冬晴れにいざなわれ行くドライブは ふくふく並ぶ茶畑眺めつ /信楽まで
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大晦日 暇持て余しブックオフ 行ってもやっぱセールまだだし
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いくつかの大き出来事振り返り無念だったりスッキリしたり
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極東で営み慈しみ生きる果てなき慕情を抱いて君と
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姑が貪欲の意味を問うてきた『無欲』と言って欲しそうな笑み
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結露するエアコンを見る夢だった 半年先の予知夢でしょうか
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習慣で猫は出てゆく朝散歩この頃まわれ右して戻る/寒い
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土日月わたしが何をしてたのか誰か教えて今日は火曜日
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あさっては きのふのやうな せうがつを むかへるらしき けふ、こつごもり
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生芋のもちもちを捨てらくせんと冷凍で煮しめの罪悪感
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幾種もの野菜を刻み煮るうま煮味見の最初は雪ちゃんの里芋いも
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一年の汚れ落とせば気も晴れて きっとこれが大掃除の意味 /完走しました
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恩師より つひを迎へし年賀状 文の末尾に メールアドレス
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突然の訃報が届く年の暮れ 用意のしめ縄どうしたものか
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誰しもが歩いてゆく いつであれどこからであれ 終わりの始まりを
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日常の笑うあなたの枕にも 私のと似た寂しさきっと
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孫達と 遊ぶ休暇は 楽しみも 速さとパワー ついていけない
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冬晴れの富士はふわりと雲浮かべポパイのパイプくゆらすように
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負け越しの年と思えり年の瀬に「B.Jブリジットジョーンズの日記」で憂さを晴らせし
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もう一度食べたいものは母さんの生姜の利いた大きなういろう
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散らかって調和のとれぬ中に居て落ち着けるのが我が家と知りぬ
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夏の日に熱吸いきった冷えぴたが 冬になったら貼るカイロになる
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大晦日真白き霜のあぜみちを感謝を数えサクサク歩く
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煩悩を百と八つも持つ人は ニヒリズムなど無縁の人なり
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びしょびしょの窓の結露に陽がはじけ 呆れるほどに青い冬昊
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チャリンコは西へ東へ大車輪 片道10km空気持たせて
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いつだってまめに働くつもりじゃないけど豆ばかり詰まる重箱
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年の瀬に体調を崩して 私何やってるんだろ。
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お利口に早く寝ていた ナマハゲはどこでも来ると信じ込んでて
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なます刻む 音のみ聞こゆ 小夜更けて ひととせ速し 除夜の まぢか
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