弁当の二時間近くの遅れにも文句をいわぬは男じゃないか
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志し半ばで散った志士たちの 望んだ明日が来たならば
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「思し召し 聞こし召し」 お布施は文化 新興宗教拝金主義
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畳む日を 名残惜しむや 空仰ぎ 時はいたづら 時は綾なし
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甘酒の麹の粒を噛み潰し苦虫の味中和させてる
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ラーメンを食む君のメガネが曇る 何なんだろうこのときめきは
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まばゆさに心も白く霞むとも焼きつく青は褪せぬ形見に
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影なれば消ゆべきものをまなこなる濃き紫は愈々いよいよ深し
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ケージの隅眠ってる君の小さな耳、私のため息でぴくっと動いた。
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Aiが  搭載された  ドローンが  世界平和を  人を損なう
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君の言うかわいくなりたいに含まれるキラキラは刃のようだ
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僕たちは 晴れた空にも 気づかない 傘を探して 下を向くから
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靴下が意外と派手なことを知る。何気なく組み替えられたその脚。
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祖父がくれた無印良品の袋にはヘルパーさんが握ったおにぎりが。
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見たくない 聞きたくもない 世のごうを 知り尽くせり タワマンのうい
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しっかりと 窓を閉めても 聞こえ来る 金切り声に 今朝は苛立つ
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人生は三万六千五百円憐れむ勿れ哀しむ勿れ
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ふと怖くなる鼻にる冷えた風黒い波だけ水平線だけ
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抜け感がくすみ始めて春来たる花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに /小野小町 /9/100
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サラダなど 『らぬ』とはなち 二十年  ドレッシングは 薄味の今日
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十七の歳迎えれど隕石に撃たれぬ保証はどこにもなくて
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僕たちの間を桜の花弁はなびらが舞って君との遠さを知った
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死んでやると呟き開ける冷蔵庫、ミルクは三日で飲み切らなきゃな
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タコ口を 左右にクルクル 回したら 嬉しい変化が あるかもないかも
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車窓には鶯谷のホテルネオン 次は大宮 雪深き地へ
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書店での逢瀬重ねる春の夜 新潮文庫の天はギザギザ
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面倒を見ると言っていたのにね、水草揺れる金魚なき鉢
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捏造も 隠蔽もして 憚らぬ 悪しき輩が 富を貪る  /二デック会計不正に思う
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このハゲと 執ねく秘書を いたぶりし人 返り咲く ほとぼりさめて
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天をつく梢めがけて花昇り白梅の咲く枝黒々と
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