影なれば消ゆべきものをまなこなる濃き紫は愈々いよいよ深し
5
誠実を訳に立ち去る怠慢に それが優しさといってほしい
5
ベンジャミン?バンジャマン?ベンヤミン 「怒鳴るぞ虎河豚」此処にあり / トランプ氏とネタニヤフ氏 Donald Trump and Benjamin Netanyahu
5
「私はこう云う人間」を定義して推しと似てるとはじめて思う
5
情報に 惑わされたり 浮かれたり ネット離れて 家庭菜園
5
晩年も虚無を先立つボイジャーの確かな軌道は愛の随に
5
コイン精米の明かりを恃みつつ消えたいくらいただ帰り途
21
真夜中に 月と密会 したことは 家族に内緒の 銀の耳打ち
30
紙パック 交換される日 待ちわびて 今日とてルンバ壁に佇む
14
新しいケリケリ猫に渡したら猫喜んで蹴りに蹴りけり
19
振る袖を羽根とぞ広ぐ青き君 舞ひ立つ時を今と知るらむ
22
バス停のおじいちゃんの笑顔こそこの街に咲いた 最初のさくら
33
眼裏まなうらに浮かぶ何かに呼びかける返ること無い返事を待って
42
それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
70
彼方から始発が響きまっさらな今日の端っこ解(ほど)かれてゆく
24
黄砂来て薄汚れたる雪原を 染め直せるか如月の雪
22
桜もち思いがけずに賜りて小さきひいなをそそくさと出す
43
コロッケを 出汁に浸して 蕎麦啜る ため息一つ 日付変わる夜
31
燻炭を撒いて融雪促すも 新雪積もって元の木阿弥
16
Pが 振り子のように 揺れるから 猫ミームばりに じゃれつくだけだ
40
春冷えに白く膨らむ花たちを束ねて行かむ清き風待ち
21
「一」足せば「辛い」気持ちは「幸せ」に 下は向かない前に進もう
31
つまらないことは考えないことに挑戦をする古希若いから
32
粉砂糖ふりかけたごと朝の雪昼には溶けて雛飾り出す
24
この街に 何年ぶりかの 雪が降り 小5の僕が スマホを翳す
13
名の知れたクローチエパンのモーニング一時間待ち天気も良ければ
24
あと10点 ヤマザキ一瞬お休みし 春の三色あんぱんなど食む
24
脳みそがないクラゲたち傷つきもしないのならばいっそ来世は
23
宰相は軍拡狂女と謗られど 笑みで返せる肚を据えたり
19
停車する観光列車が田園にトラブル?違った撮影タイム/快晴の雪景色
24