抱えても抱えても夢こぼしつつ回収しきれぬ自分を愛す
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この町は 見事に休暇を取っている 店は閉まって渋滞もなし 
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農家から嫁ぎし日より40年豆腐を作りし祖母の手を見る
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ルーターの作動ランプを見て思う前に蛍を見たのはいつか
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間違いの近くに落ちてる最適解 正解だけじゃ進めぬことも
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西国の 民は熱波に苛まれ 余震に怯え夜を過ごすらむ 
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宮城野の草吹き結ぶ秋風に零れて落つる萩の下露
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ようやっと風鈴の音のやや涼し立秋の日のにさんにちあと
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薄明に 小鳥のさえずり 目覚めけり 涼やかに吹く 心地良き風
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ふるさとで誰にも会わず街並みを眺めただただ歩いていたい
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鬼やんま渡る一条戻り橋 わが身ひとつの影を連れつつ
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ペン先が 行きつ戻りつ 便箋に 真意を探る 夜ふけの迷路
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衝動に急き立てられて夏の雲 どこへ行っても空は空だよ
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いつまでも絶えることなく汗だくのおじさんひとりで観る『ちいかわ』
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国籍も年齢もなき大花火みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ  昼は消えつつ 物をこそ思へ 49/100 大中臣能宣朝臣
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蝉時雨 会いたい貴方の 面影が 燃ゆ迎え火を 背にし揺れる
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地獄絵図(笑)続き気になる大丈夫?お気持ちすごく分かります/ひさかた乃さんへ
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人生の名場面ほぼ撮り終えて答え合わせのエピローグへと
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バタバタと 一日過ぎて 今日になり 明日明後日 加速する日々
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不採用 またも採られぬ 我が身なり 夏の最中に 心また減り
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聞いてない過去のはなしと根拠ないうすい予測をきくお盆前
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割り箸で ポテチ食べてる 俺を見て 口開けて待つ キミは雛鳥
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あさがおの 観察日記に やませふく ねぶた燃やせば 残る骨組み
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しおれてる 君を見つけて あわてだす 朝の水やり 忘れてごめん
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何故夢を見なければいけないのかを上手く説明できない大人
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丁寧に破いて切って折り本に着せる各地のみやげの味を
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海の日は海に入って山の日は山に登って誕生日に死ぬ
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病んだ後 再就職して 二ヶ月の 息子は既に  プロの顔して
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漂白の白いTシャツ帆の如く僕は何処にも行かないけれど
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ありんこが出るんだ旦那頼むよと蠅取蜘蛛はえとりぐもを見逃してみる
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