水中都
203
107
投稿数
376

最近体調不良でいいねお返しできていません。ごめんなさい。

覚めてはや霞む微睡み 吹く風よ連れてかないで おもいだすから
10
鬼灯ほおずきに 彼岸此岸あっちこっちの混ざりゆき 手をとり踊り別れゆく夏
20
夢は夏 似たまちかどの数知れど の日のまちにある人はなく
9
ジージージ シャーシャシャ ミーミンミン 時の翼となついろシャワー
10
タオル手に歩んで停まりまた一歩 日暮れおうなの背に 母をみる
23
今朝のいろ あおのひかりと蝉のこえ 梅雨もあけたか 寝起きの耳に
12
転んでもただでは起きぬ 歌にする 凶器だろこれ「あんかけの餡」
6
雨去りて朝の空き家の庭先に鳩のつがいの楽しげに居る
13
雨のに光る蔦をば伝い見て至れる空に鳥ぞわれ見る
11
太陽が昼の営みむように 月と星とは夜を労わる
15
死をゆいに 人は歴史を紡ぎ来る 目は塞がれどゆいに触れ 知る
5
来る日さへ知らずを知りてなほ 「生きる」 人が人たる尊きひかり
8
誰彼たれかれついを知ることなかりせば 祇園精舎ぎおんしょうじゃかねたのしむ」
10
この雨に河のほとりの紫の華奢な花さへ折れざりけるに
12
伸べれども触れ得ぬ望み 月鏡 身こそ傷まば気もぞ病むべし
4
ストリートビューにぼんやり ありし日の姿ぞ見えて呼ぶ 「おかあさん!」
13
飯を食い風呂に入れば忘れ去る その虚しさもまた吾のとが
14
許されよ 至らぬわれを許されよ 雨に叫べど答えなどなく
16
不肖には 闇に答えを探るほか 何ぞ途などありませなんだ
7
悔恨のつるぎを胸に突き立てる おのれ自身を愚かと知れど
7
あといくつ胸のつるぎを抜き去れば われはわが身の明日を望める
11
父母ちちははおも哀切あいせつ 割れ硝子がらす 触れては裂ける 五年いつとせ経ても
13
地にかへる かげな追ひそと雨ぞ打つ かれはく者 くる者
14
八戸はちのへたて』知るわれ海鷲うみわしの父宿りしか 不意の落涙
8
ウサギの目 アデノウィルス はや七日 なにこれあかんめっちゃしんどい
12
東雲しののめに月を見送る白無垢しろむくよ 星のしたたる百合の花弁はなびら
15
蝶さそふ黄檗きはだあいらし金魚草きんぎょそう 触れては知らめ 雨の訪れ
14
春嵐しゅんらんにその名も知らず去りし君 のこり香のみぞよすがとなりぬ
13
みちに風 うつぎ散り果つ春の雪 誘はれの蝶 舞ひ踊り消ゆ
12
案山子かかし』聴き「父の日」耳にする月夜 河の向こうにさがす おもかげ
18