世界平和なんて無理かも、ジョン・レノン。こんな小さな職場がギスギス。
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寒緩み買い物帰りにセカストで明るき色のコート手に取り
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「わが国」と 連呼連発する国に 吾の命は 砂塵の如し
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久々にラジオで野球きいていていまネトフリの契約をする
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遊び猫手当たり次第転がして真面目な犬は 我に吠える
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寒さとは別の理由で腹に貼るカイロがわれを癒やしてくれる
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YESは赤、NOは青だと言ったのに 紫を出す優柔不断
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幸せは 失うまでは 気づかない 不幸を知って 幸せを知る
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「写真とか撮られるの苦手なんだよね」そんなあなたの写真一枚。
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ぷちどろり。白子の歯ざわり湯通しをされても残るせいのざらつき
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雅には馴染まぬ言もあればこそわれ名乗らむや吐露りすとなり
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夜道にて 作歌に腐心し ぶつぶつと 呟き歩く 不審人物
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啓蟄の 天道虫や はねひらく
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真夜中に柿ピーむさぼり舌を噛み、出来た悲しい口内炎です。
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水槽の かわいい金魚 見ていたら それは餌だよ アロワナ見てよ
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ひとりゆく深夜二時半のコンビニ金木犀の香る近道
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年の瀬に干支の話をしていたのに今年の干支をもう思い出せず
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十二月二十三日に生まれたり サンタの乗ったバースデーケーキ
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陽の矢射し 垣根しなだれ 朝顔の 陽背負いし影 薄れ消えゆく 昼下がり
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君送り 帰りし駅の 道すがら 裸眼に溢れる  右の横顔
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孫に会うただそれだけの為国境を越えるかのよな受付業務
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はた気づくここはいつぞや見た岐れ路をまた右に曲がつている右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折
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コンタクト 外して歩く 帰り道 小さな光 大きな光
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「このたびは・・・」心とりあえず会見でうわ言連ねる紙のまにまに
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いとこ会思い出話花が咲く 祖父が亡くなり平和の月日
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たわめども今しがた至る温色の 蹴飛ばしたる熱入り日と消えぬ
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月別を遡っても出てこない 年別にいるあの時の君
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相対性理論で動く時間割 五億年にも思える五分
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すみの江のふるさとへかへる客船や な忘れそ我を乗せゆけ
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終わりが来る 奈落の底に 足が付く なら苦悩も そこそこ希望
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