さくらもち
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投稿数
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大空を悠々と飛ぶ鳶でさえ餌をもらいてペットとなりぬ
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秋の日に朝露のせて輝ける主なき家のカリンたわわに
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やりきれぬ思いで始めたパッチワーク上手くならねど心は軽く
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あちこちのお寺に眠る友訪ねお弁当べんと持ち寄る墓参りツアー
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お彼岸のお参りおえて安堵する葬送おくりたる友六人になる
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モクレンの返り咲き見る秋の日に敬老の日は無事に済みたり
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大相撲並びてふたり観戦す年金で暮らす敬老の日
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敬老の祝いの品持ち訪ぬれば雨なき庭に一輪の秋
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働いてせっせと納めた保険料 使わせられぬ現実ここに
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目を落とすその瞬間まで気を抜くなキン肉保て団塊の世代
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目指すのはピンピンコロリその日まで地域の女性ははらは通う百歳体操
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姿なく草に潜みてリーリーとひたすら単調あなたはだあれ
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おはようの声をかけても目は合わず返事も惜しむ思春期の女生徒ヒト
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水をまく汗びっしょりで黙々と疲れた夫によく冷えたメロン
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これからの生活くらし助けてくれるもの覚悟で通うスマホ教室
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寝ころびて朝の冷気を慈しむ猛暑の夏の冷めやらぬ熱
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お土産に持たせた母の常備菜トマト添えられLINE で返る
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窓にいて羽虫を食べて育つ子を別人と知る驚きの夜
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興味からヤモリの寿命検索す十五 年とはかなりな長寿
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吹き返す天然の風心地よしエアコン使う日々に疲れて
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明日あすからはまた暑い日に戻ると言う涼しさ惜しみ眠れずにいる
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興奮と怒りの混じった声のにリーンリーンと虫の声響く
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天気の見きわめ上手かった隣の爺ちゃんもういない台風情報スマホで検索
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台風一過備蓄のはずのカップ麺とやたら目が合うこっち見ないで!
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虫たちはなんのこともなく鳴いている雨が降ろうが風が吹こうが
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ぷかぷかと波に揺られてゆく舟は姉の精霊舟ふねなり小さく手をふる
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返信の あぁ!の一言  可笑しくて 家族できても ここは彼の実家いえ
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ふと見れば息子あのこのズボン下がってる置いてけぼりの困った顔で
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兄妹きょうだいといえども二人はライバルで泣いたモン勝ち非情の掟
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子達こらが来て子達こらが帰りて座りこむ財布体力立ち上がれない
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