あめのひは ねこもねむいね ねこだんご ぴったりよりそい なかよくねんね
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覚ゑたての言葉の余韻噛み締む子 嬉しさうに何度も復唱す
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数独で 脳トレしては 時忘れ 日暮れの時刻 今日は肉じゃが
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老い宅へ訪問くるる駐在さん既に周知の情報ばかり
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街路樹の枝に掛かりし ユニフォーム 持ち主待ちつ 東風こち揺蕩たゆと
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温む風 続く不幸に 心折れ へてしのげと 背を押す御霊妻と父
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逃げ逃げて此処まで来たり桜樹のもと 涙拭いし桜花はなの褥に
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封鎖する?レインボーブリッジであるまいし海の血管ホルムズ海峡
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せせらぎを 泳ぐ花びら 追ひかけて 躊躇ひ覗く 春の望月
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朝を待つ鏡の奥の静けさに光り零れる涙を拭う
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芝桜ほどよく酔えばうたた寝の目覚むる妻や高麗駅あたり/羊山公園を後にして
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話題は尽きず三時間 スタバが出来て嬉しいね ババ達のお茶会
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九州の男が堕ちる地獄にはご飯の準備する人はいない
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「私たちのこと忘れないで」という人に忘れられるのが一番こわくて
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風邪の夢。逝ったおまえの毛並み撫で一緒に歩いて起きて泣く朝
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オーディブル 行き合う単語に 気を取られ 歌の種を得、 話棒に振る
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寒すぎる!ジャージの下で冷える肌 歩いてるときは暑かったのに
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木漏れ日のなんて書こうとしたけれど私あなたを意識しないの
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春の宵 霞かかりて  朧月  その影射し 桜舞い散り  水なき空に 花いかだ
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うらめしやあ 正しさに射落とされて落ち武者スタイル
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虫やらを 避けて通るは 初夏の道
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ひとときの 甘美を終えて 苦に沈む
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髪の毛も皮膚も脊髄も溶かしてさ、あなたと一つになれたらいいのに
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割り切った 関係なんだと 思ってた 子どもをあやす 俺に向かって
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枕投げ ひつじ雲見て キミは言う やぶけた枕 覚えてないの?
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会社では 犬猿の仲の 俺たちが 恋仲にもどる 夕暮れのアパート
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旅の空 朧月夜の 花の下 幾山越えて 大海渡り 枯れ野巡る 春のまぼろし 
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プロジェクト エックス見たら 何もかも 劇的になる 野球少年
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ふくびきの山鳥の尾をねだる子よ泣く泣く親はヒモのカモネギ(百人一首・三)
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借る詐欺に渡したカネは億千万シラ切らるればサルボボを蹴る(百人一首・六)
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