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さくら花散るを誉れといくさ場に
莟
(
つぼみ
)
の学徒数多帰らず
13
吟ずれば齢無縁の言の葉に鷲と掴まれ直に腑に落つ
10
ぷちどろり。白子の歯ざわり湯通しをされても残るせいのざらつき
7
雅には馴染まぬ言もあればこそわれ名乗らむや吐露りすとなり
7
夜道にて 作歌に腐心し ぶつぶつと 呟き歩く 不審人物
7
啓蟄の 天道虫や
翅
(
はね
)
ひらく
7
真夜中に柿ピーむさぼり舌を噛み、出来た悲しい口内炎です。
7
水槽の かわいい金魚 見ていたら それは餌だよ アロワナ見てよ
7
ひとりゆく深夜二時半のコンビニ金木犀の香る近道
7
年の瀬に干支の話をしていたのに今年の干支をもう思い出せず
7
十二月二十三日に生まれたり サンタの乗ったバースデーケーキ
7
陽の矢射し 垣根しなだれ 朝顔の 陽背負いし影 薄れ消えゆく 昼下がり
7
君送り 帰りし駅の 道すがら 裸眼に溢れる 右の横顔
7
孫に会うただそれだけの為国境を越えるかのよな受付業務
7
はた気づくここはいつぞや見た岐れ路をまた右に曲がつている
(
右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折
)
7
コンタクト 外して歩く 帰り道 小さな光 大きな光
7
「このたびは・・・」心とりあえず会見でうわ言連ねる紙のまにまに
7
いとこ会思い出話花が咲く 祖父が亡くなり平和の月日
7
撓
(
たわ
)
めども今しがた至る温色の 蹴飛ばしたる熱入り日と消えぬ
7
月別を遡っても出てこない 年別にいるあの時の君
7
相対性理論で動く時間割 五億年にも思える五分
7
すみの江のふるさとへかへる客船や な忘れそ我を乗せゆけ
7
終わりが来る 奈落の底に 足が付く なら苦悩も そこそこ希望
7
私だけ抱える苦しみ、痛み達 誰にも届くべきではないの
7
スマホ持ち
SNS
を眺めては学校へ向け歩く道のり
7
寝る前に おやつを食べて 満腹に 良くないけれど これも幸せ
7
あるがまま記憶に残すことのどれほど難しきか。無念、無念。
7
あの歌詞とおんなじように人生を できているかな できているよね
7
この世界 ※1.地理
縺
(
もつ
)
れれば 邪魔となり ※2.悪しき夢見て 酔いに溺れる / 冗句で失敬 ※1.塵も積もれば山と… ※2.あさき夢みしゑい(酔い)…
7
凍らせた感情溶け始め痛む18年目のサバイバルにて
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