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馬の尾の 顔払いたるを 叱りつつ
蹄油
(
ていゆ
)
塗り終え 仰ぐ
落日
(
らくじつ
)
18
膝の上 このぬくもりを 永遠に 手放したくない どうか神様
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新しき
日暦
(
ひごよみ
)
毟れば丙午 六度目の
年男
(
とし
)
気持ちを新たに
18
寒い
夜
(
よ
)
はみようみまねの卵酒母の味とはかなりちがえど
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励ましはときに気力をうばうもの友に伝える言葉をさがす
18
子どもらが それぞれ車で帰省する 送迎の手間も 一つ無くなり
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よいしょ、でも持ち上がらないこの心君に半分持ってほしいな
18
「おいしいね」卵酒飲む横顔を見ていられたらもう、治りそう
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寄り添ふのワードで浮かぶ猫一択 恋と言へども人は対峙で
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結露するカーテン少しめくり上げ君が来るのを待つ一分間
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5
ヶ月間 違う違うと探す日々 答えは意外 平易な言葉
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運河って書けば少しはきれいかな涙もいつかは海へゆくから
18
知らぬまに
手術痕
(
きずあと
)
撫でて眠るくせ夢の中では母の手だった
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降る雪の
華
(
うた
)
は結晶 手のひらで溶ける煌めき想ひ滲ませ
18
元日の相棒見ながら ぐったりと 布団かぶって 体力温存>明日病院ふたつ
18
厳冬の朝の布団のぬくもりは離れがたきもう少しだけ
18
どんよりと こころの風邪は 深まりて 切先にぶき 言の葉の罪
18
厄除けのストラップ モスのお姉さんと お揃いらしい なんだかうれしい
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詠むよりも読むに寝食忘れをり珠玉溢るる泡沫の巻
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おしゃべりの気分で短歌 生まれの血 幼き記憶の息を受け継ぎ
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一つでも上へ闘志が暴れ出す闘志に着火スイッチはオン
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玄関を 他所行きの靴が 埋め尽くし 茶の間の温度が 2℃上がる
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無理しない ビスコ食べたら 眠ります そう思いつつ ねことみつめあう
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体幹がふらつくほどの強い風 されどこの風南から吹く
18
初春のカラオケ始め誘われて「さもありなん」といそいそ出向く
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ストレッチしている間に ねこ母の まくら奪うが チビ猫・るーてぃん
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それでいい言うこと特に何もない二十歳の僕に伝える言葉
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外は2℃ 鏡開きは できぬけど 何か食べなきゃ ビスコでもいい
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私はね、この顔が好き 懸命に生き抜いてきた履歴書だから
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推しメンは年長組のそうし君 さ行が言えず「
7×1=7
(
ちちいちがちち
)
」
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