子供らを 怒鳴り散らして 金貰う 昭和の爺 婆の理屈
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心なく ルールばかりで 身を装う 偽善者たちの ジジババ地獄
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人権が 欲に塗れた 利己心に 入れ替わるまで 地獄は続く
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温暖化 夏だけなんだ 熱中症 騒いでいたね 懐かしいよね
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男とか 女とかより 合う人と 合わない人で 分別収集
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舞台上 延々と踊らされるから 幕間が欲しかった そう言って君は幕を引く
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私もうステイルメイト、狭くなるモビリティに押し潰されて死にたい
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多種多様 いろんな人が いればこそ 争いもあり 仲良くもなり
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くだらない くだらなすぎて おもしろい くだらなすぎて おもしれえなぁ
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たまたまさ でもたまたまが かさなると たまたまじゃない なにかになるよな
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いつまでも こんなことでは 困ります 命に限り あるものだから
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性懲りずに同じ同じ行為、同じ性格を繰り返す 次はできると謎の自信で
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獲得は 数で勝負は つまらない 我がポリシーは 知的センスだ
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道端の 石を拾って 川に投げ 波紋を見つめ 消えたら帰る
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やっぱりさ 家がいいのは わかってる ここのおかげさ ふらふらできる
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いつまでも こどもとおとな あわせもつ それがほんとの としをかさねる
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決勝の 会場のノリ 引っ提げて マヨ丼持って 全国大会
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まあいいか なるようになる 何事も 心配するな このまま進め
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頭から足の先まで愛してる 最後の時が遠くに見える
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わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ 昭和のギャグに短歌の味わい / 松鶴家千とせ師匠!!
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もしもしと もろもろ申し 師もすこし 詩文字起こしし もちなおしもし
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簡単な人でありたい薄い雲ばかり行き交う夏空のもと
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雲の色をたしかめたくて 水平線ホライズン 大きな海のはじまりに着く
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本棚は古本の香り十五年積み重なった私とあなた
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変わり身の 変わり映え無き 変わらずを 変えてしまうは 変わらず君か
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教会に いそいそと足を 運びゆく 人々の耳に 響くアヴェ・マリア
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ふわふわり 浮かんで消える シャボン玉 舞台の上の 幼い少女
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いつだって僕を励まし慰めた歌のようには生きれないけど
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素直だと言われることもあるけれど素直は人を傷つけるから
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目の前のピンクの薔薇が枯れるころ私は新しい道をゆく
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