ぱらぱらと雫は頬に傘以外のものならぜんぶ持っているのに
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お互いに 云いたいことをぶつけ合い 吐き出してもう赤の他人さ。
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この世には素敵な言葉が多すぎる 修了式でもらう手紙に
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桜花に負けじと枝の下にあり艶めき萌えるたんぽぽの花
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桜映ゆ 水面に憩ふ 鴨たちも ふと花見とや はしゃぎゐるらむ
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花のふる風情を犬も知るやらん木の下に伏し花を浴びをり
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私はソメイヨシノと声上げる高速道路の雑木ぞうきの中で
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豆を挽き 珈琲淹れて 始まりぬ 新芽が光る 日曜の朝
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いつの間に始まっていていつの間に「老い」と呼ぶ日へ続く日曜
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核見えず 通せんぼする海と陸、意地悪捨てて和ぎ給えよ
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エレガント、ハードボイルドどれも無理「ふつう」という名の仮面をかぶる
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一昨日まで 暖房いれてた寝室を ねこも暑かろと 快適おまかせ
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試写会を観てきた君のくちびるは つるり滑ってネタバレしそう
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新緑に皐月の花の咲きめて青空仰ぐ紅ぞあざやか
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ストーヴの石油も尽きて仕舞ひ頃 兜を飾る相談をして
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山吹の 一重と八重のありしこと 知らずを詫びる 咲き満つ花に
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オメラスを 去りて彷徨う道半ば 自由という字の 檻に似ており
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何であれわたしを負かす後輩は頭かきつつ「番狂わせっす」
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昼過ぎに摂氏せっし20度超えたから雲引っ張って躑躅つつじ膨らむ
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まだ力む 背中をかすめ ひらりひら 頑張れと言わぬ 桜のエール
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青もみじ 古刹に渡る 風涼し 友の奏でる ライアー優し
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運ちゃんが消えたらもっと怖いだろ走行中に客消えるより
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一日中検査検査でくたびれた夫ねぎらわん苺のシフォンで /ハピバ🎉
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ランドセル揃う足並み風光り横断歩道にタンポポは咲く
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片足を あげて孔雀の 凜と立つ 一鳳(いっぽう )の図は 薔薇をあしらう /森一鳳筆孔雀図
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あわあわと新宿駅に暮らしてたあの人々は何処に隠れた?
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コンクリを裂きて虞美人花匂ういのちはびこる魔性の少女 / 庭の境に
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飽きないでまた物語を始めるか辛い描写と台詞設定
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冬眠の開けしじゃがいも待っている姉の電話に隣町まで
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漬け樽をひっくり返すとまろび出た たくあんお前 まだ居たのかい
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