渡り鳥行く先全て地獄でもどこまでも行け鈍い青空
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球のよ 走れいまここ サイレンの 響きは永遠とわに くストレート
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この間夜逃げした中国物産店。お店の奥に佇む仏像。
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赤触手 身を委ねるは 愚かな 嬌声響く 苗床の部屋
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偶然に針回るだけの円盤が四次元と僕の通信機らしい
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目は大事にと 眼医者になる息子に諭す 母心
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ひとくちをあなたに食べてほしいのはわたしの好きを伝えたいから
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二割増しフォークソングが染み込んだ まだ見ぬ明日は終わった 躁だ
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インスタで いいねも押さずに 見てるだけ 願う幸せ 僕の強がり
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映画あれ見た?なんてことない会話でも スマホ越しだと遠いね 春は
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凍てつきて 碧く透くや  清流の 君旅立ちて 我春を待つ
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怖いからぎゅっとあなたの腕握る 指の跡が取れなくなるまで
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あなたには綿だと思われたいけれど なまりなことも覚えておいて
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同盟てう 美名の下に 媚びを売る 娼婦の如 き国になりにき /日米首脳会談3月19日
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あの夜のキスの感触消したくてスプーンべたり舌に押し付け
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同志なかま達を絵で残した武士一人なかまを想い描いた肖像画
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目の前の 潤むEYESに隠された 声にし得ない YESの合図
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昼休み。職場の鏡で見た顔は、愛想笑いが上手なブスだ。
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会津の地太陽ともの墓石に手を合わせ それでも探すともの面影
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さよならの 言葉吸い込む 皐月の空 また多分君の 夢を見ていた
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夕方はすみれ色してまほろばの如く優しく染まる街角
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「ありがとう」言える距離には君がいて 蛇口をひねれば水が出る春
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努力など誰も見てなどいないこと分かりつつある二十代なり
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くしゃみして春こじ開ける君とぼく その断面を分けあうルタオ
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じいちゃんとじいちゃんいぬが歩いてく朝凪あさなぎのみち海のある町
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子を想ふ心に果てはなかりけり離れがたきも母の真実
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春浅き苔の美し信濃路を歩かば一枝桜咲き初む
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回る寿司 店の出口に鹿しし威しおどし財布のひもの弛みを打てり
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北風の冷たさ今日は有り難し 我が家九階までの階段昇りつ /エレベーター取替工事十日間
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歩道沿ひ並びし 蒲公英タンポポの黄花 散歩の犬目線の春かな
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