これからが これまで決める 苦しみを 御恩に変えて 滅度に至る
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甘酒の作り置き切れちと寂し風邪予防にと朝から仕込む
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野辺のべの梅 冴える空気に さらされて  あかきがして 鮮やかとなる
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好きな人 追わずにいれば この想い 恨みにならず 好きでいられる (GPTが手直し)
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睡眠を導入してくれなくなった 薬も鬱になったのだろか
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日暮後に 微笑ほほえむ月は 足早で 冬の星座に 席を譲りて
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庭のに黒く汚れど溶け残る あの雪みたく私れたら
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晦日の夜 踵の減った父の靴 磨きあげたし 除夜の鐘聞く
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池を出て木の実ついばむ鴨親子 寒の合間のまろやかな朝
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題:「今朝の風景」  光る板  指でなぞりて  世と接ぎ  あさけの駅に  風ぞ立ちゐる 
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さざんかの花弁ひとひら宙に舞い 北風の纏うまとう衣となれり
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歳ばれて 寒い風吹く サークルで 若ぶっていた 自分がわるい
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お守りのつもりと言ってじいちゃんはエビオスを飲む犬と一緒に
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平日を 泳ぎきるため 休日に 息継ぎだけして また人の波へ
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好きだなと あなたがぽつり言ったから 私のまわりに 赤が増えてく
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陽だまりの丘を目指して駆け登るただひたすらにヒラメ筋トレ
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枯れ草の中で見つけた白い花スルーが上手小さきチサキはこべら
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我が猫を 腑と見失ひ 物陰を覗けばそこに 日々かくれんぼ
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名前なき感情の揺れは時経てば日常会話もできるくらいに
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そうきたか 番狂わせの人生に 笑う俺こそ最強スーパー主人公ヒーロー
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長靴がいらない街に慣れていく 都会の冬の風に吹かれて
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返信のメールを開き首ひねる送りしメールそう読まれたか
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麹から 甘酒作り 挑戦し 自然の甘さ 身体に優し
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いつまでも親に飼いならされているそれは都合で愛とは言わぬ
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グラタンはホワイトソース作りから認知予防にせっせと料理
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一光よ 病室に刺す朝の陽の プリズム色がドア染め抜ける
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朝の陽に蓮を咲かせる泥水の熱おび深く命そそげり
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水やりし 早く芽よ出ろ 球根よ 同時進行 吾の子の受験
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顔中にご飯くっつけ笑ってる幼よいくさ知らずに育て
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鳥の声途絶えし朝の吹雪なりわが家の芯をスープでてらす
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