「少ししか会えないのなら会わない」と言いつつ抱き寄せてくれる君
17
離れてもハイビスカスを二人して育ててゆけば一緒と同じ
17
朝まだ早し ひんやり風に首すくめ 薄手の上着襟立て歩く
17
花は天よりぼんぼりとして降りる地はゆうたりと微笑んでいる
17
手をたたき鬼さんこちら育てしがいつの間にやら鬼は先行き
17
虫がいて 草花があり 人がいる その端っこに 少し腰掛け
17
なでなでに応えて育つコブ見せて甘さ弾ける春のデコポン
26
この頃は ついぞ見かけぬ カマドウマ 何処に消えたか でもホッとする
16
あんなにも有名なのに絵も知らず初めて会った今日ハナミズキ
16
春がきて ハートも芽吹き おしゃべりに 文字は口ほどに ものをいうもの
16
あと10年 この勢いでいけるのか 気持ちあっても 先行き不安
16
桜から春を引き継ぎ街なかで咲き誇るツツジ褒められもせずに
16
ちびまる子サザエさんにかされて また通常いつもよと休みを閉じる
16
まだ力む 背中を掠かす ひらりひら 頑張れと言わぬ  桜のエール
16
かはづ鳴く井手の玉川来て見れば岸の山吹今盛りなり
16
鈍色を抜けて静けき富士の立つ 異国の人に花弁の舞う/河口湖さくら祭りにて
16
五千年、肩の力を抜いたよな土のかんばせふところにゐる/釈迦堂遺跡博物館にて
16
覗き込む 瞳のままの イヌフグリ 笑ってる私 泣いてる私
16
荒草(あらくさ)を 少し引き抜き 花清き 馬酔木を供ふ 父母の奥津城
16
予約して 行かなければと 気も鬱ぎ 医の便利さも 吾はストレス
16
ふれなくもぬくもりつたふはななるや おひしふたりに 春のかげろふ
16
善悪の 彼岸に生きる 顔をして 築地の上に 横座る猫 /ニャーチェ『善悪の彼岸』
16
幾人(いくたり)か 歌の上手の 名を覚え 待ち侘びながら 投稿を読む
16
シロツメグサ 広がる野にで 遠き日の吾子の愛しさ 想いを馳せる
16
誰しもが似ている傷を負いながら似ている夜を耐えているかも
16
看板を背負ふUtakata三十詩さんじゅうし 評歌ひょうかを受くる覚悟のありや (人気の歌)
16
夢があり秘めて潜るは群れの波「風は黄金」僕は戦う
16
お隣のチームへ移籍四ヶ月 四人が去って変わる空気の
16
桜散る 時同じくして ポポン咲く 木香薔薇モッコウバラの 愛らしさよ
16
岩陰に 深山椿の 咲くごとく 稀なる歌に 逢いし喜び
16