春木のん
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道産子。三児の母です。よろしくお願いいたします。令和六年冬至から現在まで。

ボトル入り烏龍茶を飲むパンダの子返還されるニュースを見つつ
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雪晴の空気吸いこみおもひそむ古都につとめていたかの女史を
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香しい葉で包まれた桜もち口いっぱいの春を噛みしめ
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わたしからはなれていった心臓が健やかに鳴り続けますように
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積雪の歩道に残る足跡と同じ歩幅で歩くいずさよ
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薄っすらと積もった雪で遊ぶよう雀の足跡あちらこちらに
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振袖を着た成人が並んでるマックの列の後ろにいる子
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しゃっくりをしながら泣いてる吾子の背をポンポンできるだけの左手
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夢の中で謝り続ける目覚めれば反省をする月曜日
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わたしたち違っているから目をあわせ話しあって触れあえるのね
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八の字で初ゲレンデを滑りきり涙たたえる八つの吾子は
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ナイターのゲレンデ照らしたる光キラキラしてる恋しちゃってる
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厳冬の朝の布団のぬくもりは離れがたきもう少しだけ
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雪道の一車線を譲りあう車は平和の象徴みたいで
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排水溝から立ちのぼる白い湯気ゆるまぬ寒さ初春月よ
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お弁当箱に詰める係やります、あなたは洗う係をどうぞ
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本年の仕事始めはお弁当ポテトでできた星3つです
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ショッピングカートに残るぬくもりを感じる初売りのスーパーで
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三日目のお節は二軍かもしれぬ食べ飽きちゃったなんて言われて
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オリジナルチキンバーレル食い尽くすお節を食べ飽きた子どもらは
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Alexaが歌うマツケンサンバⅡ踊り歌う子の三箇日
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境内の列に並んで初詣おみくじ見せあう晴れ間の元旦
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健康でありますように本年がよい一年でありますように
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いつだってまめに働くつもりじゃないけど豆ばかり詰まる重箱
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うっすらと積もった雪に雀らの足跡を見る楽しみがある
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猫かしら犬なのかしらと思いつつ足跡と歩く雪積もる道
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薄皮を剥いた数の子・枝豆が枡におさまるお節の一品
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「私の最後の羊が死んだ」読み、ひとりの作家の生き方を知る
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結露するエアコンを見る夢だった 半年先の予知夢でしょうか
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極東で営み慈しみ生きる果てなき慕情を抱いて君と
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