独り言いつの間にやら多くなり 茶碗を洗う手に春の風
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嬉しきは鳥の囀ずり聞く朝と狭庭に開く花を見し午後
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貧しくも思いは高くと言い訳し株は疎くて短歌うたに溺れる
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平和の世ねがふ口もて謗るわれこころやいばや鞘ぞいづこに
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冷雨落つ薄暗し朝 車窓より見ゆる春 つぼみはぢくる枝
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ハイハイで 一目散に 孫三女 ママをスルーし たこ焼き見つめ
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年度末 締切迫る 協議書を 作製しつつ ランチはおかき 
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二日間 メールを開けず 仕事して 週明け未読 百件超えて
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空腹のこの喜びをたれぞ知る飽食牢を釈放間近
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カッターで青い画用紙切るようにツバメが一羽飛んでいく朝
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あなたのこと考えていたらドレッシングかけすぎたから、しょっぱい朝だ。
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葉っぱより  先に花咲く  黄花あり 色味少なき  時季を彩り
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怖いからぎゅっとあなたの腕握る 指の跡が取れなくなるまで
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兄死せり 部屋に残りし日の丸を 今日はな出しそ 燃えるゴミには
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黒ずんだミゾレの足跡を遠い日の雪が隠してくれますように
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春だから新しいことに挑戦だ! まずはひとりで歩くことから
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母の日に のっぺらぼうの 母を描き 小学校で 問題になる
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ヒトよりも聡い耳に聞く飛行機が毎日のことになりませんように/うちの子へ、NOWARBUNNY
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親になり、三年経った友人は、少し肥ったことを気にしてない。
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義務じゃない 声が聞きたい それだけで  深い暗渠を 泳ぐ魚に
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どこまでも続く青空伸びる雲それぞれのみち船を漕ぎ出す
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泡と泡弾けるような一瞬のふれあいのため尽くす一日
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雨降りで日が暮れたあと寒くって足首の上カイロ貼ってる
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エネルギー保存が真というならば 君に渡した 熱の行方は
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沈黙の 時間さえ愛を 語り出す 声が途絶えて 眠りに溶ける 
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ひょうひょうとプランターやら街角にピンクパンサー植えゆく婦人
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誰も皆殺意を秘して街を行くだからこそこの澄んだ青空
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会見後「また嘘言っちゃったよ…」と頭抱えてるのか?トランプ!
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娘っ子 貼り替えていた 春障子  あれから数年 二人ばかり
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妻はなぜ今年も飾る首がもげた雛人形を微笑みながら
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