ぜん人類の言葉みまんの気持ちをさ 海に投げこんだ滅亡ぜん夜。
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せかせかと生きてゆくのは使命感 狭間を生む作品と虚構
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届いてる? 三十一文字に 込めました 貴方だけへの 好きの二文字
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ねぇ、あのね... まだ素直には なれないな いつになったら 伝えられるか
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今日バスは雪で止まったそれなのに凍えるバス停無表情
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昼休みいびつな四角のコートの中で上着脱ぎ捨てボール投げつけ
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降る雪が全部積もらぬタイプなら求めていないメルティーキッス
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公園の子供の声を騒音といわぬがほんとは思ってしまう
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友だちを 大事にするとか しないとか 表に出すって 友だちなのか?
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夢を見てばかりいられるわけでなく夢を叶える力も持たず
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錯乱母、異稚児、パパ嫌に聞こえる  ふざけてないことが怖くない?
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冬服は地味な色ほど暖かい今日もぬくぬく根拠はないけど
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お菓子でね家を作るなら大工さんパティシエさんの共同作業
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一回生暗い茶色が臆病な君の一歩をあらわすようで
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たくさんの言葉を並べて伝えても伝わったのは言葉だけ
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何気なく 弁当袋 動かせば さっと戻した 七色の虹
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朝早く 職場近くの 駐車場 ポールを下げる 凍てつく作業
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九時半に床に入りたる幸せを 二時に目覚めて 二時ふたときまどろむ
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夕刻の暗闇迫る郊外に無灯火のままスマホ見る君
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年初から 小さき者らを 恐がらせ 大きな指に マリッジリング
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慣れてきて ぞんざいになる わが言葉 初心忘れる 人の弱さよ
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「ほら来たよ」 赤い頬して君がいう 学校祭の秋の日のこと
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パソコンを 二台並べて 何をする 異常を来す 老いぼれ爺
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スマホなくガラケーもなくひたすらに 一期一会の重きひととき
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TAB譜なく五線譜睨み運指読む もどかしき日々遠回りして
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年またぎ寒空のなか過ごしたる まだ芽もいでぬ十七の夜
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叫んでた「ここにいるぞ!」と実在を 遊芽ゆめ公園の遊具の上で
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パクチーのよう 他の人に嫌われても 君だけは
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何か湧いた 指でなぞったら湿った 普通だね (笑)
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ノアールを スーパーカップに のせて食う うるせーBBA 今日はお休み
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