荷物は出来るだけ軽い方がいいけどなんだかんだで多くなる
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話して話して話して一期一会を通り過ぎてまた話すよ
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右にも左にも決めないで真ん中でバランスを取り続けたい
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加湿器はそろそろしまおうかの季節なのにめちゃんこ乾燥する
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おもんないのは罪じゃないけど教養を免罪符にするのは罪ぞ
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「キミ」の名を呼べば君に似た神が成り 悪しき空論打ち砕きたる
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うらめしやあ 正しさに射落とされて落ち武者スタイル
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雪吹雪 ゆらゆら揺れる かずら橋 凍つ風おろし 枯れ木は黙し  雁泣きしたたり 春惜しむ
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虫やらを 避けて通るは 初夏の道
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ひとときの 甘美を終えて 苦に沈む
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髪の毛も皮膚も脊髄も溶かしてさ、あなたと一つになれたらいいのに
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割り切った 関係なんだと 思ってた 子どもをあやす 俺に向かって
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枕投げ ひつじ雲見て キミは言う やぶけた枕 覚えてないの?
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会社では 犬猿の仲の 俺たちが 恋仲にもどる 夕暮れのアパート
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旅の空 朧月夜の 花の下 幾山越えて 大海渡り 枯れ野巡る 春の夢 
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プロジェクト エックス見たら 何もかも 劇的になる 野球少年
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飽きたのに介護のいらぬ虎を荒み我が衣手は血に塗られつつ(百人一首・一)
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派手すぎて厚くてケバい白壁の頃のホステス 尼になるかね(百人一首・二)
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奥様に揉み手する訳泣く部下に乞われたからよ あげる風呂敷(百人一首・五)
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ガマの腹切り裂き見れば春日屋の三笠が山と出でてツキかも(百人一首・七)
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わが甥は琵琶湖のマスにシカトされ嫁にうじうじ人の言いなり(百人一首・八)
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やっぱり私 きみのこと嫌いなんて言うけど きみは羽音程度でしか無いのね
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薄墨の 山の端おぼろ 桜散る 雁泣き滴り 凍つ山嶺やまね越え 秋の夕暮れ 
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春陽射し 花の木の下 影法師  色は見えねど 匂い酔いしれ 歌を詠みつつ その影消える
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薄墨流し 山の端おぼろ 散る桜 野辺に坐して  遠来の友 春を惜しみて 酒酌み交わし 朧月
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走る骨太 蹴る骨太 カラムーチョ食べる岡部が友達
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塞がらぬ 戦地の傷に 向けられし 同胞はらから弾丸たまを 防ぐ盾なし
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ブランコが高く上がれば上がるほど 美しくなる 重力の虹
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十七年たくさんの幸せ有難う! 愛犬キミのお家よ 骨壷を置く
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この部屋の座椅子の窪みばあちゃんが生きてた証小さな重み
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