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ファインダー覗く世界は 変わりゆき モノクロームからフルカラーへと
15
春彼岸 息子の隣ちょこんと正座 ちさき手合わせ神妙な
孫
(
きみ
)
20
襟足に 春の予感が した日には 泣きたくなるよな 喧嘩がしたい
16
並ぶほど愛くるしいは雀なり後光を受けてわれにおはよう
21
入居前のお隣さんと 笑顔を交わし 嬉しい繋がり始まる予感
19
満開のカワズ桜をLINE送 雪積む庭の写真が返る
24
たまさかに友とあふ日にくたびれし葱と歩けり古着など着て
16
土手沿いに開花3輪見つけたり 長い眠りの 心地よい目覚め
19
理不尽
(
りふじん
)
な
孤独
(
こどく
)
を
溶
(
と
)
かす
看護
(
かんご
)
の手
胸襟
(
きょうきん
)
開き
絆
(
きずな
)
を
信
(
しん
)
ず
18
一日の 時間等しく 降り注ぐ 如何に過ごすか 思う間もなく
29
良い仕事してくれてるね 千円で十年前に買った壁時計
29
聖人のように微笑み対応す我のこころは我のみぞ知る
17
ひれ酒の旨味に酔いし晦日月オレンジジュースの朋の相伴
17
蘭の花 ほったらかしの 二十余年 ふと気づきたり 子の育ちにも似て
16
両手組み首から空へと
50
回エアー筋トレ富士眺めつつ
21
五月雨が慰めのようであったとさ
(
筑波嶺のみねよりおつるみなの川
)
恋ぞつもりて 淵となりぬる /瑤泉院 13/100
12
きいてるよきくだけだけどきいてるよきけいわれずもうんうんうんと
17
街灯が
滴
(
したた
)
る雨を つつみたり
桜
(
はな
)
前にして 何か震えり
17
ひさかたの月をながめて待つほどに雲間に見ゆる人の面影
9
東
(
ひんがし
)
の空白むまで胸のうち消えぬ面影抱きて明かさむ
12
明けゆけば面影消ゆる空なれどまた来る夜には月も待つらむ
10
春触れて涼宮ハルヒの雪がやむエンドレスな日々誰ぞしるらん
10
羽のないバッタじゃ飛べない
板が
(
厚さ
)
ない
(
1cm
)
ならばスライス板
タテ
(
5mm
)
に切り (中学時代の課題)
14
星屑を集めて君を作ったら
蠍火
(
さそりび
)
燃える心を灯す
13
涙腺をティッシュで押さえ目薬がジワジワジワジワ 広がっていく
15
迷い人ひざを抱えて暮れていたロスト寸前待ち人きたる
15
花信風
(
かしんふう
)
古葉
(
ふるは
)
を分かち 旅立ちの
新天地
(
しんてんち
)
へ向かう
命
(
いのち
)
の
繋
(
つな
)
ぎ
10
「なんとなく」多用するやつ無能だと言っていた人さほどそれほど
14
トランプと 花札(タカイチ)が顔 突き合わせ 如何なる賭を 企めるらむ /3月19日日米首脳会談
9
ふるさとはいずこ知らずも心にはそここことなく がびちょうの啼く
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