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初春の 明けの明星 はく息は 白く彼方へと 静かに消える
13
蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
59
朝ごはん 富士山望むリビングに ちょっと優雅な気分に浸りて
39
団体に寄付したぬいよ、さようなら かわいい天使にもらわれてよね
30
止まらずに まわり続ける 暴れ駒 張り手一発 作法はそこから
27
息子から 少し早目の 贈り物 幾つになれど やはり嬉しく
29
粉雪が開けた窓より舞い込んで外は真白く塗りかえられていく
28
棺桶に花敷き詰めて春のよな人だったから私の祖母は
49
あちこちと ガタくる身体
予告なし
(
サプライズ
)
メンテしながら 1マス進む
31
もう何も いらないと思う その次にアレ欲しこれ欲し 波間におぼる
/
思秋期
35
見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
47
高3生 決意を胸に あとにした 教室に光 しづかに満ちる/明日、共通テスト本番
30
青空に溶けて蝋梅咲き薫る寒の緩みも今日までらしい
33
もう後も ないまま告げた 別れにも 彼女は一人 背を向けていた
11
同じ家の並んだ街を寒風と過ぎれば暮るる人参畑
20
上階で移動させてる家具の音再び家の建具が開かない
21
「お母さん、ごいりょくってなんの威力?」持ってる全ての語彙でうんちく
31
朝焼けのビル立ち並ぶベランダで嗅覚動く猫の眼哀し
15
寂しげに 漂う雲よ 片恋よ 春を あの
娘
(
こ
)
を 追うか待つのか
13
背伸びしてどんな自分に見せたいの? そのままでいい私は私
36
「治」の字は?「
福山雅治
(
ふくやま
)
」でなく「王貞治」 笑い止まらぬ昭和女子たち
40
幾たびの 心変りを 重ねても 星をひき連れ さざ波はあり
39
痩せたいは仲間を作り 太りたいは敵に回す どちらも切実
15
だれもゐない朝の工場闊歩するおのれひとりの冬であらねど
19
白内障目を患いし我が猫は勘を頼りに平明に生き
21
傷ついて また傷ついて 立ち昇る レモンの香に 心整う
9
窓からの 西陽差し込む 研究室 一人でこっそり
ご褒美
(
おやつ
)
いただく
13
エリートはある日突然転落す 精神疾患告げられた日から
27
精神病かかえ社会の片隅でひっそり生きる人生はアリ?
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正しさは宇宙に任せて僕たちは自由意志でキモくなろうよ
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