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肉まんの 手の中伝わる温もりに コンビニ帰りに霜柱踏む
24
今日来てる母さん今はどのレベル見極めてからする御接客/認知症
18
朝毎に雀にとパン屑まけば痩せ狸来てそれを漁れり
13
気になってしまう金額 ご褒美デイと決めたのに
7
「幸せになるため人は生まれる」と 電車の遅延が誤魔化した
5
縁の上蛍雪の咳見下ろして強張る左苦い後味
5
嘘つきは 他人を上手く 騙せても 自分の事は 上手く騙せず
5
お前はさ 信じ過ぎだよ 俺の事 昔のダチが 電話を切った
5
花見むと君と歩いたその先に 連なる木々は茶色く川は冷たし
5
願うこと わからぬうちは 感謝して 焦ることなく 平安であれ
5
明日より 師走迎える 海の顔 微かな笑みに 侘び寂び覗さ
5
あんなふうにならないでねと親が子に伝えていそうな「夢」の筆跡
5
この顔にピンと来なかったとしても君はそのまま幸せであれ
5
笑った 君は僕より劣ってるのになのに君が目に刺さった
5
半月が好きだったから社会から排斥された僕の
暗喩
(
メタファー
)
5
割り箸を咥えて歩く時君は転んだら死ぬとわかっているのか
5
かたまりが心のどこにもなくなって 体を分厚くすることにした
5
きびだんご だの口でひとつほおばって んとごで飲みこむ 危険だね
5
2年前 リストラされた 退職金 馬で獲られて トラウマになり
5
イカれてる 夏
疾
(
とう
)
に去に 足早に秋通り過ぎ 冬はやり来たり
5
オートマトン的趣の炊飯器 ラブホテルだって同値性だね
5
割れた爪に絡まる髪からからのくちびるにしみこむのは涙
5
可能性 一つにしない 探求と 美的センスは 愛すべきかな
5
本当に あの日はなんか 変だった 朝から夜で 5回バッタリ
5
(
我思う まだ我を見ぬ かの若蔵 汝が心を知らで 孰か生を知る
)
5
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷しかりけり
5
白桃の種のまわりをなめている舌で触れれば傷はつかない
5
体温が雪に流れていくきみに注ぐまなざしの色があった
5
原作に存在しない花嫁に珊瑚の骨をわたす悪役
5
再訪の 湖南三山 空いてゐる 平日ゆえか 黄砂のせいか
5
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