おかわりが 無料じゃないと 知らなくて 俺は何度も レシートを見る
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新聞で 「しんどい君へ」と ラジオでも 寄り添い始める八月終わり
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ママ友と私の間の菓子袋 いいよ!貰って!行きつ戻りつ
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向日葵のこうべを垂れて夏送り今年はどんな景色を見たの
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AIに疲れの元を相談しスマホを閉じて休めと言われ
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ひんやりの入浴剤の行く末を気にし始める八月下旬
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絶好の曇り空なる今日の朝 こういう時こそ屋外プール
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道端の草抜き取りし我の背に労いの声掛けし他人ひとかな
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年老いた 妻の小言を 避けたけりゃ 畑に座り 草を刈るまで
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幾度も吾にぶつけし理不尽な怒りの奥の君の傷痕
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もう一度会っておきたく思う人 果たして今も健在なりや
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美容室ハサミの音が進むほど自分の型がけずり出されて
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ジオラマのトンネル抜けてスイカ割り 公会堂の結ぶ縁日/『子ども縁日』大盛況
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小雨だと俺は思った 父さんはこういう天気で寿命を迎えた
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あまと囁く声を夜に溶き居酒屋は往く 日曜の海
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伸び代だ もがき悩める 若人わこうどに 過去を重ねて 背中をたたく
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お便りに夏のひと日を綴る夕夢の旅路は雲の彼方か
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治りかけ 口内炎に 気をつけて でもまた噛んで ああ振り出しに
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ソプラノにバスで応ふる牛蛙 夜の静寂にタクト振る風
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処暑過ぎて 移ろふ季節身に沁みて 鳴き交う虫も秋を告げをり 
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黒猫が「のびー」しているマグネット こんなのあったか 気づかずごめん
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「暮れなずむ」 なんて言葉を 背伸びして いくつになっても この空が好き
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打水に涼む夕べのすだれより松を離れて鳶ぞ飛び立つ
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今もまだ詠み続けてる 宿題の短歌を君に「いいね」と言われ
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百円のパスタをベンチですすってたあたしは入道雲の末裔
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空をよみ言の葉つづれば青もみじ秋風ふけば月もくれない
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カフェインの過剰摂取が癖になるギリ健全なオーバードーズ?
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朝いちの占いだけで浮き沈み今日も変わらぬ乙女のこころ
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好きだとか可愛いだとか信じてた 成り損ないのヒロインの夜
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桃太郎に角を折られた赤鬼が語り部となる平和記念館
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