Utakata
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洗われぬ皿の気持ちを考える 頭痛で動けぬ夜に考える
14
この星も生きているなと身に染みる 大地は時に動きだすのだ
13
大暑来て 日毎に夜明け遅くなり 満を持してぞ菜園に出づ
14
決意して短歌教室通いたり下手くそなれどほめる人あり
13
天を地を 溶かしかねない 暑さにも 屈せず咲けり
100
日のほど #
百日紅
(
さるすべり
)
(
)
13
唐突に響く雷鳴降る驟雨Tシャツ濡らし家路を急ぐ
9
忘却の 幕が毎日 降りてゆく 人生さえも 一晩の夢
9
剃刀の生暖かく肌に触れ大人になるな大人になるな
9
ためらいも打算もなにもない顔で ショートケーキのいちごをくれる
9
嬉しくも憂うべきかな 驟雨 トイレの小窓 慌てて閉める
15
昔住みし町を歩けばよみがえる吾に向けおる君がまなざし
12
ワンピース 特別な日に着るために 準備したのに その日は消えた
8
AIのパシリでタービン回す夏
(
八重むぐら しげれる宿の さびしきに
)
人こそ見えね(人の見えない) 秋は来にけり 047/100 恵慶法師
7
空空に墨みちけれどまだこんや寂し紛れに独りくちぶえ
7
雨続き 空梅雨だった去年より マシだろうとは思うけれども
8
一秒の気づきに依りて思い出せ 世界の愛の絶えることなき
6
おひさまの汗の匂いがする枕 撤去して大の字で寝る
6
二十年
(
はたとせ
)
も
三十年
(
みそとせ
)
四十年
(
よそとせ
)
経とうとも 思い出すだに
薫
(
かお
)
る
君が香
(
きみがか
)
6
空、つつじ、ひよこの色を混ぜたならあなたの髪の黒色になる
7
詠み続け
一年
(
ひととし
)
が経つ いつの間に わたしのまわりに 居た
歌友
(
なかま
)
たち/ありがとう
16
とりあえず これ以上もう 何事も 起こらないこと 願うばかりで
6
吊り革に 手を伸ばしてる 少年が 夢もつかめる ようにと祈る
6
「やさしい!って言ってましたよ今の
患者
(
ひと
)
」ナースの言は医者冥利につきる
6
娑婆にはねもう来なさんな幽霊の熱中症死多発中だよ
6
モーニング 次はどこへと ばあちゃんら 楽しみ増えし 朝のルーティン
14
本当は真実だけがそこに在り(だいじょうぶだよ)と言ってくれてる
6
涼しくて心地よろしき散歩でも歩けば汗は夏の証よ
5
ひぐらしの近きうるさし遠ければ心に染みてふるさとに似る
13
道駆けて 飛び跳ねつ止む 夏雀 青空見つめ 首伸ばしおり
5
湯気の向こうアールグレイに一切れのレモン浮かべる「砂糖はあとで」
5
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