りっとう ゆき
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Twitter や うたの日などで詠んだ作品を置かせてもらってます。

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『こぼれ落ちた夢がすこし燃えてる』
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間違えて覚えた歌を歌いつつパピコ食べつつふたり海まで
8
火星に棲む二頭のブルドーザーたちが二つの月に向かって吠える
5
だまされたと思って買った隕石は美しい青 だまされたけど
9
ルールとか知らない同士テニスして勝つとかもなく握手 解散
9
経験は問われていないぼくたちがつくる地球の地味めな部分
12
「じゃあ百歩譲ってきみがマルクス・アウレリウスの子孫だとして、」
5
箸が転がったらおかしいのかという実験をしてるとなりのテーブル
10
八月は憧れすぎてぼくたちの地図はどこまでもどこまでも青
9
クッキーの缶に入った大量のクリップの中に埋もれた本音
13
面接で存在しない小説の感想述べた お祈りされた
11
愛なんて知らないでしょ?とたずねたらあなたも知らないでしょ?とAI
13
友だちが百人いるって前提で話が進むホームルーム
10
降車ボタンだれかが押したとだれもみな思って押されず通過する海
17
摘んでいい花と摘んだらだめな花があるらしいけど同じに見える
10
ステゴサウルスみたいな雲を眺めつつ知らない校歌をクチパクしてた
6
一番ベター 一番ベター あの人がやめても伝播される口ぐせ
6
あの人の手は頬杖をつくためにあるようでとても近寄れません
8
クレープのキッチンカーの座席から手を振る双子の夏の精たち
12
ほろほろとこぼれるマカロンほろほろとこぼして食べる 不慣れな部屋で
11
懐かしい町はマッチの中にまだあるはずなのに火がつかない
6
温室の中だけが現実なの、と巨大なハイビスカスが微笑む
13
黙るからきみの瞳に飛び込んでとっさにできないバタフライした
7
「ドラゴンは空と同じ色してるから見つけにくい」と眼鏡かけるきみ
12
「どっち派?」と聞かれて「猫派」と答えると「わたしはきのこの山派」と言われ
13
青信号ばかり選んで渡ってるあの子が戻ってきた まあそうなるよね
8
「火星から海王星までください」と言う人のとなりでパンを買う
7
怪獣は火を吹きながらほんとうはやさしいものになりたいと願う
9
雨上がりぼくらが窓から見てたのは喧嘩をしない恐竜の群れ
10
ボール飛び出し子ども飛び出し恐竜飛び出すドライビングシュミレーター
7
「どちらともいえない」ばかりに○しつつやや思ったり思わなかったり
10