不器用にナンをちぎって食うわれをなんにも言わず君は見ている
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涅槃西風(ねはんにし)吹く日の午後を谷町の能楽堂に琵琶聴きに来つ 筑前琵琶演奏会
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かのひとを思いて花を選びしがその良し悪しをわれは知らずも 筑前琵琶演奏会祝花
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「幸せの形は仔犬」と言うあなた 「仔猫」の私じゃふさわしくない
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今日の蒼瞳羊駝きみ ご機嫌斜め 目も合わず 触れ合い出来ず 虚しく帰る
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パソコンの天寿を確認せしあとのハードディスクとメモリは形見
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ゆっくりと 二十数えて 温まる 気づけば二十 超えて幾年
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窓越しにうっすら聞こえる雨音とエアコンの音喧嘩している
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目の前を ずぶ濡れの人が 歩いてく 晴れるのを待つ 僕らの前を
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ただ人が我慢しているそのことを 美徳と呼ぶな我慢と読んで
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わらはより ともに遊びし ふたりなれど ゆゆしきいくさ 仲を裂きぬる
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お互いに撫でながら寝る冬の夜 あなたは頭 私は背中
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PDF バージョン古い 早急に インストールしろ!!!って しつこいウザい   
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欠点をあげつらわぬを美徳とし交わりて早十年が過ぐ
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傷付けた責任をとれ叫んでる暇があるなら止血してろよ
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休養は何もしないことではないと言われて足に増える鉄球
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冬は寒くて嫌ひです 春は売切れ 夏は来ず
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これやこの この身に迫りたる 末期まつごかな いまはうるはしき花を咲かせて
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父親と 母親の名から 一字づつ もらっただけの 無意味な名前
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夕暮れに ひとつの傘に 肩並べ わが衣手に 梅雨はつきなし
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むらさきのまくはるむこうのふじのねのすそするおとはざぱーんでした
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ほとりわき 香る萌芽の 眼差しに 君が季節の 来るをぞ知る
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足元に落ちる光がでこぼこの木曜朝を優しく撫でる
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人気沸騰 ボンボンドロップ これもきっと 出ては消えゆく一時のブーム
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大文字で感謝の二文字記したる旗冬風に煽られている
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細胞のひとうひとつの窓を閉めこれより始まる幽体離脱
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間違えてお行きなさいね間違わないと学べないから
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血まみれのわが鈎爪に怖気づきわが恋猫は路地裏に消ゆ /猫短歌
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安住NOオアシスNOジュテームNOオーマイ脳はお歌にボーン
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部屋干しで みるみる上昇 湿度計 洗濯日和に お日様ゴメン \ 関東はカラカラです
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