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静脈に 造影剤が 入(い)りはじめ 冷たさ覚ゆ 前腕(ぜんわん)の肌 /PET検査
10
若い頃
(
むかし
)
はね 世界の終わりに誰といる?と思える余地があったものよね
10
中指をそっと伸ばして押すいいね 秘めたるものは片道切符で
10
流行
(
はや
)
り事 ポンポコポンと
齧
(
かじ
)
り付く 長き行列 まさに平和な
10
肌の艶 教えてくれた セロトニン 手の温もりは 消えないままで
10
身の内をぐるぐるしてるこのこころ 歌にせずしていかに生きてく
10
願わくば 貴方の旅路の 一駅に 思い出の彼方 笑顔よぎれば
10
夢如く 旅路の途中に 温もりを もたらすために 訪れし君
10
観桜は満開の花に 花吹雪川を流れる花筏まで
10
夢で会う秘術を知りに通ひける
(
名にし負はば 逢坂山の さねかづら
)
人に知られで くるよしもかな /025/100 三条右大臣
10
宵闇に 染めぬらし わが
庵
(
おり
)
は 胸の打ち音なふ 重圧の籠
10
うばたまの 我を咎める 音もなく かたぶくまでの 月を見しかな
10
海峡を翔んで行くらし推し活の
魂
(
たま
)
「韃靼海峡渡るてふてふ」のごと/BTS公演
10
ランドセル 傾けながら ゆく背中 見送る朝の 光眩しく
10
撮りためた スマホの写真に エセ短歌 添えたフォトブック 作ってみたで →🦓で
10
深層の 心の傷を さぐるよに 鈴の余韻は 永くふるえて
54
早緑の山椒の若葉艶やかに葉陰にひそと
小
(
ち
)
さき花咲く
46
イノシシに先をこされて竹の子は少しも口に入らない春
32
ハナミズキ送迎会の道光り白き花びら空へ羽ばたく
32
土瀝青
(
アスファルト
)
の片隅
小
(
ち
)
さき名も知らぬ白き草花 健気に咲く春
26
いきなりの突風で桜 吹雪舞ひ 夜の憂いも空へばらけた
21
順番は桜の次に
桜桃
(
さくらんぼ
)
咲いたものだが園地は
廃
(
すた
)
れ/後継者無く
22
手水舎に 穢れ清める 湧き水の 指慈しみ 水ぬるみけり
19
鶯も桜もちゃんと春やってる 吾は怠惰を恥じつつ愛でる
16
「善意は善意を敵意は敵意を」に「石器時代」の協議脅迫/イランアメリカ
18
亡くなった母が出てきたからこれが夢だと気づき起きて少し泣く
13
花の色はうつりにけりな
緑色
(
あをいろ
)
に卯月よにふるながめせしまに
9
まだ推すか 身も金も灰 積もれども いのち焦がすを
活
(
い
)
きるとぞ呼ぶ
9
あわあわと新宿駅に暮らしてたあの人々は何処に隠れた?
9
半袖じゃ寒く長袖着りゃ暑い袖をめくればうざったらしい/部屋着の迷宮
9
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