Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
35
36
37
38
39
40
41
42
43
…
次 ›
最後 »
ともすれば一度も境内見ぬままに 狛犬見つめる街の悠久
12
目の前を不意に横切るシャボン玉浮いて沈んではじけて消えて
15
カーテンが少し靡いて秋日和洗濯終えていちご大福
12
終わったとオワタ 終了と終了宣言 現代っ子意味の使い分け講座
7
母親が 俺と息子の うなじ見て 死んだおやじと おなじだと泣く
8
夜道で昔狸をよく
轢
(
ひい
)
た
狸
(
り
)
突猛進飛び込んで来て/思ひ出
14
このまんまここで寝かせてもらいたい家は要らないそれじゃ駄目です?
13
艶やかに 口に入りたる 黒髪が もつ男箸 瞳合わせず
8
言葉にはならぬものだけ堆積し語り忘れて久しきわが身
10
通院で 早帰りする 最寄り駅 陽だまりの椅子 ホームに独り
14
この扉僕たちだけが抜けられる鍵君だけに預けたからね
11
前日は不眠当日早朝覚醒帰ってくるとハイテンション
4
喜びは 与えられると 思ってた 与えることを 忘れる始末
2
他人事 変えることなど 出来ません 我慢するしか ないということ
2
超人も 寄る年波に 勝てぬもの 無駄な抵抗 する気もないが
2
元カレと元カノが出会って恋におちるしかし喧嘩別れ 元元カレと元元カノになってもた
2
重低音ディーバの慈悲下救われる 憂鬱支配の救いの日もある
2
人に向け自分を愛し直すのは非倫理的な実験みたいで
2
きみが雨にとけて消えてゆかないようピンクの傘を差しに行くから/『親友』
2
この街にも空席あり
〼
(
ます
)
君とコンビニでコーヒーひとつ買う
2
さてはこそ せねばならぬし 動かねば この一本を ゆるり吸いなば
2
白鷺は川筋舐めてフラフラと滑りバサリとひと掻き空へ
2
LED 照らす冷めた赤 東京でこれをもとめて生きていくのか
2
ベニヤの戸たてて回廊坂のぼり左に折れてもう探せない
2
雑草と門と銅像だけが立つ透明校舎風も透かして/廃校
2
とおくから音だけ響く花火ごとゼリーにしたい今日の夕焼け
5
ドライバー大垣弁が懐かしく しんどいことを「えらい」と言いて
3
ああ怖い怖いぞ怖い食うほどに満面笑顔俺の下腹
3
朝負けて起きては負けた夜負けて一日負けて今日はどうだろ
3
ミサイルが落ちるとしたら屋内に避難するのか風呂桶の蓋
3
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
35
36
37
38
39
40
41
42
43
…
次 ›
最後 »