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立ち上がれ転んでもいい走り出せ向かい風ゆく君はまぶしい
9
進める日進めない日があって良い 右脳と左脳寄り添いあって
11
シンデレラの靴みたいな救いが欲しい 合わないヒールで踏みしめる帰途
7
ただ会って話して食べてまた話す また会う日まで生きるとしよう
19
貧困は望まないこと清貧は自らのこと律すると見る
8
蝉の声聞いて 今日から夏になる サイダーみたいな予感 はじまれ
8
無くなれば 満たしてくれた おやつ缶 空っぽにして まだかな と待つ
24
大切な 人をなくした
短歌
(
うた
)
詠めば そっと静かに 「いいね」は増えて
13
彩りが 消えて寂しい畑には 揺れて咲く花
菊芋
(
きくいも
)
の花
17
坂の街転がり落ちぬよう母は君の手つなぎ登ってみせる
13
母という海を超えゆきいつか知れ人しか人を刺さぬということ
11
やはり「また・・」
再燃病
(
さいねんやまい
)
に 悩まされ 岐路→岐路→岐路と 道は永遠
7
あおむしとダイコンの葉を分けあって 味噌汁の具は今日は少なめ
47
新米のとぎ汁 植木鉢に撒く いただきますの似合う夕方
26
言葉では つい言い過ぎてしまうから 秋色の葉を 貼ってポストへ
22
あなたには 長生きをしてほしいから ポテチは私が食べてあげます
43
何度でもあなたの母になるだろう違った星で生きたとしても
22
アスファルト 押し上げ根っこが背のびして 立って春待つ 桜の並木
28
10
秒で 返信しないで ポストから 片道3日が ちょうどいい距離
36
どうしても別れの多い冬だった さよなら さよなら 手を振る 届け
13
シャリッと鳴る苺大福噛み締めて驚くほどの空の高さよ
20
亡き友が焼いた茶碗 温もりに 包まれて飲む 朝の一杯
18
ふるさとの氏神の祭り思い出す 今日の夕餉は たけのこご飯
17
脳のシワ増やすと良いと言うけれど増えて行くのは顔のシワだけ
14
眠る
犬
(
こ
)
の耳元にそっと「さんぽだよ」ささやく夫に優しさを見る
19
アンジェラという名の薔薇を挿木する未来が少し明るくなりぬ
18
思春期の 中学
68
年生 卒業試験に苦戦しており
23
雨音に眠い目こすり窓開けば ほのかに香る土と草花
15
身を寄せて傘に入ればここだけが宇宙みたいで もっと降れ降れ
10
青虫がひょっこり現わるレタスから キミは野菜の安心マーク
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