朝陽射し 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 満ちる雲海 御来光
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いただきます 何回言うの? いただきます キミの手料理 初めてだもん
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緑葉の 涼風戦ぎ 空碧く 白雲流れ 君に届くや 尽きせぬ想い 幾山越えても 
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この想い キミは知らない ありがとう おやすみなさい もう少し書く
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お前じゃなくて君、俺じゃなくて僕、これで変われる?
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タコの旨煮仕入れてみれば素人のシェフは高値に首を振りつつ(百人一首・四)
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鼻の色は移りにけりな痛さうに杉のこな降り泣く目せし間に(百人一首・九)
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ふんわりと 浮かぶ白雲は 綿菓子か「おやつ」がわりに 甘い雲食べた お題(おやつ)
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薄氷の 弾け砕ける 春日和 淡雪溶けて せせらぎ早し 野山さえずり 木の芽たつ 
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着飾った「愛してる」よりバンTで「大好きだ」とか聞きたいんだよ
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キーパッドの0を押すたび亡くなった祖母の名前がサジェストされる
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三十一文字 みそひともじをこういう風に分けてみるのも面白いと思って
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無神経な言葉の暴力吐く奴は他人の怒りに気付きもしない
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悔しくてのたうちまわる時でさえ奥底には冷めた眼光あり
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春の宵 月影透かし 花の宴 さくらさけども 舞い散ればこそ 心に沁み わびしけれ
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昼でさえ目先に映る光景は色を無くした闇の世界か
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春匂う 雨粒ぬくし 小糠雨 濡れれば濡れよ 夜の雨町
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昼餉あと机に沈むひと時は生きる為なりなんちゃって歌
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紫の雨降りめて幾年いくとせか彼逝きし日はあかねさしつつ(四月二十一日プリンス命日)
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いささかの 瑕は有りとも 口ずさむ 調べ整ふ 歌ぞよろしき
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西の空果てまで続く茜色早打つ胸の音色も染めし
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住職に  スカウトされし 孫五才 似合うはずだね 線香の香り
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雪景色 君への想い 降り積もる 春の訪れ まだ先にあり
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ぱらぱらと雫は頬に傘以外のものならぜんぶ持っているのに
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この世には素敵な言葉が多すぎる 修了式でもらう手紙に
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桜映ゆ 水面に憩ふ 鴨たちも ふと花見とや はしゃぎゐるらむ
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花散らし 頬を撫でるあの風を 僕の手中に収めたくなり
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ランドセルがスキップしてる、筆箱をドッちゃんガっちゃんさわがせながら
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わたくしの 椿のような 恋心 終わった時に 「落ちた」と呟く
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たまにはと昆布と鰹で出汁をとりうどんをすする春雷の宵
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