Utakata
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人生の 初心者マークつけたまま 明日はどんな はじめての道
31
秋の昼危篤の母の心拍の音聞きながら子の喪服選ぶ
15
ことわざも言ってるじゃない?東北の親戚よりも四国の他人
14
気の早い洗濯物が呼んでいる 息も吐けない家事の間に間に
14
ランチ後妻と分かれてデパートのひとり旅する 珈琲愉し/妻も多分楽しい
18
いぬがすき 逆から読んでも いぬがすき そんなわけない けど、犬がすき
14
幸せは零れやすきか朴散華 ベンチの媼ひとり呟く
10
乳飲み子の
乳
(
ちち
)
飲むごとき静けさに暮れてゆくなり秋雨の午後
10
霜月に 友が集いて蕎麦啜る 杯重ねれば積年の花
16
徒歩で行き入り口で除菌マスクでもどこで拾うか風邪を引き込む/数年ぶり皆様もご自愛を
12
カーディガン差し出している下がり眉/三十七・六度で微熱
8
この気持ち一体何かと問われれば 辞書の「孤独」に涙が落ちる
13
刈り入れの遅き田んぼを夕闇が覆う 稲穂はほのかに明し
16
遅咲きを褒め
称
(
そや
)
されて思い出す 冬に羽化したモンキチョウ/紋白蝶の翅の裏側は黄味帯びている
10
翠石
(
みどりいし
)
の須沢の浜の波に聞く遠い昔の世々のふるごと
11
乗る人の少なき車両に黙礼し車掌は静かに扉を閉める
9
髭剃りの切れ味落ちても替えられぬちょっと自分に似てる気がして
7
寂しさも成熟をする生と死が近づく日々の明け暮れのもと
14
なめらかな 手触り
猫
(
きみ
)
の 背中しっぽ 掻くと好きなのは耳の後ろ
8
お握りを 夜に喰いたい 行きたいな ホームでできぬ 肝試しかな /コンビニ
6
命から命に繋ぐ昼の月新月生まれのきみがきれいで
6
錆びついた 心のアクセル 踏み込めど かすかに馬力 上がるかどうか
11
NO勝る中間選挙トランプの対局にいるひとの名知らず
9
赤点を中間テストで取ったので 期末に向けてどうなるん?トランプ
15
撃ち落とせ 星も涙もあの夜も 虹はかかるよ 君がいるから
6
MDに高校時代の活動名。なんで音楽やめちゃったんだよ
5
拒否権をちらつかせるけど国民は拒否したんだよ裸の王様(中間選挙結果)
6
不意に落つ 涙は何に 引かれしや あくび それとも片恋の歌
7
A
I
が
人間
(
ひと
)
の値札を剥がす夜 月の裏側で花火をあげる
5
むかしより 近く思える 白い線 成長を知る 懐かしの道
5
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