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君の背に残る私の爪の痕 赤い三日月シャツが隠して
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お名前は? 化粧も知らぬあの日より 老眼鏡を取り出す君まで
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馬鹿だからグロテスクしかわからない 天使の小言は自慰に溺れて
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薄幸の 悲劇のヒロイン 救うのは 自分の中の 喜劇のヒロイン
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おびただしいファイルの中から彼は『月〜コピー〜コピー〜コピー』をクリックし、
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今聞くと 歴史おもしろ 知りたいな となるのに何故 あの時私
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数年間 勉強をして 知ったこと。 全く自分は 無知ということ。
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一言で片付けられるようになる 言い訳みたいな言葉好きなのに
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酩酊は知らぬが苦しみ溶かしたくて 風邪薬飲んで飲んで飲んで
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絶対に 記念日だって 忘れてた でも予約した それ才能ね
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風呂の水 温くなるまで かき混ぜて 寒さ堪えて 肩まで浸かる
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ブルゾンの フードをかぶり 暖房を つけよかどうか 迷ぉてんねん
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かさぶたを剥がすみたいに思い出す江ノ島の海SHIROの香水
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ただ生きた女を見なしたファムファタル 美しい
笑
(
わら
)
の社会は回る
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少しだけ時間が経って手をふいにどけたらそれが最後になった
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じぶんのこえ 無視して底に 流し込む 聞いてないふり いつもの日常
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誰しもが 通る道だと 言う大人 でも子どもたちは まだ通ってへん
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気圧かな?全部こいつのせいにするカード落とした頭の痛さも
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この思い忘れるために初めるの 抱きしめてくれない?最後の思い出
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アンダンテ プレイリストは君色に ポップの歌詞は口の先から
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二年弱経ったよもうね、夢の中 故郷も東京も出てこないのよ
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冬寒夜 歯ブラシ一つの ワンルーム 銀の星と見ゆ 頬から落つ
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ラーメン屋 開店を待ち まだ眠い 午前
3
時に 列を成す人々
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正しさを 振りかざすという 間違いを お互いしてた 正しいと信じて
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A
I
を使った文で褒められた。支配されるとはこういうことか
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黒髪の右手に持たれた讃美歌と恋の音なる礼拝堂
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そんなこと普段はしない矢野君が私の手を引き屋上へ行く
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過ぎ去った夏から返信小さな秋の小さな恋のメロディー
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大変なことをした絶世の美女を産んだの国揺らいじゃうかも
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ボス猫に ケンカ吹っかけ 冷ややかに スルーされれば フテるしかない
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