Utakata
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こんにちは
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子どもがきらい大人がきらいと泣きわめく幼き日の僕を抱き
7
この世をば我が世とぞ思ふ幼子の足元にえいと言ってみる昼
8
もっと見ておけばよかった君の手とか髪飾りとか靴とか
1
亜麻色がなにかも知らぬまま父の膝で見るたなびく亜麻色
9
へそから
伸
(
の
)
びる
紐
(
ひも
)
に
繋
(
つな
)
がったいつか
掻
(
か
)
き
捨
(
す
)
てた
恥
(
はぢ
)
、
恥
(
はぢ
)
、
恥
(
はぢ
)
7
我先と
強請
(
ねだ
)
る我が仔の大口にぬいの
綿
(
はらわた
)
つめてやる鳶
6
あそこの家のばかいぬはもうずっと前に死んだみたいよ おかえり
5
シラップに浸けた
吾の子
(
あ こ
)
がまだ指を吸っているような思い出
5
物理法則から解かれた幽霊は地球を追いかけて光芒
5
誰からも見られていない部屋の隅は暗黒に飲まれて宇宙へ
7
誰も何も言わぬ楽園の砂が一里を超えて陽に焼かれている
6
米粒ほどの
蛞蝓
(
なめくじ
)
が
黴
(
かび
)
を食うために這つてゆく無人の街
7
現し世の甘いを先に舐らむと泣いて空を切る赤子の腕
7
二千年
(
にせんねん
)
後
(
ご
)
に
出土
(
しゅつど
)
して
教科書
(
きょうかしょ
)
の
隅
(
すみ
)
っこに
載
(
の
)
って
居
(
い
)
る
厭世家
(
ペシミスト
)
6
落としてしまったのですが 貴女との
駆け引き
(
ゲーム
)
の
切り札
(
カード
)
どうか、いかないで
4
食べたことないかえるが鳴いてる飲んだことない水たまりの中で
4
キスはいつも貴方から私は目を瞑って待つ透明な貴方を
4
人肌を忘れたてのひら愛されぬよりも愛さぬことをこそ憂う
6
そうでス わたスが へんなおじさんでス 税、納めてまス 職、就いてまス
6
拙者も
凡百
(
ふつう
)
であるから堪えられぬとは知りつつも夢見る
流浪人
(
むしょく
)
7
五七五
(
ごおしちご
)
七七
(
しちしち
)
でなく ても
三十
(
さんじㅤ
)
一
(
ㅤういち
)
に
収
(
おさ
)
ま ればいんでさう
4
貴女
(
オマエ
)
はいづこに
睡
(
ネム
)
つている
肚
(
ハラ
)
に
我
(
ワ
)
が
仔
(
コ
)
人
(
ヒト
)
が
子
(
コ
)
擁
(
ダ
)
いて
独
(
ヒト
)
りで
5
過去は捨ててきたというかまあなんか無軌道無気力なだけというか
6
小賢しく
恭
(
うやうや
)
しく投げてやれば必ず当たる各々の“あの日”
8
変えられることへの恐怖だけがこの世から私を庇って擦り減る
4
僕は彼氏じゃないし君は彼女じゃないから楽しくやりませんか
4
鳴けども鳴けども鳴けども撃たれない野原にじつと空
睨
(
ね
)
め回して
6
正直君のこととか興味ないどこで死のうがだれが死のうが
5
はた気づくここはいつぞや見た岐れ路をまた右に曲がつている
(
右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折
)
7
勝手に決めた君はこうから外れてく君に興味が失せていく
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