近頃の 農家の軽トラカラフルに 黒やオレンジ翁が乗れり 
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くりかへし読むにすぐにも忘れてはかなしきものを齢(よわい)なりけり
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二合瓶生けて咲きたる小菊かな いのちの不思議ひととき見せり
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在りし日の 写真にあるは 姿のみ まことのあなたが 匂い立つ秋
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はむはむと 煮干しを食べる 猫の口 そりゃうまいわな 開けたてだもの
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気晴らしに冷菓を作る最中にボウル転ばし余計イラつき
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こもれびを紡いだような手触りのブランケットを探しています
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白無垢をキ(着)ツネの嫁が出る門は青い空から雨が古(降る)寺
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「雨の日と月曜日は」が脳内で鳴り続けてる冷たい朝に
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新しい 土地に慣れつつ 昼休み 値上げの札に 財布は慣れず
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雨粒も 君の想いも 降り続く 秋の長雨 逢ふ日遠くて
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溝(ドブ)で咲く 花みて思うその覚悟 金網越しに 咲き誇らんと
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朝起きて冷えた娘の足がある いつにしようか湯たんぽ支度
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綿パンに襟無しシャツでいざ出勤 足元見れば昨日の革靴
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宵越しのカリカリなんぞ食えるかと別のものくれくれるまで鳴く/猫
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さまざまを天秤にかけ言語化はできずギリギリ子は学校へ
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スマホ割れ 最初小さき 黒点の 勢力広げ 闇に覆わる
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よく映る自動ドアを見つけては 警備員はもみあげ揃える
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外来診(み)終へ医局で珈琲味はひつつ短歌を詠むは老医われの至福
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秋になり ご飯美味しく 寝やすくて 最高だけど 体重だけは、、、 
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窓の空 うすもやかかり 誰がため 歌を詠まむと メモを紐解き 君を偲ぶや 朝焼けて
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秋が降る紅い斜光を曳きながら 冬の匂ひを手繰り寄せつつ
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昼ごはん 急いでおかず 口にツメ 思い浮かべる 秋の栗 鼠かな /図1/2
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オレンジと紫、黒と黒猫とオバケはびこるハッピーハロウィン
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唐突な終わりはなんて凶暴な歩き方さえわからなくなる
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夜なべして昼間に休む矛盾かな されど欠かせぬ愛犬(きみ)との昼寝
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白息の  空に満ちたる  丸月を  肴に酌まむ  雲の来るまで
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ひとりでも 頂きますと 手をあわす きみは 愛され 生まれたんだね
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うらぶれたラジカセで聴く古い歌 今も変わらぬキミの歌声
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あなたには 貰い慣れてる 花束ね 身を粉にしても 私は手ぶら
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