Utakata
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さくらもち
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脱・寝たきり 元気で長生き 成ってるよ 厚労省の
目論見
(
もくろみ
)
どおりに
2
たのもしきは介護保険は 使わずに 健康長寿 みんなで目指す
3
今日はなに やけに車が多いけど 爺婆
集ひて 秋の大会
3
スティックを 背中に差して 足早に
集
(
つど
)
ふ あの人 八十六さい
3
朝早く 隣の市まで 遠征す スティック持ちて ユニフォーム着て
5
スッキリと
潔
(
いさぎよ
)
さげで 美男子で 秋草抱えて 野に座す君 よ
6
図書館で 短歌の本を 借りてきた ちょっと憧れ 文語体の
短歌
(
うた
)
9
お彼岸に お墓参りのはしごして あの世の席取り こっそり頼む
9
面白きは 橋の欄干 トンビいて 目線同じで 互いにガン見
4
見る人を 楽しませんと 彼岸花
紅白紅白
(
あかしろあかしろ
)
お祝いみたいな
13
針と糸 初めて持つ子 多くあり
運針
(
うんしん
)
という言葉 死語になれり
9
家庭科に 子どもの実態 見て取れり 逆さに針持ち 糸を通した
8
ガラス戸に
家守
(
ヤモリ
)
の腹の映る夏
羽虫
(
はむし
)
を糧に 大きく成れり
6
嬉しきは ハンドルネームしか知らぬ
短歌
(
うた
)
の
後
(
うしろ
)
にあなたが見えて
13
敬老の 弁当の数 かぞえれば 三人寄るのに 数があわない
2
敬老の 祝いの品を 配りゆく コロナまた増え 式典中止
6
可愛い
猫
(
こ
)
硬直はじまり 号泣す 夫穴掘る 畑の隅に
8
老眼で 手はブルブルで ひざ
痛
(
いた
)
で それでも行きたい ボランティア
6
風流で やがてうるさき 虫の声 わりと近いな ずいぶん近い
9
この花は
枝垂
(
しだ
)
れを楽しむ花なのよ 丸く刈りこむ 夫と
諍
(
いさか
)
う
11
石垣の 闇に 命は繋がれて リーンリーンと エコーする秋
9
腕をふり
〆
(
しめ
)
という文字 宙に書く 思考のループ 終わらせたくて
9
切なきは ガンの進行 告げる人 心の荒み 受けとめきれず
6
初心者の 私の
短歌
(
うた
)
に 「いいね」をくれる 顔も知らない あなたに感謝
10
足どりに 「一人で行ける」 自信見せ 子どもの成長 夏が見送る
18
「ひとりで行く」 祖母との約束 背負いつつ 黄色い帽子は 歩道をわたる
19
古き家 バッタもいるよ 蜘蛛もいた 蛾もあらわれて
昆虫
(
むし
)
を捕る夜
4
虫かごに セミのぬけ殻 ダンゴムシ カブトも入り シェアするのは無理
8
怖いのは 白も緑も 同じだわ 1日4回 忘れず点けて
4
3歳児 使う言葉のおもしろさ 夏のヒットは おとうさまバッタ
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