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切りたての君がショートの襟足よ 春空仰ぎ吾頬赤め
14
珈琲とサイゼと君とひもすがら黙して啜る起承転転
14
うまさとは温度だらうと揚げ焼きの春巻かじるけふも独り呑み
14
白髪染め 終わらすことの むずかしさ えいやと春のピンク試せり
14
義理だよと言い繕ったチョコレート奪って妻はバリバリと食う
14
金利差のコンマ一位に幸求め一時間待つソファの固さ
14
立春の 光りにダルマ 解けおちて 幻と知る
形
(
かたち
)
ある
故
(
ゆえ
)
の
51
我慢とかしなきゃよかったランドセル ギラギラピンクにしてみたかった
14
借景もよく考えたいいねよりボツだっていい自分を詠う
14
敷マットぐるりテープで止めてみる 妻褒めていて…空の青さよ
13
一年の辛苦に耐えし老い梅の蕾つけしがヒヨドリの
餌
(
え
)
に
13
立ち止まり 母の面影探しおり 通りすがりし人の
梅鼠
(
うめねず
)
13
C
M
がないから見てる
N
H
K
やたら番組宣伝多し
13
正体を隠す仮面を並べては 鉄、ガラス、虎、それとも猫か
13
君と僕詠みきれぬまま返却日『あなたとわたしの短歌教室』
13
兄弟子の悲壮な顔を見たくなく 討論の場を宰相は避け
13
「カッコいい」 嬉しいけれど そうだけど… 「カワイイね」って 言われてみたい
13
早春の天気のごとく 気まぐれで へつらうこと無く生きる君が好き(愛猫へ)
13
カラオケもボウリングだって一人で行く 行けはするけど寂しい気持ち
13
雷
(
いかずち
)
の身を貫いて落ちる
間
(
ま
)
の蝶の羽音に仏の笑まい
13
カカオレス チョコ風ではなく これもチョコ 私はいったい どこまでが私
13
選びし道は 君の道 とりあえず 歩いてみよう 人に会うまで
13
蓋開かぬグリンダカラを手渡せる人がいることしあわせなこと
13
青き
地球
(
ほし
)
ここは流刑地お
茶庭
(
ちゃにわ
)
の来世は帰ろう刑期を終えて (第二の地球?「ティーガーデン星
b
」までは約
13
光年!)
13
恵みの子「ゑ」の字は生きてく歌心るんるんすれば僕の遠吠ゑ (「恵」は「ゑ」の母体)
13
高校生の 短歌読みして 胸キュンと 我はも一度 高校生となり
13
ラジオより春告げのうた聞こえ来て胸を開いて顔を上げたよ
13
商品を取れと促すセルフレジにそう急かすなと言いたかりけり
13
代表に選ばれし人にのしかかる大き重荷を哀れとぞ思う
13
折々にまどみちおの
詩集
(
うた
)
を読むぞうさんの
詩
(
し
)
に心なごめり
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