Utakata
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カラオケで君が歌っていた曲をこっそりプレイリストに入れた
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宅配で 届いた荷物 段ボール 猫が気に入り 今も開けれず
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刈り終えし 棚田の畦に曼珠沙華 彼方に霞む北上の峰 /吟行の旅第四首目
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薄まったアイスオーレや切なさに真水の層だけじゅっと吸い取る
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星の歌聴きたきゆえに黒猫は三角みみを ずっと澄ませり
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芋掘りの子のため妻が贖いしちいさな軍手に名前を書きぬ
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好きじゃない そう言うくせに 目で追って 目が合う前に 見下ろすネイル
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窓の外太鼓の音は秋祭り神輿担ぎ手集まるだろか
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思春期にノックをしない母みたい 勝手に写真まとめるグーグル
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還暦の同窓会のお知らせに身体と気持ちのせめぎ合いかな
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丁寧に浴衣をたたむ袂から夏の思い出こぼさぬように/題『ように・ような』
9
寒紅を差し越前の和紙を漉く 息を凝らして明日へと紡ぐ
9
納豆を食べてうがいをしない部下
(
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
)
人づてならで いふよしもがな(人づてでなく直接言いたい) 063/100 左京大夫道雅
9
季
(
き
)
外
(
はず
)
れも
馥郁
(
ふくいく
)
たりて甘美なり
龍眼
(
りゅうがん
)
二つ 幸運の
珠
(
たま
)
9
宵入りて 週の終わりに 飲む酒は 煎じ薬よ おかわり所望
16
母親の 声の後ろに 虫の音 電話越しから 秋を感じる
11
通知表満点の五が散っているオール五はじめて取ったやったね!
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秋の月 ノートの隅に もうひとつ
7
雲の峰 夕空晴れて 口ずさみ 麦わら帽子の初デート
7
タイ国の 暑さに耐えず 仏像は 木陰の下で 手枕しけり
7
街角の 花屋のピンクの コスモスに 草むしりする 母の背を見る
14
返信は無駄と分かって いながらも 馬鹿をする俺 既読は付かじ
8
銃弾を装填しているみたいにリモコンの電池入れてる息子
6
海自では 金曜日には カレーです そしたら空自 なんなんですか /
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7
駅伝へと 急ぐ
中学生
(
がくせい
)
シニアらは 祭りの話に 賑わう秋朝
9
秋桜に 金木犀に トンボたち 鮮やかなれど 心遠くて
15
ゼロカロリー すべてがゼロの 500ミリ 俺はいったい 何を飲んでる
6
膝に来るつらいお気持ち分かります大事大事にして下さいね/ひさかた乃さんへ
11
鳴く音が 秋を知らせる 百舌鳥の声 心落ち着き 過ごす夜かな
10
健診の
四十
(
しじふ
)
余名に疲れしもスーパーへ寄らむ秋晴れなれば
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