啄木の歌読む君の右耳のピアスが揺れる午後の教室
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窓越しの緑を伝う雨粒が 涙のように膨らみこぼる
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やっと手が 出るシャインマスカット 夫の笑顔  買って良かった それだけで
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諦めのきもちもあるか前にしか進めなくなりおきなわのそら/沖縄知事選
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百万の饒舌よりもマスターの温顔沁みるラストオーダー
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暑いのも いやだけどいざ 涼しいと なんだか妙に 寂しく思う
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裏庭の雑草なぞは無視すればよいと思えず無職の我は
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海の果て 夏に佇む 少年は 青さではなく 丸さを悟る / 知性の目覚め
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月曜の 朝ならではの メランコリー  一手に引き受け クリスマスローズ
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痛みあり 初めて行った クリニック  待つこと長しも 優しさあふる
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「また今度」「いつかきっと」と言いながら果たすつもりのない約束をする
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雨続きあい間の急な快晴に鎮痛剤の世話になる朝
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啄木のゲスを偉人と思わせる国語教育罪が深いよ
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秋津映ゆ いにしえ思う石舞台 蘇と白雪羹はくせんこ買い 舌も古
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月曜日 無理やりなんとか 乗り切って あんこほおばり 英気を養う
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ことことと半日かけて煮込みたるおでんをふうふう・・白露の候に
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長月も半ばだけれど蝉の声真夏日だから仕方ないのか
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公共の 通過電車が きっかけで 踊るウルフヘア ひらりひらり
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作りかけのエンドロールを見てまだ僕がいないことたしかめる
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時間外、休日出勤しないでね 言うけど仕事量は同じね 
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悔しさで 胸がいっぱい 詰まったら 愚痴を言っても ええんじゃないか
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浴室の追い焚きボタンを押すような暮らしをする日はいつかくるのか
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秋空は遠く澄たる君のやう 好きでいたってすり抜けるだけ
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真夜中に 意味なく見上げ 目を凝らす 私に見えぬ 星を探して
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うつろひは 常世の習ひにしこそあれ 身に沁む秋や齢七十二 
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夜の街 やっと笑った涙顔 ビックカメラが眩しいねって
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「巻き戻しA面B面ツメを折る」 何語なの?と娘 カセットテープ
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暑い中警察官は立ったまま水分取って倒れないでね
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月曜の朝から電車で座れたら 今週の運使い果たした感
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秋空に雲の流れが速過ぎる 初めて見しや自転す地球
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