昨日まで見えてたはずの色彩が今日はなんだかモノクロみたい
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寂しいといつも私をくすぐった 君は小悪魔 やさしい悪魔
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冷えた手を僕のほっぺに押し当てて君が笑って僕も笑った
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このままでいいのだろうかと立ち止まる 尋ねる先は我が胸の内
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パソコンの掃除も笑ってしてる貴方の事を大切にしようと思う
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一人だと やる気スイッチ 入らない 料理って あなたに笑顔運ぶため
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忙しく洗濯物を干し忘れ忙しき事良き事なりか
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今日こそは死のうと思いドア開けてあくびをしたら全部忘れた
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もう会わない人のために綺麗な字を書く朝
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音持たぬ君へ詠える愛ひとつ 枯れぬ感情に事の実熟れて
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宇宙人だからなんだワこの地球ほしは アタシに優しくしてくれないの
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寒空を見上げることしかできぬから 「負けるな」の文字も、今はこのまま
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街路樹が大きな声でピチピチと鳴いてゆらゆら左右に揺れるおどる/冬越す小鳥
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忙しく近所のスーパーくらいしか行かぬ日つづき菓子を貪る
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『気遣いの出来る優しい人でした』私が死んだらどうなるのだろう
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真面目とは 考えることを 放棄した 覚悟のない奴 の言い訳
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電話器をくるくるするゆび「へえ、ふうん、木星までつれてってくれるの?」
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期日前 投票手ぶらで 行けた! 経費節減 これからはコレで
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毎日が出会いの仕事 友がとどけてくれる今 そして知る『今』
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要らぬもの余分なことと見つめても言い訳探しまだここに、まだ
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笑み湛ふ 君のひとみの 奥底に 戸惑い隠す 嘘ぞ映さむ
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抜けてゆく ああ倍倍でも 抜けてゆく これが俗にゆう 捨てた人生
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木漏れ日を 縫うて頬うつ そよ風に 君の吐息と 紛う淋しさ
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早咲きの桜が植わる公園で蕾を見るが咲くはまだかな
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寒風の沁みるあかぎれ耐えてみよ 桜の便り今ここに届かむ
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値札だけ静かに替はり昨日とは重さの違ふ買ひ物籠や
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過去形も三人称もいらないわ あなたがここにいてくれるから
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甥が言う「昼の空にクラゲいるの?ひとりぼっちでさみしくないの?」
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惚れたのは ゲリラ豪雨と いう状況 線状降水帯じゃ 惚れてねーな
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タリーズは 味や値段の せいじゃなく 足りない気がして 行かなくなった
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