雪解けの水滴りて落つる音 春待つ君に笑顔を運ぶ
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窓隔て 飛び交う羽虫見つけたり ガラスに張り付き獲物追う君
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一時間睡眠増やさな良くないな矢先の寝坊言わんこっちゃない
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世を憂い我が子の先を嘆くより我が身砕いて世を作るべし
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早撃ちのガンマンのよな攻撃に アメリカ人の本質を識る
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やさしくてやはらかな君を詠みたくてやさしく歩くやはらかな春
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ホメイニの護国の鬼や現れむ パーレビの世に戻らぬように
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いつの間に 色とりどりの野辺の花 一斉に春たたえ歌うように咲く
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AIは 人間よりも? 褒め上手 自ら手綱(たづな) 強く引き締め
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晴れた日の 雪解けの音 心地良き 穏やかな風と 春色の空 
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ゆるゆると ただ淡々と 日々を詠む 虚飾なき事 まさに詠み人
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月影の蒼きひかりに君ゆらぎ指先まどう 春は彷徨ひ
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やることがあれやこれやと多すぎてまだ朝食にたどりつけない
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気を揉んだ 朝食抜きの検査終え 帰宅と同時に冷蔵庫開け
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雪消えてドブ臭くさい泥濘ぬかるみのまだ小汚い春のむき出し
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雪洞ぼんぼりの まろあかりに 伏す君の 手弱女たおやめの如き 長き睫毛よ
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夜に発つ白鳥姿は見えなくとも子犬のような派手な声量
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いち聞けばこの子の百が解るのは離れていても母さんだもの
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美味しかった 楽しかったと帰りゆく次男夫婦を送りてほっと
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アイメイクしてる場合じゃない季節 今年も来たり ぶ…ぶ…ぶぇっくしょいっ!
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一日の終わり夜空を仰ぎ見て 命の不思議オリオンに問う
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いつもなら 気にはならない暗闇が 今夜は寂し 灯り点けたままで
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かんなぎのひとみ濡らせし神のこゑ何をか問はむ揺らぐ夜明けに (巫=巫女)
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こみ上げる 君への未練 はらいつつ 微笑み湛へ 別れを告げむ
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しんしんと更け行く夜未だ眠れず 静寂の中うつつ彷徨う
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「誰もゐないとき倒れたら・・・」と云へず妻渓流釣りの解禁近し
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楽しげに街行く人も歩を止めて心の曇るときもあるらん
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断層列島極まれり 世代・男女・経済格差 揺れ沈み / 日本の課題
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乾燥し 鼻腔の奥がぴーすかと 鳴るのを一人密かに楽しむ
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子は母を母は子をみて安堵して最後に我に礼云いて去る
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