陸奥みちのくの 花の盛りを 見ぬままに  時は過ぎ去り 十五年
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目を閉じて 香る梅の木 凛として 一本の木の 生命いのちの神秘
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福井にて 黒き涙を 流す地よ のこせし子は今 四歳よつになる
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喉痛し封印といて「塩あずき」知る人ぞ知る美味なる飴よ (味覚糖)
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春うらら カーテン越しに 影を見る 横切る鳥や 木々そよぎたり
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社長室 鋭いまなこ 睨み合い 漏れた言葉は 鮎釣りの日程
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娘から投函頼まれ必ずと愚直に手で持つ言われた通りに
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苔むせど隣の墓や仕舞いなり 更地に白き砂利石ひそり
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有明の夢とぞ憶えし逢瀬なら月満つるまで夜桜に泣く
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誰も彼も敵に思えて身構えるそんな自分が一番の敵
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考えのまとまらぬ時 焦らずに 脳の声を聞く 休めのサイン
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デイ以外こもりがちなる日々なれど春の日差しに我も誘われ
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生ぬるい部屋にひとりの夜をいて 未来をいまも研いでいるんだ
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春雪と土の匂いで走る夜 終わらぬ道が僕の答えだ
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歳甲斐の寂し 明け暮る空蝉の子安貝かな つばくらめ舞う
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色のない高校時代のアルバムに久住君あり「孤独のグルメ」の(実話なんです)
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手弱女の 如く枝垂るる 盆梅の 赤きに触れて 風花の舞う /長浜慶雲館盆梅展
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山茶花の まだ散り残る 岩風呂の 湯気片靡く 朝まだきかも /グランメルキュール琵琶湖リゾート&スパ
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黄昏たそがれを気にすることなく生きてきたこの穏やかな日々よこのまま
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夜に沈む部屋にプラスの網ゆれる『短歌』『テミス』に『ひらやすみ』して
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欄干(おばしま)の 端より端へ 駆け抜けて 大松明を 闇に掲げぬ /二月堂修二会大松明三月十日
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見上げれば 薄いシフォンに覆われて 霞がかりし春の空かな
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信夫山 低き所は 色を増し お待ちしてます 春のお彼岸 / 275メートル 存在感あり
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苔むした木の根にぽとり落ちた冬 真白の椿 名は初嵐
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今だから 今だからこそ 活用す 森林資源 日本の宝 ※薪ストーブは原発より素晴らしい 今は煙をださない工夫もされています
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創造は 模倣の中の 極みかな AIエーアイ示す 結論一つ / 将棋・囲碁・スポーツも 逆らいたいね!
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生い茂る 良弁杉の 背向(そがい)にて つぶさに見えず 大松明は /二月堂修二会大松明
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回廊の 隅にて回す 松明ぞ 火の玉落とす 須臾(しゅゆ)の間(あいだ)に /二月堂修二会大松明
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攻めていく造語にトライ!ノックオン繋いで繋いで外外外へ
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思い出の 霧に霞んだ 水湖に 今日は一人で 思い出沈め
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