七竹
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テクニカルライター、元翻訳者。固くて具体的でブレのない言葉から、曖昧で解釈がいくらでもできる言葉にここではスイッチしてます。
今年は百人一首の本歌取りをしています。解説のリンクはこちら。
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html

書いたもの(今は百人一首の本歌取り)のエッセイをつけています。ぜひ読んでください。
https://onaka.hatenablog.com/

どんぐりは重力任せで旅をする(もろともに あはれと思へ 山桜 ) 花よりほかに 知る人もなし 066/100 前大僧正行尊
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氷河期で冷凍されたマンモスは(恨みわび ほさぬ袖だに あるものを) 恋に朽ちなむ(恋で朽ちる) 名こそ惜しけれ(名を残せず) 065/100 相模
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血液の異常を伝える診断に(朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに) あらはれわたる 瀬々の網代木 064/100 権中納言定頼
10
納豆を食べてうがいをしない部下(今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを) 人づてならで いふよしもがな(人づてでなく直接言いたい) 063/100 左京大夫道雅
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失恋がカルタに残り遊ばれる(夜をこめて 鳥の空音は はかるとも) よに逢坂の 関はゆるさじ(あなたとは会えない) 062/100 清少納言
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真相が電気で狂い偏光し(いにしへの 奈良の都の 八重桜) けふ九重に にほひぬるかな 061/100 伊勢大輔
9
何事も擦れば答えるガラス板(大江山 いく野の道の 遠ければ)  まだふみも見ず 天の橋立 060/100 小式部内侍
12
ミスからのミスを挽回出来ぬミス(やすらはで 寝なましものを 小夜更けて)  かたぶくまでの 月を見しかな 059/100 赤染衛門
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人気なく誰にも見られぬ本歌取り自分を葬る穴を掘るよう //飽きられてんのね
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昨日さえそのほとんどを忘れてる(有馬山 猪名の笹原 風吹けば) いでそよ人を 忘れやはする(あなたを忘れるものか) 058/100 大弐三位
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ひそやかに蝉は卵を残し死ぬ(めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に)  雲隠れにし 夜半の月かな 057/100 紫式部
13
ファミレスの言葉の中にいる彼女(あらざらむ この世のほかの 思ひ出に ) いまひとたびの(もう一度会えれば) 逢ふこともがな 056/100 和泉式部
8
窓の下キャンドルナイトに見える鬱(忘れじの 行末までは かたければ) 今日を限りの 命ともがな(命としたい) 054/100 儀同三司
8
玄関に蝉が転がり落ちている(嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は)  いかに久しき ものとかは知る 053/100 右大将道綱母
12
我々は欲しがれません 負けてなお(明けぬれば 暮るるものとは 知りながら)  なほ恨めしき 朝ぼらけ(夜明け)かな 052/100 藤原道信朝臣
12
尽きせない怒りをとにかく燃料に(かくとだに えやはいぶきの さしも草) さしもしらじな(知ることもない) 燃ゆる思ひを 051/100 藤原実方朝臣
8
八月は六日九日十五日 怒りと祈りは平和の楔 /永六輔または詠み人知らず
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鬱病の命の軽き日が過ぎて(君がため 惜しからざりし 命さへ) 長くもがなと(長生きしたい) 思ひけるかな 050/100 藤原義孝
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国籍も年齢もなき大花火(みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ ) 昼は消えつつ 物をこそ思へ 49/100 大中臣能宣朝臣
10
兵となり波となりし身寄る辺なく(風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ) くだけて物を 思ふころかな 048/100 源重之
9
AIのパシリでタービン回す夏(八重むぐら しげれる宿の さびしきに)  人こそ見えね(人の見えない) 秋は来にけり 047/100 恵慶法師
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冷却のために働く夏の昼 高校球児は日に日に消えて
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次の夜へ駆け落ちていく希望だけ(由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え) ゆくへも知らぬ 恋の道かな /046/100 曽禰好忠
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下り坂48に加入する(哀れとも いふべき人は 思ほえで) 身のいたづらに(むなしく消える) なりぬべきかな 045/100 謙徳公
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おすすめのあなたをタップしなければ(逢ふことの 絶えてしなくば なかなかに) 人をも身をも 恨みざらまし(あなたも私も恨むことはなかった)044/100 中納言朝忠
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指先の上下左右で生きている(逢ひ見ての 後の心に くらぶれば) 昔は物を 思はざりけり 043 /100/ 権中納言敦忠
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「約束をする約束」でさえ果たせずに(契りきな かたみに袖を しぼりつつ) 末の松山 波こさじとは /こさじとは「越さない」こと 042/100 /清原元輔
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あの島にワンチャンの実が成るらしい(恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり)  人知れずこそ 思ひそめしか /041/100 壬生忠見
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肩越しに恋を見つける山手線(忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は) 物や思ふと 人の問ふまで 040/100 平兼盛
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紫陽花をやらしく撫でる老人の(浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど)  あまりてなどか 人の恋しき /039/100/参議等
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