朝の陽へ撒きし餌へ舞う群れ鳩と触れ合う爺の影は伸びやか
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花散りて 桜の枝先若葉萌ゆ 季節ときは巡りて新緑の風 
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父が刺すボタン外れしワイシャツも窓打つ雨もみずいろの濃し
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「帰ったら『だれかきた』って言われた」と昭和の父の乾いた笑い
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生足のミニスカ娘に気を取られ 狸寝入りは薄目を開けて
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言語のなき猫の仕種しぐさに 憶測をしては ナレーション入るるつま
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霧雨の花はしとりと散りゆきて繋ぐ手解く「さよなら」もなく
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けだるさを かこちてなまけ すぐすまに はなのさかりぞ すぎてはかなき
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戦争の足音がする日々増して 止められるのは私とあなたと?
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また歌集出すの?!やめてよ!ねえあなた退職金が底尽きそうよ
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カラオケのなぜに歌えぬプロの如喉の力みにさよならはいつ
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オシメする間ももどかしく季ちがいの木瓜ぼけも咲いてる俳句の会へ
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力より 均衡バランスだよと 教えられ ぶつくさ言うも 「YOGA ヨ ガ 」に精出す
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公園に オカリナの音色 聴こえくる 光る風に乗り 若葉くぐり抜け
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有り余る時間と切れる鎌あれば 嫌いじゃないよ草取りだって/あれば、ね
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春の夜の七十一になりし日に 焼酎飲んでほろ酔い気分
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マイホームわざと壊して再建築 ※※※「トランプ流」※※※ 法も世間も まさに許さじ ※ ロシア・アメリカ・イスラエル
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親元を 離れて暮らし 半月か  悠悠自適 実家帰りたい😭
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ジャガイモの追肥を変な格好でしたんで明日は身体が痛む
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道交法車もチャリ自転車も大変と歩道で見ててわたしは思う
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創作心 滲む作者のお人柄 磨いているのは己の心
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笑って、歩いてうんと喋って おんなじところに靴を並べよう
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夢のようにおだやかで 劇的ではなくて だけどずっと ずっとそこに
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あれやあれ なんやったかな でてこない しってるはずが ほんまわからん
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キラキラと金平糖みたく輝いて ゆったり死んでいこうねと君
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君がため春は来るのさ こんな日は花束抱え会いにいこうか
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割り切った 関係なんだと 思ってた 子どもをあやす 俺に向かって
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枕投げ ひつじ雲見て キミは言う やぶけた枕 覚えてないの?
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会社では 犬猿の仲の 俺たちが 恋仲にもどる 夕暮れのアパート
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旅の空 朧月夜の 花の下 幾山越えて 大海渡り 枯れ野巡る 春のまぼろし 
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