親友ともと見る これきりなのかと 思ひつつ 草のみ揺れて 最後の花火
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湿原に 揺るるリンドウ朝露に 濡れし蕾や秋風の中 
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フィクションよと妻は笑うが何度目だ!夫を悼む短歌入選/ほのぼのファミリー短歌
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「亀が鳴く」多くの人は首傾げむ されど実際、亀は鳴くなり(顎の関節音か)
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休日をうつろに過ごすこの部屋に窓のサイズで夕暮れは来る
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老いてなお尊厳守る難しさ生きてるかぎり持ち続けたい
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青少年 健全育成 呼びかける 錆びた看板 覆う蔓草
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親指に穴が開いてる靴下を左右入れ替え履き続けてる
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冷房で窓閉めきって暮らしてて虫の音などは聞き逃したり
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存在を 消したときだけ無になれる その時だけは人でいられる
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スマホ打つ 指に三毛猫 纏わりて  打つか撫でしか 思い煩う
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average13.1のハートつく 二千二百の一会に感謝/たかが数字、されど数字…管理人さん、皆さんありがとう
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助詞という視点で歌をたどる暮れ河野裕子が石を蹴る橋
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AIのくれる答えが面白く 他愛もないこと 尋ねてみたり
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ソプラノにバスで応ふる牛蛙 夜の静寂にタクト振る風
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しあわせにしていてほしいというエゴ 紫陽花を見るたびに苦しい
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三十七度名古屋栄の入道雲ビルの隙間にモクモク笑う
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今日俺のおごりと言った上長が最初にオーダーするかっぱ巻き/題『寿司(テーマ詠)』
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君描くブルーの夏は寂しくて 眺めてるだけで失恋の味
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復興の矢先の次の災害よあの町に置いてきた秋桜
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大切なあの子を語る眼差しでモンブランとか作れそうだね
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待った?って 俺に聞くなよ 待ってない 歌を読んでた キミを待つ歌
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ふる里のふる里らしいとこ一つ蝉がたくさん鳴いてるところ
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高校の同期会への返信に近況そへて生存証明
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蜜絡む大学芋を作る手をじっと見つめた小二の九月
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五合目で一瞬見えし頂上や 雲より高き白い雪なし
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忘却の青い彼方のひとすみに私懲りずにいていいかしら
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古駅に今もついてる壁のシミ初デートの日あの前で待った
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悲しみが時の流れでほどけてく。許せないまま明日を見つめる。
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袖口を掴んだ指解いてみる 爪痕残る 手のひらを見る
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