さいおん  フォロー 10 フォロワー 11 投稿数 368

君たちを愛している。
UTAKATAは死なない。

君を思い くゆらす煙は 雲となり 彼方の空を ひとり眺める 

心とは 不自由なもの なんですね 君を忘れる ことが出来ない 

心だけ ならしも更に 体をも 病んで今夜も 溜息ばかり 

安定剤 酒も煙草も 増すばかり 君に恋して 僕は壊れた 

早起きで ベランダで見る 朝焼けは 憂鬱な日の 始まりを告げる 

紫陽花の 色は変わって いくけれど 変わらないのは 僕の思い 

的を射る 人は心を 見定めて 言葉を選び 多くは射ない 

ひとしちに 此頃  はじまるせかいに 泡沫  こころとか申無物 ふぜいをこめて 甚多事  ひとしでしめる 嘆之  

デエビゴ眠剤よ 早く効いてくれ 頼むから 不安な夜を かき消してくれ 

少しだけ 距離を置こうと 言ったけど 「おはよう」のLINEが ない物足りなさ 

網戸にて 高らかに鳴く クマゼミは 森の蝉群オーケストラを 率いるソリスト 

「美しさ」と 何が違うの? 「キレイ」とは 僕はようやく それが解った 

厭世えんせい」を 意識し始めた 今の僕 漱石そうせきさんよ あなたのせいです 

頓服とんぷくの ロラゼパムの 一錠を 飲むか飲まぬか 悩む1時間 

汗と涙を 流しながら 食べている 君の苦手な 辛いカレーを 

太陽に 背を向けて立つ 向日葵ひまわりと 僕とは同じ 性分しょうぶんなんだな 

えかけた 僕の心の 傷は開き 吹き出すもので 失血寸前 

秋を染め 冬に散った 椛場もみじばに 緑がえて 君を思い出す 

築き上げた 思い出を叩き 割ったとき 破片かけらの数で その重さ知る 

近頃は 選挙の時しか 行かない校庭が やけに狭く 感じられる 

初夏はつなつの 蒼き朝顔 匂ひぬる この夏深なつふかに なほさかるかも 

スマホ買い 出番のなくなった デジカメは 本棚の隅で 埃をかぶる 

鏡の中の 僕の額を 見て君を 思い出させる 水疱瘡の痕 

五月雨の 合間あいまは君を 思うとき 思いあふれて また涙雨 

いままでに 何度も君に 告白した「好きだ」と言った マスク越しに あの喧騒けんそうの中で 

5分間の 安らぎを求めて 吸いました 君の為に 辞めた煙草を 

人間嫌い 煩わしすぎて 断捨離したが 友達出来て 嬉しいと思ふ  

形だけの 三十一文字の 愛のこと それより勝る 一度だけのハグ 

下の階の 誰かのスマホの 目覚ましが 毎朝10分 鳴り続けている早く起きろよ 

夏終わり 南へ渡った ホトトギスの 声を聞くとき 夏が巡りくる