昭和の雰囲気漂うアーケード100円ショップだけ令和にて
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歳をとる事は嬉しくないけれど 君の祝福が欲しいだけかな
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異次元の時を超えてく地球号 ボカロ響かせ船は満員
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順番を並んで待つつきたての食感感ずもちつき大会
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肩触れる 微かな熱に 重ねきし ときの記憶 静かに沁むる
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無人駅 氷雨で濡れる単語帳 私は私を好きになれない
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アドヴェントカレンダーやっと開けられる! かじかむ指先今日は一日ついたち
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残り物お弁当に詰めて起こす愚弟 「起きれた?」のライン ママのいない日
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はや12月 共通テストの影せまり 静かな焦りに襲われる
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つんのめり下りる坂道ただ独り破棄したファミリースナップショット
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◯ソッ!君たちは◯ソばかりしくさって◯ソをとりつつ呟く心/猫と⋯
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優しさが軽んじられる世界なら花屋はどうして街にたたずむ
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ちょっとだけヨコシマなことしてみる?と肩にもたれる霜月晦/八年目はじまる
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穏やかさ 宣言直後に ご機嫌が 吹き飛びそうで スイーツ補充
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コンサート予定に入りてあさぼらけ車中にひびく指揮小澤征爾
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我が重さ支えるほどの脚力を 妻にも求む日 来ずともよし
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秋のの 夏より強く我さそふ 果実かじつかほり、血を吸う薮蚊ヤブカ
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辿り着くことの出来ない僕たちが目指す境地が別にあるんだ
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アメとムチ ジムで二時間 運動し 帰りマクドの ドライブスルー
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毀誉褒貶激しき「時の落ち葉」踏み 秋の残り香 聞くひとひとり
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恋をしてみごとに散ったあの日さえ愛しく想う秋の夕暮れ
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変異する人の心は闇の中 救えはしない他人の闇は
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の君はいつも優しく微笑んで僕らを惑わす永遠とわの憧れ
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捨てられた街でふた親見送って逃げ去るように街を見捨てた
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天使さんこんな場末の掃き溜めで何をしてるの無垢なをして
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庭ながめこの冬二度目の積雪にまた溶けるかと小雪しょうせつの候
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ねこ母は 一日で2キロ 減ったのよ もうじき大台切れる うれしい😸💕
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馬に乗りカラスを肩に猫は背に僕らは行くよ鬼をなだめに
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シュトーレン そろそろ食いたや プチ思案 明日は実家行き タヌ猫お運び(ワクチン接種)
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「ゆ・ず・り・は」の響きやさしき夕まぐれ そろそろ落ちぬ葉とぞ思えば
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