Utakata
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水中都
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アイコンはAIさん作です。マジですげぇな最近の生成AI。
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月は秋 時を得たりと啼く虫の 声聴く吾は無常に惑ふ
20
洗車して布団洗うと雨が降る
己
(
おの
)
がジンクス今日はええやろ~
16
な忘れめ
河向
(
かわむこ
)
うから呼ぶ君は
十七
(
としち
)
のままに
吾
(
わ
)
が
頚
(
くび
)
を
牽
(
ひ
)
く
12
今日何度?三十五度か涼しいなあ あかんあかんてダマされてんでー
16
向日葵
(
ひまわり
)
ら
黙
(
もく
)
して
仰
(
あお
)
ぎ
見
(
み
)
る
蒼
(
あお
)
の
静穏
(
せいおん
)
よただ とわにあれかし
22
いくさ知る
父母
(
ふぼ
)
の形見なるわが身 知る天命のよすがとぞせむ
15
「こわいもん はんぶん目ぇ
瞑
(
つぶ
)
って逃げた」空襲の街
七歳
(
ななとせ
)
の母
18
地に
灼
(
や
)
かれ
骸野
(
むくろの
)
駆けし
七歳
(
ななとせ
)
は 語りすくなく逝けるわが母
21
今はただ友と舞い
給
(
ため
)
雲の峰 炎なき空 無窮の空へ
10
遥けきはラジオの声と雲の峰 窓より見やる夏の日の父
14
ちちははの往くさき定む一身田 そよと風ふき(うちここがええ)
13
厄備
(
やくぞな
)
え
両親
(
おや
)
の骨壺リストして(また疎開か)と寂しげな声
16
立つ雲の
百年
(
ももとせ
)
すがた変わらぬは 不易を願う人の健気さ
17
「
齢
(
とし
)
ひとつ重ねるほどに戦の日 語る言葉を心にしまう」
16
ぬばたまの夜にねめつく朔の月 水と地 怯えふるえざらんや
15
会う人と「暑いですな」の挨拶を 暑さに慣れた証とぞせむ
16
今日の
業
(
わざ
)
為
(
な
)
し
終
(
お
)
え
庵
(
いお
)
の戸に立てば 鍵穴
昏
(
くら
)
し
微
(
かす
)
かなる秋
21
夏の朝 こころに映す蝉の聲 時の
彌終
(
いやはて
)
まで刻む波
17
隔世
(
かくせい
)
の街を産み出す
人波
(
ひとなみ
)
に
溺
(
おぼ
)
れしわれは
鰭
(
ひれ
)
も無き
魚
(
うお
)
33
蚊は居らず 猫も杓子も犬までも 翳で避けるか陽射しの重さ
17
(だめだこりゃ)外へ出て知る午前九時 かつて無い夏 今日の名古屋よ
16
覚めてはや霞む微睡み 吹く風よ連れてかないで おもいだすから
11
鬼灯
(
ほおずき
)
に
彼岸此岸
(
あっちこっち
)
の混ざりゆき 手をとり踊り別れゆく夏
21
夢は夏 似たまちかどの数知れど
彼
(
か
)
の日のまちにある人はなく
10
ジージージ シャーシャシャ ミーミンミン 時の翼となついろシャワー
11
タオル手に歩んで停まりまた一歩 日暮れ
媼
(
おうな
)
の背に 母をみる
25
今朝のいろ
蒼
(
あお
)
のひかりと蝉のこえ 梅雨もあけたか 寝起きの耳に
14
転んでもただでは起きぬ 歌にする 凶器だろこれ「あんかけの餡」
7
雨去りて朝の空き家の庭先に鳩の
番
(
つがい
)
の楽しげに居る
15
雨の
間
(
ま
)
に光る蔦をば伝い見て至れる空に鳥ぞ
吾
(
われ
)
見る
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