共に老ひ 共に学びし友ありて 幼なじみは宝なりけり 
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ジィ・・と点け静かな怒りよ フィラメント千切らん程度にこっそり光れ
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まだ起きてくるだけマシと溶き卵必要以上にまぜる朝飯
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真っ暗な校舎だんだん降りていく 無限回廊かもよと笑う
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徘徊と言われないようおじいちゃん散歩のときは犬を連れてね
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薫衣草ラベンダー重ねる外套コートむらさきの絞りが揺れる夏のはじまり
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感情で 叱る度合いを 変えるなと  己を叱る わが親心
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世界てふ哀しくも輝かしきもの、胡瓜の緑、茄子の紫
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梅雨入りのニュースを聞いたその日からサザンカの葉の色が濃くなる
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洗い物物干し台と部屋干しを反復横飛びする空模様
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「喪服なのでサイズ大きく作ります」忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな /38/100 右近
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傘の下紫陽花の色見比べて浴衣姿の色とりどりに
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重力と浮力の間に生かされて海月は潮に消ゆる日を知る
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雨弾く傘に隠れしその眼 在らぬ虚空に見初められたり
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懐に抱きたる愛守り抜け 彼の人にこそ告げずとも良し
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野の草に 露を置きつつ 月隠す 霞が末は 明けの空なり
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刺されしと見れば倍する足の腫れ長き田舎も油断ならぬな
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ワイヤレスイヤホン電池尽き果てて有線で聴く方が音良く
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生まれ月 祝日はなし 梅雨はあり 心身ともに 湿度が高い
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私とは既に死であり無であると思うことから今日を始める
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思い出す団地の裏のすべり台幼い自分はまだそこにいる
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づけ鮪麦飯にのせ海苔ちぎり 刻み茗荷を簾に見立て
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夢語り 集まり散じて 後悔も 僕らはビッグバンの星片
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濃色の舞台に光る雨の珠 紫陽花に降るスポットライト
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まずったな 自宅近くの 定食屋 おばちゃんの目が 興味津々
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こんにちは会議の最中すみません褒めてほしくて買った服です
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よく冷えたジョッキグラスはを結び人の代わりに涙を流す
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梅雨空の天使の如く真っ白な夏の衣で君人群ひとむれに
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何回もむかつくことを思い出しカッカするのはムダな追い焚き
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米安く なりてパクパク かっ食らう 何たる美味さ ああ日本人
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