Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
葉に残る春の名残りを洗い去り五月の雨は緑を濃くす
21
もういない人の好みの味付けで 私のために作る肉じゃが
46
釣り銭を 正しき額で 差し出せず 我に財布を 開きし老婆
22
ぽつとぽつ 草木が「降るぞ」と噂して 私は散歩の
踵
(
きびす
)
をかえす
21
暗幕を閉じてはじまる理科室は星のスライド尾を曳いてゆく
16
早朝の植田に映る山影を踏みしめていく
烏
(
からす
)
が一羽
13
気だるさとめまいで自由を奪われて 自由に動ける奇跡に気付く
15
爽やかな杜の都の新緑を味わい歩けばまもなくライブだ
13
いろいろな憂さを抱えて貼り付けた笑顔の裏の重たい身体
14
父さんの言いたいことが分かるのは私だけよと母さんの声
13
別れ際に彼はどうかと尋ねれば 施設にいると寂しき報せ
11
ひたむきに生きた証が散らばった服や文具の配置に宿る
11
雨だから君が頭痛にならないか心配をした 変わる信号
20
苗代に雪消の水を流し入れて高嶺に遅き春は
来
(
き
)
ぬらし
13
すくむ足背中を前に押したのは健気につよく咲いた一輪
10
水音の透ける煌めき細やかな窓辺の鳥の歌うさえずり
11
にょきにょきと立派なアスパラ顔を出す 昨秋の施肥のお陰なら嬉し
14
サワガニが横に進んだ道なりを 前に進んで追いかけて行く
19
君の居ぬ間に食べる辛ラーメン ひとり暮らしの風が吹く夜
17
似た
形
(
なり
)
のまったく別の雑草として人混みにまじる夕暮れ
13
我ひとり温めるための紅茶淹れ ため息ついて孤独を嘆く
10
勤め終え 今日の夕餉は 冷し麺 まだ風涼し 明日から皐月
9
公園で曇りのしたで遊んでる義務感じみた家族団らん
12
水張田に鈴振るような音満ちて ああ今さらに、これがカエルだ
20
連休の
何処何処
(
どこどこ
)
行きます報道もスーパ行けば変わらぬ人影
19
火事花
(
カジバナ
)
と忌まれ手折れぬタニウツギ 謂れ知らずも
屋
(
や
)
には飾れぬ
13
そこどいて一般図書の915 立ち読みしてる背にかける圧
7
二人して料理した日朧げに いまはひとりで鍋作り頷く
15
地植えせし盆栽の
木瓜
(
ぼけ
)
に花五輪その紅色の深み増したり
7
公園の楽しみ方も分からない夫婦が二人子供が一人
8
新しい歌
人気の歌