道のつら柑子こうじの 街灯の 陰る麓に 五分の魂
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白っぽく光る初夏の坂道に想像上の君を投影
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黒猫の 小さき瞳に 映り込む 月の光は 吉か凶か
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燦々と澄んだひかりに歌を添え小鳥鳴くは淑やかに
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何処までも冷えの増す身に脅されて季節を戻す卯月の二十日
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今を生きていたはずがいつか今に越され気付けば頭は古くなりおり
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いいねする度に弾けるカラフルをまとめて全部君まで届け
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ふたりして 「ナフタリン臭いあの人」の 死後には死語と 今更気づき
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避難して 命護れと 云うけれど 命の重さ 「金」かねに比例し
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三十詩看板は「いいね30」越えてたら毎週抽選ハッピー提案 (☆Utakata 管理者様へ)
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杉咲花ちゃんが物喰う姿から説明のつかぬ幸せ貰う
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離れても その身案じて 大丈夫 返事があれば 安らかになり
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風音が 見えなき黄砂 予見させ 大陸の余波 風下の国
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聞こえくる 田起こしの音響き来て 春の鼓動は良きリズムかな 
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片付けは苦手なんです仕舞ったらどこへ行ったか見えないじゃない
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絞り出す«ちゅ~る»付着す我が指をむる二匹の舌こそばゆし
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いろいろな言葉を照らす花達に励まし貰う自転車の旅
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石鹸の匂いに君を抱きしめる私の行方を花は知らない
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米国に 加担はしない 抗議する 絶対見ない メジャーリーグ
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まだ推すか 身も金も灰 積もれども いのち焦がすを きるとぞ呼ぶ
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あわあわと新宿駅に暮らしてたあの人々は何処に隠れた?
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半袖じゃ寒く長袖着りゃ暑い袖をめくればうざったらしい/部屋着の迷宮
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薔薇なれど 鉄面皮てつめんぴにて暴れ咲き モッコウバラよ何故薔薇名乗る
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小悪魔が 投げる声色 蠱惑的 コアが壊れそうで 怖さもある
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私など放しちまいなお世話だが捨てて浮かぶも心地よきかな
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年上の私の言えぬ本心を見透かすようなあなたのLINE
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船先で 抱き合う男女 われカモメ 狙い定めて 糞を落とさん
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ウィンドウのうつしぬかに重なれりバーゲンセールの文字赤赤と
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雄弁な嘘 最後まで綺麗に飾りきったらそれは本当になる
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令和でも 顧みられる 昭和の世 いつ顧みる? 平成の世
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