Utakata
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七竹
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テクニカルライター、元翻訳者。仕事柄堅くて具体的な言葉が好きです。今年は百人一首の本歌取りをしています。
百人一首と検索するだけで歌と解説は見つかりますので、是非見てください。ルビに怖がらず。
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とうげ、とうげ、山の上下、どっち行く?
(
吹くからに 秋の草木の しをるれば
)
むべ山風をあらしといふらし /022/100 文屋康秀
7
探偵の子供が大人に戻る日と
(
今来むと いひしばかりに 長月の
)
有明の月を 待ち出でつるかな /素性法師(コナン)/ 21/100
14
アメリカが爆弾背負って来る明日
(
わびぬれば 今はた同じ 難波なる
)
身を尽くしても 逢はむとぞ思う 20/100 元良親王
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花筏 枝からこぼれる幾日を
(
難波潟 短かき蘆の 節の間も
)
逢はでこの世を 過ぐしてよとや 19/100 伊勢
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小名浜の凪を見に行く祖母の海
(
住の江の岸に寄る波よるさえや
)
夢のかよひ路 人目よくらむ 18/100 藤原敏行朝臣
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恣意的な小さな神の乱心で
(
ちはやぶる 神代も知らず 竜田川
)
からくれなゐに水くくるとは 17/100 在原業平朝臣
11
転売の儲け話で並ぶ列
(
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる
)
まつとし聞かば 今帰り来む /中納言行平 16/100
13
八十で初婚の叔父に若菜摘む
(
君がため 春の野にいでて 若菜摘む
)
我が衣手に雪は降りつつ 15/100 光孝天皇
10
生存の分からぬ従兄弟に躓いて
(
陸奥のしのぶもじずり誰ゆ𛀑に
)
乱れ染めにし 我ならなくに /河原左大臣 14/100
11
五月雨が慰めのようであったとさ
(
筑波嶺のみねよりおつるみなの川
)
恋ぞつもりて 淵となりぬる /瑤泉院 13/100
13
中年の同窓会の夜半まで
(
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ
)
乙女の姿しばしとどめむ /僧正遍昭 12/100
12
下向いて片手袋を探す海
(
わたの原 八十島かけて 漕き出でぬと
)
人には告げよ あまのつりぶね /参議篁 11/100
11
これやこの
想像ラジオのジングルは
(
行くも帰るも 別れては
)
知るも知らぬもあふ坂の関 /蝉丸✕いとうせいこう 10/100
12
抜け感がくすみ始めて春来たる
(
花の色は 移りにけりな いたづらに
)
我身世にふる ながめせしまに /小野小町 /9/100
11
ニュース見ず皆既月食に気付く夜
(
我が庵は 都のたつみ しかぞすむ
)
世をうぢ山と 人はいふなり /喜撰法師 8/100
12
働き者の総理は空など見上げない
(
天の原 ふりさけ見れば 春日なる
)
三笠の山に 出でし月かも /阿倍仲麻呂 7/100
15
歌詠みの熟考中のメモ帳の
(
かささぎの渡せる橋におく霜の
)
白きを見れば夜ぞふけにける /中納言家持 6/100
15
声帯を取られたチワワに話す人
(
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の
)
声聞くときぞ秋は悲しき/猿丸大夫 5/100
11
東海道新幹線の車窓から
(
田子の浦に うち出でてみれば 白妙の
)
富士の高嶺に 雪は降りつつ /山部赤人 4/100
14
南西の医療のない国でトゲ刺さる
(
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
)
長々し夜をひとりかも寝む /坂上田村麻呂 3/100
12
夏が来る捨ててあるような室外機 衣干すてふ 天の香具山 /持統天皇 2/100
10
夜遊びと祭りが終わる月曜日 我が衣手は露に濡れつつ / 天智天皇 1/100
12
高額の現金を持つ。本名を知らぬ娘の学費になるそう。
15
旧市街未来の候補は現れず蔦草絡む茶色いポスター
16
自販機のペットボトルが水筒に名前を変える午後の仕事場
17
愛してる。ああ?愛してる。
(
奢った3000円、利子つけて
)
愛してる→→「レターパックで現金送れ」
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おじさんのギトるLineを盗み見る 駅と駅と気と遠くなる
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イヤホンが汗で没する さようならはFマイナーのFUZZで
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「人は死ぬ」あらゆる人の最終話 善悪すらも彼岸に消える
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アカウントああアカウントアカウント 重ねた便利に頭がきしむ /芭蕉
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