水中都
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最近体調不良でいいねお返しできていません。ごめんなさい。

ことのはを累(かさ)ねしまたの東雲(しののめ)は 名残(なご)りの香(か)にぞおどろかれぬる
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かのひとも見まほしきいま ひんがしのやまのはそめし宵のむらさき
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ぬばたまの夜に鳥の音さよふけて わたりの風は告げよひとの香
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神饌(しんせん)に灌(そそ)くひかりは清清(せいせい)と やはらかな白 ふゆの陽(ひ)に似て
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綻びのこころを乗せて君とゆく よつとせの日々 今 ありがとう
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雨(あま)の音(ね)と囁く声を夜に溶き居酒屋は往く 日曜の海
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磐(いは)をうつ濁(にこ)りの波の尽きぬ身に六字の御手(ろくじのみて)はそへられてあり
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きよらなる蓮(はす)は項垂(うなた)れ沼田(ぬた)も涸(か)れ ほろびの畔(くろ)にあおの生(お)ふらむ
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送るらん高くすずかぜうろこ雲 とどかぬあおにいたむ眼は伏す
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みなそこの花よりほかにうき世には焦がるものなき身のあひなくに
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寄す波に砂はささめき常世なるひとの言の葉したためてをり
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ひる夜(よる)の閾(しきい)にそまるキッチンのシンクにひとの背のかげをみて
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風に舞うとんぼのはねのかろやかに 暦ひもとき立秋と知る
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無常なりあきつの翅に透くひかり 息ひそめ聴く 夏の静謐
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いとし風 あまつ乙女のはねころも 梢をわたる白の夕月
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澄ます身にそそぐ蒼さとなつのこえ うなじの風をみおくるおとめ
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塚石に舞う黄ぃ揚羽 黒揚羽 つれてゆけよとわが手さし伸ぶ
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しののめに かごめかぞへよ たつ風よ そでふるわれの とはずかたりに
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さりし背を夢もうつつも不可思議の ひかりとみずよみちびいてたも
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啼く鳥も めおとの蝶も 夕なずみ ささめき交わす 夏来たれりと
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揚羽蝶 ふる雨に染む はねころも 押して高処(たかみ)を望む意(こころ)は
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澄む風に想ひの寄す処(か) たつ波は ラジオ体操 スタンプの朝
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ふる雨はひとの想いの万華鏡 嘆きを廻せ労りとなせ
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いでよとていづることなきうたごころ  わがみの虚(うろ)に わきてあふるる
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ゆく風と星と光と惜別と 銀河の果てに送るその名と
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ひさかたのひかり溶く蒼 白は雲 梢をわたる風に奏でり
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ぬばたまの夜に夢路のあめふらし 黒の深山(みやま)にたどる きみが香
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雨(あま)の音(ね)のかさねの果ての劫(ごう)の波 吾が耳に寄す 今宵蕭蕭
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しづしづとあかむらさきにただふたつ 梢のからす 夕暮れの月
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ひとり寝に揺蕩(たゆた)へる舟 櫂はなく 息吹に編みて呼ばふ名もなく
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