この世にはない方がいい尊厳もあると思うよ あ、それは違う
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黒歴史 絶えなば絶えね はなばたけ ねあげうけふも はなやかれむ
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うしろ髪 しなやかに揺れ 移り香漂い 艶めいて 君の影去り 春惜しむ
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春風になれたとしたらこの声は あたしのこの手は届くのだろうか
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街角でちらほらみえるポスターの 前職の笑顔やけに薄くて
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殺してやるゼッタイにという落書きだけ錆びていないガード下公衆トイレ
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野次馬の目も抜いてみたいお年頃 給湯室こそ我がガラパゴス
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イベントが起きたわけでも無いけれど目覚めが悪く身体が重い
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爽やかな朝に似つかず暗くなり陽の下の椅子で煙草を吸う
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着ては洗い着ては洗いの毎日は遥か古代の禅の世界
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戯れに 答え求めて 幾世紀 今で云うなら 学者馬鹿?
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桜映ゆ 水面に憩ふ 鴨たちも つとに花見と はしゃぎゐるかな
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名物のおみやげお菓子個包装 明日あすの君への口実を買う
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レンズから図鑑から世の解像度どんどん上がる足を運べば/自然観察
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無駄足を何度も踏んだ野心家はしつこく古希の初恋をまた
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水仙の咲く星があり水仙の咲く春が来て花また咲いて
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五分咲きの 桜の下の ベンチにて 缶コーヒーで 心をリセット
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介護日々 旅はお預け 数十年  今夜の風呂は「由布院」でむ😄 /明日は道後!
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心臓よ、 高鳴らないで 今だけは 鼓動が彼に 聞こえちゃうでしょ
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テーブルに麦が生けらるランチ会 初にて噛みしむウクライナの味
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年かさね連れ合い頼り並み歩く陰の長さも重なりゆけり
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手につかみ 口に入れたい 孫三女 満面の笑み 見とれる時間
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蕾には期待と希望 咲く花にチカラ貰えて人は優しい
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あなたへと、この春すべて書き留めるペンが折れても書き足りぬほど
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年寄りは 大事にされず 子は大事 山は崩れて 川は遡上す
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復興の 上澄みだけを 取り出して 来賓招き 品評会  ※「中身」が ……
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他人ひとのこと心が小さい人と言う君の大きな口だけ見える
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山の端の 真ん丸太陽 鮮やかに 白い息して 朝のお散歩
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朝方に 乳飲み子もぐる 我が布団 子の足ぬるし 春来たり
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にくきもの止まらぬくしゃみ 日曜の朝のピンポン トランプの顔
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