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下手くそな
短歌
(
うた
)
にいいねをありがとう 気持ちは今もあの頃のまま/花の音さん、ありがとうございます
21
本当はもっとおしゃれで満ち足りたシフォンケーキがよかったのかも
28
今日だけのまじないだから書いとこか虫除け札は逆さまにして/卯月八日に
20
死なないでいるための火を君の髪 ゆれる一瞬ごとに受け取る
22
残り咲く桜の腕を掴んでは放して揺らす名残りの夜に
23
遠巻きの我を
誘
(
いざな
)
ふ桜かな寄れば触れれば歌に酔ひしれ
23
月の灯に白さ消ゆれど仄蒼く道を示せし雪柳かな
29
塩だけの握りが美味い噛むほどに田を持つ人の愛も広がる
28
集まれり 球児ら開く ドカ弁へ 母の祈りの 光り照らせり
25
父遺す大工道具で1階を車庫にする日々感謝ひとしお 「父さん有難う」
23
歳を取りお互いほんと笑えないそんな話で笑いましたね
14
荘厳な直下の滝の天上を目指す稚魚らは砂金なる朝
28
昔日の夜 家族で団らん囲みし
時間
(
とき
)
何気ないしあわせ 今無きしあわせ
21
葉桜の 横にハナミズキ 「まかせて」と 次は私と 言わんばかりに
17
ダイソーとニトリを巡りはじめての街の景色を少し覚えた
15
平和とは死神からの花束で一体どこから摘んできたのか
14
咲けば散る 愛しき
故
(
ゆゑ
)
の 儚さに 夢か現か 桜花日月
10
乱舞する
花竜巻
(
はなたつまき
)
を まん中に 子ら駆け描く 同心円や
8
水槽のギラファノコギリクワガタと並んで、きみらピース似合うな
13
見下しと見定めの季節朗々と過ごすクロッカス雨が降るまで
6
爛々と光る猫の目黄桜の一輪二輪と似てる気がする
8
親でさえ弱き
人間
(
ひと
)
だと悟らずに不幸重ねたわれを罰せよ
9
寂し気に立ち去る君よそよ風の香る春の日別れの季節
10
肩書きなんてなくても私であるだけで愛されてると思える日々へ
10
真偽とかどうでもいいから抱きしめて 言葉より温もりがすぐに効く
11
わたしが舞う季節にはいつもよく似たふたりづれがいる めぐりめぐるよ
5
誰だっけ 午前中だけ いたバイト 親が時給を 取りに来た奴
7
燻
(
くゆ
)
る火を丸く灯す桜の下 煙る淡紅肺を満たして
8
傷も涙も磨けば艶めくアクセサリー 飾り立てましょう 面白おかしく
5
占い師めいた過剰な厳かさ(ゼムクリップをかきまわす音)
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