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八月も 残り三日なる 炎天下 最後に海を 見に行きたるや
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目玉
(
めんたま
)
を見られちゃ困る訳がある頭切られたサンマが並ぶ/一尾一九八円
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なだらかなこがねの毛並みをなでる風 秋はもうすぐ家ももうすぐ
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君見つけ じっとり魅入る 炎天下 手元のアイスが 溶けてこぼれた
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ひとの手でゆるく畳んで返されてなんだか照れているエコバッグ
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月うさぎ戦国時代の本業は 餅つきじゃなく刀鍛冶かも
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あさ目覚め歌が生まれて働いて夜風に吹かれてまた生まれ
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「濾過できない思いはやがて結晶に」十代最後の自由研究
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爪先もかかとも削る覚悟なくシンデレラの姉にもなれない
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良き豆がそれぞれの風薫らせて 淹れる悦び溢れる幸せ【後編・店主】
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秋ですよまだそんなこと給付金口座ひも付けて待っており
〼
(
ます
)
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人間は憎み苦しみ鬼となる「黒い炎に呑まれちゃダメだ!」
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いや待てよお前はひどく安全だ家あり食料あり娘いる
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あなたにも 教えたかったあの海の水平線のぼやけ方とか
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日を仰ぐ黄も空には溶けぬまま 瞼の裏で焦げつく葉月
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予報見て秋の気温じゃねぇよとか呟いたとてただ独り言
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リモコンの 単三電池を 抜き差しし 電池を延命 させていた夏
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誰彼にイライラしたら自己中症 誰も世界の中心じゃない
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灼ける陽に 影を探して 立ち止まり 汗のしずくは 川となり落つ
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蝉だってこの温度には驚いて鳴いているのか泣いているのか
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入り来る風ひんやりと陽は暑し豆の葉そよぐ秋なんだろな
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秋楡
(
あきにれ
)
の 照る葉の向こうに 日が沈む 涼しく長い 夜が始まる
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スーパーの裏でヤニ吸うふたり組 近くて遠い それがときめく
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立ち漕ぎのアシストをする追い風は君の家までビューッと駆け抜け
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家出して 有名店で 修行する 親父がよく来る 店と知らずに
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押し込まれ何処かで見たよな光る君 お互い揺れて見て見ないふり
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想い出が心の底に浮き沈みこんな時には沈んで欲しい
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お月様 再来とかマジありえない(涙) でも郵便局行く 明後日のため!(母のちょい早・お誕生日プレゼントで野球観戦)
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しっぽ立て猫は一匹東ゆく二学期はじまる朝を迎へに
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初めてのフルの試合で疲れ果て
弟
(
おとこ
)
二人に運搬される
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