Utakata
登録
Login
水中都
フォロー
146
フォロワー
77
投稿数
251
アイコンはAIさん作です。マジですげぇな最近の生成AI。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
次 ›
最後 »
薫風よ さらば浪花のモーツァルト 世をゆけば聴く そこにかしこに
18
おやと子も 花のいろほどさまざまに 星のうみほど深く静かに
22
身じろぎを取り沙汰されし太陽も 幾つの母子 見て今あるや
14
老いた背を小さくまるめ朝マック ふたつトレイを持つ子の来たる
17
夕闇の雲を
鉋
(
かんな
)
に音
削
(
そ
)
げば 今宵
禽獣
(
きんじう
)
息ぞ絶へなむ
15
夕ぐれに点けっぱなしのラジオから野球中継 不意に父の
香
(
か
)
24
新月に 波を乱さる宵ラジオ 声もこごえし ビリー オネスティ
12
晴れの日を五つ数えてからすの子 煙りて消える西は山の端
14
(あほなこと しとぅとあんた あほなんにぃ) 遺影の笑みに 母おもう午後
19
立夏やてェ? そんなんぜったい嘘やんか~ 今葉月やろ? 葉月やゆうてぇ…
10
かねてあるあやめも今朝は露となり けだし子らの手には紫
11
青空に不意の
東風
(
こち
)
吹き黒揚羽 また逢うたなと貴婦人ぞ笑む
11
妄執の我が我追ふ黒き森 指に触れては消ゆ ダフネの座
8
『拙
蝶
(
てふ
)
も舞ふに
理
(
ことはり
)
求めざる
汝
(
いまし
)
が舞ふに 何ぞ
理
(
ことはり
)
』
7
みちゆきに
同行
(
どうぎやう
)
の人なかりせば
己
(
おの
)
が
終
(
つひ
)
さへいかで知るらむ
12
独り行く路傍に
去年
(
こぞ
)
の花と蝶 あくる年にぞ あはじと思ふ
12
市場
(
いちば
)
なる
媼
(
おうな
)
に母を思ほゆれ やがてつつじも雨に染むらむ
14
雨音も月の光も往く雲も海もわれらも生きつ滅びつ
26
雨音を数ふるうちに産まれ生き老いて病み果てまた産まれ来る
13
人は無く やがて来りて仰ぎ見て また来ずなりて 月のみぞある
8
雲の来つ 月を泳がせ 雲の去る 永劫の夜 永劫の海
8
月に染むこころの
裡
(
うち
)
に琵琶の君
無間
(
むけん
)
が
淵
(
ふち
)
に
謡
(
うた
)
ふ
青衣
(
しょうえ
)
の
8
生滅
(
しょうめつ
)
を歩む重さも
明滅
(
めいめつ
)
の
刹那
(
せつな
)
に
帰
(
き
)
せば
空
(
くう
)
も
空
(
くう
)
とし
7
降る雨よ 明日は
竈
(
かまど
)
となるこの地 瀬織津姫の憐み給ふ
8
泣く子をば父の後生と思はする 擦りあふ袖に
幸
(
さき
)
あれと
祝
(
ほ
)
む
15
指で引く 自治体指定ごみぶくろ 二枚出てきた めっちゃはらたつ
17
われひとりシャツを繕ふ侘びしさも 針で指刺し「んぉ!」と吹き飛ぶ
15
のどけさにうち眠る身をおどろかす 小夜啼鳥ぞ夢か現か
15
父母の手を不意に回顧し立ち竦む 音無き春の遠雷に似て
20
春過ぎて 雲に漕ぎ出づ 上弦の月など食べる 獅子とならまし
18
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
次 ›
最後 »