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カカオレス チョコ風ではなく これもチョコ 私はいったい どこまでが私
13
木々たちの枝が脈打つ春の音おのおの自由に
姿
(
かたち
)
を奏で
23
すれ違う双子の姉妹のベビーカー微笑みくれて僕を励まし
21
若人が雪と氷を友として 命謳歌すミラノコルティナ
15
訃報あり 行くことかなわず 手を合わす 幼き頃の 思い出めぐる
19
セルフレジ もっと単純化してくれよ 昭和世代をいじめないでよ
32
身を削り言葉の角を丸めれば雷避けるプロの
業
(
わざ
)
かな
20
寒い
夜
(
よ
)
にこそ
一入
(
ひとしお
)
に 温もりを感づ我が家 床暖にココア/床暖房
24
あたたかい気持ちを色にしたような たらこもバターもたっぷりパスタ
29
春色の陽射しに背中押され行くリハビリ散歩で気持ちも
解
(
ほぐ
)
れ
27
独り占めしたい景色を長靴に詰めるみぞれが降る日のために
9
はや過ぎて卒寿の兄の
七七日
(
なななのか
)
供えの花は明るくまとめ
21
宵闇を兵
(
へ
)
児
(
こ
)
帯
(
おび
)
緩め歩の進む 金魚片手に繋ぐ父の手
17
会いたいと願うほど濃くなる現実 風に舞う君に奏づるパヴァーヌ
10
雪解けの カタクリの花ひっそりと 薄紫に春待ちわびて
24
暮れ六つや 天辺に
出
(
い
)
づオリオンに 近し冬の終はりを感づぬ/午後六時
27
吾れ見つめ 顔近づけし
蒼瞳羊駝
(
アルパカ
)
や 想いがあふれ 笑顔もあふれ
7
垂れていたつららも消えて晴れ渡る空色西に走る電線
21
いつもなら
バレンタインデー
(
バレンタイン
)
によく荒れた冬将軍の姿が見えぬ
21
皆は言ふ人は一人で生きられぬ さふでもないと私は思ふ
17
八戸であがなひきたる八幡馬 男馬女馬を離して飾る
17
ラジオより春告げのうた聞こえ来て胸を開いて顔を上げたよ
13
母無き仔熊 自然の恵みに囲まれて 山中の暮らし 続けと願わん
15
満開の山茶花並木は
紅
(
べに
)
燦燦 冬のフィナーレ飾る如くに
32
かっちゅうのお窓の前のほんの前しょうもないけど着ると違うね〜
11
いちご食べ口から垂らしよだれだと果汁のままに自ら破滅
11
二文字が 喉につかえて 息がつまる まるで私は 白雪姫
8
渡す当てなく買った菓子食べ終わり空箱見てはただ情けなく
9
指折りで 片手が余る 卒業前 結んだ手のひら 重ねる想い
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ばらの花 ずっと欲した 美しさ 手にした瞬間 醜くうつる
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