いつもより目蓋腫らした女生徒の居眠り見逃し土佐日記読む
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手を引いて歩幅をあわせる母と子のあいた片手も一緒に揺れて
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台風で折れたコスモス玄関のバケツに咲いて秋を彩る
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私まだ 十八だけど 将来は コンビニスイーツ 値段見ず買う
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遠き島近き島とが重なりて 瀬戸大橋の車窓は絵画
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八雲立つ 出雲の神に 想ひ置き こころゆくまま わたる秋風
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まだいける 半袖を着て外に出る なめてかかった秋の日の夜
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人はそう、失ってから気づくから。今年も秋になって悔やんだ。
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部屋の隅 箱をずらすと 蜘蛛二人 良かった君等は 寂しくないね
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さがしても金木犀は香らないきみに会えない夜に似ている
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開けるなと言われたらそりゃ開けますよ人が悪いな乙姫さんも
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ひ孫らの背に隠れつつ百歳の母歩みゆくみなしたがへて
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悪罵でなく空や夢路や水底を思うが為に言葉を得たり
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空ガラスカーテンと猫そして僕それぞれなりに秋を楽しむ
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この棘を 抜けば痛まぬ 傷だけど 滴る血を見る 度胸が足らず
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初めての タイの街角 夕暮れに 荷を引く牛を 追う子らのいて
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ピンセットで死体解剖するごとく廃屋を剥く黄色の重機
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あなただけ夜の明かりが差していて雨がやんでも月に会えない
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遠くから 君の光に魅せられて 吸い込まれたら 闇に飲まれた
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天童の秋晴れ仰ぎラフランス ぶどうりんごを食べ尽くし
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終わりからまだある道に嘆息し過去と未来の想いを捨てて
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秋晴れに大掃除する ベランダも網戸も一気に ケルヒャー任せ
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あなたには 愛を奏でる 旅がある 透き通る空 夢かまぼろし
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ひと昔、温暖化とかない頃の 夏の夕暮れぽい秋の昼
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ピアノから木々の音色がするように裸足で芝を踏んで奏でる
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鳳仙花、隠した想いも知らないで!触れたら弾ける、そんな恋熱(こいねつ)。
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青春のしまい忘れた恋心車庫の片隅君を待つ日々
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魚屋も肉屋八百屋も無くなって生鮮売場だけの街かな/閉店から十日心許無(こころもとな)い
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主なき寂光院の散紅葉 苔の衣にそっと重ねん
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今は亡き人との会話思い出すコスモス揺れる里の夕暮れ
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