さいおん
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無常を詠みたい
比喩歌好きのガチ和歌専門

故郷の 海を見たい ゴミ溜めの 工業地帯の 防波堤から
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お昼前 給食室の 横の道 いい匂いだな 腹減ってきた
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弁当には シャウエッセンより タコさんの 赤いウインナー テンション上がる
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眠れない 夜更よふけに散歩 降り出した 雨が優しく 髪を濡らす
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自販機に あったか飲み物 登場す あーどうしょかと マジ悩んだわw!
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もう少し 少しでいいから 思い出の 中でこのまま まっていたい
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ページを めくっみると 破れてて 希望は無いと 改めて知る
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心根こころねに その人だけに 惚れるって その人だけが 例外ということ?
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好きな人と 夕日を浴びて 自転車で かつて夢見た フツーの光景
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耐えられない 暑さが続く 夏だった 涼しい此の頃 逝かないで、夏
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百円の 賽銭さいせんごときで がんかける 神は金では 動かないだろう
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ひむかしの 一つの雲だけ 明るくて その向こうには 月があるのか?
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どうしても 伝えられない ことがある 作った人に メシが不味マズいと
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常識を 逸脱してると 思う嫁の 行いを見る 僕がサイコパス??
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男だとか 女だとかに とらわれず 君だけが好き パンセクあわ
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夏なんて 何も解決 してくれない 夢の中では 相思相愛
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吐く息と 梅雨の湿気が 合わさった しずくは窓の 無限の紋様もんよう
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「もう少し 寝ててもいいよ」 雨音の 優しい言葉は 悪魔のささや
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例えるなら 怪盗キッド 僕の心を 盗んで去った 盗賊は「君」
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網戸の 隙間すきまに飛んで 入る虫、 キンチョールにて 👼昇 天 🙏合 掌
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終わったから 何だかわかる あゝあれが 僕の青春 という日々だった
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ひさかたの(枕詞) 梅雨晴れの空 高過ぎて 僕の心は 意味わけもなくブルー
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心とは 壊れるために 作られた 絶望するなら 夢なんて要らない
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コロナ過ぎ 花粉の季節が 終っても 未だにマスク 顔隠すため
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鉄塔を おおい尽くす つたのように 時間が心を 侵食していく
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悪坂田? フツーの坂田? 良い坂田? 坂田はいない 僕の友にはwキミハサカタカ??
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ゴミ溜めの ような社会に とされた 僕の世界は 有限の宇宙そら
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叶わない 恋愛なんて したくない でも心なんて 不自由なもので
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誰だって ほんの少しは 壊れてる そうでなければ 生きてられない
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け どっぷり汗を いている グラスのジュースは 生温なまあたたかい
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