サザエさん日曜にやる始まりでベランダに出て明日を語る
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春の水両手に汲んで冷たさを確かめてみる野の小川から
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母買ひし 深煎りの茶は 冷めたれど 味なほ残る 雪解月の日
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我慢とかしなきゃよかったランドセル ギラギラピンクにしてみたかった
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借景もよく考えたいいねよりボツだっていい自分を詠う
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墜落か転落なのかだれもかも最期のときを知らずにとんで
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ひむがしに日はまたのぼり冴へ返るコンクリのうへメジロ目をとじ
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さあこれで何でもできる無敵だよ悲願が叶う今がその時/早く!早く!
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いつもとは 髪型違う 君の笑み 目に刻まれた マラソンの日
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読みやすさは正義とおもう言葉派とか人生派とか超えて俵万智
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立ち止まり 母の面影探しおり 通りすがりし人の梅鼠うめねず
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CMがないから見てるNHKやたら番組宣伝多し
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君と僕詠みきれぬまま返却日『あなたとわたしの短歌教室』
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兄弟子の悲壮な顔を見たくなく 討論の場を宰相は避け
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「カッコいい」 嬉しいけれど そうだけど… 「カワイイね」って 言われてみたい
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若人が雪と氷を友として 命謳歌すミラノコルティナ
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選びし道は 君の道 とりあえず 歩いてみよう 人に会うまで
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「だから何」女子アナ微笑むフィルターはより恐ろしき「ですから何か」
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蓋開かぬグリンダカラを手渡せる人がいることしあわせなこと
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青き地球ほしここは流刑地お茶庭ちゃにわの来世は帰ろう刑期を終えて (第二の地球?「ティーガーデン星b」までは約13光年!)
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商品を取れと促すセルフレジにそう急かすなと言いたかりけり
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代表に選ばれし人にのしかかる大き重荷を哀れとぞ思う
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折々にまどみちおの詩集うたを読むぞうさんのに心なごめり
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母無き仔熊 自然の恵みに囲まれて 山中の暮らし 続けと願わん
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恋愛が生の始まりそんなことつまらないのが我が身の結果
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子供等は雪を望んで大人等は雨を願って明日を待つかな
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政治家になる前ならばその笑顔好きになったな信じただろな
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代役は良いチャンスだと言われても飛躍するのはわたし以外で
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閑かなる 大学内の 果樹畑 気配探りて 鳥集まれり
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雪の足跡静かに晩冬の日介護ベッドレンタル解約
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