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大雨の中すずめが飛んでいく電車は朝から止まってるけど
10
旺盛な レモンバームを 刈りとって 床の間に活け まぶしい緑
21
訃報に喪服がないと焦る夢見た 服なんか最後でいいのに
5
クーラーがきいた部屋から飛び出た瞬間みたいだな9月の五時
4
一期だけ見たアニメの完結みたいだ 元彼の「結婚した」は
7
桔梗咲く 細き青の花 床の間へ 一輪に挿す
静寂
(
しじま
)
のかたち
7
春の日に子供は地面を見つめて舌から下に水を落とした
2
半袖に死んだ猛暑が縋りつき「また来年」と約束をした
5
水たまり 輝く粒は、ランウェイで私を照らすライトの代わり
4
老犬は一生懸命生きている 介護しながら癒される日々
30
やっぱりねゴミには出せない 眺め入る箱一杯の子供の作品
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老犬とバリカン片手に大奮闘 丸刈りされて さあ夏本番!
18
またひとつ子どもの楽しみ消えていく 猛暑で中止 キャンプファイヤー
25
先生の手作り温泉大にぎわい お泊まり保育「ああ、いい湯だなー」
23
久々に一人の朝食これもいい ジャズ聴きながら家事後まわし
33
二度咲きは小さく可憐 夏空に薄紫の藤の花咲く
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更でも属国 独立運動家はげしきののしりす生卵割れて
7
われあやめたるもの数多千万の軍民草の骨編みて建つ塔
6
平和論者の唇うすき遅夏もくれなむ重機工場の夕
8
硝子戸一枚へだて漏れきこゆ工兵のこゑ 大伯父よ去ね
6
日灼けせる空地の壁へ病みしまま囲はる弟切草のおとうと
6
ぶちぶちとちぎれた心にバターを塗ってこんがり焼いた後に捨てる
6
決戦は次の休みとなりました 愛だけ持ってお越しください
9
玉響
(
たまゆら
)
の雨が今宵を包み込む眠れる僕も眠れぬ君も
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心臓を切り取る様なメロディよ鳴り止まないで冬夜の鼓膜
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「うごいたね!」一歳にっこりママを見る キミももうすぐ兄ちゃんになる
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幼子を膝に抱えて朝ごはん温もり愛し冬はつとめて
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街角を曲がれば丸い冬の月僕の心臓浮かんだようで
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来し方の出逢い全てが星となり瞬いている真冬の銀河
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故郷の冬は寒くて冷たくて夜は暗くて星が綺麗で
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