君の字で君の名前が書いてあるプリントの端 指でなぞった 

「好き」という ことを言葉で 表せない だから僕らは 苦しいのかな? 

きみが好きなものまで好きになってからはじめてきづくきみが好きだと 

まじやばい めまいに頭痛 倦怠感 潰れた一日 あぁ。もうダメだ🤦‍♀️ 

きみってさ、なんだか雑草みたいだなぁ 心の隙間に根を張るもので 

ずるい大人の僕だからお酒にとかして好きを伝える 

へんしんのまほうは使えないけれど夢とわたしをつなぐロッカー 

気づいたらこういう形になっていた、としか言えない。残念ながら。 

じゃがいもの芽 深くえぐりつつ きのうのひと言 消し去りたいの 

ひとつだけ持ってくものを考えるひとで混雑する無人島 

人混みに 立つと自分が 消えたよう もしやほんとに? 「リュック開いてますよ」違った 

君の住む街に今すぐ行けますか?ドロシーみたいな銀の靴買った 

「弱音とか我が儘とかを言ってくれ」 それが私の 我が儘なのです 

この想いを 歌に詠んでる 間にも スマホはスリープ 無情すぎて草 

配信のカウントダウン刻々と世界が君を知るまで5秒 

utakataをひらけば「君」や「あなた」なる詩の茂みで前が見えない 

子安貝いずこにありや つばくらめ もうすぐ子らが旅立ちにけり 

キャラメルのポップコーンを壁として 手さえ握れぬスクリーン5 

教室が嫌いじゃないと気づいたら風がそよいだ午後三時半 

ひとりには なりたくなかった 夜にただ 意味もないのに スマホを握る 

初夏はつなつの潮風スカート揺らすから 静止を知らない僕の心臓まんなか 

笑ってしまう「何月の夕方が好き?」なんて 真剣な顔で君が聞くから  

積みあがる本に埋まり君、眠る。方舟よこのままあの月へ進め。 

クラスには佐藤が6人いましたから、苗字で呼ばれてキュンとしたのです 

ウエストを回り続けるファスナーの位置が正午をお知らせします 

今日の風白く儚い目の前の君を天使に変えそうなほど 

すっぱいって予感しかない夏みかんむいてしまってすっぱいよ夏 

列車遅延 とけたバターのような朝きみに借りてた本を読んでる 

夏空に雲が流れて 好きだったタルトの名前が思い出せない 

二度見する イケメン越しのイクメンを  どちらでもない人の隣で