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粛々と短歌を詠んで投稿しいいねの数に日々励まされ
15
かりそめの私を剥いて 楊貴妃の白き裸体がしたたるライチ
15
魔法など信じぬ君は大人だね きっと魔法にかかっているのさ
15
部屋中に カラフルなおもちゃ 溢れても 君選ぶのは 絨毯のタグ
15
割切れぬ無象を残し末期の眼虚空の底に何をか映す
15
題∶「朝のエレベーター」 朝の刻 箱に居並ぶ 上下(かみしも)の 礼ぞ済みたる 後(のち)の静けさ
15
六角の冬は結晶 春は溶け桜は五角
薄紅
(
うすくれない
)
へ
15
誕生を今か今かと待たれる児生まれる前に既に幸有り
15
ねこたちは おやつもらって まんぞくよ それぞれのばしょ ねんねするのよ
15
「無事です!」とふ我が
娘
(
こ
)
の夫のふるへ声に受話器を扼し幾度もお辞儀す
15
誰彼に扇動されてく人の渦 掲げよ胸に己に旗を
15
朝寝坊「四〇秒で支度しな!」ラピュタのドーラ脳内過ぎる
15
掛け違う 言の葉の海 沈み込む 澱を
弄
(
まさぐ
)
る 歌を
拗
(
こじ
)
らす
15
チュンチュンと雀の挨拶聞きながら味噌汁啜るありがたき朝
15
八坂さんのお守り バイバイ惜しくって 水神さんまで 握りしめてく
15
息子から 少し早目の 贈り物 幾つになれど やはり嬉しく
15
花の名など 教え合いつつ 来し道の 別れて明日は 遠ざかり行く人
15
母が逝き未だ悲しい涙出ず葬式欠席後悔もなく /悲しき現実
15
じっと待つハシビロコウの気分なり 遅読愉しむ夫急かせずに /本をシェア
15
二人きり向かうちっちやな宴なり喜寿を迎えし夫をことほぎ
15
便りあり支えなき父歩けぬと冬柿の枝さぞ細かろう
30
母のため自分を犠牲にして来たがそんなの生まれて楽しくもない
18
美しき 夕陽のお湯に 温まり ふるさとへ飛ぶ ここは安全
14
寒い朝父の寝床は天国で煙草の匂いきらいじゃなかった
14
ゆつくりと挨拶交はし少量の一月三日の納品終へる
14
正月を家で過ごした家族にも どちらもほっと特養の前
14
担任の教師は二等兵だった2士のまんまが響きはいいな/旧軍的呼称回帰
14
昇っては沈みあしたもまた昇るお日さま私がんばれるかな?
14
ありがたや 勝てぬ相手が いることは おかみさまさま 拝み奉る
14
分析と
歌
(
蚊
)
感に挑み知る無力「パチンッ」と我は花壇の土へ
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