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久々に犬も食わないナンとやら 秋刀魚の塩焼き二人で黙食
50
人生初 スカイダイビング 体験が 雨で延期に がっかりしながら ホッとする
19
半袖で 風を切るのは 終いかな いまだ30℃ 近くてバグる
14
銀杏
(
ぎんなん
)
や
柘榴
(
ざくろ
)
団栗
(
どんぐり
)
散らばりし 中秋の路上 来る冬思う
13
切る勇気なくて引っ掻いたダサい跡 角度によっては星になる過去
12
おでん汁 煮物カレーと リメイクす 食料廃棄 0%セント
17
見切り品 その日に調理し ラップで小分け フリージング 手間を惜しまぬ 豊かな生活
23
手習えばなんでも匠かの人に追ひつけぬまま秋のかたすみ
38
秋を越え もはや冬支度 いそいそと 昼寝切り上げ 服に寝具に
17
在庫過多 安さに負けて 買い足した 大根をまず ふろふきにして
17
神の旗増えゆく駅傳の選手に振りつ國民の傲りたるも見ず
20
大好きと 気まぐれにしか 言えぬから 初めて君に 会いし日想う
9
歌の宿命とはおもふ有明の月蝕旅館から仇敵の余名出づ
13
ナミビア沙漠われゆかねども紺靑の美靑年など泛べ塩湖に
24
お行きよ、まばゆい記憶の白飛びはあたまの外
(
ほか
)
で知つてあるから
5
のこされたスケッチの山を詰め込みて旅立つありしきみを
訪
(
と
)
はむと
22
素粒子までほどけた「私」でもきつと同じ選択をするのだらう
18
おい寒波、来る場所間違えていないか? 財布の中が極寒なんだが。
12
九十年 重ねてもなお 溌剌と 自立素晴らし 理想の姿
15
偶然に 信号待ちで ふれあって 交わす挨拶 「良い一日を」
19
生きている 空っぽだけど生きていく
空
(
うえ
)
だけをみて雨も涙も
23
悪夢しか 出ないおまえの存在を 覚めて叫んで 己を呪う
16
おまえのな 出来ないことと行けぬとこ 我独り往く
共通
(
おもいで
)
はない
14
本にはさむ紙のきれはし 栞になったら大人
8
愛犬の匂いの残るこの布団 そおっと下ろす小さな骨壷
48
十七年たくさんの幸せ有難う!
愛犬
(
キミ
)
のお家よ 骨壷を置く
49
赤味噌の味噌汁味が決まらずに 四半世紀も過ぎてしまった💦
36
シリウスは オルゴールのごと ティンコロと 優しき音色で
瞬
(
またた
)
きており
29
世の中の ザクたち世界廻してる ガンダムよりも偉いよ僕ら
16
ころさない ヒトはやらない武器をくれ 今ならクマさん ○し放題
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