植え替えて 枯れたかに見えたアロエ株 見事復活 底力見る
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菓子作り 何が一番イヤかって 砂糖の多さを思い知る事
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待ち望む 菜園潤す台風の 連れ来る雨は恵みとなりぬ 
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悲しみの 栞は必要 ないのです レシートいいです 箸ください
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石段を登りきったら山門の中はただただ紫陽花の苑
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パンという 幸せ香る 誘惑に 負けて来週 健康診断
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わん!としか吠えぬ獣であるくせに そのひと声の音色とりどり
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生きるってえらぶことだね 喧嘩後に笑顔で「おかえり」言ってみましょか
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「この人は何でも知ってるんだよ」と ゆっくり魔理沙を褒めるお袋
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気をつけて杖つく我にコンビニの店員の声うれしかりけり
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泣いているあなたをみると辛くなる 笑っていても辛くなるけど
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ガーベラを4本束ね会いにゆく 薄き匂ひに 気づくといいな
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階段で 行くと言い張る 孫つかみ バアバの説得 塾は六階
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川縁かわべりのひとり歩きのひとごと過去と未来が交差する午後
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君の目に見える景色はそのままの彩り深く山野を映す
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スズランの白き花散る前橋の悲喜こもごもの群落のこゑ
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断捨離を言うは易し書斎発押入れ経由車庫止まり
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タクシーで家まで帰る裏道の人気の無さに壊れた心
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「おやすみ」と嘘ついた後、遠回りしてから食べるとんこつラーメン
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野分去り吾には月の暴風雨合羽かっぱの代わりはピンクのイブA
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相対性理論を思う 三十分くらいと思って二時間寝てたの
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手に持った半額のコロッケの栄養と混じるようにおやすみを告げるラジオ
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窓開けて駐車場にて時つぶし 少し居眠り次のアポまで
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次に会う約束できぬ歳なり 名残りの酒の酌めども尽きず
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憧れを語るあなたに暮らせまい虫と不便の満ちる山国
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園の池浮かぶ枝葉の熊手かきただ眺め居る野分けの始末
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伝書鳩ふるき鳩舎をめざし飛ぶ 同じ空来て更地をめぐ
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深緑を濡らして照らす雨上がり また降るらしい気まぐれな空
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右肩に もたれる寝てるふりの君  わかってるけど もう少しだけ
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頑なな私を割って溶かす水 流れる先の地獄を見せて
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