Utakata
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休日の 午後は座椅子にもたれつつ ゆるりと涼む秋風ぞ吹く
15
VISAカードの解約すませ安堵する老いの心に終活の文字
10
火葬場で 親父が灰に なるまでに 家族で話す 親父の愚行
14
盆の時期娑婆は地獄の暑さだよ季節変えなきゃもう行かないよ
7
学校に向かう途中で猫ちゃんがぬくぬく寝てた 一緒に寝たい
9
本好きの意地を感じる絶やすまいと本屋のあとに本屋が出来て
7
国道の向日葵ゆっくり見たいのにいつも信号青なんだよね
7
もう一度ちゃんと青春してみたい 鎌倉高校 駅前は海/江ノ電、いいなぁ
9
別室で基本は好きに過ごしてる 水と油はたまに混ざって
6
マウスでは 効果あるらし ミントティー 人体実験 我が身で試す/認知症予防
10
母ごころひそかに疼く秋鴉 巣立ちしあとの夕闇の濃し
10
暖かい ひかりが灯る ひと窓の 今日も迎える 日曜日の夜
9
要するに 他人の欠点 赦せれば 自分も少し 赦されるかも
5
占いで やめときなさいと 言われても わたしの人生 すきに生きるの
5
夜明けなど来な来な来なと願へども昇る朝日を疎ましく思ふ
5
夏風に触れた気がして目の前を横切るあなた不思議な気配
6
地震明け ダイヤ乱れた 休日の 満員電車に 戸惑う親子
9
お前今日誕生日なの? 早く言え 片手で投げるハーゲンダッツ
6
スマホ見る 手に顔付け ゴロゴロと 餌をおねだり 三毛のあざとさ
6
熱量とともに減りたる靴底を磨きつつ見る 日曜の夕
5
もうひとつあると嬉しいお茶請けの信州銘菓雷鳥の里
4
十円の違いしかない納豆も食えば違いはわかるんだろか
4
「頼れるものはただ一つおのれの腕と腰のどす」次回木枯らし紋次郎・・・
7
美味しいと言わなくたってわかってる見ているだけで幸せな顔
4
スーパーの屋上なんてところまでとんぼ泳いで処暑の空なる/喫煙所から
12
これというピタリの言葉決められず
音
(
モーラ
)
が足りず歌纏まらず
8
『好き』という言葉 以外の全
語彙
(
ごい
)
で、君に好きだと伝えているのに。
20
ダイソーで学校雑巾買う人と同年代の吾は菓子買い
14
ミンミンの声コオロギの声鳥の声トンボ行き過ぐ緑は深し/ああ豊かだ
15
鎌倉の苔むす石段上りをり頭あげれば古色蒼然
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