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コロナ禍に必死で逃げたDVのシェルターの中はみんな訳あり
24
粉々のポテトチップは捨てられて講義終わりの教室静か
27
めしくれと足絡みつく猫蹴って母のご飯の準備を急ぐ/君等2番目
23
朝晩の冷へ込みを
他所
(
よそ
)
に 小春日の微笑むけふは 師走中旬
26
のんあるの ラミーが発売されたとな 一度は食してみたいものなり
20
搾
(
しぼ
)
り出すちゅ~る 冷ゆる指に着きし
嘗
(
な
)
める猫の
小
(
ち
)
さき舌
温
(
ぬく
)
し
26
ピンチにはあなたの顔がよぎるのに助けて欲しいと言ってはならぬ
23
しがらみを全て払って駆けてゆく貴方は私をどんな目で見る?
24
院長に なってはみたが はてしなく どこまでいっても 中間管理職
21
世の中の 値上げブーム うらはらに 病院界隈 八割赤字
19
あらーむが ならなくてもね やってくる ちま猫ちゃんの ふしぎな・
しゅうかん
(
習慣
)
18
寒かろふ冷たかろふて冬の町 家の中には温き火のあれ
17
古い本のページ開けば紙の匂い亡き作家の息づかいが聞こえる
9
ラミー(のんある)は無事 セブンイレブンで ゲットだぜ いつ食べようかな ダイエット中😅
14
離れると分かり初めてこの町も素敵だったと気づく年の瀬
17
この部屋で僕がどれだけ泣いてても 壁を越えたら笑い声
5
我が恋は幻となり雲隠れ 恋に燃ゆる火
篝火
(
かがりび
)
の如し
12
寒き夜に マスクが似合う あの娘かな 君は
鴛鴦
(
おしどり
)
私は独り
5
月がみえない夜ベランダで一服 ラベンダーの匂いした君
7
人狼はいないが皆が「予言者!」と言い張るみたいな弊社へようこそ
6
殺伐とした砂漠の中で君は雨水のようにたまって頬を濡らす
4
人の輪に 声より先に 息があり 流れに触れて 名を置かず立つ
5
善の名で 刃を磨いて 撫でてやる 血の出ぬことを 誇りに思うな
4
肢体から涙が噴き出る そのような泣き方をして君を忘れる
5
ノリノリで ジャミロクワイを 聴きながら 料理は無理だ 床が動いて
5
虎の皮 似合うと信じ 風吹けば 間に間に透ける 痩せた誇りよ
5
俺が死体 目玉のレンズで捉えてる 君と間男の血塗れのアレ
3
寒空に 友もいなけりゃ 金もない 自業自得の 行き着いた先
3
事務的に すべてのことが 処理されて 感動もなく 時が過ぎ行く
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漢文の 置き字意味あい なにゆえに 歴史意味あい 並行なるか
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