高3生 決意を胸に あとにした 教室に光 しづかに満ちる/明日、共通テスト本番
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薄っすらと積もった雪で遊ぶよう雀の足跡あちらこちらに
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積雪の歩道に残る足跡と同じ歩幅で歩くいずさよ
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もう後も ないまま告げた 別れにも 彼女は一人 背を向けていた
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追悼の 灯をもらう時 走りゆく 同じ痛みに 言葉こそなく
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挨拶は 大事と言うが それよりも もっと大事な ひと言がある
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友達なんていないのに、食べやすいからってパーティー開けのポテチ
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朝焼けのビル立ち並ぶベランダで嗅覚動く猫の眼哀し
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寂しげに 漂う雲よ 片恋よ 春を あのを 追うか待つのか
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冬枯れの 枝這う壁も美しい モールに集う 人の群れかな
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痩せたいは仲間を作り 太りたいは敵に回す どちらも切実
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傷ついて また傷ついて 立ち昇る レモンの香に 心整う
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けんけんと 声を響かせ 春告げる  梅の花より 鮮やかな君  
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祖母孝行 卒寿の年に ランドセル  われの息子は 貴女あなた曾孫ひまご
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短歌みたいな人生がいいなとか あまりにアバウト それでもいいか
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ため息をつきて曲がれば白き富士雲を払いて満天の青
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いつの日か風になる日がきたならば君のうえではやさしく舞うよ
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折れちゃった今日は母さん休みます何もしないよなんにもしない
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「生きている しくみがわかる 生理学」 タイトルに惚れ買った医学書
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我が田舎 還暦間近は 若い衆 吾より歳下 三人だけで😅 /内一人は吾の息子
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題:「満員電車」  人溢る  櫃の奥へぞ  押しこまれ  身をば忘れて  息ぞ潜まる
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これからが これまで決める 苦しみを 御恩に変えて 滅度に至る
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教室で 私に微笑み かける君 好きバレしたら どうしてくれるの
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三月たち 芽を出したる 柚子の種 ゆるり育てり 我もまた然り (GPTと作った句)
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薄幸の パウダースノーに 積もられて 子を待つ雪の ダルマがポツン
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野辺のべの梅 冴える空気に さらされて  あかきがして 鮮やかとなる
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好きな人 追わずにいれば この想い 恨みにならず 好きでいられる (GPTが手直し)
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曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
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昨日さくじつの 白花蝋梅しろばなろうばい 思い出し  生成きなりのシャツに 袖通す今日
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夢はまだまるめたままで胸の中かなうはずなどないから…夢
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