二株のクリスマスローズや雅なる赤白橡あかしろつるばみ青白橡あおしろつるばみ
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啓蟄も 虫も見かけぬ この土地に 蔓延っている ショウジョウバエ ※温暖化と「土」や「緑地」の減少か?
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土曜日の管理者イベントロブロックス五百七十万にるきみ
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薔薇を摘む横顔に棘、深き隈 今宵纏わぬ気高き白
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ブロッコリーに おかかを混ぜて つゆをかけ 春の味する 朝の食卓
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小夜更けて微睡みのとこしとしとと芽吹きの庭に木の芽雨降る
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ハーモニカ初めて吹いた日も今日も音と光は手ですくえない
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五分咲きの 桜の下の ベンチにて 缶コーヒーで 心をリセット
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春の雨つぼみを濡らし花濡らし 風を誘いて花吹雪へと
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ほほつたひ 涙を隠す 春雨は 在りし日思ふ 弥生のしらべ
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冬ごもり春日を待たずにけるを惜しと云はぬが華の枯人かれびと
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種こぼれ 花を咲かせた ビオラにも 蝶が舞い降り 得意気な顔
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住職が花守らしき山門に 薄墨桜離し植へらる
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年寄りは 大事にされず 子は大事 山は崩れて 川は遡上す
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復興の 上澄みだけを 取り出して 来賓招き 品評会  ※「中身」が ……
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他人ひとのこと心が小さい人と言う君の大きな口だけ見える
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春先は カイロと湿布の重ね貼り 腰のご機嫌伺うゴルフ
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朝方に 乳飲み子もぐる 我が布団 子の足ぬるし 春来たり
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公園に 桜のいろの風ひかる 言の葉むすぶ 人の輪ひらく
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着付け後の 合わせ鏡に 映り込み いつもとちがう 君の横顔
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山かすみ何かが飛んでる気配するケミカルな太陽は柔らか
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自転車を始めた頃の道行くが抜きに抜かれて今も初心者
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鶯を羽織る野山の淡色は透きとおるのあざやかな生地
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お二人さん契り交わして記念樹となりし桜でいつも会えます
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嘘もいい 他人を騙す 嘘ならば 自分を騙す 嘘はやめとけ
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隣り合う ベンチで女性が彼方かなた向く 少女じゃなくて 老婆の方か
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世の中は ルールとモラルで ことたりる マナーがないよ あのマナー講師
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腹が痛い けど無性にラーメンが 食べたい 大便の時間を 一時間取った
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うしろ髪 しなやかに揺れ 艶めいて   残り香追いし 君の影去り  春はゆく
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「危機だけどなにも出来ぬ」は当たり前 勝った選挙は人気投票
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