Utakata
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目覚むれば 明けゆく空に東雲の 白鷺一羽朝焼けに飛ぶ
20
反対をするも理解者少なくて変な提案通る団体
13
張り過ぎず緩み過ぎずを目指せども不安定なる凡愚に難し
11
セレナーデその言の葉は 陽水の甘い口づけ こゑ部屋に満つ
9
A
I
もいるけど隣に人がいる 私は君に叫びたいのに
9
短パンと半袖シャツの部屋着では肌寒いから秋なんだろう
10
片付けて 物を減らして 行きたいと 言い続けては 変わらぬ実家
13
余りにも 正直過ぎて 周りから 敬遠される いつもの形
8
浴槽の設定温度上げるのに断りいらぬ寂しい暮らし
23
スマホより 活字読もうと 買ったまま かばんの底で 眠れる文庫
10
ひんやりとした床板にひらべったく吸いつく犬と人との二の字
7
ふと気づく秋の気配をぶっ飛ばす猛暑再来夏はしぶとい
7
秋風にのんびり吹かれまほろばの 赤とんぼ舞う行き合いの空
9
とめどなく垂れ流される饒舌に押し流されてひとり残さる
7
側に来て「待つの、老化?(松の廊下)」と訊く君に 「充電中(殿中)」と応ふる我は
10
すすき雨 連日降るも 今日晴れて 最後の海浴み 機会ものにし
7
暮れなずむ湖のほとりの白樺の林の中でマシュマロを焼く
7
街灯に
夜雨
(
よさめ
)
照らされ輝いて今日だけここは星の降る町
9
西の空
鳶
(
とび
)
が光を さらうとき ダブルベッドに 影が生まれて
7
谷根千の夕焼けだんだん見下ろせば 路地の向こうに灯がともる
6
水の中
捻
(
ひね
)
り泳ぎのペンギンの軌道を追って涼をとる夏
6
自分から助けを求めることはない他人の助けには気付きたい
6
アパートの鍵を職場に置き忘れ星降る町に閉じ込められる
6
打ち寄せる酔いと疲れを触媒に 意味と響きは解けて
絡
(
もつ
)
れる
8
綻びのこころを乗せて君とゆく よつとせの日々 今 ありがとう
8
マンションの オートロックの パスワード 覚えられずに いつもワチャワチャ
7
気まぐれに私と遊び爪あとを残し隣でまどろむ猫は/題『遊』
15
霊感のある人たちが騒いでる 恐ろしいくらい美しいって
6
歌を離れ 充電期間 その間も 得た思いは十、二十で効かん
5
桜舞う 引いては寄せる 花いかだ 遠き古里 まぶたに映える 夢うつつ 夜風寂し
5
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