復讐に 別れを告げし 公園の 鈍色の空 トレードセンター  「ミュンヘン」オマージュ
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約束の 前日に送る 楽しみと あなたもきっと 待っててくれる
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ローポリの雪を見ていた 世界には恐れるものは何もなかった
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緑葉の 涼風戦ぎ 空碧く 白雲流れ 幾山越えて 尽きせぬ想い 届かねど  暮れなずむ
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魂にえらがあるから生きづらい君のいるべき海へおいでよ
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夕焼けの 陽の矢射し 水際に 引いては寄せる貝殻ひとつ 拾いてこぼれ 秋の夕暮れ
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宮城に 厠はあるや なかろうか
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リナックスで再稼働せしめしパソコンもXPなればつひに天寿が
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一日の 終わりはいつも 曖昧で 気づいたら朝 そんな人生
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幾人(いくたり)か 歌の上手の 名を覚え 待ち侘びながら 投稿を読む
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子育てを 頑張っている ママさんへ 何よりもまず いっぱい愛して♥
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かすれつつ経路を上書きするSuica  なんか恋愛みたいでいやだね
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年の瀬の行人の顔見るたびに 己が孤独の現実を知る
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弁当の 青菜はゴマか 塩コブか 聞くため出待ち 朝の雪隠
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雨だれが 海の景色を 呼んできて 奇跡のように はじまる呼吸
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吾子の住む 街に積雪 予報でて あのコは靴を 選べるだろうか…
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搭乗口「8」をさがして 右往左往 乗り遅れる わけにはいかない
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路地脇の緑葉の中青柿が顔のぞかせて夏の陽を浴び
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風のにひとの声聴き肩越しの白詰草に春告げる陽は
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サックスの深い音色は時をかけ心に届け夢みるごとし
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携帯も 本も見ずただ 穏やかな 景色を眺む 各駅停車
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ベランダのチューリップ今朝咲きそろい 孫は晴ればれ卒園式へ
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春の雨つぼみを濡らし花濡らし 風を誘いて花吹雪へと
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命日は春爛漫の花の頃笑顔の似合う君が決めた日
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この世には限りがあると諭されて今満開で咲き誇る
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君だけに纏いて包むあたたかな春の微風よジェラシーも消せ
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雨降る日 ラジオ体操 休みなり ほっとするやら 物足りぬやら
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花弁はなびらが 妻 居た部屋に 舞い入りて 笑顔こぼれる「お帰りなさい」
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レンギョウの黄はまぶしき光となりうつのこころにまっすぐ刺さりぬ
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雲去りて 沈む心を 撫でる風 照らす望月 光の衣
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