南条充
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その日の思い、気の利いた話を三十一文字にまとめて、日記風に記録したい。目標は、多くの人がそんな感じよく分かるよなとなればいい。

デュエットのトワエモアにはコロナ禍を 予想出来たかあの距離感で
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フクイチのデブリ回収めど立たず 原発回帰のおこがましさよ
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日差し増し春の気配に感じ入る 黄砂と花粉カウントダウン
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民主主義中間層の希薄化で 危機に瀕する今の状況
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泪橋と聞けばジョーを思い出す 闘いの末リングに消える
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ゆっくりと正月気分に浸るのを 叱り飛ばした怒涛の流れ
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歌壇にも二世出現小島なお 何処がいいのか主観押し売り
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あれは何満杯だった猫ビルの 知の集積も悲しく消えて
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寝正月そうさせたのはインフルで 仕事はじめもすっきりしない
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年初め爆竹じゃないミサイルだ 元日はずす粋なジョウン
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年初め空なる言葉上司より 解放されし今のしあわせ
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スーパーでスーツ姿の若き人 スマホ片手に仕事納か
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ああいいねしあわせぶりにポンと押す 三九度に冒されながら
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書評欄この年の推し三冊を あわてて読んで論者を評価
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年の瀬に終わりよければすべてよし メモの事柄次々こなす
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本当の立花隆いた頃は 今よりずっと哲学してた
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谷川の俊太郎さん縁はなし なぜか知らぬが感性合わず
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街路樹の潤いよりも伐採で 落ち葉掃く労解放されし
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老夫婦いつも仲良い喫茶店 閉店告知これで二件目
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大谷の活躍告げる新聞も 廃刊予定小さく載せる
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土曜日は日経と決め茶店へと 穂村弘の選歌ファースト
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大相撲和服美人と調べたら 皆勤ママは業界の推し
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白州を口に含めて送る子等 三途の川もやすやす超える
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コロナ後の供花一対その値段 送り出すのも二の足を踏む
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晩秋に三つ違いのいとこの死 生きてるうちに顔見たかった
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老いは枯れなって初めて嘘と知る 日々の暮らしは物欲に満つ
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予報では夏日もありと言うけれど 豪州のようクリスマスの音
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朝ドラがどんな評価かドラ受けを 観ようとしても三者は居ない
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詠嘆でガザイスラエル詠ずるは 卑怯の極み道楽の果て
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居酒屋で斜めに座りジョッキみる 黒田三郎彷彿せんと
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