自転車のサドルについたひとひらを無造作に振り払う貧しさ
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井の中の蛙いれたの誰だこら 食われたくないはよ出せこいつ
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安全に狂う方法知りたくて鍵をかけたか思い出せない
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腹の底、見えぬと言われ、ほくそ笑む。 見せる相手は選んでるんで。
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手の甲の油性のメモの「の」の文字の端のくるんの丸みを撫でる
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まっさらなルーズリーフに立ち向かう なけなしの言葉を武器にして
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目が覚めた今何時かは分からない 発熱・頭痛・孤独は分かる
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手放すと決めた日だけが遠ざかり穴と痛みはまだここにある
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似たやうな個室のドアの表札には「I❤LINUX」(アイラブリナックス)と🐧(ペンギンマーク)
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啼き吼える獣それとも染まる花 愛はひとしくひとしく芽生ゆ
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悲しいとコーヒーばかり飲んでるので、私のカップだけ何か汚い。
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春の星描くの下手だね本当は暗いところで光るんだよね
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十二時の 山の寝息で目が冴える 非日常の 檜の天井
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県庁の近くの大きい公園で薬務課の人が煙草を吸ってた
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知らんがな。その哲学も、こだわりも。思いつつ淹れる、ぬるめのコーヒー。
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復讐の文字のみありて見送られてる人の隣で今発つ
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気付けばや 小さなり箸 もの寂し いつしか長ず きみの手のひら
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灯籠の 笠にも下にも み雪なく 去年(こぞ)より遅く 盆梅に来ぬ /長浜盆梅展3月10日
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祈れども居るかわからぬ神さまに常世の癡かを祓えと叫ぶ
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バス停に落ちてたキャバクラの名刺には、私の名前と同じ源氏名。
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『電波が受信できません』そうやって拒絶できるのうらやましいな
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やさしさも激しさも春孕みつつ雨は愛する側に降る水
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買い置きが心もとない貼るカイロ色々使うし買い足しておく/丹田と仙骨
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「また会える?」「うーんどうかな、わからない」 きっと次回も 僕から誘う
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自己満でいいではないか拙さを恥ずかしげもなく晒してるし
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出勤の迎への車に妻とのりランチの相談も楽しからずや
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県知事が局長こんどうならば副知事は 副長ひじかた務め県民守る
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帰り道。鞄に酢イカと酒がある。デグーを見ながら晩酌するのさ。
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拙者も凡百ふつうであるから堪えられぬとは知りつつも夢見る流浪人むしょく
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君がため 慣れない手つきで 目玉焼き 形はいびつで 黄身硬め
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