苔むせど隣の墓や仕舞いなり 更地に白き砂利石ひそり
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飲み終えた 川沿いに光る ラムネ瓶 水で満たして 夏が弾けた
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マンションの垣根を赤くむ新芽 ベニカナメモチの鮮やかな春
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アイロンの熱を味方になじませて 未来の僕に会いに行く朝/明日はOB訪問
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曲がり角ハッと目が合い同期して初めて君の存在を知り
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ファインダー覗く世界は 変わりゆき モノクロームからフルカラーへと
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軽トラの 荷台に転がる泥葱を 「食うか」と笑う翁のありぬ
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見惚れたらポールにぶつかる移り気な僕は倍速 繰り出せ足を
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目薬を子にさす朝の春がすみ見上げる顔のいがいな近さ
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思い出は 巡る季節に 風化して この春消えた 君の面影
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母親が 俺の髪の毛 まさぐって 666の 印を探す
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幸運が 転がり込んだ 曇天下どんてんか いっぱいに咲く 初桜
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袴やら スーツやら着た子たちと すれ違う 口遊くちづさむのは 竹原ピストル
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先月より少しだけ安い電気料。暖かい日が増えてきたのだ。
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生態系 自然も人も 同じなり 人の行方は 自然が示す
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原油高 急いでオイルを買い占めろ 今年一年の パスタのために
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消えたのに 俺だよ俺と 叫んでる 見てくれ俺を 透明人間
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最期には鈍く傷んだになりたい やさしいあなたの傷になりたい
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妄想をすることはとても好きだけど、妄想の後のため息は嫌い。
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トンネルに入ってわかる人の恩 春のきらめきあの方へも お題「トンネル」
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小学六年生煮える欲さえも愛と嘯く僕が貴女の!(処女きすを奪った、何て大袈裟)
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最後の日 奴とは会話 一つなく サヨナラさえも 言わない始末
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焼肉のたれを買いに行く話で思い出される台風に我は同情したり
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大勢の 見舞客待つ 病室に 息も絶え絶え 死ぬ間際かな
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善悪は 多勢に無勢 多数決 間違いだらけ 探すの止めた
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EoSDこうまきょうせねど懐かし白馬感溢れて尽きぬZUNの才能
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四面楚歌 四方八方 敵ばかり 生き残りかけ 殲滅を期す
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超感覚 ワインとDAWと葉っぱとか? 知らない私は嫉妬している
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君が好き そうだと 服屋に 入ったら Love so sweet が流れ出した
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他人の絵に 影付け足して 良くなった そうかもしれんが それは良いこと?
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