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年末の 夕方の家事 一人聴く 大貫妙子 身体に染み込む
16
明日から 四人家族で明後日は 五人家族だ 一週間は
19
白いシャツ深めに開けたその首筋君の唇触れるる予感
22
新たなる業務内容 記したるメモを眺めつ 食む社食かな
29
木蓮の枯葉残れるその枝に
生
(
あ
)
れし蕾は春待ち顔の
31
A
I
とコピペの行き交う戦いを ドローンで俯瞰 リモートワーク
19
クリスマス一番近くにいないけど一番思い浮かべてるキミ
23
瘡蓋を剥がして流血 風呂スルー 明日入れれば のーぷろぶれむ
20
揺れていい 立ち止まっても いいじゃない 好きな歩幅で 続け暮らせば
10
クリスマス終はれど 深まりゆく冬 夜を彩なす イルミネーション
26
都市部でも大粒の雪低迷でらしさ失い明日は大雨
16
ライブ衣装 洗濯回し 乾燥に 夢は覚めない 未だここに在る
19
年の瀬に市場群がる
猛者
(
もさ
)
たちを成敗したいこの大根で
26
「たまにめちゃ伸びる」といふ孫の背の ほどなく我に並びて抜かん
17
体調の良さそうな祖父 血圧の細かい数値気にしなくなり
23
白い壁白い布団でみる夢は退院したら髪を染めよう
21
落ちた量だけ高くなる砂時計の山も戸惑うわたしの未来も
11
歌会で 老老男女
短歌
(
うた
)
談議 背筋がピンと齢九十二 /お元気なおばあちゃんも一緒です😊
19
「母さんがまちがってたよ、だいじょうぶ」言ってやりたい十五の君に
17
長き夜を彩りぬイルミネーション
悴
(
かじか
)
む両手 カイロ握りぬ
26
駐車場なくて訪問介護また到着遅れから重篤化
16
題∶「Cafeの一時(ひととき)」 硝子越 凍てつく街を 眺めつつ ぬくもり灯(とも)る Cafeの一時
17
白梅の 蕾ほころぶ 師走かな 風はつめたく 肌を撫でてく
22
車内にて
憤
(
むずか
)
る幼子を
宥
(
なだ
)
む保護者を 見守る乗客
温
(
ぬく
)
し
22
狼の捕われし聞き安堵する 大禍のなきを祈る年の瀬
19
喧騒を 越えて在るのは うつつかな 街灯の先 見える足跡
9
打ち合いのいいねは真価証明で転向初戦辛勝に笑み
15
おつめきり 台湾ドーナツ(半額)で乾杯す 光一っちゃん 結婚おめでとう
㊗️
🎊
13
日の暮れが遅くなったと車椅子運ばれ帰る母を待つ夕
25
迅雷に潜んで
畝
(
うね
)
る竜の目は僕らの魂透かして眺め
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