新米の 豊かに実る秋なれど 場当たり農政無策なるかな 
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医師からの告知を受けて早一年運命さだめ受け入れ木洩れ日さがす
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僕らみな花火みたいに見えるかな 違う時空のどこかで見れば
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朝めしに熱い味噌汁すすっても 汗ばまないからなるほど秋か
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近々に私消えるという事実知ってるような知らないような
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今宵こよいまた 孫と机を 並べし 至福の時を 胸に刻んで
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肌寒い ついこのあいだ まではまだ 暑かったのに 寂しいじゃんか 
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基準値を大幅に超えて今きみの瞳に星が星が星が
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名を呼ばれ 振り向き君の 浴衣見て なびく袖髪 心奪われ
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行合ひの空の余白へ鰯雲 微かな風も秋を連れきて
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グループで自分をネタにボケるのは結構勇気のあるピエロです
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出張先 電車止まって帰れない旦那を想う 大雨の夜
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堂々としておりました 堂々としていなければ泣きそうだから
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ひと夏で一生分の恋をした 繋がりトンボを視界の端へ
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犬のなき季節の空を遠く見る 雲の足跡 元気でいるか
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朝早く聞こえた絶望 スマホから 着信音の主はケアマネ
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「辛いよね」「分かるよ」だって笑っちゃう あなたに何が分かるのかしら
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手のひらに熱さが残る喧嘩して返す言葉がなくなったあと/題『返』
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瓜食めば子を思ひたる憶良ゐて 「ひとり」の文字や宝に見ゆる
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水飲んで寝て夜厠に起きるなら汗かいてなくやっぱり秋だ
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帰省中の長女の分もと水たしてコーヒー豆の数ふやしけり
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嵐去り青空に雲流れゆく吾のわだかまり拭い去るやに
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スーッとするボディシートの安売りのドラックストアに秋を感じる
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エアコンをぴいっと止めてこの音が夏の終わりの合図なのかな
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日々変わる子どもの好きに引きずられ変化を怖れなくなる不惑
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花びらを降らそうといる此岸からきみにこころは届いてますか
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なぜだろう 娘が握った おにぎりは パクパク食える 抵抗もなく
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勢いで発した言の葉それもまた己の本心嘘はない
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いさかいを聞きいる青の朝顔が荒れる心を風に包みぬ
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アンダーパス 何故に守れぬ 繰り返す  学べないのか 命の重さ
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