力強いぬくめられ吹く東風こちさき蝶々ちょうちょをひらりと乗せて
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暗闇で主待つ君寂しかろ 灯りとラジオ 小さく点けて出る
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ちょっと前 雑草魂 はて今は 個性と防御 サボテン魂
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パン祭り 一日二日 お休みし ラストスパート のこり7点
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お茶を買うお水買うのも今やもうしばしば目が合うコンビニの白湯/475ml税込み127
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シャンプーをしてもブローがイマイチじゃ すべてオジャンな気分になるの
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鉛筆画 モノクロームに 色彩を き想像さする 事の豊かさ
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美味しかった 楽しかったと帰りゆく次男夫婦を送りてほっと
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咳続き眠れぬ夜は 君みたいに背中丸めてじっと朝待とう
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かんなぎのひとみ濡らせし神のこゑ何をか問はむ揺らぐ夜明けに (巫=巫女)
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並び立つ者などいない君ひとり誰もが誇れ己が命を
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反り返る 足の親指割れ爪の 苦節に耐へて吾を支えをり
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南風はえにより暖められし如月の 今宵の月の傍には昴
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二月には春は来ないと思ったがどう見ても春白鳥が行く
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空っぽの袋に入れるもの探し 赤ちゃんからのライフワークで
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楽しげに街行く人も歩を止めて心の曇るときもあるらん
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雨音が草の匂いが春の概念に変換されている朝の
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転がつて血まみれの子のそばにをり燃えるゴミ出すゴミ捨て場前
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友の母連れて戻りし子は去れり 走れメロスの別エピソード
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どす黒き中年となり小三とおなじ血なのか不意の採血
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今日もまた眠れない私の横にカフェイン大サービスのお茶がある
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この螺子はどちら巻き?左耳からとろりと落ちてきたこの螺子は
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ここに並んだ三十行を埋め尽くしたら、俺が誰だか分かってくれるか
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天気予報の明後日がなくて地球滅亡を感じる
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雪吹雪 枝垂れる 寒椿  花の舞い散り くれない滲む 雪の間に
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黄昏れの 夢を探して 幾千里  明日へと続く 光りを探す 明日を待つ間に 春の芽を知る
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雪吹雪 ゆらゆら揺れる かずら橋 凍つ風おろし 枯れ木は黙し 春を待つ
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春茜 雲海浮かぶ 霊峰よ 魂(こん)をさがすや 揺れるひとりの  影法師
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冬の暮れ ともしび灯る 路地裏の 酒瓶重し 母待つ家の ともし影
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行く手には 暗黒の霧 死の谷に 向かいて通り 復活の朝
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