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雨やみて 窓に張りたる 花びらに
季
(
とき
)
儚きを 想ひ知るかな
16
もしキミが追って体験できるよな
短歌
(
うた
)
ができたらシェアな微笑み
16
たばこ火の終えしまでにピーヒョロとトンビを真似て仰ぐ空かな
16
大地揺れ遠きあなたを照らす目が上下左右に彷徨いやまず
16
風そよぐ今宵を照らすピンクムーン花の薫りに揺らぐ月影
16
団塊の端にも春はひかり満つ 妻と
訪
(
おとな
)
うたまゆらの
桜
(
はな
)
16
読んでいる二つの本に退職の警官がいてシンクロニシティ
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たつぷりと付箋のつひた課題図書読むとは向かひ合ふといふ日々
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球音がカキーンと響き弧を描き光をキャッチ勝ち負けはなし
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告げよ春 この世は冬の幻と 河原の石売るほどのかひ無く(つげ義春逝く)
15
ときめぐり 三たび春華に 出逢ひしも 君への想ひ いとも変わらじ
15
雪折れせし桜の小枝に八重三輪。すでに花瓶は春盛りなり
15
象徴
(
北極星=ポラリス
)
は 如何なる時も そこにある 場を失えば ただの風船
15
春風に花酔い人の波よせて『焼きビール』てふ幟はためく
15
しとしとと窓の雨粒眺めながらコーヒーを飲むお湯を沸かして
15
朝方に 乳飲み子
潜
(
もぐ
)
る 我が布団 子の足
温
(
ぬる
)
し 春来たり
15
咲くたびに
庭のさんしゅうと歌ったそれは山茱萸ではないらしい
(
今寝たきりの母さんが歌っていたな庭のさんしゅう
)
/山椒とか
15
詠み歌の自費出版を夢みるも贈る相手がいないに気づき
15
普段なら歩きもしない堤防に我を
誘う
(
いざなう
)
桜の力
15
バス停前満開の桜実家から家に帰るわれ見送りぬ
15
あの頃を妻と重ねる桜かな 腹ばいに駄々こねる子のいて
15
5分間休憩中にコーラ飲む自転車旅の唯一の甘え
15
お二人さん契り交わして記念樹となりし桜でいつも会えます
15
風に舞う うす紅いろの 春の使者 はかなさ愛でる 花なればこそ
15
咲く花に添える薫りの香ばしい初々しさの萌ゆる葉桜
15
在りし日の 君が遺せし 言の葉に 生きる
縁
(
よすが
)
を 見出で安らぐ
15
誘われて
F
M
ラジオ聞きながら深夜のドライブ夜明けの海へ
15
ほんのりと東を照らす朝の日は飛び立つ
鷺
(
さぎ
)
の透ける羽色
15
早くから武道で鍛えし同輩は幾つになるも頼もしく見え
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「なんにでもなれる」と言われたあの春の教室にまだ私だけ居る
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