階段が少し暗がり受け入れて 今夜のサラダは南瓜で決まり
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オペ成功!拍手喝采鳴り止まぬ 脳内学会総立ちの夜/とてんからさんのピカー好き過ぎて二次創作
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桜巡り十年ぶりに会ふひとがふたりもいるなんて三月
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「このカーテン、レーニンでできたやつやねん。」 祖母宅にかかる鉄のカーテン
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真夜中に ふたりの小指 絡めたら 針を飲むのは どちらだろうか
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人置いて 乾けば種子は 遠く飛び 湿れば草木 育ちたりゆく
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ルテインや コンドロイチン 他人事ひとごとと 還暦過ぎて 我が事となり
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世界平和なんて無理かも、ジョン・レノン。こんな小さな職場がギスギス。
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痩せてから明るくなった先輩は、恋人なんか要らないと言う。
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白髪を櫛けづる手もおぼつかぬ老ひが養ふ子の五十ごじうかな \8050問題
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みちのくは桃梅 桜同時咲く夕餉の仕度に紫の雲
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あの子なら起きているかも午前二時 いつもはしないお話しよう?
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ブランコにスタバの人魚とJKが口角上げてカメラ目線
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雨のあと 強風二日 咲き誇る 河津桜の 花のしぶとさ
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息子帰省 いそいそ始む ご飯作り われはやっぱり 甘き親かな
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WBC 生で試合観れずとも ドームの外で熱気分かち合う
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香りつき練り消しレジへ持って行くボールペンしか持ってないけど
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椿の森木陰の轍に雨は降り花が落ちれば波紋広がる
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また来ます または何時かと 訝しむ 吾の脳内は いまだアオハル
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スーパーのいつもそこだけ品薄なぽっちゃり猫用フードの棚
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上の句も下の句ももう浮かばずに ただ時だけが浮かんで消える
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青き日のきおくに酒を注ぎ合ひ同い年しかゐない呑み会
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午前二時 受話器の先に100本は手切れの薔薇と瓶に活けきり
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廻りくる3.11原発を逃れしY子はどうしていよう
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待ち合わせ8時の電車の先頭ね スマホなくてもちゃんと会えたし/昭和時代青春の頃
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三十一みそひとに 個々の想ひを 吹込みぬ 替ゑ歌かえうた作りに似通ふ短歌
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母の肩 めば上手うまいと 褒められり 亡き後に残る 感触寂し
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霏霏と降る雪は諦め悪いらし(ミシンの日)とうひと日付き合う
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「ご無事でね」東京四時に春星はミルクになって今日へ溶けてく
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「お互いにブスは損だね」そんなLINE受け取り私は強い酒飲む。
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