あと何度観たい映画を見逃せば天への道が開かれますか?
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しくじった! 君の魅力を 見くびった 結果 いつしか 超首ったけ
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キラキラと金平糖みたく輝いて ゆったり死んでいこうねと君
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敵国の 友に浮かべし 微笑みは 気づかれぬまま 時の彼方へ
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知恵幼き 父にてあれど 我をただ ひたすら愛す 汝(なれ)こそが父
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猫の恋うるさいなとは思えども痴情の縺れの殺害はなし
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若い頃むかしはね 世界の終わりに誰といる?と思える余地があったものよね
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中指をそっと伸ばして押すいいね 秘めたるものは片道切符で
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流行はやり事 ポンポコポンと かじり付く  長き行列 まさに平和な
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犯罪の 動機に増して 幼き日 如何に過ごせり 犯罪抑止
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「りくりゅう」と 言っても老いは  聞き入れず  勘違いしてる  「とくりゅう」と ?
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できるだけ一緒にいよう あの星で青い夕日を見るその日まで
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暗闇が 藍になりたる 日の出前 かけがえのない 独りの時間
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音もなく車窓に積もる霧雨に 私も埋もれる宛もない
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おだてたりはげましたりの人生だ意味があるのか誰も知らない
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早植えの田に吹く風を吸いこんでとびの鳴く空飛んでゆきたし
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早緑の山椒の若葉艶やかに葉陰にひそとさき花咲く
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ひい孫が零れ桜の通学路嬉々として行くのどかなる朝
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わたくしの 椿のような 恋心 終わった時に 「落ちた」と呟く
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別れとて黒・黒・黒に囲まれてもう還らない君の笑顔は
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春鬱はるうつ頓服くすりねむりにちてゆくそれでも まねばみずかとむら
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冬用の羽毛夏日の陽へ干せば夜に溜め込んだ夢が膨らみ
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葡萄酒と青いベリーを煮て光るソースでどうぞフィレのステーキ
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風となり卯月の君へ捧ぐのは散り急く白き菫の香こそ
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どこかにて 袂を分かつ 風なれど またいつの日か ひとつの世界
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あと10年 この勢いでいけるのか 気持ちあっても 先行き不安
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開け閉めの わずかのすきに 舞い込みし 蜂にボヘミアの 歌を聞かしむ /『♪ぶんぶんぶん』
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戦争と飢えと寒さとゴキブリと私を産んだ女が嫌い
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学び舎で学ぶ学ばぬ同窓生 同じ地平で月とスッポン 
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うしろ髪 しなやかに揺れ 残り香溢れ  生きる満ちる  春惜しむ
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