Utakata
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水中都
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最近体調不良でいいねお返しできていません。ごめんなさい。
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いとし風 あまつ乙女のはねころも 梢をわたる白の夕月
21
澄ます身にそそぐ蒼さとなつのこえ うなじの風をみおくるおとめ
22
塚石に舞う黄ぃ揚羽 黒揚羽 つれてゆけよとわが手さし伸ぶ
22
しののめに かごめかぞへよ たつ風よ そでふるわれの とはずかたりに
17
さりし背を夢もうつつも不可思議の ひかりとみずよみちびいてたも
14
啼く鳥も めおとの蝶も 夕なずみ ささめき交わす 夏来たれりと
23
揚羽蝶 ふる雨に染む はねころも 押して
高処
(
たかみ
)
を望む
意
(
こころ
)
は
18
澄む風に想ひの寄す
処
(
か
)
たつ波は ラジオ体操 スタンプの朝
18
ふる雨はひとの想いの万華鏡 嘆きを廻せ労りとなせ
21
いでよとていづることなきうたごころ わがみの
虚
(
うろ
)
に わきてあふるる
22
ゆく風と星と光と惜別と 銀河の果てに送るその名と
20
ひさかたのひかり溶く蒼 白は雲 梢をわたる風に奏でり
21
ぬばたまの夜に夢路のあめふらし 黒の
深山
(
みやま
)
にたどる きみが香
18
雨
(
あま
)
の
音
(
ね
)
のかさねの果ての
劫
(
ごう
)
の波 吾が耳に寄す 今宵蕭蕭
15
しづしづとあかむらさきにただふたつ 梢のからす 夕暮れの月
19
ひとり寝に
揺蕩
(
たゆた
)
へる舟 櫂はなく 息吹に編みて呼ばふ名もなく
14
この空の蒼の重さと夏の
陽
(
ひ
)
に おろしたシャツの白で抗う
30
明くる日は夏ぞたちなむ おのづから風にかしわ手ハレに高らか
21
木綿針
(
もめんばり
)
かがる山の端つつじいろ ひこうき雲と春のたそかれ
28
かしわ手のおのづわきたつこころなれば
暗夜
(
あんや
)
ゆく身のみちびきとせむ
18
草刈りてひとりの庭に佇めば 羽根欠けてなお空を見る蝶
29
三つ折りに
焚
(
た
)
かれ燃え
居
(
を
)
る線香も うちのひとつぞ
独
(
ひと
)
り尽くらめ
21
無花果の枝の武骨にそよそよと水仙の白 病める身の春
25
仏壇の蔭に身を寄す蜘蛛の子よ まわれ右する掃除機の先
30
風の
音
(
ね
)
にひとの声聴き肩越しの白詰草に春告げる陽は
29
かすむ名を召しあげとかす今日の青 胸をつらぬく三月のそら
22
やはらかに きぬのあめふる わが庵の 杉の戸たたく 春のいなづま
29
春の
陽
(
ひ
)
にホコリも跳ねて舞い踊り ぱっとこよみに書く「オオソウジ」
16
夕月夜 なれにし袖の梅の香を標とぞせむ 夢の通ひ路
20
つちの戸をたたき春告ぐきぬの雨 うんと伸びする草の子の朝
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