わらはより ともに遊びし ふたりなれど ゆゆしきいくさ 仲を裂きぬる
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お互いに撫でながら寝る冬の夜 あなたは頭 私は背中
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PDF バージョン古い 早急に インストールしろ!!!って しつこいウザい   
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欠点をあげつらわぬを美徳とし交わりて早十年が過ぐ
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傷付けた責任をとれ叫んでる暇があるなら止血してろよ
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休養は何もしないことではないと言われて足に増える鉄球
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冬は寒くて嫌ひです 春は売切れ 夏は来ず
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これやこの この身に迫りたる 末期まつごかな いまはうるはしき花を咲かせて
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父親と 母親の名から 一字づつ もらっただけの 無意味な名前
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夕暮れに ひとつの傘に 肩並べ わが衣手に 梅雨はつきなし
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むらさきのまくはるむこうのふじのねのすそするおとはざぱーんでした
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十五のやうにコソコソと 煙草憶えし廿五の秋
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襟巻を巻くか巻かぬか迷ってて散歩途中に後悔の日々
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リモコンの 電池なくなり 反応が 外し回して まだまだいける
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手を尽くし誰もが解けぬ知恵の輪を最後に解くは力技のみ
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連絡をあの子に入れて背を丸めケーキ雨宿りさせつつ帰る
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昼日中 うたた寝をする 我が母を 見守る 見守る 見守りて…
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「ノルマ」とふ義務感はらひ前向きにパソコン真似てタスク処理せむ
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ガラケーの 羊駝の写真 移動出来ず 電池パック寿命 時すでに遅し
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メタバース 工学部が 大学に 設けられたり 時世ときよのうねり
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風強し 散歩帰りに 空見上げ 飛び来る枝が 顔面落下
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泥海の無力の船の舵取って殲滅したきもの跋扈する
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恋愛の物差しかなく、沼だとか言ってるやつらは、席外してね。
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如何さまに思ほしめせか日向ぼこ邪魔していじるわれの肉球 /猫短歌 本歌取り
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目からすべりおちたこれが星だとは誰にも気付かれませんように
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前世ではスパイをしてたらしいから その分派手な口紅を塗る
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時差のせい こんな時間に 始まるの 遅いというか 朝早過ぎる
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日々生きる 意味をつとから 考える 「お早う」 「お休み」 「行ってきます」
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報われぬ 悲しい夜に 付き添いす 懐中電灯 ファンヒーター
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砂場ではルールは無用、誰彼も好きなお城を拵えるのです。
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