Utakata
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息切らし登った先の青空にぽっかり浮かぶ雲を追いかけ
15
親切も絆も義理も振り払い
泡沫
(
Utakata
)
の淵 万華揺らめく
32
自分史をながなが語る男には あくびとともに哀しみ誘う
16
ほー法華経 千葉の田舎の工場の駐車場にて初鳴きを聞く
24
借りに行き積読してる図書館の本チラ見して 彼岸中日
20
多様性だからといってなにもかも受け入れるほどタフではなくて
20
「雑草という草は無し」
過
(
よぎ
)
りつつ 次々抜き取る我非情なり? /牧野富太郎博士の言葉より
16
太陽の
眩
(
まぶ
)
しき光
背
(
せ
)
に受けて わが
身
(
み
)
は
星
(
ほし
)
と
静
(
しず
)
かに燃ゆる
19
皮だけを残して枝にある檸檬 君の心の器に似合う
14
甲子園実況陣のあたたかさ戦争の根を止めるものあり
11
四半世紀この耳かきと共にあり 今日もホリホリ至福の時間
25
死んだなら棺の中に入れてくれ パワーストーンとこの耳かきを
26
飛行機が 新幹線が マイカーが 徒歩に変わりて新時代なる
16
お袋の寝息に合わせ息を吸う 実家暮らしのメリットね、コレ
14
ひがし風 ふわり仰げば 花香る 通い路の君 もう少しだけ
9
春分にカーネーションは散りました。根から丸ごと枯れてくれれば。
7
死ぬ時は花火がいいなでもあれは無機物だから笑ってるのか
6
外でなら ふたりでいるの 楽しいが 家に着いたら ひとりになりたい
7
橋の上流れる
水面
(
みなも
)
を眺めては波乱の時代に想い馳せて
6
止まらない川の流れは
永倉新八
(
ガムシン
)
の走り抜けた人生そのもの
8
三連休。駅は人だらけだけど、私の秘密を知ってるのは私だけ。
6
菊の花匂いとともに物悲し 浮かびし人は
沖田総司
(
剣の申し子
)
7
陽温かか 風緩み 空の碧 薄墨流し 霞かかるや 陽に映え揺れる その影ひとり
5
許さない方がいいと知るされど「いい」とは一般的と云う意味で私は呆気ない程きみを
4
君が好き そうだと 服屋に 入ったら Love so sweet が流れ出した
3
他人の絵に 影付け足して 良くなった そうかもしれんが それは良いこと?
3
死の世界 一歩入れば 冷酷な 鬼が笑いて 亡者が集う
3
くしゃみして ひとつ句を詠み オナラして 句をひとつ詠む 日曜の朝
3
ショーダウン 大人が子供に全力で やらせはないけど テンションダウン
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父さんが遺したマズめのお寿司 母さんがくれたパソコン寿司
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