ヨイトマケ言葉知らずも歌詞うたことば 胸に迫りて逝く星ひとつ
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回覧は私がもらうというような廊下の前の優雅な仔猫
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我もまた君を想うと告げたくて名もなき花の咲くを待ちをり/水無月二十九日
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大空へ 翼を広げ舞ひ上がる 綿毛のように自由を求め 
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一日の 我への褒美 チョコモナカ ジャンボ想いて 握る吊り革
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逃げられず まとわりついて 離れない 来ないでほしい この蒸し暑さ
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梅雨闇の奥でしずかに紫陽花は知らない毒をたくわえている
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月曜日 鉛のような体には きっとあの子が 特効薬だ
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鬱陶しい梅雨が明けたらこの次は殺人的な猛暑が襲う
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人もなき礼拝堂にひとり立ち聲を限りの四○四番
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夏に挑む紫陽花の熱を冷まそう 夕立過ぎし一陣の風
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役に立つことなど考えなくてよいあなたのままで私のままで
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「今できることはなにか」を問い続け悠々と為す日々は追い風
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ゆず庵でにわかに流る誕生歌 見えぬ誰かに拍手を贈る
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「あの世から一時間だけ戻ったの」夢でまた死ぬ 私の母が
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月曜と一日ついたちと朔 重なるは 2032/11/01にいぜろさんにいちいちぜろいち  /世界はリセットされるだろうか
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午前二時試合開始に心得で今飲んでいるアイスコーヒー
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空を見て洗濯物を外に干すこのぐらいしかドキドキがない
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美しく老いる予定をキャンセルしイタい私で生きる楽しさ
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旅の夕喜寿を迎えし夫と飲む 悪しき作法もすべていとおし
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あの頃は 届かぬ屋根に 近づくも 手をのばすほど こどもになれず
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家につき 服を脱ぎ捨て 横たわり 少し寒くて 消す扇風機
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今はまだ背中で語る優しさの 夏ともうすぐ顔付き合わす
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ただ歩く 脳が気づいてくれるまで コスモスの中に身体があること
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もう終わり?名残惜しくも背を向けて横顔越しに閃光ひとつ
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今宵は晴れ けれど隣は 空いていて 届きゃしないのに 月が綺麗だと
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「ここにテキストを入力」を消す 私は一行の文学を殺す
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人間の 残虐性は 限りなく 己の神を 十字架に処す
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球際の小さな歪み滑らかに吸うは四年の積み上げたもの
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確かここ 種を植えたが 悪いけど 雑草なのか 君かわからぬ
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