Utakata
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人生の 初心者マークつけたまま 明日はどんな はじめての道
18
「クロネコさんカンガルーさん飛脚さんあなたたち
干支
(
えと
)
何?」「はい、辰です」
12
刈り入れの 遅き田んぼを 夕闇が 覆うも稲穂 光りて浮かぶ
(
)
11
寂しさも成熟をする生と死が近づく日々の明け暮れのもと
11
寝る前の 日課の読書 この頃は 冷える指先 息を掛けつつ
19
宵よりも清けき朝の
鉦叩
(
かねたたき
)
季の往くのを音に知りたり
9
この気持ち一体何かと問われれば 辞書の「孤独」に涙が落ちる
8
川霧の立ち昇りたる荒川に 立ち去り難く 水鳥一羽
20
副業の満員電車の座席売り
(
夕されば 門田の稲葉 おとづれて
)
蘆のまろやに(粗末な小屋に) 秋風ぞ吹く 071/100 大納言経信
8
錆びついた 心のアクセル 踏み込めど かすかに馬力 上がるかどうか
8
いぬがすき 逆から読んでも いぬがすき そんなわけない けど、犬がすき
8
翠石
(
みどりいし
)
の須沢の浜の波に聞く遠い昔の世々のふるごと
8
霜月に 友が集いて蕎麦啜る 杯重ねれば積年の花
12
金星と木星寄り添う明けの月 寒さに耐える以上のご褒美
11
カサカサで指紋認証トラブルでそろそろ電話買い換えようか/古いiphone
7
明日には 明日の風が 吹くからさ 今日は気にせず ゆっくり休もう
9
曇り空「天気いいね」と飛ばしたら、微笑む君に七色を見る
7
風船をわった責め苦を背負い摘む賽の河原のごとき納品
8
朝いちの換気をすれば薄っすらともうそんな時期初結露つく
14
灰色は ガードレールの キスマーク 僕らだけ知る 小さな秘密
6
静寂を切り裂いていく夜のなか 自転車乗りは歌をうたうよ
6
1
1
1
1
1
家計簿の数字 並んでる これはラッキー? なぜか笑みこぼれ
7
和洋中 中はないけど しゃがんでた 温水が出て ちり紙いらぬ /自由詠
5
ひねもす響く頭上の音に悩みしが張替へられし屋根に満足す
5
寒くって雨降りの日にカゴを出すゴミ当番よ嗚呼不運なり
6
君のいない世界は蛍も飛べやしないくらい暗くて物悲しくて
5
今日だって明日ばかりを心配し忘れた人と音信不通
5
遅咲きを褒め
称
(
そや
)
されて思い出す 冬に羽化したモンキチョウ/紋白蝶の翅の裏側は黄味帯びている
5
知ってたり わかったつもり になってて 読めるは読める 書けない漢字
5
予報には雪の印はないけれどせねばと焦るタイヤ交換
14
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