腕に巻いたねじねじにつかまりし真珠で、揃いのゆびわを作ろ
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「すげー好きなんです!マジで!ヤバいんです!」全部飲み込み、会釈を交わす。
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花満ちて 光を連れて 卯月立つ
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春風や 撫でるに非ず 暴虐よ
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散りゆく美 頭に移り 誰かに届く
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さよなら名もない私。君の名は私が決めて私が呼ぶから。
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僕はこの世界に生きれてしあわせでした。特に、君がいる世界に!
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蛍光灯光るプールで歌って踊りましょう誰かがくる前に
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かぜ薬 カバンの中に ぶちまけた ひっくり返し くしゃみをひとつ
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うそつきと四年に一度の約束を果たしたらまた四年眠ろう
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爆笑で吐き出す脳の幸の波「は」が満ちて虚脱の吐息の僕ら
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ハイハイの孫に不要のベビーチェア老犬介護に大活躍
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ふんわりとおさまの匂いにくるまれる 布団を干して今日は幸せ
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風は止み空から舞い散る初雪を君に知らせる冬の愉しみ
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切なくて眠れぬ夜は思い出を揺りかごにして少しまどろむ
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夕暮れにイルミネーション点灯し師走の街に銀河広がる
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年賀状 やめると思うと寂しくて お元気ですかとまたペンを取る
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静寂な 田舎の夜は 淋しくて 雨東風あまこちと 秒針の音
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愛してる つぶやいてみても 叫んでも 抱きしめるほうが あったかかったよ
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桜葉さくらば 一葉ひとはのこらず 落ち果てて 届かぬ手紙 どどと着くよに
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習い事ともに学びし青年の病いに伏せつつ心痛しんつうきわむ
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肌と肌触れ合うことの滑らかな心地の中で夜溶けてゆく
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ラブソングみたいな空だ冬風に星瞬いて輝く空は
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きさらぎの 神に捧げる さかきには 新芽がのびて 雪のふる春
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鬼は外 多様性の この時代  鬼も内にと なる日も近し
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デイケアに見知らぬ人の集い来て会話弾みぬ学びの場かな
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一年の辛苦に耐えし老い梅の蕾つけしがヒヨドリの
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親といる限られた日は短くて元気なことはありがたいこと
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気にせずに いられた時の 懐かしく 祭りの陰で 武器売る準備
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「背中向け寝ているのはね後から愛して欲しいのよ」はもう過去
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