Utakata
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ゆき
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気まぐれにきます。
「うたの日」で詠んだ歌もあげています。
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無印の傘に無印のテープ貼ってあるのがきみの傘ってしるし
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無駄な抵抗とかやめてしまったぼくたちの白すぎるTシャツ
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左へと言われ右へと言われもうぼくは空を飛ぶしかなかった
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ああぼくのなかのつめたいものたちがこなゆきになってふってきたのか
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定型があるから非定型があるってねえこの話前もしたっけ?
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右耳できみの言い訳ききながら遠くの北斗七星さがす
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会いたいけど誰に会いたいんだろうな つぎつぎこぼれるイルミネーション
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でもだからそれで?と迫る北風に振り向かないよう走ってる夜
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「明日にはうまくいく」ってあの人はまたペコちゃんに話しかけてる
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ここからはご覧のスポンサーの影響で遠くに行きます、さよなら。
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犬なら犬らしくしたほうがいいかとわんわん吠えてみたりするけど
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行かないで そんな悲しい色の蝶追ったら遭難してしまうから
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いま好きなものがいま好きでそれがなんなのかわかってたいと思うよ
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もーやだ、と神が言われた。すると闇があった。心地のよい闇だった。
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トナカイに連れて来られたおれの中のずっとずっと奥の神殿
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ああこれも罪なのですか止められず囓ればこんなに熱い紅
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黒いって思うあいだはぜったいに見つけられないブラックホール
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内側から鍵をかけてたはずなのにこっちが世界だったなんて
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ああこんなとこにポケットあったのか 使わなかった言葉をしまう
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崩れると分かってたから最初から崩しておいた豆腐、みたいな
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100無量大数ドルの星雲を買ったのにまだ満たされないの?
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運命ときみが言うから追いかけてみたけど黒いのらねこだった
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結論を言うときみとはわかりあえないけど月夜だし歩こうか
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冬服のきみはきみじゃないみたいに冴えた目で「ネブカドネザル2世」と
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ぼくだけがカメラ目線で鳥たちもカムパネルラも永遠をみてた
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行けたら行く そう言ったとき胸にまた咲かないままの睡蓮ひとつ
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「ごらんなさい、みんなが静かになるまでにこんなに冬になってしまって」
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いつも礼儀正しい彼が咆哮し、それが革命の始まりだった
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ワイン飲みつつ弾くドビュッシー 光、光、酔ってるのはぼくかピアノか
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ぼくの中の砂丘 風が吹いてないのにきみのストールはためいている
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