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私には信じる人も神も無い。 ですが、お金は強いと思う
4
退院後忘れ去られたヨガ再起 錆落としする関節の歌
9
自転車を隣り町まで漕いで行く膝の小僧が血を出したけど
7
あめ呼べば 大気は黃色の 涙して 赤があせたか 赤になるのか
7
ちんまりと 箱におさまり 寿命待つ 宇宙を
背負
(
しょ
)
って 生まれたはずも
17
意味ばかり 受けとる人が置いていく お気持ち 拾って洗って干して
11
あの人の瞳は海のよう深くぼくは潜っていけるだろうか
19
知ったより出逢えたという感覚で 初めての言葉 くりかえし読む
32
目を背けたくなる世界を直視する 君を ヘヨカと呼んで見つめる
6
本当に綺麗さ君は 嘘じゃない それとは別に僕は愚かだ
7
嵐去り 山帽子散り 皐月散る 夏を感じる 土曜日の午後
8
矛と盾 絡まる糸を ほどくのは わずかな知恵と 果てしない愛
16
陽を浴びて こぼれんばかり 笑み浮かぶ 庭の木々たち 踊りける猫
10
光差す 苔むす寺の せせらぎに トンボ止まりて 幕上がる夏
18
ソンナコトナイヨ を多めに持参して 思春期の父のご機嫌直し
14
父だった 人のケロリに もて余す 名もなき感情 炭酸で割る
21
あなただれ 娘です あらそうだった 笑えるうちに 笑えるうちに
37
ゴーグルをつけて 信号待ちの子ら すれちがう人の表情ゆるみ
22
焼けていく冷凍餃子待ちかねて音の変化に耳を澄ませる
21
地上での
忙
(
せわ
)
しさ知らず西の空燃ゆる雲の
端
(
は
)
往時も同じか
6
人生の 単位足りずに 留年し 神様からの 居残り授業
28
途遠き日吉のはてを千里なばわれけふ一里だに歩きたし
9
体育館 威風堂々 聞こえれば 春はすぐそこ サクラサク よと
21
花粉症のせいにして 空を見上げて 目をこする 番号ぼやけるわが子の合格
25
義母の古稀
子孫
(
こまご
)
一同集まれり 笑顔満開 春呼び込みて
27
初彼岸 春を待たずに 去りし君 膨らむ新芽 生まれ変わって
21
見る度に 遺影の君は 違う顔 怒っていたり 笑っていたり
20
今はまだ 哀しい詩しか 詠めないが 美詩を詠える 春来るを待つ
18
寒空に 名物団子や 並びし面々 先週もお会いしましたね
11
山笑う 誰が最初に言ったのか ころころとほころぶ花見山
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