濃い緑うすいみどりの間をぬけて葉と葉をわたり旅する蟻よ
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庭先で アイスの棒の 墓標に 娘と手向ける タンポポの束
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大丈夫と言った父の背は少し曲がり始めて小さく見えた
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花植えに 村のおさらが集まりて 花の配置にバトル勃発 
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「お爺ちゃんご飯はさっき食べたでしょ」と食べてないのに言うボケた嫁/ほのぼのファミリー短歌
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玄関で母がまたきてね言いながら毎回握手帰っていくわれ
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高原で 子らは牛より 名物の ソフトクリーム 見てほころびる
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指輪を外しても指輪をしている跡が残っている私の手
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スーパーの寒さに耐えかね半袖じゃ 女房の買い物外で待ちをり
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通知欄 あの人の名は見つからず 我より送る 勇気もあらず
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雷雨やみ日差はすでに夏本番! 猛暑酷暑の先触れならむ
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ささくれた装丁纏う文庫本 同じ内容 変わる感想
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雲ありき 白く染まった 青空は 初夏を導く 水無月のイン
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ラジオ体操 お休みしたね と声もらう その優しさに 笑顔で返す
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おい誰に踏まれてやせてしまったか泣くな家に持ち帰ったアルミ缶
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面白い 皆に観せたい この映画 5人を誘って 5回観に行く
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広告を閉じるを示すバツ印指先ぶれてリンクが開く
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夏衣なつごろも ひたす磯辺の 車輪梅しゃりんばい 花は散れども 青葉涼しき
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仕事だな一日元気に働くか今日と言う日は二度と帰らぬ
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雲海を蹴りて飛び立つ若鳶の翼励ます夏疾風かも
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にわかでも いつしか画面 くぎづけに 吾の体温も 朝から上がる
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雨さえも 味方につけて レジェンドは 人馬一体 走り抜けたり
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緑より みどりに近い 山々は  このながあめで なお青くなる
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棚並びかわった近所のダイソーは髪型変えた知人のようで
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手土産に屋台で買ったと渡された ソース焼きそば、お祭りの味
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二階まで 何かを取りに 来たはずが 思い出せずに 二日が経った
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真夜中に確かに聞いた蚊のプイーン刺さないそれもなんだかさみしい
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まどろみに幸せ詰めて舐めてみる 少ししょっぱい 君の味付け
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マウントを既読無視する昼下がり小さき自分空は灰色
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通るたび今度行こうとせがんでたハワイアンパンケーキのお店
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