雨が降るそう言いながら振り向いた君の横顔目に焼きつける
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空を舞う 桜の花びら 四月下旬 消えるとしたら あんな風がいい
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人は皆 神無き天使のようにして 堕墜すらせぬ故に苦しむ
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まやかしの 人生なんて 耐えきれず 馬鹿正直に ひたむきであれ
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十秒でいい時間が止まるなら正攻法で思い知らせる
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カラオケで 東京ララバイ 歌うキミ 帰り支度を し始める俺
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苦味を失った発泡酒  飲み干せるのはきっと僕だけ
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今の世に誠意など存在しない悪人だけが狡猾に生きる
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外が置く  散りばめられた  四角形  錆びていようと  一瞬を待つ
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脱げば肌寒く着れば暑い時期は温暖湿潤気候の春
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邪魔にならない華奢なアクセサリーって最高のパートナー過ぎる
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ツツジが咲くのが年々早まるとのニュースを聞きつつ汗を拭く
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汗だくで熱を発してるのになぜか足りないエネルギー問題
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駆け引きはもういいからさ頷いて お願い、僕の負けでいいから
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暗い波夜光虫共踊る海 銀河と双子のひろいスペース
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気づいておりましたか我が肉体よ私が恋をしない人種ということ
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パッキパキ明滅してる彼女です みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ /027/100/中納言兼輔/ 下の句は1度も会ってないが恋しい
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風光る 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 金の輪輝き  御来光
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白衣着て輪袈裟身につけ寺参り今日の私はなんちゃって遍路
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この星の 人に花にと 名が在れど 何故に悲しき 地上の世界
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まだ君と さよならできそうにないから すこしさ 春泥棒になってしまおうか
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桜咲く 春に、早いと友が言う 青い春だね 君が笑うと
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薄紅の 桜咲くたび 色褪せぬ 心の中の 君に伝える
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春風に 舞い立つ心 人々は 浮かれ飛び交う わたげの如く / 新学期
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豆を挽き 珈琲淹れて 始まりぬ 新芽が光る 日曜の朝
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桜散り うれうるもなく 新緑の ゆるを見れば さらに美し
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にぎわいを終えし桜のトンネルの若葉確かめ君と道行き
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夜風よかぜ香る 春の星粒 すくい取り 新しき星座 空にえがかむ
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おめでとうと薔薇の花籠届けられ 一年のさち約束さるる
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この街は同時に咲きだす梅桜 助六寿司も花見待ちたる
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