きっと君は僕の正解で 気づいたらどうすべきかの答えもあって
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もうちょっと話せばよかったあの人と勝手に一人で失恋気分
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雪の夜 光が街に 照らされる 貴方は誰と 景色見たかな
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信号機 貴方の元へ 行きたいよ 変わるのはいつ? ずっと待ってる
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クリスマス今年は平日クリスマス気楽にケーキだけ食べよう
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寒暖差五十℃に仰天
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若者はネットを鵜呑み 老人はテレビ盲信 互いに嘲る
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かわいそうがられてる方が楽なのでさみしいという顔をしている
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一石を投じる僕は流れ者 重たい石は遠くに「エイヤッ」
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冷え込んだ 朝外はさぞかし 寒かろう 猫さんたちは 丸くなってる
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日常を 普通と思ふ 幸せが 戻らぬ事に 気付く年の瀬
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同居でも基本孤食の我が暮らしバランス良くと知恵をしぼりて
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蝋梅ろうばいの 花芽迎へし 山寺に 母の手引きて 歩む石段
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六十路なる吾の通信簿 理音四 国美社が三 数体下がり二
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はだいろがピンクベージュと名を変えて澄まして座るクレヨンの箱
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切なきや闘病重ね逝きしの笑顔が浮かぶ氷雨降る夜
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静かなる聖夜にひとり『夜と霧』読みて世界の平和を祈る
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目をこすりもじゃもじゃ髪のおばさんはググれば名医 明けの明星 / ミスで再掲
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キレイめのカッコで来てと釘刺され普段そんなに汚いのかと
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ベツレヘムの星が輝く あの空に きっと今夜も 誰かが祈る
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二十年 輝き終える パーパット カップインの音 清しくも消え
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筋肉痛 輝きの日々を 通知リマインド 三日前なり 解散ゴルフ
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頑張った自分への 今日のご褒美は ファミマのおでんと ホットケーキまん
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立ち匂う独り身なのを羨まれ心馴染まぬ会合の席
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人がおりただ人がおり群成して煩悩林と言い得て妙な
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みどりごのはだかの足がぶらさがり 若い夫婦のリュックの脇に
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CMがこわいの 誰も絶望を知らぬ顔してそこに居るから
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モノクロの写真に見つける傷跡はたくさんの血が流れた水路
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山頂に雲海広がる遠き峰朝日の中に地球の鼓動が
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神棚に 飾って拝むは やめとくれ われはまだまだ お陀仏でなし
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