梅の木に毎年花が開くのはあたりまえではないと知りけり
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1週ひとよ待つドラマのワクワク手放して 【瞬間いま】の価値観暴落する現代いま  /見逃し配信
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継続が 進歩の一歩と 信じつつ 我は今日も 一歩踏み出す
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通勤路いつものワンコ見えぬ朝主とワンコの安否よぎりぬ
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逆流す 胃酸が吾に 言い渡す  若き時分は 過ぎて行ったと
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街路樹の生きる力は凄まじき張る根が歩道膨らましてる/躓いて気付く
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テーマパーク 「つまんないね」と 言う君の 満足そうな 顔を見る帰路
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好きを知る狐一匹キラキラと積もる雪見て頬を赤らめ
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親ほどの老人たちの散歩道「よいお天気で」と交わす寂しさ
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「ご自由に」と柚子と橙並べ置く今夜だれかのおふろに浮かべ
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ジーパンの君しか知らぬ友達の震える喪服 薄い三日月
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原発の疑念残した再稼働あの福島の教訓生かせ
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機動力 薄き装甲ひねる知恵 大地に描かん魔法の陣を
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出稼ぎや単身赴任や戦場でかぞくをおもふ男をおもふ
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のこりなどつゆほどおもひもせぬうちにいつしかそれのつゆのひぬまに
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段々と 寒さに口が 固まって 身体が勝手に 奥津軽弁
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晴れ間みて日曜ごとの買ひ出しにリュック背負ひて大寒なれど
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爆ぜる音 重なりゆくは我が鼓動 君から逸らむ蒼き花火は
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3分で用足し戻ればはたと消え誰ぞ持ち去り戻らぬコート (高価なものでもなく・①)
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それなりに幸せそうな人たちと歩調あわせて今日は寄り道
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丸ごとの キャベツに出会い 迷いなく ロールキャベツを 煮込む冬の夜
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息が合い肌を重ねて来た証拠上手夜明けのコーヒー旨い
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年金をたったひと月未払いで何度も「最終」催促通知 (税金の無駄遣いは止めましょう)
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ライオンの立髪風のマイコート詠ふ想ひにほだされ?戻り (やったねV・③)
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さよならの余波に揺らいでいる僕は海なし県のカモメなのかも
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積極的な擁立だから混戦に説得力のある訴えを
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結晶を 君が灯さむ彼の町へ ダッフルコートの肩に降り積ませ
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ゴミ箱に 捨てるばかりの この思い 一つ一つを 拾い上げてく
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爆発だお菓子を一分焼きすぎて煙がでたよ火事になるかも
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外見や 中身がどうと 言われても  浜の真砂まさごは なみに濡れゆく
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