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都合のよい民意ばかりが宙をとび忖度政治ははじまっており
14
「過ぎたるは及ばざるが如し」とふ 今こそ襟を正せよ宰相
22
コンビニで朝刊を買う 天声人語に頷きながら この国想う
14
ベランダに積もりぬ粉雪を払ひ 柵より舞ふ
風花
(
かざはな
)
美し
27
カリスマの成るを見ている民草の ああ、独国のあの頃の轍/『期待を抱き』つつ戒めとして
14
文句あるなら選挙行けベランダの垂れた氷柱は親指のよう
15
庭の雪に巨大な
氷柱
(
つらら
)
を突き刺して「勇者の剣!」と異世界ごっこ
19
道凍り 実家の母は ゴミ捨てに 行けず諦め 杖が危ない
24
「なんとかの小足」なるらし我なればひとつ靴にて君と歩まん
14
黙々と 歩く姿は 徘徊か エキササイズか ほくそ微笑む我
13
驚くなこれが民意だ身を任せ坂を転がる石になれよと
19
逝きし人より託されし 会計のくすみ色したページをめくる
13
深雪の中に残った雪だるま子供の無事を祈る夕方
14
権力、お金、名声 持たずとも 日銭追っかけ これもまた一興
9
道端の日陰に固まる残雪は雪に似ている別のなにかで
7
我忘れ 学びしうちに 我のこと 良しも悪しもぞ ましておぼゆる
7
子どもらが バラバラにした ミニフィグを 元のカラダに 組み立てる午後
5
夜明け前窓辺のうつる月影の何に似たるか冷やかなさま
7
人間って 付き合ってみなきゃわからない その人となり 政治家も同じ
6
どこまでも、一緒に行けたらいいのにね 「星が綺麗」とあなたが笑う
8
星々が笑いさらさらながれ行く その
音
(
ね
)
をなぜか
皆
(
みな
)
知っている
4
死にたさは隣に座るパートナー私が死ねばずっと一緒ね
3
Tell a lie運命の人は僕じゃないうつむく背中に忘れる魔法
3
宇宙の果て 何十光年先に君 触れる頃には弾けて消える
3
死ぬもんか 失明なんか するもんか 医者がキリスト 神様のよう
3
30
歳 顔を洗っても
30
歳
3
眼球にキスも友情になってるし愛がそのまま朽ちれば良いのに
3
なにもない ありふれている 一日が 最初で最後の 一日となる
3
君にだけ届く想いを乗せたくて祈るみたいに名前を呼んだ
3
失って 初めて気づく わけじゃない ペトリコールに 吐き気を添えて
3
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