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うつせみのこゑもやうやくおとろへてくりかへし弾くワルトシュタイン 

処女にしか懐かぬというユニコーンの角で自傷していたあの子 

喧騷に取りかこまれて椅子のうへにわれといふ絕望のゐすわる 

潤ひを求めてやまずなかなかにからびゆく四肢といふ牢獄 

ゆふがたを風の逆巻く夏は來て風の逆巻くまゝに帰らう 

歌ひ手はストローハットの似合ふ人。驛にダウンストロークの名殘り 

それはものがたり眠りの深みへと月を移ろひゆくものがたり 

また月が姿を變へてわたくしの後ろに百合は咲くことだらう 

きらきらとかけらかがやくかたまりの氷のこにて挽ききりゆけば 

もうぼくはだめだよ映るものすべて君にどれだけ似てるかどうかだ 

男壬にん 男辰しん せる男良むすめ  のまろき丹田が纏う腹帯はるびはISSEY MIYAKE 

「左様なら」と「それじゃ」は同じことを指す どうして前者はかなしいのだろう 

人生の縮図は長き休暇にて為すに短く為さぬに永い 

「経済は覚醒剤で動いてる?」「この国ではまあ部分的にそう」 

感情を犯されがちな僕たちにまだ早すぎたインターネット 

一掬のなみだと嘘を積み果ててあしたには来るほんとうの鬼 

ピンヒール爪先立ちの恋をした あなたの背丈+5センチ 

しめっぽい国のしめっぽいところが 横目で見ながらしめしめしてる 

あの恋を告げてしまった夢を見た 君は私を見もしなかった 

このことは墓まで持っていくけれど あなたのために生きていました 

わたくしのふわふわの毛並みなでたくば 許可をとれ許可を 勝手に触れるな 

古書店の棚をするりと抜けだして歩くいまだに名を持たぬ猫 

道端で猫の死骸を見た君はきっと天使より美しく泣く 

おれが死ぬときの天気は雷雨がいいな 今度は修羅に生まれたいなあ 

すみれ色した耳飾り いつの日かあなたがくれた私の色だ 

自画自賛 おれが作ったジンジャーエールが世界で一番おいしいはずさ 

「しろうさん、ちょっとなんとかしてくれないかな」 ハイハイハイハイハイハイハハ〜イ! 

長いのが好きとあなたが言ったから 髪よ、なるべく早く伸びろよ 

雨降る日君が「綺麗」と褒めてくれた髪を切ったよ もう会えないね 

恋は罪 ならば君への執着はこれ以上ない罰なのだろう