歩けない君を抱き上げ 一輪車 夏の夕暮れ二人で歩く
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来し方の愛と呼べない形骸の余白せいぜい愛しんでいる
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窓の外 パチンコ開店待ちの列 朝カフェ 老人 新聞数紙
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丑三つに  やるせなさ持ち  乗るバイク  風が凍てつく  妙に鋭く
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ふわあっと 見上げた空に オリオン座 去年ぶりだね お久しぶりです
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片付けは したら勿論 いいけれど 散らした部屋も 居心地よくて
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石蕗の笑顔に押され病院の門をくぐりぬ抗癌の朝
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あさのひかり あまりに眩しく 布団干す わがや 今夜は ふかふか・お布団
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半世紀ぶりに重力働いて 母との暮らし 三体問題
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友だちのつどふ我が家に菓子届けゐない見ないがちちおやのえき
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右の手をギブスで固定し左手でシャボン吹き上げ少女空へと
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ほうき草 刈って干し上げ来年の地這う南瓜の布団とならん(なるかな?)
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ジャリジャリと響く足音聞きながら、抱いた赤子が駆ける日思う
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子を預けひとりで出かけ 紅葉と、子ばかり見てた日々に気が付く
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子供部屋 壁紙お魚 幼稚だと 出世魚かな 任期満了
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不忍しのばずはちす立ち枯れまた咲きぬパンダはとわにこの国に来ず
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霜月も末に 鈴虫のこゑがする はちみつのお酒を ほんのひとなめ(養命酒)
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ラミー・バッカス 薬局ダイコクなんかが狙い目です 売り出し日なら 250円ほど>美南海様へ、情報提供😸
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ありがとう今日も元気でいてくれて いびきも元気眠れませんよ
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紅葉の袋田の滝ちょろちょろ流るここも水不足
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休日の 灰色空と ため息に 生姜はちみつ あたたか琥珀
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晩秋の雨音きこゆ部屋にいて暖房付けてアイス舐めてる
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雪舞いし 夜半の名残りを 仕舞わしめ  春に華持て 君とまみえむ
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波多き 人生なれど 刻まれし 愛と記憶は いろどりとなる
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温泉へ妻と娘をおくりだし悄然と庭の黄菊をながむ
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初デート ママに内緒でいくからね ブタ公園で君を待つ僕
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ティータイム不意打ち愛の告白にかっぱえびせん運ぶ手止まる 
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くちもとに かかる火の粉を はらわいで  熱さのあじと 匂い眺めん 
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君が描く 仲間はずれのない話 見つけて渡す 黒のクレヨン
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赤と黄のポール路端に立ち並び 冬が来るよと指し示してる
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