紅玉
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病院の眠れぬ夜に、ここにたどりつきました。どれだけ救われたことか…感謝しています。

大変だそう言いつつも一票を守ろうとする雪国のひと
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咲き初めのしだれ梅にもぼたん雪つかの間だけの白き世界よ
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て空に虚しさだけがこだましてそれでも春はやって来るから
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やせ婆の遠吠えだってかまわない平和ボケだと笑わば笑え
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政治家になる前ならばその笑顔好きになったな信じただろな
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母さんが千の風になってたら怒るだろうか鍋を磨けと
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二人して癌友だねと笑いつつ友に伝える想いあふれる
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張り詰めた背をさするだけガンバレもだいじょうぶよも言えないでただ
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夕焼けが夜にとけてく時間には帰れぬ日々が空に浮かぶよ
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子に孫に武器を持たせる日が来ると思ったろうか当時の人は
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政治家は選挙に勝つのが仕事だと…まさかホントと思わなかった
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夢のなか紡いだはずの言葉たち夜明けの空に消えてしまった
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胸うずく想いする短歌うた高校生?帰れぬ日々を思い出します
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雪国の厳しさ少しは知った今春の気配に浮かれもできず
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留守電の長々しゃべる候補者に入れませんよとつぶやいてみる
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通学の自転車の群れ見送ってはるか昔を思い出す朝
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戦争のできる国にはしたくない婆の繰り言願うは平和
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雪国に嫁ぎし友の四十年春待つ便りに思いはせおり
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ふるさとは雪が降るらし寒い家一人で暮らす弟思う
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下向いて笑ってるよなやぶ椿風にゆられて春を待ちます
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梅の木に毎年花が開くのはあたりまえではないと知りけり
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この国の先にも平和ありますか任せていいのあの人たちに
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顔中にご飯くっつけ笑ってる幼よいくさ知らずに育て
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「ご自由に」と柚子と橙並べ置く今夜だれかのおふろに浮かべ
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川べりのお地蔵さんに赤い花似合わないよと照れてるみたい
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寒空や雲間にぽっかり青い空そこだけ春が来ているようで
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窓を打つ風が夜通し哭いていてもらい泣きする眠れない夜
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短歌うたで知る大雪の地のご苦労に寒いくらいで負けてごめんと
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夢はまだまるめたままで胸の中かなうはずなどないから…夢
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いつもより遠くの山も見える朝冷気すいこみ生まれ変わろう
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