昔の絵 写真撮りて 眺めれば 楽曲に付け オーディオマックス
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ニコニコと 微笑むことが こんなにも 簡単だとは 思わなかった
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冬尽きてめくる暦の処女雪は君の「バイト」に汚されていた
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鼻かんで ぼっこと鳴った 左耳 なんか聞こえが よくなったかな
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年明けに 急な豪雪 いとおかし 「本気出すなよ、冬将軍」
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草原で春風がレジャーシートを突き抜けて今日は小さな祝祭日
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彼女も角が取れもうそろそろ良い人と出会っても良いんじゃない
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赤子皆生まれる日時ときを選ぶのかならば選ぶは生きるそのもの
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目覚めてゐる 目は閉ぢたまま 土曜の朝
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猫あるじ僕の肉こそ食べないが強く殴って遊びはするね
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かようにも 心持たざる 絡繰に 心躍るは いかなカラクリ
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苦を楽と するは楽しむ 心意気 好きものとする 数寄者であれ
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手習いに 勤しむ我が子 見つめれば 師の苦心する 様を哀れむ
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昆虫は 人の子供に 捕まりて おもちゃにされる 恐れもなくて
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関西の 女子はおしゃべり うまくって 政治家向きと 誰もが思う
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プレバトの 夏井先生 恐るべし 俳句でなくて よかっ短歌
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高齢者 増えて困ると 言われても 熊鹿でなし 駆除もできない
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冬の暮れ 帰り道の香 街ビュッフェ
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とりあえず LINEの交換 したけれど リストに残る 友だち100人
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AIの作るダジャレが笑壺に老若男女がこんにゃくなんよ
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消すまえのラジオから押し出された尾崎紀世彦より歌は下手だがいくぞカラオケ
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神さへもこの手にかける 宵闇で君が見つむる神話と成らん
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下の名で 俺を呼ぶのは 親だけで 他の奴らは 苗字にさん付け
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のんびりと 趣味に明け暮れ ああ呑気 暮らしていれば 時間の浪費
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◯×の絵文字に想いを溶け込ませ、モールス符号で「好き」を吐き出す。
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僕の中で幅を効かせる暗闇を飴玉みたいに食べちゃってる君
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すれ違う 触れる離れる 繰り返し 男波おなみ女波めなみに いまは漂う
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耳搔きに うっとり目を閉じ 我が愛猫 癒されてるのは わたしの心
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もう生きる方便無くし茫として不思議ゾーンに差し掛かるのか
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やわらかな毛並みの犬を思い出すあなたをなでるまどろみの朝
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