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コルティナの 白き山々輝きて 歓声の渦歴史を刻む
24
ピタゴラの玉の軌跡のなぞる詩 転がる変わる心トリック
15
雨催
(
あまもよ
)
ひ 冬の星座の無き
闇夜
(
あんや
)
床
(
とこ
)
に就き
明日
(
あす
)
の雨を待ちぬ
28
聞こえ来る カーペンターズ ラジオ深夜 ひょっこり春 連れてきた
10
雨もやにあずけて行こう
綻
(
ほころ
)
びを癒していくさ僕の呪文で
18
桜の木ほんのり樹皮があかいのは雨のせいかな春のせいかな
28
血圧とレギュラー価格がだんだんと近づいてをりまだ夜明け前
17
日和よしやってみなはれ背にかかるやさしいはずの春の雨
11
甘えたり突き放したりわざとじゃない私は距離が測れないの
9
おかあちゃん かくにんしたら またねるよ ちま猫ちゃんは おかあちゃん・らぶ
24
クリスマス以来の雨に傘さして明日は通院買い出ししとかな
20
生活の生産者たれ我が子らよ 一筆足すなら創作者でもあれ
8
冬と春繰り返し来るこの冬はまた雪解けてもう冬要らぬ
20
紙パック 交換される日 待ちわびて 今日とてルンバ壁に佇む
11
兄弟子にとどめを刺した宰相は 薔薇付けるにも笑みは浮かべず
13
兄弟子の悲壮な顔を見たくなく 討論の場を宰相は避け
12
雨粒が車のルーフを敲つ音は 冬の終わりを告げる調べに
27
軋
(
きし
)
むよに鳴き交わしゆく冬鳥の白き
鏃
(
やじり
)
や
暁
(
あかつき
)
の月
15
たくさんのものを壊したけれど 君が笑えてるならそれでいいや
7
白百合のように笑うきみに "月はずっと綺麗でしたよ"なんて
8
湯上がりはパジャマの膝に帆前掛(酒屋の) 晩酌前の準備ととのふ
19
孫からの半日待ちし「明日行くよ」
L
I
N
E
を見れば頬は緩みぬ
19
冬芽のごと 静かにじーっと待っていた 心が急に動き出す春
11
憧れを越えてしまった静寂に お世話となりて響く「さすがね」
8
冬風に冷えた眼球は冴え冴えと。夜明け前こそ最も寒い。
7
眠くない。強がるけれど、寝たくない。すれば悪夢が迫り来るから。
3
貧乏で なにもやらない 父親に 息子の批判 グサリと刺さる
2
どこが好き君の内側だったのに君の皮すら愛せぬ如月
2
たこ焼きを タコ以外の具で 作るけど タコより美味い モノはないのだ
2
なかなかに大変だけど 旅立ちの機には乗じて飛んで行け 行け
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