報道も安いお茶パック未入荷もギリギリまでは待つ気を保つ
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暖房がそっと準備をされている選挙会場散り桜舞い
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山奥の家屋の隅に白き鳥とまったような辛夷の花見つけ
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ふうわりときみのうなじをくすぐった春風にさえ嫉妬している
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今日だけは逢いたかったし今日だけは声が聞きたいキミから着信/ありがと
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深夜2時、突然バーバーマイセルフ髪切り虫が疼く季節で
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春待ちの弧を描く月笑みこぼし明日ゆく君の標とならむ
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朝の路 愉しさぎっしりランドセル 躍る足どり 踏み出す一歩 /入学おめでとう!
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恋の文 墨と硯の摺りし音も無邪気な君の笑みへ途切れて
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押すとすぐ売り切れだけど有難き夜のチャリ疲れスカッシュと消ゆ
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気がかりな景色を抱いたお土産は吾の胸ひらく鍵のいろどり
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月ぞ知る 君待つ宵の儚さと僅かな逢瀬の愛おしきかな
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退勤の時に出やすいじんましん ホッとしているサインらしくて
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日が過ぎて終わりの桜でる日々今ここにある花はいかり
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塩だけの握りが美味い噛むほどに田を持つ人の愛も広がる
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花散らし雨に打たれて今日の日の僕も散りゆけ新しくなれ
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春の雨秩序を持って屋根叩く子守唄にはだまされてみる
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シーズン着ずの冬服断捨離し すっきり整う箪笥と心
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ダメダメは僕も同じさ昔からあなたのうたはずっと憧れ
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もしキミが追って体験できるよな歌ができたらシェアな微笑み
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5回死と遭遇したが目が覚めて思った神は不確かだった
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ゆっくりを瞬きをして慰めてくれるか照明店の黒猫
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左右からライトの当たるキッチンに晒す吾の抱く影のさまざま
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フランスの街の音も打つデ・ヴィルを貴女の右の手首へ捧ぐ
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見栄はってコートを着ずに出歩いて 取り憑かれたかよこしまな風
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のど痛しこれから始まる展開に 暗澹とする来週多忙
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春物の 薄手ズボンに 穿きかえて 足取り軽し 桜散る路地
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過信せず 予断許さず 生きるすべ 守り破りて いとし人間
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逢えぬ日に抱く微熱の囁きを星ひとつ詠む夜の短さや
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一戸建て 庭付き無しが 趨勢すうせいも 庭の有る家 少し豊かに
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