風の香に 日の温もりに 宵闇に 仄か滲みし春のさきぶれ
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熱意結実夢へ羽ばたけ待望の春は歓喜の秋へ乾杯
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雪解けの水滴りて落つる音 春待つ君に笑顔を運ぶ
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春風が吹いて香りと思い出の切ない化学反応起こす
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窓隔て 飛び交う羽虫見つけたり ガラスに張り付き獲物追う君
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見え透いた落書き捨ててありのまま鴻鵠らしく大空に翔べ
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掃除する 健気なロボの ご褒美は 充電満タン それでいいかな
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嬰児虐殺に残りたる頭の割れて受難人形劇の耶蘇置く
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犬を抱いているときだけずっと冬だったら良いのにと思います。
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おはよーと 声をかければ おはよーと ミモザが笑う 顔を真っ黄にして
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早撃ちのガンマンのよな攻撃に アメリカ人の本質を識る
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やさしくてやはらかな君を詠みたくてやさしく歩くやはらかな春
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ホメイニの護国の鬼や現れむ パーレビの世に戻らぬように
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いつの間に 色とりどりの野辺の花 一斉に春たたえ歌うように咲く
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土温み 駅ロータリーに 下草を食む 鳩・雀 カラス横切り / 訂正しました
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AIは 人間よりも? 褒め上手 自ら手綱(たづな) 強く引き締め
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晴れた日の 雪解けの音 心地良き 穏やかな風と 春色の空 
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失って 得ることもあり 戦後日本 賛否もあれど 支えたりけり / 微力ながら
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どうしたのなぜ箱の中に寝ているの外はざざ降り時間が止まる
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トム・クランシーが失業しそうだと思っていた頃が懐かしい
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さうかもう、下の子だけと行く園のヤマアカガエルのひとみはつぶら
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階段を一個飛ばしでいく春の初出勤のをのこの背中
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ドキッとす下卑た雑言ふりそそぐライフル乱射の狂気に似たり
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負けて生く丸く収まる片言の花が咲いたらハッピーだから
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ゴミ箱を空にするたび明け暮れの息・風・温度・足跡かすみ
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家族なら100%受け入れる そういうもんだ …そういうもんか?
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煮込みつつきみがシチューに聴かせているアイネ・クライネ・ナハトムジーク
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家族間 近所付き合い 格差あり 解消されず 転がっており
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締切と 雑務に追われ ひと月が 過ぎて気づけば 花香る春
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雛の前マラカス振って飛び跳ねて…忘れた孫は、大学生に
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