彼岸前もう満開の木蓮が手持ちぶさたに風にゆらゆら
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今週の乱高下する血圧はひとまず忘れカラオケに行く
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震災のあの日を胸に刻みつつ 祈りて閉じる今日のまなざし
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桜メール既読つかぬまま去年こぞの春  長きくうの胸にはなや咲くらん    
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春セーター色鉛筆は十二色画用紙持ってお出かけしたし
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「ごめんね」と言えば「いいよ」と決まってた。いつの頃から「いいよ」で済まぬ
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雪解けの 春の陽気に誘われて 季節を食むる茎立摘めり
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京の寺 友と座禅で 雑念を 洗い流して 一歩踏み出し
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青天のもと 満開の早桜 メジロをおびき寄する 蜜の香
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三月に冬は長々居座りてなごり雪とかひねもす降らす
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歌の橋 月まで千年つらなりて重ねる短ざく飾る浮世に
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小窓から 月灯り漏れ 静寂な 離れの茶室 無の一服を
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前世での 約束のため 現世へと 君を探して 約束の地へ
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ピンクから黄色に変わりし店先の居並ぶ花に頬ほころびぬ(再考)
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流れてる ラジオを聴いて リズム取り 今朝もカタカタ パソコンを打つ
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きっかけも動機もあって進めない生活保護は優しい束縛
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春霞む 空を見上ぐる 露天湯に 高度下げつつ JALが近づく /三国の露天風呂
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為になり 感動す日々 Utakataの 数多の歌に 心癒さる/サンキューの日にちなんで感謝(^^)
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春菊を湯掻く香りにふと浮かぶ 母と立ちたる実家いえのお勝手
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おぼつかぬ 老いたる母に 寄り添える それは狼 否吾であり
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庭の木が 雪を被りて 花景色 寒さの中で 得した気分
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嘘じゃなく約束でもない寄せ書きの余白に春が着地している
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水槽のメダカ向かって子が歌う「森のくまさん」何故そのチョイス
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炎立つ天啓として『火の構え』上段ならば頭守れる
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夢も見た あなたと花影 揺らいでは 見せてくれたの 露落ちるまで
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指揮をする Mr.Trumpミスタートランプ 変拍子 転調無調 終わりなきかな
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真っ白な 私を染めた 絵の具たち  毀誉褒貶きよほうへんが 色鮮やかに
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似たやうな個室のドアの表札には「I❤LINUX」(アイラブリナックス)と🐧(ペンギンマーク)
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愛してるが五文字なのは短歌に恋をのせろという事?
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お互いに下と思っている僕ら 輪廻の先も埋まらない溝
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