Utakata
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さいおん
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無常を詠みたい
比喩歌好きのガチ和歌専門
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目に見える ものも音も 記憶だって いずれは消える 跡形もなく
4
この頃の 洗濯物の カビ
臭
(
くさ
)
い
臭
(
にお
)
いが君を 思い出させる
5
楽しかった 思い出たちを 忘れる代わりに この苦しみを なくしてください
2
夜が明けて 太陽は上り 日は暮れて 夜を迎えて 一つ死に向かう
2
やっぱり 酔っていないと 詠めないな シラフの僕は 底辺凡人
3
僕の本
(
つぎはいつ
)
いつになったら
(
あえるのですか?
)
返してくれるの?
(
えいえんに
)
君の本は
(
あえないのですか?
)
いつ返せるの?
(
きみがすべて
)
4
平日の 束縛される 時は過ぎ 歌読み
詠
(
うた
)
う 心の週末
5
積み上げた 思い出たちを 叩き壊して 誰もいない ところに行きたい
4
救われない 想いなんて ありふれている この爽やかな 青空のように
5
持ち札の 全てを君に 見せたって
遺
(
のこ
)
り続ける 心のジョーカー
7
何億年 僕が化石に なったとして 君のその手を 求めていたい
2
ぬばたまの 模試の結果も あかねさす 明日になれば 忘れられるさ
2
宵の入りに くゆらす煙と 虫の声は 眠れぬ夜の 始まりを告げる
1
「がんばれ」と 言われることは 苦しいよな みんな十分 頑張っているから
3
君はただ 走り続ける 十字路に 置き去り僕は 背中を見送る
2
君という 肉布団の 下敷になって されるがままに 昇天したい
1
ぐっすりと 眠れぬ夜を 過ごしたって 皆んなこの日を 生きているよな
1
道端に 誰の手袋? 雨風に 日ごと晒され ぺちゃんこ哀れ
1
何気ない 朝の光は 冷酷にも 今日という日の 始まりを告げる
2
袖
捲
(
まく
)
り 走って帰る この背中を 濡らす汗?雨? もうすぐ梅雨入り?
1
この想いを 歌に詠んでる 間にも スマホはスリープ 無情すぎて草
3
いつの間にか 腐れ縁に なりました 耳鳴りは友 苦しみは友
3
君はもう 十七にも なるんだな そういう僕も 歳を重ねてる
2
今頃は 東の空に 昇る月を 誰も見てない 僕と同じだ
2
「好き」という ことを言葉で 表せない だから僕らは 苦しいのかな?
7
前向きな 言葉は心を 突き刺して 僕の中を 行き過ぎていく
5
空と海 空と山との 境目の
虚
(
うつ
)
けたグレーの 彼方に行きたい
2
確実に ただ一つだけ 言えることは 誰も幸せに 出来なかった
1
君という 心の病を 患って 後遺症に 悩まされてる
2
仕方なく ゆっくり上を 目指して行く 服や靴や手を 汚しながら
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