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久しぶり 星が
瞬
(
またた
)
く
宙
(
そら
)
となり 静かな闇と 清き空気よ
30
きみもまた紫陽花なのかごめんねと白いとんがりあたまに手添え
20
人間のふりをするのも疲れると言ってた彼は何者だろう
16
誰とでもすぐ友だちになる人の例外として僕は去ってく
17
「行って来まーす」ふと振り返るベランダに淋しそうな
愛犬
(
キミ
)
の姿が \ 若かりしキミ
28
水草が たゆたう鉢の メダカにも 酷暑を告げる 水無月の朝
35
太ったべ仕事はどうだ金あるか田舎の親はさだまさし哉
20
5歳児のひとりでできる勇ましさやっぱりふいておしり拭いてよ
15
公園の鳩がしゃなりと気取り寄り私撮るならポートレートで
28
五月なら車で昼寝も出来たのに今は暑すぎマックで涼む
22
短冊の妹の文字七夕に「ねえちゃんてすとできますように」
39
夢食べるバクのお腹の中にはね 私の好きなキミでいっぱい
35
バスの旅友の居眠り横顔に我のみぞ知る試練があり
17
夏至の日は晴天率が低いとか 今年は晴れて真夏日となり
18
浮き世みて揺らぐ心に幹をもて細やな紡ぎ強さとなりけり / プチエール
14
めんつゆに金箔めきて生姜舞う すする素麵 ひと手間の妙
21
やわらかな雨の街行く人たちはみな楽しそう ゆっくり歩く
31
トランプも力で征す爆撃王 微塵も見えぬ異種への敬意
28
いつもより力を込めて豆を挽く 逃げる夢より目覚めたる朝
19
後輩の認知機能が気になるも 明日は我が身と見て見ない振り
19
五十路なる姉妹布団を並べ寝ぬ話尽きない実家の短夜/帰省
26
足もとで ねこがもぞもぞ あったかい どんなお茶より 眠りを誘ふ
26
「歳だから」なんて言葉は使わない 今が一番若いのだから
11
ため息を吐き出すこともままならず シャツを引っぱり作った余白
8
朝日浴び見返すんだと決意して ペダル漕ぎ出し流れる景色
16
「老いたれど血気盛ん」と怒る君 製造中止の白熱電球
17
台風が梅雨引き戻すお手柄や十日ぶりかなお帰りお帰り
25
風花
(
かざはな
)
や音なき音に身をゆだねいづれのものを力とせむか
18
浦島は吾であったと膝を打ち鏡に映る白髭太郎
18
万国の喧騒遠くに流れくる運河たどりしアイルの
静寂
(
しじま
)
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