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ラムを食う隠すことなくラムを食う 草原の味鼻に広がる
16
効くよって一匙くれたマヌカハニーときめきだけがさらりと溶ける
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今日はよくバックで走る音がするこの道の先何かあるのか
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現在は過去と未来に挟まれた 一瞬だけでまさかあるまい
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家中のワックスがけをしたんだが垂らした汗も一緒に伸ばした
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義姉
(
あね
)
の宅猛暑の中を片付けに
姉弟
(
きょうだい
)
集合過ぎた頑張り
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厚き日に 草取りをする 職員を 空調服が 涼を繋ぐ
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開けられぬ 窓のむこうに いるだけで ぬくもりみたいな 猫をみている
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猛暑日に子に叱られてエアコンを入れて我が部屋楽園となり
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ファミレスのセットメニューが複雑で何頼んだか分からなくなり
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道端に打ち捨てられた空缶に 何思ふてか蜂の寄り来る
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告白を十年ぶりに受け帰る次はどうすりゃいいんだっけな
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何回も茅の輪をくぐりお祓いす半年の罪多く積もりて
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ポイを避けポイを破って私達どこへ行こうとしているのだろう/金魚すくい
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朝八時 既に日射しは厳しくて 「頑張ろうね」と 畑に水撒き
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気休めに効かぬと知りて虫除けを噴霧する妻ムヒを持つ我
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蒸し暑さに 身体と気力が溶けていく 救いの神かな こおりあずき
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ぬか床に実山椒まぜて半夏生 ひりりと香り湿気払ひぬ
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夕焼けの 雲を分け入る鳥の群 見据えた先は 宵の明星
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夕立の涼が残ればねむれたか文月二日母誕生日
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嬰児
(
みどりご
)
のやうなる無垢をひとかけらブローチにしてそつと胸へと
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「時々は
L
I
N
E
くらい見てほしい」 妻への願い 喉までとする
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月初め 数字に追われ 夜も更けて 届いたメール 蛍の画像
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かわ向こう学童跳ねて走ってる水面きらきらしばし佇む
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お互いに次の言葉を探せずに青梅みたいな沈黙が来た
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さらさらとトンボえんぴつ走らせたやりかけのままの祖父の数独
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歳時記は共有するにこだわらず 各々が編み詠むが愉しき
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人と目をずつと合わすの苦手にて眼鏡をずらし風景画にす
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毎日の朝迎えてのルーティンはまずはルーティン思い出すとか
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歌詠みも歌詠まぬ人も 武蔵野に虹の掛かりて 驟雨は過ぎぬ
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