楽しみは 下腹見せて眠る愛猫きみ 機嫌伺ひそっと撫づること 
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白かったシャツに僅かな染みついて校則違反のピアスがひとつ
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死をいまだ了さぬ姪は覗き込み「じいちゃん寝てる」と笑顔で言えり
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暑い日に限って米が特売で5キロげての帰りは苦行
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閑けさや 部屋に漂う墨の香にいま生まれくる言の葉の息
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昨日まで世界に感謝していても今日は全てをぶっ壊したい
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雲越ゆる外山とやまの空に鳴神の音はしながら晴るる夕立
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ショーシャンクの 空仰ぐごと 手を広げ 冷却ミストの 霧にいだかる
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僕なんか何もしてない 謙遜で言ったつもりがまさかのスルー
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カラスとの闘い今日は負けました明日あすはネットでとうきび守る
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エアコンと扇風機の二刀流 オープン戦からフル出場です
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熱中症 予防に梅干しの種ひとつ コップの底に沈めて置きたり
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気が付けば 僕を残して春は過ぎ 夏の空には青を託して
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梅雨が明け祭の前にこの暑さ 世の中どこも危険がいっぱい
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願いつつ あきらめつつも 手をあわせ 神仏さまに たくす我が身よ
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言語化の このごろ流行る 世にありて はなより忘却 ことのなるを
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暑さゆえ歩きの数は減るけれど食は細らず目方は増える
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ミネラルが身体中から流失す それほどの汗朝の通勤
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完成す ゴーヤカーテン オマケ付き 初採りゴーヤで チャンプル味わう
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炎天に低く読経どきょうす虚無僧とつばくろ覗く駅舎のひさし
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一人来て また一人去り この世界 まるで学校 学んで帰る
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クレープのキッチンカーの座席から手を振る双子の夏の精たち
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朝八時 背中にじりじり 日差しを 感じながら 洗濯物干す
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スーパーの割引日だから冷蔵庫かして作る遅い朝食
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手のひらに 何もないのと 嘆く君 空っぽだから 何でも掴める
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公園で手をつなぎ歩くジジババは 誰より愛を私に託した
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眠れぬと 想う心を 置き換えて タップリ遊び 今宵愉こよいたのしむ
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願わねど生まれしことの悲しきに生き長らえる悲劇なりけり
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野の花は 名を知られずに 咲くがよし 風の便りも 今は要らぬと
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蝉の羽化宝のように持ち帰る 子の手のひらで命が瞑る
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