夢なれど 一輪の花 庭に咲き 睫毛のように 視野拡げたり
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チーママが 咳払いして 歌うのは 島倉千代子の 人生いろいろ
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とりたててなにもない日に夜更けて  ダウ90000のコントに ふふふ
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「Trump」はカードゲーム 「Biden」は電気 何れも現在進行形
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苦しみが「これ」かとやっと気付けた日 私は初めて不幸になった
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愛犬の骨壷を抱く 嗚呼キミもここに一緒に来たかったよね \ 新居に移りました
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目の前の うずくまる人に 我慢 説く 立派な理屈が 私を冷やす
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チャリ2台ランチに向かいひた走る 振り向き振り向き息子キミは優しい
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友を絶たれ社会を絶たれ夢の跡嫁というのは奴隷ではない
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アルバムをめくりて若き吾に問ふ 夢見た未来獲得出来たか
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へこんでた 友が笑ってくれたから 昨日の失敗 しといてよかった
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一通のメールはカンフル剤となりインセンスの火はひとすじの煙
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眠れぬ夜 羊かぞえるのはやめて 牧羊犬を走らせてみる
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雪雲のベールに包まれ朧月やさしい金色まあるい輪郭
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「あんなにも優しかった父」と書く ペンさえ重い冬の朝です
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休み時間 隣の席で 大勢に 囲まれ笑う 君の横顔
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ストレスが たまる日々でも 気遣いを グリーンスムージー 気休め程度
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夕焼けが夜にとけてく時間には帰れぬ日々が空に浮かぶよ
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温燗で自分の機嫌とりながらエドシーランでおやすみ不穏
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学び舎へ行けぬ娘は春隣はるとなり ゆるむ蕾に希望を抱きいだき
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よどみない圧倒的な語彙力で会話してくるギフテッドの彼
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冴ゆる朝 けふも園バス 送迎す 幼き希望の光を乗せて
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いや違うオレの真意はこれこれと言うも全ては後の祭りか
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弱き支配到る處に晒されて候補の顏がよごれて立てり
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われの政治に沈みゆく午後の選挙車へ冷たき瞥を送る
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面並べる演説臺のたれかは嫉み読みて辿りぬわが闘争を
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一億の國民たる日を逃れ得ず國家のひとつの家に喀く血も
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億に一つ生まれる僕らは超幸運みんな持ってるラッキーの種
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左手がうずくと息子厨二病 オレも疼くぜ四十二しじゅうに病さ
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徒歩五分それも車に乗るくらし選挙ポスターありやなしやと
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