今生に関わる人は三人か亡き両親と今ある妻と
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岡本のヒットへゲレーロジュニアだけ茶立てポーズに泣き笑いかな
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散る桜 掴まえようと手を伸ばす無邪気な君と三度目の春
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傘ひろげ歩く貴女の健やかへ桜微笑み明るき道や 「大切な貴女へ」
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霧雨の花のかすみの柔らかな波紋の浮かぶ春の野景色
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春のよの あさき夢にし君が影 満ちゆく月にかかる薄雲
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マスコミが 「桜」を 「華」 はな はなにて あおり立て 人も通らぬ はな並木かな
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飛ぶ鷹へ爪を隠せと言わねども 平和を告げる鳩でありたい🕊️
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四月一日わたぬきの度 嘘をき笑ひ合ふ 学友から 今はつま
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冬越して スナップエンドウ 収穫す ささやかながら 春の楽しみ
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グラスの中でずっと眠っていた星をいともたやすくきみが光らす
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潮風とかけっこをした散歩道 桜散りゆく 3月下旬
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いつからか忙しい時の口ぐせよ気合で乗り切るという「悲哀」
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大根を煮たけど少し硬かった明日の昼と夜も食うのに
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一人寝る 広いベッドで 瞑想す つまんないだろな 妻亡き後は
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あのひとは 今頃何を する人ぞ ホーム画面に 赤丸探す
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あたためてようやく桜満開に二人で歩む哲学の道
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ぼた雪の 椿枝垂れる 春の朝 雪の間に落つ くれない滲む
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手をはらいひとりで歩く甥孫や 動画に映る父の面影
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友とランチ 応援めしと 決めて行く 聴くだけでよし 頷くだけでも
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音もなく 月明かりのみ 照らす町 単車の音に 明かり灯る
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たつぷりと付箋のつひた課題図書読むとは向かひ合ふといふ日々
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告げよ春 この世は冬の幻と 河原の石売るほどのかひ無く(つげ義春逝く)
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ときめぐり 三たび春華に 出逢ひしも 君への想ひ いとも変わらじ
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駅前のパン屋で食べるメロンパン心を奪う甘ーいザラメ
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象徴 北極星=ポラリスは 如何なる時も そこにある 場を失えば ただの風船
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春風に花酔い人の波よせて『焼きビール』てふ幟はためく
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しとしとと窓の雨粒眺めながらコーヒーを飲むお湯を沸かして
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咲くたびに庭のさんしゅうと歌ったそれは山茱萸ではないらしい今寝たきりの母さんが歌っていたな庭のさんしゅう/山椒とか
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詠み歌の自費出版を夢みるも贈る相手がいないに気づき
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