山に向かいバカヤローと叫んだら山びこかえる バカバカバカと
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一枚のラベルを失ったボトルがホームレス排除ベンチになるまでの道のり
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パキパキと せんべい割って 口に入れ バリバリボリボリ 食べるそれがし
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イイじゃんと 思うことこそ あるけれど 手に入れたいと 思うことがない
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つまらないものに縛られ胸を張り生きていきたい、不合理だけど。
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別れ際 半身になって手を振った 私ばかりが好きな気がして
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創作の才能がある、そう思う だって私はいつも天才
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短歌詠む、瞬間を又切り取りし此の頃の僕、永久機関
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ユタ州より六千キロ余も走り来しWSPRウィスパーをわがアンテナが受く
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積もる雪 枝を透かして 木立影 白一色に 白銀眩し 心澄みゆく
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春一番 背中押されて 道開く
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雲海の 嶺のほこさき 神に届くや 踏み跡残し 若き命の その後ろ影
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ほどほどが 出来ぬ己れが 恨めしい グレーゾーン 耐えがたし
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飄々と笑う貴方の聲を聞き 生まれる秘かな恋心
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久し振り 熊手を持って 耕せば 腹筋背筋 ありえん痛み
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呑み込んでしまいたい香りの壺 あのひと わたしに気づくかしら
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スロットル一閃刹那鉄矢成り黄泉の奴らのド肝ぶち抜け
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藻掻くように 言葉の沼を 探り、えいと 手に取る泥を 捏ねクリエイト 
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まどろみの中で便覧開けてみる 耳に行行子、頬にはひかり
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飽きられた麻辣担はわかるはず タピオカくんもそうだったから
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万物は 余韻に浸る事もなく 命つないで人もまた同じ
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必要な人が去りて我などが のうのう生きて情けないかな
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われの世に暇を告ぐる日の色はけふに違はぬあをあをであれ
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鼻筋に母の仕度で白を塗りはっぴまとひて神の児となり
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物置に立てかけられた杖二本こわれた傘とゴミの日に出す
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キャンディの包み紙まで桜色 今日のチラシもどこもかしこも
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言葉には収めきれない思考あり自分で自分に感じる孤独
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先輩へ 花が綺麗に咲きました 瞳に映る朱色の私
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振る袖を羽根とぞ広ぐ青き君 舞ひ立つ時を今と知るらむ
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バス停のおじいちゃんの笑顔こそこの街に咲いた 最初のさくら
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