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深夜二時 病みで周りが見えなくなる 思考回路よ今だけは死んで 

朝露に君の笑顔が煌めいて乱反射するカレイドスコープ 

告白の前に一拍深呼吸 呼気の成分「好き」は何割 

脳からの電気信号パルスを感情と名付ける無責任かつロマンチックに 

サイダーの瓶越しに見るスカイツリー 満月をそっとビー玉にして 

「人間に向いてないから猫がいい」見え隠れするヒトの傲慢 

カッターで腕に刻んだ五線譜を紅く滲んだ音符が滑る 

肌寒い六畳一間に忍び込む泥棒みたいな夜明けの光 

散る花の連なり流るる花筏 漕ぎ出す君にどうか幸あれ 

辛い世を生き残るため 幸いの横棒一本 他人ひとから盗む 

背後から風が運んだ春の匂い「そんな季節か⋯⋯は、は、はっくしょん!」 

君のため 甘い言葉を幾重にも幾重にも乗せ ミルフィーユ千枚の葉 

満月や今日のお空は晴れ舞台 千年現役 僕らのアイドル 

「美しさ」言葉で描けば描くほど欠ける気がした、今日は望月。 

ビルの陰 日向の空気に当てられて 漂う冷気はバツが悪そう 

少し緩い祖父の形見の礼服を通り抜けていく十月の風 

去りし日々 記憶を舌で転がして「大人の味か」と独り呟く 

「ねえ見てよ 月が綺麗ね」「⋯⋯それはほら、一面だけしか見せてないから」 

赤、緑 聖夜を彩る信号機 スーツ姿のサンタを見守る 

流星に乗って遠くへ旅に出よう バックパックとGo Toトラベル 

孤独には9%パーくらいが丁度いい 飲むアルコール、勤しむ消独 

顔を上げ壁を乗り越え見下ろして一歩踏み出し世界は逆さ 

カフェオレの色を纏いし貴方の背 熱の残滓は冷気に溶け消ゆ 

この世界 愛の不足で飢えるなら 僕はとっくに餓死してるでしょう。 

生きるため最低限でもF難度 人は賢くなりすぎたのか 

貴方の所為 融けた心を削り取る ラクレットみたい笑っちゃうよね 

紅や黄の化粧を落とす通り雨 季節の移ろい しとしと告げる 

言の葉が枯れ落ち静寂しじまが澄み渡る 白い溜息 ひたひたと、冬 

時の流れが無理やり僕を急き立てる ただふわふわと生きてたいだけ 

感呪性ばかりが育つもういっそ全てに対して目を塞ぎたい