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液体の磁石のように自意識が近寄ればとげとげしだす心
10
唐突に宇宙へ放り投げられる「どこでも好きなお席へどうぞ」
17
ゲームカセットの値下げを報告してる 誰にも届かないアイラブユー
8
胸の中を掴まれる感覚が好き。寒い日に吸う煙草の話。
8
雨垂れが石を穿つ要領で、きっと空いた靴下の穴
15
ハイライトブルーが
宇宙
(
そら
)
に溶け込んで僕は昨日の君を見つけた
10
名月を収めた画面 夜8時 送信ボタンは、まだ押せてない。
10
久々に犬も食わないナンとやら 秋刀魚の塩焼き二人で黙食
55
女王蟻に肖し式服の白纏ふ偶像たらむ。宰相寫眞も
39
死んだあと、きっと世界をこう見てる。屋上の景色。羽はまだない。
10
「光あれ。すると光があった。」マジ? お金あれ。「いや、そういうのじゃない。」
17
愛犬の匂いの残るこの布団 そおっと下ろす小さな骨壷
55
秋空の 雲の切れ間に 差す夕陽 レンブラントが 大地を照らす
25
合わせれば逸らす視線の動線で見えない壁を張る能力者
11
切れるべくして切れてきた縁があり、空の財布と向き合っている。
11
政策の詳しいことは分からんが とにもかくにも物価高市
7
エアコンの作った空気が苦しくて冬の夜風に消えたくなった
14
淹れたての コーヒーの香りは 時を止め 秋空の雲を しばし見送る
22
人の無い夜中の街で一人きり雪に残った靴跡を追う
20
いつの日かダイヤモンドとなることを今日も願っておやすみなさい
13
一晩中 雪の明かりに 照らされて 白夜なのかと
見紛
(
みまご
)
うほどの
47
気が狂う ほどの激しい 静寂が 君と僕の
間
(
ま
)
横たわっていた
28
未来
(
あす
)
思う いいことばかりじゃ ないけれど 続ける日々が 層になるまで
27
健康でありますように本年がよい一年でありますように
24
初春の 明けの明星 はく息は 白く彼方へと 静かに消える
13
神様がどこかにおりて松の内 星の光も一際清く
49
いよいよに小さなアパート二人だけ 新婚生活戻ったようで
35
止まらずに まわり続ける 暴れ駒 張り手一発 作法はそこから
27
息子から 少し早目の 贈り物 幾つになれど やはり嬉しく
29
情熱
(
パッション
)
は人並み以上と自負してる ごめんあそばせ
丙午
(
ひのえうま
)
なの
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