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桜映ゆ 水面に憩ふ 鴨たちも ふと花見とや はしゃぎゐるらむ
15
春風に 舞い立つ心 人々は 浮かれ飛び交う わたげの如く / 新学期
31
どんな
風
(
ふ
)
なメロディだろか春風に揺れるネモフィラ奏でる音は
50
私はソメイヨシノと声上げる高速道路の
雑木
(
ぞうき
)
の中で
29
「ただいま!」と母に抱きつく一年生 登校三日目 桜満開
60
山吹の枝垂れる様の美しさ丸く刈り込む
夫
(
いも
)
いまいまし
25
着飾って 見え方気にする よりずっと 素直なほうが 可愛げあるじゃん?
23
新緑に皐月の花の咲き
初
(
そ
)
めて青空仰ぐ紅ぞあざやか
24
オメラスを 去りて彷徨う道半ば 自由という字の 檻に似ており
29
信号が青と気付けど膝痛でダッシュ出来ない吾は
老人
(
おいびと
)
35
雨音に 耳を傾け 筆を執る 疲れた日には 雨は優しく
33
夜風
(
よかぜ
)
香る 春の星粒
掬
(
すく
)
い取り 新しき星座 空に
描
(
えが
)
かむ
34
慣れるまで三年かかりし尾張弁 今では我もその一員に
29
逃げ逃げて此処まで来たり桜樹のもと 涙拭いし
桜花
(
はな
)
の褥に
16
せせらぎを 泳ぐ花びら 追ひかけて 躊躇ひ覗く 春の望月
15
陽の光私をもっと駄目にするロキソプロフェン飲んだ朝にて
32
あの山に守られているこの川に生かされている春は往くとも
31
我が
古家
(
ふるや
)
燕 あちこち 巣を作る 母は笑顔で 猫はパニック💨
31
黒焦げの鍋並べ嫁の粗相と訴うる 記憶に抗うその声哀し
16
今日くらい早めに寝ろ、と愛犬の 気遣い受けて布団に入る /介助のために昨晩徹夜
26
赤っ恥晒して生きる我が身には 新芽青々 心
疼
(
ひいら
)
ぐ
17
寝返りを打つたび揺れる胸の内 もう辞めてやる ここは我慢だ
30
春秋も知らぬ
常盤
(
ときは
)
の山隠れ花も紅葉も見ずは
長閑
(
のど
)
けし
19
足曳きの花の追っかけ四日間 恵みの春は深き眠りへ
19
花を食べ 暮らさむとせしが 愛らしき
エディブルフラワー
(
食用花
)
花瓶に生けぬ
32
よどみなくマイヒストリーを語る人 そういう人と距離を置きたい
23
心痛に足が重くもデイケアへ笑顔の迎えこころ華やぐ
21
浄化草
(
じょうかそう
)
もんもん
人
(
じん
)
はすり潰し煎じて飲めば心浮き立ち
21
友は来ずシロツメクサにかさぶたを剥がされ夜の道は明るい
17
そよ風に乗りて吾の目に入り君へ 写メして贈る白きサフィニア
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