好きな花一緒で嬉しかったのに 花言葉の意味「別れ」だなんて
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叶わない約束もまた星となり 出逢う時までひかり続けて
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道化師は 心の中では 泣いている けどみんなが笑う それで幸せ
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立春の まごうことなき 青いソファ 桜が似合う 優しい色だね
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歌をもて 我を殴るも 諌めるも 知りてなお堕つ 我が影の常
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春を待つ 息苦しさに 耐えかねて 枯れ木は雲を 咲かせたみたい
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人々を操るモノは広がって 脳内にまで侵蝕されて
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吾の奥の 影を認めて 撫でてやる 筆を手となし そっと書きおり
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アイフォンを鞄に入れる 今日だけは迷い悩んで自分で決める
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道にあひ 百合子に顔を 赤らめし 三汀の歌 詠みし文明 /三汀忌2026年3月1日
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未使用のかわいい傘をリビングで差す幸せが雲に似ている
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逢えぬから文字読み返す携帯が 温かくなる人肌のように
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蒼穹へ消えゆく糸のひとすじを 誰か紡がん青の続きを
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夜勤明け陽の射す部屋で微睡みて上書きされるタスクと疲労
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無知無力 わたしは恥じる 過ちは 繰り返しません 繰り返しません
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使い終わった詰め替え用の食器用洗剤だけが私の家事を褒めてくれた
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かろうじてぶらさがってる男たち 転んでいるが落ちたくなくて
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遠き街 背負いて戻る 夕暮れに 母の笑みあり 湯気立つ食卓
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コンビニで公共料金払ったらいつもの家の犬見て帰る
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雨降りを寒く過ごしてくしゃみして晴れれば花粉またくしゃみする
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ささくれた心 詩作で整える 先の自分に 「ファイト!」とのエール
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高砂や尾の上に立つ雛人形 残る四段の名を忘れけり
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ひな壇の隅に出番を待つ我ら 名も知らねども春を囃さん
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北国で 最高気温 プラス二度 それで寒いは もう冬じゃない
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暁光に 染ましり凍てつく 襟立てて 届かぬ街の 君に幸あれ
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故障した 馬を横目に 引き離す サラブレッドの 非常な世界 / ダイイチルビー 🆚 ケイエスミラクル
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ジャケットの袖からのぞく細き腕 巻かれた時計妖艶すぎて
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風吹けば 揺らぐ心は 今消えて 木の下君の 髪結ぶ花
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ドラム缶錆びつき転がる道端に散りしタンポポあれは予感か
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ミサイルも ドローンも要らぬ 一壺の 葡萄の美酒に ただ酔いしれて /オマル・ハイヤームのフェイク短歌
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