自らを好きになれない君だから 代わりに2倍の愛を伝える
11
旬だから二百五十円秋刀魚焼き全て昔を懐かしむ夜
17
台風一過備蓄のはずのカップ麺とやたら目が合うこっち見ないで!
19
君いわく憂いではない泪なら海へ帰るか僕に沁みるか
8
目指すのはピンピンコロリその日まで地域の女性ははらは通う百歳体操
12
日焼け止めチューブもこんなにやせ細り さんさんまぶしい夏も過ぎゆく
13
叶うなら かもめに伝言 託したし 私は元気と ただ一言を
18
今宵また 眠れる夜に 想うこと ごくごく普通 夢のまた夢
10
正気ではやってられない世の中に なじめる狂気 身につけて冬
31
冬どりのタマネギ甘み格別のように英明さあ食べてみて
10
夕暮れにただの樹として桜あり涙の如く葉まで落として
32
ふつうなら とっくに憎まれてるはずの 前世がたぶん猫だった人
37
また明日遊ぼうねって今日の日の終わりを惜しみ吾子とつなぐ手
40
また恋をしてエレジーにする作詞家になっていた北国で泣く
13
いつの日かとびにとられたコロッケよ二人笑って見上げた空よ
36
感情は殺せないだろ大人でも吠えたい夜に見上げれば月
66
青色のトラック星でラッピング 吾子あこよサンタは今年もたの
33
少しだけゆっくり刻む玉葱も今夜のシチューは特別だから
44
愛してる以上大好きいい歳の恋は仲良しだけで初恋
8
句を歌を詠む暇さえもないほどの仲良し古希の初恋なんだ
10
染みついた密かな陰を隠すよにイルミネーション輝き白く
33
短歌うたを詠み投稿できる幸せよ 病んだ心を溶かしてくれる
22
とりあえず今年も何とか生きてきた それだけでそう幸せなこと
25
氏社うじやしろ のぼり提灯ちょうちん飾られて 年神迎う一夜のまつり
39
日常は泡沫なれどおもうより沢山のうた此処に集いて /良いお年を。
45
古希若くいつもおマヌケハプニング愛されたくて冗談なのに
9
「うごいたね!」一歳にっこりママを見る キミももうすぐ兄ちゃんになる
39
「大好き」と言ってくれない彼に言う「いい友達になりましょう」ウソ♥️
7
生きたいと願ったはずの牛たちが 死にたい僕のお皿の上に
12
泣いたって悩んでたって変わらない それなら笑おう同じ一日
26