Utakata
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紅玉
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病院の眠れぬ夜に、ここにたどりつきました。どれだけ救われたことか…感謝しています。
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冬空にゆずの黄色がうれしくてとげも忘れて手をのばしてた
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いつの日か風になる日がきたならば君のうえではやさしく舞うよ
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「うるさい」と言って言われて日が暮れて明日の朝は笑うのだろう
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凍
(
し
)
みる
夜
(
よ
)
は入浴剤もいいけれど柚子のおふろに勝るものなし
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報われぬ思いを抱え帰る日は鯛焼き買っていちごも買って
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川べりを人が行くたび鴨が鳴く「気をつけろ、警戒せよ」と鴨が鳴く
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「今や癌は二人に一人」その一人自分だなんて思いもせずに
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次々とコロナインフル花粉症マスクの下で皺を重ねる
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親なんて自分を棚に上げないとできないものとつくづく思う
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母さんも昔は子どもだったからうざいと思う気持ちもわかる
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忘れまいテレビの中の惨状にただふるえてたあの日の朝を
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その努力復興なんて言葉ではあらわせるまい三十余年
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頑張れはもう聞きあきたはずだからいちご大福そっと手渡す
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すれちがう受験の子らにガンバレと心の中でエールを送る
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父母
(
ちちはは
)
と弟たちと住んだ家ドアを開ければみんないるよで…
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そういえば授乳の頃も思ってた せめて一晩ぐっすり寝させて
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カ―テンを開けても外はまだ暗く月と星との時間の
最中
(
さなか
)
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選択し洗濯してのくりかえし心のシミは落ちにくいから
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初雪が名残りの柿を白く染めめぐりそこねた季節を隠す
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ヒイッヒイッと名残りの柿にひよどりが飛んで帰ってまた大騒ぎ
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この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
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放課後の音とにおいが好きだった心パンパンだったあの頃
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日は過ぎるものではなくて送るもの今日を大事に送れますよう
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眠れずに記憶の海を漂ってこの人生もわるくはないと
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寒風に負けるもんかと下向きの椿の花が一輪二輪
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十八の冬はつらくはないですか?ぐっすり眠る夜もあれかし
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凍る空月と星とが話してるこの冬いちの寒波が来ると
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言葉とは土地にて育つものなのか「寒い」以外の言葉知りたい
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この寒さあらわす言葉知らなくてめっちゃをつけて寒い寒いと
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ベランダで見上げる空は空だけはいちばんだから四十五年
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