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わが
猫
(
こ
)
へと マフラーを編む 聖夜かな かぎ針以外は ひさびさ手にした
8
昨日よりたしかな愛がほしいから日記に書いたあなたの名前
32
寒空の
下
(
もと
)
ひっそりと葉の裏に 剪定逃れ 残る
空蝉
(
うつぜみ
)
35
いつしらに施設の暮らし一年に
義姉
(
あね
)
の肌着の名前薄らぐ
34
コロナ禍に必死で逃げたDVのシェルターの中はみんな訳あり
24
冬の風邪 長引く
妻
(
きみ
)
の 横顔に 憂いの
皺
(
あと
)
の またひとつふえ
24
粉々のポテトチップは捨てられて講義終わりの教室静か
27
あと
5
分・・朝は布団の芋虫で今日もきちんと羽ばたかなくちゃ
24
カーネーションと 南天欲しいと 願っても そんな大それた 望みじゃないよね(ダイソー)
15
窓越しの陽射しにいつも騙されて疑い深くなっていく冬
14
ざわざわと人混みの声夕闇に染まる街並みイルミネーション
7
しわがれて 若芽で枯れて 霜の夜 無き花求め 今日も爪立て
7
無いものに 名を与えては 可愛がり こぼれ落ちては 嘆く可愛さ
7
苦しみをパピコぐらいに思ってた 雪見だいふくと同じでした
7
気になるなあ。その症状はもしかして薬剤起因性老年症候群?
7
在るも無く 過ぎゆくものを 身に預け 雨待つ森で 腐葉土を噛む
7
野菜室みたいな空気に服も決めかね、コートのボタンを二個だけ留める。
7
桐壺に あやかる心に 野分吹き 浮舟動かし 望む夢浮橋
7
待ち人は来ずにぼんやり外を見る風がどこかに吹き抜けている
7
死期が来る 春のどこかね そのころは 皆笑うのね 四季が来たねと
7
どら焼きか豆大福かを迷ってて両方食べる月つとめ前
7
月がみえない夜ベランダで一服 ラベンダーの匂いした君
7
何度目のザ・マンザイをこの席で見たかと数えようにも冬
7
何も見ず 去りゆく
空蝉
(
うつせみ
)
それを見て「酷と思うな。」と
御法
(
みのり
)
、我が
真木柱
(
まきばしら
)
7
風吹けば すぐに燻る 残り火の 行く先として 灰は知りつつ
7
雲墨は 細筆走り 蒼に消え 命を運ぶ 鋼の鳥よ
7
働いて、働いて、なおインフレと金利引き上げ楽にならざり
7
双子座に 見える角度は 地球だけ 星間戦争 しているかもね
7
君が鼻歌で歌った曲を書くメモ帳 まだ一ページも埋まってないや
7
モノクロの写真に見つける傷跡はたくさんの血が流れた水路
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