シャーロット いつも会う場所ところ 横断歩道上 君も私も 同じルーティン /犬です
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十六と二十歳はたちを神が結び付けあなたと逢った春があったね
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富士白き春まだ半ばの甲斐路往く ともがら笑みて山桜かな
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地球儀をまわせば指が街を消し 僕らは桜の圏外にいる
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垂乳根の母になりにし妻なれば若き日よりもさらに眩しき
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集まれり 球児ら開く ドカ弁へ 母の祈りの 光り照らせり
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父遺す大工道具で1階を車庫にする日々感謝ひとしお 「父さん有難う」
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輪郭を白砂にぼかし俯瞰する写真の街はおもちゃに見えて
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矩こえしシオニズムこそ元凶を諌めず魔王はゲームのいくさ
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春雨に 蕾膨らむ桜花 陽射しを浴びて今ぞひらかむ 
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六十で動けぬ吾あり七十でテキパキ動くヘルパーさんあり
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桜蕾おうらいに降り注ぎぬ 恵みの雨 潤ひて 満開まで待ちぬ
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エアでいい両腕曲げて開閉だ器具はいらない妄想の志士
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AIにの歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
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ファンヒーターストーブが鳴いているので母さんの世話朝仕事3時間経ち
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春浅しサイドガラスで風に耐え羽を震わす蜂ひとつおり
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新生活 心と身体からだが 揺れる時  どうかいたわり 過ぎて下さい  
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バッグ抱えデイの窓辺貼り付く義母に くるり背を向け気づかぬ振りを
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友に雪 乗せた墓へと菓子供え 幸の幻夢へ 文太郎 逝く 「孤高の人へ」
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厳冬をこらえて咲いた花々の春冷えに散る世とは悲しき
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自宅にて 花見弁当 広げれば 雨には勝てず されどつまの笑み
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道端に アスファルトの 隙間にも ふまれてたんぽぽ ひらいてたんぽぽ
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窓叩く 雨も上がりて 穏やかな 鳥の声聞き 掃除片付け
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捨てられぬ 勿体なくて 捨てられぬ 肝腎なもの 何故か消えてる
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ほんのりと淡いひかりの風に乗り花びらうすい朝日が昇る
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通勤の列車に揺られウトウトと船漕ぐ人の夢に幸あれ 
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春の夜に 紡ぐぬくもり 憩えるなら 今もほどけぬ 花かんむり
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啓蟄も 虫も見かけぬ この土地に 蔓延っている ショウジョウバエ ※温暖化と「土」や「緑地」の減少か?
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瑠璃や藍あかく咲けざる紫陽花に降る雨沁みて土染まりゆく
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大好きな君の先生別園へ別れと出会い四度目の春
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