さいおん
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無常を詠みたい
比喩歌好きのガチ和歌専門

僕の中に 心は二つ 存在し 「進め!」「止まれ」と せめぎあっている
19
不覚にも 眉毛の手入れに 失敗し 明日あしたからは 前髪で隠す
13
愛情とは 時間とともに 少しずつ 消耗していく ものであろうか
10
後ろめたい 事など無いと 言える人は そんなに多く いないのかもね
13
愛という 漢字はこんなの だったっけ? 忘れかけてた 書くことないし
21
完璧アイドルで あろうと思わなくていい 完璧あいどるアイドルカンペキ偶像崇拝グウゾウスウハイ
5
心に 暫定的ざんていてきにに 安らぎを 与えてくれる 眠剤は罪
8
眠れない 夜にむさぼり つくように 飲む眠剤が 心の支え
12
口から 飛び出しそうな 不安感を 少し和らげる 酒と眠剤
6
僕が誰で あるか解らない ことばかり 陽炎かぎろひのたつ 夏が恋しい
13
安らぎを 求めるだけの 眠剤の ただ一包に 眠りを賭ける
10
魂を 震わすことが 出来ないから 今夜も僕は 溺れる酒に
11
趣味だとか 好き嫌いだとか それなりに… 何かと問われば 答えられない
9
さらさらに なゐなりそね 波越えし 珠州すすの里には 雪なりそね
7
ある意味ねぇ… 心が病んで いないとね いい歌なんて 生み出せないんよ
14
ひさかたの(枕詞) 今年最後の 満月の 影を見ながら 吐く息は白
12
逢えない日 君とふたり 洗濯機の 中で絡み合う タオルになりたい
6
花束が 嬉しくないひとも いるだろう けれど僕には それしかできない/クリスマス
10
他愛ない 普段の会話を 少しずつ 重ねることに 意味があったとは
13
見返りを 求めないであろう 感情の 受け止め方を 見失ってた
11
短歌を 詠み始めた 君の影きっかけが 今では少し ぼんやりしてる
9
今日はだ いつもの酒と 眠剤は 僕を眠りに 誘ってくれない
10
「君が好き」 そんな言葉を 飲み込んで 海底に沈む 貝になりたい
15
生きている あかしのような 耳鳴りが 僕の眠りを 妨げている
20
駅近の コカ・コーラの 色せた 赤いベンチは しぶとく現役
13
やることを やってしまってから よんだとしたら いいものが うまれるものか?
6
うたをよむことにいぎがあるのです
7
そうだよ 曇りの空に 飛び込んで 晴れを得たきみは 雄者なれる
5
ゆっくり 走ってるときでも 間違えて 左でアクセル 踏んだらあかんで
5
月なんて 雲隠れなど 日常で 雲の裏では 常に照るんだろ
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