Utakata
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さくらもち
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友くれしハンドクリーム手に塗ればフッと赤ちゃんの頭のにおい
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見上げれば少し紅葉見える朝俯きがちの子らも顔上げ
17
投稿の
短歌
(
うた
)
見ればすぐ顔浮かび聞きたき吾おり住んでる場所など
15
際だちて鮮やかなりし黄色かな濃ゆき葉陰に
石蕗
(
つわ
)
の
花咲く
22
殉教の丘に眠りし千人の塚はかがやく淡き冬の日
15
足を止め写真撮りたる彼の人は野辺の花にも冬を見ており
15
それぞれに飼い主がいて猫トンビ並び
寛
(
くつろ
)
ぐ防波堤の秋
16
雑用に追われて詠んだ投稿は二十のいいねただただ歓喜
20
祭り済む小さき村に笛の音の聞こえた様な秋の風吹く
27
大空を悠々と飛ぶ鳶でさえ餌をもらいてペットとなりぬ
16
秋の日に朝露のせて輝ける主なき家のカリンたわわに
24
やりきれぬ思いで始めたパッチワーク上手くならねど心は軽く
21
あちこちのお寺に眠る友訪ねお
弁当
(
べんと
)
持ち寄る墓参りツアー
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お彼岸のお参りおえて安堵する
葬送
(
おくり
)
たる友六人になる
15
モクレンの返り咲き見る秋の日に敬老の日は無事に済みたり
20
大相撲並びてふたり観戦す年金で暮らす敬老の日
18
敬老の祝いの品持ち訪ぬれば雨なき庭に一輪の秋
16
働いてせっせと納めた保険料 使わせられぬ現実ここに
11
目を落とすその瞬間まで気を抜くなキン肉保て団塊の世代
7
目指すのはピンピンコロリその日まで
地域の女性
(
はは
)
らは通う百歳体操
12
姿なく草に潜みてリーリーとひたすら単調あなたはだあれ
11
おはようの声をかけても目は合わず返事も惜しむ思春期の
女生徒
(
ヒト
)
14
水をまく汗びっしょりで黙々と疲れた夫によく冷えたメロン
14
これからの
生活
(
くらし
)
助けてくれるもの覚悟で通うスマホ教室
16
寝ころびて朝の冷気を慈しむ猛暑の夏の冷めやらぬ熱
9
お土産に持たせた母の常備菜トマト添えられLINE で返る
14
窓にいて羽虫を食べて育つ子を別人と知る驚きの夜
8
興味からヤモリの寿命検索す十五 年とはかなりな長寿
11
吹き返す天然の風心地よしエアコン使う日々に疲れて
21
明日
(
あす
)
からはまた暑い日に戻ると言う涼しさ惜しみ眠れずにいる
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