッグストアへ助けを求め
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スーパーに 百円の春 並びおり ピンクのスイートピー まずは仏壇
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種飛ばしざくざく喰らう西瓜かな 六畳長屋の縁側ぎる
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貴方には少し好意を混ぜておく 全部入れたら甘すぎるから
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見ない間に 変わっちゃったね 君の表情かお 私が恋した 貴方じゃないのね
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