Utakata
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黒月曜幾千回と繰り返し ヘーキになるのが大人というもの
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陽を抱いて 黄色ピンクのオキザリス 風と終待つ 故に恋しい
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道脇の運河を照らす空撫でて霞む漁船のキラキラ光る
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思いきり笑ってしまった待合室 北大路公子の本は危険だ
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まだ力む 背中を
掠
(
かす
)
め ひらりひら 頑張れと言わぬ 桜のエール
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運ちゃんが消えたらもっと怖いだろ走行中に客消えるより
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蛙
(
かはづ
)
鳴く井手の玉川来て見れば岸の山吹今盛りなり
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五千年、肩の力を抜いたよな土の
顔
(
かんばせ
)
ふところにゐる/釈迦堂遺跡博物館にて
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覗き込む 瞳のままの イヌフグリ 笑ってる私 泣いてる私
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本州の桜に浮かれる人々を視界に入れることなどもなく
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大銀杏 短き春に訪れば 緑のイチョウはちひさきカタチ/あきる野市広徳寺にて
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夕飯の香る風吹くまち歩き亡き祖母作るコロッケ思う
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遠い日のシーツに埋まる寝顔みたい白きクリーム頬張る兄や(結婚式)
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柱時計 壊れて知った我が町に 修理する
時計店
(
みせ
)
減っている事
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予約して 行かなければと 気も鬱ぎ 医の便利さも 吾はストレス
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手に落ちた春の端切れの陽だまりを筆の代わりに言葉で描く
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幾人(いくたり)か 歌の上手の 名を覚え 待ち侘びながら 投稿を読む
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シロツメグサ 広がる野に
出
(
い
)
で 遠き日の吾子の愛しさ 想いを馳せる
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主役の座 月の光に奪われて 知られぬままに死にゆく流星
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愛犬の重い病気に胸痛め 長生きをただひたすら祈る
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看板を背負ふUtakata
三十詩
(
さんじゅうし
)
評歌
(
ひょうか
)
を受くる覚悟のありや (人気の歌)
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夢があり秘めて潜るは群れの波「風は黄金」僕は戦う
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幽霊かお化けか自問繰り返し崩れる岩のアイデンティティー
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お隣のチームへ移籍四ヶ月 四人が去って変わる空気の
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桜散る 時同じくして ポポン咲く
木香薔薇
(
モッコウバラ
(
)
)
の 愛らしさよ
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青空に四月の風は吹き抜けてスーツ着こなしニューフェイス行く
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葉桜の 下で鳩追う
幼児
(
おさなご
)
に 通行人の
眼差し
(
まなざし
)
優し
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特許
(
はつめい
)
案 漁って読んだ昼休み 詠う心の下敷きとなり
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新年度顔ぶれ変わるドライバースーツ姿のあの子が
通
(
とお
)
った
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開示さる富農屋敷の映像に 霧なお深し大家族の怪
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