いにしえの醍醐の花見してみるも心の疼き癒されぬまま
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疑いて繰り返し見る訃報欄君の名前は紛れもなくて
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したいことあふれぬようにしまう箱さがしておりぬ…はなはさかりに
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年なのになんでそんなにツヤツヤとしているのだと禿見て言うか
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困難な場所を選んで咲く故か線路内には目を引く緑
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音曲おんきょくに 詩歌に絵にと うたわれし 桜は生きむ 時代を超えて
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すくすくとふる土筆の愛らしき さきからだに春宿らせて
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蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
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吟醸の酒に稲田と米の香と果実味へ酔う 兄よ有難う  「兄さんから届いた〆張鶴純米吟醸酒 夢見て酔えます」
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我が母校 同じボタンの 子の学ラン 眺め小声で 校歌独唱
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サイダーを 試合の後に 受け取って 悔し涙も ともに飲み干す
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義妹いもうとになるかもしれぬ人に会う桜花の朝の妻の出立
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青い空 桜はピンク 山みどり 胸いっぱいに 春を吸い込む
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「なぜ行かぬ?」青待ちのその理不尽に思うことあり信号待ちで
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鱗粉りんぷんはねきらめきて並びおりガラスの棺 視線はそそぎ
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告げよ春 この世は冬の幻と 河原の石売るほどのかひ無く(つげ義春逝く)
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がんばって大きくおなり 甥っ子よ ひなどりのようについばむおくち
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昼休み。転職サイトを眺めつつ、離れたくない人を想ってる。
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「困るよ」と 笑う余裕を 奪い去り 底の底まで 堕ちておいでよ
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きみはただ二回跳べばいい指先でエイトビットのぼくの英雄ヒーロー
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もぐらでる もぐらがでない もぐらでる もぐらがでたら もぐらをたたく
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コロナ終え元に戻った生活が違って見えるそれだけの事
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紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
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目に見えない感情だって見たいから犬のしっぽが生えますように
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でぃすこみゅにーけしょん!ふわふわして頭おかしくなるまで散歩をした日
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俺だけが 知らなかった 治一郎 有名じゃんか 息子も知らんな
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何しても何も意味ない何故ならば 3秒後には死にたがってる
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俺の前で俺よりバズるな俺はまだバズってないぞふざけるなよな
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もう何が起きても良いよ人生は私を排斥しに来てるから
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「猫飼いたい」猫アレルギーの先輩の、スマホの待受、AIの猫。
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