不足なり 過剰なれど エンドルフィンのうないぶっしつ 精神を病み 国をついばむ ※「エンドルフィン」=「脳内麻薬」
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届きたる 道着に袖を 通す君 かったい生地にも 気合いを入れて
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SNSぜんぶやめてみたけれど特には困らずギガだけ余る
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一分で 六・七回 人により 四・五回が 癒しに到る 側頭按摩 あんま ※ ゆっくりゆったり按摩≒「ほぐし」や「マッサージ」
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つくつくし 土筆の胞子 かき集め 作る団子を 一つ賜れ /ねこ好き刀自御許
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三月三十一日の夜を越え我を殺さず辿り着いた
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イヤホンはちいさな鎧世界からぼくをまもって壊れぬように
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ソリュブルの意味噛みしめて溶かす朝 卯月に始む「あさイチ」のわざ
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隅っこの花梨の花はひそやかにそっと春呼ぶ桜の陰に
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ほほつたひ 涙を隠す 春雨は 在りし日思ふ 弥生のしらべ
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外気冷え車窓を曇らす結露には 人の温度が可視化されをり
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菜種梅雨 散らず桜は したたかに 晴れの日と 見に来る人待ちぬ
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ため池の堤防で詠む春の歌「鳥はさえずりたんぽぽ笑う」
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くもり空 ねこたち今朝も おべっどさん ふたりなかよく きゅっとひっつき
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愛用のぬいぐるみくわえ我探し 見つけてほっぽり 我へと一直線 /愛すべき我が猫
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その手すり まだ要らぬと 言いし夫 いまや一番の サポーターとなり
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富士の嶺にかかる浮雲かくせしを払わざらなむわれならなくに
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訃報来し 翌(あけ)の朝餉(あさけ)に ジャスミンの 匂ひは立ちぬ 泣けと如くに  /挽歌
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買い物のメモを忘れてはて?何が要るのだったか店頭に迷う
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愛憎も此処に至りて霞みけりふたりの旅はただ手を取りて
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灰色な今日をなんとか変えたくてデルフィニウムとトマトを買った
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白湯を飲みほっと息つくマグカップ雪の降らないこの街の白
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雨の日は明日の桜を思いつつ珈琲飲んだり酒を飲んだり
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絡み合う糸が解けぬ不器用を それを弱さと呼んでよいのか
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待ちわびた 春の開花に 雨は降る 人生みたいと 言って欲しいか?
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この春よりシニア女性の健康をサポートせむと爺医の我は意気込む
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可愛いね。愛されてるね。よく笑うね。ずっとそうして生きてきたんだね。
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あの雲も消えることなく地平線 知らないことはなんにもないよ
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タンポポの 黄色一色 日溜まりに 咲き綻ぶや  坐して酒酌み 草枕
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林檎の真ん中射抜くごと詰られて わかってる恥じているよと胸の内で/其の二     
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