息切らし登った先の青空にぽっかり浮かぶ雲を追いかけ
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親切も絆も義理も振り払い泡沫 Utakataの淵 万華揺らめく
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自分史をながなが語る男には あくびとともに哀しみ誘う
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ほー法華経 千葉の田舎の工場の駐車場にて初鳴きを聞く
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借りに行き積読してる図書館の本チラ見して 彼岸中日
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多様性だからといってなにもかも受け入れるほどタフではなくて
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「雑草という草は無し」  よぎりつつ 次々抜き取る我非情なり? /牧野富太郎博士の言葉より
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太陽の  まぶしき光  に受けて  わがほしと  しずかに燃ゆる
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皮だけを残して枝にある檸檬 君の心の器に似合う
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甲子園実況陣のあたたかさ戦争の根を止めるものあり
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四半世紀この耳かきと共にあり 今日もホリホリ至福の時間
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死んだなら棺の中に入れてくれ パワーストーンとこの耳かきを
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飛行機が 新幹線が マイカーが 徒歩に変わりて新時代なる
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お袋の寝息に合わせ息を吸う 実家暮らしのメリットね、コレ
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ひがし風 ふわり仰げば 花香る 通い路の君​​​​​​​​​​​​​​​​ もう少しだけ
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春分にカーネーションは散りました。根から丸ごと枯れてくれれば。
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死ぬ時は花火がいいなでもあれは無機物だから笑ってるのか
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外でなら ふたりでいるの 楽しいが 家に着いたら ひとりになりたい
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橋の上流れる水面みなもを眺めては波乱の時代に想い馳せて
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止まらない川の流れは永倉新八ガムシンの走り抜けた人生そのもの
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三連休。駅は人だらけだけど、私の秘密を知ってるのは私だけ。
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菊の花匂いとともに物悲し 浮かびし人は沖田総司剣の申し子
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陽温かか 風緩み 空の碧 薄墨流し 霞かかるや   陽に映え揺れる その影ひとり
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許さない方がいいと知るされど「いい」とは一般的と云う意味で私は呆気ない程きみを
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君が好き そうだと 服屋に 入ったら Love so sweet が流れ出した
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他人の絵に 影付け足して 良くなった そうかもしれんが それは良いこと?
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死の世界 一歩入れば 冷酷な 鬼が笑いて 亡者が集う
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くしゃみして ひとつ句を詠み オナラして 句をひとつ詠む 日曜の朝
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ショーダウン 大人が子供に全力で やらせはないけど テンションダウン
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父さんが遺したマズめのお寿司 母さんがくれたパソコン寿司
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