花は天よりぼんぼりとして降りる地はゆうたりと微笑んでいる
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最低だ降りたばかりの陸橋をミニスカ追ってまた昇る俺
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手をたたき鬼さんこちら育てしがいつの間にやら鬼は先行き
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まだ眠る 藤花とうか見下ろし ひこうき雲 初夏の翼を 置いて消えゆく
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しどけなき ヘソ天猫の 腹狙い 鼻糞飛ばし 一喝をする
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パイプもつキーパーソンは陸軍のやっぱり口髭蓄えし人
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黒猫は 遠くに去れど ほうき手に 少女は再び 空に向かいつ
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醜さと汚れ滅ぼす時迫る人間たちへくだす大鉄槌
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沈丁花 甘さの奥で あの人の 整髪料の レモンがふわり
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おさ」にして 争いの種 撒き散らし 血で血を洗う 世界再編
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東京の双子パンダの帰りゆく「人寄せパンダ」と辞書に遺して  [題詠 東京]
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教科書を 使わぬ算数 野外授業 子らも先生も 足もとはずみて
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脳トレで 「 ✊・✌・✋グーチョキパー 」 効き目あり もちろん足指 ジャンケンです
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雌待ちの 蚊柱くぐる 人の群れ いづこより来たりて いづこへと去りぬ
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カーナビに 困った質問 し続けて フザけんな💢って 言わせてみたい
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虫やらを 避けて通るは 初夏の道
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ひとときの 甘美を終えて 苦に沈む
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髪の毛も皮膚も脊髄も溶かしてさ、あなたと一つになれたらいいのに
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割り切った 関係なんだと 思ってた 子どもをあやす 俺に向かって
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枕投げ ひつじ雲見て キミは言う やぶけた枕 覚えてないの?
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会社では 犬猿の仲の 俺たちが 恋仲にもどる 夕暮れのアパート
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旅の空 朧月夜の 花の下 幾山越えて 大海渡り 枯れ野巡る 春のまぼろし 
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プロジェクト エックス見たら 何もかも 劇的になる 野球少年
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ふくびきの山鳥の尾をねだる子よ泣く泣く親はヒモのカモネギ(百人一首・三)
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借る詐欺に渡したカネは億千万シラ切らるればサルボボを蹴る(百人一首・六)
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この桜君の軀に ぼくのうた
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BRBさよなら二度と会いませんように!
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薄墨流し 山の端かすみ 朧月 桜散る野辺に 友を懐かしみて 坐して酒酌み 静心
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旅の空 朧月夜の 桜散る 幾山越えて 大海渡り 夢追いかけて 桜咲けども 散りゆくは 心静けし 
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春の宵 霞かかりて  朧月  月の影射し 水なき空に  桜舞い散り 白一色 波桜
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