竹藪に隠れるようにひっそりと紫陽花が咲く飛び石の庭
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こころよく全て受け止め生きていく自分の力で幸せになる
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揺れ来ても吾を気遣う人もいず震度の知らせただ届くのみ
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アルバムの写真はどれもピンぼけでそれでもわかるあなたの笑顔
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梅雨迫り 収穫終えし玉ネギを 天日に晒す休むいとま無く 
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「おめでとう」通知を眺め笑みこぼる年に一度の特別な日に
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自分には縁遠いと思ってた 空から星が降ってきた夜
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可笑しくて 息が出来ぬと 笑う君 ただ幸せで ただ好きなんだ
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夜市には風の過ぎゆく時があり 浴衣の袖に父を探せり
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水や米 準備万端 さあ来いと 来ぬまま経ちて また地は揺れる
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昨年に 比べて暑く ないですね 時候の挨拶 でも今日暑し
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路地裏に白きアナベル風に揺れ 宵に浮かびぬ子らの面影
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いちじくの三年苗木の枝元に小さな実ひとつるるいとしさ
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親鳥はいくども飛むで濃密に子を育てゆく けふは夏日だ
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暗闇はぬめりの水で満ちをりて 海月絡むや水槽の午後
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ファシストや 虚栄の崖のその先は 宇宙そらと違いて 重力穿つぞ
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愛しさは静けさとともに気付くもの寝息の音と膨らむおなか
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食べ切れぬほど頂いたさくらんぼ味落つ前に隣に頒かつ
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自動的 早起きすると 遅くまで 起きてられずに 早寝早起き
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雨止みて 涼しき夏の の木陰 なにをか猫の 我に告ぐらむ
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風吹けば一波揺れる薫衣草紫の香に包まれる午後
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何事も素直に言えば良いものを回りくどくて前置き長い
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妹の 子育て家事で カサカサな手 今は亡き母さんと 重なって
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治癒のない命を前に覚悟せよここは深海ひかりを探せ
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「ありがとー!」 笑顔の裏の 大嫌い   私を殺して 私を繕う
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手話点字用ひて思考の人のゐて 記号は文字に限らぬと知る
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朝だよと 猫が起こしてくれるのは 真っ暗闇の 深夜2時半
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いつの間に大人になった 嫌な顔一つもせずに飲むジャスミン茶
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ちょっとした猶予みたいな夜だった むき出しの腕を撫でる涼しさ
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早口のドラマの会話に置いてかれ 対象年齢外れた耳かな
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