選手らの熱き滑りを追うて飛ぶ さきドローンが健気にも見え /ミラノ・コルティナ五輪
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涙星 泣きたいときは鳴けばいい いつかは渇れて 忘れてくから 
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知らぬ間に流行り廃れる人たちの有象無象の欲が舞ってる
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「雨水」だと気付いただけでホッとした雨が降るから春が来るから/明日雨水
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体調がすこぶる整うデイケアに通う事こそ今の我が仕事
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懸案の債権回収成功し やれやれやれとロング缶呑む
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水仙ナルシスは犬に小水かけられて むっとしてをり桜待つ春
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「母さんがちゃんと手作りしてたから」 料理男子息子のお褒めの言葉
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寒風を漕いで夜行く受験路に十五の春の蕾膨らむ
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春近し 古木の白梅咲きそむる 若草色のメジロが二匹
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戒名に「牛」と「肉」の字入れ込めばジュッと成仏しそうだ祖母は/祖母百歳。大往生
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空青く風ばかり強く吹いている雨の待たれる雨水朝かな
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寿命乗り越へし愛犬との人生続く奇跡の日々を噛み締む
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池のはた 早春飾る宝石のごと翡翠カワセミの鮮烈なあお
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掛け軸の五段飾り雛わすられじ貧しきなれど心みたされ
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選挙後に改憲の風高まりて事前は忖度マスコミの罪
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夕月夜 なれにし袖の梅の香を標とぞせむ 夢の通ひ路
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笑み浮かべ 逝きしあなたの 面影を 独りたどるは 梅花の旅路
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吟醸酒 嗜むほどに酔ふほどに 人肌恋し如月の夜
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曙光射し金色鈍く光る山浄土の色の漏れ出るよう/西の山
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「人は人我は我」胸に歩みつつ 不意に顔出す羨む感情
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若きママ 携帯失くし あせり顔 幼子ふたりの 「ありがとう」沁み
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一周忌の 積み団子を 丸めつつ 君の生きたき 時を想えり
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もの言はず追ひ越してゆく息子の背ほのと匂ひて犬見まはせり
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惰性だぜペダルを踏めよ炎脚えんきゃくだ日々を駆け抜く馬と懸けねば
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本当に 困っている人 水のような影のような空気のような
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春先の天気にリンクし我がこころ  晴れやかな日あり 落ち込む日もあり
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南西の医療のない国でトゲ刺さるあしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜をひとりかも寝む /坂上田村麻呂 3/100
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遠ざかる 勇気はなくて 立ち止まり 君の体温ねつだけ いまは灯火しるべ
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好きなんて嘘って言ってるそばから 爪の先すら溶けて混ざってく
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