昼過ぎに摂氏せっし20度超えたから雲引っ張って躑躅つつじ膨らむ
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青もみじ 古刹に渡る 風涼し 友の奏でる ライアー優し
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運ちゃんが消えたらもっと怖いだろ走行中に客消えるより
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一日中検査検査でくたびれた夫ねぎらわん苺のシフォンで /ハピバ🎉
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片足を あげて孔雀の 凜と立つ 一鳳(いっぽう )の図は 薔薇をあしらう /森一鳳筆孔雀図
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あわあわと新宿駅に暮らしてたあの人々は何処に隠れた?
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PTA 会長務める 挨拶で 初顔合わせ 想い伝えて
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体調が すぐれぬ貴女 心配し 改善願い 朝の神社へ
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知名度も メニューも斬新 ラーメン屋 人手不足で まさか閉店
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冬眠の開けしじゃがいも待っている姉の電話に隣町まで
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逃げ逃げて此処まで来たり桜樹のもと 涙拭いし桜花はなの褥に
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花落ちて塑像のやうに歌詠めば枝垂れの彼方山里はあり/あきる野市龍珠院にて
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せせらぎを 泳ぐ花びら 追ひかけて 躊躇ひ覗く 春の望月
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季節とき来て 咲くべき花の 咲き誇り 幸と勇気を 我にくれたり/今はハナミズキ
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もう既に 仕舞い込んだ 冬の服 引っ張り出した お湯を沸かした
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青空に四月の風は吹き抜けてスーツ着こなしニューフェイス行く
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哀悼の 言葉は虚し 携えて 見る日とてなき 三井寺の花 /友を悼む
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次こそは大事にするって決めたのにTシャツの裾で拭いてるメガネ
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新年度顔ぶれ変わるドライバースーツ姿のあの子がとおった
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開示さる富農屋敷の映像に 霧なお深し大家族の怪
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リュック発見の「親族」って誰? 他の家族は無関係なの?
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ウィンドウのうつしぬかに重なれりバーゲンセールの文字赤赤と
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関東と信濃を隔つ険路にも ちょぼりちょぼりと山桜咲く
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俗世から逃れて僕はガラパゴス独自の進化に夢を託して
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アンディのお墓にスープのピラミッド ドンと乗っかる度胸なアート
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「少ししか会えないのなら会わない」と言いつつ抱き寄せてくれる君
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花も散り暑さが寄せる今はいつ 春と夏とのあいだの虚無期
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壊れてた無線イヤホンなおるようなリセットボタン人にも欲す
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枝の先 うっすら緑 ピンク色 木々も桜も もうあとちょっと
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寝る前に 話したことを 振り返り ウケたところを 反芻して寝る
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