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毎年の ツルツル路面 何年も 何年経てど 慣れても滑る
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チューズミーチューズミー 道玄坂のネズミの声かあるいは人か
3
「あーね」では 終わってしまい そうだから すぐ打ち直す 君とのLINE
3
良さそうで変な日本語「ポイントは 大きく二つ」「大きな」「点」とは
3
題∶「出勤時」 出で立ちて 後に気づけし 乱れ髪 人目を思い 胸に忍ばる
3
冬の朝毛布ピタリとたたむればひかり優しき君が横顔
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いちごの日 あまおう苺のヨーグルト 食べてもだれも 文句は言わない
3
眠たくて 首もげそうなこの人に 右肩を貸す 次の駅まで
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此岸から 御祖(みおや)を送る 稚児橋の 灯りの糸は 絶えることなく
20
年表の どこかに線を 引くならば コロナの前か コロナの後か
20
見つめてた ソースの着いた うすい唇 今ではなぜか 思い出せない
12
桃の香が ページをめくる 7月の 僕の歳時記 夏が来たなと
17
夏休み 強者どもが 夢のあと ソファの下に トリケラトプス
20
惚れそうに なるのを止める 臆病で 失恋すらも 出来ぬ身だから
18
乳歯抜け 前歯にガーゼ 当てた君 時を戻して ハグしたかった
10
ひげと毛と 小瓶に入れた 小さな骨 そのうちいくよ 会えたら会おう
15
誰からも あてにされない この感じ 自分がまいた 種なんですね
12
秋が来て 金木犀が 香っても 削除できない 偽名のファイル
14
電線のスズメをぜんぶ奏でたらラフマニノフが聴こえるだろう
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通行人Aにも帰る場所がある
皆足速
(
みな あしばや
)
な初冬のビル街
29
波多き 人生なれど 刻まれし 愛と記憶は
彩
(
いろどり
)
となる
18
我のため
雑草
(
くさ
)
を摘んでは土産とす
認知症
(
やまい
)
の祖母の不変の愛情
27
「納豆を高速回転させるとき 苛々してるの覚えて置いて」
19
哀しみに刹那打たれて落丁の次第に増えし人生を生く
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荒波を 掻い潜りきて ふと出会う 優しき交差 宝くじかと
14
落葉
(
らくよう
)
のごとく言の葉降ってこい
短歌
(
うた
)
の種なき 硬き頭に
29
なんということもない事なんとなく上手くできないそんな今日です
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焼け石に 水でもいいと しぼりだす 言葉 3滴 ジュッと蒸発
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君想い 長く伸ばした 後ろ髪 引かれてどうも 断てないのです
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なんちゃってケーキだけれど 「母さんのケーキ」と呼ばれ今も昔も
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