この足袋は草も取り払い寒気してひもじいニシキヘビのマワシに(百人一首・二十四)
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菜に塩は大阪ヤミの金貸し屋サツに知られて食い扶持もがな(百人一首・二十五)
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送られたニセ最中もなかころもばかり今ひと粒のミルキー待たむ(百人一首・二十六)
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イカの腹分けて流るる墨の川いつ耳取るか鬼と相談(百人一首・二十七)
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子ども当てに呑み屋に寄らん初ツモを引き惑わせるギラギラの母(百人一首・二十九)
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有り金をくれなきゃ見栄で別れるとアカナメ語る不気味な話(百人一首・三十)
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何度でも やり直せると リセットし そしてゲームが ただの作業に
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善意と悪意は紙一重 確信犯か見極める 野生の感
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うしろ髪 しなやかに揺れ 振り返り  香漂い しばし佇み  あおい春帰る
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帰る雁 泣きしたたり 冴ゆる空    風吹き荒び 魂透き通して 静心
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白い空 今日は一日雨が降る 傘は面倒 黒い空では
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天使らよ 背に生えし大翼を見よ 逆説となりて 神を再び
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長き物 巻かれてみれば 心地よし 公務員とは そういう世界
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我慢する ふりをしてれば いつの間に 心のどこか 壊れる音が
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成長を しているなんて 豪語する 人をなんだか 信用できず
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自分では 成長なのか どうなのか わからぬものよ ただ生きるだけ
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人生は その気になれば いつだって やり直せると 最終コーナー
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情熱を つぎ込めるだけ つぎ込んで 報いがあれば さらに幸い
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失敗が 積み重なって 成功に 変わる日が来る 真摯であれば
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大丈夫?キミこそ すりむいてるじゃない ICUいまわのきわのあなたは言った
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風光る 花の木の下 桜散る  目には見えねど 匂い爽やか 春風薫る 夏は来ぬ
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春霞 山の端映える 若葉の香  目には見えねど 匂い爽やか 春風薫る 夏は来ぬ
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朝ドラをカリカリ付きで見るまでは腰のタコにはブレぬ白猫(百人一首・三十一)
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人買いがモロミとシラスふるさとのアマゾン川のカニに届ける(百人一首・三十五)
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七つほどサバ読みながらあけすけなクマに五十路と突き止められる(百人一首・三十六)
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不忍しのばずの池にデリバリわが鯉は高野豆腐をヒモのノルマで(百人一首・四十)
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忘れてて急いで飲むと天井に今日会う人が座って待ってる
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一日一首とか目標を決めるんだけど三日とか普通に無
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「なんで私ばっか」って思う時ってから回ってるよなって朝
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水天宮見かけて思い出せぬまま「おそれいりやのきしぼじん」とか…/「情け有馬の水天宮」でした
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