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鉄球の 付いた鎖を 自慢する 奴等を横目に 脱獄を練る
4
愛すれば 天の恵みが 下り降り 喜び溢れ また歩き出す
4
死ぬことを 恐れるよりは 悪いこと 止めない方が ずっとヤバいで
4
義の道に 耐えられないと 当てもなく 下へ下へと 転がり落ちる
4
黒幕は 誘拐された 女の子 キミは優雅に 俺に指示する
4
眠り止む アテンションプリーズ 背が起きる どうせ大した ことでもないのに
4
進めねばならぬ物語に戻るためセーブポイント午前四時
4
仇とて 己が向けし 銃口の 銃座に見ゆる 娘抱く父 「ミュンヘン」オマージュ
4
復讐に 別れを告げし 公園の 鈍色の空 トレードセンター 「ミュンヘン」オマージュ
4
約束の 前日に送る 楽しみと あなたもきっと 待っててくれる
4
ローポリの雪を見ていた 世界には恐れるものは何もなかった
4
緑葉の 涼風戦ぎ 空碧く 白雲流れ 幾山越えて 尽きせぬ想い 届かねど 独り佇み 暮れなずむ
4
魂に
鰓
(
えら
)
があるから生きづらい君のいるべき海へおいでよ
4
宮城に 厠はあるや なかろうか
4
100のうち 1だけ嘘を 入れるのが 詐欺師なんだと ペテン師が言う
4
リナックスで再稼働せしめしパソコンもXPなればつひに天寿が
4
ふれなくもぬくもりつたふはななるや おひしふたりに 春のかげろふ
4
かすれつつ経路を上書きするSuica なんか恋愛みたいでいやだね
7
年の瀬の行人の顔見るたびに 己が孤独の現実を知る
11
弁当の 青菜はゴマか 塩コブか 聞くため出待ち
朝の雪隠
30
雨だれが 海の景色を 呼んできて 奇跡のように はじまる呼吸
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吾子の住む 街に積雪 予報でて あのコは靴を 選べるだろうか…
35
搭乗口「
8
」をさがして 右往左往 乗り遅れる わけにはいかない
31
路地脇の緑葉の中青柿が顔のぞかせて夏の陽を浴び
24
来客にすました高い声を出す米寿の母の現役感よ
19
風の
音
(
ね
)
にひとの声聴き肩越しの白詰草に春告げる陽は
27
サックスの深い音色は時をかけ心に届け夢みるごとし
23
携帯も 本も見ずただ 穏やかな 景色を眺む 各駅停車
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ベランダのチューリップ今朝咲きそろい 孫は晴ればれ卒園式へ
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春の雨つぼみを濡らし花濡らし 風を誘いて花吹雪へと
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