私たち大口を叩いてようね青年という生き物だから
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吾が友の踏みつけられている人の自由訴う筆頼もしき
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真夏には木陰をくれた くぬぎの葉  お疲れさま と ほうきでなでて
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光さす まくらの 温もりいただきて  しばしやすらぐ師走の窓辺
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朧月 桜咲けども ちりぬるを 貴方と共に 久遠のままで
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揺れ動く自分の覚悟とアイデンティティやめてほしいよ決意したのに
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文字なぞり普通の世界に喰らいつく 私はいつまでも利口になれない
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恋焦がれ君の姿を追いかけて かなわないと分かっているのに
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暑い夏あの日も今も去って行く 私は今も待っているのに
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思い出すあなたの優しさ思い出と共に これが愛だと気がついたんだ
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思い出喰い 夢と思い出 再生産 全てを美化して 苦しいままで
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ひたすらに眠ることと食べること 愛しさ増して 我が家の老犬 \ もうすぐ17歳
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あの頃に思い描いた大人とは程遠いけどホームへ向かう
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割烹の女主人に咎めらる丈夫の二尺上の崑崙
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三十一の文字は牢獄ならずと舎にいへ蒸し焼かる牝鶏
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女王蟻に肖し式服の白纏ふ偶像たらむ。宰相寫眞も
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街角に早くもツリーが登場し 短かい秋が逃げ去ってゆく
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風邪の子に焼くオムレツの甘い香と休む仕事の後ろめたさと
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今朝はまた妻が特別ご機嫌で 良い一日が待っているかな
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じゃが芋を黙々と剥くピーラーは二十余年の現役選手
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一つ石二つ体を寄せ合いて一つ衣の夫婦地蔵よ
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鈍色の空に真っ赤な柿一つ少し痛んで魂の如
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後輩にもらった絵だけ持ってきた 知らない土地で星を探した
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今少し 眺めたきかな 遠き日の 夕雲に似て 山のに沈む
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覚めやらぬ 夢の疲れに ぽつぽつと 鹿の子絞りに 鳥は群れ飛ぶ
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無人駅 氷雨で濡れる単語帳 私は私を好きになれない
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北国の寒波の報を聞くたびに この島国の広さに気づく
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寒月のうら寂しげのそのままに今年はいかに凍てつく冬か
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檜葉ひばの木の枝の中には遠い土地香りの中に私の中に
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ピークなる疲労の夜に浮かぶ星やさしいオリオン私を照らす
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