来ぬ君へ想ひを込めて歌います「泡沫慕情は浮世の空へ」 (チャラララ〜♪ )
16
初仕事 終えてようやく お雑煮を 味わう時間 有難き夜
32
後ろからそっと近寄りおさわりをして猫に怒られお正月/平和です
25
咲き残る白き茶の花 初に見て ウォーク始めの褒美となりぬ
30
十五人揃いし正月わいわいと九十九歳きゅうじゅうきゅうへ二歳のあけおめ
21
山ありて登らぬ道など是非もなし挑む一歩をザクッと刻み
22
四十年ぶりにひく手の大きくて しとどに酔いし息子を送る
23
恐る恐るショートメールを送ったら間違って押しちゃったんだって/安堵
12
「あなたのことは死ぬまで忘れないよ」って返事が届いた初御空/感謝
15
『はずじゃない』妊娠ならば何故産んだ先を見るのも責任だろう
19
娘から友の死因を聞いたとき境遇を知りただ真顔になる
25
横山剣あんたはイイネ歌ってよ日陰に咲いた一輪の花
11
いうなればリンパ転移は切なくて藤井聡太の6三桂成
10
子の帰省に ついて意見が 対立し 言葉通じず  異星人に見えた
12
人間の生きてく訳は「幸せ」の一択じゃないよ斧乃木ちゃん
8
寒いしな 言い訳ひとつしてからじゃないと手すらもつなげないんだ
14
除雪車の来た後いまだ一本も轍無き道正月二日
27
元旦にいつものように五時に起きあさひ見つめて君を思うよ
18
鉄橋を渡る列車の音でさえやさしく響く もうじき夜明け
16
旧友にメールを返し 餅を焼く 少し寝過ごした 正月2日
22
このところ 学生時代の 友らとの  距離の取り方 わからずにいる
12
ただ二日前に過ごした大晦日とても昔と思ってしまう
12
霜の声 押される瞬間あの頃の 貴方の事が 冴えてしまう
8
鉛筆を削り君との思い出を思いつく限り書き留めておく
11
大晦日目覚ませば小雪の世界安酒にベーコン辛子漬け
11
長く眠っていたフキノトウが春を思い出して立ち上がれば雪はにかんで
11
単線の 両側まもる 防雪林 太い腕に雪 蓄えている
13
半額になった紅白かまぼこをカゴに入れつつ年が始まる
19
朋友ともと呑む この7月から 息子くん 飲めるようになる 楽しみである
18
風生まれ そら舞うたてがみ 技ならぬ業より出づる つよき足音
13