歳重ね 床付く刻は早まりて 目覚むる頃は丑三つの刻 
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蜩の鳴く夕暮れは憂かりけりたれを待つともなき身にはあれど
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「人」として僕を見るのは愛犬いぬだけで 今日も一緒にお昼寝をする
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原爆忌美辞麗句など捨ておきて 持ち続けるは非戦の決意
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この街の影の重さよ閃光が傷跡となる広島忌
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人となり時と出会いで移り行く 固まる頃に理想となるよう
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蝉時雨 耳をつんざく ように降り 一糸乱れず  ピタッと止んだ
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ことのはを こぼして掬い またこぼし 返す盆はと 名も無きあすへ
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通信簿 体育はいつも2か3で プールの季節はたまに4取る
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理想から かけ離れたる 現実を 楽しむ術を 学び始めて
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朝霧に彼らの旅路に幸あれと 無垢なる人の無垢なる鼓動
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黙祷もくとう」の声に合わせてお勝手でまなこを閉じる今年も変わらず/広島の日にラジオと
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百日紅楚々さるさべりそそたる赤を暫時見て再び僕は歩を踏み出した
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思いでは 胸の深くに 美しく 静かにねむる 結ばれなくも
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夏休み 子どもら集う 体操の 元気な声が 朝空に満つ
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蝉時雨杜の緑を震はせて 一陣の風吹き抜けてゆく
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夏のに 夜空漂う 月眺め 辺り探すも 君ここなかれ
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「割り勘ね」と言ふ君がゐて「一応ね」はにかむ吾はSuicaかざして
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空翔ける夢を見たるや我が金魚 水面に翼はばたかせおり
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ふと語る声はかならず優しくてあなたの隣はいつも春だね
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熊本の人が見上げる空思う塩からトンボが低く飛ぶ夏
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盆帰り 遠きにありて思うもの 帰ってこいよと うたは語れり 
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風に舞うとんぼのはねのかろやかに 暦ひもとき立秋と知る
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幽谷ゆうこくに 苔生こけむ堰堤えんてい 一つり  魚梯ぎょていを渡る 川鰍かわかじかかな
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「君」という磨いた覚えのない月は きれいに僕の瞳を照らす
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頂いたフルーツゼリーを食べる順好きなの後に取っとく性格
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嫌なこと言われ ぐっと堪え とぼけてみせた 強い私へ
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ふみふみふみ こねこのきぶんで あまえるの いとリズミカルに おなかをおして
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花壇から咲いてる花は愛でられて歩道の端の草は疎まれ
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太陽が 山の稜線の向こう側 顔隠してから 出るウォーキング
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