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ぱらぱらと雫は頬に傘以外のものならぜんぶ持っているのに
27
お互いに 云いたいことをぶつけ合い 吐き出してもう赤の他人さ。
20
この世には素敵な言葉が多すぎる 修了式でもらう手紙に
16
桜花に負けじと枝の下にあり艶めき萌えるたんぽぽの花
38
桜映ゆ 水面に憩ふ 鴨たちも ふと花見とや はしゃぎゐるらむ
15
花のふる風情を犬も知るやらん木の下に伏し花を浴びをり
38
私はソメイヨシノと声上げる高速道路の
雑木
(
ぞうき
)
の中で
29
豆を挽き 珈琲淹れて 始まりぬ 新芽が光る 日曜の朝
41
いつの間に始まっていていつの間に「老い」と呼ぶ日へ続く日曜
31
核見えず 通せんぼする海と陸、意地悪捨てて和ぎ給えよ
21
エレガント、ハードボイルドどれも無理「ふつう」という名の仮面をかぶる
25
一昨日まで 暖房いれてた寝室を ねこも暑かろと 快適おまかせ
26
試写会を観てきた君のくちびるは つるり滑ってネタバレしそう
30
新緑に皐月の花の咲き
初
(
そ
)
めて青空仰ぐ紅ぞあざやか
21
ストーヴの石油も尽きて仕舞ひ頃 兜を飾る相談をして
27
山吹の 一重と八重のありしこと 知らずを詫びる 咲き満つ花に
21
オメラスを 去りて彷徨う道半ば 自由という字の 檻に似ており
27
何であれわたしを負かす後輩は頭かきつつ「番狂わせっす」
24
昼過ぎに
摂氏
(
せっし
)
20度超えたから雲引っ張って
躑躅
(
つつじ
)
膨らむ
27
まだ力む 背中を
掠
(
かす
)
め ひらりひら 頑張れと言わぬ 桜のエール
16
青もみじ 古刹に渡る 風涼し 友の奏でる ライアー優し
31
運ちゃんが消えたらもっと怖いだろ走行中に客消えるより
16
一日中検査検査でくたびれた夫
労
(
ねぎら
)
わん苺のシフォンで /ハピバ🎉
32
ランドセル揃う足並み風光り横断歩道にタンポポは咲く
32
片足を あげて孔雀の 凜と立つ 一鳳(いっぽう )の図は 薔薇をあしらう /森一鳳筆孔雀図
12
あわあわと新宿駅に暮らしてたあの人々は何処に隠れた?
11
コンクリを裂きて虞美人花匂ういのちはびこる魔性の少女 / 庭の境に
32
飽きないでまた物語を始めるか辛い描写と台詞設定
20
冬眠の開けしじゃがいも待っている姉の電話に隣町まで
24
漬け樽をひっくり返すと
転
(
まろ
)
び出た たくあんお前 まだ居たのかい
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