Utakata
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津軽から 上京しても 寒がりな 頬に触れるは 冬の知らせよ
16
招かざる カメムシそっと忍び込む 我が家に潜み温き春を待つ
18
悪魔でも天使でもいい君ならば お菓子をあげるから側にいて
20
主役だと 思えず ずっと 生きてきた 私の頬を 撫でたそよ風
16
ふと追えば頬杖ついて夏空を仰ぐきみいて頬杖真似る
11
長い夜の 通り過ぎるを 待ちわびて 世界は朝から 始まったんだ
11
君はまだ日々の隙間にいてくれて記憶の中の毛並みを撫でる
24
五十日 詠みに詠んだよ 連続で 短歌脳には いつからなった
12
絵馬買いて 想いを綴る 一歩引き 祈りの言葉は 君の幸せ
9
とりあえず頭痛は雨のせいにしてくすりを二錠飲んでおきます
9
寒来たる 人におのおの流儀あり 半袖の人コート着る人
18
足元に可愛いサイズのつむじ風カラカラカラと軽い音立て/木枯らし一号が東京で吹いた日に
28
タワマンて うまいんだろかと 空見上げ 雲とセスナと 手には肉まん
13
二人目を望む私に息子言う神様の準備遅れてるだけ
17
強い風 寒さとともに 木の葉舞い 秋らしささえ 飛ばして冬に
10
亡き母が 食い扶持減らし グラブ買い 泡沫なりて 初戦敗退
11
鎌を手に奇声を上げて紅葉狩る
(
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は
)
竜田の川の 錦なりけり 069/100 能因法師
9
可愛くて心配のあまり持て余すニートの息子責める我あり
8
「満月に届け」と酔ってきみが投げた花束をキャッチしたら「ちがう」って
13
三十一の定めの中に息をする終の先まで背中まっすぐ
13
長雨に活躍してた扇風機邪魔に感じる肌寒い朝
12
川沿いを 走る自転車 水鳥は 深夜の眠り から覚めて飛ぶ
10
星と星 二つ並んで輝いて 決して輝き失わない
8
人間が
拐
(
さら
)
っていくぞと脅したらすぐに泣きやむお化けの子供/妖怪短歌
6
忘られぬかたへの君に言い出づる 花火にまさる君のよこがほ
6
週一の 夜の宴の 支度せば 酒の一増し カゴに忍ばす
7
部活帰り 学校のそばの コンビニで 買ったアイスは 青春の味
8
きみがいた それだけつよくおぼえてる ほんとうのこと まださがしてる
6
大人でも独占できる空がある ブランコ乗れる勇気があれば
6
逆さまに してるマヨから 使ってよ バフって飛び散る? それは言い訳
6
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