澱んだ胸の底を素手でさらうとやけに澄んだ源泉があった
4
知ってる? 時さかのぼり ニコ動で 流行りまくった パンダヒーロー
4
目覚めれば見慣れた君の寝顔すら始めからないみたいになるかな
4
神無月眺めよ星のデコレーション 陽気なリズム宇宙へ響く
4
受信した言葉の奥の体温を吐息のごとく胸に受けとめ お題「受信」
4
中学生のカップルが残雪踏みながら、陽の当たる道を歩いていたよ。
4
春の朝 山の端かすみ 空茜 紅白の花岸辺に満ちる 匂い優しき
4
貴女オマエはいづこにネムつているハラヒトいてヒトりで
4
髪伸ばし刈り上げるのも選ぶのもSujet主体は己、値踏みさせるな
4
春の宵 夜桜みつる 朧月 今宵一夜の 旅の空 夢路の果ては故郷(さと)の母
4
春の宵 空茜射す 旅の空 草の葉 萌えず 里寒し 独り影 道を急ぎぬ
4
真昼から明るい日差しに涙してピンクの色の花束を買う
4
失敗か そうでないか 不明だが 嘘はつけない それだけのこと
4
空いてる日 聞こうとする指 止まるのは わからないから 自分のことも
4
出勤の迎への車に妻とのりランチの相談も楽しからずや
4
県知事が局長こんどうならば副知事は 副長ひじかた務め県民守る
4
帰り道。鞄に酢イカと酒がある。デグーを見ながら晩酌するのさ。
4
寝るまでにかかった時間は今日のこと残った余裕か詰まった切羽か
4
蔦の這うひかりに鏡うもれいる うちに眠れる人おだやかに
4
春陽の庭の片隅しみじみと想い咲きかな菊の一輪
4
知らぬ間に書きなぐられた告白に消しゴムかける試験日の朝
4
くしゃみして春こじ開ける君とぼく その断面を分けあうルタオ
4
やっぱりね住めば都だ 片付けを終えて眺める新しい土地
47
生きること 喜びあえる山めざす 道の左右に 駒草咲いて
42
初鳴きのウグイス聞きつつ朝散歩  雪の富士にも春はすぐそこ
49
人の世と 猫の世つなぐ 縁側で 冬用毛布をたたんで くしゃみ
45
半分はどこへやったの?上弦の 月に問ふてる夜風はうらら
32
春めきて微睡む縁側 そよ風に清き鈴の音 季節を忘れ
24
正解を選べなかった僕たちのノートの余白に降る、雪と酒
49
洗濯機回っているけど洗剤を 入れたかどうか思い出せない/歳なのか、最近の良くあるある…
37