Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
40
41
42
43
44
45
46
47
48
…
次 ›
最後 »
あと少し 答え掴めぬ小テスト 蝉のせいよと ひとりごちする
3
ソーダ水潜らせボクの恋心ほんの少しでも弾けてくれたら
2
石膏像 見つめる先に いわし雲 校舎で独り 哲学をする
3
出たはずの息子が慌てて戸を開ける マスク忘れた! 嗚呼そういえば
3
あと少し君の指まで3センチ 触れてしまえば終わるのだけど
2
ざばざばと雨水垂らす憎き空 部活がしたいの引退目前
2
お疲れさん 去りゆく君のテールランプ おんなじ家に帰れりゃいいのに
2
じゃあまたね 遺品整理し祖母の家 気をつけてな の言葉もう無し
3
好きですと 言わずも漏れた恋心 それなのになぜ 聞き流せるの
2
塩対応 キミの気まぐれ慣れっこさ 拗ねたフリして微笑み待つから
1
体裁を整えた解 用意する 母の欲しがる良い子になって
3
ぬいぐるみ 幾つも並べて何とする 川の字 真ん中 母陣地狭し
3
ぶらんこに揺らされたまま恋心 もうちょっといてと言えないせいで
2
窓叩く 暴力的な梅の雨 洗濯物と途方に暮れる
1
数学も理科も社会も役立たず 憎いあの子を振り向かすには
2
いいな君 これから彼に会うのでしょう? 花柄の服で しあはせさうに
2
天ぷらを 揚げて後悔さき立たず 誰がこの床拭いてくれるの
2
君と食う パキンと割った氷菓子 病床だとは思えぬ明るさ
1
言い訳を100個飲み干す夏の夜 ストロングゼロ きりりと染み入る
1
幸せにできると信じていた夏の あのうだる暑さ 今は底冷え
1
クレームの嵐に耐えて炭と化し 夏の蚊取りに親愛の情
2
押してみて 引いてみたりと 忙しい 些細なことも 大きなことに
1
「甘いの食べたい」と言った私の前でプリンと待っている笑顔
4
冬日和 すりガラス越しにのれんの影を追い蕎麦を待つ午後二時
3
季節では冬が好きだと君は言う 足が腫れても些細なことと
2
言の刃で 刺しかけてやめ 絵はがきとペンを選んで 刃を葉に変える
15
人類で 薄めてあおる なさけなさ 主語自分 では 濃くて飲めない
14
紙芝居 ぼんたん飴と 散歩道 あの日から来た 今日のやさしさ
11
行き場ない 迷子の気持ちと 手をつなぎ 耳を澄まして 道場の朝
12
台本を 繰り返し詠み さあ開演 実家劇場 ムスメその1
10
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
40
41
42
43
44
45
46
47
48
…
次 ›
最後 »