Utakata
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水中都
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アイコンはAIさん作です。マジですげぇな最近の生成AI。
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不肖には 闇に答えを探るほか 何ぞ途などありませなんだ
8
悔恨のつるぎを胸に突き立てる おのれ自身を愚かと知れど
8
あといくつ胸のつるぎを抜き去れば われはわが身の明日を望める
12
父母
(
ちちはは
)
を
想
(
おも
)
う
哀切
(
あいせつ
)
割れ
硝子
(
がらす
)
触れては裂ける
五年
(
いつとせ
)
経ても
15
地に
還
(
かへ
)
る
俤
(
かげ
)
な追ひそと雨ぞ打つ かれは
逝
(
い
)
く者
汝
(
な
)
は
生
(
い
)
くる者
15
『
八戸
(
はちのへ
)
の
盾
(
たて
)
』知る
吾
(
われ
)
に
海鷲
(
うみわし
)
の父宿りしか 不意の落涙
9
ウサギの目 アデノウィルス はや七日 なにこれあかんめっちゃしんどい
14
東雲
(
しののめ
)
に月を見送る
白無垢
(
しろむく
)
よ 星のしたたる百合の
花弁
(
はなびら
)
17
蝶さそふ
黄檗
(
きはだ
)
愛
(
あい
)
らし
金魚草
(
きんぎょそう
)
触れては知らめ 雨の訪れ
16
春嵐
(
しゅんらん
)
にその名も知らず去りし君 のこり香のみぞよすがとなりぬ
13
路
(
みち
)
に風 うつぎ散り果つ春の雪 誘はれの蝶 舞ひ踊り消ゆ
14
『
案山子
(
かかし
)
』聴き「父の日」耳にする月夜 河の向こうにさがす おもかげ
20
春の日の路傍にぽつり枯れた蝶 風に吹かれて羽ばたくがごと
13
夕なずみ
陽
(
ひ
)
を追う
誰
(
たれ
)
の背のかげも 喜怒哀楽のいろとりどりに
20
除草剤手にする吾を
怯
(
ひる
)
ませり ひとすぢ立てる雨まつスギナ
19
産まれの夜 吾を照らした 夕月よ つゆのさだめの夜も 照らしませ
12
宙
(
そら
)
の果て 目にはさやかに見えねども 果てを自在に
観
(
かん
)
ずれば
如意
(
にょい
)
11
薫風よ さらば浪花のモーツァルト 世をゆけば聴く そこにかしこに
18
おやと子も 花のいろほどさまざまに 星のうみほど深く静かに
22
身じろぎを取り沙汰されし太陽も 幾つの母子 見て今あるや
14
老いた背を小さくまるめ朝マック ふたつトレイを持つ子の来たる
17
夕闇の雲を
鉋
(
かんな
)
に音
削
(
そ
)
げば 今宵
禽獣
(
きんじう
)
息ぞ絶へなむ
15
夕ぐれに点けっぱなしのラジオから野球中継 不意に父の
香
(
か
)
24
新月に 波を乱さる宵ラジオ 声もこごえし ビリー オネスティ
12
晴れの日を五つ数えてからすの子 煙りて消える西は山の端
14
(あほなこと しとぅとあんた あほなんにぃ) 遺影の笑みに 母おもう午後
19
立夏やてェ? そんなんぜったい嘘やんか~ 今葉月やろ? 葉月やゆうてぇ…
10
かねてあるあやめも今朝は露となり けだし子らの手には紫
11
青空に不意の
東風
(
こち
)
吹き黒揚羽 また逢うたなと貴婦人ぞ笑む
11
妄執の我が我追ふ黒き森 指に触れては消ゆ ダフネの座
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