下手くそな短歌うたにいいねをありがとう 気持ちは今もあの頃のまま/花の音さん、ありがとうございます
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本当はもっとおしゃれで満ち足りたシフォンケーキがよかったのかも
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今日だけのまじないだから書いとこか虫除け札は逆さまにして/卯月八日に
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死なないでいるための火を君の髪 ゆれる一瞬ごとに受け取る
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残り咲く桜の腕を掴んでは放して揺らす名残りの夜に
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遠巻きの我をいざなふ桜かな寄れば触れれば歌に酔ひしれ
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月の灯に白さ消ゆれど仄蒼く道を示せし雪柳かな
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塩だけの握りが美味い噛むほどに田を持つ人の愛も広がる
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集まれり 球児ら開く ドカ弁へ 母の祈りの 光り照らせり
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父遺す大工道具で1階を車庫にする日々感謝ひとしお 「父さん有難う」
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歳を取りお互いほんと笑えないそんな話で笑いましたね
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荘厳な直下の滝の天上を目指す稚魚らは砂金なる朝
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昔日の夜 家族で団らん囲みし時間とき 何気ないしあわせ 今無きしあわせ
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葉桜の 横にハナミズキ 「まかせて」と  次は私と 言わんばかりに
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ダイソーとニトリを巡りはじめての街の景色を少し覚えた
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平和とは死神からの花束で一体どこから摘んできたのか
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咲けば散る 愛しきゆゑの 儚さに 夢か現か 桜花日月
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乱舞する 花竜巻はなたつまきを まん中に 子ら駆け描く 同心円や
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水槽のギラファノコギリクワガタと並んで、きみらピース似合うな
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見下しと見定めの季節朗々と過ごすクロッカス雨が降るまで
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爛々と光る猫の目黄桜の一輪二輪と似てる気がする
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親でさえ弱き人間ひとだと悟らずに不幸重ねたわれを罰せよ
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寂し気に立ち去る君よそよ風の香る春の日別れの季節
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肩書きなんてなくても私であるだけで愛されてると思える日々へ
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真偽とかどうでもいいから抱きしめて 言葉より温もりがすぐに効く
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わたしが舞う季節にはいつもよく似たふたりづれがいる めぐりめぐるよ
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誰だっけ 午前中だけ いたバイト 親が時給を 取りに来た奴
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くゆる火を丸く灯す桜の下 煙る淡紅肺を満たして
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傷も涙も磨けば艶めくアクセサリー 飾り立てましょう 面白おかしく
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占い師めいた過剰な厳かさ(ゼムクリップをかきまわす音)
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