テーブルの下からニョキり白い手がガバッと開く伸びをしている
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古き良き馴染みの店も 継ぐ者もなく 畳みゆく 惜別の春
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隣家となりやにばあちゃん来てた賑やかで今朝は静かだ施設に戻り
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プロテイン牛乳で割り喉鳴らし飲み干した後きんに君ポーズ
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花は本の間で死んで押し花に、私のことも詩にして欲しい
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ポッカリと 心に空いた 穴埋めに 旅に出かけて 当てもなく彷徨う
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弥生の夏日這って火に入るミミズやら干涸び縮み蟻が運びぬ
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焼酎の炭酸割りが美味かった明日呑むのはお湯割りだけれど
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落ち着いて 静かな心守りては おまえに遇って 堕ちるのこわい
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腕を組みかすかに当たる膨らみに心ときめく二の腕あたり
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ケアするこころをもってむきあえばおのずと道は拓かれてゆく
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新宿に出かけた帰りはこれにのるロマンスカーホームウェイ
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喧嘩した なんだか僕は 変な顔 みんなの顔も 違って見える
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揺れ動く自分の覚悟とアイデンティティやめてほしいよ決意したのに
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寒すぎて濃くお湯割りを作る日が三月末に来て驚いた
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昴の空 飛行機一機飛び立った 思い出すのは神格化した君
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花柄の服を選んだ あの人は 麗らかに歩く春の擬人化
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卒業歌そつぎょうか ユーミンが素敵と 孫に言う 「何故カバなのか?」「それじゃない」
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時計針 前に進むと 時間になり 後に進むと 思い出になる
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「遊ぼうよ」 気軽な誘いに 走る幼子おさなご 五月の風の 爽やかさに似て
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この春に散った桜の花びらがつぎの春まで色をあずかる
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天辺部てんへんぶ黄昏迫る我が姿鏡見るたび老いを感じる
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満開の桜の下の蒲公英が放つ素朴で野蛮な美
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暇そうに見えるあの子の頭では彗星びゅんびゅんまわる まばゆい
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牛の余生 それもありかと ごろ寝する 腹を叩いて これぞ幸せ
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十六夜いさよひの かうかうたりて春花はるはなの にほえさかゆぞくたつまにまに
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みつ豆をそろそろ食べたい時節には一緒に食べたい友も欲しくて
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愛犬も散歩復活、ダッギーカーで移動もありか
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高速の眠気覚ましと暇つぶしけっこうつづくポケモンしりとり
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コーン茶が なんだか話題 うちにもある 賞味期限はちょいと過ぎたが>ラスト1本もったいなくて😅
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