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ラジオ聴く 何度も流れる ショッピング 数量限定 意味があるのか
3
話しかけ 首傾げると
蒼瞳羊駝
(
きみ
)
もまた 真似するように 首を振った
3
富士氷る 寒さ帰るや 冬の空 薄氷弾け 仲睦まじく 親子鴨
3
天高く まさをなる空 雪富士の 凍つさざ波の 薄氷崩れる 春隣
3
洋ランの 花咲き揃い 玄関のくすんだフロアー 優雅にリメイク
3
落花生 投げては拾いまた投げて 吾子はよびこむ わが
家
(
いえ
)
の春
41
卒業と入学の
間
(
ま
)
の春風は、こぶしの白い花を揺らして
45
蝉時雨 ふと立ち止まり目をつむる 矢の如くゆく光陰の中
42
紙巻きの
咥
(
くわ
)
えタバコは夕暮れにぽつと灯せりノスタルジーを
46
直接は話さず話せず触れられず緑の通知が私の明かり
8
ひたすらに眠ることと食べること 愛しさ増して 我が家の老犬 \ もうすぐ17歳
45
空を飛ぶ夢など見たことないけれど自転車からはいつも落ちてる
8
依存せず、期待をかけず、受けいりて
術
(
すべ
)
を覚えし
歳月
(
としつき
)
の果て
41
誰だってまぶたの裏に隠し持つ今よりもっと高かった空
27
雪原のような白鍵さまよひて悲しき調べ一人辿りぬ
21
夜想曲弾かんとしてもその中に密かに宿る夜は逃げ出す
22
頼まれて買物提げて娘来しシンクの汚れを見かねて磨けり
21
動かざる思ひ知りたる雨の歌ひとり受けたし
歩
(
あゆみ
)
静かに
30
父さんの
お母さん
(
おばあちゃん
)
から僕の子へ繋がっている眉毛のアーチ
49
こたびこそ根雪ならむと思ひしに
三度目
(
みたびめ
)
の雪もはや融けにけり
14
便りあり支えなき父歩けぬと冬柿の枝さぞ細かろう
32
止まらずに まわり続ける 暴れ駒 張り手一発 作法はそこから
29
白い空をじいっと眺めている猫のうしろ頭をにんまり眺め
23
見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
50
高3生 決意を胸に あとにした 教室に光 しづかに満ちる/明日、共通テスト本番
33
肌と肌触れ合うことの滑らかな心地の中で夜溶けてゆく
55
行った店 歩いた道に観た映画 記憶の花が咲き誇ってゐる
14
晴れ空に老若男女集う日の美よ美のままであれ航空祭
14
目を見張る艶髪であれど床の上落ちてしまえばぞっとしかせず
21
繋ぐ手を 失い探す闇のなか 立ち尽くしては 無可思に逝きる
21
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