夕立ちで笑い合うよねきらいなのは夏やミセスで、酒が弱くて
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嫌なこと つまらないこと 痛いこと 苦しいこと 忘れてしまえ
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まどろみの中で便覧開けてみる 耳に行行子、頬にはひかり
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コイン精米の明かりを恃みつつ消えたいくらいただ帰り途
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集まり後いまだ一人の反省会 損だと思ふこんな性格
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噴水が落ちる間際に映し出す街は眩しく崩れていたり
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習い事ともに学びし青年の病いに伏せつつ心痛しんつうきわむ
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雪にさす 朝陽あさひの色は 生成り色 忘却の彼方かなた 竹を編む人
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ひよどりは声高高と飛び上がり凍れる空に朝の月見ゆ
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AIが 瞬時に提示 夕飯の レシピを頼り ピンチをしのぐ
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一年の辛苦に耐えし老い梅の蕾つけしがヒヨドリの
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山茶花の花びら積もる坂道をのぼりつつ聞く鳥の囀り
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名言の「めんどくさい」を言いたがる妻は女子する暇があり過ぎ
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口紅も 着けない君の 佇まい どこかに忘れた 裸のココロ
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やはらかな小春日和のぬくもりに 眠る氷河は空を夢見る
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プランタを 花咲か婆ちゃんから もらい 花より野菜のタネ 選ぶ 孫
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はちみつの瓶を透かして見る未来濁りも苦味も僕の隠し味
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忙しき夫の背中に手を合わす 湯気立つ飯を 絶やさぬ祈り
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コーヒーに「昨日」を溶かしてはちみつの厚い光で今日をはじめる
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人生が汚れ裂かれて台無しで子供の私に声をかけたい
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手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
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浅瀬ゆく小石の光り掬わむと水に透くる手幼き紅葉
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「安全」と「必要」と有った震災まえ古き広告よぎる朝かな/柏崎原発試験的発電開始に
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浮き雲に寝ている心地 ごめんねと言えてすべてが軽くなりけり
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酒片手にネイルケアーのリール見て時を弄する幸せが在る
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僕たちが 不動と信じ すがるのは 昨非今是の 正義に過ぎぬ
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何回も動画見ながらリハーサルボンボンショコラは無事に納まる
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柿の実を啄む鳥と睦月去りからす一羽の裸木の空
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隠し財布より 出る遺品の メモ書きは 父に渡した 我の番号
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息子に言わる「子どもの心親知らず」胸痛めたか親の諍い/回顧
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