太陽の不在を夜と呼ぶように君の不在を恋と名付ける
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一年後生きていたならまた来るよ生きていたからまた来てみたよ
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早起きも 辞めた煙草も 君のため 愛するだけで 死が遠ざかる
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収穫のまえの田んぼも水びたし なんとはかない人のいとなみ
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トーストの焦げめパリッと香ばしくそんな日々へと老いてゆくのか
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白樺の木漏れ日浴びて氈鹿は蹄ひと打ち鳴らしたりけり
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秋雨に 足元冷ゆるこんな夜は 湯豆腐肴(アテ)に熱燗恋し 
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神饌しんせんそそくひかりは清清せいせいと やはらかな白 ふゆのに似て
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晩境の戸口に立って寄る辺無し知り人なき地今日も彷徨う
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待たせない 早さが売りの 食堂の 店員が言う お待たせしました
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君も今 胸が焦がれて泣きたくて叫びたい夜だったらいいのに
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今日のぼくと昨日のきみが手をつないで同じ三日月みている 砂丘
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大切に乾燥させた薔薇の花鋭き棘はどこに消えたか
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秋風に乗りて微かに子の泣く声忽ち掻き絶ゆ風鈴の音も
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我儘に応え続けてかの月へ 返さぬように 愛するように
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朝焼けをひっそり見届け満ち足りた笑を浮かべて姿消す月
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親亀のこけて子亀は青雲の出づるが如く独り立ちせむ
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色々とあるのよなどとファミレスの後ろの席の相談聞こえ
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虫送り黄昏せまる千枚田 夏の終はりを告げるかがり火
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簡単に捨てれるものと思ったが、いざ手放すとこぼれる涙
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春寒し 香りこぼれる 枝垂れ梅 月影透かし 夜のそら朧(おぼろ)
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お隣はインドの人でナマステとあいさつしながら生ゴミ捨てる/グローバル短歌
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今年こそ呑もうと添える友からの賀状途絶えて喪中の葉書
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ほんまぐろ 漢字にすると 本鮪 良い感じだね 漢字にすると
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長かった 単身赴任 終わったぞ 家庭環境 精神死んだ
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夕飯の支度しながら蒸す手間も気億劫きおっくうさも初さつま芋
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幸福を具現化させてつめこんだみたいなところ北海道は
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「これでいい」と自分で自分を想う 秋雨止んださんぽ道にて
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ふるさとの空が心に浮かぶ日はふるさとの酒をちびちびと呑む/題『酒』
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泣き叫ぶ心を叱りただひとりそれでもきみがいると思えば
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