立ちつくし 目線を落とす ゴム草履 虚無僧にあらず 我コミュ障なり
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今のとこ、百パーセントの確率で、恋の終わりはあっけなかった。
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渋滞も「止まれ」がきれいになるならと静かに待ちていつもの道で
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人間の顔にはダニがこの星の顔には俺ら人間がいる
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春の陽に 惚れ狂いしや 徒桜 今は盛りて 待つ花嵐
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苦しさの先にあるから恐ろしく 果てにあるから救いになるもの
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もう散るかまだ寒寒し夜風吹く生き急く花に恨みごと言い
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好きだって言いたいきもち溢れてる車椅子から立ち上がるほど
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着るものの 色味が少し 明るめに なりそうだけど ならないような
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夜桜の果てに佇む二人連れ桜なんだねこの二本の木
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小説みたいな恋をしたのに漫画みたいな転け方をした
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おもしろいラジオが終わりつまらない朝がそこまでやって来ている
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我たちを楽しませる義理もないけれど今日ははかなはな散らしの雨
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生まれては死ぬ一筋の軌道にも銀河に勝る我が身複雑
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メーカーの悲鳴はこだま「あの件で見積りさえも出ない」と言われ
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スマホ疲れでデジタルデトックスをしようとスマホで方法調べる
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あまり喋らない君との別れ際 綺麗にハモった「気をつけてね」
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気がつけば桜の季節になっていて君のいない日にも慣れてきた
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飲み込んだ 「好き」の形に 喉が鳴る 嘘でかぶせて 今日の夕暮れ
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嘘ならば 本音を言える 気がしてる エイプリルフール 弱虫の盾
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掌のダムカードは季節を連れて いつかの旅はきみの道標となり
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コロナ禍に元気もらった人もあり「ポヨヨン」と歌うお姉さんたち
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もうちょっと考えて嘘つきなさい 通知表って無いわけないのよ
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フレッシュさの欠片もないって顔をして乗り込む電車四月一日
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眠りたる社会科準備室の窓際に色褪せた地球儀と午後
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いつかまた帰ってくるか知らないが春泥棒にまたねと叫ぶ
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あの日より増えたピアスも傷跡もきみに見せない澄ました顔で
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資料、思慮、 死霊のような 白い顔 知りようもない 心労の致死量
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非常勤の年間契約を更新す。エィプリルフールの日とは知りつつ
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主軸たる 者が操る 刺さらない 言葉の本意を 知る由もなく
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