体幹がふらつくほどの強い風 されどこの風南から吹く
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ストレッチしている間に ねこ母の まくら奪うが チビ猫・るーてぃん
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それでいい言うこと特に何もない二十歳の僕に伝える言葉
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つもりそな大粒の雪フロントのガラスを埋める道街埋める
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本当に 大台切れそに なっている しばらくカフェオレ カロリーハーフで
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電磁波の海を漂う魂に冬がWi-Fiのように刺さる
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しゅっとした振り袖娘は彼氏付き やっかみ目線で脇見運転
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ぜんざいは ないけど 鏡開きなる 海苔を目当てに チビ猫 寄りて
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並ぶことそのこと自体が楽しみな 群衆心理のパワースポット
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うなだれてソファに動かぬ人のあり 笑み控えたり 総合病院
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初雪は見逃したかもしれないが 心願成就は 叶うのだろか/ハガキは来ました!
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世界観?ひとりちっぽけ井戸の中 出れぬ井戸なら潜って海へ
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BMI だんだん減りて 23 日々の腹筋の 賜物なりや
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人の世の 如何なる言葉 より君の たつた二文字ぞ いかに嬉しき
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針の月日の出まぢかき昊にあり 夜のとばりを断ち截らむとす
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おみかんと トマトスープのパスタ食む 左手の桜ネイルだけ 塗り直し
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妻と母 語らい尽きぬ 昼下がり ひかりの束の 天窓の下
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冬の陽の低く届きぬ工場の舗道舗石の目地のやはらか
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能登牛と能登の地酒でビジホめし こんなことしかできない私
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今年初発信履歴にキミの名が二分間という最高のキロク/初聲・睦月十五日
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物言はぬ愛猫は ただ居るだけで 癒し与へり 神の申し子
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スリッパを干して 遠くを見はるかす そろそろ聞こえる 黄砂の便り
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神様がうっかり空を引っ掻いてできた傷から漏れる夕焼け
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西の空 うっすら浮かぶ 残月や どうぞ わがらを 護り給え
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まいたけと ベーコンのスープ つくりましょ このまま大台 切ってみせるわ(体重)
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虚無僧こむそうは尺八吹いて托鉢す芸は祈りで修行の成果
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針金をねぶったときの味がする 牡蠣の亜鉛で舌をしびらせ
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カーテンを開けて 光を入れましょう フルーツ二種と みかんヨーグルト
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にうにう牛乳は ねことわけあい チンしてね おくちふかれて いやんいやんよ
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おい彼氏おまえは下男だ控えおろうっ お嬢様から三歩離れよ
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