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あの暑い夏はまぼろしアナ雪のアトラクションへと向かう玄関
20
寒晴や 物干しに ベランダ行かば 鉢植えを旋回す冬蜂
20
「今や癌は二人に一人」その一人自分だなんて思いもせずに
20
おじさんもネイル願望あるのだと超エリートの我が
悪友
(
とも
)
に知る💅
20
嫁してより五十二年を生きし町新たなる地に雪は積もらぬ
20
おい彼氏おまえは下男だ控えおろうっ お嬢様から三歩離れよ
19
サクラ咲け 思いを込めて ただ祈る 落選メールは来ていないんだ
19
着てたのは青い柄シャツそれだけが成人式の夏の思い出
19
並ぶことそのこと自体が楽しみな 群衆心理のパワースポット
19
眠れずに記憶の海を漂ってこの人生もわるくはないと
19
勉強はビリでもいいが弱い子は必ず守れ指切りげんまん
19
ブレネリは狼がでる怖いのと母と一緒に聞いている
童謡
(
うた
)
19
言わないと分からないこときっとある その納豆の期限は昨年
19
寒中の寝具は重いが常となりそれこそ夏のタオルケットまで
19
放課後の音とにおいが好きだった心パンパンだったあの頃
19
身を捨てて我が子を救う親鹿の瞳を胸に冥府への道
19
「ないないない」悪意は
虚無
(
ない
)
を突いてくる全て見透せ想定内で
19
あと
三年
(
みとし
)
耐えてみるかと冬枯れの朝の冷気に
竦
(
すく
)
んで想う
19
春風の運んだような筆跡で 顔も知らない君に恋した /創作短歌「手紙」
19
摂食が 出来ずに倒れ 入院中 ナースと関わり 自我を取り戻す
19
この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
19
心折れ 今を嘆きし 老木に 接ぎ木を成して 見届ける妻
19
ねこたちは すやすやねてる 寝かしとこ おかあちゃんは 寝室で練習
19
冬の陽の低く届きぬ工場の舗道舗石の目地のやはらか
19
日に三度、犬を吸わねば生きられぬ さふいふ身体にいつしか成った /犬好き
19
ちま猫ちゃん おこめ
すい
(
水
)
なんて いいかんじ あさからニャンニャン ときどきケロり
19
越前と近江を越えて雷鳥は 摂津の国にちゃんと着いたり
19
風と歌い踊り疲れて木々の葉が眠る公園 私は一人
19
一筋の祈りみたいな名前やね「のぞみ」私は東京へ発つ
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そうだよねよく解ったよ心まで動かすものが札束なのかい
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