頭では分かっていても指先に伝わっていない令和八年
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木製品はしのすべてが丸い訳教えてくれた塚本先生
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コトコトと鍋が鳴る中早朝の歌声交じる陽が差す窓辺
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針の月日の出まぢかき昊にあり 夜のとばりを断ち截らむとす
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冬晴の関東平野の名物は なんと言わりょがやはり富士なり
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寝室の裾野一面プラレール 眠る車掌をベッドに運ぶ
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いろいろとみんな終わってゆくものだあんな新しかったものでも
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題∶「出勤時」   出で立ちて  後に気づけし  乱れ髪  人目を思い  胸に忍ばる 
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通知なる きみどり色の君の声より 誰かの🖤いいねを知りたい指先
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窓の外降る雪眺めあたたかなマグ包む手に思い出す体温ねつ
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内容は自分で考え 定型に落とし込むのはAI任せ
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爆乳を 前にして沈黙 ただ満ちる  白き重みに 夜が膝を折る
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今年二度目の雪が降る前に親指より細いボールペンをセルフレジに通した
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光る紅鮭が2切れウネウネのコンクリートジャングルを祈るように泳いで
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分かってる だってずっと歩いてきたの 靴擦れが痛むならお転婆になろ
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薄氷を 割って冬から 覚めゆけり
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撤退か 侵攻するか 悩み抜き とどのつまりが 悪戦苦闘
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グーグルで 街並み覗き 驚けば 行った気になり 便利な気分
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疲れたと 一人相撲に 弱音吐き 泣いたところで どうにもならず
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二度三度 怪我をしたって 好きならば 慣れしまえば 平気の平左
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迷惑を かけてしまば すみません 申し訳ない 余計なお世話
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辞世の句 下の句 造って 〇〇〇〇〇
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間違えて 仕事に行った 暁は 笑いで済ます 腕を試され
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温暖化 やってくれたね この陽気 選挙も近い 盛り上がろうぜ
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ふと見れば 老人ばかり うようよと この世は終わり 人類の危機
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ふと見れば インターネット 全盛の この時代って マトリックスやん
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別名を 使って入る パスワード 虚構の世界 管理の時代
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老人は 鎧兜に 身を固め 生き残りかけ 他人を攻める
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槍握り 澄ました顔で言ってやる 「どういう訳か 皆がチーズに!」
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午後7時 キミの返信 見返して ニヤニヤしてる ハッシュタグOK
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