紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
4
落ち込んでいつもの通り時が経ちいつもの通りまた前向きに
4
静寂の中で思うのは自分の中であり外であり中間
4
曇り空映えぬ桜を見上げれば見えぬ鏡に向かうさまなり
4
朝陽射し 朝露濡れる 野辺の草    しずくしたたる   白陽射して 若草萌える 大地漲る
4
ワイヤレスだからこそ転がってきたそれを拾う手、有線接続。
4
もしぼくが月の住人だとしたら、君に伝えよう 地球が綺麗と。
4
みどり濃き 深山陽射して 秋の暮れ 紅色一色 鐘がなる 古寺の
4
サザエさん見て笑ってはニュース見て迫る明日へ憂い染む夜
4
待っててねごめんねと言う君が在り長い七日の夢描けたよ
4
長袖のシャツをまず脱ぎ汗拭きの準備ととのえ食ふ辛ラーメン
4
スーパーは隣町まで行ってます会ってもどうせ目をそらすんで
4
ハイハイの孫に不要のベビーチェア老犬介護に大活躍
11
風は止み空から舞い散る初雪を君に知らせる冬の愉しみ
24
切なくて眠れぬ夜は思い出を揺りかごにして少しまどろむ
26
夕暮れにイルミネーション点灯し師走の街に銀河広がる
27
年賀状 やめると思うと寂しくて お元気ですかとまたペンを取る
35
窓開けた瞬時に聞こえたホーホケキョ 散歩うながす雨上がりの朝
36
もう父に 届かぬ歌を 詠む夜道 去年の桜は今年もそこに
56
静寂な 田舎の夜は 淋しくて 雨東風あまこちと 秒針の音
33
愛してる つぶやいてみても 叫んでも 抱きしめるほうが あったかかったよ
10
オレンジの皮を前歯に貼り付けてキャッキャッ笑って日曜日なり /吾子三歳
44
きさらぎの 神に捧げる さかきには 新芽がのびて 雪のふる春
50
鬼は外 多様性の この時代  鬼も内にと なる日も近し
24
親といる限られた日は短くて元気なことはありがたいこと
18
気にせずに いられた時の 懐かしく 祭りの陰で 武器売る準備
43
辛口のジンジャーエールと焼きたてのピザで乾杯春の始まり
42
一九三一年九月画を画き戰端を開きぬ旧宗主の名を日本 といふ
34
目を閉じる願いはひとつお互いが 幸せな日々送れますよう
38
若人わこうどよ 無闇矢鱈むやみやたらを 恐れるな  みちを守れば あとは自由だ
19