役に立つ・立たないじゃないやまゆりはただそこに咲く白さのままで
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夜明け前 遠くに聞こえし蜩の 鳴く声涼し我が故郷は 
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花火果て ふと見上げれば 月ひとつ さきほどまでは 脇にありけり
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三日分三時に食す洋菓子がすでに消えてて吾は手品師
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夏草を雑草と呼ぶ人の横 その花の名を調べる人よ
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蝉しぐれ 今朝は涼しい29℃ 酷暑続きで狂う感覚
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突然の雷雨の中を駆け抜ける僕は今でもラピュタを探す
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本日は リモートワーク ボトムスは 高校時代の 短パンジャージ
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驟雨あり瀝青冷やし気を鎮め 夏将軍もしばしひと息
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あの夏のプールの時間の僕のような体育座りの三角定規
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詠みたいから詠んでいるいいね付けるも付けないも個人の自由なり
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父親に十二万円貸したから 最後のタバコを 噛み締めて吸う
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マルチタスク 実は並行できてない かわりばんこに 切り替えるだけ
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十六年ぶりにエクセル開きたれば 違う景色に 迷子のマウス
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張り紙に叩かないでの文字ありて コンプラ意識がスイカを撫でる
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公園の 広場をまっすぐ 突っ切れば シャワーの水音 蝉の聲
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耳鳴りは気圧のせいだと思いたいたぶんストレスなんだろうけど
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あの頃の憧れだったヒーローは職業欄に自営業と書く
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朝5時半 奥琵琶湖集合 前泊し 最初で最後か 父子旅
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飲み物に 名前を書いて くださいね 俺のと書いて キミに怒られ
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光速が道路でたむろし満ちてゆく景色は潜る青空の底
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いまひとり膝を抱えて凌ぐ夜 耳鳴りの音を音楽にして
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筆跡を見比べているそれぞれの二十二年が乗った一画
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やらないと って思ってる と何だか あとに回して しまいたくなる
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ワンカップ大関供へし祭壇に父の名残か行燈ゆるる
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再々はどうも無理らし豆苗もリタイアするよな暑さを暮らす
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能ありすぎて爪を隠しすぎてました。出し方を忘れちゃったよ。
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右肩を下げてやわな手にぎっては花ゆれる方ただついていく
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思い出は 好きを嫌いに 変えるから 花火を君に 任せたかった
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老医なれば朝二時間の診察にて脳は枯渇するも心は満たさる
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