水中都
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最近体調不良でいいねお返しできていません。ごめんなさい。

誰彼(たれかれ)が望む不易(ふえき)も転変(てんぺん)も ただひたむきに そしてけなげに
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異動の辞 アナウンサーの泣き笑顔 差し伸ぶ葉蔭 庭の柏樹
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父母と おとうと私 買い物の夢に 出てきてくれてありがとう
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お天道様(おひさま)を浴びて伸びする木の家の欠伸声(あくびごえ)聞き 知る春もあり
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風の音(ね)は誰(た)そ 吾が手牽(ひ)き 志摩わたり 夢の裡(うち)にも波のまにまに
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盛る樹も 青葉脱ぎ捨て冬に逢う 顧みてこそ 吾もまたなむ
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群青の湯呑 琥珀のウィスキー 白銀の月 溶かせいざ酔え
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薫香(くんこう)は 籠(かご)の目逃れ 當麻(たいま)なる 曼荼羅(まんだら)の姫 来迎(らいごう)の雲
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青蓮寺(せいれんじ)出でて西方(さいほう) 當麻寺(たいまでら) 二上山(ふたかみやま)に雲はたつらむ
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今宮の いつきと問へる 承如法(しょうにょほう) ゆかしは歌のみちか真木の戸か
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カーラジオ かなた師匠の名を聞けば 必死で真顔 春嵐の日
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天露(あまつゆ)を享(う)けて舞う君 春の草 垣間見し吾 今日の裏庭
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彼岸より此岸へ戻る道すがら 『ラストショー』(さよなら、ボンネットを叩く雨)をふと口ずさむ
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朝ぼらけ独り墓参の道すがら 『あした』の歌詞(土砂降りの一車線の人生)を思いもぞする
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三途河(そうずが)に吾が両脚は石となり みをつくしなお 五官去らずと
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父母よ もはや孤独もくるしみも ありませぬよな いま春彼岸
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さだめ舟 父母(ちちはは)腕を櫂として 導きの恩 海より深き
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運命に櫂なき舟ぞ人なれど 沈まぬもまた 人の愛しさ
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泣きながら想いでを剥ぎ人は征く 己の山のその頂へ
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コロナ下に父母の遺影を描きし箱(私のパソコン) いざ初期化せん 春彼岸故
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風流顔 キメて今宵に仰ぐ月 そしてくしゃみで全部台無し
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白銀(しろかね)の月は黄泉路の君が御髪(くし) 吾(あ)が口つたふ紅(べに)に染めまし
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鳥は舞い 風立ち 花は艶やかに 言祝ぎし夜を ひとりかも寝む
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どっこいしょ はぁどっこいしょお どっこいしょ 妙に笑える お疲れモード
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宵闇に ゆるりゆびさき振り出せば 星海を往くそらふねに似て
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独り寝の壁のむこうに星月夜 発つとも可也 今宵の みそら
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深奥にたぎる埋火 言の葉は いましに宿る蒼古の謡ひ
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遠き日に読み耽りたる 万葉の みたまに橋を架ける言の葉
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いにしへはわれにしづめる水鏡 あしひきの山 いましそでふる
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ゆかしけれ 思ふ我が聲くもかくれ 身を限りとぞ知れば果たさむ
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