朝の縁 答えに触れぬ 問いばかり それでも重さ わずか移ろう
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桜花に負けじと枝の下にあり艶めき萌えるたんぽぽの花
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新しきパスワード使いログインす投稿した短歌うたすべてが0ゼロ
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山の端にゆるゆるのぼる月ありて花明かりもさす私の住む町
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廃屋の荒れにし庭に水仙の栄華の名残り一隅を照らす
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6人でグループLINE作ったよ 四六時中が着信祭り
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道端に打ち捨てられた私さえ 煌めく君が巻き込んでいる
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消えた短歌思い出してはメモに書きまさに推敲二つ三つ四つ
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アイデアを まとめる為に 夜散歩 カレーの香り パワーが溢れ
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桜映ゆ 水面に憩ふ 鴨たちも ふと花見とや はしゃぎゐるらむ
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幼気な春の魔女たちたんぽぽの杖を回して笑顔振りまく
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春だから訪問看護師入れ替わり前任者の今ずっと気になる
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退勤の時に出やすいじんましん ホッとしているサインらしくて
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幼き日「馬のベロ」だと教わって今もそう呼ぶ木蓮の花
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チャイムなど鳴らぬ社会へ放たれるインク切れても春が降る、降る
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花散らし 頬を撫でるあの風を 僕の手中に収めたくなり
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不運から愛されている女あり男の裏が見える眼を持つ
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絹の雨 菩薩の如に優しけれ 花の命を慈しむかに
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葉桜や川辺をゆけば陽を浴びて水面みなもを飾る花筏かな
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満天の星になれずに真っ黒な池の水面に浮かぶ花びら
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近頃はラジオも流すユーチューブ人気な歌は何故か早口
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ちま猫ちゃん しょっきだなにも のれるのよ 「シニア」だけども げんきげんきよ
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鳥の歌いつしかやみて花寒に空の涙の音のみぞする
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山椒の新芽の相違 尋ぬれば 犬山椒いぬざんしょうなる憎めぬ騙し
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風呂上がり鏡を見れば小太りの新大学生 かなり厳しい
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門口に座布団積みて哄笑わらひと ズレた軸に手添えなきを悔ゆ
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悠久の歴史桜は吉野山薫り今でもみんなの故郷
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価値観で測れるものか人と人あなたとわたし心が遠い
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仲間さへ責めた言葉が苦すぎて水道の水ゴクゴク流す
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いつの間に肝っ玉母さんになったよ 三児の母は我が目にまぶしく
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