立春に 眞たる午の 年來たり 安泰願ひ 參る神佛
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とことわ永久に 言葉だけなら いくらでも 一人芝居の ひとりよがりの
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後厄の 廿六をば 終りては 惡祓はれて 平穩の代ぞ
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盆栽の舎利抱えて歩けば足元で目を合わせる椿の欠片たち
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4回生すべての用事に「最後の」がついてほんのりエモーショナルだ
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淋しいと言えば良いのに淋しいと言えば認めることになるから
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視線追い 屋上に雨 香のくゆる 結ぶその像 君じゃないから
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零時のバスターミナル 太腿にドリンクを挟んで 夢の国へ
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暗鬱も 想い暫く 愛芽生え 故に月日を 明あかりと謳う
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「恋したい」 つぶやく君を 眺めては 恋い慕いつつ 想うころかな
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すわ選挙オイラを騙すジミンはアカンじいじばあばも目醒めの時ぞ!
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風花は父の布団のぬくもりにそっと一粒もらう仁丹
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世界一夢の叶わぬ俺が居る悲しむ勿れ哀れむ勿れ
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欲深き吾を諭すや石伴侶磨きて珠と為せが天命
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生きてると暗い闇夜もあるけれど、それでもいつか暁は来る
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白黒じゃつけれないほど世の中はグレーのものが入り乱れてる
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「あいうえお」みんなはじめに習うのに いつまで経ってもわからない「あい」
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駆け抜ける選手がつくる突風は熱狂という渦を生み出す
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白い地図自分とみんなで描いてく、その地図の名を人生と言う
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衣食住 足りて医職自由 担保せり 暗闇の中 吾突き進む
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僕の歌は君への想いただ詠んで 届いて欲しい欲しくないとか
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豆乳とバナナを摂りて耐え忍ぶ月つとめ前仕事は多忙
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死ぬという 人に流るる時はなし されども最期の路とならむ
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花街のおもかげ残す軒先に置く草花のなにがなにやら
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ビッグエア 空飛ぶスピン6回転 画面で観る我 目が眩むほど
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何も無い私の頭何も無い心も無論何ひとつ無い
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五つの輪 世界の悪を砕きたれ 我の弱さを 砕きたれ
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加湿器の蒸気 外に降る雪  上へ下へのリズムが 心地いい
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想像が 想像を生み 着膨れて 安保法制 民救われじ
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スコッチのピートの香り膨らみて 全身巡る休日の余韻
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