さいおん
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無常を詠みたい
比喩歌好きのガチ和歌専門

背後から 肩越しに話しかけた 君の顔が 近くて僕の 心はゾクゾク
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僕が先に 君の姿を 見つけても 声かけられるまで 知らないふりして
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さわやかに 君はあいさつ 『おはよう』って 手を振り来たのは 夢だったのです
1
バックミラーの 中で君と 目が合った 『どきっ』としたよ 目をそらしたよ
1
君の目を まともに見るのが 怖いから バックミラーの 君を見ている
3
ひ思ひて 思ひ思ひ思ひて 思ひ思ひて 思ひ思ひ思ひて 君を
2
も夜もよ 夜も夜も夜もよ 夜もすがら 夜も夜も夜もよ 君に会いたい
4
送りしほどの 話のあらまし 覚えたらず かかることより もろとものとき
1
どうしてか 蝶は花に 誘われて 虜になって 飛べなくなった
4
落ち込んだ 君の肩に 手を添えた わずかに感じる 君の温もり
2
なぁ、月よ そんなに優しく 光るなら 『君』の心の 中を教えてよ
4
明けぬ夜は 無いというけど この恋は はじめが無いのに 終わりも無いなぁ
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