野良仕事しごと終へ 湯船に浸かりて見つむれば 節くれだつも我が指愛し 
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「おかえり」と父の笑顔の後ろ側 母の気配も伝わるお盆
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この時季に娑婆に呼ぶのは虐待だ熱中症で死んだ爺ちゃん
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薄明に 小鳥のさえずり 目覚めけり 涼やかに吹く 心地良き風
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蝉時雨 会いたい貴方の 面影が 燃ゆ迎え火を 背にし揺れる
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この町は 見事に休暇を取っている 店は閉まって渋滞もなし 
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漂白の白いTシャツ帆の如く僕は何処にも行かないけれど
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君みたくよく笑うような人がいい 好きになるには理由がいるから
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お泊り会海バーベキュー「香ばしいにおいの夏」と云う子を送る
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間違いの近くに落ちてる最適解 正解だけじゃ進めぬことも
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会うことも叶わぬ夏の暑さゆえ目を閉じ祈るあなたの無事を
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涼風にあさねもひるねもここちよく夜は更なり 妻は案ずれど
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補助輪を初めて外す まっすぐに漕ぎ出す世界の新しい風/題『自転車(テーマ詠)』
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ペン先が 行きつ戻りつ 便箋に 真意を探る 夜ふけの迷路
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ありんこが出るんだ旦那頼むよと蠅取蜘蛛はえとりぐもを見逃してみる
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いつまでも絶えることなく汗だくのおじさんひとりで観る『ちいかわ』
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農家から嫁ぎし日より40年豆腐を作りし祖母の手を見る
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帰省する日を伝えれば母は言う近所のあの子は「里帰り」だよ
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国籍も年齢もなき大花火みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ  昼は消えつつ 物をこそ思へ 49/100 大中臣能宣朝臣
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満開の 花見て佇む 散ればスルー 木陰に駆け込む 葉茂る桜
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ひさかたの夫とのドライブ墓掃除ジリ海霧降る中を言葉少なに
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全員のしあわせよりも 僕たちが ずっと友達 ほんとそれだけ
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防災や 平和について 考える いつも通りの 日々が幸せ
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鳶の舞ふ空に焦がるる炎かな極楽鳥の死出の山路に
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知らぬ猫名前を与え写す君それを抱えて走る月曜
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昭和の世 女性の地位は低かった 令和いまから見れば呆れるほどに
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♪夏のお爺さんビキニがとっても似合うよ刺激的さ網タイツはいて
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烈日で溶けぬようにと冷蔵庫でこっそり冷やしたチョコと悔しさ
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立秋の涼風至る頃というエアコンの風涼しくはある/七十二候のうち三十七候
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恋文や日記ではなく短歌なら こんな夜中に書いてもいいや
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