いちじくの三年苗木の枝元に小さな実ひとつるるいとしさ
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丸々と 太る玉ネギ食すれば 贔屓目無しにの自信作 
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風吹けば一波揺れる薫衣草紫の香に包まれる午後
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それぞれに違う形の蒙古斑検診台にずらりと並ぶ
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ひさかたの天の堤やれぬらむ軒端に落つる滝の白糸
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紫陽花の淡き色味に我が恋を重ねて思ふ君の虹彩
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雨止みて 涼しき夏の の木陰 なにをか猫の 我に告ぐらむ
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朝だよと 猫が起こしてくれるのは 真っ暗闇の 深夜2時半
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三度目の尿意はこらえられぬかも 救いの如く朝の明けゆく
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何という スペースX 上場で イーロン・マスク氏 兆万長者
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けふもまた曇りガラスの向こうにはまどろむ縁側さくら耳の子
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重たさも消えず痛みも消えぬまま風穴だけを今日も穿てり
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エアコンの除湿全然効かんなあ押したボタンは暖房だった
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足元の赤い長靴鮮やかに雨も吾子には遊びの朝で
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可笑しくて 息が出来ぬと 笑う君 ただ幸せで ただ好きなんだ
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いとせめてかなしき時は玉の緒の長き夜の夢絶つを知らなく
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安くて楽しき世界旅 今宵も業務スーパーで 世界を巡る
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食べ切れぬほど頂いたさくらんぼ味落つ前に隣に頒かつ
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治らない腰痛持ちの髙安も 土俵に立てり我も立つらむ
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祈る奇跡 甘く弾ける日々の想いソーダのような青春味わう
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夾竹桃咲き誇っては恨めしく 毒だってんなららしくいてよね
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寝覚めよの 君の隣にいない日に 駆けつけられたらと口惜しき空
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日記帳書くほどのこと起きぬ今日懐かしむ日が来るのだろうか
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チャラにする社会保険料ため息の息つぎ作れば息つぎの分
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地底から蘇りつつある軍手 目には入れど拾われぬまま
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真夜中と朝のあわいのあかるさを吐き出しついる初夏のベランダ
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肩越しに恋を見つける山手線忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで 040/100 平兼盛
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エジソンもドジな奴だと言われても俺のミスには変わりが無いし
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鳩に似た形の青い雲の下あっちの街は知らない街だ
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ただいまーと 帰って来たが 誰も居ぬ ダイニングには チンして食べて
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