ゆらゆらとエノコログサが揺れている一輪挿しとありし日の猫
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洗濯機を4回くらい回してる なんぼでも乾く季節のご登場です
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ぱらぱらとリズムを追って葉に落ちる雨のドームの中で休憩
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野外飯 こぼれるゴマを 空からの 贈り物とて 運ぶ蟻たち
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週末の孤独な夜を持て余し星を探せど瞬きはせず
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アイスとか二つ選んで奢りあう胸の微熱を消さずに進め
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まなうらにうつろふ花を抱きとめて過ぎ去るものはいつまでも
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今時の 親子喧嘩に難儀あり 我が子育ては任意同行か 
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ガラス戸を引けば明治は薫りたち午後には失せる生菓子を買ひ
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献立のノートに天気·気温書き赤ペンで残す「初の真夏日」/去年より十九日早いと
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すさまじきアリの巣コロリ(類似品)の効力よ 土中の蟻にそっと合掌
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何クソと気張る力はへと抜けていまだこの手に掴まれぬウン
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みの国に 布を織りたる このひだは 鳥もとまるか 桃の枝葉に
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振り返り 仕事以外の時間には 何をしていた?なんもしてない!
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亡き父が教えてくれたネクタイの結び方にて 今日三回忌
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何か言い反論されて簡単に折れちゃう俺はシャーペンの芯
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郊外の やみあかりに 火取虫ひとりむし  都心うごめく 人よりきよ
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破れてた網戸張替え出したから冷房つける言い訳があり
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ふたりで望み見守りたかったのはきみの命日などない世界
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傷を掻きむしること、髪を触ること、だめな癖だけ増えてゆくこと
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眼が痛い たまたまあった目薬がこんな優しく沁みる眠前
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岡山の息子夫婦に招かれて旅立つ妻に「楽しんでこい!」と
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楽しみは夫と子ども寝たあとに一人で食べるハーゲンダッツ
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馬鈴薯にき包丁の刃元あて病巣削ぐごと小さき芽を取る
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徹夜明け脳は夜だと叫ぶのに うんざりするほど宇宙が青い
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「どちらともいえない」ばかりに○しつつやや思ったり思わなかったり
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そのへんに ねこの姿の みえぬ朝 それぞれお気に入りの箱にイン
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大盛りの飯を一口喰らうたび減っていくのがこんなに悲しい
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岩が根に佇む鷲のまなここそ山のあやかし天狗なりけれ
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短文で かつ一度でと 君は言う 事務連絡じゃ 愛が足りない
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