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元気でも慈しまれているような気になれるからおかゆが好きだ
25
身を起こし背を押し父のぬくもりと「有難う」との声まとうなり
25
晴れやかな 歓喜と平和の祭典を ガザから眺む 人々想う
38
会うたびにハグせし孫も近頃は吾の背を抜きてはにかみをみせ
33
枯向日葵にしろき窩數多ありて項垂れつつ零す種子を
23
徴兵遁れられず若き丈累々と希望の旗のもとに殺さる
15
いたずらは得意謝るのは苦手似たもの親子並んで
午睡
(
ひるね
)
53
リングアナのように名前を叫びたい 夜勤に向かうあなたの勇姿
31
雪洞
(
ぼんぼり
)
の
丸
(
まろ
)
き
灯
(
あか
)
りに 伏す君の
手弱女
(
たおやめ
)
の如き 長き睫毛よ
27
追徴の 確定申告 決定し
夫
(
つま
)
と見上げる 喰われゆく月
/
皆既月蝕
50
さ、寒い。冬は去ったと思ったらちょっと待ったと春のドカ雪
36
邪魔になり冷たくしたら後悔のレコードばかり聴く引き篭もり
37
春がきたWBC大相撲 選抜楽しむ元気な老後
25
遅くまで鳴き交わしてた鴨たちも飛び立ったらし川はのどかに
33
リンゴ酢と梅肉入りの飴ちゃんで体を起動さすダルい春
30
心臓が 耐えられぬなら、と 結局は 変える未来より 安静を選ぶ
24
写経ごと大人のぬり絵を黙々と
童
(
わらべ
)
の頃より陰影深くし
39
啓蟄の近し今宵は
十六夜
(
いざよい
)
の
明
(
さや
)
か 雨の
昨夜
(
よべ
)
は ワームムーン
31
沈みたる気乗りのせぬ日ネトフリでサザンのおじさんパワーいただく
22
鶏肉を切る頃ちゃんと溶けているぐらいの春がお勝手来てた
24
医者行かぬ 我の収めし 保険料 病む人の為 なれば良しとす🙆
37
サラダなど 『
要
(
い
)
らぬ』と
放
(
はな
)
ち 二十年 ドレッシングは 薄味の今日
11
漸
(
ようよ
)
うに春陽の注ぐ窓辺にて鉢の緑も嬉々と艶めき
32
店の壁草間彌生が来たようにペイントをした大きな作品
24
また来てと言われてカットを予約する床屋は実家と言うアーティスト
24
宝くじ買ったかみたい図書館へフォトブック持ち行ったら夢に
23
啓蟄に松のこも焼き英明も嫌われ虫かしょっちゅうフラれ
22
曇天の
下
(
もと
)
椿の鮮やかな
紅
(
あか
)
余寒の朝に 彩り添へり
31
寒緩み買い物帰りにセカストで明るき色のコート手に取り
17
腹の虫 飼えば
蝕
(
むしば
)
む心の和 虫は大好き黒い怒りが
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