夜の雨 種蒔き時に 慈雨となり お日様伸びて 大地たりなむ
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重き荷を ズシリと背負う村仕事 一年ひととせ無事にと神棚拝む
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日の本の 四季の光と風と水受けし桜は 春の舞台へ
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美少女も小鳥も餌をやらなけりゃ死んじゃうんだと飼ってわかった
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葉っぱより  先に花咲く  黄花あり 色味少なき  時季を彩り
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メンテせずチャリのブレーキ甲高く鳴くもんだからソフトにかける
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切り株に誰が置いたか石の群れ増えていくから株は願いを
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輝く は赤らみ が光る 笑う顔には 一面の春
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振り絞るような 母の涙声 耳を離れぬ 「バイバイ、ミクちゃん!」(タヌ猫の本名)
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格助詞を 替えれば歌が 良くなると 告げやらましを 歌会ならば
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利に敏き 海馬(かいば)を持てる 民族を イラン事変が 炙り出したり /事変=宣戦布告のない戦争状態
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同盟てう 美名の下に 媚びを売る 娼婦の如 き国になりにき /日米首脳会談3月19日
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フロアーの春めいてひかり弾みおり エスカレーター降りてユニクロ
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青春てふ季節巡りて立つきみの頬に冷たき風のそよ吹く
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失恋の 曲聴き帰る 帰り道  そうでもないと思いつつ あのころ思い 声が出ず
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ホーと鳴きケキョと続かぬ春時雨 軒の端伝う 彼のひとは来ず
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蜜月の頬寄せ笑顔爽やかな私未生の若き父母
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クロッカス咲いてるならば福寿草咲いてるはずと南の陽受け/咲いてました
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神経と脳を酷使の作業終え 家に帰って焼鳥と酒
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はじまりの 光に抱かれ 導かれ 未来を拓く 入り口に立つ
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はな咲けどまだ浅き春昏れゆけば戸口に立ちてにほひぞ知りぬ
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春だから新しいことに挑戦だ! まずはひとりで歩くことから
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母の日に のっぺらぼうの 母を描き 小学校で 問題になる
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君も又 いなくなるのか 尋ねられ いるよと言えば 安堵の笑顔
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そしてそしてそして名前のない色があったのでしょう 目の下に隠した夢は
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世の中が見えたときにはすでになし世界動かす意気も力も
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ヒトよりも聡い耳に聞く飛行機が毎日のことになりませんように/うちの子へ、NOWARBUNNY
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トーストに月光塗って食へば無味 風のコーヒー煎れて眠らぬ
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おもしろい 話をしている ハズなのに まだ一回も 笑わないキミ
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変な人 他人のことなど 気にしない わが道を行く それでいいじゃん
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