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冬晴れに
誘
(
いざな
)
われ行くドライブは ふくふく並ぶ茶畑眺めつ /信楽まで
27
大晦日 暇持て余しブックオフ 行ってもやっぱセールまだだし
11
いくつかの大き出来事振り返り無念だったりスッキリしたり
30
極東で営み慈しみ生きる果てなき慕情を抱いて君と
9
姑が貪欲の意味を問うてきた『無欲』と言って欲しそうな笑み
28
結露するエアコンを見る夢だった 半年先の予知夢でしょうか
11
習慣で猫は出てゆく朝散歩この頃まわれ右して戻る/寒い
26
土日月わたしが何をしてたのか誰か教えて今日は火曜日
25
あさっては きのふのやうな せうがつを むかへるらしき けふ、こつごもり
16
生芋のもちもちを捨て
楽
(
らく
)
せんと冷凍で煮しめの罪悪感
25
幾種もの野菜を刻み煮るうま煮味見の最初は雪ちゃんの
里芋
(
いも
)
30
一年の汚れ落とせば気も晴れて きっとこれが大掃除の意味 /完走しました
27
恩師より
終
(
つひ
)
を迎へし年賀状 文の末尾に メールアドレス
33
突然の訃報が届く年の暮れ 用意のしめ縄どうしたものか
25
誰しもが歩いてゆく いつであれどこからであれ 終わりの始まりを
11
日常の笑うあなたの枕にも 私のと似た寂しさきっと
11
孫達と 遊ぶ休暇は 楽しみも 速さとパワー ついていけない
28
冬晴れの富士はふわりと雲浮かべポパイのパイプ
燻
(
くゆ
)
らすように
27
負け越しの年と思えり年の瀬に「
B.J
(
ブリジットジョーンズ
)
の日記」で憂さを晴らせし
11
もう一度食べたいものは母さんの生姜の利いた大きなういろう
14
散らかって調和のとれぬ中に居て落ち着けるのが我が家と知りぬ
14
夏の日に熱吸いきった冷えぴたが 冬になったら貼るカイロになる
9
大晦日真白き霜のあぜみちを感謝を数えサクサク歩く
28
煩悩を百と八つも持つ人は ニヒリズムなど無縁の人なり
17
びしょびしょの窓の結露に陽がはじけ 呆れるほどに青い冬昊
21
チャリンコは西へ東へ大車輪 片道10km空気持たせて
16
いつだってまめに働くつもりじゃないけど豆ばかり詰まる重箱
19
年の瀬に体調を崩して 私何やってるんだろ。
6
お利口に早く寝ていた ナマハゲはどこでも来ると信じ込んでて
24
なます刻む 音のみ聞こゆ 小夜更けて ひととせ速し 除夜の
音
(
ね
)
まぢか
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